JP3310562B2 - コンバインの刈取前処理装置 - Google Patents
コンバインの刈取前処理装置Info
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- support frame
- shaft
- frame
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインの刈取
前処理装置に係り、詳しくは、刈取られた穀稈や刈取ら
れる直前の状態にある穀稈を、縦搬送装置の始端部へ積
極的に運ぶための掻込み回転体及び補助搬送装置部分の
構造に関する。
前処理装置に係り、詳しくは、刈取られた穀稈や刈取ら
れる直前の状態にある穀稈を、縦搬送装置の始端部へ積
極的に運ぶための掻込み回転体及び補助搬送装置部分の
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】補助搬送装置は、掻込み回転体の上方に
配置されて刈取装置前方から穀稈に係止搬送作用を与え
て、取り損ないによる前零れなく穀稈を掻込み回転体に
向わせる機能を発揮するものであり、掻込み回転体の駆
動軸に装着された駆動輪体と、その前方の従動輪体とに
突起付き無端回動帯を巻回して構成されている。そし
て、特開平8‐154453号公報に示されたもののよ
うに、掻込み回転軸の支軸に取付けられた支持フレーム
(前記公報の図面における符号27が符記された部材)
によって、従動輪体を回転自在に支持していた。
配置されて刈取装置前方から穀稈に係止搬送作用を与え
て、取り損ないによる前零れなく穀稈を掻込み回転体に
向わせる機能を発揮するものであり、掻込み回転体の駆
動軸に装着された駆動輪体と、その前方の従動輪体とに
突起付き無端回動帯を巻回して構成されている。そし
て、特開平8‐154453号公報に示されたもののよ
うに、掻込み回転軸の支軸に取付けられた支持フレーム
(前記公報の図面における符号27が符記された部材)
によって、従動輪体を回転自在に支持していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報の構造は、掻
込み回転体の駆動軸にその下方から動力伝達させるもの
であり、それによって補助搬送装置の支持フレームを支
軸上端に固定してあるが、刈取前処理装置のレイアウト
変更等により、補助搬送装置の上方から掻込み回転体に
動力伝達する構造を採る場合には、支軸が回転する駆動
軸となって単純に支持フレームを固定できなくなる。例
えば、刈取前処理装置の固定部から延出されるステー等
を介することで支持フレームを取付固定するものとし、
支持フレームに形成された大きめの孔に駆動軸を挿通さ
せることで、多少の寸法誤差があっても両者の非接触状
態を維持させる手段が考えられるが、これでは支持フレ
ームと駆動軸との隙間からゴミ等の異物が容易に入って
しまい、都合が悪い。本発明の目的は、上方から掻込み
回転体に入力させる構造であっても、上記不都合なく補
助搬送装置の支持フレームを配置設定できるようにする
点にある。
込み回転体の駆動軸にその下方から動力伝達させるもの
であり、それによって補助搬送装置の支持フレームを支
軸上端に固定してあるが、刈取前処理装置のレイアウト
変更等により、補助搬送装置の上方から掻込み回転体に
動力伝達する構造を採る場合には、支軸が回転する駆動
軸となって単純に支持フレームを固定できなくなる。例
えば、刈取前処理装置の固定部から延出されるステー等
を介することで支持フレームを取付固定するものとし、
支持フレームに形成された大きめの孔に駆動軸を挿通さ
せることで、多少の寸法誤差があっても両者の非接触状
態を維持させる手段が考えられるが、これでは支持フレ
ームと駆動軸との隙間からゴミ等の異物が容易に入って
しまい、都合が悪い。本発明の目的は、上方から掻込み
回転体に入力させる構造であっても、上記不都合なく補
助搬送装置の支持フレームを配置設定できるようにする
点にある。
【0004】
〔構成〕 上記目的達成のために本発明は、刈取装置付近に位置す
る穀稈の株元側部分に作用して縦搬送装置の始端部に強
制移送する掻込み回転体と、この掻込み回転体の上方に
おいて刈取装置前方から掻込み回転体に向けて穀稈を係
止移送する補助搬送装置とを備え、補助搬送装置を、掻
込み回転体の駆動軸に装着された駆動輪体と、その前方
に配置した従動輪体とに突起付き無端回動帯を巻回して
構成してあるコンバインの刈取前処理装置において、従
動輪体を、駆動軸が挿通された板金製の支持フレームに
軸支するとともに、支持フレームを刈取部の固定部に固
定支持し、駆動軸をこの駆動軸の上端部に位置するベベ
ルギアケースで位置固定し、前記駆動軸に芯出し部材を
摺接可能に嵌 装し、この芯出し部材を前記支持フレーム
の上面に固着して前記駆動軸と支持フレームとの隙間を
閉塞するように構成してあることを特徴とする。
