JP3325996B2 - 半導体装置作製方法 - Google Patents
半導体装置作製方法Info
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Description
晶ディスプレイ、その他集積回路に利用されている薄膜
トランジスタの製造方法、構造に関するものである。
ランジスタ(一般にTFTと称される)を搭載して性能
を高めたり、周辺回路の簡素化による小型化を図ってい
る製品が市場に出回るようになってきた。特に1990
年頃より普及し始めたノート型或はラップトップ型と呼
ばれる小型パーソナルコンピュータに搭載されている大
型液晶ディスプレイは、薄膜トランジスタを液晶画素の
ひとつひとつに配置したアクティヴ・マトリックス方式
を採用しており、ディスプレイとして非常に優れた特性
を有している。しかしながら作製工程が複雑で高価であ
るという問題があり、そのコストダウンが切望されてい
る。
る薄膜トランジスタは現在のところ製品レベルではアモ
ルファスシリコンを用いたものがほとんど全てであるが
アモルファスシリコン薄膜トランジスタはトランジスタ
としての性能が低く(例えば電子移動度では単結晶シリ
コントランジスタの場合の10-2〜10-3倍)、画素に
配置されている薄膜トランジスタを駆動するための回路
は単結晶シリコンで製造されているICを外部に配置す
る必要があった。
ランジスタを画素に配置せんとする場合、大きな電流を
流して十分な駆動速度を得る必要性からチャネル幅を広
く取る必要がある。しかしながら、画素に配置される薄
膜トランジスタのチャネル幅を広くすると、表示品質を
高くする要素の一つである画素の開口率が小さくなって
しまうというジレンマがある。また信頼性の面でもアモ
ルファスシリコン膜やアモルファス窒化シリコン膜自体
の電気的な不安定性が本質的に存在するため、長期的に
は不安が残る。
期待されているのが多結晶シリコンで薄膜トランジスタ
を構成する方法である。この場合、オン電流はアモルフ
ァスシリコンTFTの数10倍〜100倍以上の値が得
られる上に、信頼性の面でもアモルファスシリコンTF
Tのような不安定性はない。また、N型とP型両方のト
ランジスタが作れるためCMOS回路を構成でき、これ
からの低消費電力の要求に有利である。
ン薄膜トランジスタであるが、オフ電流が高く、また、
ゲイト電圧を逆バイアス側(N型TFTであればマイナ
ス側、P型TFTであればプラス側)に印加した場合に
電流が増大したり、ドレイン電圧が高くなるとドレイン
電流が急激に増大するという現象を示すなどまだまだ改
善すべき点は多い。
電極側にオフセット構造やLDD構造を形成することで
回避できることが知られている。従来はオフセット構造
を形成するためにはゲイト電極をパターニングした後に
酸化シリコン膜をステップ・カバレッジの良い成膜方法
で成膜して異方性の高いエッチング方法でエッチ・バッ
クを行い、ゲイト電極脇にいわゆるサイド・ウォールあ
るいはスぺ−サーと呼ばれるドーピング時のマスクを形
成する方法が主であった。このサイド・ウォールは従来
の手法ではゲイト電極の両側に形成されるため、結果と
してソース電極側にもオフセットや高抵抗部ができ、こ
の部分がTFTに対して直列の抵抗になってしまうため
にオン電流が減少するという不都合が生じる。また、ソ
ース側のオフセットおよび高抵抗部をなくすためにはフ
ォトリソグラフィーの回数を2回、イオン注入を2回増
やすことで可能であるが、この工程増加は明らかにコス
ト増加と歩留まり低下をもたらす。
のようなオフ電流の増大が見られない単結晶シリコンを
用いたSOI(Silicon On Insulator)構造のMOSト
ランジスタにおいても、オフセット構造やLDD構造を
有さない場合にはドレイン電流が急激に増加する現象が
起こり易く、こういった現象が起こるようなバイアス状
態で動作を行うとしきい値がずれたり、オン電流が減少
したりするなどの不良が発生しやすい。
オフ電流や逆バイアスのゲイト電圧を印加した時にドレ
