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JP3215528U - 食品用パンチ - Google Patents

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JP3215528U
JP3215528U JP2018000099U JP2018000099U JP3215528U JP 3215528 U JP3215528 U JP 3215528U JP 2018000099 U JP2018000099 U JP 2018000099U JP 2018000099 U JP2018000099 U JP 2018000099U JP 3215528 U JP3215528 U JP 3215528U
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山下 綾乃
綾乃 山下
鈴木 秀行
秀行 鈴木
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CARL Manufacturing Co Ltd
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CARL Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【課題】手軽に内部を洗浄することができる食品用パンチを提供する。【解決手段】下端部に所定形状の穿孔刃21を有する型抜き部材10と、穿孔刃と略同一形状の抜き孔51が設けられた載置台50と、型抜き部材10を案内するガイド部60と、からなる食品用パンチにおいて、ガイド部を載置台の上面に立設させてレール61を設け、その上縁から型抜き部材を嵌め込んでスライドさせて穿孔する。穿孔後、型抜き部材を取り外して洗浄することができるので清潔である。【選択図】図1

Description

本考案は、シート状の食材を所定の形状に型抜きするための食品用パンチに関する。
乾し海苔などのシート状の食材を、花型や星型などの形状に型抜きするための器具として、所定の刃先形状を有する穿孔刃と、その刃先形状と略同一形状の孔が設けられた載置台と、打ち抜き刃を上方に向けて付勢するためのコイルバネと、穿孔刃を押し下げるための押圧部材と、によって構成されたパンチが各種提案されている。
例えば、特許文献1に示すパンチは、穿孔刃と載置台とコイルバネを、載置台に沿ったスリットを備えたハウジング内に収容し、押圧部材を押し下げることによって、スリット内に挿入された海苔を所定形状に型抜きできるように構成されている。
また、特許文献2に開示のパンチでは、載置台の前端部に、ハンドル状の押圧部材を回動可能に取り付け、ハンドルを押し下げることによって、穿孔刃を下降させ、載置台上の海苔を所定の形状に穿孔するようにしている。
実用新案登録第3139560号公報 実用新案登録第3116116号公報
しかしながら、上記の食品用パンチは、分解することが困難なので、穿孔刃や載置台の孔の中に食材が付着した場合に、隅々まで洗浄することができないという問題があった。
そこで、本考案は、容易に分離することができ、手軽に内部を洗浄することができる食品用パンチの提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本考案は、上端部に操作部を有し、下端部に所定形状の穿孔刃を有する型抜き部材と、該穿孔刃と略同一形状の抜き孔が設けられた載置台と、前記型抜き部材が前記抜き孔に向けて移動されるのを案内するガイド部と、からなる食品用パンチであって、前記ガイド部は、前記載置台の上面に立設された支持部に沿って設けられたレールであり、該レールの上縁から嵌め込まれてスライドする取付部が前記型抜き部材に設けられたことを特徴とするものである。
この場合、前記型抜き部材は、下端に前記穿孔刃を備えた穿孔部材を、上端に前記操作部を備えた操作部材に着脱可能に取り付けて構成されており、該操作部材に、弾性変形によって前記載置台上の食材を押圧する押圧部材を設けたことを特徴とするものであってもよい。
また、前記抜き孔は、筒部の上縁部において前記穿孔刃との協働によってシート状の食材を穿孔するための下刃を構成すると共に、下縁部において、所定の厚みを有する食材を所定形状に型抜きするため型抜き刃を構成してもよい。
さらに、前記抜き孔を備えた型枠を台座に着脱可能に嵌め込むことによって前記載置台を構成し、該載置台の底部に、食材を所定形状に成型するための型枠部を設けてもよい。
