JP3229425B2 - リチウム二次電池用正極およびその製造法 - Google Patents
リチウム二次電池用正極およびその製造法Info
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非水電解質を用いるリ
チウム二次電池用正極およびその製造法に関するもので
ある。
チウム二次電池用正極およびその製造法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】非水電解質を用いるリチウム二次電池
は、高電圧で高エネルギー密度を有することが期待さ
れ、盛んに研究が行われている。このリチウム二次電池
の負極には、リチウム、又はLi−Al合金やCxLi
等のリチウム化合物が用いられている。一方、正極活物
質としては、LiCoO2,LiMn204,LiFe
O2,LiNiO2,V2O5,Cr2O5,MnO2などの
遷移金属の酸化物あるいはTiS2,MoS2などのカル
コゲン化合物が提案されている。これらは層状もしくは
トンネル構造を有し、リチウムイオンが出入りできる結
晶構造を持っている。特に、LiCoO2やLiMn2O
4、LiNiO2は4V級のリチウム二次電池用正極活物
質として注目されている。これらの中で特性的に最も有
望なのはLiCoO2であるが、これはコバルトが高価
な元素であるところから高コストとなる不都合がある。
さらには、世界情勢の変化による供給不足、価格の高騰
等原料の供給面での不安もある。また、LiMn2O4や
LiNiO2は、その原料であるマンガンやニッケルの
化合物が非常に低コストで安定して供給され、コスト的
な面での心配はないが、特性的な面でLiCoO2と比
較して劣っている。しかし、LiNiO2はLiCoO2
と同様の構造を有しており、高容量、高電圧のリチウム
二次電池を与える正極活物質として期待される材料であ
る。
は、高電圧で高エネルギー密度を有することが期待さ
れ、盛んに研究が行われている。このリチウム二次電池
の負極には、リチウム、又はLi−Al合金やCxLi
等のリチウム化合物が用いられている。一方、正極活物
質としては、LiCoO2,LiMn204,LiFe
O2,LiNiO2,V2O5,Cr2O5,MnO2などの
遷移金属の酸化物あるいはTiS2,MoS2などのカル
コゲン化合物が提案されている。これらは層状もしくは
トンネル構造を有し、リチウムイオンが出入りできる結
晶構造を持っている。特に、LiCoO2やLiMn2O
4、LiNiO2は4V級のリチウム二次電池用正極活物
質として注目されている。これらの中で特性的に最も有
望なのはLiCoO2であるが、これはコバルトが高価
な元素であるところから高コストとなる不都合がある。
さらには、世界情勢の変化による供給不足、価格の高騰
等原料の供給面での不安もある。また、LiMn2O4や
LiNiO2は、その原料であるマンガンやニッケルの
化合物が非常に低コストで安定して供給され、コスト的
な面での心配はないが、特性的な面でLiCoO2と比
較して劣っている。しかし、LiNiO2はLiCoO2
と同様の構造を有しており、高容量、高電圧のリチウム
二次電池を与える正極活物質として期待される材料であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、LiN
iO2を正極活物質として用いた場合、前述のようにL
iCoO2と比較すると、容量、サイクル性等の面で劣
っているばかりでなく、合成の面でも再現性が悪いなど
高容量のリチウム二次電池用正極材料としてはまだ課題
が残されている。本発明は、このような問題点を解決す
るもので、低価格で安定して供給され、なおかつ高容
量、優れたサイクル性を有するリチウム二次電池を与え
る正極活物質を提供することを目的とする。
iO2を正極活物質として用いた場合、前述のようにL
iCoO2と比較すると、容量、サイクル性等の面で劣
っているばかりでなく、合成の面でも再現性が悪いなど
高容量のリチウム二次電池用正極材料としてはまだ課題
が残されている。本発明は、このような問題点を解決す
るもので、低価格で安定して供給され、なおかつ高容
量、優れたサイクル性を有するリチウム二次電池を与え
る正極活物質を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のリチウム二次電
