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JP5547844B1 - 水切り容器加工器具 - Google Patents

水切り容器加工器具 Download PDF

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JP5547844B1
JP5547844B1 JP2013235783A JP2013235783A JP5547844B1 JP 5547844 B1 JP5547844 B1 JP 5547844B1 JP 2013235783 A JP2013235783 A JP 2013235783A JP 2013235783 A JP2013235783 A JP 2013235783A JP 5547844 B1 JP5547844 B1 JP 5547844B1
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Abstract

【課題】おもに使い捨てされるカップ麺等の軟弱素材(発泡スチロール、紙等)の容器を被加工容器にして、その底面及び又は側面に穴を開け、形状式自己保持機能を有する使い捨て水切り籠(容器)等を作りだす水切り容器加工器具を提供する。
【解決手段】水切り容器加工器具は、被加工容器の底等に押し当てることが出来る押し当て部分2を、放射状に下部底面に備え、前記押し当て部分から上部に延びる複数の板状部材16が放射状に構成される本体を備え、前記押し当て部分の下方に更に前記被加工容器の底部に穴を開けることが出来る穴あけ部分3及び/又は本体側面に穴を開けることが出来る穴あけ部分を備えることで、被加工容器の底面や側面に上部からの圧迫作業によって、軟弱素材の前記被加工容器を損傷させずに水切り穴を形成することが出来る。
【選択図】図1

Description

この発明は、おもに、使用済みのカップ麺等の軟弱素材(紙、発砲スチロール等)で出来て
いる使い捨て容器を被加工容器にして、前記被加工容器の底面及び又は側面に穴を開けて、使い捨て水切り容器を創り出すことを目的とする加工器具に関するものである。
従来、風呂や台所等の水場での水切り効果を備えた形状式自己保持機能を有するものは、
既成品の水切り籠を用いていた。
実開H04-060700号 特開H01−264798号 特開H08−224791号 特開S62−285801号
0003項の特許文献1の実開H4-060700号(水切りゴミ袋制作器)は、ただ単に、平面の袋に穴を開けるため考案された穴形成器具の先行技術文献であり、被加工容器に
穴を開けることは想定しておらず、前記ゴミ袋制作器の板は一面であるため、容器内で立
脚せず安定しない。又、2面の側面外部しか備えておらず、被加工容器の底面に穴を開け
る際に三面以上の側面が被加工容器の内面にほぼ沿うようには設定されておらず、容器内
では安定しない。
0003項の特開S62−285801号(台所クリーンカップ)等を作成する為には、0
003項の特開H01−264798号(細孔を有する容器の製造方法)や特開H08−
224791号の様な、大掛かりな機械によるものが考案されているが、自宅で簡単、簡
素に手軽に作成出来る技術ではない。
従来、0003項の特許文献1で述べた、既成のビニール袋等に穴を開ける器具の考案は
されているが、新品の容器や使用済みのカップ麺等の使い捨て容器のような形状式自己保
持機能を有するものに穴を備えさせる為に考案された器具ではないので、押し当て部分は
一枚の板状のみであり、被加工容器の側面内にほぼ沿うように考えられていないので、被
加工容器内で安定せず、上部から圧力をかけた場合、下部底面への圧力の集中や、偏りが
起こり、軟弱素材の被加工容器に使用した場合は、被加工容器の破損や変形や底蓋の脱落
等を引き起こす可能性がある。本願発明器具の主な課題は、軟弱素材の被加工容器に使用