本考案は、下端部に所定形状の穿孔刃を有する型抜き部材と、穿孔刃と略同一形状の抜き孔が設けられた載置台とからなる食品用パンチにおいて、型抜き部材の下方向への移動を案内するためのガイド部を載置台に設けたので、ガイド部に沿って型抜き部材を操作することで、載置台上の食材を容易に型抜きすることができる。特に、型抜き部材と載置台とを別部材によって構成したので、使用後は分離させて、隅々まで洗浄することが可能となる。
本考案の第1実施形態に係る食品用パンチを示す斜視図である。 上記食品用パンチの使用状態を示し、(a)は型抜き操作前、(b)は型抜き操作中、(c)は型抜かれた穿孔片を示す。 上記食品用パンチの各部材を分離した状態を示す斜視図である。 型枠を台座に嵌め込んで載置台を構成する状態を示す斜視図である。 上記食品用パンチの載置台を分解した状態のA−A線矢視断面図であり、(a)は台座に型枠を取り付けた状態、(b)は型枠を取り外した状態を示す。 上記食品用パンチによって作られる食品の例を示す斜視図であり、(a)は円形に型抜くための型抜きセットを使用して作成したもので、(b)は星型に型抜くための型抜きセットを使用して作成したものを示す。 上記食品用パンチを使用してシート状食材を穿孔する状態を示す断面図である。 上記食品用パンチの載置台から型枠を外し、食材を型抜きする状態を示す断面図である。 上記食品用パンチを使用して手作り食品を示す状態を示す説明図である。 型抜き部材の穿孔刃の変形例を示す断面図である。 上記食品用パンチの第1変形例を示す斜視図である。 上記食品用パンチの第2変形例を示す斜視図である。 本考案の第2実施形態に係る食品用パンチを示す斜視図である。 上記食品用パンチのA−A線矢視断面図である。 型抜き部材の変形例を示す断面図である。 載置台の第1変形例を示す側面図である。 上記食品用パンチの第1変形例を示す断面図である。 上記食品用パンチが収容される状態を示す正面図である。 上記食品用パンチの使用状態を示す断面図であり、(a)は使用前の載置台、(b)は使用時の食品用パンチを示す。 載置台の第2変形例を示す断面図であり、(a)は型枠を取り外した状態を示し、(b)は台座に型枠を取り付けて底部材と組み合わせることで食材の型枠部を構成した状態を示す。 上記食品用パンチの第2変形例を示す斜視図である。 上記食品用パンチの第3変形例を示す斜視図である。 本考案の第3実施形態に係る食品用パンチを示し、(a)は側面図であり、(b)は平面図である。 上記食品用パンチの使用状態を示す側面図である。 上記食品用パンチを使用して作成できる食品の一例を示す斜視図である。 上記食品用パンチに押圧部材を設けた例を示す側面図である。 上記食品用パンチに固定部材を設けた例を示す側面図である。 上記食品用パンチに第2のガイド部を設けた例を示し、(a)は側面図であり、(b)は平面図である。 上記食品用パンチに蓋を設けた例を示す側面図である。 上記食品用パンチのガイド部を折り曲げ可能とした例を示す側面図であり、(a)は収容時、(b)は使用時、(c)は型抜き部材の着脱時の状態を示す。
本考案の好適な実施形態について、添付図面に基づいて説明する。
本考案に係る食品用パンチは、食材を所定の形状に型抜きしたり、模様を付したりするためのものであり、食材を所定形状に型抜くための型抜き部材と、食材を載置して型抜き部材を抜き孔へとガイトする載置台とを含んで構成される。なお、本考案の実施形態は以下の形態に限定されるものではなく、本考案の課題を解決しうるものであれば他の態様も実施可能である。
図1は、本考案の第1実施形態に係る食品用パンチ1を示す斜視図である。
この食品用パンチ1は、図2に示すように、シート状の食材2を所定形状に穿孔し、その穿孔片2’を握り飯やパンなどの成型食品に付着させることで、装飾的な手作り食品を作成するためのものである。
本実施形態の食品用パンチ1は、図3に示すように、型抜き部材10と、載置台50の2つの部材によって構成される。いずれの部材も、合成樹脂やセラミック、ステンレスなど、抗菌性や防食性が高く、食品屑が付着しにくい材料によって形成されている。
型抜き部材10は、食材を所定形状に型抜くための部材であり、所定形状の型抜き模様を形成するための穿孔刃21が下端部に設けられた穿孔部の上端に操作部30を設けて構成される。
操作部30の上面部には、穿孔刃21の穿孔形状を示す表示部33が設けられている。上面部の一側縁部に、後述するガイド部60にスライド可能に嵌合させるための嵌合突起35が設けられている。
