JP3361970B2 - 建物の外装システム - Google Patents
建物の外装システムInfo
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Description
て、建物に多様な機能を付与する建物の外装システムに
関するものである。
外壁によって屋内と屋外に区画され、屋内環境は空調機
を除けば、外壁の屋内側に設置されるルーバー,ブライ
ンド等の遮光・遮熱部材によって調整され、外壁の外部
において屋内環境を調整することは行われていない。
設される庇によって遮光・遮熱することもあるが、固定
された庇によっては屋内の環境を自由に調整することが
できない。
材等を始め、外壁のメインテナンスは外壁の外部を昇降
するゴンドラによって行われるが、移動の自由度に欠け
るため、メインテナンスの対象が制限される。
立した空間を形成することで、建物に多様な機能を選択
的に付与する外装システムを提案するものである。
外側に、建物の屋内環境をコントロールするための、ま
たは建物をメインテナンスするための機能空間を建物に
一体的に形成することにより、遮光・遮熱の機能やメイ
ンテナンスの機能を始め、建物に多様な機能を持たせ
る。
距離を隔てて建物の外側へ張り出す複数のブラケット
と、ブラケットの先端部に固定された支柱ジョイント
と、上下に隣接する支柱ジョイント間に架設され、支柱
ジョイントに接続される支柱を構成要素とし、ブラケッ
トと支柱をそれぞれ水平材、鉛直材とする骨組から構成
される。支柱は支柱ジョイントとブラケットを介して躯
体に支持され、機能空間は建物の一部となる。
し、それぞれ水平材と鉛直材になることから、ブラケッ
トと支柱を利用することで、機能空間に対して面状の部
材や棒状の部材を任意の方向に向けて配置し、ブラケッ
トや支柱に支持させることができるため、空間の奥行き
の範囲内で自由に多種多様な設備を機能空間に設置し、
設備に応じた機能を建物に与えることが可能になる。
した状態で支柱ジョイントに支持される。支柱はスリー
ブが挿通可能な中空部を持ち、支柱の上端部と下端部の
いずれかに挿通したスリーブにのみ接合され、スリーブ
を介して支柱ジョイントに支持される。
り付けるためのブラケットのベースプレートが差し込ま
れる溝が支柱の長さ方向に連続的に形成され、前記設備
取付のためのブラケットはベースプレートにおいて支柱
の外壁側に接合される。
壁を覆う外側壁が配置された場合は機能空間は建物の外
壁と外側壁との二つの壁の間に形成される。外側壁が配
置されない請求項1では機能空間は屋外側が開放した空
間になるが、外側壁が配置された請求項2では閉鎖した
空間になり、この空間には遮音や空調の機能が付加され
る。
して形成されることで、屋内空間のように躯体、特にス
ラブによって空間が分断されることがなく、横方向と高
さ方向に連続する。また機能空間が屋内空間から分離
し、独立することにより、機能空間に与える機能によっ
て屋内空間の計画に制約を加えることがない。
ルーバー,ブラインド等の遮光・遮熱部材は請求項3に
記載のように、請求項1や請求項2における機能空間に
設置される。屋内環境のコントロールはまた、請求項9
に記載のように閉鎖された空間になる請求項2の機能空
間に空気を循環させることによっても行われる。
によれば、光や熱のコントロールに加え、音と空気のコ
ントロールも可能になるため、構造上、これらの要素を
組み合わせた、自由な屋内環境のコントロールが行える
可能性を持つ。
壁の外側に位置し、高さ方向にも連続する機能空間にお
いて行われることで、屋内に遮光・遮熱部材を設置する
場合のように躯体や天井によって高さ方向に設置上の制
約を受けることがなく、遮光・遮熱部材の種類や設置位
置,設置区間を空間の奥行きの範囲内で自由に設定でき
る。また遮光・遮熱部材を可動にすれば、屋内環境の調
整が自由に行える。
る空気により屋内空間と屋外との間に空気層が形成さ
れ、屋内と屋外間における断熱効果が期待できるため、
屋内の冷暖房効率が向上する。
めた建物のメインテナンスは請求項 5に記載のように機
能空間に架設されるグレーチング等の足場,もしくはキ
ャットウォーク等のメインテナンス架台を利用して行わ