池用正極は、LiyNi1-xMxO2(ただし、MはCu,
Zn,Nb,MoおよびWよりなる群から選ばれる少な
くとも1種の元素、0<x<1)で表わされる複合酸化
物を活物質として含むことを特徴とする。ここにおい
て、yの値は、0.9≦y≦1.3であるが、MがCu
およびZnよりなる群から選ばれるときは0.9≦y≦
1.4、またNb,MoおよびWよりなる群から選ばれ
るときは0.8≦y≦1.3をそれぞれ許容範囲とす
る。また、NiをMで置換することにより、置換前のL
iNiO2の性能を上回るようにするには、MがCuお
よびZnよりなる群から選ばれるときは、0.05≦x
≦0.20、Nb,MoおよびWよりなる群から選ばれ
るときは、0.05≦x≦0.45がそれぞれ好ましい
範囲である。
池用正極は、LiyNi1-xMxO2(ただし、MはCu,
Zn,Nb,MoおよびWよりなる群から選ばれる少な
くとも1種の元素、0<x<1)で表わされる複合酸化
物を活物質として含むことを特徴とする。ここにおい
て、yの値は、0.9≦y≦1.3であるが、MがCu
およびZnよりなる群から選ばれるときは0.9≦y≦
1.4、またNb,MoおよびWよりなる群から選ばれ
るときは0.8≦y≦1.3をそれぞれ許容範囲とす
る。また、NiをMで置換することにより、置換前のL
iNiO2の性能を上回るようにするには、MがCuお
よびZnよりなる群から選ばれるときは、0.05≦x
≦0.20、Nb,MoおよびWよりなる群から選ばれ
るときは、0.05≦x≦0.45がそれぞれ好ましい
範囲である。
【0005】本発明のリチウム二次電池用正極の製造法
は、出発原料として、ニッケル源には炭酸ニッケルおよ
び水酸化ニッケルよりなる群から選ばれる少なくとも1
種、リチウム源には硝酸リチウム、また置換元素M源に
はM酸化物、MとLiとの複合酸化物および熱分解によ
りMの酸化物を生成する塩よりなる群から選ばれる少な
くとも1種をそれぞれ用いる。
は、出発原料として、ニッケル源には炭酸ニッケルおよ
び水酸化ニッケルよりなる群から選ばれる少なくとも1
種、リチウム源には硝酸リチウム、また置換元素M源に
はM酸化物、MとLiとの複合酸化物および熱分解によ
りMの酸化物を生成する塩よりなる群から選ばれる少な
くとも1種をそれぞれ用いる。
【0006】
【作用】本発明は、ニッケルとリチウムとの複合酸化物
の1つであるLiNiO2のニッケルの一部を銅、亜
鉛、ニオブ、モリブデンおよびタングステンよりなる群
から選んだ少なくとも1種の元素で置換することによ
り、放電容量およびサイクル性が向上し、しかも合成も
容易な正極活物質を得られることを見出したことに基づ
くものである。LiCoO2がリチウム二次電池用活物
質として優れているのは、リチウムイオンとコバルトイ
オンが酸素イオンを挟んで交互に層状の配列をとった層
状六方晶構造を有し、層状のリチウム層を通じて結晶構
造内でリチウムイオンの拡散が行われ易いことが要因の
1つとなっている。一方、LiNiO2は、層状六方晶
構造の他に岩塩型構造の結晶相が存在する。そしてこの
岩塩相においては層状構造が崩れてリチウムイオンとニ
ッケルイオンが陽イオンのサイトでランダムに分散して
いるため、リチウムイオン拡散の経路がなく活物質とし
て機能しなくなる。
の1つであるLiNiO2のニッケルの一部を銅、亜
鉛、ニオブ、モリブデンおよびタングステンよりなる群
から選んだ少なくとも1種の元素で置換することによ
り、放電容量およびサイクル性が向上し、しかも合成も
容易な正極活物質を得られることを見出したことに基づ
くものである。LiCoO2がリチウム二次電池用活物
質として優れているのは、リチウムイオンとコバルトイ
オンが酸素イオンを挟んで交互に層状の配列をとった層
状六方晶構造を有し、層状のリチウム層を通じて結晶構
造内でリチウムイオンの拡散が行われ易いことが要因の
1つとなっている。一方、LiNiO2は、層状六方晶
構造の他に岩塩型構造の結晶相が存在する。そしてこの
岩塩相においては層状構造が崩れてリチウムイオンとニ
ッケルイオンが陽イオンのサイトでランダムに分散して
いるため、リチウムイオン拡散の経路がなく活物質とし
て機能しなくなる。
【0007】LiyN1-xMxO2における置換元素Mとし
て銅、亜鉛を用いた場合には、高容量の材料を容易に得
ることができ、また、ニオブ、モリブデン、タングステ
ンを用いた場合にはサイクル性に優れた材料を容易に得
