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JP5653712B2 - 建物の床構造 - Google Patents

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JP5653712B2 JP2010239124A JP2010239124A JP5653712B2 JP 5653712 B2 JP5653712 B2 JP 5653712B2 JP 2010239124 A JP2010239124 A JP 2010239124A JP 2010239124 A JP2010239124 A JP 2010239124A JP 5653712 B2 JP5653712 B2 JP 5653712B2
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Description

本発明は、住宅等の建物の床構造に関する。
近年の住宅においては、快適性の向上や冷暖房の効率を高め且つ結露等の不具合を防止するために、住宅内部の居室空間を囲むように断熱ライン及び気密ラインを形成して、良好な断熱性と気密性を確保した構造のものが知られている。このような断熱ラインや気密ラインは、住宅の外壁、天井及び床に設ける断熱面や気密面を繋げることで形成されている。
例えば特許文献1には、鉄骨造の躯体構造に軽量気泡コンクリート(ALC)からなる床パネルと外壁とを取り付けて形成される住宅建物が開示されており、当該住宅建物では、気密、及び断熱ラインが階毎に形成されている。或る階の気密、及び断熱ラインを代表して説明すると、その階の外壁の室内側には気密断熱材が沿設され、その階の一つ上の階の床パネルを支える梁の下面及び室内側側面に沿って気密断熱材が設けられている。そして、上の階の床パネル、梁周りの気密断熱材、外壁に沿設された気密断熱材、及び、その階の床パネル表面によって気密、及び断熱ラインが形成される。
ところで、近年、住宅建物に対する空間構成の自由度に対する要求は強まってきており、居室の性質に応じて当該居室の高さを他の居室よりも高く或いは低くする提案もなされてきている。例えば特許文献2には、中間階に当該中間階を構成する一部の床をより低くした下げ床部を有するスキップフロア型の建物の構成が開示されている。
特開2003−96940号公報 特開2002−332711号公報
しかしながら、上記特許文献2の如き構成において、当該下げ床部の下方が外部に開放された屋外領域である場合には、当該屋外領域の外気が下げ床部と一般床部との間を通過して室内にまで到達し、建物全体として断熱性を損なう虞がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、一般床部を主たる構成とする中間階の一部に下げ床部を有する場合にも、これら一般床部と下げ床部との間を通過して外気が室内に流入することを防止できる建物の床構造を提供することを目的とする。
本発明は、少なくとも中間階を1以上有し、該中間階は、一般居室と、該一般居室に隣接して設けられて当該一般居室よりも床面の高さが低い床下げ居室とを備え、該床下げ居室の下方には外部に開放された屋外領域が形成された建物の床構造であって、一般居室の底部は一般床部により形成され、床下げ居室の底部は前記一般床部よりも低い位置に床面を有する下げ床部により形成され、一般床部の下方に下階居室が設けられると共に、下げ床部の下方には、気密性を有して下階居室の側面を形成する外壁部が設けられており、一般床部と下げ床部との間には、屋外領域の外気と床下げ居室との連続を遮蔽する蓋体が設けられ、蓋体は、上部が少なくとも一般床部との間で気密処理を施された状態で連結されていると共に、下部が下げ床部との間で気密処理を施された状態で連結されていることを特徴とする。
本発明によれば、一般床部と下げ床部の間が蓋体により塞がれ、且つ当該蓋体は各床部との間で気密処理を施された状態で連結されるので、屋外領域の外気が一般床部と下げ床部との間を通過することを確実に防止することができる。その結果、建物全体としての断熱性を確保できる。