載置台50は、型抜きの際にシート状食材2が載置される台であり、型抜き部材10の穿孔刃21と略同一形状の抜き孔51が設けられている。
この載置台50には、型抜き部材10の下方向への移動を案内するためのガイド部60が立設される。
ガイド部60は、載置台50の上面から垂直方向に延びる支持壁に設けられたレール61として構成されており、レール61は、操作部30に連設された嵌合突起35の断面形状に合わせて設計されている。
レール61の上端は開放されており、そこから嵌合突起35を挿入することで、型抜き部材10がスライド可能に取り付けられる。
型抜き部材10を載置台50に組み付け、ガイド部60に沿って型抜き部材10を下降させることで、載置台50上のシート状の食材2を穿孔することができる。
この載置台50は、図4に示すように、抜き孔51を備えた型枠70を、台座80に設けられた開口部81に着脱可能に嵌め込むことによって構成されている。
即ち、型枠70に設けられた抜き孔51は、図5(a)に示すように、筒部の上縁部において前記穿孔刃21との協働によってシート状の食材を穿孔するための下刃71として機能する一方で、図5(b)のように、載置台50から取り外して使用する際には、型枠70の下縁部が、食材を所定形状に型抜いて成型するための型抜き刃73となる。
1つの台座80に対して、穿孔形状に応じた型枠70と型抜き部材10のセットを、複数種類販売することによって、様々な型抜き模様の中から、所望のものを選択できるようにしている。
上記構成の食品用パンチ1を使用して、手作り食品を形成する方法を説明する。
シート状食材2として、乾し海苔を使用し、所定の厚みを有する食材3として、スライスチーズを使用する。食品用パンチとしては、例えば図6(a)に示すように、円形に穿孔又は型抜きするためのものを使用してもよいし、図6(b)に示すように、星型に穿孔又は型抜くためのものを使用してもよい。
所望の穿孔形状の型枠70と型抜き部材10のセットを取り出し、型枠70を台座80の開口部81に取り付けて載置台50を構成する。そして、型抜き部材10を、嵌合突起35を介して、載置台50のガイド部60にスライド可能に組み付ける。
このようにして食品用パンチを構成した後、先ず、載置台50の上面に型抜き模様を形成しようとするシート状食材2を載置する。
そして、そのまま型抜き部材10を下降させることで、載置台50の抜き孔51(即ち、型枠70の下刃71)と穿孔刃21との協働によって、シート状食材2が所定形状に穿孔される(図7を参照)。
ガイド部60のレール61の上縁から型抜き部材10の嵌合突起35を嵌め込むだけで、穿孔刃21を載置台50の抜き孔51に向けて、対応する位置へと正確に下降させることができるので、所望の形状の穿孔片2’を容易に作成することができる。
次に、スライスチーズのように、所定の厚みを有し、比較的軟質な材料からなる食材3を使用して成型食品3’を作成する。この場合、図8に示すように、型枠70を台座80から取り外し、型枠下縁部の型抜き刃73を使用する。
このようにして型抜かれた成型食品3に、穿孔片2’を貼り付けることで、装飾性の高い手作り食品4が完成する。
或いは、図9に示すように、成型食品用の食材3を、載置台50の底部に配置することで、穿孔片2’の作成と同時に成型食品3’を作成してもよい。
即ち、所定の厚みを有する食材3を載置台50の抜き孔51の下方に配置すると共に、シート状の食材2を載置台50の上面に配置する。このようにすることで、抜き孔51の上縁部(下刃71)においてシート状の食材2を穿孔しつつ、下縁部の型抜き刃73において、所定の厚みを有する板状の食材3(スライスした野菜やチーズやハムなど)を、一回り大きい同一形状に型抜くことができる。
型抜かれた成型食品3’に対して、正確な位置に穿孔片2’を付着させることができるので、装飾性の高い手作り食品4を迅速に作成することができる。
使用後は、型抜き部材10を載置台50のガイド部60から取り外し、型枠70を台座80から取り外すことで、各部材を分離させることができる。手軽に分解して使用のたびに洗浄することができるので、清潔な状態が維持される。
なお、本考案に使用する穿孔刃は、如何なる構造であってもよく、例えば、図10に示すように、中央に中空部22を有するパイプ状の穿孔刃21’であってもよい。
図11に示す食品用パンチ1’のように、載置台50’に型枠70を設けることなく、台座80に直接抜き孔51を設けてもよい。