る穀稈の株元側部分に作用して縦搬送装置の始端部に強
制移送する掻込み回転体と、この掻込み回転体の上方に
おいて刈取装置前方から掻込み回転体に向けて穀稈を係
止移送する補助搬送装置とを備え、補助搬送装置を、掻
込み回転体の駆動軸に装着された駆動輪体と、その前方
に配置した従動輪体とに突起付き無端回動帯を巻回して
構成してあるコンバインの刈取前処理装置において、従
動輪体を、駆動軸が挿通された板金製の支持フレームに
軸支するとともに、支持フレームを刈取部の固定部に固
定支持し、駆動軸をこの駆動軸の上端部に位置するベベ
ルギアケースで位置固定し、前記駆動軸に芯出し部材を
摺接可能に嵌 装し、この芯出し部材を前記支持フレーム
の上面に固着して前記駆動軸と支持フレームとの隙間を
閉塞するように構成してあることを特徴とする。
【0005】〔作用〕 請求項1の構成によれば、従動輪体を軸支する支持フレ
ームと駆動軸とを、芯出し部材を介して嵌装してあるか
ら、芯出し部材と駆動軸とを摺接するまでこれら両者を
近接できて、駆動軸と支持フレームとの隙間がほぼ無い
状態として藁屑やゴミ等の異物が駆動軸と支持フレーム
との間侵入することを防止又は抑制することができる。
加えて、上記近接配置によって芯出し部材の位置決めが
行えるから、駆動軸の存在によって支持フレームがガタ
付かないように位置保持できるとか、支持フレームの横
方向への位置ズレを矯正して補助搬送装置の正規の設定
位置を現出させるノックピン的作用を発揮させることが
可能になる。
ームと駆動軸とを、芯出し部材を介して嵌装してあるか
ら、芯出し部材と駆動軸とを摺接するまでこれら両者を
近接できて、駆動軸と支持フレームとの隙間がほぼ無い
状態として藁屑やゴミ等の異物が駆動軸と支持フレーム
との間侵入することを防止又は抑制することができる。
加えて、上記近接配置によって芯出し部材の位置決めが
行えるから、駆動軸の存在によって支持フレームがガタ
付かないように位置保持できるとか、支持フレームの横
方向への位置ズレを矯正して補助搬送装置の正規の設定
位置を現出させるノックピン的作用を発揮させることが
可能になる。
【0006】つまり、掻込み回転体への動力を、その駆
動軸を上に延長して上方から入力する構造、或いは、従
来通りに下方から駆動軸に動力を入力する構造のいずれ
の構造であっても、補助搬送装置の支持フレームと回転
する駆動軸との隙間からの異物侵入を防止できるととも
に、その駆動軸によって支持フレームの位置決めを行う
こともできるようになる。
動軸を上に延長して上方から入力する構造、或いは、従
来通りに下方から駆動軸に動力を入力する構造のいずれ
の構造であっても、補助搬送装置の支持フレームと回転
する駆動軸との隙間からの異物侵入を防止できるととも
に、その駆動軸によって支持フレームの位置決めを行う
こともできるようになる。
【0007】 〔効果〕 その結果、請求項1に記載のコンバインでは、掻込み回
転体の駆動軸を補助搬送装置の支持フレームに貫通させ
る構造を、駆動軸で支持フレームを位置決めでき、か
つ、駆動軸と支持フレームとの間への異物侵入を防止で
きるように、機能の兼用化を図れる好ましい状態にし得
たので、駆動軸へ上方から動力伝達するとか駆動軸を上
方に延出する刈取前処理部のレイアウトを合理的に構成
することができた。
転体の駆動軸を補助搬送装置の支持フレームに貫通させ
る構造を、駆動軸で支持フレームを位置決めでき、か
つ、駆動軸と支持フレームとの間への異物侵入を防止で
きるように、機能の兼用化を図れる好ましい状態にし得
たので、駆動軸へ上方から動力伝達するとか駆動軸を上
方に延出する刈取前処理部のレイアウトを合理的に構成
することができた。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は2条刈りの自脱型コンバイ
ンの側面を示しており、左右一対のクローラ走行装置1
を備えた機体2の前部に、横軸支点Pを中心にして油圧
シリンダ3で上下に駆動揺動可能に、刈取前処理装置で
ある刈取部4が連結されるとともに、機体2には脱穀装
置5、操縦部6、穀粒ホッパー7、エンジン8等が搭載
されている。
ンの側面を示しており、左右一対のクローラ走行装置1
を備えた機体2の前部に、横軸支点Pを中心にして油圧
シリンダ3で上下に駆動揺動可能に、刈取前処理装置で
ある刈取部4が連結されるとともに、機体2には脱穀装
置5、操縦部6、穀粒ホッパー7、エンジン8等が搭載
されている。
【0009】刈取部4には、横軸支点Pを中心に上下揺
動可能に支持された刈取部主フレーム9、並列配備され
た左右一対の引起し装置10a,10b、引起こされた
穀稈の株元を刈取るバリカン型の刈取装置11、刈取り
穀稈を刈り幅中間に掻込み合流する左右一対のパッカー
(掻き込み回転体に相当)12a,12b、各パッカー
上部から斜め前方に片持ち状に延出された左右一対の補