した場合に、被加工容器の破損や変形や底蓋の脱落等を防ぐことである。
又、0003項の特許文献2、特許文献3のように、製造工程の中で大掛かりな機械によって形状式自己保持機能を有するものに穴を備えさせる為の先行技術は発明されている。
これは、本願発明器具の様に簡単な構造で安価に作成が出来て持ち運びも容易であるもの
ではない。本願発明器具は形状式自己保持機能を有するものに簡単、簡素に穴を備えさせ
ることも課題の一つである。
本願発明が解決しようとする課題は大掛かりな機械ではなく簡単簡素な方法で被加工容器に穴を開けて0003項の様な水切り容器を作成する事であるが、特に、前記被加工容器に、カップ麺等の軟弱素材(紙や発泡スチロール等の素材)を用いることで、使用済みに捨てられるカップ麺等の容器の廃物利用が出来ることを目指し、カップ麺等の軟弱素材の被加工容器の穴あけ作業において、容器の破損、変形、底蓋の脱落を防ぐことも重要課題として組み入れている。
複数の板状部材が放射状に構成される本体を備え、前記本体は、被加工容器の底に押し当
てることが出来る押し当て部分を下部底面に備え、前記押し当て部分の下方に更に前記被
加工容器の底部に穴を開けることが出来る穴あけ部分及び/又は本体側面に穴を開けることが出来る穴あけ部分を備えたことを特徴とする水切り容器加工器具を作成する。
又、複数の板状部材が放射状に構成される前記本体において、前記複数の板状部材が各板
状部材の側面において互いに接合することにより放射状に構成されることを特徴とする水切り容器加工器具を作成する。
更に、前記各板状部材の一部又は全部の側面が被加工容器の内面にほぼ沿う大きさに設定
された側面部分を備えたことを特徴とする水切り容器加工器具を作成する。
そして、前記水切り容器加工器具の側面部分に特別機能部を備えたことを特徴とする水切り容器加工器具を作成する。
複数の板状部材が放射状に構成される本体を備え、前記本体は、被加工容器の底に押し当
てることが出来る押し当て部分を下部底面に備え、前記押し当て部分の下方に更に前記被
加工容器の底部に穴を開けることが出来る穴あけ部分及び/又は本体側面に穴を開けることが出来る穴あけ部分を備えたことを特徴とする水切り容器加工器具を作成する。この効
果を以下に述べる。尚、以下においては本願発明水切り容器加工器具の事を、本願発明器
具と表記して説明する。
本願発明器具は、おもに使い捨てされる発泡スチロール等の既成の容器(カップ麺等)を
被加工容器にして、簡単簡素に前記被加工容器に複数の穴を開けることが出来ることを目
的とする。被加工容器に穴をあける手段として、まず、本願発明器具の本体を被加工容器
に挿入しなければならない。
その際、本願発明器具は、複数の板状部材が放射状に構成される本体を備えたことにより、被加工容器の底に押し当てることが出来る押し当て部分を下部底面に複数の放射状に備
えることが可能となり、前記本体を被加工容器内に挿入した場合、被加工容器内で安定し
て立脚する。
又、複数の板状部材が放射状に構成される前記本体において、前記複数の板状部材が各板
状部材の側面において互いに接合することにより放射状に構成されることを特徴とする水切り容器加工器具を作成する事で、本願発明器具の作成は手作業においても容易になる。
従来の0003項の特許文献1で述べた、既成のビニール袋等に穴を開ける器具において
は、平面である袋に穴を開けるために考案されており、1枚の板状平面では、形状式自己
保持機能を有する容器内では、立脚するには不安定である。
複数の板状部材が放射状に構成される本体を備え、前記本体は、被加工容器の底に押し当
てることが出来る押し当て部分を下部底面に備えたことにより、本願発明器具は、形状式
自己保持機能を有する容器内では、立脚による安定が確保出来る。この安定により、本体
上部から圧力を加えた(圧迫作業)場合、本体の複数の板面下部底面が持つ押し当て部分に