イン・ソース電極間に流れる電流が小さく、かつ、十分
大きいオン電流が得られ、さらにドレイン電流の急激な
増大が起こらない信頼性も高いTFTが求められてい
た。
ット構造或はLDD構造をドレイン側にのみに作製する
ことが望ましいが、従来の方法では、大幅な工程数の増
加なしには製造できなかったため、歩留まりやコストの
面で非常に不利であった。従って、本発明では、こうい
った不都合を解消するために、工程数の増加を最小限に
押さえ、電気特性を犠牲にすることなく高歩留まり、高
信頼性を有するTFTを製造することを目的とする。
するために、工程増加を最小限にしつつセルフ・アライ
ンでドレイン電極側のみにオフセット構造あるいはLD
D構造を形成する方法を以下に示す。
引き続きゲイト電極のエッチング材に対して耐エッチン
グ性を有する膜(遮蔽材)を成膜する。この遮蔽材は所
定のエッチングに際して、ゲイト電極を構成する材料
(ゲイト電極材料)と比較してエッチングされにくい材
料、即ちゲイト電極を構成する材料とエッチングの際の
選択比がとれる材料であることが必要である。例えば、
特定のエッチャントに対してエッシングされる材料をゲ
イト電極として用い、そのエッチャントに対してエッチ
ングされない材料を遮蔽材料として用いることができ
る。また、アルミをゲイト電極材料として用いた場合、
クロムを遮蔽材として用いることができる。これは、ア
ルミをエッチングするためのエッチャントに対してクロ
ムは殆どエッチングされないことを利用したものであ
る。またゲイト電極材料として一導電型のシリコンを用
いた場合は、酸化シリコンを遮蔽材として用いることが
できる。これは、酸化シリコンのドライエッチングに対
してのエッチングレートが一導電型のシリコンに対して
極めて小さいからである。
蔽材をゲイト電極パターンに形成する。そして遮蔽膜を
エッチング除去した後にゲイト電極材をエッチングす
る。
ゲイト電極材を選択的にサイドエッチングすることがで
きる。このエッチングの結果、遮蔽材がゲイト電極材の
上にオーバーハングした構造を得る。
ス領域側のオーバーハング部分の遮蔽材を除去する。こ
の結果でソース領域側が露呈し、ドレイン領域側のみに
オーバーハングした遮蔽材が残った状態を得る。この状
態でイオン注入により一導電型を付与する不純物をドー
ピングすることで、オフセット構造を得ることができ
る。即ち、ゲイト電極下とオーバーハングされた部分
(オーバーハングした遮蔽材直下)にドーピングが行わ
れず、オーバーハングされた部分をオフセット領域とす
ることができる。
グ条件を選択することで、オーバーハングされた部分
(オーバーハングした遮蔽材直下)にソース/ドレイン
領域よりも低濃度で一導電型を付与する不純物のドーピ
ングを行うことができ、ライトドープ領域を形成するこ
とができる。即ち、LDD(ライト・ドープ・ドレイ
ン)構造を実現することができる。
通して不純物注入を行うことで、遮蔽膜の直下は1×1
015〜1×1018atoms/cm3 の濃度でドーピングを行う
ことができ、コンタクト部などの他の部分は1×1019
〜1×1021atoms/cm3 の濃度にドーピングを行うこと
ができる。
回目の注入においてソース/ドレイン領域を形成し、2
回面の注入においてドレイン領域とチャネル形成領域と
の間にライトドープ領域(LDD領域)を形成すること
もできる。
よってマスクされる領域にイオン注入がなされない条件
(例えば加速電圧を制御することによって実現される)
で行ない、その後遮蔽材料を除去し、しかる後に2回目
の不純物注入を行ない、遮蔽材がマスクしていた領域
(オーバーハングしていた領域)にライトドープを行な
えばよい。
入は遮蔽材によってマスクされる領域にイオン注入がな
されない条件(例えば加速電圧を制御することによって
実現される)で行ない、2回目の不純物注入は1回目よ
りも大きなエネルギーをイオンに与える(加速電圧を大
きくすればよい)ことによって行ない、遮蔽材直下に不
純物をライトドープすることもできる。
材によってマスクされた領域に他の露呈した領域より低
