JP3346806B2 - 弁可変駆動機構付きエンジンのノックノイズ回避装置 - Google Patents
弁可変駆動機構付きエンジンのノックノイズ回避装置Info
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Description
排気弁の作動非作動状態を切り換える弁可変駆動制御手
段を備え、設定された吸排気弁の目標モードを確保すべ
く弁可変駆動制御手段が吸排気弁の作動非作動状態を切
り換え、現在の弁作動モードを目標モードに切り換える
ことのできる弁可変駆動機構付きエンジンに装着され、
同エンジンの点火時期制御において用いるノックノイズ
回避装置に関する。
運転域に適した開閉タイミングで吸排気弁を駆動して出
力向上を図るべく、低速カム或いは高速カムを選択的に
切り換え駆動させることの出来る弁可変駆動機構、或い
は、低速カム或いは高速カムを選択的に切り換え駆動さ
せると共に適時に出力低減や低燃費化を図るべく、一部
気筒への吸気及び燃料の供給を停止させ、休筒運転を行
うことの出来る弁可変駆動機構を備えたエンジンが知ら
れている。この種エンジンの弁可変駆動機構を制御する
弁可変駆動制御手段は各種運転情報に基づき各運転モー
ドを設定し、例えば、休筒モード域に入るとそのモード
内では、休筒気筒の吸排気弁の開閉作動を停止させると
共に休筒気筒への燃料供給を停止させる。そして、休筒
モードを離脱すると、休筒気筒の吸排気弁の開閉作動を
正常状態に戻し、休筒気筒への燃料供給を再開させてい
る。更に、全筒運転時でも、低速モードでは低速カムを
用いて吸排気弁を駆動して低速時の体積効率を向上さ
せ、高速モードでは高速カムを用いて吸排気弁を駆動し
て高速時の体積効率を向上させ、各エンジン運転状態で
の出力向上を図ることができるように構成されている。
各種センサ等に応じて所定時に取り込み、各運転情報に
応じた制御値を所定の制御値算出手段により算出し、算
出された制御値に応じた出力で各種アクチュエータを駆
動して所定の制御量に各機構を駆動制御するように構成
されている。このような、内燃機関では、機関の燃焼室
に供給される吸入空気量(A/N)をスロットル弁の開
度に応じて調整しており、そのスロットル開度やエンジ
ン回転数相当の吸入空気量に見合う量だけ燃焼室側に燃
料供給を行い、吸入空気量及びエンジン回転数相当の点
火時期で点火制処理を行う様に構成されている。
る吸入空気量情報や内燃機関の点火時期制御で用いる進
角量情報の算出を吸気管内の圧力値に基づき行う、所
謂、スピードデンシティー方式を採用したエンジンが知
られている。このスピードデンシティー方式では、直接
エアフローセンサ等によって吸入空気量を求めることが
無く、単に吸気管圧を圧力センサに導く管路を接続する
のみで済み、吸気系の吸気抵抗が少なく、しかもセンサ
コストを低減出来る利点が有る。ところで、このスピー
ドデンシティー方式を採用した内燃機関ではその点火時
期の算出の際、エンジン回転数Neと吸入空気量A/N
に代わる吸気管圧Pbとに応じた基本点火時期θbをマ
ップ化しておく。そして、現在のNe及びPbに応じた
基本点火時期θbをまず算出し、遅角量θkによる補正
を行って目標点火時期θadvを算出している。
ジンのノック発生時に生じる振動をノックセンサで検出
し、同振動レベルに応じたノック検出信号を電子制御手
段が取り込み、そのノック検出信号のレベルに応じた遅
角量を算出している。この場合、振動中にはエンジンの
ノック以外の振動による信号がノイズとして含まれる可
能性があり、このノイズを除去するノックノイズ回避装
置が提案されている。例えば、弁可変駆動機構付きエン
ジンで低速モードより高速モードへの切り換えが成され
た場合、低速カムに比べて高速カムはリフト量が大き
く、バルブの着座ノイズが比較的大きくなる傾向にあ
り、高速モードはバルブの着座ノイズが多発するモード
と見做される。