本発明は、少なくとも中間階を1以上有し、該中間階は、一般居室と、該一般居室に隣接して設けられて当該一般居室よりも床面の高さが低い床下げ居室とを備え、該床下げ居室の下方には外部に開放された屋外領域が形成された建物の床構造であって、一般居室の底部は一般床部により形成され、床下げ居室の底部は一般床部よりも低い位置に床面を有する下げ床部により形成され、一般床部と下げ床部との間には、屋外領域の外気と床下げ居室との連続を遮蔽する蓋体が設けられ、蓋体は、上部が少なくとも一般床部との間で気密処理を施された状態で連結されていると共に、下部が下げ床部との間で気密処理を施された状態で連結され、中間階は、一般床部の床下げ居室側の端部を支持する梁を備え、蓋体は、プレート状に形成されて梁の床下げ居室側の側面に沿って設けられていることを特徴とする。本発明によれば、一般床部と下げ床部の間が蓋体により塞がれ、且つ当該蓋体は各床部との間で気密処理を施された状態で連結されるので、屋外領域の外気が一般床部と下げ床部との間を通過することを確実に防止することができる。その結果、建物全体としての断熱性を確保できる。また、一般床部が梁により支持されることとなり、一般床部の支持強度を向上させることができる。さらに、当該梁に沿って蓋体を設置することができるものとなり、蓋体取り付けの施工性の向上を図ることができる。
さらに、上記の梁は、一対のフランジをウェブにより接続してなるH型を呈しており、蓋体の梁側であって一対のフランジの間には、遮音材が充填されていると好適である。この構成では、床下げ居室の吸音性の向上を図ることができるものとなる。また、梁を一対のフランジを有するH型とすることで蓋体の室内側には、フランジ同士の間に不可避的なスペースが生じるが、このスペースに遮音材を充填する構成であるので、空いたスペースを有効活用でき、遮音材を設置するために新たに別途スペースを確保する必要がなくなって省スペース化に有効である。
さらに、一般床部及び下げ床部の室内側表面には気密層が設けられ、蓋体は、一般床部及び下げ床部の気密層に気密処理が施された状態で連結されていると好適である。この構成によれば、一般床部から下げ床部に亘って気密が確保された状態となり、中間階の気密性を著しく向上させることができるものとなっている。
さらに、一般床部の下方に下階居室が設けられると共に、下げ床部または梁の下方には、気密性を有して下階居室の側面を形成する外壁部が設けられており、外壁部と一般床部との間には、梁の下階居室側の側面に沿って延在し、且つ外壁部に気密処理を施された状態で連結されると共に、一般床部の床面に気密処理を施された状態で連結されて屋外領域の外気と下階居室との連続を遮断する第2の蓋体が設けられていると好適である。この構成によれば、一般居室下方の下階居室と床下げ居室下方の屋外領域との間に、第2の蓋体が設けられることとなり、屋外領域と下階居室との間を通過して外気が室内に流入することを防止することができる。
さらに、蓋体は、気密性と断熱性とを具備するプラスチック系断熱材により形成されていると好適である。この構成によれば、蓋体によって、一般床部と下げ床部との間に断熱性も付与されることとなり、床下げ居室の温熱環境の向上を図ることができる。また、例えば、蓋体を面材として形成することで、蓋体を設置する際の施工の容易化を図ることもできる。
本発明によれば、一般床部を主たる構成とする中間階の一部に下げ床部を有する場合にも、これら一般床部と下げ床部との間を通過して外気が室内に流入することを防止できる。
本発明の実施形態に係る建物の斜視図である。 本実施形態に係る建物の1階部分を示す断面図である。 本実施形態に係る建物の2階部分を示す断面図である。 図3のIV−IV線に沿った断面図である。 図3のV−V線に沿った断面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。
(建物の全体構成)