ることができる。元素置換を行わないLiNiO2は、
ニッケルイオンの価数が3価、4価となるリチウム不足
の組成になり易い。そして、リチウム不足の組成では、
空リチウムイオンサイトにニッケルイオンが入り込むの
で、層状の結晶構造が崩れてしまう。このため可逆的に
吸蔵・放出することのできるリチウム量が少なく、高容
量が得られない。ところが、結晶格子中でニッケルイオ
ンの一部が銅イオン、亜鉛イオンで置き換えられた場合
には、ニッケルイオンが3価であるのに対し銅イオン、
亜鉛イオンは2価であるので、電価のバランスをとるた
めリチウム不足の組成となる傾向が小さい。このため層
状の結晶構造が安定に生成するから、可逆的に吸蔵・放
出するリチウム量が多くなり、高容量が得られる。ま
た、無置換のLiNiO2では、充放電にともない、充
電時にニッケルイオンの価数変化により結晶場に変化が
生じて結晶構造が少しずつ崩れる。これがサイクル性を
低下させる原因の一つとなっている。これに対して、ニ
オブイオン、モリブデンイオン、タングステンイオンで
ニッケルイオンの一部を置換することにより、充電時に
おいても結晶場の変化を小さくし結晶構造の崩れを抑制
することができる。
て銅、亜鉛を用いた場合には、高容量の材料を容易に得
ることができ、また、ニオブ、モリブデン、タングステ
ンを用いた場合にはサイクル性に優れた材料を容易に得
ることができる。元素置換を行わないLiNiO2は、
ニッケルイオンの価数が3価、4価となるリチウム不足
の組成になり易い。そして、リチウム不足の組成では、
空リチウムイオンサイトにニッケルイオンが入り込むの
で、層状の結晶構造が崩れてしまう。このため可逆的に
吸蔵・放出することのできるリチウム量が少なく、高容
量が得られない。ところが、結晶格子中でニッケルイオ
ンの一部が銅イオン、亜鉛イオンで置き換えられた場合
には、ニッケルイオンが3価であるのに対し銅イオン、
亜鉛イオンは2価であるので、電価のバランスをとるた
めリチウム不足の組成となる傾向が小さい。このため層
状の結晶構造が安定に生成するから、可逆的に吸蔵・放
出するリチウム量が多くなり、高容量が得られる。ま
た、無置換のLiNiO2では、充放電にともない、充
電時にニッケルイオンの価数変化により結晶場に変化が
生じて結晶構造が少しずつ崩れる。これがサイクル性を
低下させる原因の一つとなっている。これに対して、ニ
オブイオン、モリブデンイオン、タングステンイオンで
ニッケルイオンの一部を置換することにより、充電時に
おいても結晶場の変化を小さくし結晶構造の崩れを抑制
することができる。
【0008】LiNiO2の合成法としては、ジャーナ
ル・オブ・アメリカンケミカルソサエティー、76巻、
1499頁(1954)に記載されているように、無水
水酸化リチウムと金属ニッケルを酸素雰囲気下で反応さ
せる方法がある。また、水酸化ニッケルと硝酸ニッケル
を反応させて合成することもできる。いずれの方法によ
るものも正極としての特性に差はなかった。一方、ニッ
ケルの一部を銅、亜鉛、ニオブ、モリブデン、タングス
テンより選ばれる少なくとも1種の元素で置換した本発
明の複合酸化物は、無水水酸化リチウムと金属ニッケ
ル、金属Mの酸素雰囲気下での反応では合成することが
できなかった。そこで、種々の合成法を検討した結果、
出発原料として、リチウム源に硝酸リチウム、ニッケル
源に炭酸ニッケルおよび水酸化ニッケルよりなる群から
選ばれる少なくとも1種、置換元素M源にMの酸化物、
MとLiとの複合酸化物、および熱分解によりMの酸化
物を生成する塩、例えば硝酸塩、炭酸塩よりなる群から
選ばれる少なくとも1種をそれぞれ用い、これらを酸化
性雰囲気下、好ましくは600〜900℃で加熱焼成す
ることにより六方晶系の層状の結晶構造を有する単一相
の化合物として得ることができることを見出した。
ル・オブ・アメリカンケミカルソサエティー、76巻、
1499頁(1954)に記載されているように、無水
水酸化リチウムと金属ニッケルを酸素雰囲気下で反応さ
せる方法がある。また、水酸化ニッケルと硝酸ニッケル
を反応させて合成することもできる。いずれの方法によ
るものも正極としての特性に差はなかった。一方、ニッ
ケルの一部を銅、亜鉛、ニオブ、モリブデン、タングス
テンより選ばれる少なくとも1種の元素で置換した本発
明の複合酸化物は、無水水酸化リチウムと金属ニッケ
ル、金属Mの酸素雰囲気下での反応では合成することが