れる。この場合、必要により支柱に手摺が取り付けられ
る。
求項5では足場,もしくはメインテナンス架台を横方向
に連続させて架設することができ、その方向に自由に移
動できる。また機能空間が高さ方向にも連続すること
で、足場やメインテナンス架台を多段に配置することも
可能になるため、メインテナンスの対象を広範囲に及ぼ
すことが可能になる。
に、支柱に固定される方立と、方立間に架設され、方立
に支持される外壁パネルから構成される他、請求項8に
記載のように、一端が支柱に固定され、他端に固定金具
が接続されるアームと、固定金具が固定され、アームに
支持されるガラスパネルから構成される。
ルや建物のメインテナンスの機能に加え、屋外側が開放
した空間となる請求項1においても、外側壁が配置され
た請求項2においても建物の外観意匠を決定する機能も
併せ持つ。
を示す。機能空間1は建物の外壁2の外側に形成され、
屋外側は開放する。図面では外壁2がカーテンウォール
になっているが、建物の外壁はこれに限定されない。
体3に固定され、躯体3から建物の外側へ張り出す複数
のブラケット4と、ブラケット4の先端部に固定された
支柱ジョイント5と、上下に隣接する支柱ジョイント
5,5間に架設され、両端が支柱ジョイント5,5に接
続される支柱6から構成され、ブラケット4において躯
体3に支持されることで建物に一体化する。外壁2がカ
ーテンウォールではなく、鉄筋コンクリート造の場合に
はブラケット4は外壁2に直接固定されることもある。
体3中に定着される埋込みファスナー7に接合された二
次ファスナー8に接合され、ブラケット4の、建物外側
の先端部には上下に隣接する支柱6,6を接続するため
の支柱ジョイント5が接合される。ブラケット4の上端
には図8の場合のグレーチング9を支持するための受け
板10が固定される。ブラケット4は支柱6と、メインテ
ナンス用の足場、あるいは通路(キャットウォーク)と
なるグレーチング9や図示しないメインテナンス架台を
支持する。
8及び支柱ジョイント5との接合のし易さから、二枚の
ブラケット4,4で二次ファスナー8と、支柱ジョイン
ト5の後述するフランジ5aを挟み込み、ボルト11等によ
り双方に接合している。
示すように中空で、ブラケット4側にフランジ5aが形成
された断面形状をし、その中空部に、支柱ジョイント5
を挟んで上下に隣接する支柱6,6を互いに接続しなが
ら、支柱6を支柱ジョイント5に支持させるスリーブ12
が挿通し、支柱ジョイント5の上下から突出する。
支持させる上で、支柱ジョイント5に何らかの手段で支
持されればよいが、図面ではスリーブ12を支柱ジョイン
ト5の中空部に内接させ、嵌合させることで水平方向に
拘束すると共に、スリーブ12のブラケット4側に形成,
あるいはボルト11により突設した突起12aを支柱ジョイ
ント5の中空部側に形成した切欠き5bの内部の受け部5c
に下向きに係止させることで支柱ジョイント5に支持さ
せている。
の追従のために、図6−(a) に示すように支柱ジョイン
ト5を挟んで下側に位置する支柱6の上端部、または上
側に位置する支柱6の下端部のいずれか一方にのみ接合
される。
いて支柱ジョイント5と同様の断面形状をし、中空部に
支柱ジョイント5から突出したスリーブ12が挿通する。
スリーブ12は上記の通り、支柱ジョイント5を挟むいず
れか一方の支柱6に接合され、支柱6はスリーブ12を介
して支柱ジョイント5に支持される。
うに手摺13やルーバー21,27等、各種の設備を取り付け
るためのブラケットのベースプレートが差し込まれる溝
6aが形成されるが、スリーブ12は図6−(a) に示すよう
にこの溝6aと中空部との間の隔壁6bにボルト11等により
接合される。溝6aはベースプレートを任意の高さで接合
できるよう、長さ方向に連続的に形成される。
付けた様子を示す。手摺13は図1に示すようにメインテ
ナンス用の足場や通路として使用されるグレーチング9
が架設される場合に併設される。
れた手摺ブラケット14を貫通する長ナット16に手摺13を
螺合させることにより手摺13を手摺ブラケット14に接続
している。手摺ブラケット14はそれに一体化したベース
プレート15が支柱6の隔壁6bに重なり、ボルト11やファ