均等に圧力がかかる。もちろん1枚の板状の場合も、1枚の板状の押し当て部分には、均
等に圧力がかかる。しかし、放射状に配置された複数の板状効果について以下の効果がある。
尚、穴を開ける被加工容器は、基本的に使用済みのカップ麺等の軟弱素材(紙、発砲スチ
ロール等)で出来ている使い捨て容器を前提として説明する。被加工容器の底に穴を開け
る穴あけ作業において、カップ麺等の容器は、発砲スチロールや紙等の弱くて柔らかい軟
弱素材で形成されているので、本体上部から圧力をかける圧迫作業において、圧力が部分
的に集中した場合や圧力のかかり方が均等でない場合は、前記容器の破損や前記底蓋の変
形や脱落の可能性がある。
この問題故解決する為に、本願発明器具は、0003項特許文献1のように板状部材が単数ではなく複数の放射線状広がる前記各板状部材を備え、更に板状部材の底部には被加工容器の底に押し当てることが出来る押し当て部分を備えており、更に、前記押し当て部分の下方には穴あけ部分を備えさせている。
もし、前記板状の押し当て部分が、0003項の特許文献1の様に1枚の板面であれば、
被加工容器内で立脚せず安定しない。そして1面板状の場合は、前記容器底蓋に1枚板状のみの集中した圧力がかかり、軟弱素材でデリケート(脆くは破損しやすい)に形成された底蓋は、前記圧迫作業により脱落や変形による破損ダメージを受けやすい。
しかし、単数ではなく複数の板状部材が放射状に構成される本体を備えたことにより、立
脚による安定及び、前記圧迫作業の際に1面の板状部材での部分的な圧力が、複数の板状
部材により被加工容器の底蓋に全体的にかかる。
この様に全体的に圧力をかけることが出来るので、前記底蓋は、前記圧力により脱落や変
形による破損ダメージを受けにくくなる。又、単数の板状の押し当て部分の場合は、被加
工容器の底蓋や側面に水切り穴を備え付ける作業において、1面の方向を変えて再度容器
内に挿入する複数回の圧迫作業の繰り返しが必要となる。このような複数回の前記圧迫作
業は、度重なる前記底蓋への、前記圧迫作業による脱落や変形による破損ダメージを及ぼす。
0023項で述べたように、1枚の板状の押し当て部分では、1面の方向を変えて再度容
器内に挿入する複数回の圧迫作業の繰り返しが必要となるが、複数の板状部材が放射状に
構成される本体を備えた場合は、複数面に穴あけ部分を放射線状に多数備えることが出来
るので、1回の圧迫作業で、被加工容器への穴あけ作業は完了する。
更に、本願発明器具では、前記各板状部材の一部又は全部の側面が被加工容器の内面にほぼ沿う大きさに設定された側面部分を備えたことを特徴とする水切り容器加工器具を作成する。この効果を以下に述べる。
前記各板状部材の一部又は全部の側面外部が被加工容器の内面にほぼ沿う大きさに設定したことにより、本願発明器具は被加工容器内において、0015項で述べた立脚安定の効果をより一層、高めることが出来る。
つまり、本願発明器具の側面の一部又は全部の側面が被加工容器の内面にほぼ沿う大きさ
に設定された側面部分を備えたことにより、被加工容器内に挿入した場合に本願発明器具
の側面が前記容器の内面に沿う事により、本願発明器具は更なる安定が出来る。
前記安定により、前記圧迫作業において、前記容器の内周面に沿うように本願発明器具は
圧入され、これにより、前記容器の底蓋及び側面への圧力が均等にかかる効果が増し、前
記圧迫作業における前記軟弱素材で形成されて前記底蓋の脱落や変形による破損ダメージを防ぐことが出来る。
又、前記穴あけ部分は細い程、圧泊作業における底蓋のダメージは少ないが、先端が細い
穴の部分の場合は細い穴が開くので、あまり細い穴では水切りの効果が減じられる。そこ
で、前記穴あけ部分はある程度の太さを持つ方が好ましい。
前記穴開け部分を太くにした場合においては、本願発明器具は0003項の特許文献1の
