JP3296175B2 - チューブ印字用アダプタ - Google Patents
チューブ印字用アダプタInfo
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- lever
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリンタに用い
るチューブ印字用アダプタに関するものであり、特に、
円形断面チューブに印字できるようにしたチューブ印字
用アダプタに関するものである。
るチューブ印字用アダプタに関するものであり、特に、
円形断面チューブに印字できるようにしたチューブ印字
用アダプタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気設備の端子台に接続される電
線の端部に被覆する端子番号表示チューブを作成できる
テーププリンタが知られている。此種のテーププリンタ
は、剥離紙付粘着テープカセットを使用してテープに文
字を印字することができるとともに、電線被覆用チュー
ブを収容したチューブカセットを装填することにより合
成樹脂製チューブに印字して端子番号表示チューブを作
成することができる。
線の端部に被覆する端子番号表示チューブを作成できる
テーププリンタが知られている。此種のテーププリンタ
は、剥離紙付粘着テープカセットを使用してテープに文
字を印字することができるとともに、電線被覆用チュー
ブを収容したチューブカセットを装填することにより合
成樹脂製チューブに印字して端子番号表示チューブを作
成することができる。
【0003】テーププリンタのカセット収容部とインク
リボンカートリッジ収容部とにそれぞれチューブカセッ
トとインクリボンカートリッジとを装填すると、チュー
ブとインクリボンとがサーマルヘッドとプラテンローラ
との間に位置する。印字実行時には回動アームに軸支さ
れたプラテンローラがサーマルヘッドへ圧接し、チュー
ブとインクリボンを挟圧する。プラテンローラはモータ
によって回転駆動され、チューブとインクリボンを送り
つつサーマルヘッドによってチューブにインクが熱転写
される。
リボンカートリッジ収容部とにそれぞれチューブカセッ
トとインクリボンカートリッジとを装填すると、チュー
ブとインクリボンとがサーマルヘッドとプラテンローラ
との間に位置する。印字実行時には回動アームに軸支さ
れたプラテンローラがサーマルヘッドへ圧接し、チュー
ブとインクリボンを挟圧する。プラテンローラはモータ
によって回転駆動され、チューブとインクリボンを送り
つつサーマルヘッドによってチューブにインクが熱転写
される。
【0004】チューブカセットのチューブは、サーマル
ヘッドが均一に接触するように予め平坦に押潰された形
状に成形され、コアに巻かれてカセットに収容されてい
る。印字されたチューブを電線の端部に装着する際は、
作業者が指でチューブを円筒状に復元して電線に挿通す
る。
ヘッドが均一に接触するように予め平坦に押潰された形
状に成形され、コアに巻かれてカセットに収容されてい
る。印字されたチューブを電線の端部に装着する際は、
作業者が指でチューブを円筒状に復元して電線に挿通す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のチューブカセッ
トを使用して作成した端子番号表示チューブは、平坦に
押潰されているため、そのままでは電線に挿通すること
が困難な場合が多く、円筒形に形状を整える手間を要
し、特に、多数のチューブを装着する場合は作業能率に
難点がある。
トを使用して作成した端子番号表示チューブは、平坦に
押潰されているため、そのままでは電線に挿通すること
が困難な場合が多く、円筒形に形状を整える手間を要
し、特に、多数のチューブを装着する場合は作業能率に
難点がある。
【0006】しかしながら、断面円筒形状のチューブに
印字できるようにするためには、サーマルヘッドとプラ
テンローラとの接触圧を強化しなければならず、チュー
ブ印字に比較してより低い接触圧で充分なテープ印字の
際も常時強い圧力でサーマルヘッドとプラテンローラと
を接触させると、サーマルヘッド及びテープ駆動機構の
耐久性の低下という問題が発生する。
印字できるようにするためには、サーマルヘッドとプラ
テンローラとの接触圧を強化しなければならず、チュー