また、図12に示す食品用パンチ1”のように、載置台50の上でシート状食材を固定するための固定部材90を設けてもよい。この場合、載置台との間でシート状食材を挟持するクリップとして構成してもよい。
このようにすることで、スライスハムなどのように可撓性のある食材であっても、型抜き孔の上面において所定の張力を持たせて載置させることができ、多様な性状のシート状食材の穿孔が可能となる。
次に、本考案の第2実施形態に係る食品用パンチ100を、図13を参照して説明する。
本実施形態の食品用パンチ100は、型抜き部材10を抜き孔51へと案内するためのガイド部160を、載置台150の上面に設けられた支持壁161を介して平行に設けた点で第1実施形態のガイド部とは相違する。以下、第1実施形態と同一構成の部材は、同一の符号を付すことで、その説明を省略する。
載置台150の一側縁部には支持壁161が設けられ、その上端に、上板部163が載置台150と平行に設けられる。この上板部163には、載置台150の抜き孔51と略同一形状のガイド孔165が垂直方向に設けられている。
このガイド孔165に、型抜き部材10の穿孔刃21を挿入することで、型抜き部材10と載置台150とが組み付けられる。
そして、図14に示すように、ガイド孔165に沿って型抜き部材10を下降させることで、載置台150上の食材を穿孔する。ガイド孔165に案内されて、型抜き部材10の穿孔刃21を、載置台150の抜き孔51へと下降させることができるので、型抜き作業を容易に行うことができる。
なお、図15に示す型抜き部材110のように、操作部130の上端に、把手部131を設けてもよい。そして、把手部131の上面に、その穿孔刃120による穿孔形状を示す表示部133を設けてもよい。
また、図16に示すように、載置台150の台座180の底面を延長し、穿孔操作の際に、その延長部183を手で押さえられるようにしてもよい(図17を参照)。
この場合、台座180の延長部183の上面に、穿孔刃の形状を示す表示部185を設けた構造とすることができる。この表示部185が見えるように、延長部183を上にして起立させる(図18を参照)。この状態で、複数の食品用パンチ100’を並べてケースに収納しておけば、必要に応じて、所望の穿孔形状の食品用パンチ100’を取り出すことができる。
使用に際しては、図19に示すように、台座180の延長部183を下方に向けて回動させ、その上面を押さえながら穿孔操作を行う。
延長部183における表示部185の位置は、型抜き部材10の穿孔刃21の位置に対応しており、表示部185の形状と位置を目安に穿孔操作を行えるようになっている。
本実施例において、図20のように、載置台150を、抜き孔51を備えた型枠170を、台座180に設けられた開口部181に着脱可能に嵌め込んだ構成としてもよい。
また、載置台150の底部を、食材を所定形状に成型するための型枠部157としてもよい。即ち、載置台150の底部に連続する上型部157aと、その内壁面に連続する内壁面を有する下型部157bとによって成型用の型枠を形成する。
載置台150の底部で上型部157aを形成し、下型部157bを別部材からなる底部材159に形成する。
載置台150の上面に型抜き模様を形成しようとするシート状食材を載置し、型枠部157に成型しようとする食材を入れる。そして、底部材159に載置台150を取り付けることで、成型食品用の食材を型枠部157の壁面形状に沿って成型される。その後、型抜き部材10を下降させる。
このようにすることで、型抜き部材10の穿孔刃21と、型枠170に設けられた抜き孔51の上縁部(下刃171)との協働によって、シート状食材が所定形状に穿孔され、その穿孔片を、型枠部170で成型された食品に付着させることができる。
シート状食材として干し海苔を使用し、成型用食材として御飯を使用すると、所定形状の握り飯に所定形状の海苔片を貼り付けた状態の手作り食品を作成することができる。
また、図21に示すように、載置台150’の上面に取付孔155を設け、そこに別部材からなるガイド部160’を着脱可能に取り付けてもよい。
ガイド部160’は、支持壁161’と上板部163’によって構成され、支持壁161’の下端部に、載置台150’の取付孔155への取付部162を設けている。
上板部163’は、載置台150’と対面するように、支持壁161’に対して片持ち状に固定されており、中央部には、載置台150’の抜き孔51と略同一形状のガイド孔165が垂直方向に設けられている。
このガイド孔165に、型抜き部材10の穿孔刃21を挿入し、ガイド孔165に沿って下降させることで、載置台150’上の食材が穿孔される。