先行技術に比べて、更に、前記底蓋の脱落や変形による破損ダメージを防ぐことが出来る。この効果も、複数の放射状に広がる前記各板状部材を備えた本体を持つ事によるもので
ある。この効果について以下でのべる。
単数の板状と複数の板状との効果の差異については、0021項で述べた。只、単数の板
状の押し当て部分においても底面の押し当て部分を円形等の形にして、表面積を増やした
場合、その増えた表面積に穴あけ部分を備えさせることで、1回での作業により複数の穴
を開けることは可能となる。
只、0029項に記載したように、前記圧迫作業で、やや大きな水切り穴を開ける場合は、前記穴あけ部分を太くする必要があり、0031項で述べた手段を用いた場合は、前記
押し当て部分が太いので、被加工容器の底蓋に幅広くまともに強い圧力がかかり、より一
層、前記底蓋の脱落や変形等の破損ダメージを受ける可能性がある。本願発明器具を用い
る場合は、この課題を解決することが可能となる。
本願発明器具は、0003項の特許文献2、3の先行技術の様な大掛かりない機械ではなく手作業で、前記圧迫作業を行うことで、軟弱素材で形成された被加工容器内で複数の放
射状の板状の押し当て部分により前記容器内で立脚させて前記押し当て部分の底面にある穴あけ部分によって水切り穴を作成する。
この際、複数の板状部材が放射状に構成される本体を備えることで、機械的な一元圧力に
よる圧迫作業ではなく、手作業による加圧の調整が可能となる。つまり、各板状の部分的
な方向への加圧、減圧が可能となる。
押し当て部分が中心から放射状に上下左右に4面に備えられている一文字の形態を実施例1で後述するが、この様に中心から放射状に上下左右に4面に押し当て部分が備えられた場合、手作業の圧迫作業において、把手を持って、まず上部板状方面に強く圧力をかけ、
続いて下部板状方面、その後右部板状方面、そして左部板状方面に4回に分けて圧迫した
場合は、被加工容器の底蓋への部分的な加圧が可能となり、底蓋の弱い軟弱な箇所を避け
て水切り穴を開けることが可能となるので、前記底蓋の変形、容器の破損、変形を防ぐ効
果がある。この様に、容器に大きめの穴を開ける場合に、特に本願発明器具は適している。これについての詳細は0084項で述べる。
もし、複数の板状部材が放射状に構成される本体を備えず、一面の幅広(たとえば円形)
の板面の押し当て部分を備えた場合は、その表面積を広くしても、圧入作業において00
35項で述べたような放射状に配備された複数の板状部材の形態ではないので、個別の板
状部分に圧力を臨機応変に調整する圧迫作業は出来ず、広い範囲への加圧(上部大部分、
下部大部分等)が一度にされるので、特に穴あけ部分が太い場合は、本願発明に比べて、
前記底蓋の脱落や変形による破損ダメージを受ける可能性がある。
又、実施例3の0072項、0073項で説明している、中心に大きなくり貫き穴を被加
工容器に作成する場合においても広い範囲(たとえば円形)に底蓋に押し当てられる押し
当て部分よりも、複数の板状部材が放射状に構成される本体を備えることで、0036項
で述べた個別の板状部分に圧力を臨機応変に調整する圧迫作業が出来、くり貫き穴の作成
作業において底蓋へのダメージは減じられる。
又、本願発明器具の本体の側面部分に被加工容器の側面に穴を開けることが出来る穴あけ
部分を備えたことを特徴とする水切り容器加工器具を作成した場合の効果としては、前記
圧迫作業において、底蓋のみならず側面にも穴を開けることが可能となる。
更に、前記本体の上部に把手を備えたことを特徴とする水切り容器加工器具を作成する事
で、前記圧迫作業において把手を掴んで押すことで圧入作業がスムーズに行う事が可能と
なる。このようにして、被加工容器の側面にも穴を開ける事で、水切り容器としての効果
が高まる。
前記底蓋に開けられる前記穴は、単数でも構わないが、複数の穴の方が水切り効果を大き
くすることが出来るので、前記穴あけ部分を複数備えた本願発明器具を用いた場合、一回