助搬送装置13,13、刈取り穀稈を後方上方に搬送し
て横倒し姿勢で脱穀装置5のフィードチェーン14に受
け渡す縦搬送装置15等が備えられている。
動可能に支持された刈取部主フレーム9、並列配備され
た左右一対の引起し装置10a,10b、引起こされた
穀稈の株元を刈取るバリカン型の刈取装置11、刈取り
穀稈を刈り幅中間に掻込み合流する左右一対のパッカー
(掻き込み回転体に相当)12a,12b、各パッカー
上部から斜め前方に片持ち状に延出された左右一対の補
助搬送装置13,13、刈取り穀稈を後方上方に搬送し
て横倒し姿勢で脱穀装置5のフィードチェーン14に受
け渡す縦搬送装置15等が備えられている。
【0010】縦搬送装置15は、穀稈株元側に作用する
株元挟持搬送機構15aと穀稈穂先側に作用する穂先係
止搬送機構15bから成り、この縦搬送装置15が横軸
支点Pを中心にして上下に揺動されることで扱き深さ調
節を行うことができるよう構成されている。
株元挟持搬送機構15aと穀稈穂先側に作用する穂先係
止搬送機構15bから成り、この縦搬送装置15が横軸
支点Pを中心にして上下に揺動されることで扱き深さ調
節を行うことができるよう構成されている。
【0011】次に伝動系について説明する。図5に示す
ように、エンジン8の出力は作業系と走行系とに分岐さ
れ、一方の分岐動力は脱穀装置5と穀粒ホッパー7の穀
粒搬出機構に伝達され、他方の分岐動力は走行用変速装
置としての静油圧式無段変速装置(HST)16に伝達
されて適宜変速された後、ミッションケース17で減速
されて左右のクローラ走行装置1に伝達される。また、
静油圧式無段変速装置16の変速出力はミッションケー
ス17内で分岐され、その一部の分岐動力が刈取部4に
伝達されるようになっている。
ように、エンジン8の出力は作業系と走行系とに分岐さ
れ、一方の分岐動力は脱穀装置5と穀粒ホッパー7の穀
粒搬出機構に伝達され、他方の分岐動力は走行用変速装
置としての静油圧式無段変速装置(HST)16に伝達
されて適宜変速された後、ミッションケース17で減速
されて左右のクローラ走行装置1に伝達される。また、
静油圧式無段変速装置16の変速出力はミッションケー
ス17内で分岐され、その一部の分岐動力が刈取部4に
伝達されるようになっている。
【0012】詳述すると、図3、図5、図6に示すよう
に、機体2の前部に立設した刈取部支持台18には、刈
取部の揺動支点となる横軸支点Pと同芯状に原動軸19
がブラケット20を介して横架され、この原動軸19と
ミッションケース17の刈取部駆動軸21とが一方向ク
ラッチ22及びベルト伝動機構23を介して連動連結さ
れ、分岐変速動力の正転動力のみが刈取部駆動力として
原動軸19に伝達されている。
に、機体2の前部に立設した刈取部支持台18には、刈
取部の揺動支点となる横軸支点Pと同芯状に原動軸19
がブラケット20を介して横架され、この原動軸19と
ミッションケース17の刈取部駆動軸21とが一方向ク
ラッチ22及びベルト伝動機構23を介して連動連結さ
れ、分岐変速動力の正転動力のみが刈取部駆動力として
原動軸19に伝達されている。
【0013】そして、刈取部主フレーム9の基端ボス部
9aが原動軸19に沿って横スライド可能に支持される
とともに、この基端ボス部9aには、原動軸19にトル
ク伝達可能かつ横スライド自在に外嵌したベベルギヤ2
4、及びこのベベルギヤ24に咬合するベベルギヤ25
が基端ボス部9aと共に横移動可能に装着されている。
又、基端ボス部9aからは前後向き伝動軸26を挿通支
持したパイプフレーム27が前方に向けて延出されると
ともに、前後向き伝動軸26の後端にベベルギヤ25が
連結されている。
9aが原動軸19に沿って横スライド可能に支持される
とともに、この基端ボス部9aには、原動軸19にトル
ク伝達可能かつ横スライド自在に外嵌したベベルギヤ2
4、及びこのベベルギヤ24に咬合するベベルギヤ25
が基端ボス部9aと共に横移動可能に装着されている。
又、基端ボス部9aからは前後向き伝動軸26を挿通支
持したパイプフレーム27が前方に向けて延出されると
ともに、前後向き伝動軸26の後端にベベルギヤ25が
連結されている。
【0014】図4及び図7に示すように、刈取部主フレ
ーム9の前端には横向き水平に筒状の伝動ケース28が
連結されるとともに、この伝動ケース28から前方に3
本の分草フレーム29a,29b,29cが延出され、
左右の分草フレーム29a,29cの前部に左右の引起
し装置10a,10bの下部が連結支持され、かつ、3
本の分草フレーム29a,29b,29cに亘って刈取
装置11が横架装着されている。
ーム9の前端には横向き水平に筒状の伝動ケース28が
連結されるとともに、この伝動ケース28から前方に3
本の分草フレーム29a,29b,29cが延出され、
左右の分草フレーム29a,29cの前部に左右の引起
し装置10a,10bの下部が連結支持され、かつ、3