ブ印字に比較してより低い接触圧で充分なテープ印字の
際も常時強い圧力でサーマルヘッドとプラテンローラと
を接触させると、サーマルヘッド及びテープ駆動機構の
耐久性の低下という問題が発生する。
【0007】そこで、プリンタの汎用性と耐久性を犠牲
にすることなく、用途に応じて長尺の断面円筒形チュー
ブに印字ができるようにしてプリンタの機能を向上する
ために解決すべき技術的課題生じてくるのであり、本発
明は上記課題を解決することを目的とする。
にすることなく、用途に応じて長尺の断面円筒形チュー
ブに印字ができるようにしてプリンタの機能を向上する
ために解決すべき技術的課題生じてくるのであり、本発
明は上記課題を解決することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案するものであり、サーマルヘッド並
びにサーマルヘッドへ接離自在なプラテンローラを備
え、カセットに装填されたテープ或いはチューブとイン
クリボンカートリッジのインクリボンとをプラテンロー
ラとサーマルヘッドとによって挟圧し、プラテンローラ
を回転駆動してテープ或いはチューブとインクリボンと
を同期走行させつつ印字するプリンタ装置に装着して使
用するチューブ印字用アダプタであって、前記カセット
と同一形状のケースの側壁に外部からケース内のチュー
ブガイドへ通じる窓を設け、前記ケース内にレバーを枢
着して前記レバーの先端部をプリンタ装置のプラテンロ
ーラ支持アームの背面に対峙せしめ、前記レバーに圧縮
バネを介して連結された中間レバーと該中間レバーを回
動操作する操作ハンドルを設け、前記操作ハンドルによ
り前記レバーをプラテンローラ支持アームの背面へ弾接
・離反自在に形成したチューブ印字用アダプタを提供す
るものである。
達成するために提案するものであり、サーマルヘッド並
びにサーマルヘッドへ接離自在なプラテンローラを備
え、カセットに装填されたテープ或いはチューブとイン
クリボンカートリッジのインクリボンとをプラテンロー
ラとサーマルヘッドとによって挟圧し、プラテンローラ
を回転駆動してテープ或いはチューブとインクリボンと
を同期走行させつつ印字するプリンタ装置に装着して使
用するチューブ印字用アダプタであって、前記カセット
と同一形状のケースの側壁に外部からケース内のチュー
ブガイドへ通じる窓を設け、前記ケース内にレバーを枢
着して前記レバーの先端部をプリンタ装置のプラテンロ
ーラ支持アームの背面に対峙せしめ、前記レバーに圧縮
バネを介して連結された中間レバーと該中間レバーを回
動操作する操作ハンドルを設け、前記操作ハンドルによ
り前記レバーをプラテンローラ支持アームの背面へ弾接
・離反自在に形成したチューブ印字用アダプタを提供す
るものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図に従って詳述する。図1は電線端子用番号表示チュー
ブやレタリングテープの作成用プリンタ1を示し、前部
にキーボード2が配列され、中央部左側に液晶表示板3
が設けられている。外筐4の後部右側に設けたカセット
装填室5を被蔽するカセットカバー6は、後端部のヒン
ジ(図示せず)を介して外筐4に枢着されており、ヒン
ジを支点として前部を上方へ回動してカセット装填室5
を開放することができる。
図に従って詳述する。図1は電線端子用番号表示チュー
ブやレタリングテープの作成用プリンタ1を示し、前部
にキーボード2が配列され、中央部左側に液晶表示板3
が設けられている。外筐4の後部右側に設けたカセット
装填室5を被蔽するカセットカバー6は、後端部のヒン
ジ(図示せず)を介して外筐4に枢着されており、ヒン
ジを支点として前部を上方へ回動してカセット装填室5
を開放することができる。
【0010】カセット装填室5内にはサーマルヘッド
7、プラテンローラ8、インクリボン巻取りリール軸
9、手動テープカッタ10、半切断用テープカッタ11
が配設されている。チューブカセットや粘着テープカセ
ット、或いは同図に示すように、チューブカセット等と
同一形状のチューブ印字用アダプタ12をカセット装填
室5の所定位置に装着してインクリボンカートリッジ1
3へ対向させると、インクリボンカートリッジのインク
リボン14と電線被覆用チューブ15または剥離紙付粘
着テープ等の印字素材がサーマルヘッド7とプラテンロ
