JP3246863B2 - 自動変速機の制御装置 - Google Patents
自動変速機の制御装置Info
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Description
の駆動力を自動変速機で変換し車軸に伝達する動力伝達
機構に係わる自動車用の自動変速機の制御装置に関する
ものである。
し車輪に伝達するシステムを備える自動車では、変速に
かかる時間を最適に制御するため、摩擦部材に与える作
用力を運転状態に応じて制御している。それは、摩擦部
材に与える作用力が高いと変速時に乗員に不快な変速シ
ョックが大きくなりまた、作用力が低いと変速時間が掛
かりすぎて摩擦部材の寿命を短くしさらに変速の間延び
感がやはり乗員に不快感を与えてしまうためである。
ル開度や車速などに応じて、変速に関わるクラッチある
いはブレーキの摩擦部材への作用力を経験的または実験
的に決めて制御していた。また、特公平4−72099号公報
に記載のように、エンジン回転数とエンジントルクで作
用圧を経験的または実験的に決めていた。また、特開平
7−139619 号公報の記載では、変速中の回転角加速度か
ら慣性モーメント分の制御油圧と入力トルク分の制御油
圧を求め、それらの和からクラッチの実制御油圧を求め
ていた。
負荷で作用圧を決める場合には、例えばエコノミィモー
ドやパワーモード等の運転状態毎に作用圧のテーブルを
作成する必要があり多大な工数を要していた。また、エ
ンジン回転数とエンジントルクで作用圧を決める方法で
は、トルクコンバータでの入力回転のずれやトルク増幅
によるトルクのずれが発生する。さらにこのずれは、道
路勾配や車重の変動に伴って変化するため、安定した変
速時間は得られないという問題がある。また、上記理由
のため、エンジン回転数とエンジントルクの比例係数は
各変速毎に実験的に決めなければならず、マッチングに
工数を要していた。また、特開平7−139619 号公報の記
載のように、クラッチ油圧の設定を慣性分と入力トルク
分に分けて求めるとマッチング工数の増加や処理の増加
を招いてしまう。
は、乗員への不快感の少ない変速を実現するために、精
度よく所定の変速時間が得られるよう摩擦部材の作用圧
を制御する方法を提供し、かつその制御定数を容易に決
定することである。
発明は、摩擦部材の締結または解放により変速を行う自
動変速機の制御装置であって、変速時間の目標値である
目標変速時間、前記自動変速機に入力される入力回転速
度、および入力トルクに応じて、変速開始前に前記摩擦
部材の伝達トルクを求める伝達トルク演算手段と、前記
演算手段により求められた伝達トルクに応じて前記摩擦
部材の締結または開放の作用力を制御する作用力制御手
段とを有する構成とした。
速を行う自動変速機の制御装置であって、変速時間の目
標値である目標変速時間、前記自動変速機に入力される
入力回転速度、および入力トルクに応じて前記摩擦部材
の伝達トルクを求める伝達トルク演算手段と、前記演算
手段により求められた伝達トルクに応じて前記摩擦部材
の締結または開放の作用力を制御する作用力制御手段と
を有し、前記変速中にエンジン負荷が所定値以上変化し
た場合は、前記伝達トルクのかわりにエンジン負荷をパ
ラメータとして前記摩擦部材の作用力を制御する構成と
した。
速を行う自動変速機の制御装置であって、変速時間の目
標値である目標変速時間、前記自動変速機に入力される
入力回転速度、および入力トルクに応じて、変速開始前
に前記摩擦部材の伝達トルクを求める伝達トルク演算手
段と、前記演算手段により求められた伝達トルクに応じ
て前記摩擦部材の締結または開放の作用力を制御する作
用力制御手段とを有し、前記変速中にエンジン負荷が所
定値以上変化した場合は、前記伝達トルクのかわりにエ
ンジン負荷をパラメータとして前記摩擦部材の作用力を
制御する構成とした。
標変速時間との差に基づき、前記摩擦部材への作用力を
補正する手段を有することである。
たは電磁力であることである。
いて詳細に説明する。