本の分草フレーム29a,29b,29cに亘って刈取
装置11が横架装着されている。
【0015】図7〜図9に示すように、パイプフレーム
27の前端と右側の引起し装置10aの上部とがベベル
ギヤケース30で連結され、前後向き伝動軸26と引起
し装置10aの入力軸31aとがベベルギヤ連動されて
いる。また、ベベルギヤケース30の下部には、前後向
き伝動軸26にベベルギヤ連動された縦向きの中間伝動
軸32を挿通した筒ケース33が延出されるとともに、
更にその下部に中間ベベルギヤケース34が設けられて
いる。この中間ベベルギヤケース34からは、内外2重
軸状に第1縦向き伝動軸35,36が下方の伝動ケース
28に向けて延出されている。
27の前端と右側の引起し装置10aの上部とがベベル
ギヤケース30で連結され、前後向き伝動軸26と引起
し装置10aの入力軸31aとがベベルギヤ連動されて
いる。また、ベベルギヤケース30の下部には、前後向
き伝動軸26にベベルギヤ連動された縦向きの中間伝動
軸32を挿通した筒ケース33が延出されるとともに、
更にその下部に中間ベベルギヤケース34が設けられて
いる。この中間ベベルギヤケース34からは、内外2重
軸状に第1縦向き伝動軸35,36が下方の伝動ケース
28に向けて延出されている。
【0016】第1縦向き伝動軸の内軸35は中間伝動軸
32の下端に増速状態でベベルギヤ連動されており、こ
の内軸35の下端が伝動ケース28の右端部に設けたベ
ベルギヤケース37に挿入されて、伝動ケース28に挿
通した横向き伝動軸38にベベルギヤ連動されている。
又、内軸の外側に配置された筒状の外軸36は、同じく
中間伝動軸32の下端に減速状態でベベルギヤ連動さ
れ、その下部に右側のパッカー12aがトルクリミッタ
39を介して取付けられるとともに、このパッカー12
aの上部に備えられた駆動プーリ(駆動輪体に相当)4
0aに右側の掻き込み搬送ベルト(突起付き無端回転体
に相当)13aが巻き掛けられている。尚、駆動される
右側のパッカー12aに対して左側のパッカー12bが
咬合駆動される構造である。
32の下端に増速状態でベベルギヤ連動されており、こ
の内軸35の下端が伝動ケース28の右端部に設けたベ
ベルギヤケース37に挿入されて、伝動ケース28に挿
通した横向き伝動軸38にベベルギヤ連動されている。
又、内軸の外側に配置された筒状の外軸36は、同じく
中間伝動軸32の下端に減速状態でベベルギヤ連動さ
れ、その下部に右側のパッカー12aがトルクリミッタ
39を介して取付けられるとともに、このパッカー12
aの上部に備えられた駆動プーリ(駆動輪体に相当)4
0aに右側の掻き込み搬送ベルト(突起付き無端回転体
に相当)13aが巻き掛けられている。尚、駆動される
右側のパッカー12aに対して左側のパッカー12bが
咬合駆動される構造である。
【0017】左右の補助搬送装置13は、駆動プーリ4
0a,40bと、その斜め前方に配置された従動プーリ
(従動輪体に相当)49a,49bとに亘って係止突起
付きの掻き込み搬送ベルト13a,13bを巻回して構
成されている。各従動プーリ49a,49bは、補助搬
送装置13に対する上方カバー部材である板金製の支持
フレームFa,Fbに支承されている。
0a,40bと、その斜め前方に配置された従動プーリ
(従動輪体に相当)49a,49bとに亘って係止突起
付きの掻き込み搬送ベルト13a,13bを巻回して構
成されている。各従動プーリ49a,49bは、補助搬
送装置13に対する上方カバー部材である板金製の支持
フレームFa,Fbに支承されている。
【0018】右側の支持フレームFaは、分草杆29a
といった刈取部4の固定部に支持された支持板56と、
右端の分草フレーム29aから立設された引起し支持杆
57に固定されたステー58とによって支持されてお
り、パッカー駆動軸である外軸(駆動軸に相当)36を
上下に非接触状態に挿通している。但し、ナイロンやポ
リアミド系樹脂等の合成樹脂で成る芯出し部材59を、
外軸36と摺接可能な状態に2本のボルト59aで支持
フレームFaの上面に装着してあり、その結果支持フレ
ームFaは、回転部材である外軸36によって横方向に
対する位置決めが行われているのである(図4や図11
も参照)。又、芯出し部材59の存在によって外軸36
との隙間が殆ど無いようにされており、支持フレームF
aと外軸36との間から右側のパッカー12aのドラム
部分12d内部分に異物が侵入するのを防止している。
といった刈取部4の固定部に支持された支持板56と、
右端の分草フレーム29aから立設された引起し支持杆
57に固定されたステー58とによって支持されてお
り、パッカー駆動軸である外軸(駆動軸に相当)36を
上下に非接触状態に挿通している。但し、ナイロンやポ
リアミド系樹脂等の合成樹脂で成る芯出し部材59を、
外軸36と摺接可能な状態に2本のボルト59aで支持
