JP3226655B2 - 薄膜トランジスタの作製方法 - Google Patents
薄膜トランジスタの作製方法Info
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Description
FT)の構造および作製方法に関するものである。本発
明によって作製される薄膜トランジスタは、ガラス等の
絶縁基板上、単結晶シリコン等の半導体基板上、いずれ
にも形成される。
ー活性化技術(フラッシュランプアニールを含む)を用
いて、ゲイトが活性層の上に位置する薄膜トランジスタ
(トップゲイト型TFT)を作製する場合には、薄膜半
導体領域(活性層)を島状にパターニングした後、ゲイ
ト絶縁膜として、CVD法やスパッタ法によって絶縁被
膜を形成し、その上にゲイト電極を形成して、絶縁被膜
を付けたまま高速のドーピング不純物(ドーパント)を
照射して、半導体領域中に(ゲイト電極をマスクとし
て)自己整合的にソース領域、ドレイン領域等の不純物
領域を形成し、引き続き、レーザー照射をおこなうこと
によって、先に半導体中に導入された不純物の活性化
(レーザー活性化)をおこなっていた。
な従来の方法ではいくつかの問題があった。1つは、レ
ーザー活性化の際に,半導体中の不純物の一部がその上
に存在するゲイト絶縁膜材料(酸化珪素等)と反応し
て、リンガラス、ボロンガラスのような化合物を生成
し、また、非平衡状態の化学反応によって、非化学量論
比の半導体酸化物(酸素と珪素の比率が2:1でない酸
化珪素等)が生じ、後でコンタクトを形成する際に接触
抵抗が高くなることであった。また、上記の反応等によ
って表面の凹凸が著しかった。このため,歩留りが低下
した。もう一つは、不純物のドーピングされる領域の境
界がゲイト電極部の影となり、境界部の活性化が不十分
であり、特性が不安定で信頼性の劣化をもたらすという
ことであった。以下にその例を示して説明する。
を示す。まず、基板50上に下地絶縁膜(酸化珪素等)
51を堆積し、さらに、島状の結晶性半導体領域(シリ
コン等)52を形成する。さらに、引き続いてCVD
法、スパッタリング法等の手段で、ゲイト絶縁膜(酸化
珪素等)53を形成し、さらに、ゲイト電極(燐ドープ
されたシリコン、アルミニウム、タンタル等)54を形
成する。(図5(A))
ザー等の強光を照射して不純物領域55a、55bの活
性化をおこなった。この場合、瞬間的な高温状態によっ
て、図中にPで示した半導体とゲイト絶縁膜の界面で化
学反応が生じ、先に指摘したようなリンガラス(もしく
はボロンガラス)のような絶縁膜材料とドーパント材料
が化合する。また、酸化珪素とシリコンが化合して、非
化学量論比の酸化珪素が生成する。(図5(B))
あるが、図5の場合とは異なって、ゲイト電極の周囲に
ゲイト電極の陽極酸化物65が形成されている。このよ
うな陽極酸化物によって、ゲイト電極と不純物(が導入
されるべき)領域とが距離Xだけ離間したオフセット状
態となり、TFTの電気特性(ゲイトに逆バイアスをか
けたときのリーク電流等)の改善を図ることができる。
(図6(A))
で示したような箇所では、高速のドーピング不純物によ
って結晶性が破壊される一方、レーザー光の照射が十分
でないので活性化がおこなわれず、トラップ準位が多数
生成してTFTの特性を損ね、信頼性が低下する。(図
6(B))本発明の課題はこのような問題を解決するこ
とである。
膜を付けたままドーピングをおこない、続くレーザー活
性化工程ではゲイト絶縁膜を除去して活性化をおこなう
ということによって、上記の課題を解決する。しかしな
がら、ゲイト絶縁膜を除去する際には、同時に下地の酸
化膜や基板までエッチングされる可能性が大きいので、
本発明では、特に不純物導入にマスクを使用し、次い
で、そのマスクを用いて、ゲイト絶縁膜等を選択的にエ
ッチングすることを特徴とするものである。
させることなく、かつ、レーザー活性化工程において
も、半導体と絶縁被膜の反応を阻止することができた。