い濃度で不純物イオン(例えばリンやボロン)をドーピ
ングすることで、このオーバーハングした遮蔽材によっ
てマスクされた領域をライトドープ領域とすることがで
きる。
ハングした遮蔽膜を設けることで、容易にオフセット或
はLDD構造をドレイン電極側のみにセルフ・アライン
で形成することが可能となる。またこの構成は、簡単な
工程で実現することができるので、歩留まりの向上とコ
スト削減が可能となる。
ランジスタの製造工程を表した断面図を示す。本実施例
は、ドレイン領域とチャネル形成領域との間にオフセッ
ト領域を形成する構成に関する。
ラス基板101上に例えばLPCVD法などでアモルフ
ァスシリコン102を成膜する。次に500〜850℃
程度の温度でアモルファスシリコンを固相成長させ、結
晶化する。(図1(A))
に依存し、無アルカリガラスでは600℃前後が限界温
度であるが、結晶性ガラスでは850℃以上の温度でも
使用可能である。また固相成長の代わりにレーザー光や
強光の照射による結晶化手段を利用してもよい。また成
膜と同時に結晶性を有する結晶性珪素膜を得る方法を採
用するのでもよい。
膜をパターニングして図1(B)に示すように活性層1
03と104を形成する。さらに酸化シリコン膜105
を1000Åの厚さにプラズマCVD法で成膜する。
(図1(C))
膜106を2500Åの厚さにプラズマCVD法で成膜
する。(図1(D))
(Si O2 膜)107を2000Åの厚さに成膜する。
(図1(E))
スク108を用い、フォトリソグラフィーでゲイト電極
のパターニングを行う。図1(F)には、遮蔽材107
をフッ酸系のエッチング液でエッチング行った図であ
る。さらにドライエッチング法でn+ poly-Si 膜106
のエッチングを行う。この時、適当な時間、等法的にエ
ッチングを行うことで図1(G)に示すように、遮蔽材
107がオーバーハングした状態になる。またこの工程
でゲイト電極109と110とが形成される。
ト或はLDDの長さを制御することが可能である。ま
た、オーバーハングの長さは、n+ poly-Si 膜106の
エッチング条件によって制御することができる。本実施
例においては、オーバーハングの長さを500nmとし
た。従って、オフセットの長さは約500nmとなる。
この長さは必要とする長さに設定することができる。
グラフィーによりソース電極側のオーバーハングをエッ
チング除去する。図2においては、ゲイト電極109と
110の左側がドレイン領域となる。この状態でドレイ
ン領域とチャネル形成領域(ゲイト電極したに形成され
る)との間に遮蔽材107によってマスクされ領域が形
成される。
1015atoms/cm2 のドーズ量でイオン注入する。この工
程において、遮蔽材107とゲイト電極109、110
とがマスクとなる部分には、イオン注入が行われず、そ
の他の領域にリンイオンが注入されることになる。
たい部分以外をレジスト111で覆い、ボロンを5×1
015atoms/cm2 のドーズ量でイオン注入する。
することによって、図2(D)に示す状態を得る。さら
に500℃×12時間の活性化を行い、それぞれのTF
Tのソース/ドレイン領域にドーピングされた不純物の
活性化を行う。
領域113、チャネル形成領域114、ソース領域11
5、ゲイト電極109を備えたPチャネル型TFT部分
と、ドレイン領域116、オフセット領域117、チャ
ネル形成領域118、ソース領域119、ゲイト電極1
10を備えたNチャネル型TFT部分とを得ることがで
きる。また酸化シリコン膜105がゲイト絶縁膜とな
る。
としてリンガラス120を常圧CVD法で成膜し、図3
(A)に示すようにコンタクトホールを開孔する。さら
に図3(B)に示すように、電極としてアルミ膜121
をスパッタ法で成膜し、図3(C)に示すようにパター
ニングを行い、左側のPチャネルTFTと右側のNチャ
ネルTFTとを完成させる。
チャネルTFTのオフセット領域113と、Pチャネル
型TFTのオフセット領域117とは、自己整合的(セ