回避する装置は、その着座ノイズが同一気筒から多発す
るという特性を用いる。即ち、ここでのノックノイズ回
避装置は最初のノック検出信号が検出されると同信号が
設定レベル領域内にあるときにこれをバルブの着座ノイ
ズと見做し、このノック検出信号が得られた気筒に着目
し、その時点より予め設定されたノックノイズの再発を
検出する期間Tsをカウントする再発検出期間タイマを
駆動させる。そして、ノックノイズ回避装置は再発検出
期間タイマが期間Tsのカウント完了前に、同一気筒よ
り設定レベル領域内にある次のノック検出信号を検出す
ると同ノック検出信号をバルブの着座ノイズと判定して
ノックに対応する遅角処理をキャンセルするという構成
を採っている。これによって、同一気筒より多発する動
弁系のバルブの着座ノイズを回避でき、低速モードより
高速モードへの切り換え後のバルブの着座ノイズによる
振動をノックと誤って点火時期を遅角させ、出力低下を
招くという不具合を防止できる。
来の動弁系のバルブ着座ノイズ回避装置は、上述のよう
に最初の振動信号が検出された気筒に着目し、その再発
検出期間Tsのカウント完了前に、同一気筒より設定レ
ベル領域内にある次のノック検出信号が入ると、バルブ
着座ノイズと見做し、遅角処理をキャンセルするもので
ある。このため同装置を弁可変駆動機構付きエンジンに
採用すると、低速モードより高速モードへの切り換えが
成された場合において、バルブ着座ノイズが発生する気
筒が切り換え前とは別の気筒となり、最初のノック検出
信号が検出された気筒以外の気筒より動弁系のバルブ着
座によるノック検出信号がノイズとして再発検出期間T
sのカウント完了前に入力すると、この振動をノックと
見做すこととなる。結果として、ここでのエンジンはそ
の制御系が高、低速モードの切り換え時に誤った点火時
期の遅角処理を成すこととなり、エンジン出力の低下を
招くという問題を生じている。
ンの動弁系のバルブ着座ノイズによる誤った点火時期の
遅角処理を確実に防止できる弁可変駆動機構付きエンジ
ンのノックノイズ回避装置を提供することに有る。
めに、本発明は複数気筒を有するエンジンの吸気弁と排
気弁の少なくとも一方の開閉作動を予め設定された複数
の弁作動モードの1つに対応して切り換え制御する弁可
変駆動制御手段と、上記エンジンの各気筒の燃焼行程毎
に、ノックに相当する振動を検出してノック検出信号を
出力するノック検出手段と、同ノック検出手段から出力
された上記ノック検出信号が所定の着座ノイズのレベル
領域にあることを満足すると、上記吸気弁と排気弁の少
なくとも一方の開閉作動によって着座ノイズが発生した
と判定する着座ノイズ判定手段と、着座ノイズの発生を
検出するためにセットされ待機状態とされるとともに、
該待機状態にあるときに上記着座ノイズ判定手段が上記
振動を着座ノイズであると判定すると作動する再発検出
期間タイマと、上記待機状態にあるときに上記着座ノイ
ズ判定手段が上記振動を着座ノイズであると判定する
と、上記ノック検出信号に対応する気筒を記憶する気筒
記憶手段と、上記気筒記億手段が上記気筒を記憶した
後、且つ、上記再発検出期間タイマ作動中に、上記ノッ
ク検出手段から次のノック検出信号が出力され、該次の
ノック検出信号に対応する気筒が上記気筒記憶手段に記
憶された気筒と異なる場合に、上記次のノック検出信号
に対応する気筒に実際にノックが発生したと判定するノ
ック判定手段と、同ノック判定手段によって実際にノッ
クが発生したと判定されると、上記エンジンの運転情報
に基づく目標点火時期を、上記ノック検出手段から出力
されたノック検出信号に応じて遅角方向に補正し上記エ
ンジンの点火駆動回路に出力する点火時期算出手段と、
上記弁可変駆動制御手段によって上記弁作動モードの切
り換えが行われたことを検出すると、上記再発検出期間
タイマをセットして上記待機状態とするノイズノック回
避制御手段とによって構成されることを特徴とする。請
求項2の発明は、請求項1記載の弁可変駆動機構付きエ