フレームFaの上面に装着してあり、その結果支持フレ
ームFaは、回転部材である外軸36によって横方向に
対する位置決めが行われているのである(図4や図11
も参照)。又、芯出し部材59の存在によって外軸36
との隙間が殆ど無いようにされており、支持フレームF
aと外軸36との間から右側のパッカー12aのドラム
部分12d内部分に異物が侵入するのを防止している。
【0019】伝動ケース28の左端部からはベベルギヤ
ケース41を介してパイプフレーム42が立設され、伝
動ケース28に挿通した横向き伝動軸38とパイプフレ
ーム42に挿通した第2縦向き伝動軸43とがベベルギ
ヤ連動されている。また、パイプフレーム42の上端部
と左側の引起し装置10bの上部とがベベルギヤケース
44を介して連結され、パイプフレーム42に挿通され
た第2縦向き伝動軸43と引起し装置10bの入力軸3
1bとがベベルギヤ連動されている。
ケース41を介してパイプフレーム42が立設され、伝
動ケース28に挿通した横向き伝動軸38とパイプフレ
ーム42に挿通した第2縦向き伝動軸43とがベベルギ
ヤ連動されている。また、パイプフレーム42の上端部
と左側の引起し装置10bの上部とがベベルギヤケース
44を介して連結され、パイプフレーム42に挿通され
た第2縦向き伝動軸43と引起し装置10bの入力軸3
1bとがベベルギヤ連動されている。
【0020】左側の支持フレームFbは、パイプフレー
ム42に取付けられた支軸48と、左端の分草フレーム
29cから立設された引起し支持杆67に固定されたス
テー60とによって支持されており(図4参照)、左側
のパッカー12bは支軸48に回転自在に支承されてい
る。又、左右の従動プーリ49a,49bは、共に同構
造によってテンション調節可能に構成されており、左側
のもので説明する。
ム42に取付けられた支軸48と、左端の分草フレーム
29cから立設された引起し支持杆67に固定されたス
テー60とによって支持されており(図4参照)、左側
のパッカー12bは支軸48に回転自在に支承されてい
る。又、左右の従動プーリ49a,49bは、共に同構
造によってテンション調節可能に構成されており、左側
のもので説明する。
【0021】図12、図13に示すように、従動プーリ
49bは、カラー61とワッシャ62を介して軸ボルト
63に挿通されており、この軸ボルト63をテンション
部材64のナット部64aに締め上げることで支持フレ
ームFbに固定されている。支持フレームFbにはステ
ー60と共に長孔65が形成されており、軸ボルト63
は、カラー61、ワッシャ62、支持フレームFb、及
びステー60の4者を共締め固定しており、ステー60
と支持フレームFbとはそれによって一体化されてい
る。
49bは、カラー61とワッシャ62を介して軸ボルト
63に挿通されており、この軸ボルト63をテンション
部材64のナット部64aに締め上げることで支持フレ
ームFbに固定されている。支持フレームFbにはステ
ー60と共に長孔65が形成されており、軸ボルト63
は、カラー61、ワッシャ62、支持フレームFb、及
びステー60の4者を共締め固定しており、ステー60
と支持フレームFbとはそれによって一体化されてい
る。
【0022】又、テンション部材64は、支持フレーム
Fbに形成された調節孔66を通して屈曲形成すること
により、従動プーリ49b後方側においてプーリ底に近
接したスクレーパ部64bを形成してある。つまり、テ
ンション部材64は従動プーリ49bと一体でテンショ
ン調節移動されるものであるから、ゴミや異物のプーリ
底への付着を防止するスクレーパ作用が常に良好に発揮
されるのである。加えて、テンション調節に拘らずにス
テー60等に形成された長孔65を覆うべく、テンショ
ン部材64を前方に延設した形状としてある。
Fbに形成された調節孔66を通して屈曲形成すること
により、従動プーリ49b後方側においてプーリ底に近
接したスクレーパ部64bを形成してある。つまり、テ
ンション部材64は従動プーリ49bと一体でテンショ
ン調節移動されるものであるから、ゴミや異物のプーリ
底への付着を防止するスクレーパ作用が常に良好に発揮
されるのである。加えて、テンション調節に拘らずにス
テー60等に形成された長孔65を覆うべく、テンショ
ン部材64を前方に延設した形状としてある。
【0023】又、図9、図10に示すように、伝動ケー
ス28の右端部に設けたベベルギヤケース37におい
て、前後方向に向かう刈刃駆動軸45と内側の縦向き伝
動軸35とがベベルギヤ連動され、この刈刃駆動軸45
の前端部に設けたクランク46と刈取装置11に備えた
縦向きのナイフヘッド47とを係合させ、刈刃駆動軸4
5の回転によって刈取装置11を一定ストロークで左右
に往復駆動するよう構成されている。
ス28の右端部に設けたベベルギヤケース37におい
て、前後方向に向かう刈刃駆動軸45と内側の縦向き伝