ルフ・アライン)に形成することができる。しかもゲイ
ト電極のサイドエッチングを行う工程(図1(G)に示
す工程)における条件を適時設定することで、オフセッ
ト領域の長さを制御することができ、TFTの特性を容
易に制御することができる。また、再現性に優れている
ので、品質保持や歩留りにおいて極めて有用である。さ
らに簡単な工程で実現できるので、低コストでTFTを
得ることができ、産業上極めて有用である。
チャネル型TFT)の電気特性を図4(B)に示す。ま
た従来の構造を有するTFTの電気特性とを図4(B)
に示す。図4(B)にその電気特性を示すTFTは、図
1(E)に示す工程において、遮蔽材107を設けずに
作製を行ったものである。両者の違いは、オフセット領
域117があるか無いかの違いのみである。
FTにおいては、VDの高い電圧領域における降伏が見
られる。一方、本実施例のTFTは、図4(B)に示す
ようにそのような現象が見られない。この図4(B)に
示すような特性を有するTFTは、アナログ回路に利用
する際においても、回路設計のし易いトランジスタ特性
であり、極めて好ましいものである。
107によって注入される不純物イオンが遮蔽されるこ
とを利用し、オフセット領域を形成した。本実施例は、
実施例1に示す作製工程において遮蔽材107を利用す
ることによって、遮蔽材でマスクされた領域にライトド
ープすることを利用した例を示す。
(B)に示す工程において、加速電圧を強めることによ
って、遮蔽材107でマスクされた領域(図2(D)の
113、117で示される領域)にリンイオンを1×1
012atom/cm2 のドーズ量で注入し、ボロンイオンを5
×1012atom/cm2 のドーズ量で注入すればよい。即
ち、遮蔽材107を注入イオンがある程度突き抜け、1
13や117で示される領域にライトドープされるよう
にすればよい。
107で注入されるイオンの一部を遮蔽させ、一部を通
過させることによって、露呈した領域(ソース/ドレイ
ン領域となる)に比較してライトドープされた領域を形
成することを特徴とする。
れるものでなく、ライトドープドレイン領域に注入され
る不純物イオンが1×1015〜1×1018atoms /cm3
となる範囲で適時決めることができる。これは必要とす
るTFTの特性や用いる装置によって設定すればよい。
制御することで、LDD構造を実現するものであるが、
実施例1に示した条件において、遮蔽材107の膜厚を
薄くしても同様の効果を得ることができる。即ち、遮蔽
材107の膜厚を薄くすることで、注入されるイオンの
一部を透過させ、ライトドープ領域113または117
を形成することができる。
す工程の後に遮蔽材107を取り除き、さらにリンイオ
ンの注入を行なうことで、113および117で示され
る領域をライトドープ領域とするものである。なお本実
施例においては左右2つのTFTはNチャネル型TFT
となるので図2(C)の工程は省略される。本実施例の
構成を採用することで、LDD構造を有するTFTを作
製することができる。
す工程の後にさらに強い加速電圧によって、2回目のリ
ンイオンの注入を行ない、113および117で示され
る領域をライトドープ領域とするものである。加速電圧
を強くするのは、遮蔽材107を透過してイオンを11
3、117で示される領域に注入するためである。本実
施例の構成を採用することで、LDD構造を有するTF
Tを作製することができる。
D構造を有するMOSトランジスタが大幅な工程に変更
なく、容易に製造可能とすることができる。
電気特性を示す。
Claims (5)
- 【請求項1】ソース領域、ドレイン領域および前記ドレ
イン領域側のみに設けられたオフセット領域とを有する
結晶性シリコン膜と、前記結晶性シリコン膜上のゲート
絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜上のゲート電極とを有する
薄膜トランジスタの作製方法であって、 前記ゲート絶縁膜上に導電膜を成膜し、前記導電膜上に
マスクを形成し、前記マスクを用いて前記導電膜をエッ