或いは、図22に示すように、ガイド部160”としての上板部163”のみを取り外せるようにしてもよい。
この場合、載置台150”の一側部に支持壁154を設け、その支持壁154の上端部に、上板部163”を取り付けるための取付孔155が設けられる。上板部163”の一側部には、その取付孔155への取付部162が設けられている。
ガイド部160”を別部材とすることによって、より細かく分解することができ、より隅々まで洗浄することが可能となる。
次に、本考案の第3実施形態に係る食品用パンチ200を、図23を参照して説明する。
本実施形態に係る食品用パンチ200は、穿孔部220を操作部材230に着脱可能に取り付けて型抜き部材210を構成した点と、載置台250に柱状のガイド部260を設けた点において、他の実施形態に係る食品用パンチと相違する。
型抜き部材210は、下端に穿孔刃21を備えた穿孔部220を、上端に把持部231を備えた操作部材230に取り付けて構成される。
穿孔部220の上端には、操作部材230に取り付けるための雄ネジ部223が設けられており、操作部材230の下端に設けられた雌ネジ部232を介して、着脱可能に取り付けられる。
このように、穿孔部220を操作部材230に着脱可能に構成することで、各種の穿孔形状の穿孔部220を取り揃え、それを適宜選択して操作部材230に取り付けて使用すれば、多様な形状に型抜くことができる。
操作部材230の上端には、載置台250に立設されたガイド部260に、この型抜き部材210をスライド可能に取り付けるための取付部235が設けられている。
取付部235には、所定の断面形状をなすパイプ部236が設けられており、ポール状のガイド部260に嵌合される。
これによって、型抜き部材210をガイド部260に挿入する際に、載置台250の抜き孔51と穿孔刃21の位置が一致するように案内される(図23(b)を参照)。
載置台250は、シート状の食材2を載置するための台であり、型抜き部材210の穿孔刃21と略同一形状の抜き孔51が中央部に設けられる。載置台250の一端部に立設されガイド部260をレールとして、型抜き部材20を下降させることで食材2が穿孔される。
この載置台250は、抜き孔51を備えた型枠70を、台座280に着脱可能に嵌め込むことによって構成される。所定の抜き孔形状の型枠70と、それに対応する穿孔部220をセットにして販売することで、操作部材230と載置台250を共通化することができる。
この実施例においても、型枠70の抜き孔51の上縁部においてシート状の食材2を穿孔するための下刃71を構成し、下縁部において型抜き刃73を構成したので、複数の食材を利用した装飾的な手作り食品を、迅速かつ正確に作成することができる。
即ち、図24に示すように、所定の厚みを有し比較的軟質な材料からなる食材3(クッキー生地、スライスチーズなど)を載置台250の底部に配置し、シート状の食材2(金箔シート、チョコレートシート、海苔など)を載置台250の上面に配置することで、装飾用の穿孔片2’の作成と、食材3の成型と、成型食品3’への穿孔片2’の貼り付けとを、同時に行なうことができる。
また、載置台250の底部を型枠部257として機能させたので、成型食品3’に対して定位置に穿孔片2’を貼り付けることが可能となる。
載置台25の上面と底部に食材を配置して穿孔操作を行うだけで、型抜かれた成型食品3’の上に穿孔片2’を付着させた手作り食品4を完成させることができる(図25(a)を参照)。
使用後は、型抜き部材210を載置台250のガイド部260から取り外し、型枠70を台座280から取り外すことで、各部材を容易に分離することができる。
なお、本実施形態において、図26に示す食品用パンチ200’のように、載置台250上の食材を固定するための押圧部材290を設けてもよい。この場合の押圧部材290としては、所定の幅を有するリング状の合成樹脂製の板バネを操作部230の下端部に取り付けて構成される。
シート状の食材2を載置台250の上に配置した後、図26(b)に示すように、ガイド部260を介して型抜き部材210を取り付けて下降させることで、押圧部材290によって食材2を固定した状態で食材2を穿孔することができる。
可撓性を有するシート状食材2であっても、所定の張りを持たせることができるので、穿孔刃21による型抜きが可能となる。
或いは、図27に示すように、載置台250上の食材2を固定するための固定部材291を設けてもよい。この固定部材291は、例えば、所定の重みを有する板部材の板面に穿孔刃21が挿通可能な開口部292を設け、一端部に取付部293を設けた構造とすることができる。