できなかった。そこで、種々の合成法を検討した結果、
出発原料として、リチウム源に硝酸リチウム、ニッケル
源に炭酸ニッケルおよび水酸化ニッケルよりなる群から
選ばれる少なくとも1種、置換元素M源にMの酸化物、
MとLiとの複合酸化物、および熱分解によりMの酸化
物を生成する塩、例えば硝酸塩、炭酸塩よりなる群から
選ばれる少なくとも1種をそれぞれ用い、これらを酸化
性雰囲気下、好ましくは600〜900℃で加熱焼成す
ることにより六方晶系の層状の結晶構造を有する単一相
の化合物として得ることができることを見出した。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。 [実施例1]本実施例では、出発原料としてLiNO3
(硝酸リチウム)とNiCO3(塩基性炭酸ニッケル)
とZn(NO3)2・6H2O(硝酸亜鉛)を用いて製造
した複合酸化物を正極活物質に用い、負極活物質にリチ
ウムを用いた場合について説明する。まず、各出発原料
をそれぞれはかり取り、乳鉢で充分に混合し、この混合
物を大気中650℃で焼成して複合酸化物LiNi1-x
ZnxO2を得た。以上に示した方法でx=0.05、
0.1、0.2、0.3のサンプルを合成した。また、
従来例として亜鉛を添加していないx=0のサンプルに
ついても同様の方法で合成した。これらの複合酸化物
は、X線回折によると、いずれも単一相を有するもので
あった。次に、以上の各複合酸化物を活物質に用いて正
極を作製した。まず、活物質と導電剤であるアセチレン
ブラックと結着剤としてのポリフッ化エチレン樹脂を重
量比で7:2:1となるように混合し、充分に乾燥し
た。この正極合剤0.15gを2トン/cm2の圧力で
直径17.5mmのペレット状に加圧成型して正極とし
た。
(硝酸リチウム)とNiCO3(塩基性炭酸ニッケル)
とZn(NO3)2・6H2O(硝酸亜鉛)を用いて製造
した複合酸化物を正極活物質に用い、負極活物質にリチ
ウムを用いた場合について説明する。まず、各出発原料
をそれぞれはかり取り、乳鉢で充分に混合し、この混合
物を大気中650℃で焼成して複合酸化物LiNi1-x
ZnxO2を得た。以上に示した方法でx=0.05、
0.1、0.2、0.3のサンプルを合成した。また、
従来例として亜鉛を添加していないx=0のサンプルに
ついても同様の方法で合成した。これらの複合酸化物
は、X線回折によると、いずれも単一相を有するもので
あった。次に、以上の各複合酸化物を活物質に用いて正
極を作製した。まず、活物質と導電剤であるアセチレン
ブラックと結着剤としてのポリフッ化エチレン樹脂を重
量比で7:2:1となるように混合し、充分に乾燥し
た。この正極合剤0.15gを2トン/cm2の圧力で
直径17.5mmのペレット状に加圧成型して正極とし
た。
【0010】上記の正極と組合わせる負極には、厚さ
0.8mm、直径17.5mmのリチウム板を、セパレ
ータには多孔性ポリプロピレンフィルムを、また非水電
解液には1モル/1の過塩素酸リチウムを溶解したプロ
ピレンカーボネートをそれぞれ用いて、図1に示すよう
な扁平型電池を構成した。図1において、1は正極、2
はケース、3はセパレータ、4は負極、5はガスケッ
ト、6は封口板をそれぞれ示す。以上のx=0、0.0
5、0.1、0.2、0.3の各複合酸化物を正極活物
質として用いた電池について放電容量を比較した。充放
電の条件は、1.5mAの定電流で電圧範囲3.0V〜
4.3Vの電圧規制とした。表1に各xの値と電池の2
サイクル目の放電容量を示す。
0.8mm、直径17.5mmのリチウム板を、セパレ
ータには多孔性ポリプロピレンフィルムを、また非水電
解液には1モル/1の過塩素酸リチウムを溶解したプロ
ピレンカーボネートをそれぞれ用いて、図1に示すよう
な扁平型電池を構成した。図1において、1は正極、2
はケース、3はセパレータ、4は負極、5はガスケッ
ト、6は封口板をそれぞれ示す。以上のx=0、0.0
5、0.1、0.2、0.3の各複合酸化物を正極活物
質として用いた電池について放電容量を比較した。充放
電の条件は、1.5mAの定電流で電圧範囲3.0V〜
4.3Vの電圧規制とした。表1に各xの値と電池の2
サイクル目の放電容量を示す。
【0011】
【表1】
【0012】表1に示すように、亜鉛を添加した場合
は、x=0の亜鉛を添加しない場合に比べて放電容量が
増加している。特に、x=0.1の場合放電容量が最も
