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JP3232317U - 化粧型枠及び構造物 - Google Patents

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JP3232317U
JP3232317U JP2021000999U JP2021000999U JP3232317U JP 3232317 U JP3232317 U JP 3232317U JP 2021000999 U JP2021000999 U JP 2021000999U JP 2021000999 U JP2021000999 U JP 2021000999U JP 3232317 U JP3232317 U JP 3232317U
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rib
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渉 鈴木
渉 鈴木
志朗 中村
志朗 中村
木村 浩二
浩二 木村
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イー・エル建設株式会社
奥村組土木興業株式会社
住理工商事株式会社
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Abstract

【課題】脱型時における意匠面の欠けの発生を効果的に防止し、手間やコストの低減を可能とする、構造物のコンクリート打設時に使用される化粧型枠を提供する。【解決手段】化粧型枠1は、樹脂で形成される板状の基材2と、基材の正面に形成され、意匠面と反転する意匠形成部5と、基材の背面に突設される外補強用リブ6及び内補強用リブ7と、を含み、意匠形成部は、基材の正面に突設されて所定の第1方向に延びる複数の第1意匠用リブ3Aと、正面に突設されて第1方向と交差する第2方向に延びる複数の第2意匠用リブ3Bと、第1意匠用リブと第2意匠用リブとによって囲まれる複数の凹部4とを有し、各第1意匠用リブと各第2意匠用リブとにおける基材の正面との付け根は、アール面R2となっていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、構造物のコンクリート打設時に、硬化後のコンクリートの表面に意匠を施すために使用される化粧型枠と、その化粧型枠を用いて形成された意匠面を備える構造物とに関する。
外壁としてタイル張り壁が施工された構造物では、建築基準法の規定により、タイルの剥離や脱落を未然に防ぐための定期的な調査が義務づけられ、保守のためのランニングコストが増加している。
そこで、近年では、コンクリートの表面にタイル模様やレンガ模様等の意匠を直接施すことで、タイルなどの外壁材を不要とする構造物が注目されている。このような施工を行う際には、型枠の内面(コンクリート打設面)に対応する模様を施した化粧型枠が使用されている。この化粧型枠として、本件出願人は、特許文献1において、板状の基材の正面に、意匠用リブを格子状に突設することで、タイル模様と反転する意匠形成部を備えた考案を提供している。
実用新案登録第3220244号公報
上記特許文献1の化粧型枠では、脱型の際、意匠形成部にコンクリートが付着して意匠面に欠けが生じるおそれがある。この欠けは、タイル模様の外縁となる意匠用リブの付け根部分や、タイル模様の角部となる意匠用リブ同士の交差部分に生じやすい。このため、欠けた意匠面を補修したり、化粧型枠に付着したコンクリートを除去したりする手間やコストがかさんでしまう。
そこで、本考案は、脱型時における意匠面の欠けの発生を効果的に防止でき、手間やコストの低減が可能となる化粧型枠及び構造物を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の考案は、構造物の表面に所定の意匠面を形成するために使用される化粧型枠であって、
樹脂で形成される板状の基材と、基材の一方の面に形成され、意匠面と反転する意匠形成部と、を含み、
意匠形成部は、一方の面に突設されて所定の第1方向に延びる複数の第1意匠用リブと、一方の面に突設されて第1方向と交差する第2方向に延びる複数の第2意匠用リブと、第1意匠用リブと第2意匠用リブとによって囲まれる複数の凹部とを有し、