ンジンのノックノイズ回避装置において、上記着座ノイ
ズ判定手段は、上記気筒記憶手段が上記気筒を記憶した
後、旦つ、上記再発検出期間タイマ作動中に、上記ノッ
ク検出手段から次のノック検出信号が出力され、該次の
ノック検出信号に対応する気筒が上記気筒記憶手段に記
憶された気筒と同一の場合であって、且つ、上記ノック
検出信 号が所定の着座ノイズのレベル領域にあることを
満足すると、上記次のノック検出信号に対応する気筒に
着座ノイズが発生すると判定することを特徴とする。 請
求項3の発明は、請求項1記載の弁可変駆動機構付きエ
ンジンのノックノイズ回避装置において、上記ノック判
定手段は、上記気筒記億手段が上記気筒を記憶した後、
且つ、上記再発検出期間タイマ作動中に、上記ノック検
出手段から次のノック検出信号が出力され、該次のノッ
ク検出信号に対応する気筒が上記気筒記憶手段に記憶さ
れた気筒と同一の場合であって、且つ、上記ノック検出
信号が所定の着座ノイズのレベル領域外にあることを満
足すると、上記次のノック検出信号に対応する気筒に実
際にノックが発生したと判定することを特徴とする。
域にあることを満足するとして着座ノイズが判定され、
着座ノイズの発生を検出するために再発検出期間タイマ
をセットして待機状態とし、その待機状態にあるときに
振動を着座ノイズであると判定すると、再発検出期間タ
イマを作動させ、更に、低速モードより高速モードヘの
切り換えのような弁作動モードの切り換えが無いとき
に、所定の着座ノイズのレベル領域にあることを満足す
るノック検出信号が同一気筒より2度発生すると、ノッ
ク検出信号を着座ノイズによると見做し、ノックに対応
する遅角処理をキャンセルする。他方、低速モードより
高速モードヘの切り換えのような弁作動モードの切り換
えがあると、待機状態に入り、所定の着座ノイズのレベ
ル領域にあることを満足するノック検出信号を判定する
と、同ノック検出信号を発生した気筒を記憶し、その
後、次のノック検出信号が出力され、該次のノック検出
信号に対応する気筒が記億された気筒と異なる場合に、
次のノック検出信号に対応する気筒に実際にノックが発
生したとし、遅角処理を行ない、同一気筒の場合は着座
ノイズ発生によると見倣しノックに対応する遅角処理を
キャンセルする。特に、再発検出期間タイマ作動中にノ
ック検出信号が同一気筒より2度発生し、且つ、上記ノ
ック検出信号が所定の着座ノイズのレベル領域にあるこ
とを満足すると、対応する気筒に着座ノイズが発生した
と判定する。特に、再発検出期間タイマ作動中にノック
検出信号が同一気筒より2度発生し、且つ、上記ノック
検出信号が所定の着座ノイズのレベル領域外にあること
を満足すると、対応する気筒にノックが発生したと判定
する。
ノックノイズ回避装置は弁可変駆動機構付きの直列4気
筒エンジン(以後単にエンジンEと記す)の点火時期制
御装置Iに装着される。このエンジンEの吸気通路1は
吸気分岐管6と、それに連結されるサージタンク9及び
同タンクと一体の吸気管7と、エアクリーナによって構
成されている。吸気管7はその内部にスロットル弁2を
枢支し、このスロットル弁2の軸201は吸気通路1の
外部でスロットルレバー3に連結されている。
ル(図示せず)が連結され、これによってスロットルレ
バー3は第1図中反時計回りの方向へ回動させるように
構成される。スロットル弁2はこれを閉方向に付勢する
戻しばね(図示せず)により、図示しないアクセルケー
ブルの引張力を弱めると閉じてゆくようになっている。
なお、スロットル弁2には同弁の開度信号を後述のEC
U15に導入するスロットル開度センサ8が装着されて
いる。
吸気温センサ14が設けられ、エンジンEにはその暖機
温度としての冷却水温を検出する水温センサ11が設け
られ、図示しないエンジンクランクシャフト系にはエン
ジンの単位クランクパルスΔθ及び基準パルスθoを出
力するクランク角センサ34が設けられ、同クランク角