大きくなっている。x=0.3まで増加するとx=0の
場合より放電容量が小さくなっている。以上のように、
LiNiO2のニッケルの一部を亜鉛で置換することに
より放電容量を増加させることができる。特に、ニッケ
ルの10%を亜鉛で置換することが最も好ましい。上記
の実施例では、リチウム量y=1.0の複合酸化物につ
いて述べたが、yの値が0.9未満では複合酸化物の層
状の結晶構造が大きく崩れる不都合があり、また1.4
を超えるものは合成が困難であるところから、0.9≦
y≦1.4が好ましい範囲である。また、置換元素とし
て銅を用いた場合も亜鉛を用いた場合と同様の結果が得
られる。
は、x=0の亜鉛を添加しない場合に比べて放電容量が
増加している。特に、x=0.1の場合放電容量が最も
大きくなっている。x=0.3まで増加するとx=0の
場合より放電容量が小さくなっている。以上のように、
LiNiO2のニッケルの一部を亜鉛で置換することに
より放電容量を増加させることができる。特に、ニッケ
ルの10%を亜鉛で置換することが最も好ましい。上記
の実施例では、リチウム量y=1.0の複合酸化物につ
いて述べたが、yの値が0.9未満では複合酸化物の層
状の結晶構造が大きく崩れる不都合があり、また1.4
を超えるものは合成が困難であるところから、0.9≦
y≦1.4が好ましい範囲である。また、置換元素とし
て銅を用いた場合も亜鉛を用いた場合と同様の結果が得
られる。
【0013】[実施例2]本実施例では出発原料として
LiNO3(硝酸リチウム)、NiCO3(塩基性炭酸ニ
ッケル)、WO2(二酸化タングステン)を用いて製造
した複合酸化物を正極活物質に用い、負極活物質にリチ
ウムを用いた場合について説明する。まず、各出発原料
をそれぞれはかり取り、乳鉢で充分に混合し、この混合
物を650℃で焼成して複合酸化物LiNi1-xWxO2
を得た。以上に示した方法でx=0.05、0.1、
0.2、0.3、0.4、0.45、0.5のサンプル
を合成した。これらの複合酸化物は、X線回折による
と、いずれも単一相を有するものであった。次に上記の
各複合酸化物を正極活物質として実施例1と同様にして
電池を構成し、放電容量を比較した。充放電の条件は、
1.5mAの定電流で電圧範囲3.0V〜4.3Vの電
圧規制とした。表2に各xの値と電池の2サイクル目の
放電容量および10サイクル目の容量維持率(2サイク
ル目の放電容量基準)を示す。
LiNO3(硝酸リチウム)、NiCO3(塩基性炭酸ニ
ッケル)、WO2(二酸化タングステン)を用いて製造
した複合酸化物を正極活物質に用い、負極活物質にリチ
ウムを用いた場合について説明する。まず、各出発原料
をそれぞれはかり取り、乳鉢で充分に混合し、この混合
物を650℃で焼成して複合酸化物LiNi1-xWxO2
を得た。以上に示した方法でx=0.05、0.1、
0.2、0.3、0.4、0.45、0.5のサンプル
を合成した。これらの複合酸化物は、X線回折による
と、いずれも単一相を有するものであった。次に上記の
各複合酸化物を正極活物質として実施例1と同様にして
電池を構成し、放電容量を比較した。充放電の条件は、
1.5mAの定電流で電圧範囲3.0V〜4.3Vの電
圧規制とした。表2に各xの値と電池の2サイクル目の
放電容量および10サイクル目の容量維持率(2サイク
ル目の放電容量基準)を示す。
【0014】
【表2】
【0015】表2に示すように、タングステンを添加し
た場合は、x=0のタングステンを添加しない場合に比
べて容量が増加すると共に10サイクル目の容量維持率
も向上している。特に、x=0.2の場合の容量は1
7.51mAh、10サイクル目容量維持率98.4%
であり、x=0の場合の容量16.87mAh、10サ
イクル目容量維持率97.3%に比較して最も効果が大
きく現われている。x=0.5まで増加するとx=0の
場合より小さな容量となっている。以上に示す結果のよ
うに、LiNiO2のニッケルの一部をタングステンで
置換することにより、サイクル性を向上させることがで
きる。置換量としては、2サイクル目の容量と10サイ
クル目の容量維持率からx=0.2が最も好ましい。本
実施例では、リチウム量y=1.0の場合について説明
したが、yの値が0.8未満では複合酸化物の層状の結
晶構造が大きく崩れる不都合があり、また1.3を超え
るものは合成が困難であるところから、0.8≦y≦
1.3が好ましい範囲である。また、置換元素としてニ