また、図6に示されるような陽極酸化物を使用してオフ
セットを設ける構造のTFTにおいて、ゲイト絶縁膜の
エッチングの工程において、同時に陽極酸化物の一部も
エッチングされるのであれば、ドーピングされた領域の
境界部もレーザー照射することが可能である。以下に実
施例を示し、より詳細に本発明を説明する。
断面図を示す。基板(コーニング7059)10上にス
パッタリングによって厚さ200nmの酸化珪素の下地
膜11を形成した。さらに、プラズマCVD法によっ
て、厚さ20〜200nm、例えば150nmのアモル
ファスシリコン膜を堆積した。引き続き、スパッタリン
グ法によって、厚さ20〜100nmの酸化珪素膜を保
護膜として堆積した。そして、これを還元雰囲気下、5
00〜600℃、例えば600℃で48時間アニールし
て結晶化させた。結晶化工程はレーザー等の強光を用い
る方式でもよい。そして、得られた結晶シリコン膜をパ
ターニングして、島状シリコン領域12を形成した。
〜150nm、例えば100nmの酸化珪素膜13をゲ
イト絶縁膜として堆積し、引き続いて、減圧CVD法に
よって、厚さ600〜800nm、例えば600nmの
シリコン膜(0.01〜2%の燐を含む)を堆積した。
なお、この酸化珪素とシリコン膜の成膜工程は連続的に
おこなうことが望ましい。そして、シリコン膜をパター
ニングして、ゲイト電極14を形成した。(図1
(A))
レジスト15でマスクした後、プラズマドーピング法に
よって、シリコン領域12にフォトレジストマスク15
およびゲイト電極14をマスクとして不純物(燐)を注
入した。このときのドーピングのパターンは図1(C)
に示されるような形状とした。ドーピングガスとして、
フォスフィン(PH3 )を用い、加速電圧を60〜11
0kV、例えば80kVとした。ドース量は1×1015
〜5×1015cm-2、例えば1×1015cm-2とした。
この結果、N型の不純物領域16a、16bがゲイト電
極14に対して自己整合的に形成された。(図1
(B))
ク15をつけたまま、フッ化水素酸によって、エッチン
グをおこない、酸化珪素膜13の露出した部分をエッチ
ングした。この際には、下地絶縁膜の酸化珪素11も一
部エッチングされることに注意しなければならない。エ
ッチング工程終了後はレジストを剥離した。
性化させた。レーザーとしてはKrFエキシマーレーザ
ー(波長248nm、パルス幅20〜40nsec)を
用いたが、他に、XeFエキシマーレーザー(波長35
3nm)、XeClエキシマーレーザー(波長308n
m)、ArFエキシマーレーザー(波長193nm)等
を用いてもよい。レーザーのエネルギー密度は、250
〜400mJ/cm2、例えば300mJ/cm2 と
し、1か所につき2〜10ショット、例えば2ショット
照射すればよい。レーザー照射時に、基板を200〜4
50℃程度に加熱してもよい。基板を加熱した場合には
最適なレーザーエネルギー密度が変わることに注意しな
ければならない。(図1(D))
800nm、例えば600nmの酸化珪素膜17を層間
絶縁物としてプラズマCVD法によって形成し、これに
コンタクトホールを形成して、金属材料、例えば、窒化
チタン(100〜200nm、例えば100nm)とア
ルミニウム(500〜1000nm、例えば800n
m)の多層膜によって配線18a、18bを形成した。
そして、0.1〜1気圧、250〜400℃、例えば1
気圧、350℃の水素雰囲気中で30〜120分、例え
ば30分のアニールをおこなった。以上の工程によって
NMOSの半導体回路が完成した。(図1(E))
の断面図を示す。まず、基板(コーニング7059)2
0上にスパッタリングによって厚さ200nmの酸化珪
素の下地膜21を形成した。さらに、プラズマCVD法
によって、厚さ20〜200nm、例えば100nmの
アモルファスシリコン膜を堆積した。そして、これを還
元雰囲気下、600℃で48時間アニールして結晶化さ