図1〜図3に示されるように、本発明の実施形態に係る建物1は、3階建ての住宅建物であって、梁3A,3Bと柱4とからなる構造躯体2(図3参照)と、これら梁3A,3Bや柱4等に支持されて各階の床を形成する各階床部5A,5B,5Cと、梁3A,3Bや柱4等に支持されて建物1の屋根を形成する屋根部6と、同じく梁3A,3Bや柱4等に支持されて建物1の外皮を形成する外壁8とを備えている。なお、本実施形態に係る建物1では、適宜箇所に小梁3Zが設けられている箇所がある。
構造躯体2は、基礎から立ち上がる複数本(本実施形態においては8本)の柱4と、隣り合う柱4間に架設される複数本の梁3A,3Bとを備えてなるいわゆるラーメン構造を構成している。
本実施形態に係る柱4は、建物1の1階下部から3階上部に亘って延設されており、各階を形成すべく所定高さに設定された梁接合部と、端部から梁接合部までを連絡する長尺状の部位、及び上下の各梁接合部間を連絡する長尺状の部位からなる一般部とを備えている。一般部は、公知の角形鋼管により形成されている。また、梁接合部は、梁3A,3Bのせい(梁3A,3Bの下端から上端までの高さ)と同程度の高さを有して四角筒状に形成されている。
梁3A,3Bは、上下一対のフランジの中央部分をウェブにて連結してなるH型鋼により形成された梁本体と、梁本体の両端部に接合されて柱4の梁接合部に面接触するエンドプレートとを備えている。梁3A,3Bは、エンドプレートが梁接合部に面接触して適宜にボルト結合される。
1階の床部5Aは、所定寸法に形成される軽量気泡コンクリート(ALC)製の複数枚の床パネル5a(図2参照)を基礎上に敷き並べて形成される。また、2階、及び3階の床部5B,5Cは、所定寸法に形成される軽量気泡コンクリート製の複数枚の床パネル5aと、これら複数枚の床パネル5aを構造力学的に一体化させる公知の剛床機構とを備えており、複数枚の床パネル5aは適宜に梁3A,3Bに支持されている。
なお、本実施形態では、2階が中間階に相当し、2階の床部5B(図3参照)は、2階の階高に一致した床面を有する一般床部50と、床面が一般床部50よりも低位となる下げ床部51とを備えている。
屋根部6(図1参照)は、所定寸法に形成される軽量気泡コンクリート製の複数枚の屋根パネル6aを備えている。また、屋根部6としては、水平に屋根パネル6aを敷設してなる陸屋根部61と、陸屋根部61と建物1の外壁8とを連結する傾斜屋根部62との二種類の態様が設けられている。
屋根部6は、屋外を向いて風雨に晒される外面領域を有するため、その外面領域には室内への雨水等の進入を防止するための防水構造が設けられている。例えば、陸屋根部61には、軽量気泡コンクリート(ALC)からなる屋根パネル6aの上に発泡下地材(断熱材)、不燃板、そして防水シートが積層されて所定の防水構造が形成されている。また、傾斜屋根部62には、軽量気泡コンクリート(ALC)からなる屋根パネル6aの上に不燃板、防水シート、そして屋根仕上げ材(瓦材)などが積層されて所定の防水構造が形成されている。
外壁8は、一般に所定寸法に形成された軽量気泡コンクリート製の複数枚の外壁パネル9Aによって形成され、各外壁パネル9Aは、いわゆるロッキング工法(「ロッキング機構」ともいう)により上下両端部が梁3A,3Bに、または梁3A,3Bと基礎とに保持されている。また、外壁パネル9Aの内側には断熱材が沿設されており、断熱材の内側には内装材を支持する内装下地が設けられている。
本実施形態に係る主要な断熱材は、フェノールフォーム等の気密性を有するプラスチック系断熱材を用いて平板状に形成された断熱ボードである。この種の断熱材は、設置する部位のサイズに応じて複数のブロックに分割され、そして各ブロックは外壁パネル9Aの内側の所定位置に敷設され、継ぎ目が気密テープなどで覆われて設置されている。なお、断熱材としては、ロックウールやグラスウール等の繊維系断熱材も適宜に用いられている。
また、内装下地は、一対の縦桟の間に複数の横桟を組みつけて形成される木製のフレーム状に形成されており、支持固定部材を介して床パネル5aや梁3A,3Bに固定されるものとなっている。また、内装材は、平板状の石膏ボードなどにより形成されており、その石膏ボードが内装下地に留め付けられることで形成されている。