成図である。1はエンジン、2は自動変速機(以下、A
Tという。)、3はプロペラシャフト、4は差動装置、
5は駆動輪、6aはATの油圧回路、6bは摩擦要素を
締結するため油圧回路6aに供給される作用圧を作るポ
ンプ、7はATのコントロールユニット(以下、ATCUと
いう。)、8はエンジンのコントロールユニット(以
下、ECUという。)であり、ATCU7とECU8は
相互に信号のやりとりができるよう、通信回線でつなが
っている。9はエアークリーナ、10はエアーフローセ
ンサ、11はスロットル制御器、12は吸入マニホール
ド、13はインジェクタ(本例では一例として、4気筒
エンジンを取り上げたために4本)である。ATの内部
にトルクコンバータ14とギヤトレイン15が分かれて
存在しており、自動変速機への入力回転である入力軸回
転数センサ17aと出力軸回転数センサ17bも付設さ
れている。ECU8はクランク角センサ21,エアーフ
ローセンサ10,スロットルセンサ18などの入力信号
を受取り、エンジン回転数Neなどを演算する。そし
て、インジェクタ13に開弁駆動信号を出力し燃料量を
制御する。また、アイドルスピードコントロールバルブ
19(以下、ISCバルブという。)に開弁駆動信号を
出力し補正空気量を制御する。図示していないが、点火
プラグに点火信号を出力し点火時期などを制御する。
7aよりタービン回転数Nt,出力軸回転センサ17b
より出力回転数No,AT油温センサ22よりATF温
度Tafなどの入力演算と、ECU8から貰うエンジン
回転数Ne,スロットル開度TVOなどの車両状態情報
から諸演算を実行する。そして、最適なギヤを選択し、
油圧回路6aの切り換え電磁弁20aに開弁駆動信号を
また、ポンプ6bからの油圧を、摩擦要素に作用させる
ライン圧PLに制御する制御ソレノイド20bに制御信号
を出力する。
する。本図は最も基本的な前進1〜4速を実現するギヤ
構成で、後退やエンジンブレーキ用のクラッチは省略し
てある。構成要素は、2個の遊星ギヤと4個の摩擦部材
である。接続としてはAT2の入力軸にはハイクラッチ
23とリヤ側サンギヤ24が接続され、ハイクラッチ2
3の逆側はフロントピニオンギヤ25とローワンウェイ
クラッチ26とフォワードワンウェイクラッチ27が接
続される。ローワンウェイクラッチ26はハイクラッチ
側から正転(入力回転と同一方向)トルクが発生すると
締結状態となり結果的に回転停止状態となる。また、フ
ォワードワンウェイクラッチ27の逆側はリヤインター
ナルギヤ28に接続されている。フロントサンギヤ33
はブレーキドラム29に接続されブレーキドラム29は
バンドブレーキ30の締結により回転停止状態になる。
また、フロントインターナルギヤ31はリヤピニオンギ
ヤ32と出力軸に接続されている。
態である。これらの状態はATCU7の指令を受けて電磁弁
20が油圧回路6を切り換えることで実現される。
説明する。
せる場合回転慣性分のエネルギとエンジン8から入力さ
れるエネルギの和を消費する必要があり、この消費に要
する時間が変速時間となる。ここで、回転慣性分のエネ
ルギWiは回転部材の慣性モーメントをJi,変速前の
角速度をωi1,変速後の角速度をωi2とすると Wi=Σ(1/2・(ωi1−ωi2)2・Ji) …(1) である。ここで各回転体の角速度は入力回転速度すなわ
ちタービンの変速前角速度ωtに比例し、また変速前後
の角速度は変速のギヤ比に比例するので、 Wi=k1・ωt2 …(2) となる。k1はギヤ比と慣性モーメントにより決まる定
数である。
ついては、タービントルクをTt,変速時間をtc,変
速後のタービン角速度をωteとすると、 We=1/2・(ωt−ωte)・Tt・tc …(3) である。(1)式同様変速前後のタービン角速度は変速
のギヤ比に比例するので、 We=k2・ωt・Tt・tc …(4) となる。k2はギヤ比により決まる定数である。
例にエネルギの消費について説明する。1速から2速へ
の変速では摩擦部材は、バンドブレーキ30が締結さ
れ、ローワンウェイクラッチ26が解放される動作とな