せた。結晶化工程はレーザー等の強光を用いる方式でも
よい。そして、得られた結晶シリコン膜をパターニング
して、島状シリコン領域22を形成した。1つの島状シ
リコン膜の大きさは30μm×30μmとした。
〜150nm、例えば100nmの酸化珪素膜13をゲ
イト絶縁膜として堆積し、引き続いて、スパッタリング
法によって、厚さ300〜600nm、例えば600n
mのアルミニウム膜(2%のシリコンを含む)を堆積し
た。アルミニウムにはシリコンを0.5〜5%、もしく
は銅を0.2〜2%添加することが望ましい。これは後
の工程で、250〜350℃の熱処理があるため、これ
らの不純物が含有されていないとヒロックが発生するか
らである。なお、この酸化珪素とアルミニウムの成膜工
程は連続的におこなうことが望ましい。また、アルミニ
ウム膜は成膜後、100〜300℃の熱処理をおこなう
とヒロックの発生を抑止することができた。
ッチングして、ゲイト電極24を形成した。さらに、フ
ォトニース(感光性ポリイミド)を塗布した後、これを
パターニングして、250〜350℃、例えば300℃
でベイキングして、(陽極酸化に対する)ポリイミドの
マスクを選択的に形成する。このマスクは後にコンタク
トを形成する場所や配線を分断する場所に設ければよ
い。(図にはポリイミドマスクは示さない。)
チレングリコールに溶解させて、1〜5%、例えば3%
の溶液を調製し、これにアンモニア水溶液を加えてpH
を7程度にした。そして、白金の網状電極を陰極、基板
10を陽極とし、配線24に電流を流して陽極酸化を開
始した。
分で電圧が上昇するように電流を流し、電圧が200〜
250V、例えば220Vになった段階で電圧上昇を止
め、一定の電圧に保持して、電流が20μA/cm∧(2
)になるまでその状態を保った。この結果、厚さ150
〜300nm、例えば200nmの酸化アルミニウム2
5を形成した。ポリイミドのマスクの存在する部分(図
示せず)はそのマスク効果のために陽極酸化されなかっ
た。陽極酸化に要する時間は、40〜70分、代表的に
は55分であった。(図2(A))
ォトレジストのマスク26をパターニングした。このと
きのパターニングの形状は図3(A)もしくは図3
(C)に示されるものを採用した。すなわち、シリコン
領域22の段差とゲイト電極24が交差する部分には、
ドーピングされないような構成とした。
は被覆性が悪くて薄いため、ピンホール等の欠陥が多発
し、段差部に沿って寄生TFTが発生して、それに起因
するリーク電流が問題となっていた。このようなドーピ
ングパターンを採用することによって段差部がTFTの
一部となることはないので、リーク電流等を著しく減少
させることができた。
ーピング法によって、シリコン領域22に不純物(燐や
ホウ素)を注入した。燐を注入する場合には、ドーピン
グガスとして、フォスフィン(PH3 )を用い、加速電
圧を65〜100kV、例えば80kVとすればよい。
ホウ素を注入する場合には、ドーピングガスとして、ジ
ボラン(B2 H6 )を用い、加速電圧を50〜80k
V、例えば65kVとすればよい。ドーズ量は1×10
15〜5×1015cm-2、例えば3×1015cm-2とし
た。このようにしてゲイト電極部(ゲイト電極24と陽
極酸化物25)に対して自己整合的に不純物領域27
a、27bを形成した。不純物領域とゲイト電極24は
水平方向に距離Yだけ離れた状態(オフセット状態)と
なっている。(図2(B))
素膜23の一部をエッチングした。エッチング工程終了
後、マスク26は除去した。マスク26のパターンを図
3(A)のように、半導体領域22以外の部分も露出し
た場合には、実施例1と同様に下地酸化珪素膜がエッチ
ングされる(図1(D)中のX参照)が、図3(C)の
ように露出部分を半導体領域22だけに限定した場合に
は、そのような問題は生じなかった。それぞれのパター
ンによって、ゲイト絶縁膜23をエッチングした後のT
FTの様子を図3(B)および(D)に示す。図2