本実施形態に係る建物1の全体構成は以上である。次に、本実施形態に係る建物1の間取り等の一例について簡単に説明する。
本実施形態に係る建物1は、1階の前部(通りに面した部分)にガレージ(キャビティ)Gが形成されている。また、ガレージGよりも後方(奥方)となる領域は外壁8で覆われており、外壁8の内側となる屋内領域(室内の領域)には各居室等が設けられている。建物1の前方からガレージGを眺めた場合の右側の屋内領域は手前側に突き出ており、この突き出た領域には玄関R1が設けられている。
また、2階には、1階のガレージGの略上方となる前部にリビングR8が設けられており、リビングR8の奥方にキッチンR10が設けられている。リビングR8は下げ床部51として構成されている。
また、キッチンR10に面してベランダVが配されており、ベランダVの先端部には、通常の手摺などよりも、せい(高さ)の高いハイウォール部10が設けられている。ハイウォール部10は外壁パネル9Aによって形成され、ハイウォール部10のせいは、2階の階高よりも数十センチ程度低くなっている。その結果、キッチンR10は、ハイウォール部10によって隣接する建物からの視線が遮断される一方、採光を確保できるものとなっている。
(下げ床居室と一般居室との間の床構造)
次に、本発明の実施形態に係る床構造について、図3〜図5を参照して詳しく説明する。上述のように、中間階となる2階は、キッチンR10を備えた一般居室R20と、一般居室R20に隣接して設けられたリビング(以下、「床下げ居室」という)R8とを備えている。一般居室R20の底部は、2階の主たる構成となる一般床部50により形成され、床下げ居室R8の底部は一般床部50よりも床面51aの高さが低い下げ床部51により形成されている。また、床下げ居室R8の下方には、外部に開放された屋外領域となるガレージGが設けられている。
ガレージGは、床下げ居室R8の真下で、平面視で下げ床部51と重なる車庫部Gaと、車庫部Gaの後方で、平面視で一般床部50の一部に重なり、そして玄関R1から室内へ出入り可能となるように設けられた玄関連絡部Gbとを備えている。
通常の一般的な建物では一つの中間階において床面が全体的にフラット(平坦)である場合が多く、構造的に気密性を確保し易い。一方、本実施形態に係る建物1では、床下げ居室R8の下げ床部51が一般居室R20の一般床部50よりも低くなっており、下げ床部51と一般床部50との連絡部位に段差が生じるため、従来の床構造では充分な気密性を確保することが難しい。そこで、本実施形態では、従来とは異なる特殊な床構造11A,11Bを採用している。以下、玄関R1の上方における一般床部50と下げ床部51との間の床構造11A(第1の実施形態)と、ガレージGの玄関連絡部Gbの上方における一般床部50と下げ床部51との間の床構造11B(第2の実施形態)とを順番に説明する。
(第1の実施形態に係る床構造)
一般床部50はALC製の複数の床パネル5aを供えて形成されている。図4に示されるように、床パネル5aの床下げ居室R8側の端部は、柱4に架設された梁(以下、便宜的に「一般床用梁」という)3Bに当接して支持されている。一般床用梁3Bは、上部フランジ3a、及び下部フランジ3cと、上下一対のフランジ3a,3cを接続するウェブ3bとを備えており、断面視でH型を呈するH型鋼からなる。
一般床用梁3Bの下方には、下げ床部51の複数の床パネル5aを支持する梁(以下、便宜的に「下げ床用梁」という)3Cが設けられている。下げ床用梁3Cは、上部フランジ3d、及び下部フランジ3fと、上下一対のフランジ3d,3fを接続するウェブ3eとを備えており、断面視でH型を呈するH型鋼からなる。下げ床用梁3Cは、一般床用梁3Bの長手方向に沿って延在し、平面視で一般床用梁3Bに重なるように配置されている。さらに、下げ床用梁3Cは、一般床用梁3Bの下部フランジ3cに連結用の金物(以下、「連結金物」という)30を介してボルト結合されている。