オブ、モリブデンを用いた場合もタングステンを用いた
場合と同様の結果が得られる。
た場合は、x=0のタングステンを添加しない場合に比
べて容量が増加すると共に10サイクル目の容量維持率
も向上している。特に、x=0.2の場合の容量は1
7.51mAh、10サイクル目容量維持率98.4%
であり、x=0の場合の容量16.87mAh、10サ
イクル目容量維持率97.3%に比較して最も効果が大
きく現われている。x=0.5まで増加するとx=0の
場合より小さな容量となっている。以上に示す結果のよ
うに、LiNiO2のニッケルの一部をタングステンで
置換することにより、サイクル性を向上させることがで
きる。置換量としては、2サイクル目の容量と10サイ
クル目の容量維持率からx=0.2が最も好ましい。本
実施例では、リチウム量y=1.0の場合について説明
したが、yの値が0.8未満では複合酸化物の層状の結
晶構造が大きく崩れる不都合があり、また1.3を超え
るものは合成が困難であるところから、0.8≦y≦
1.3が好ましい範囲である。また、置換元素としてニ
オブ、モリブデンを用いた場合もタングステンを用いた
場合と同様の結果が得られる。
【0016】[実施例3]本実施例では、リチウム源に
LiNO3、ニッケル源にNiCO3、置換元素源にZn
(NO3)2・6H2O(硝酸亜鉛)、Cu(NO3)2・
6H2O(硝酸銅)、WO2(二酸化タングステン)、M
oO2(二酸化モリブデン)およびNb2O3(二三酸化
ニオブ)よりなる群から選んだ2種また3種をそれぞれ
用いて、実施例1と同様にして表3に示す複合酸化物を
得た。これらはX線回折によると、いずれも単一相を有
するものであった。
LiNO3、ニッケル源にNiCO3、置換元素源にZn
(NO3)2・6H2O(硝酸亜鉛)、Cu(NO3)2・
6H2O(硝酸銅)、WO2(二酸化タングステン)、M
oO2(二酸化モリブデン)およびNb2O3(二三酸化
ニオブ)よりなる群から選んだ2種また3種をそれぞれ
用いて、実施例1と同様にして表3に示す複合酸化物を
得た。これらはX線回折によると、いずれも単一相を有
するものであった。
【0017】
【表3】
【0018】次に、上記の各複合酸化物を用いて、実施
例1と同様にして電池を作製し、評価した。表4に各複
合酸化物を用いた電池の2サイクル目の放電容量と10
サイクル目の容量維持率を示す。
例1と同様にして電池を作製し、評価した。表4に各複
合酸化物を用いた電池の2サイクル目の放電容量と10
サイクル目の容量維持率を示す。
【0019】
【表4】
【0020】表4に示す結果から、ニッケルの一部を複
数の元素で置換した場合においても無置換(x=0)の
場合より特性が向上していることがわかる。特に、亜鉛
と銅で置換した場合には容量が、またモリブデン、タン
グステン、ニオブで置換した場合にはサイクル性がそれ
ぞれ大きく向上する。
数の元素で置換した場合においても無置換(x=0)の
場合より特性が向上していることがわかる。特に、亜鉛
と銅で置換した場合には容量が、またモリブデン、タン
グステン、ニオブで置換した場合にはサイクル性がそれ
ぞれ大きく向上する。
【0021】[実施例4]本実施例では出発原料として
各種リチウム塩、各種ニッケル塩およびZn(NO3)2
・6H2O(硝酸亜鉛)を用いて実施例1と同様にし
て、ニッケルの10%を亜鉛で置換した複合酸化物Li
Ni0.9Zn0.1O2を得た。次にこれを正極活物質に用
いて、実施例1と同様にして電池を作製し、評価をし
た。表5に、正極活物質のリチウム源とニッケル源に対
応させて電池の2サイクル目の放電容量を示す。
各種リチウム塩、各種ニッケル塩およびZn(NO3)2
・6H2O(硝酸亜鉛)を用いて実施例1と同様にし
て、ニッケルの10%を亜鉛で置換した複合酸化物Li
Ni0.9Zn0.1O2を得た。次にこれを正極活物質に用
いて、実施例1と同様にして電池を作製し、評価をし
た。表5に、正極活物質のリチウム源とニッケル源に対
応させて電池の2サイクル目の放電容量を示す。
【0022】
【表5】
【0023】表5に示すように、リチウム源としてLi
NO3を用い、ニッケル源としてNiCO3(塩基性炭酸
ニッケル)およびNi(OH)2(水酸化ニッケル)を
用いた場合に15.00mAh以上の高容量が得られて
いる。本実施例では置換元素として亜鉛を用いたが、
銅、亜鉛、ニオブ、モリブデン、タングステンより選ば