センサ34の出力パルスはエンジン回転数情報としても
用いられる。エンジンEの図示しないバッテリーにはバ
ッテリー電圧VBを検出するバッテリーセンサ22が設
けられ、エンジンEの本体には各気筒の燃焼行程毎にエ
ンジンのノックに相当する振動を検出すると、その振動
レベルに応じたノック検出信号として振動信号を出力す
るノックセンサ21が設けられている。更に又、サージ
タンク9には吸気管圧Pb情報を出力する負圧センサ1
0が装着されている。
筒の吸排気弁を駆動する動弁系が装着されている。図1
の動弁系には弁可変駆動機構が併設され、これによって
図示しない吸排気弁を図示しない低速カムと高速カムで
選択的に駆動して低速モードM−1と高速モードM−2
での運転が出来る。即ち、この動弁系には図示しない各
ロッカアームに所定時に吸排気弁の低速カムの作動を停
止可能な油圧式の低速切り換え機構K1と、所定時に吸
排気弁の高速カムの作動を停止可能な油圧式の高速切り
換え機構K2とが装着され、弁可変駆動機構を構成して
いる。ここでの各切り換え機構K1,K2は図示しない
ロッカアームとロッカ軸の係合離脱を図示しない係合ピ
ンを油圧シリンダによって切り換え移動させ、高低カム
とロッカアームの係合離脱を選択的に行えるように周知
の構成を採る。
り第1電磁弁26を介して圧油が供給され、高速切り換
え機構K2には油圧回路30より第2電磁弁31を介し
て圧油が供給さる。ここで、低速カムによる低速モード
M−1の運転時には3方弁である第1電磁弁26と第2
電磁弁31は共にオフであり、高速カムによる高速モー
ドM−2の運転時には第1電磁弁26と第2電磁弁31
は共にオンである。これら両電磁弁23,31は、後述
のエンジンコントロールユニット(ECU)15によっ
て駆動制御される。図1のシリンダヘッド13には各気
筒に燃料を噴射するインジェクタ17が装着され、各イ
ンジェクタは燃圧調整手段18によって定圧調整された
燃料を燃料供給源19より受け、その噴射駆動制御は、
ECU15によって成される。図1のシリンダヘッド1
3には各気筒毎に点火プラグ23が装着され、特に、
2,3気筒♯2,♯3の両プラグ23は共に結線されて
単一の点火駆動回路内のイグナイタ24に接続され、
1,4気筒♯1,♯4の両プラグ23は共に結線されて
イグナイタ25に接続される。両イグナイタ24,25
はECU15に接続される。
対のタイミング制御回路36(図3には一方のみを示し
た)及び一対のイグナイタ24,25側の開閉駆動回路
241,251で構成される。これら各開閉駆動回路2
41,251には開閉時期及び通電時間を制御する各パ
ワートランジスタ38,38が接続され、各パワートラ
ンジスタ38,38に各イグニッションコイル37,3
7が接続される。タイミング制御回路36は気筒♯1,
♯4グループと気筒♯2,♯3グループとにそれぞれ設
けられ、共にクランク角センサ34の基準信号θoと単
位クランクパルス信号(1°又は2°の単位のパルス)Δ
θによって駆動するもので、図3には気筒♯1,♯4グ
ループのものを示し、気筒♯2,♯3のものを略した。
ここで、基準信号θoはワンショット回路Bに出力さ
れ、定常運転時において、ワンショット回路Bは上死点
前θo(例えば75°)の基準信号(オフーオン)によ
りトリガされ、クランク角信号(1°又は2°の単位の
パルス)を決められた数「(基準信号θo)−(目標点
火時期θadv)」に相当するディレイタイムt1だけ
数えた後に通電開始信号を出力するように構成される
(図4参照)。この場合、目標点火時期θadvは後述
する図9のフローチャートのステップs7で求められた
ものである。
よりトリガされ、ドエル角ψに相当するクランク角信号
を決められた数だけ数え点火信号を出力するよう構成さ
れる。フリップフロップF・Fはワンショット回路Bか
らの通電開始信号によりセットされて、ワンショット回
路Aからの点火信号によりリセットされる。更に、開閉