スナー等で接合されることにより支柱6の任意の位置に
突設される。
として使用されるグレーチング9を設置した様子を示
す。この例では隣接するブラケット4,4間に方形状に
組まれたグレーチング受け17を架設し、グレーチング受
け17上にグレーチング9を載置し、接合している。グレ
ーチング受け17は図9に示すようにブラケット4の受け
板10にボルト11により接合され、グレーチング9は図8
に示すようにグレーチング受け17に部分的に押え板18と
ボルト11により移動を拘束された状態で接合される。
を示す。この例では隣接する各ブラケット4,4の中間
部間にパイプ状の横架材19を架設し、長さ方向に間隔を
おいて横架材19に一体化した横架材ブラケット20にプレ
ート状のグレーチング受け17を固定し、グレーチング受
け17に押え板18とボルト11によりグレーチング9を接合
している。
柱6間に遮光・遮熱部材としてのルーバー21を固定状態
で設置した様子を示す。ここに示すルーバー21は複数枚
の羽板22とその両端を保持するルーバー受け23から構成
され、隣接する支柱6,6間に架設される。
が大きい場合には、図1のルーバー21の設置位置の外壁
2と支柱6間に、外壁2と支柱6間の間隔をブラケット
4と共に保持し、支柱6を拘束するサポート24が水平に
架設されるが、図12,図13ではルーバー21をこのサポー
ト24にルーバー受け23においてボルト11により接合して
いる。
外壁2と支柱6間の間隔を保持する役目を持つことか
ら、高さ方向に一定の間隔をおいて複数のサポート24を
架設する場合もあり、その架設位置によってルーバー21
の設置位置が選択される。
は図14に示すようにサポートブラケット25,25がベース
プレート26において接合され、サポート24はサポートブ
ラケット25,25間に架設され、双方にボルト11やピン等
により連結される。
庇状のルーバー27を取り付けた様子を示す。ルーバー27
には図17−(b) に示すようなハニカムパネルの両面に面
材を張り合わせたパネルの他、ガラス等の単なる面材や
装飾パネルが使用され、その周囲はエッジ材28で保持さ
れる。
に直接支持されることから、ブラケット4を除く区間の
任意の高さに設置される。
支柱6,6間に跨る長さを持つことから、ルーバー27の
形態を維持するために、図17−(b) に示すようにルーバ
ー27の下面側にその長さ方向に間隔をおいてルーバーブ
ラケット29がボルト11等により接合される。
示すようにルーバー27を支持するブラケット30がベース
プレート31において接合され、隣接するブラケット30,
30間にはルーバー27を回転させるための回転軸32が架設
され、ブラケット30,30に軸支される。ルーバーブラケ
ット29は回転軸32に固定される。
張り合わせ、その間に太陽電池セル33を挟み込んだパネ
ルを使用した場合を示す。図19はルーバー27に、熱線反
射強化ガラス34を使用した場合を示す。
支持された複数個のルーバー27を連動棒35に連結し、連
動棒35を昇降させることで複数個のルーバー27を同時に
回転させる場合の例を示す。
ーム36が軸支され、連動棒35が、支柱6を躯体3に支持
させるブラケット4に固定された電動シリンダー37のピ
ストンロッド38に接続されることで、図21に示すように
ピストンロッド38の昇降によって複数個のルーバー27が
同時に回転する。
あるいは固定したラック39と、ルーバーブラケット29の
回転軸32に固定されたピニオン40の組み合わせによって
ルーバー27を回転させる場合の例を示す。連動棒35の昇
降は図20と同じである。
方のサポート24までの区間の、隣接する支柱6,6間に
高さ方向にルーバー41を配置し、下層階側のブラケット
4の下に、外壁2の面に沿って電動ブラインド42を配置
した様子を示す。
例を示す。この機能空間1は、建物の外壁2の外側に配
置され、外壁2を覆う外側壁43と外壁2との間に、閉鎖
された空間として形成される。外側壁43は外壁2を構成
するカーテンウォールと同様の構造となる。
と、隣接する方立44,44間に架設され、方立44,44に支
持される外壁パネル45から外側壁43を構成した場合の例
を示す。
壁2側に方立44が位置する場合、図29は横材46と方立44