ーラ8との間に位置する。
7、プラテンローラ8、インクリボン巻取りリール軸
9、手動テープカッタ10、半切断用テープカッタ11
が配設されている。チューブカセットや粘着テープカセ
ット、或いは同図に示すように、チューブカセット等と
同一形状のチューブ印字用アダプタ12をカセット装填
室5の所定位置に装着してインクリボンカートリッジ1
3へ対向させると、インクリボンカートリッジのインク
リボン14と電線被覆用チューブ15または剥離紙付粘
着テープ等の印字素材がサーマルヘッド7とプラテンロ
ーラ8との間に位置する。
【0011】キーボード2によって文字や記号等を入力
すると、入力内容は液晶表示板3に表示され、印字実行
指令を入力すると印字機構部によりプラテンローラ8が
サーマルヘッド7へ圧接して回転駆動される。サーマル
ヘッド7とプラテンローラ8とによって挟圧されたイン
クリボン14とチューブ15または剥離紙付粘着テープ
は連動して走行し、サーマルヘッド7によってインクリ
ボン14の感熱インクがチューブ15等に熱転写されて
印刷物が左側へ送出される。送り出された印刷物は、外
筐4の左縁部に設けた手動切断ボタン16を押すことに
より、手動切断ボタン16とリンクを介して結合された
手動テープカッタ10によって切断される。
すると、入力内容は液晶表示板3に表示され、印字実行
指令を入力すると印字機構部によりプラテンローラ8が
サーマルヘッド7へ圧接して回転駆動される。サーマル
ヘッド7とプラテンローラ8とによって挟圧されたイン
クリボン14とチューブ15または剥離紙付粘着テープ
は連動して走行し、サーマルヘッド7によってインクリ
ボン14の感熱インクがチューブ15等に熱転写されて
印刷物が左側へ送出される。送り出された印刷物は、外
筐4の左縁部に設けた手動切断ボタン16を押すことに
より、手動切断ボタン16とリンクを介して結合された
手動テープカッタ10によって切断される。
【0012】また、プリンタ1には、各印字ブロックの
境界線上で剥離紙付粘着テープの粘着テープのみを切断
したり、電線用チューブを半切断する自動半切断機能
や、各印字ブロックの境界に縦線を印刷する境界線印刷
機能が設けられている。これらの機能はキーボード2の
操作によってオン/オフすることができる。自動半切断
機能を選択した場合は、制御部が半切断用テープカッタ
11を駆動するカッタドライバ回路を制御して各印字ブ
ロックの中間でテープや電線用チューブが半切断され
る。半切断処理を行うことにより、テープに印刷された
各印字ブロックを夫々分離して貼付ける場合や、電線用
チューブを電線の端部へ装着する際の作業が容易に行え
る。
境界線上で剥離紙付粘着テープの粘着テープのみを切断
したり、電線用チューブを半切断する自動半切断機能
や、各印字ブロックの境界に縦線を印刷する境界線印刷
機能が設けられている。これらの機能はキーボード2の
操作によってオン/オフすることができる。自動半切断
機能を選択した場合は、制御部が半切断用テープカッタ
11を駆動するカッタドライバ回路を制御して各印字ブ
ロックの中間でテープや電線用チューブが半切断され
る。半切断処理を行うことにより、テープに印刷された
各印字ブロックを夫々分離して貼付ける場合や、電線用
チューブを電線の端部へ装着する際の作業が容易に行え
る。
【0013】図2は、チューブ印字用アダプタ12の上
蓋を取り外した状態を示し、前述したようにチューブ印
字用アダプタ12の下ケース17はプリンタ1に用いる
チューブカセットと同一形状であり、右側壁面の前部に
チューブを導入するための窓18が設けられている。
蓋を取り外した状態を示し、前述したようにチューブ印
字用アダプタ12の下ケース17はプリンタ1に用いる
チューブカセットと同一形状であり、右側壁面の前部に
チューブを導入するための窓18が設けられている。
【0014】下ケース17の前部右方には固定軸19が
立設され、固定軸19にそれぞれチャネル形断面の圧力
レバー20と中間レバー21が回動自在に枢着されてい
る。2個のレバー20,21はそれぞれ対向面の先端近
傍に円孔22,23が開穿され、円孔22,23にピン
24を挿通してピン24の一端を前方(図2において
下)の圧力レバー20に固定し、後方の中間レバー21
を貫通したピン24の後端部に止輪25が嵌着されてい