駆動回路251はフリップフロップF・Fによるセット
時にセット時間だけパワートランジスタ38をオンさせ
て、イグニッションコイル37への電流を流させる。イ
グニッションコイル37はパワートランジスタ38がオ
フした時に二次側に高圧電流を生じさせ、この電流が気
筒♯1,♯4の両点火プラグ23に伝えられ、1,4気
筒グループの点火が行なわれる。
グ制御回路(図示せず)も構成され、開閉駆動回路24
1及びパワートランジスタ38の駆動に応じて目標点火
時期θadvにイグニッションコイル37の二次側高圧
電流が気筒♯2,♯3の点火プラグ23に供給され、常
時運転気筒のグループ点火が行なわれる。なお,1,4
気筒♯1,♯4のグループ点火時期及び2,3気筒♯
2,♯3のグループ点火はほぼクランク角180°の間
隔を保ってグループ毎に交互に行われている。エンジン
コントロールユニット(ECU)15はマイクロコンピ
ュータによってその要部が形成され、エンジン1の燃料
噴射量制御等の周知の制御処理に加え、定クランク角信
号割込み処理、ノイズ回避リセット処理及び点火時期制
御処理を行う。特にここでのECU15は、図2に示す
ような機能を備える。
制御手段A1として複数気筒を有するエンジンの吸気弁
と排気弁の少なくとも一方の開閉作動を予め設定された
複数の弁作動モードの1つに対応して切り換え制御す
る。しかも、ノック検出手段であるノックセンサ21の
信号を受け、エンジンの各気筒の燃焼行程毎に、ノック
に相当する振動を検出してノック検出信号Kを取り込む
よう機能する。更に、ECU15は着座ノイズ判定手段
A5として、ノックセンサ21から出力されたノック検
出信号が所定の着座ノイズのレベル領域にあることを満
足すると、ノックセンサ21によって検出された振動
が、吸気弁と排気弁の少なくとも一方の開閉作動によっ
て発生する着座ノイズであると判定する。更に、ECU
15は着座ノイズの発生を検出するために再発検出期間
タイマTIM2をセットして待機状態とする。しかも、
再発検出期間タイマTIM2はその待機状態にあるとき
に着座ノイズ判定手段A5が振動を着座ノイズであると
判定すると作動する。更に、気筒記憶手段A3として所
定の待機状態にあるときに着座ノイズ判定手段A5が振
動を着座ノイズであると判定すると、ノック検出信号に
対応する気筒を記憶する。しかも、ノック判定手段A4
として気筒記憶手段A3が気筒を記憶した後、且つ、再
発検出期間タイマ作動中に、ノックセンサ21から次の
ノック検出信号Kが出力され、該次のノック検出信号K
に対応する気筒が気筒記憶手段A3に記憶された気筒と
異なる場合に、次のノック検出信号Kに対応する気筒に
実際にノックが発生したと判定するよう機能する。更
に、ECU15は点火時期算出手段A2としてノック判
定手段A4によって実際にノックが発生したと判定され
ると、エンジンの運転情報に基づく目標点火時期θad
vを、ノックセンサ21から出力されたノック検出信号
Kに応じて遅角方向に補正しエンジンの点火駆動回路に
出カする。更に、ノイズノック回避制御手段A6として
弁可変駆動制御手段A1によって弁作動モードの切り換
えが行われたことを検出すると、再発検出期間タイマT
IM2をセットして待機状態とするよう機能する。
動機構付きエンジンのノックノイズ回避装置を図8乃至
図10の制御プログラム及び図7の高低切り換え時のタ
イマ作動説明図に沿って説明する。ECU15は図示し
ないメインスイッチのキーオンによりメインルーチンで
の制御に入る。ここではまず、ステップq1,2で各機
能のチェック、初期値セット等の初期機能セットがなさ
れ、続いて、エンジンの各種運転情報を読み取り、その
上でステップq3に進む。ここではエンジン運転情報に
基づき周知の高低モードの切り換え処理を行なう。即
ち、図6に示すように、設定回転数Ne1を上回るか否
かで低速あるいは高速モードを設定する。なお、運転情
報である水温Twtによる暖機状態、エンジン回転速度