の圧迫作業で複数の水きり穴を容器底蓋に開けることが可能となる事は0024項でも述べたが、この様に、一枚の板状ではなく、複数の板状部材が放射状に構成される本体を備えることにより、一度に、更に、多数の穴が開ける効果がある。
十文字の押し当て部分2に穴あけ部分3を備えた本願発明器具の側面図。 4枚の板状部材16、16´、16´´、16´´´が接合した本願発明器 具の底面図。 5枚の板状部材16、16´、16´´、16´´´、16´´´が接合し た本願発明器具の底面図。 2枚もしくは3枚の板状部材16,16´、16´´が接合した本願発明器 具の底面図。 嵌めこみ部分を備えた板状部材16の正面図。 図5の嵌めこみ部分に嵌めこむ板状部材16´の正面図。 図5で示す板状部材16に図6で示す板状部材16´を嵌めこんで、底面の 押し当て部分2が更にその下部に切込み部分3を備えた正面図。 被加工容器5(使用後のカップ麺の容器5)への本願発明器具の挿入動作を 示す側面図。 図2の挿入動作において圧迫作業を行った後の前記被加工容器5の側面図。 被加工容器5(使用後のカップ麺の容器5)への、穴あけ部分3及び切込 み部分8を備えた本願発明器具の挿入動作を示す側面図。 図4の挿入動作において圧迫作業を行った後の前記被加工容器5の側面図 お互いに接合する部分の押し当て部分2が太く、先端の側面部分4に向かって押し当て部分2が細くなっている形態の本願発明器具の底面からの斜視図。 図12の形態の本願発明器具を、被加工容器5内に挿入して、回転作業A の動作を行った正面図。 図13の回転作業Aを終えた後の穴7の形態を示した被加工容器の底面図。 穴あけ部分3´が幅広の刃先の構造をした本願発明器具の底面図。 お互いに接合する部分の押し当て部分2が細く、先端の側面部分4に向かって押し当て部分2が太くなっている形状で、側面には切込み部分8を備えた本願発 明器具の底面図。 矢印方向に偏った加重圧力Bを加えた手段を用いた本願発明器具の斜視図。 側面4の部分が差し込み式(スライド式)の本願発明器具を分解した側面 図と底面図。 側面4の部分が引き出し(差し込み)式の本願発明器具の側面図及び底面 図。 図18で示す側面部品4aに荒目のおろし金機能17を備えた側面図。 図18で示す側面部品4bに千切り大根等製造機能18と細かめのおろし 金機能19とを備えた側面図。 図20で示す、側面部分4aと、これに適合する形状の回収容器20の側 面図。
実施例1に用いる本願発器具とは、図1で示すように、上部に把手1を備え、前記把手1
と反対側の下部の底面には容器底に押し当てることが出来る中心から放射状に広がる十文字の形状をした押し当て部分2を備えている。中心から放射状に広がる十文字状に作られた前記押し当て部分2の下方には更に5か所の釘状の穴あけ部分3を備えている。又、前記押し当て部分2は上部に向かって板状部材16を有し、前記板状部材16の外側側面4bは被加工容器5の内面に、ほぼ沿う大きさに設定されている。穴あけ部分3は釘状でなくても、穴を開ける機能があれば良い。
実施例1では、本願発明器具は複数の板状部材16を有し、各板状部材の側面において互いに接合することにより放射状に構成される本体を備えている。本願発明器具を制作する
場合は、手作業においてはこのような構造により簡単、簡素に出来る。特に、図5、図6
による嵌めこみ形式が用いられる。しかし、機械等で本願発明器具を作成する場合は、型
押し(型流し)等の成形で中心部から押し当て部分2や板状部材16が放射状に広がる特
徴を実現させる手段が一般的である。図2、図3、図4は各板状部材の側面において互いに接合することにより放射状に構成される本体の様々な構造を示す底面図である。尚、説
明の為、押し当て部分2に備え付けられる穴あけ部分3は表記していない状態で描いている。
図2においては、4枚の板状部材16、16´、16´´、16´´´の、内面の側面4