る。ピン24には圧縮コイルバネ26が外装されて2個
のレバー20,21を拡開方向へ付勢しており、圧縮方
向の外力を付与することによって2個のレバー20,2
1の間隔が縮小されるように形成されている。また、圧
力レバー20の先端はプラテンローラ支持アーム27の
方向へ折り曲げられている。
立設され、固定軸19にそれぞれチャネル形断面の圧力
レバー20と中間レバー21が回動自在に枢着されてい
る。2個のレバー20,21はそれぞれ対向面の先端近
傍に円孔22,23が開穿され、円孔22,23にピン
24を挿通してピン24の一端を前方(図2において
下)の圧力レバー20に固定し、後方の中間レバー21
を貫通したピン24の後端部に止輪25が嵌着されてい
る。ピン24には圧縮コイルバネ26が外装されて2個
のレバー20,21を拡開方向へ付勢しており、圧縮方
向の外力を付与することによって2個のレバー20,2
1の間隔が縮小されるように形成されている。また、圧
力レバー20の先端はプラテンローラ支持アーム27の
方向へ折り曲げられている。
【0015】2個のレバー20,21の後方には操作ハ
ンドル28が配設されており、操作ハンドル28は下ケ
ース17に設けた固定軸29に枢着されている。操作ハ
ンドル28の下部には操作カム30と操作カム30から
変位した位置の回転角度規制凸部31とが放射状に突設
されている。操作ハンドル28の後方と右側にはストッ
パ32,33が配設され、回転角度規制凸部31が2個
のストッパ32,33の間で回転する範囲で操作ハンド
ル28の回動操作が可能であり、上蓋に固定される右側
ストッパ33は前後に固定位置を調整することができ
る。
ンドル28が配設されており、操作ハンドル28は下ケ
ース17に設けた固定軸29に枢着されている。操作ハ
ンドル28の下部には操作カム30と操作カム30から
変位した位置の回転角度規制凸部31とが放射状に突設
されている。操作ハンドル28の後方と右側にはストッ
パ32,33が配設され、回転角度規制凸部31が2個
のストッパ32,33の間で回転する範囲で操作ハンド
ル28の回動操作が可能であり、上蓋に固定される右側
ストッパ33は前後に固定位置を調整することができ
る。
【0016】また、中間レバー21と下ケース17の後
方に設けたバネ支持ブラケット34とに引張りコイルバ
ネ35が架設され、中間レバー21及び圧力レバー20
を後方へ付勢して中間レバー21を操作カム30へ圧接
させている。図2に示す圧力解除状態においては、中間
レバー21に押圧されて操作ハンドル28は反時計方向
に付勢され、回転角度規制凸部31が後方のストッパ3
2に当接して操作ハンドル28は解除位置にある。
方に設けたバネ支持ブラケット34とに引張りコイルバ
ネ35が架設され、中間レバー21及び圧力レバー20
を後方へ付勢して中間レバー21を操作カム30へ圧接
させている。図2に示す圧力解除状態においては、中間
レバー21に押圧されて操作ハンドル28は反時計方向
に付勢され、回転角度規制凸部31が後方のストッパ3
2に当接して操作ハンドル28は解除位置にある。
【0017】そして、側面の窓18から電線被覆用チュ
ーブ15の先端を挿入し、チューブガイド36を通じて
プラテンローラ8とサーマルヘッド7との間から左側へ
引き出し、操作ハンドル28を時計方向に回転すると、
図3に示すように、操作カム30に押圧されて中間レバ
ー21及び圧力レバー20が前方へ回動し、圧力レバー
20の先端の凸部がプラテンローラ8の支持アーム27
の背面に圧接する。
ーブ15の先端を挿入し、チューブガイド36を通じて
プラテンローラ8とサーマルヘッド7との間から左側へ
引き出し、操作ハンドル28を時計方向に回転すると、
図3に示すように、操作カム30に押圧されて中間レバ
ー21及び圧力レバー20が前方へ回動し、圧力レバー
20の先端の凸部がプラテンローラ8の支持アーム27
の背面に圧接する。
【0018】下ケースのチューブ出口にはチューブ15
を上方へ押し上げる板バネ37が装着され、図4に示す
ように、上蓋38に設けた上下位置規制ガイド39へチ
ューブ15を圧接してチューブ15の上下位置を位置決
めする。
を上方へ押し上げる板バネ37が装着され、図4に示す
ように、上蓋38に設けた上下位置規制ガイド39へチ
ューブ15を圧接してチューブ15の上下位置を位置決