Neと吸気管圧Pbとよりエンジン負荷状態等の各値に
応じた作動モードを目標モードとして設定しても良い。
その上で目標モードに相当する低高電磁弁26,31の
オンオフ状態を切り換え高低モードの切り換え処理を完
了する。
は点火制御処理を行なう。即ち、エンジン運転情報の内
のエンジン回転数Neや負荷情報としての吸気管圧Pb
に応じた基本点火時期θbを低速、高速の各モードに応
じて算出する。図5に示すように、ECU15は予め低
速モード及び高速モードのモード情報を取り込み、その
時のモードに応じた基本点火時期算出マップm1,m2
を選択し、その時のエンジン回転数Neと吸気管圧Pb
に応じた基本点火時期θbを算出する。更に図5の無効
通電時間算出マップm4によりバッテリー電圧VB相当
の無効通電時間tvを、ドエル角ψ算出マップm5でエ
ンジン回転数Ne相当のドエル角ψを予め求めておく。
この後、メインルーチンのステップq5,q6に達する
と周知のインジェクタ駆動処理及びその他のエンジン制
御処理を行なって、ステップq2にリターンする。この
ようなメインルーチンの途中で、設定クランク角信号θ
aの入力毎に図9の割込み処理が成され、点火処理が実
行され、更に、設定クランク角信号θcのノック検出信
号入力毎に図10の割込み処理が成され、ノイズ回避処
理が実行される。
ドより高速モードへ切り換わる前の状態で次のように処
理が実行される。まず、ステップr1で現在高速モード
でないと判断するとステップr2に進み、モード切り換
え期間T1をカウントするモード切り換え期間タイマT
IM1を0にリセット(図7のt1域)する。このモー
ド切り換え期間T1は高速カムへの切り換え時に各低速
切り換え機構K1を停止処理し高速切り換え機構K2を
駆動させて動弁系を高速モードに整列させるのに要する
遅れ時間を推定して設定されている。このようなステッ
プr2の処理は低速モードで継続され、高速モードに切
り替わった時点で初めてステップr3にそのまま進ん
で、モード切り換え期間タイマTIM1がカウントを開
始することとなる。更にステップr3ではモード切り換
え期間タイマTIM1がモード切り換え期間T1が0で
あるとしてステップr5にそのまま進み、そこで、モー
ド切り換え期間タイマTIM1を1加算し、更に、振動
信号Kの入力時において予め設定されている(図7参
照)再発検出期間T2をカウントする再発検出期間タイ
マTIM2に1加算し、メインルーチンにリターンす
る。
換えがあるとステップr1よりr3、r5に進む処理
(図7のt2域)を繰り返す。このため、モード切り換
え期間タイマTIM1がモード切り換え期間T1のカウ
ントを継続し、やがてステップr3でTIM1がT1を
カウントするとステップr4、r5に達し、再発検出期
間タイマTIM2に再発検出期間T2をセットし、即
ち、待機状態に保たれ(図7のt3域)、再度最初の振
動信号K(最初のノイズ発生)の入力を待つ。この後、
新たな気筒で振動信号Kが発生すると、ECU15は後
述のステップs6で再発検出期間タイマTIM2を0に
リセットし、ステップr5のモード切り換え期間タイマ
TIM1の1加算と、再発検出期間タイマTIM2の1
加算を行ない、メインルーチンにリターンする。即ち、
低速モードより高速モードへの切り換えがあると、再発
検出期間タイマTIM2を待機状態に戻し、その後の振
動信号Kの入力で再度その気筒を新たなノイズ発生気筒
と見做し、再発検出期間タイマTIM2を0にリセット
し、カウントを開始する。設定クランク角信号θaの入
力毎に図9の点火処理ルーチンが実行される。
よりで現時点までにノック検出信号である振動信号Kが
入力されているかデータを見て、振動信号Kが入力され
ていると図5に示すような遅角量算出マップm3を用
い、振動信号Kのレベルに応じた遅角量θkを算出す
る。ステップs2ではノイズ回避ロジックを働かせる設
定領域をエンジン回転数の高低限界値NeL、NeHに