れる少なくとも1種の元素を用いた場合にも同様の結果
が得られる。これら置換元素(M)源としては、Mの酸
化物、MとLiとの複合酸化物および熱分解によりMの
酸化物を生成する塩よりなる群から選ばれる少なくとも
1種を用いても同様の結果を得ることができる。
NO3を用い、ニッケル源としてNiCO3(塩基性炭酸
ニッケル)およびNi(OH)2(水酸化ニッケル)を
用いた場合に15.00mAh以上の高容量が得られて
いる。本実施例では置換元素として亜鉛を用いたが、
銅、亜鉛、ニオブ、モリブデン、タングステンより選ば
れる少なくとも1種の元素を用いた場合にも同様の結果
が得られる。これら置換元素(M)源としては、Mの酸
化物、MとLiとの複合酸化物および熱分解によりMの
酸化物を生成する塩よりなる群から選ばれる少なくとも
1種を用いても同様の結果を得ることができる。
【0024】以上の各実施例では、各原料の混合物を6
50℃で焼成して複合酸化物を製造したが、焼成の温度
としては600℃未満の低い温度では反応が充分に進ま
ず、また、900℃を超える高い温度では特性の劣った
結晶相が安定に生成してしまうため、600℃以上90
0℃以下の範囲内の温度であることが好ましい。さら
に、焼成の雰囲気としては、出発原料に示したいずれの
ニッケル塩においてもニッケルは2価であり、生成物で
あるLiNiO2では3価となることから、大気中もし
くは酸素気流中の酸化雰囲気であることが必要である。
50℃で焼成して複合酸化物を製造したが、焼成の温度
としては600℃未満の低い温度では反応が充分に進ま
ず、また、900℃を超える高い温度では特性の劣った
結晶相が安定に生成してしまうため、600℃以上90
0℃以下の範囲内の温度であることが好ましい。さら
に、焼成の雰囲気としては、出発原料に示したいずれの
ニッケル塩においてもニッケルは2価であり、生成物で
あるLiNiO2では3価となることから、大気中もし
くは酸素気流中の酸化雰囲気であることが必要である。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、高電圧、
高容量で、優れたサイクル性を有するリチウム二次電池
を与える正極を容易に得ることができる。
高容量で、優れたサイクル性を有するリチウム二次電池
を与える正極を容易に得ることができる。
【図1】本発明の実施例のリチウム二次電池の縦断面図
である。
である。
1 正極 2 ケース 3 セパレータ 4 負極 5 ガスケット 6 封口板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 美藤 靖彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 豊口 ▲吉▼徳 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−54889(JP,A) 特開 平5−101827(JP,A) 特開 平5−290845(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 4/58 H01M 4/02 H01M 10/40
Claims (3)
- 【請求項1】 LiyNi1-xMxO2(ただし、MはNb
およびWよりなる群から選ばれる少なくとも1種の元
素、0<x<1、0.9≦y≦1.3)で表わされる複
合酸化物を活物質として含むことを特徴とするリチウム
二次電池用正極。 - 【請求項2】 LiyNi1-xMxO2(ただし、MはNb
およびWよりなる群から選ばれる少なくとも1種の元
素、0.05≦x≦0.45、0.8≦y≦1.3)で
表わされる複合酸化物を活物質として含むことを特徴と
するリチウム二次電池用正極。 - 【請求項3】 (イ)炭酸ニッケルおよび水酸化ニッケ
ルよりなる群から選ばれる少なくとも1種、(ロ)硝酸
リチウム、並びに(ハ)Mの酸化物、MとLiとの複合
酸化物および熱分解によりMの酸化物を生成する塩より
なる群から選ばれる少なくとも1種を酸化雰囲気下、6
00〜900℃の温度で反応させることにより、Liy
Ni1-xMxO2(ただし、MはCu、Zn、Nb、Mo
およびWよりなる群から選ばれる少なくとも1種の元
素、0<x<1、0.9≦y≦1.3)で表わされる複
合酸化物を得る工程を有することを特徴とするリチウム