下げ床用梁3Cのウェブ3eの床下げ居室R8側には、下げ床部51の床パネル5aを支持するための支持金物36が結合されており、支持金物36には、上部にL字状の切欠部36aが設けられている。切欠部36aには断面L字状の長尺部材52が当接され、床パネル51aは長尺部材52に支持されている。
下げ床部51の床パネル5aは、ALC製のパネル部材であり、或る程度の断熱性、及び気密性を有する。この床パネル5aは、一般居室R20側の端部下面が長尺部材52に支持されている。なお、床パネル5aと長尺部材52との間の隙間には、モルタルなどの気密材53が充填されている。
下げ床部51の床パネル5aの上方には、フェノールフォーム等の気密性を有するプラスチック系断熱材から製造された断熱板(以下、「蓋体」という)20が立設されている。蓋体20はプレート状に形成され、気密処理が施された状態で、気密材53を介して床パネル5aに連結されている。
また、蓋体20は、一般床用梁3Bの床下げ居室R8側の側面に沿って設けられている。そして、蓋体20の一般床用梁3B側で、且つ上下のフランジ3a,3cの間には、ロックウールなどの遮音性(吸音性)を有する遮音材21が充填されている。なお、本実施形態では、遮音材21は付加的に断熱性の機能も有する。
また、蓋体20は、一般床用梁3Bの上部フランジ3aよりも上方に突き出し、上端部が一般床部50の床パネル5aの上端面に揃うように配置されている。蓋体20と床パネル5aとの間にはモルタルなどの気密材22が充填されており、その結果、蓋体20の上部は、気密材22を介して一般床部50の床パネル5aに気密処理が施された状態で連結されている。
また、蓋体20の上端部20a、気密材22の上面22a、及び床パネル5aの上端面(室内側の表面)50aの上には、モルタルなどのセルフレベリング材が設置されて平滑層50bが形成されている。その結果、蓋体20の上端部20aは、平滑層50bを介して、あるいは、シール材、接着、気密テープなどによって気密処理が施された状態で一般床部50に連結された態様を具現化している。なお、平滑層50bの機能は、パネル状の床仕上げ材50cを平坦に支えることにあり、平滑層50bの上には、平滑層50bの全面を覆うように床仕上げ材50cが設置されている。平滑層50bは、本発明において一般床部の室内側表面に設けられた気密層に相当する。
以上の一般床部50と同様に、下げ床部51の床パネル5aの床面(室内側の表面)51aにも、モルタルなどのセルフレベリング材が設置されて平滑層51bが形成されている。そして、蓋体20の下端部20bは、下げ床部51の気密材53、及び平滑層51bにシール材、接着、気密テープなどによって気密処理が施された状態で連結されている。平滑層51bは、本発明において下げ床部の室内側表面に設けられた気密層に相当する。
蓋体20の床下げ居室R8側には、蓋体20の側面に沿って木製フレーム状の内装下地23が立設されている。また、内装下地23の床下げ居室R8側には、石膏ボード等の内装仕上げ材23a,23bが二枚重ねて設置されている。内装仕上げ材23bの上端は、一般床部50の床仕上げ材50cに連絡し、内装仕上げ材23bと床仕上げ材50cとの連絡部位には框25が固定されている。
下げ床部51の平滑層51bの上には、床仕上げ材51cが設置されている。床仕上げ材51cは、内装仕上げ材23bの下部に当接するように配置され、内装仕上げ材23bと床仕上げ材51cとの接点には幅木24が設置されている。
下げ床部51、及び下げ床用梁3Cの下方には、気密性を有して下階居室となる玄関R1の側面を形成するALC製の外壁パネル(外壁部)9Bが設けられている。下げ床用梁3Cの下部フランジ3fには、外壁パネル9Bの上端部をロッキング機構にて支持する外壁支持部33が設けられている。外壁支持部33は、外壁パネル9Bの上端部を挟むようにして支えている。
外壁支持部33のガレージG側には、軒天37が設置されている。軒天37の上面側、すなわち、室内側には軒天37を覆うようにロックウールなどの断熱材38が設置され、さらに、断熱材38と下げ床部51の床パネル5aとの間には空気層Acが形成されている。