る。実際はバンドブレーキ30を締結すればローワンウ
ェイクラッチ26は自動的に解放されるので、ブレーキ
ドラム29を停止させることが変速することになる。す
なわち、このバンドブレーキ30部で変速に伴う余剰エ
ネルギが消費されることになる。この消費エネルギWd
は伝達トルクをTdとすると、 wd=k3・Td・ωt・tc …(5) となる。k3は変速の種類により決定される定数であ
る。
ら、エネルギの収支は、 k3・Td・ωt・tc =k1・ωt2+k2・ωt・Tt・tc …(6) となり、Tdについて整理すると、式(7)が得られ
る。
る。
ドブレーキ30に作用する作用力Pdとバンドブレーキ
30の摩擦係数μ及び半径rにより決定される。通常自
動車用ATに使われるバンドブレーキでは図3のような
摩擦係数の特性が使われておりほぼ定数と考えられる。
この場合の伝達トルクTdは作用力Pdに比例すること
が知られている。
ン圧PLに比例したサーボ圧Paが供給され、解放油圧
はドレーンされる。解放時は逆に作用油圧がドレーンさ
れ、解放油圧にライン圧PLに比例したサーボ解放圧P
oが供給される。図7からわかるように締結時は、制御
力Pdとライン圧PLの関係は、式(9)で与えられる。
で、kbはバネ等による反力成分である。kbは伸びの
長さに比例するものの作用時の伸びは無視できるほど小
さいので定数と考えて差し支えない。
めれば、変速時間を所定値tcに制御できる。kp,k
mはks,kb,k4より決定される定数で、いずれも
摩擦要素の基本設計値から容易に算出されるので、ほと
んどマッチングを要さずに制御定数を決めることがで
き、これまでのようなマッチングに多大な工数が必要な
くなる。当然ではあるが他の変速にも容易に展開でき
る。
滑り速度に対し一定としたが図3からも判るように滑り
速度が小さいところで大きくなる傾向がある。そのた
め、タービン角速度が小さい領域では作用圧を小さくな
るよう補正すればよい。
で求めることができる。この演算はエンジン回転数の計
測など各入力処理を含めて、例えは10ms毎のように
所定時間毎に繰り返し演算される。以下その方法を記
す。
ンジン回転数Neで割り、トルクコンバータ14のスリ
ップ比eを求める。
クコンバータ14のトルク比t特性及びポンプ容量係数
τ特性よりトルク比tとポンプ容量係数τを求める。ブ
ロック43ではエンジン回転数Neの2乗を求め、ステ
ップ44では(12)式のように先に求めたトルク比t
とポンプ容量係数τと乗算し、タービントルクTtを求
める。
タービントルクTtと乗算し、出力軸トルクToを求め
る。
しては、図5に示すようにブロック47でスロットル開
度TVOとエンジン回転数Neと予め記憶させておいた
エンジントルク特性マップより、エンジントルクTeを
求めて推定する方法がある。本方法では、ポンプ容量係
数τの代わりにエンジントルクTeを使用するので、変
速などに伴う回転変化の慣性モーメントを考慮する必要
がある。そのためブロック48で、前回測定値であるN
e_1と差をとり、エンジン回転数変化量ΔNeを求
め、ブロック49でエンジンの慣性モーメントJeと掛
けて、その値をブロック50でエンジントルクTeに加
え、慣性トルクTe′とし、ブロック51でトルク比t
と慣性トルクTe′の積からタービントルクTtを求め
ることになる。
ルクTeを求める方法としては、エンジン吸入空気量Q
aとエンジン回転数Neの関係、あるいは、インジェク
タパルス幅Tiとエンジン回転数Neの入力情報からも
ほぼ同様にエンジントルクTeを求めることができる
が、ここでは省略する。
タービン回転数Ntをタービン角速度ωtに単位換算し
たものを(7)及び(10)式に代入すればライン圧P
Lを求めることができる。
と図9のフローチャートをもとにATCU7の制御パタ
ーンを説明する。
において変速指令がでた場合、所定時間後のt2あるい
は、エンジン回転が低下し始めるt3の点において図9
のフローに示す演算を行う。すなわち、ステップ60で
タービン回転速度ωtと図4のブロックによりタービン