(C)には図3(D)で示されるTFTの断面を示す。
注目すべきことに、このときには陽極酸化物(酸化アル
ミニウム)25もエッチングされ、距離Zだけ後退する
ので、不純物領域の境界が露出する。(図2(C))
入された不純物の活性化をおこなった。この工程では,
不純物領域の境界部にもレーザー光が照射され、十分な
活性化がおこなわれた。用いたレーザーはKrFエキシ
マーレーザー(波長248nm、パルス幅20nse
c)で、照射面でのエネルギー密度を250〜400m
J/cm2 、例えば300mJ/cm2 とした。レーザ
ー照射時には、基板を200〜400℃、例えば300
℃に加熱してもよい。
500nmの酸化珪素膜28を層間絶縁物としてプラズ
マCVD法によって形成し、さらに、スパッタリング法
によって厚さ50〜150nm、例えば80nmのイン
ジウム錫酸化物(ITO)膜を堆積した、これをパター
ニングして、画素電極(ITO)29を形成した。さら
に、層間絶縁物28にコンタクトホールを形成して、金
属材料、例えば、窒化チタンとアルミニウムの多層膜に
よって配線30a、30bを形成した。そして、0.1
〜1気圧、250〜400℃、例えば1気圧、350℃
の水素雰囲気中で30〜120分、例えば30分のアニ
ールをおこなった。以上の工程によって半導体回路が完
成した。(図2(D))
の断面図を示す。基板(コーニング7059)40上に
スパッタリングによって厚さ200nmの酸化珪素の下
地膜41を形成した。さらに、プラズマCVD法によっ
て、厚さ20〜200nm、例えば150nmのアモル
ファスシリコン膜を堆積した。引き続き、スパッタリン
グ法によって、厚さ20〜100nm、例えば20nm
の酸化珪素膜を保護膜として堆積した。そして、これを
還元雰囲気下、600℃で48時間アニールして結晶化
させた。結晶化工程はレーザー等の強光を用いる方式で
もよい。そして、得られた結晶シリコン膜をパターニン
グして、島状シリコン領域42P、42Nを形成した。
〜150nm、例えば100nmの酸化珪素膜43をゲ
イト絶縁膜として堆積し、引き続いて、スパッタリング
法によって、厚さ300〜600nm、例えば600n
mのアルミニウム膜(1〜5%のシリコンを含む)を堆
積した。なお、この酸化珪素とアルミニウム膜の成膜工
程は連続的におこなうことが望ましい。そして、アルミ
ニウム膜をパターニングして、ゲイト電極44P、44
Nを形成し、実施例2と同様に陽極酸化法によってその
表面を厚さ150〜300nm、例えば200nmの陽
極酸化物(酸化アルミニウム)45P、45Nで被覆し
た。(図4(A))
の部分をフォトレジスト46Nでマスクした。そして、
プラズマドーピング法によって、シリコン領域42Nに
フォトレジストマスク46Nおよびゲイト電極部(ゲイ
ト電極44Nと陽極酸化物45N)をマスクとして不純
物(燐)を注入した。ドーピングのパターンは図3
(C)に示されるような形状とした。ドーピングガスと
して、フォスフィン(PH3 )を用い、加速電圧を65
〜110kV、例えば80kVとした。ドース量は1×
1015〜8×1015cm-2、例えば2×1015cm-2と
した。この結果、N型の不純物領域47Nが形成され
た。ドーピング終了後、マスク46Nを用いて、酸化珪
素膜43の一部をエッチングした。(図4(B))
露出させ、他の部分をフォトレジスト46Pでマスクし
て、プラズマドーピング法によって、シリコン領域42
Pに不純物(ホウ素)を注入した。この場合もドーピン
グのパターンは図3(C)に示されるような形状とし
た。ドーピングガスとして、ジボラン(B2 H6 )を用
い、加速電圧を50〜80kV、例えば65kVとし
た。ドース量は1×1015〜8×1015cm-2、例えば
2×1015cm-2とした。この結果、P型の不純物領域
47Pが形成された。ドーピング終了後、マスク46P
を用いて、酸化珪素膜43の一部をエッチングした。
(図4(C))