玄関R1の外壁8を形成する外壁パネル9Bの室内側には、フェノールフォーム等の気密性を有するプラスチック系断熱材から製造された断熱ボード(以下、「第1断熱部」という)41が設置されている。第1断熱部41は、外壁パネル9Bの壁面に沿って立設され、外壁パネル9Bに接着等によって気密処理が施された状態で連結されている。
下部フランジ3fの下面には、フェノールフォーム等の気密性を有するプラスチック系断熱材から製造された断熱ボード(以下、「第2断熱部」という)42が設置されている。第2断熱部42は、外壁パネル9B側の端部が第1断熱部41の上部に当接し、気密テープの貼付や接着などの気密処理が施された状態で連結されている。また、第2断熱部42は、室内側の端部が下げ床用梁3Cの上、下のフランジ3d,3fの室内側の端部に揃うように配置されている。
下げ床用梁3C、及び一般床用梁3Bの室内側には、フェノールフォーム等の気密性を有するプラスチック系断熱材から製造された断熱板(以下、「第3断熱部」という)43が立設されている。第3断熱部43はプレート状に形成され、下部は、第2断熱部42の室内側の端部に接着等によって気密処理が施された状態で連結されている。また、第3断熱部43は、下げ床用梁3Cの上下フランジ3d,3fの室内側の端部、及び一般床用梁3Bの上下フランジ3a,3cの室内側の端部に当接し、上部が、一般床部50の床パネル5aの下面(床面)50dに気密テープの貼付や接着などの気密処理が施された状態で連結されている。
なお、一般床用梁3Bの室内側において上下フランジ3a,3cの間には、フェノールフォーム等の気密性を有するプラスチック系断熱材から製造された断熱ボード(以下「ねじ止め用ボード」という)26が設置されている。ねじ止め用ボード26は、縦にした状態で、且つボード表面の法線方向を一般床用梁3Bの長手方向に向けた状態で所定箇所に適宜に嵌め込まれている。第3断熱部43は、ねじ止め用ボード26の室内側の端縁部に当接し、ねじ27によってねじ止め用ボード26に固定されている。
第3断熱部43は、外壁パネル9Bと一般床部50との間に配置されており、下げ床用梁3C、及び一般床用梁3Bの玄関(下階居室)R1側の側面に沿って延在する。さらに第3断熱部43は、第1断熱部41、及び第2断熱部42を介して外壁パネル9Bに気密処理が施された状態で連結され、また、一般床部50の床パネル5aの下面(床面)50dに気密処理が施された状態で連結されている。第3断熱部43は、第2の蓋体に相当し、屋外領域となるガレージGの外気と玄関R1との連続を遮断する。
第3断熱部43の室内側には、第3断熱部43の側面に沿って木製フレーム状の内装下地44が設置され、さらに内装下地44の室内側には、石膏ボード等の内装仕上げ材45が設置されている。また、内装仕上げ材45には、内壁天井46となる内装仕上げ材が設置されており、内壁天井46と内装仕上げ材45との接点には廻縁47が固定されている。
本実施形態に係る床構造11Aによれば、一般床部50と下げ床部51との間が蓋体20により塞がれ、且つ蓋体20は一般床部50と下げ床部51との間で気密処理が施された状態で連結されるので、屋外領域となるガレージGからの外気が一般床部50と下げ床部51との間を通過して室内に流入することを確実に防止することができる。
さらに、中間階である2階は、一般床部50の床下げ居室R8側の端部が一般床用梁3Bによって支持されており、一般床部50の支持強度を向上させている。さらに、蓋体20は、プレート状に形成されて一般床用梁3Bの床下げ居室R8側の側面に沿って設置できるので、蓋体20を取り付ける際の施工性の向上を図ることができる。
さらに、本実施形態では、蓋体20の一般床用梁3B側であって、上下一対のフランジ3a,3bの間には、遮音材21が充填されているので、床下げ居室R8の主として吸音性の向上を図ることができ、さらに、補足的に断熱性の向上をも図ることができる。なお、一般床用梁3BはH型鋼からなるので、上下一対のフランジ3a,3b同士の間に不可避的なスペースが生じるが、このスペースに遮音材21を充填することで、空いたスペースを有効活用でき、遮音材21を設置するために新たに別途スペースを確保する必要がなくなって省スペース化に有効である。