めする。
【0019】操作ハンドル28の回転に伴って中間レバ
ー21は圧縮コイルバネ26を圧縮してさらに前方へ回
動し、操作カム28の回転中心と先端接触点とを結ぶ線
が中間レバー21の背面と直交する死点を越えたとき
に、中間レバー21の反発力により操作ハンドル28は
時計方向へ回転され、回転角度規制凸部31が右側のス
トッパ33に当接して操作ハンドル28は回動を停止す
る。このときの圧力レバー20の圧力は、圧縮コイルバ
ネ26の圧縮量によって決定され、右側のストッパ33
の前後位置を調整することによって調節することができ
る。
ー21は圧縮コイルバネ26を圧縮してさらに前方へ回
動し、操作カム28の回転中心と先端接触点とを結ぶ線
が中間レバー21の背面と直交する死点を越えたとき
に、中間レバー21の反発力により操作ハンドル28は
時計方向へ回転され、回転角度規制凸部31が右側のス
トッパ33に当接して操作ハンドル28は回動を停止す
る。このときの圧力レバー20の圧力は、圧縮コイルバ
ネ26の圧縮量によって決定され、右側のストッパ33
の前後位置を調整することによって調節することができ
る。
【0020】圧力レバー20の圧力が付加されたことに
より、プラテンローラ8とサーマルヘッド7とによって
円形断面のチューブ15は平坦に押しつぶされ、左側へ
送られつつ文字や数字がチューブ15の表面に印刷され
る。
より、プラテンローラ8とサーマルヘッド7とによって
円形断面のチューブ15は平坦に押しつぶされ、左側へ
送られつつ文字や数字がチューブ15の表面に印刷され
る。
【0021】図5は、他の実施形態を示し、チューブガ
イド36の側面にV字形のガイド溝40を設け、チュー
ブ15がガイド溝40へ圧接されることにより、チュー
ブ15の外径にかかわらずチューブ15の中心の上下位
置hが一定になるように形成されている。
イド36の側面にV字形のガイド溝40を設け、チュー
ブ15がガイド溝40へ圧接されることにより、チュー
ブ15の外径にかかわらずチューブ15の中心の上下位
置hが一定になるように形成されている。
【0022】尚、この発明は上記の実施形態に限定する
ものではなく、例えば、回転式操作ハンドルをスライド
式に代える等、種々の改変が可能であり、この発明がそ
れらの改変されたものに及ぶことは当然である。
ものではなく、例えば、回転式操作ハンドルをスライド
式に代える等、種々の改変が可能であり、この発明がそ
れらの改変されたものに及ぶことは当然である。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のチューブ
印字用アダプタは、従来のチューブカセットに代えてプ
リンタに装着することにより、サーマルヘッドとプラテ
ンローラとの接触圧が強化されて断面円筒形状の長尺チ
ューブに印字できるので、平坦に整形されたチューブよ
りも電線への装着作業性が良好な印字チューブを作成で
きるとともに消耗用品のコストを削減できる。
印字用アダプタは、従来のチューブカセットに代えてプ
リンタに装着することにより、サーマルヘッドとプラテ
ンローラとの接触圧が強化されて断面円筒形状の長尺チ
ューブに印字できるので、平坦に整形されたチューブよ
りも電線への装着作業性が良好な印字チューブを作成で
きるとともに消耗用品のコストを削減できる。
【0024】また、プリンタからチューブ印字用アダプ
タを取り外せば、サーマルヘッドとプラテンローラとの
接触圧はテープや平坦形チューブの印字に適した設定値
に低下するので、サーマルヘッド及びプラテンローラ駆
動機構の耐久性を犠牲にすることなくプリンタの機能を
向上できる。
タを取り外せば、サーマルヘッドとプラテンローラとの
接触圧はテープや平坦形チューブの印字に適した設定値
に低下するので、サーマルヘッド及びプラテンローラ駆
動機構の耐久性を犠牲にすることなくプリンタの機能を
向上できる。
【図1】本発明のチューブ印字用アダプタを装着したプ
リンタの平面図。
リンタの平面図。
【図2】本発明のチューブ印字用アダプタの上蓋を取外
した状態の平面図であり、圧力解除状態を示す。
した状態の平面図であり、圧力解除状態を示す。
【図3】本発明のチューブ印字用アダプタの上蓋を取外
した状態の平面図であり、使用状態を示す。
した状態の平面図であり、使用状態を示す。
【図4】本発明のチューブ印字用アダプタのチューブ引