トルクTtと出力軸トルクToを求める。ステップ61
では、所定の変速時間tcとωtとタービントルクTt
から(7)式を用いて仮定伝達トルクTdを求める。次
にステップ62でTdとToの差を求め、ΔTとする。
ステップ63ではΔTの正負を判定し、負ならばステッ
プ64でΔTを0とする。このように、ToをTdの上
限値とすることで変速中のトルクが変速前のトルクと同
じかあるいは小さく設定されるので、変速ショックを抑
えることができる。ステップ65ではΔTに基づいてト
ルクダウン制御量であるTedを求める。Tedは例え
ば、エンジンの点火時期を遅らせるリタード量や燃料供
給の部分的カットや電子制御されたスロットルの場合は
空気量を制限するなど種々考えられる。ステップ66で
は、トルクダウン量を考慮して再度(7)式より実制御
伝達トルクTdsを求める。ステップ67ではTdsの
正負を判定し、負ならばステップ68でTdsを0と
し、ステップ69で(10)式によりライン圧PLを計
算する。ステップ67の判定は、足放しアップシフトな
どでタービントルクが負になった場合にPLがkm以下
になることを防ぐためである。km値はバネの反力によ
って決まった値であり、ライン圧は少なくともkm以上
の値がないと変速できないためである。
を基にしたタイミングで制御値として出力する。
に示す。図6は横軸が実制御伝達トルクTdsで縦軸が
ライン圧PLを表わしている。図中の実線は本発明で求
まる理論ライン圧である。また、○及び●は各運転状態
でライン圧を種々変化させた時、変速時間が約350m
sとなったものを○で、400msとなったものを●で
プロットしたものである。明らかに実制御伝達トルクT
dsでライン圧PLを決めれば変速時間を一定に制御で
きることが解る。また、Tdsが小さい領域(足放し)
では同じ変速時間を得るのに実線より小さいライン圧P
Lとなっているがこれは前述したようにバンドの摩擦係
数μの特性による。そのためこの領域では摩擦係数μの
特性を考慮した補正が必要となる。
負荷が一定であることを仮定している。これはエンジン
および車体自体に慣性があること、変速時間が1秒以下
と非常に短いことを考えると妥当である。しかし、実際
の運転状態では例えば変速中にスロットルが大きく変動
した場合などで入力状態が変化する場合がある。そこ
で、変速中にスロットルが所定値より大きく変化した場
合や、ブレーキが踏まれた場合などでは、スロットル開
度等で予め決めた作用圧に切り換えるよう構成すること
で特殊な場合でも異常動作を防ぐことができる。
るが、実際のATでは油圧系の機差や経時劣化等により
制御値に対する変速時間にずれが発生してしまう。その
ため実変速時間tcr(図8のt4−t3)とtcの差
を記憶しておき、ライン圧PLを補正すれば、より精度
良く制御可能となる。
ドを使用している場合を例に、補正方法の一例を示す。
圧PLに対する出力デューティ比DPLをテーブルとし
て記憶し求める。したがって、(13)式に示すような
学習補正値SDPLを求めればよい。
を示し、学習補正値SDPLに(i)が付いているの
は、実制御伝達トルクTdsの領域毎に学習補正値があ
ることを示している。
フローチャートを使って説明する。ステップ70で実変
速時間tcrと制御変速時間tcの差が所定値以上離れ
ているか判定し、小さい場合は何もせずリターンする。
大きい場合はステップ71でTdsの領域を判定し領域
番号iを決定する。ステップ72とステップ73では実
変速時間tcrを用いて実予測ライン圧PL′を求め
る。この計算時には、ずれの生じた変速で用いられたタ
ービン回転速度ωt,タービントルクTt,トルクダウ
ン値ΔTを用いる。ステップ74ではライン圧−デュー
ティ比変換テーブルと現状の学習補正値SDPL(i)よ
り実予測デューティ比DPL′を求める。ステップ75
では制御に用いられたデューティ比DPLからステップ
74で求めた実予測デューティ比DPL′の差を求め所
定のゲインkgを掛けて補正量を求め、現在の学習補正