さらに、一般床部50及び下げ床部51の上端面(室内側表面)50a,51aには平滑層50b,51bが設けられ、蓋体20は、一般床部50及び下げ床部51の平滑層50b,51bに気密処理が施された状態で連結されているので、一般床部50から下げ床部51に亘って気密が確保された状態となり、特に、中間階である2階の気密性を著しく向上させることができる。
さらに、外壁パネル9Bと一般床部51との間には、屋外領域であるガレージGの外気と玄関R1との連続を遮断する第3断熱部(第2の蓋体)43が設けられている。つまり、一般居室R20下方の玄関R1と床下げ居室R8下方のガレージGとの間に、第3断熱部43が設けられることとなり、ガレージGと玄関R1との間を通過して外気が室内に流入することを防止することができる。
さらに、上記の蓋体20、または第3断熱部(第2の蓋体)43は、気密性と断熱性とを具備するプラスチック系断熱材により形成されているので、蓋体20,または第3断熱部43によって、一般床部50と下げ床部51との間に断熱性も付与されることとなり、床下げ居室R8の温熱環境の向上を図ることができる。また、蓋体20、または第3断熱部43は、プレート状部材(面材)なので、蓋体20、または第3断熱部43を設置する際の施工の容易化を図ることもできる。
(第2の実施形態に係る床構造)
図5に示されるように、本発明の第2実施形態に係る床構造11Bは、ガレージGの玄関連絡部Gbの上方における一般床部50と下げ床部51との間に設けられている。なお、本実施形態に係る床構造11Bにおいて、第1実施形態に係る床構造11Aと共通の部材や要素、または実質的に同一の部材や要素については、第1実施形態に係る床構造11Aと同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
本実施形態に係る床構造11Bにおいても、第1実施形態に係る床構造11Aと同様に、一般床部50と下げ床部51との間には、ガレージG(屋外領域)の外気と床下げ居室R8との連続を遮蔽する蓋体20が設けられている。つまり、蓋体20は、上部が少なくとも一般床部50との間で気密処理を施された状態で連結されていると共に、下部が下げ床部51との間で気密処理を施された状態で連結されている。
一般床用梁3Bの下部フランジ3cには、外壁パネル9Cの上端部を支持する上部支持部72が留め付けられている。また、下げ床用梁3Cの下部フランジ3fには、外壁パネル9Cの下部を支持する下部支持部71が留め付けられている。なお、外壁パネル9Cは、下げ床用梁3Cを目隠しするためのパネルであり、ALC製である。
下部支持部71の床下げ居室R8側には、軒天37が設置されている。軒天37の上面側、すなわち、室内側には軒天37を覆うようにロックウールなどの断熱材38が設置され、さらに、断熱材38と下げ床部51の床パネル5aとの間には空気層Acが形成されている。
上部支持部72の床下げ居室R8とは反対となる側には、軒天64が設置されている。軒天64の上面側、すなわち、室内側には軒天64を覆うようにロックウールなどの断熱材39が設置され、さらに、断熱材39と下げ床部51の床パネル5aとの間には空気層Asが形成されている。
本実施形態に係る床構造11Bによれば、一般床部50と下げ床部51との間が蓋体20により塞がれ、且つ蓋体20は一般床部50と下げ床部51との間で気密処理が施された状態で連結されるので、屋外領域となるガレージGの外気が一般床部50と下げ床部51との間を通過して室内に流入することを確実に防止することができる。特に、本実施形態では、ガレージGの車庫部Gaだけではなく、玄関連絡部Gbとの間での外気の通過を考慮する必要があるところ、蓋体20によって玄関連絡部Gbの外気が一般床部50と下げ床部51との間を通過して室内に流入することを確実に防止することができる。
以上、本発明を各実施形態に基づいて説明したが、本発明は、以上の各実施形態のみに限定されるものではなく、例えば、中間階としては、4階建て以上の建物の場合には、最下階または最上階を除く、2階、または3階以上の上階であってもよい。また、蓋体となる部材はフェノールフォーム等に限定されず、断熱性や気密性を確保し得るその他の要素であってもよい。