二次電池用正極の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09533993A JP3229425B2 (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | リチウム二次電池用正極およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09533993A JP3229425B2 (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | リチウム二次電池用正極およびその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06283174A JPH06283174A (ja) | 1994-10-07 |
JP3229425B2 true JP3229425B2 (ja) | 2001-11-19 |
Family
ID=14134949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09533993A Expired - Fee Related JP3229425B2 (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | リチウム二次電池用正極およびその製造法 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3229425B2 (ja) |
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JP3566106B2 (ja) * | 1998-10-01 | 2004-09-15 | 日本碍子株式会社 | リチウム二次電池 |
EP1351327A4 (en) | 2000-11-20 | 2004-08-18 | Chuo Denki Kogyo Co Ltd | NONAQUEOUS ELECTROLYTIC SECONDARY CELL AND POSITIVE ELECTRODE ACTIVE MATERIAL |
JP2003017060A (ja) * | 2001-04-25 | 2003-01-17 | Sony Corp | 正極活物質及び非水電解質電池 |
JP6010902B2 (ja) * | 2010-12-08 | 2016-10-19 | 三菱化学株式会社 | リチウム遷移金属系化合物粉体、その製造方法、及びそれを用いたリチウム二次電池用正極及びリチウム二次電池 |
JP5658058B2 (ja) * | 2011-02-28 | 2015-01-21 | 株式会社日立製作所 | リチウムイオン二次電池 |
JP6554780B2 (ja) * | 2013-10-29 | 2019-08-07 | 日亜化学工業株式会社 | 非水電解液二次電池用正極組成物及びその製造方法 |
EP3286790B1 (en) * | 2015-04-23 | 2019-12-18 | Umicore | Cathode material for a lithium-ion rechargeable battery |
PL3465805T3 (pl) | 2016-05-27 | 2022-01-17 | Umicore | Elektroda dodatnia do baterii litowo-jonowej |
KR102176633B1 (ko) | 2017-02-28 | 2020-11-09 | 주식회사 엘지화학 | 리튬 이차전지용 양극 활물질, 그 제조방법 및 이를 포함하는 리튬 이차전지 |
CN115917816B (zh) * | 2020-12-24 | 2024-11-12 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 锂二次电池及含有其的电池模块、电池包和用电装置 |
-
1993
- 1993-03-29 JP JP09533993A patent/JP3229425B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH06283174A (ja) | 1994-10-07 |
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