チングし、その後前記マスク下の導電膜をサイドエッチ
ングして前記ゲート電極を形成し、 前記ソース領域となる結晶性シリコン膜上の前記マスク
を一部除去し、一部除去した前記マスクを用いて不純物
をドーピングして前記結晶性シリコン膜に前記ソース領
域、前記ドレイン領域および前記オフセット領域を形成
することを特徴とする薄膜トランジスタの作製方法。 - 【請求項2】ソース領域、ドレイン領域および前記ドレ
イン領域側のみに設けられたLDD領域とを有する結晶
性シリコン膜と、前記結晶性シリコン膜上のゲート絶縁
膜と、前記ゲート絶縁膜上のゲート電極とを有する薄膜
トランジスタの作製方法であって、 前記ゲート絶縁膜上に導電膜を成膜し、前記導電膜上に
マスクを形成し、前記マスクを用いて前記導電膜をエッ
チングし、その後前記マスク下の導電膜をサイドエッチ
ングして前記ゲート電極を形成し、 前記ソース領域となる結晶性シリコン膜の上の前記マス
クを一部除去し、一部除去した前記マスクを用いて不純
物をドーピングして前記結晶性シリコン膜に前記ソース
領域、前記ドレイン領域および前記LDD領域を形成す
ることを特徴とする薄膜トランジスタの作製方法。 - 【請求項3】ソース領域、ドレイン領域および前記ドレ
イン領域側のみに設けられたLDD領域とを有する結晶
性シリコン膜と、前記結晶性シリコン膜上のゲート絶縁
膜と、前記ゲート絶縁膜上のゲート電極とを有する薄膜
トランジスタの作製方法であ って、 前記ゲート絶縁膜上に導電膜を成膜し、前記導電膜上に
マスクを形成し、前記マスクを用いて前記導電膜をエッ
チングし、その後前記マスク下の導電膜をサイドエッチ
ングして前記ゲート電極を形成し、 前記ソース領域となる結晶性シリコン膜上の前記マスク
を一部除去し、一部除去した前記マスクを用いて第1の
不純物をドーピングし、第2の不純物をドーピングして
前記結晶性シリコン膜に前記ソース領域、前記ドレイン
領域および前記LDD領域を形成することを特徴とする
薄膜トランジスタの作製方法。 - 【請求項4】ソース領域、ドレイン領域および前記ドレ
イン領域側のみに設けられたLDD領域とを有する結晶
性シリコン膜と、前記結晶性シリコン膜上のゲート絶縁
膜と、前記ゲート絶縁膜上のゲート電極とを有する薄膜
トランジスタの作製方法であって、 前記ゲート絶縁膜上に導電膜を成膜し、前記導電膜上に
マスクを形成し、前記マスクを用いて前記導電膜をエッ
チングし、その後前記マスク下の導電膜をサイドエッチ
ングして前記ゲート電極を形成し、 前記ソース領域となる結晶性シリコン膜上の前記マスク
を一部除去し、一部除去した前記マスクを用いて第1の
不純物をドーピングし、前記マスクを全て除去し、第2
の不純物をドーピングして前記結晶性シリコン膜に前記
ソース領域、前記ドレイン領域および前記LDD領域を
形成することを特徴とする薄膜トランジスタの作製方
法。 - 【請求項5】請求項1から請求項4のいずれか一項にお
いて、前記不純物は、ボロンまたはリンであることを特
徴とする薄膜トランジスタの作製方法。
Priority Applications (3)
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US08/683,096 US5741718A (en) | 1994-02-10 | 1996-07-16 | Method for manufacturing a semiconductor device |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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1994
- 1994-02-10 JP JP03795994A patent/JP3325996B2/ja not_active Expired - Fee Related
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