動軸35とがベベルギヤ連動され、この刈刃駆動軸45
の前端部に設けたクランク46と刈取装置11に備えた
縦向きのナイフヘッド47とを係合させ、刈刃駆動軸4
5の回転によって刈取装置11を一定ストロークで左右
に往復駆動するよう構成されている。
【0024】図3及び図4に示すように、縦搬送装置1
5における株元挟持搬送機構15aと穂先係止搬送機構
15bとの共通する駆動軸50が、原動軸19の左端部
に横軸心Pを中心に回動可能に装着した回動ケース51
に備えられており、穀稈長さ検出センサに検出結果に基
づいて縦搬送装置15を図示しない電動式の駆動機構で
上下揺動することで、稈長に関わらず扱深さ量を一定に
維持する扱深さ制御が実行されるようになっている。
5における株元挟持搬送機構15aと穂先係止搬送機構
15bとの共通する駆動軸50が、原動軸19の左端部
に横軸心Pを中心に回動可能に装着した回動ケース51
に備えられており、穀稈長さ検出センサに検出結果に基
づいて縦搬送装置15を図示しない電動式の駆動機構で
上下揺動することで、稈長に関わらず扱深さ量を一定に
維持する扱深さ制御が実行されるようになっている。
【0025】次に、刈取部4の支持構造について説明す
る。図3、及び図14〜図17に示すように、左右向き
の軸心Q周りで上下揺動自在に機体に枢支される揺動フ
レーム70と、この揺動フレーム70を駆動揺動させる
油圧シリンダ(アクチュエータの一例)3とで、刈取部
4を駆動昇降する昇降機構Aが構成されている。揺動フ
レーム70は、主フレーム9に下方から接当する左右に
長い押圧作用部70aと、左右のアーム部70b,70
bとが一体となった門型の屈曲パイプから構成されて支
点パイプ70cに固着一体化されており、主フレーム9
における押圧作用部70aが接当する範囲の下面には、
摺接補強部材71が取付けられている。
る。図3、及び図14〜図17に示すように、左右向き
の軸心Q周りで上下揺動自在に機体に枢支される揺動フ
レーム70と、この揺動フレーム70を駆動揺動させる
油圧シリンダ(アクチュエータの一例)3とで、刈取部
4を駆動昇降する昇降機構Aが構成されている。揺動フ
レーム70は、主フレーム9に下方から接当する左右に
長い押圧作用部70aと、左右のアーム部70b,70
bとが一体となった門型の屈曲パイプから構成されて支
点パイプ70cに固着一体化されており、主フレーム9
における押圧作用部70aが接当する範囲の下面には、
摺接補強部材71が取付けられている。
【0026】油圧シリンダ3のピストンロッド3a先端
部は、押圧作用部70aに固着されたコ字形状の取付ブ
ラケット72に枢支されるとともに、この取付ブラケッ
ト72の下面に螺着されるストッパーディスク73、及
びこのストッパーディスク73に接当可能な接当部材7
4を油圧シリンダ3の本体3bに固定してある。つま
り、接当部材74とストッパーディスク73との接当に
よって油圧シリンダ3の短縮限界、すなわち刈取部4の
下降限界が決まるものであり、ストッパーディスク73
の形状は、これのネジを緩めての回動操作によって接当
部材74との接当位置を可変調節できるように、その径
を略渦巻き状に変化させてある。従って、ストッパーデ
ィスク73の位置調節により、刈取部4の下限位置を上
下に調節できる下限調節機構Bが構成されている。
部は、押圧作用部70aに固着されたコ字形状の取付ブ
ラケット72に枢支されるとともに、この取付ブラケッ
ト72の下面に螺着されるストッパーディスク73、及
びこのストッパーディスク73に接当可能な接当部材7
4を油圧シリンダ3の本体3bに固定してある。つま
り、接当部材74とストッパーディスク73との接当に
よって油圧シリンダ3の短縮限界、すなわち刈取部4の
下降限界が決まるものであり、ストッパーディスク73
の形状は、これのネジを緩めての回動操作によって接当
部材74との接当位置を可変調節できるように、その径
を略渦巻き状に変化させてある。従って、ストッパーデ
ィスク73の位置調節により、刈取部4の下限位置を上
下に調節できる下限調節機構Bが構成されている。
【0027】そして、主フレーム9に係合されてこれと
一体で左右移動する横送り部材75と、これに螺合する
状態で左右のアーム部70b,70bに架設配備される
ネジ軸76と、このネジ軸76を駆動回動するギヤード
モータ77を備えることにより、主フレーム9を、すな
わち刈取部4を強制横スライドさせる横送り機構Cを構
成してある。ネジ軸76の左側を軸支するアーム部70
bのブラケット70dに、ギヤードモータ77を取付け
てあるとともに、横送り部材75の回り止めを行うバー
部材78を左右のアーム部70b,70bに固着してあ
り、そのバー部材78が、揺動フレーム70の強度・剛
性向上に寄与する補強部材にもなっている。
一体で左右移動する横送り部材75と、これに螺合する
状態で左右のアーム部70b,70bに架設配備される