載置台250の上にシート状食材2を載置したのち、リング状の取付部293を、ガイド部260に環挿する。その後、型抜き部材210をガイド部260に嵌め込んで下降させることで、シート状の食材2を固定した状態で穿孔することができる。
また、図28に示す食品用パンチ200”のように、ポール状のガイド部260の他に、第2実施形態におけるガイド部のような第2のガイド部を設けてもよい。この場合、載置台250に立設された第1のガイド部260を介して載置台250と平行な上板部263を設け、その中央に抜き孔51と略同一形状のガイド孔265を設けた構成とすることができる。
また、収納時に、型抜き部材210と載置台250とがバラバラになるのを防ぐために、図29に示すように、ガイド部260と型抜き部材210を覆うための蓋295を設けてもよい。
或いは、図30に示すように、ガイド部260の上端に折り曲げ可能な屈曲部267を設け、その先端の係止部268において、型抜き部材210に係合されるようにしてもよい。
使用の際には、係止部268における係合を解除し、屈曲部267を延ばすことで、型抜き部材210がスライド可能となる。使用後、洗浄する際には、係止部268を延ばすことで、載置台250から型抜き部材210を取り外すことができる。
本考案は、食材に限らず、あらゆる素材のものを型抜く器具として、あらゆる産業分野において使用することができる。
1,100,200・・・食品用パンチ
2,3・・・食材
10,210・・・型抜き部材
21・・・穿孔刃
30,130・・・操作部
33,133・・・表示部
35,235・・・取付部
50,150,250・・・載置台
51・・・抜き孔
60,160,260,・・・ガイド部
70,170・・・型枠
71,171・・・下刃
73・・・型抜き刃
80,180,280・・・台座
90,291・・・固定部材
157,257・・・型枠部
159・・・底部材
161・・・支持壁(支持部)
163,263・・・上板部
165,265・・・ガイド孔
183・・・延長部
185・・・表示部
267・・・屈曲部
268・・・係止部
290・・・押圧部材
295・・・蓋


Claims (4)

  1. 上端部に操作部(30,130,230)を有し、下端部に所定形状の穿孔刃(21)を有する型抜き部材(10,110,210)と、
    該穿孔刃(21)と略同一形状の抜き孔(51)が設けられた載置台(50,150,250)と、
    前記型抜き部材(10,110,210)が前記抜き孔(51)に向けて移動されるのを案内するガイド部(60,160,260)と、からなる食品用パンチ(1,100,200)であって、
    前記ガイド部(60,260)は、前記載置台(50,250)の上面に立設された支持部に沿って設けられたレール(61,260)であり、該レール(61,260)の上縁から嵌め込まれてスライドする取付部(35,235)が前記型抜き部材(10,210)に設けられたことを特徴とする食品用パンチ。
  2. 前記型抜き部材(210)は、下端に前記穿孔刃(21)を備えた穿孔部材(220)を、上端に前記操作部を備えた操作部材(230)に着脱可能に取り付けて構成されており、該操作部材(230)に、弾性変形によって前記載置台(250)上の食材を押圧する押圧部材(290)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の食品用パンチ。
  3. 前記抜き孔(51)は、筒部の上縁部において前記穿孔刃(21)との協働によってシート状の食材(2)を穿孔するための下刃(71)を構成すると共に、下縁部において、所定の厚みを有する食材(3)を所定形状に型抜きするため型抜き刃(73)を構成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の食品用パンチ。
  4. 前記抜き孔(51)を備えた型枠(70)を台座(180,280)に着脱可能に嵌め込むことによって前記載置台(150,250)を構成し、該載置台(150,250)の底部に、食材を所定形状に成型するための型枠部(157,257)を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1つの請求項に記載の食品用パンチ。
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