た不純物の活性化をおこなった。レーザーとしてはKr
Fエキシマーレーザー(波長248nm)を用いたが、
他に、XeFエキシマーレーザー(波長353nm)、
XeClエキシマーレーザー(波長308nm)、Ar
Fエキシマーレーザー(波長193nm)等を用いても
よい。レーザーのエネルギー密度は、250〜400m
J/cm2 、例えば280mJ/cm2 とし、1か所に
つき2〜10ショット、例えば2ショット照射した。
800nm、例えば600nmの酸化珪素膜48を層間
絶縁物としてTEOS(テトラ・エトキシ・シラン、S
i(OC2H5)4 )を原料とするプラズマCVD法によ
って形成し、これにコンタクトホールを形成して、金属
材料、例えば、窒化チタンとアルミニウムの多層膜によ
って配線49a、49b、49c、49dを形成した。
そして、0.1〜1気圧、250〜400℃、例えば
0.1気圧、350℃の水素雰囲気中で30〜120
分、例えば30分のアニールをおこなった。以上の工程
によってCMOSの半導体回路が完成した。(図4
(D))
させ、また、その信頼性を高め、最大限の特性を引き出
すことが可能となった。しかも、かように大きな効果を
得るに際して、特に大きなプロセス変更や投資、技術開
発を伴わないで実施できることのメリットは大きい。本
発明では絶縁基板上のTFTを例にとって説明したが、
単結晶半導体基板上に形成されるTFTにも実施できる
ことは言うまでもない。このように本発明は工業上、有
益な発明である。
す。
を示す。
ルミニウム) 20・・・基板(コーニング7059) 21・・・下地絶縁膜(酸化珪素) 22・・・島状半導体領域(シリコン) 23・・・ゲイト絶縁膜(酸化珪素) 24・・・ゲイト電極(アルミニウム) 25・・・陽極酸化物(酸化アルミニウム) 26・・・マスク(フォトレジスト) 27・・・不純物領域(ソース、ドレイン) 28・・・層間絶縁物(酸化珪素) 29・・・画素電極(ITO) 30・・・ソース電極、ドレイン電極(窒化チタン/ア
ルミニウム)
Claims (4)
- 【請求項1】 島状の薄膜半導体を形成し、 前記島状の薄膜半導体上に絶縁膜を形成し、 前記絶縁膜上にゲイト電極部を形成し、 前記ゲイト電極部および前記島状の薄膜半導体の一部と
重ならないようにマスクを設け、 前記島状の薄膜半導体に不純物イオンを導入し、 前記マスクを用いて、前記絶縁膜を選択的に除去し、 レーザーまたは強光を照射することを特徴とする薄膜ト
ランジスタの作製方法。 - 【請求項2】請求項1において、前記ゲイト電極部は、
導電材料によって形成されたゲイト電極の表面が該導電
材料の酸化物で覆われていることを特徴とする薄膜トラ
ンジスタの作製方法。 - 【請求項3】請求項1または2において、前記ゲイト電
極部を構成する材料はアルミニウムを主成分とする材料
であることを特徴とする薄膜トランジスタの作製方法。 - 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか一において、前
記絶縁膜の除去はフッ化水素酸を含む溶液によるウェッ
トエッチングによっておこなわれることを特徴とする薄
膜トランジスタの作製方法。
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JP07110193A JP3226655B2 (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | 薄膜トランジスタの作製方法 |
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- 1993-03-05 JP JP07110193A patent/JP3226655B2/ja not_active Expired - Fee Related
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