a、4a´、4a´´、4a´´´が、互いに接合することにより放射状に構成される本
体を備えた本願発明器具の底面図である。この様に4枚の板状部材16、16´、16´
´、16´´´が4部分の内側側面4a、4a´、4a´´、4a´´´を接合部として
作成されている。尚、外面部分には外面側面4bを備えている。
図3は、中心の正方形の板状部材の16´´´´を備え、前記板状部材16´´´´の4
方の外面側面に4枚の板状部材16、16´、16´´、16´´´が備える内面側面4
a、4a´、4a´´、4a´´´の4面が中心の正方形の板状部材16´´´´を中心
軸として、互いに接合することにより放射状に構成される本体を備えた本願発明器具の底
面図である。この様に5枚の板状部材16、16´、16´´、16´´´、16´´´
´により、各板状部材の側面において互いに接合することにより、放射状の十文字の押し
当て部分2を備えている。
図4は、1枚の板状部材の16の外部側面に2枚の板状部材、16´、16´´を備えた
合計3枚の板状部材を備えた形態を示す。この場合は各板状部材の側面において互いに接
合する3枚の板状部材16、16´、16´´により放射状に構成される本体を備えている。尚、板状部分16の外面側面部4c、4c´に、板状部材16´、16´´の内面側
面4a、4a´が接合されている。
実施例においては十文字の放射状に構成される本体を用いるが、3方向でも、5方向でも、それ以上の複数方向でも、放射状の板状部材16を備えることで、本願発明器具の効果
は発揮される。又、0043項で述べたように、側面4が互いに接合する技法ではなく、
ただ単に中心部から放射状の押し当て部分2を備えるのであれば、効果は変わらない事は
言うまでもない。
図4に示す底面図の構造においては、図5で示す板状部材16の中心付近に嵌めこみ式に
形成された穴により、その穴の両側に内面側面4a及び4a´を実現させ、その穴に接合
する図6で示す板状部材16´を嵌めこむことで、図5で示す内側側面4a、4a´に、
図6で示す外面側面4c、4c´を各板状部材の側面において互いに接合する2枚の板状
部材16、16´により放射状に構成される本体を備えている。尚、4cは裏面になるの
で図6では見えないが、図7を参考にしていただきたい。
実施例1で示す本願発明器具は、図5で示す板状部材16に図6で示す板状部材16´を
嵌めこんだ構造のものを用いる。図1においてはその斜視図を、図7においては底面図を
示す。
図1における斜視図については0042項で説明した。図7においては、図5で示す嵌め
こみ穴の内側側面4a、4a´に、図6で示す外面側面4c、4c´を嵌めこむことで2
枚の板状部材16、16´は、その側面において互いに接合した十文字の放射状に構成される本体を備えている。そしてその底面には、押し当て部分2を備え、更に前記押し当て
部分2の底部に、5個の穴あけ部分3を備えている。
図8は、被加工容器5への前記本願発明器具の挿入動作を示す。0018項で述べた圧迫
作業において、前記穴あけ部分3により前記被加工容器5の底蓋6に図9で示す5か所の
水きり穴7を開けることが出来る。
使用方法について図8を用いて説明を行う。図8では、前記被加工容器5への本願発明器
具の挿入動作を示している。尚、実施例1では被加工容器5は使用済みのカップ麺の容器
5を用いて説明する。
本願発明器具の本体は、前記被加工容器5の形状に合わせて前記被加工容器5の内面に、
ほぼ沿う大きさに設定されており、前記被加工容器5の形状に合わせて前記押し当て部分
2から把手1にかけて幅が広がっている。これは前記被加工5(カップ麺の容器5)に合
わせた形状(円錐台)にしているからである。
前記使用済みのカップ麺の容器5の底蓋6に水切り穴7を開ける作業において、前記カッ
プ麺の容器5の側面及び底蓋6は0019項で述べたように、弱く柔らかい素材(軟弱素
材)で形成されている。又、使用済みのカップ麺の容器5は水分を吸収して更に破損しや