各第1意匠用リブと各第2意匠用リブとにおける一方の面との付け根は,第1アール面となっていることを特徴とする。
請求項2に記載の考案は、上記構成において、各凹部には、第1意匠用リブと第2意匠用リブとの交差により、第1、第2意匠用リブの基端側から突設端側へ延びて第2アール面となる4つの角部が形成されて、第2アール面における基端側のアール寸法は、突設端側のアール寸法よりも小さくなっていることを特徴とする。
請求項3に記載の考案は、上記構成において、第1アール面のアール寸法は、0.5mm〜2.0mmであることを特徴とする。
請求項4に記載の考案は、上記構成において、第2アール面における基端側のアール寸法は、3.0mm〜5.0mmであることを特徴とする。
請求項5に記載の考案は、上記構成において、第2アール面における突設端側のアール寸法は、4.0mm〜6.0mmであることを特徴とする。
請求項6に記載の考案は、上記構成において、各第1意匠用リブと各第2意匠用リブとの突設高さは、2.0mm〜4.5mmであることを特徴とする。
請求項7に記載の考案は、上記構成において、各第1意匠用リブと各第2意匠用リブとは、延びる方向と直交する横断面形状が略台形であることを特徴とする。
請求項8に記載の考案は、上記構成において、基材の他方の面に突設される補強用リブを含むことを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項9に記載の考案は、請求項1乃至8の何れかに記載の化粧型枠を用いて形成された意匠面を有する構造物であって、
意匠面は、各第1意匠用リブと各第2意匠用リブとにより反転形成された複数の溝部と、各凹部により反転形成された複数の凸部とを有することを特徴とする。
請求項10に記載の考案は、上記構成において、各溝部と各凸部とはそれぞれ塗装されていることを特徴とする。
請求項11に記載の考案は、上記構成において、各溝部と各凸部とは、同系色で塗装されていることを特徴とする。
本考案によれば、各第1意匠用リブと各第2意匠用リブとにおける基材の一方の面との付け根を第1アール面としているので、脱型時における意匠面の欠けの発生を効果的に防止でき、手間やコストの低減が可能となる。
また、構造物では、欠けがない良好な意匠面を得ることができる。
請求項2に記載の考案によれば、上記効果に加えて、各凹部には、第2アール面となる4つの角部が形成されて、第2アール面における基端側のアール寸法を、突設端側のアール寸法よりも小さくしているので、凹部の角部での欠けを効果的に防止可能となる。
請求項3に記載の考案によれば、上記効果に加えて、第1アール面のアール寸法を、0.5mm〜2.0mmとしているので、欠け防止に効果的なアール寸法が選択でき、意匠上の美感も良好となる。
請求項4及び5に記載の考案によれば、上記効果に加えて、第2アール面における基端側のアール寸法を、3.0mm〜5.0mmとし、突設端側のアール寸法を、4.0mm〜6.0mmとしているので、凹部の角部での欠け防止に効果的となり、意匠上の美感も良好となる。
請求項6に記載の考案によれば、上記効果に加えて、各第1意匠用リブと各第2意匠用リブとの突設高さを、2.0mm〜4.5mmとしているので、欠け防止を図りつつタイル模様の意匠性を向上させることができる。意匠面における溝部と凸部との塗装時の塗り分けも容易に行える。また、意匠面における溝部と凸部とを同系色で塗装した場合であっても、陰影により目地として認識することができる。
請求項7に記載の考案によれば、上記効果に加えて、各第1意匠用リブと各第2意匠用リブとにおいて、延びる方向と直交する横断面形状を略台形としているので、脱型が容易に行える。
請求項8に記載の考案によれば、上記効果に加えて、基材の他方の面に補強用リブを設けたことで、樹脂で形成される基材であっても必要な強度を確保できる。
請求項10に記載の考案によれば、上記効果に加えて、各溝部と各凸部とをそれぞれ塗装するので、任意のタイル模様に近い意匠面を得ることができる。
請求項11に記載の考案によれば、上記効果に加えて、各溝部と各凸部とをそれぞれ同系色で塗装するので、実際のタイル模様に近い意匠面を得ることができる。