出し口を示す解説図。
出し口を示す解説図。
【図5】本発明の他の実施形態を示し、チューブ印字用
アダプタのチューブガイド形状を示す解説図。
アダプタのチューブガイド形状を示す解説図。
1 プリンタ 5 カセット装填室 7 サーマルヘッド 8 プラテンローラ 12 チューブ印字用アダプタ 13 インクリボンカートリッジ 14 インクリボン 15 チューブ 17 下ケース 18 窓 20 圧力レバー 21 中間レバー 24 ピン 26 圧縮コイルバネ 27 プラテンローラ支持アーム 28 操作ハンドル 30 操作カム 31 回転角度規制凸部 32,33 ストッパ 35 引張コイルバネ 36 チューブガイド 37 板バネ 38 上蓋 39 上下位置規制ガイド 40 ガイド溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−164702(JP,A) 実開 平6−74345(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 3/36 B41J 3/407 B41J 11/20 B41J 29/00
Claims (1)
- 【請求項1】 サーマルヘッド(7)並びにサーマルヘ
ッドへ接離自在なプラテンローラ(8)を備え、カセッ
トに装填されたテープ或いはチューブとインクリボンカ
ートリッジのインクリボンとをプラテンローラとサーマ
ルヘッドとによって挟圧し、プラテンローラを回転駆動
してテープ或いはチューブとインクリボンとを同期走行
させつつ印字するプリンタ装置に装着して使用するチュ
ーブ印字用アダプタであって、前記カセットと同一形状
のケース(17)の側壁に外部からケース内のチューブ
ガイド(36)へ通じる窓(18)を設け、前記ケース
内にレバー(20)を枢着して前記レバーの先端部を、
プリンタ装置のプラテンローラ支持アーム(27)の背
面に対峙せしめ、前記レバーに圧縮バネ(26)を介し
て連結された中間レバー(21)と該中間レバーを回動
操作する操作ハンドル(28)を設け、前記操作ハンド
ルにより前記レバー(20)をプラテンローラ支持アー
ム(27)の背面へ弾接・離反自在に形成したチューブ
印字用アダプタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1692196A JP3296175B2 (ja) | 1996-02-01 | 1996-02-01 | チューブ印字用アダプタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1692196A JP3296175B2 (ja) | 1996-02-01 | 1996-02-01 | チューブ印字用アダプタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09207390A JPH09207390A (ja) | 1997-08-12 |
JP3296175B2 true JP3296175B2 (ja) | 2002-06-24 |
Family
ID=11929599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1692196A Expired - Fee Related JP3296175B2 (ja) | 1996-02-01 | 1996-02-01 | チューブ印字用アダプタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3296175B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4642254B2 (ja) * | 2001-02-28 | 2011-03-02 | ニスカ株式会社 | 印字装置 |
JP4613540B2 (ja) * | 2004-07-21 | 2011-01-19 | マックス株式会社 | テープ/チューブプリンタ |
JP4604587B2 (ja) * | 2004-07-21 | 2011-01-05 | マックス株式会社 | テープ/チューブプリンタ |
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