よって規制しており、これら領域内ではステップs3
に、領域を外れているとステップs12に進み、ステッ
プs12では再発検出期間タイマTIM2を待機状態、
即ち、再発検出期間T2をセットし、ステップs7に進
む。従って、エンジン回転数が上記領域外にある時は着
座ノイズの判別を行わず、単にノック信号に応じた点火
時期の遅角が行われる。
(T2セット)で最初の振動信号Kが入力された場合、
ステップs2よりステップs3、s4と進む。ステップ
s4では振動信号K相当の遅角量θkがバルブの着座ノ
イズのレベル領域(下限値θkLと上限値θkHの間の領
域)にあるか否かをθkL<θk<θkHとして判断し、バ
ルブの着座ノイズ域にあると見做すと、ステップs5に
進み、今回初めての振動信号Kが生じた気筒(最初の振
動信号Kの発生気筒)を検出し、その気筒信号を振動発
生気筒の記憶エリアCLにストアする。更に、ステップ
s6で再発検出期間タイマTIM2を0にリセットし、
カウント開始させ、遅角量θk=0と修正し、即ち、こ
こでは今回の振動信号Kはバルブの着座ノイズの1回目
と見做しステップs7に進む。
のレベル領域を外れていると判定した場合は、今回の振
動信号Kがノックであると見做し、直接ステップs7に
進む。
めた、遅角量θk、メインルーチンで求めた基本点火時
期θb、バッテリー電圧VBに応じた無効通電時間tv
を基に、目標点火時期θadv(=θb−θk−tv)
を算出する。その上で、ステップs8に達し、ここでは
タイミング制御回路35内に目標点火時期θadv及び
ドエル角ψをセットし、メインルーチンにリターンす
る。これによってタイミング制御回路35、駆動回路2
51,241、イグナイタ24,25等が働き上述の2
グループ気筒♯1,♯4及び♯2,♯3の点火が適確な
時点で行なわれる。
タイマTIM2の再発検出期間T2のカウント完了前は
ステップs9に進む。ここでは、2度目の振動信号Kが
ステップs5でCLにストアした最初の振動信号Kの発
生気筒と同一か否か判断し、同一ではステップs10に
進み、そこでは、今回の遅角量θkがバルブの着座ノイ
ズのレベル領域(下限値θkLと上限値θkHの間の領域)
にあるか否かをθkL<θk<θkHとして判断し、バルブ
の着座ノイズ域にあると見做すとステップs11でθk
=0に修正し、ステップs7に進む。他方、ステップs
9で今回と前回の気筒が相違する場合、あるいは、ステ
ップs10で今回の遅角量θkが着座ノイズのレベル領
域を外れていると通常のノック発生として、ステップs
7にそのまま進み、遅角処理を含む目標点火時期θad
vを算出する。
切り換えが無いときに、図9の点火処理ルーチンで、着
座ノイズのレベル領域内の振動信号Kが同一気筒より2
度発生すると、着座ノイズのレベル領域外のノックとは
区別して、振動信号Kがノイズ発生によると見做し、ノ
ックに対応する遅角処理をキャンセルする。他方、低速
モードより高速モードへの切り換えがあると、モード切
り換え期間タイマTIM1のカウントを完了するのを待
って、即ち、動弁系の低高切り換えの完了を待って、新
たに再発検出期間タイマTIM2を待機状態に戻し、最
初の振動信号Kの入力を待ち、最初及び次の振動信号K
が同一気筒で2度再発検出期間T2内に生じると、着座
ノイズ発生と見做し、ノックに対応する遅角処理をキャ
ンセルできる。このため、動弁系の低高切り換え時に再
発検出期間タイマTIM2がカウントを行なっていて
も、これを待機状態に戻すので、動弁系の低高切り換え
時の着座ノイズを誤ってノックと見做して遅角処理を行
なうという不具合を排除できる。
時に待機状態に入り、ノック検出信号を判定すると同ノ
ック検出信号を発生した気筒を記憶し、その後、次のノ
ック検出信号に対応する気筒が記憶された気筒と異なる
場合に、その異なる気筒に実際にノックが発生したと
し、遅角処理を行ない、同一気筒の場合は着座ノイズ発
生によると見做しノックに対応する遅角処理をキャンセ