化粧型枠の斜視図で、(A)は正面から、(B)は背面から見た状態をそれぞれ示す。 化粧型枠の正面図である。 (A)は化粧型枠の正面の一部拡大図、(B)はA−A線断面図である。 化粧型枠の背面図である。 化粧型枠の中央縦断面図である。 化粧型枠の施工状態を示す斜視図である。 化粧型枠の変更例を示す中央縦断面図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、化粧型枠の一例を示す正面及び背面からの斜視図である。
この化粧型枠1は、正面視が縦長矩形状の板状の基材2を有し、熱可塑性樹脂であるポリプロピレンに補強繊維であるガラス繊維を混合してなる材料によって所定の板厚でプレス成形されている。
また、コンクリート打設側となる基材2の正面には、図2にも示すように、左右方向に等間隔をおいて上下方向(第1方向)に延びる第1意匠用リブ3A,3A・・と、第1意匠用リブ3A,3A・・と直交状に交差し、上下方向に等間隔をおいて左右方向(第2方向)に延びる第2意匠用リブ3B,3B・・とが突設されている。ここでは左右方向の第2意匠用リブ3B,3B同士の上下の間隔が、上下方向の第1意匠用リブ3A,3A同士の左右の間隔よりも小さくなっている。
こうして格子状に交差する各第1、第2意匠用リブ3A,3Bにより、基材2の正面には、各第1、第2意匠用リブ3A,3Bに囲まれる横長矩形状の複数の凹部4,4・・が形成される。
よって、基材2の正面には、コンクリートの意匠面となるタイル模様と反転する意匠形成部5が形成される。
ここでの第1、第2意匠用リブ3A,3Bの基材2からの突設高さは、2.0mm〜4.5mmとなっており、横断面形状は、図3に示すように、突出側へ行くに従って幅が小さくなる略台形となっている。但し、基材2の外周に形成される第1、第2意匠用リブ3A,3Bは、それぞれ幅方向に2分割されており、化粧型枠1,1同士を上下又は左右に並べると、隣接する半分同士で第1、第2意匠用リブ3A,3Bが形成されるようになっている。
また、第1、第2意匠用リブ3A,3Bの突設端の稜線には、アール面R1がそれぞれ形成されている。さらに、第1、第2意匠用リブ3A,3Bの基端(基材2との付け根)にも、アール面R2がそれぞれ形成されている。この各アール面R1,R2のアール寸法は、例えば0.5mm〜2.0mmの範囲内で設定されている。
さらに、各凹部4の角部となる各第1意匠用リブ3A,3Bの交差部にも、アール面R3がそれぞれ形成されている。このアール面R3のアール寸法は、基端側のアール寸法R3a(例えば3.0mm〜5.0mm)よりも、突設端側のアール寸法R3b(4.0mm〜6.0mm)の方が大きくなる設定となっている。
一方、基材2の背面には、図4にも示すように、外縁の全周に亘って外補強用リブ6,6・・が突設されている。また、外補強用リブ6,6・・で囲まれる基材2の背面には、第1方向である上下方向及びこれと直交する第2方向である左右方向に沿って延び、外補強用リブ6,6間を連結する内補強用リブ7,7・・が突設されている。この外補強用リブ6と内補強用リブ7とにより、基材2の背面には、格子状の補強部8が形成されている。但し、上下方向に延びる内補強用リブ7,7は、基材2の左右方向の中央で、左右の間隔が狭くなるように配置されている。
基材2の正面側の凹部4には、図3に示すように、外補強用リブ6或いは内補強用リブ7と重なる位置で、桟木等へのネジ止め用の下穴9,9・・が形成されている(図1,4では省略)。
また、図5に示すように、ここでは基材2の板厚方向の厚さS(ここでは4mm)は、補強部8の板厚方向の厚さS1(ここでは8mm)よりも小さくなっている。
また、基材2の厚さSは、意匠形成部5の板厚方向の厚さS2(ここでは3.5mm)よりも大きくなっている。
さらに、補強部8の厚さS1は、意匠形成部5の厚さS2よりも大きくなっている。
そして、補強部8の各補強用リブ6,7の幅W1(ここでは30mm)は、意匠用リブ3A,3Bの幅W2(ここでは7mm)よりも大きくなっている。
以上の如く構成された化粧型枠1は、そのまま或いは必要に応じてカットした状態で、図6に示すように、背面に上下方向の桟木10,10・・を、左右方向に所定間隔をおいて下穴9,9・・の位置でネジ止めし、構造物のコンクリートの打設領域に合わせて複数枚を組み合わせる。そして、各化粧型枠1の桟木10を、背面側で左右方向に配設したパイプ11,11・・に接続して一体化する。これを鉄筋12を配筋した打設位置に、コンクリートの意匠面となる側に正面(意匠形成部5)を対向させて建て込む。一方、鉄筋12を挟んだ反対側では、同様に背面に桟木10とパイプ11とが組み付けられる合板製等の型枠13を建て込む。