が実質的に同一構面内に位置し、方立44がそれを支持す
る支柱6に部分的に接続される場合であり、いずれも外
側壁43は外壁パネル45が方立44と横材46に支持される一
般的なカーテンウォールを構成する。
方立44の長さ方向に間隔をおいて方立44に水平2方向に
係合する方立ジョイント54を配置し、その内のある方立
ジョイント54を図32−(a) に示すように方立44にボルト
11に接合し、他の方立ジョイント54を(b) に示すように
支柱6にボルト11に接合している。方立44,44の継ぎ目
の部分に配置される方立ジョイント54は支柱6,6を接
続するスリーブ12と同様に、方立44の熱伸縮や層間変位
への追従のために、いずれか一方の方立44にのみ接合さ
れる。
柱6に固定され、他端に固定金具48が接続されるアーム
47と、固定金具48が固定され、アーム47に支持されるガ
ラスパネル49から外側壁43を構成した場合の例を示す。
アーム47は各ガラスパネル49に付き、四隅位置に配置さ
れ、外側壁43は図26に示すようにガラスパネル49が四隅
位置で固定金具48を介してアーム47に支持される、Dot
Point Grazing Systemのカーテンウォールを構成する。
ル49に明けられた孔を貫通し、その周囲にシール材が充
填されることによってガラスパネル49に固定される。ア
ーム47と固定金具48とは図示しないが、球形の頭部を持
つボルトがアーム47に螺合し、固定金具48がボルトの頭
部を把持することにより、相対回転変位可能に接続さ
れ、ガラスパネル49はアーム47に対して回転変位可能に
支持される。
に支持させた場合の詳細を示す。外側壁43を構成する全
ガラスパネル49が固定状態で支持された場合、機能空間
1は密閉された空間になり、一部のガラスパネル49が開
閉可能に支持された場合は外気の導入が可能な空間にな
る。
ケット4上にグレーチング9を架設した場合を示してい
るが、この他、請求項2の機能空間1にも図12に示すル
ーバー21や、図15に示すルーバー27等が設置される。
グ9やルーバー21,27の設置とは別に、あるいはこれら
の設置と共に空調空気が循環させられる。
コントロールするための、または建物をメインテナンス
するための機能空間を建物に一体的に形成するため、遮
光・遮熱の機能やメインテナンスの機能の他、建物の外
観意匠を決定する意匠的機能等、建物に多様な機能を持
たせることができる。
と支柱が骨組となるため、ブラケットと支柱を利用する
ことで、面状の部材や棒状の部材を任意の方向に向けて
配置することができ、機能空間に多種多様な設備を設置
し、設備に応じた機能を建物に与えることが可能であ
る。
項2では、光や熱に加え、音と空気のコントロールが可
能であるため、これらの要素を組み合わせた、自由な屋
内環境のコントロールが行える可能性がある。
して形成されるため、横方向と高さ方向に連続し、また
屋内空間から独立するため、機能空間に与える機能によ
って屋内空間の計画に制約を与えることはない。
項3では、遮光・遮熱部材の種類や設置位置,設置区間
が空間の奥行きの範囲内で自由に設定できる上、遮光・
遮熱部材を可動にすることにより屋内環境の調整が自由
に行える。
は、機能空間に設置される遮光・遮熱部材を含めた建物
のメインテナンスを屋内空間とは関係なく行うことがで
き、足場を連続的に架設することで横方向の移動が自由
になり、多段に架設することで高さ方向の移動も自由に
なるため、建物のメインテナンスを広範囲に亘って行う
ことができる。
を循環させる請求項9では、屋内空間と屋外との間に空
気層が形成され、屋内と屋外間における断熱効果が期待
できるため、屋内の冷暖房効率が向上する。
である。
示した仰観図である。
(a) のx−x線断面図である。
合部分の詳細図、(b) は(a) のx−x線断面図である。
x−x線断面図である。
示した平面図である。
(a) のx−x線断面図である。
置した様子を示した平面図である。
は(a) のx−x線断面図である。
た様子を示した平面図である。
のx−x線断面図である。
(a) の側面図である。
した平面図である。
(b) は(a) のx−x線断面図である。