値SDPL(i)に足して新しい学習補正値SDPL(i)
とする。ゲインkgは1以下とし、制御の安定性を考慮
して決定する。
ントルクから変速に関わる摩擦部材の作用圧とトルクの
低減量が現実的な範囲で決定されるので、変速ショック
を抑えると共に変速時間を所定時間に制御できる。ま
た、制御の定数は摩擦部材の基本設計値より求められる
ので、制御を設計する際のマッチング工数が低減でき
る。
る。
図である。
である。
TCU、15…ギヤトレイン、17a…入力軸回転数セ
ンサ、18…スロットルセンサ、23…ハイクラッチ、
26…ローワンウェイクラッチ、27…フォワードワン
ウェイクラッチ、29…ブレーキドラム、30…バンド
ブレーキ。
Claims (6)
- 【請求項1】摩擦部材の締結または解放により変速を行
う自動変速機の制御装置であって、 変速時間の目標値である目標変速時間、前記自動変速機
に入力される入力回転速度、および入力トルクに応じ
て、変速開始前に前記摩擦部材の伝達トルクを求める伝
達トルク演算手段と、 前記演算手段により求められた伝達トルクに応じて前記
摩擦部材の締結または開放の作用力を制御する作用力制
御手段と、 を有する自動変速機の制御装置。 - 【請求項2】摩擦部材の締結または解放により変速を行
う自動変速機の制御装置であって、 変速時間の目標値である目標変速時間、前記自動変速機
に入力される入力回転速度、および入力トルクに応じて
前記摩擦部材の伝達トルクを求める伝達トルク演算手段
と、 前記演算手段により求められた伝達トルクに応じて前記
摩擦部材の締結または開放の作用力を制御する作用力制
御手段とを有し、 前 記変速中にエンジン負荷が所定値以上変化した場合
は、前記伝達トルクのかわりにエンジン負荷をパラメー
タとして前記摩擦部材の作用力を制御する自動変速機の
制御装置。 - 【請求項3】 摩擦部材の締結または解放により変速を行
う自動変速機の制御装置であって、 変速時間の目標値である目標変速時間、前記自動変速機
に入力される入力回転速度、および入力トルクに応じ
て、変速開始前に前記摩擦部材の伝達トルクを求める伝
達トルク演算手段と、 前記演算手段により求められた伝達トルクに応じて前記
摩擦部材の締結または開放の作用力を制御する作用力制
御手段とを有し、 前記変速中にエンジン負荷が所定値以上変化した場合
は、前記伝達トルクのかわりにエンジン負荷をパラメー
タとして前記摩擦部材の作用力を制御する自動変速機の
制御装置。 - 【請求項4】請求項1乃至3記載において、 実際の変速時間と目標変速時間との差に基づき、前記摩
擦部材への作用力を補正する手段を有する自動変速機の
制御装置。 - 【請求項5】請求項1乃至3記載において、 前記作用力は油圧である自動変速機の制御装置。
- 【請求項6】請求項1乃至3記載において、 前記作用力は電磁力である自動変速機の制御装置。
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DE19758780A DE19758780B4 (de) | 1996-03-15 | 1997-03-14 | Vorrichtung und Verfahren zum Steuern von Kraftfahrzeug-Automatikgetrieben |
DE19710740A DE19710740B4 (de) | 1996-03-15 | 1997-03-14 | Steuervorrichtung und Steuerverfahren zum Steuern von Kraftfahrzeug-Automatikgetrieben |
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Related Child Applications (1)
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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