そして、化粧型枠1と型枠13との間にセパレータ14,14・・を貫通させて、各セパレータ14の端部にそれぞれ設けたフォームタイ(登録商標)15,15をパイプ11に外側から係止させて化粧型枠1及び型枠13を固定した後、化粧型枠1と型枠13との間にコンクリートを打設する。
コンクリートの硬化後、化粧型枠1及び型枠13を脱型すると、化粧型枠1側のコンクリートの表面には、化粧型枠1の意匠形成部5が反転した、複数の溝部と複数の凸部とからなるタイル模様の意匠面が形成される。
この脱型の際、意匠形成部5の各第1、第2意匠用リブ3A,3Bの付け根には、アール面R2が形成され、各凹部4の角部には、アール面R3が形成されているので、意匠面に欠けが発生しにくくなる。よって、欠けた意匠面を補修したり、化粧型枠に付着したコンクリートを除去したりする手間が生じなくなる。
また、意匠面には、各溝部及び各凸部にそれぞれ同じ色或いは同系色で塗装を施せば、タイル模様の見栄えがよくなる。
なお、脱型した化粧型枠1は、桟木10やパイプ11を取り外した後、或いは桟木10を取り付けた状態で、損傷等が生じない限り、繰り返し使用できる。
このように、上記形態の化粧型枠1によれば、樹脂で形成される板状の基材2と、基材2の正面(一方の面)に形成され、意匠面と反転する意匠形成部5と、を含み、意匠形成部5は、基材2の正面に突設されて所定の第1方向に延びる複数の第1意匠用リブ3Aと、正面に突設されて第1方向と交差する第2方向に延びる複数の第2意匠用リブ3Bと、第1意匠用リブ3Aと第2意匠用リブ3Bとによって囲まれる複数の凹部4とを有し、各第1意匠用リブ3Aと各第2意匠用リブ3Bとにおける基材2の正面との付け根は,アール面R2(第1アール面)となっている。
この構成により、脱型時における意匠面の欠けの発生を効果的に防止でき、手間やコストの低減が可能となる。
特にここでは、各凹部4には、第1意匠用リブ3Aと第2意匠用リブ3Bとの交差により、第1、第2意匠用リブ3A,3Bの基端側から突設端側へ延びてアール面R3(第2アール面)となる4つの角部が形成されて、基端側のアール寸法R3aは、突設端側のアール寸法R3bよりも小さくなっている。よって、凹部4の角部での欠けを効果的に防止可能となる。
また、アール面R2のアール寸法を、0.5mm〜2.0mmとしたことで、欠け防止に効果的なアール寸法が選択でき、意匠上の美感も良好となる。
また、アール面R3における基端側のアール寸法R3aを、3.0mm〜5.0mmとし、突設端側のアール寸法R3bを、4.0mm〜6.0mmとしたことで、凹部4の角部での欠け防止に効果的となり、意匠上の美感も良好となる。
また、各第1意匠用リブ3Aと各第2意匠用リブ3Bとの突設高さを、2.0mm〜4.5mmとしているので、欠け防止を図りつつタイル模様の意匠性を向上させることができる。意匠面における溝部と凸部との塗装時の塗り分けも容易に行える。また、意匠面における溝部と凸部とを同系色で塗装した場合であっても、陰影により目地として認識することができる。
また、各第1意匠用リブ3Aと各第2意匠用リブ3Bとにおいて、延びる方向と直交する横断面形状を略台形としているので、脱型が容易に行える。
そして、上記形態の化粧型枠1を用いて形成された意匠面を有するコンクリート(構造物)では、当該意匠面が、各第1意匠用リブ3Aと各第2意匠用リブ3Bとにより反転形成された複数の溝部と、各凹部4により反転形成された複数の凸部とを有することで、タイル模様に欠けがない良好な意匠面を得ることができる。
特に、各溝部と各凸部とをそれぞれ同じ色或いは同系色で塗装すれば、実際のタイル模様に近い意匠面を得ることができる。なお、各溝部と各凸部とを同系色で塗装する場合、通常、各溝部と各凸部とを含む全面が同一の下塗塗料で下塗りされ、その後、各凸部のみが下塗塗料と同系色の上塗り塗料で上塗りされる。