ルする。このため、弁作動モードの切り換えがあると待
機状態に入り、2度のノック検出信号を異なる気筒より
検出するとノック発生とし、同一気筒より検出すると着
座ノイズ発生とすので、動弁系の低高切り換え時の着座
ノイズを誤ってノックと見做しての遅角処理を排除で
き、着座ノイズ発生による出力低下を確実に防止でき
る。
エンジンのノックノイズ回避装置を備えたエンジンの全
体概略構成図である。
ク図である。
ある。
動回路の経時的作動を表す線図である。
ック図である。
特性線図である。
イマの作動説明線図である。
チンのフローチャートである。
ーチンのフローチャートである。
避処理ルーチンのフローチャートである。
Claims (3)
- 【請求項1】複数気筒を有するエンジンの吸気弁と排気
弁の少なくとも一方の開閉作動を予め設定された複数の
弁作動モードの1つに対応して切り換え制御する弁可変
駆動制御手段と、 上記エンジンの各気筒の燃焼行程毎に、ノックに相当す
る振動を検出してノック検出信号を出力するノック検出
手段と、 同ノック検出手段から出力された上記ノック検出信号が
所定の着座ノイズのレベル領域にあることを満足する
と、上記吸気弁と排気弁の少なくとも一方の開閉作動に
よって着座ノイズが発生したと判定する着座ノイズ判定
手段と、着座ノイズの発生を検出するためにセットされ待機状態
とされるとともに、該待機状態にあるときに上記着座ノ
イズ判定手段が上記振動を着座ノイズであると判定する
と作動する再発検出期間タイマと、 上記 待機状態にあるときに上記着座ノイズ判定手段が上
記振動を着座ノイズであると判定すると、上記ノック検
出信号に対応する気筒を記憶する気筒記憶手段と、上記 気筒記億手段が上記気筒を記憶した後、且つ、上記
再発検出期間タイマ作動中に、上記ノック検出手段から
次のノック検出信号が出力され、該次のノック検出信号
に対応する気筒が上記気筒記憶手段に記憶された気筒と
異なる場合に、上記次のノック検出信号に対応する気筒
に実際にノックが発生したと判定するノック判定手段
と、 同ノック判定手段によって実際にノックが発生したと判
定されると、上記エンジンの運転情報に基づく目標点火
時期を、上記ノック検出手段から出力されたノック検出
信号に応じて遅角方向に補正し上記エンジンの点火駆動
回路に出力する点火時期算出手段と、 上記弁可変駆動制御手段によって上記弁作動モードの切
り換えが行われたことを検出すると、上記再発検出期間
タイマをセットして上記待機状態とするノイズノック回
避制御手段とによって構成されることを特徴とする弁可
変駆動機構付きエンジンのノックノイズ回避装置。 - 【請求項2】上記着座ノイズ判定手段は、上記気筒記憶
手段が上記気筒を記憶した後、旦つ、上記再発検出期間
タイマ作動中に、上記ノック検出手段から次のノック検
出信号が出力され、該次のノック検出信号に対応する気
筒が上記気筒記憶手段に記憶された気筒と同一の場合で
あって、且つ、上記ノック検出信号が所定の着座ノイズ
のレベル領域にあることを満足すると、上記次のノック
検出信号に対応する気筒に着座ノイズが発生すると判定
することを特徴とする請求項1記載の弁可変駆動機構付
きエンジンのノックノイズ回避装置。 - 【請求項3】上記ノック判定手段は、上記気筒記億手段
が上記気筒を記憶した後、且つ、上記再発検出期間タイ
マ作動中に、上記ノック検出手段から次のノック検出信
号が出力され、該次のノック検出信号に対応する気筒が
上記気筒記憶手段に記憶された気筒と同一の場合であっ
て、且つ、上記ノック検出信号が所定の着座ノイズのレ
ベル領域外にあることを満足すると、上記次のノック検
出信号に対応する気筒に実際にノックが発生したと判定
することを特徴とする請求項1記載の弁可変駆動機構付
きエンジンのノックノイズ回避装置。
Priority Applications (7)
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