ネジ軸76と、このネジ軸76を駆動回動するギヤード
モータ77を備えることにより、主フレーム9を、すな
わち刈取部4を強制横スライドさせる横送り機構Cを構
成してある。ネジ軸76の左側を軸支するアーム部70
bのブラケット70dに、ギヤードモータ77を取付け
てあるとともに、横送り部材75の回り止めを行うバー
部材78を左右のアーム部70b,70bに固着してあ
り、そのバー部材78が、揺動フレーム70の強度・剛
性向上に寄与する補強部材にもなっている。
【0028】図15に示されるように、主フレーム9の
荷重は必ず押圧作用部70aに作用させて、ネジ軸76
には荷重が作用しないようにする都合上、正面視で略U
字形状の横送り部材75の底部75aと、主フレーム9
下面とには、これら両者が最も接近する状態においても
上下に隙間ができる状態に設定してある。バー部材78
によって横送り部材75を回り止めしてあるので、ネジ
軸76を正回転と逆回転との反転駆動時に、横送り部材
75前後の底端部75f,75rと主フレーム9下面と
が接当することがなく、従ってその衝突音も発生しない
ようになっている。主フレーム9は、揺動フレーム52
に受け止め載置されているので、揺動フレーム70の上
下揺動に追従して上下動するとともに、地上の隆起物に
乗り上がる場合には揺動フレーム70に対して刈取部4
のみが離反して上昇できるようになっている。又、刈取
部4は作業の形態によって以下のようにスライド調節さ
れる。
荷重は必ず押圧作用部70aに作用させて、ネジ軸76
には荷重が作用しないようにする都合上、正面視で略U
字形状の横送り部材75の底部75aと、主フレーム9
下面とには、これら両者が最も接近する状態においても
上下に隙間ができる状態に設定してある。バー部材78
によって横送り部材75を回り止めしてあるので、ネジ
軸76を正回転と逆回転との反転駆動時に、横送り部材
75前後の底端部75f,75rと主フレーム9下面と
が接当することがなく、従ってその衝突音も発生しない
ようになっている。主フレーム9は、揺動フレーム52
に受け止め載置されているので、揺動フレーム70の上
下揺動に追従して上下動するとともに、地上の隆起物に
乗り上がる場合には揺動フレーム70に対して刈取部4
のみが離反して上昇できるようになっている。又、刈取
部4は作業の形態によって以下のようにスライド調節さ
れる。
【0029】(回り刈り作業) 機体1の左側を未刈り地として刈取り作業する通常の回
り刈り時には、横送り機構Cを駆動して、図2(ロ)に
示すように刈取部4を最大限左方にスライド変位させ、
刈取り幅の左端が左側のクローラ走行装置1よりも未刈
り地に突出する状態にする。このようにすることで、最
も機体1に近い未刈り穀稈を左側のクローラ走行装置1
から離すことができ、湿田作業において左側のクローラ
走行装置1の沈下によって盛り上がった土が未刈り穀稈
の株元を押したり、機体側に倒れ込んだ未刈り穀稈が左
側のクローラ走行装置1に接触したり踏み倒されたりす
るのを未然に回避することができる。
り刈り時には、横送り機構Cを駆動して、図2(ロ)に
示すように刈取部4を最大限左方にスライド変位させ、
刈取り幅の左端が左側のクローラ走行装置1よりも未刈
り地に突出する状態にする。このようにすることで、最
も機体1に近い未刈り穀稈を左側のクローラ走行装置1
から離すことができ、湿田作業において左側のクローラ
走行装置1の沈下によって盛り上がった土が未刈り穀稈
の株元を押したり、機体側に倒れ込んだ未刈り穀稈が左
側のクローラ走行装置1に接触したり踏み倒されたりす
るのを未然に回避することができる。
【0030】(中割り作業) 圃場の中間を突っきって刈取り走行する中割り作業時に
は、横送り機構Cを駆動して、図2(イ)に示すように
刈取部4を最大限右方にスライド変位させ、刈取り幅が
左右クローラ走行装置1の踏み幅内に収まる状態にす
る。このようにすることで、一対の引起し装置10a,
10bで3条の穀稈を刈取り、左右(特に右側)クロー
ラ走行装置1による踏み倒しなく全面刈りを行うことが
可能となる。
は、横送り機構Cを駆動して、図2(イ)に示すように
刈取部4を最大限右方にスライド変位させ、刈取り幅が
左右クローラ走行装置1の踏み幅内に収まる状態にす
る。このようにすることで、一対の引起し装置10a,
10bで3条の穀稈を刈取り、左右(特に右側)クロー
ラ走行装置1による踏み倒しなく全面刈りを行うことが
可能となる。
【0031】〔別実施形態〕 芯出し部材59は、摺動部用メタルやブッシュ材料等か
ら構成される低摩擦部材でも良い。
ら構成される低摩擦部材でも良い。
【図1】コンバインの全体側面図
【図2】刈取部の横スライド状況を示す平面図
【図3】刈取部の基部を示す側面図
【図4】刈取部への伝動系の基部を示す断面図
【図5】刈取部への伝動系統図
【図6】刈取部の前部を示す平面図
【図7】刈取部の伝動系における補助搬送装置部分を示