1…建物、3B…一般床用梁、3a…上部フランジ、3b…下部フランジ、3c…ウェブ、9C…外壁パネル(外壁部)、11A,11B…床構造、20…蓋体、21…遮音材、43…第2の蓋体、50…一般床部、50a…一般床部の上端面(室内側表面)、50b…一般床部の気密層、51…下げ床部、51a…下げ床部の上端面(室内側表面)、51b…下げ床部の気密層、G…ガレージ(屋外領域)、R1…玄関(下階居室)、R20…一般居室、R8…床下げ居室。

Claims (6)

  1. 少なくとも中間階を1以上有し、該中間階は、一般居室と、該一般居室に隣接して設けられて当該一般居室よりも床面の高さが低い床下げ居室とを備え、該床下げ居室の下方には外部に開放された屋外領域が形成された建物の床構造であって、
    前記一般居室の底部は一般床部により形成され、
    前記床下げ居室の底部は前記一般床部よりも低い位置に床面を有する下げ床部により形成され、
    前記一般床部の下方に下階居室が設けられると共に、前記下げ床部の下方には、気密性を有して前記下階居室の側面を形成する外壁部が設けられており、
    前記一般床部と前記下げ床部との間には、前記屋外領域の外気と前記床下げ居室との連続を遮蔽する蓋体が設けられ、
    前記蓋体は、上部が少なくとも前記一般床部との間で気密処理を施された状態で連結されていると共に、下部が前記下げ床部との間で気密処理を施された状態で連結されていることを特徴とする建物の床構造。
  2. 少なくとも中間階を1以上有し、該中間階は、一般居室と、該一般居室に隣接して設けられて当該一般居室よりも床面の高さが低い床下げ居室とを備え、該床下げ居室の下方には外部に開放された屋外領域が形成された建物の床構造であって、
    前記一般居室の底部は一般床部により形成され、
    前記床下げ居室の底部は前記一般床部よりも低い位置に床面を有する下げ床部により形成され、
    前記一般床部と前記下げ床部との間には、前記屋外領域の外気と前記床下げ居室との連続を遮蔽する蓋体が設けられ、
    前記蓋体は、上部が少なくとも前記一般床部との間で気密処理を施された状態で連結されていると共に、下部が前記下げ床部との間で気密処理を施された状態で連結され、
    前記中間階は、前記一般床部の前記床下げ居室側の端部を支持する梁を備え、
    前記蓋体は、プレート状に形成されて前記梁の床下げ居室側の側面に沿って設けられていることを特徴とする建物の床構造。
  3. 前記梁は、一対のフランジをウェブにより接続してなるH型を呈しており、前記蓋体の前記梁側であって一対のフランジの間には、遮音材が充填されていることを特徴とする請求項2記載の建物の床構造。
  4. 前記一般床部及び前記下げ床部の室内側表面には気密層が設けられ、前記蓋体は、前記一般床部及び前記下げ床部の気密層に気密処理が施された状態で連結されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の建物の床構造。
  5. 前記一般床部の下方に下階居室が設けられると共に、前記下げ床部または前記梁の下方には、気密性を有して前記下階居室の側面を形成する外壁部が設けられており、
    前記外壁部と前記一般床部との間には、前記梁の前記下階居室側の側面に沿って延在し、且つ前記外壁部に気密処理を施された状態で連結されると共に、前記一般床部の床面に気密処理を施された状態で連結されて前記屋外領域の外気と前記下階居室との連続を遮断する第2の蓋体が設けられていることを特徴とする請求項2または3記載の建物の床構造。
  6. 前記蓋体は、気密性と断熱性とを具備するプラスチック系断熱材により形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の建物の床構造。
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