上記形態の化粧型枠1では、基材2の背面(他方の面)に突設される外補強用リブ6及び内補強用リブ7(補強用リブ)を含む構成として、樹脂製であっても必要な強度を確保するようにしている。しかし、この構成に限らず、図7に示す化粧型枠1Aのように、外補強用リブ6及び内補強用リブ7(補強用リブ)のない、背面がフラットな基材2Aとすることもできる。この基材2Aの厚みは上記形態の基材2よりも大きくしているが、同じであってもよい。樹脂材料の採用により一定の軽量化が図られているため、この化粧型枠1Aも取り扱いに支障のない範囲で採用することができる。特に、化粧型枠1Aは、使用する樹脂材料の強度特性や型枠の規格寸法等に応じて、取り扱いが可能な範囲の重量に抑えられる場合に採用することができる。
なお、第1、第2意匠用リブの数や間隔は上記形態に限らず、必要な意匠面に応じて適宜変更可能である。上下左右の格子状に限らず、斜め方向の格子状でもよい。各アール面の寸法設定も上記形態に限らない。
一方、補強部自体を省略して基材の背面をフラットとすることもできる。
また、基材と意匠形成部と補強部との厚みの関係も上記形態に限らず、意匠形成部の意匠面によっては、基材の板厚方向の厚さを、意匠形成部の板厚方向の厚さよりも大きくする等、厚みや幅の関係を上記形態と変更してもよい。基材の全体形状では、横長矩形状や正方形状等も採用できる。
さらに、化粧型枠の材料は上記形態に限らず、任意の熱可塑性樹脂や補強繊維を採用することができる。補強繊維を混合しない樹脂単体も適用可能である。
1,1A・・化粧型枠、2,2A・・基材、3A・・第1意匠用リブ、3B・・第2意匠用リブ、4・・凹部、5・・意匠形成部、6・・外補強用リブ、7・・内補強用リブ、8・・補強部、10・・桟木、11・・パイプ、20・・コンクリート、R1〜R3・・アール面。

Claims (11)

  1. 構造物の表面に所定の意匠面を形成するために使用される化粧型枠であって、
    樹脂で形成される板状の基材と、
    前記基材の一方の面に形成され、前記意匠面と反転する意匠形成部と、を含み、
    前記意匠形成部は、前記一方の面に突設されて所定の第1方向に延びる複数の第1意匠用リブと、前記一方の面に突設されて前記第1方向と交差する第2方向に延びる複数の第2意匠用リブと、前記第1意匠用リブと前記第2意匠用リブとによって囲まれる複数の凹部とを有し、
    各前記第1意匠用リブと各前記第2意匠用リブとにおける前記一方の面との付け根は,第1アール面となっていることを特徴とする化粧型枠。
  2. 各前記凹部には、前記第1意匠用リブと前記第2意匠用リブとの交差により、前記第1、第2意匠用リブの基端側から突設端側へ延びて第2アール面となる4つの角部が形成されて、前記第2アール面における前記基端側のアール寸法は、前記突設端側のアール寸法よりも小さくなっていることを特徴とする請求項1に記載の化粧型枠。
  3. 前記第1アール面のアール寸法は、0.5mm〜2.0mmであることを特徴とする請求項1又は2に記載の化粧型枠。
  4. 前記第2アール面における前記基端側のアール寸法は、3.0mm〜5.0mmであることを特徴とする請求項2に記載の化粧型枠。
  5. 前記第2アール面における前記突設端側のアール寸法は、4.0mm〜6.0mmであることを特徴とする請求項2又は4に記載の化粧型枠。
  6. 各前記第1意匠用リブと各前記第2意匠用リブとの突設高さは、2.0mm〜4.5mmであることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の化粧型枠。
  7. 各前記第1意匠用リブと各前記第2意匠用リブとは、延びる方向と直交する横断面形状が略台形であることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の化粧型枠。
  8. 前記基材の他方の面に突設される補強用リブを含むことを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の化粧型枠。
  9. 請求項1乃至8の何れかに記載の化粧型枠を用いて形成された意匠面を有する構造物であって、
    前記意匠面は、各前記第1意匠用リブと各前記第2意匠用リブとにより反転形成された複数の溝部と、各前記凹部により反転形成された複数の凸部とを有することを特徴とする構造物。
  10. 各前記溝部と各前記凸部とはそれぞれ塗装されていることを特徴とする請求項9に記載の構造物。
  11. 各前記溝部と各前記凸部とは、同系色で塗装されていることを特徴とする請求項10に記載の構造物。
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