す縦断側面図
す縦断側面図
【図8】刈取部の伝動系の一部を示す正面図
【図9】右側のパッカー及び刈取り装置の駆動系を示す
縦断側面図
縦断側面図
【図10】刈取り装置の駆動系を示す横断平面図
【図11】右側補助搬送装置のカバー支持構造を示す斜
視図
視図
【図12】補助搬送装置の従動プーリ支持構造を示す断
面図
面図
【図13】補助搬送装置の従動プーリ支持部分の平面図
【図14】刈取部の横スライド部構造を示す正面図
【図15】刈取部の横スライド部構造を示す側面図
【図16】刈取部の横スライド部構造の要部を示す底面
図
図
【図17】下限調節機構の構造を示す分解斜視図
11 刈取装置 12a パッカー 13 補助搬送装置 13a 掻き込み搬送ベルト 15 縦搬送装置 36 外軸(第1縦向き伝動軸) 40a 駆動プーリ 49a 従動プーリ 59 芯出し部材 Fa 支持フレーム
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−154453(JP,A) 実開 平4−120430(JP,U) 実開 昭62−57610(JP,U) 実開 昭59−38737(JP,U) 実開 昭59−16293(JP,U) 実開 昭60−57934(JP,U) 実開 昭59−55427(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 57/00
Claims (1)
- 【請求項1】 刈取装置(11)付近に位置する穀稈の
株元側部分に作用して縦搬送装置(15)の始端部に強
制移送する掻込み回転体(12a)と、この掻込み回転
体(12a)の上方において前記刈取装置(11)前方
から該掻込み回転体(12a)に向けて穀稈を係止移送
する補助搬送装置(13)とを備え、前記補助搬送装置
(13)を、前記掻込み回転体(12a)の駆動軸(3
6)に装着された駆動輪体(40a)と、その前方に配
置した従動輪体(49a)とに突起付き無端回動帯(1
3a)を巻回して構成してあるコンバインの刈取前処理
装置であって、 前記従動輪体(49a)を、前記駆動軸(36)が挿通
された板金製の支持フレーム(Fa)に軸支するととも
に、前記支持フレーム(Fa)を刈取部(4)の固定部
に固定支持し、前記駆動軸(36)をこの駆動軸(3
6)の上端部に位置するベベルギアケース(34)で位
置固定し、前記駆動軸(36)に芯出し部材(59)を
摺接可能に嵌装し、この芯出し部材(59)を前記支持
フレーム(Fa)の上面に固着して前記駆動軸(36)
と支持フレーム(Fa)との隙間を閉塞するように構成
してあるコンバインの刈取前処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32239196A JP3310562B2 (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | コンバインの刈取前処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32239196A JP3310562B2 (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | コンバインの刈取前処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10155335A JPH10155335A (ja) | 1998-06-16 |
JP3310562B2 true JP3310562B2 (ja) | 2002-08-05 |
Family
ID=18143149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32239196A Expired - Fee Related JP3310562B2 (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | コンバインの刈取前処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3310562B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5324845B2 (ja) * | 2008-07-02 | 2013-10-23 | 株式会社クボタ | 自脱型コンバインの刈り取り搬送構造 |
-
1996
- 1996-12-03 JP JP32239196A patent/JP3310562B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10155335A (ja) | 1998-06-16 |
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