図、(b) は(a) のx−x線断面図である。
た場合の、図15のルーバーの中間部位置の詳細図、(b)
は(a) のx−x線断面図である。
の、図15のルーバーの中間部位置の断面図である。
を用いて連動させる場合の例を示した側面図である。
ラックとピニオンを用いて連動させる場合の例を示した
横断面図、(b) は(a) のx−x線断面図である。
ブラインドを配置した場合の例を示した縦断面図であ
る。
図である。
である。
である。
を固定状態で支持した例を示した縦断面図、(b) は(a)
のx−x線断面図である。
y−y線断面図である。
ケット、5……支柱ジョイント、5a……フランジ、5b…
…切欠き、5c……受け部、6……支柱、6a……溝、6b…
…隔壁、7……埋込みファスナー、8……二次ファスナ
ー、9……グレーチング、10……受け板、11……ボル
ト、12……スリーブ、12a……突起、13……手摺、14…
…手摺ブラケット、15……ベースプレート、16……長ナ
ット、17……グレーチング受け、18……押え板、19……
横架材、20……横架材ブラケット、21……ルーバー、22
……羽板、23……ルーバー受け、24……サポート、25…
…サポートブラケット、26……ベースプレート、27……
ルーバー、28……エッジ材、29……ルーバーブラケッ
ト、30……ブラケット、31……ベースプレート、32……
回転軸、33……太陽電池セル、34……熱線反射強化ガラ
ス、35……連動棒、36……アーム、37……電動シリンダ
ー、38……ピストンロッド、39……ラック、40……ピニ
オン、41……ルーバー、42……電動ブラインド、43……
外側壁、44……方立、45……外壁パネル、46……横材、
47……アーム、48……固定金具、49……ガラスパネル、
54……方立ジョイント。
Claims (9)
- 【請求項1】 建物の外壁の外側に、前記建物の屋内環
境をコントロールするための、または建物をメインテナ
ンスするための、建物に一体化した機能空間が形成され
た建物において、機能空間は建物の躯体に固定され、上
下に距離を隔てて建物の外側へ張り出す複数のブラケッ
トと、ブラケットの先端部に固定された支柱ジョイント
と、上下に隣接する支柱ジョイント間に架設され、支柱
ジョイントに接続される支柱を構成要素とし、ブラケッ
トと支柱をそれぞれ水平材、鉛直材とする骨組から構成
され、スリーブは支柱ジョイントの上下から突出した状
態で支柱ジョイントに支持され、支柱はスリーブが挿通
可能な中空部を持ち、支柱の上端部と下端部のいずれか
に挿通したスリーブにのみ接合され、そのスリーブを介
して支柱ジョイントに支持されており、支柱の中空部の
外壁側に、各種の設備を取り付けるためのブラケットの
ベースプレートが差し込まれる溝が支柱の長さ方向に連
続的に形成され、当該ブラケットはベースプレートにお
いて支柱の外壁側に接合されている建物の外装システ
ム。 - 【請求項2】 建物の外壁の外側に、前記外壁を覆う外
側壁が配置され、機能空間は建物の外壁と前記外側壁と
の二つの壁の間に形成されている請求項1記載の建物の
外装システム。 - 【請求項3】 機能空間に遮光・遮熱部材が設置されて
いる請求項1、もしくは請求項2記載の建物の外装シス
テム。 - 【請求項4】 遮光・遮熱部材に太陽電池が取り付けら
れている請求項3記載の建物の外装システム。 - 【請求項5】 機能空間に足場,もしくはメインテナン
ス架台が架設されている請求項1、もしくは請求項2記
載の建物の外装システム。 - 【請求項6】 支柱に手摺が取り付けられている請求項
5記載の建物の外装システム。 - 【請求項7】 外側壁は、支柱に固定される方立と、方
立間に架設され、方立に支持される外壁パネルから構成
されている請求項2記載の建物の外装システム。 - 【請求項8】 外側壁は、一端が支柱に固定され、他端
に固定金具が接続されるアームと、前記固定金具が固定
され、アームに支持されるガラスパネルから構成されて
いる請求項2記載の建物の外装システム。 - 【請求項9】 機能空間に空気が循環している請求項2
記載の建物の外装システム。
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