すくなる可能性もある。
この為、穴を開ける際の前記圧迫作業において、圧力のかかり方が均等でない場合は、圧
力が部分的に集中してかかるので、前記容器や前記底蓋6は、破損、変形、脱落を引き起
こす可能性がある。
実施例において、本願発明器具は、前記容器5や前記底蓋6の破損、変形、脱落を防止す
る為に、単数ではなく放射状に広がる複数の板状の押し当て部分2を前記底蓋6に押し付
ける手段に加え、本体の側面4は前記容器5の内面にほぼ沿う大きさに設定する手段を用
いている。
この様に、本願発明器具の本体が備える中心から放射状に延びる前記押し当て部分に加え、前記側面部分4が容器内にほぼ沿う形状にした効果で、前記カップ麺の容器5内で安定
及び立脚することで、実施例1において、前記把手1を押すことによる圧迫作業における
圧力が、前記押し当て部分2に垂直に且つ均等(均等圧力)にかかる効果を持たす事が
出来る。
この垂直にかかる前記均等圧力の効果により、前記穴あけ部分3による前記穴7を開ける
作業においての被加工容器5の本体及び容器底蓋6の破損、変形、脱落を防止する事が出
来るので、前記穴7を開ける作業を円滑に行う事が出来る。前記圧迫作業終了後に、本体
を前記容器5から引き抜いた場合に前記底蓋6には図9で示す5か所に前記穴7があけられる。
前記圧迫作業において、穴あけ部分3をより多く押し当て部分に備えさせる手段を用いた
場合、一回の圧迫作業での水切り穴7の個数はより一層(5個以上に)増える。
実施例2では、図10で示す本願発明器具の本体側面4に切込み部分8を新たに4か所に
備えさた実施例1とは別の形態の本願発明器具について説明する。前記切込み部分8にとり、被加工容器5の側面等(側面から底面にかけて)に図11で示す切込み穴9を4か所
に形成することが可能となる。側面部分4に設ける切込み部分8は穴あけ部分3であるが、図の説明の為に、側面部分の穴あけ部分は切込み部分8と表記する。
切込み部分8とは、被加工容器5の側面に切込み穴9を入れる機能を備えることはもちろんだが、実施例2における形においては、前記切込み部分8は側面の底部に備えさせており、図10で示すように被加工容器5の側面のみならず側面から底面5に及んで切込み穴
9を入れる形状(機能)を備えている。もちろん切込み部分8が底面5に及ばず側面のみ
に切込み穴9を入れることが出来る切込み部分8を側面に備えた形態でもよい。
実施例2で使用する本願発明器具には図10で示すように、本体の側面4に被加工容器5
の側面等に図11で示す切込み穴9を入れる機能を持つ前記切込み部分8を4か所に備えさせている事は0060項で述べた。
その使用方法について図10を用いて説明を行う。図10は、前記本願発明器具の前記容
器5への挿入動作を示している。尚、実施例2でも被加工容器5は使用済みのカップ麺の
容器5を用いて説明する。
実施例2においても、実施例1同様に、0018項で述べた圧迫作業終了後に、前記本願
発明器具の本体を前記容器5から引き抜いた場合に容器底蓋6には図11で示す5か所の水きり穴7が開けられる。
更に、実施例2においては、新たに本体の側面4に前記容器5の側面等に切込み穴9を入れる機能を持つ前記切込み部分8を4か所に備えさせている効果で、0018項で述べた
圧迫作業終了後に、本体を前記容器5から引き抜いた場合には、図11で示すように前記
容器5の側面等(側面から底面にかけて)は切り込み穴9が4か所に備えられる。
この様にして、本願発明器具を用いた場合、本来は使用後に廃棄されるカップ麺等の使い
捨て容器5を再利用して0003項の特許文献4に記載されているような使い捨て水切り籠を、大掛かりな機械ではなく、自宅で簡単簡素に、被加工容器5の破損、変形、脱落を防止したうえで、創り出すことが出来る。
0003項の特許文献1に記載されているものは、食材やビニール袋のような平面状のものに水切り穴7を開ける加工器具であるのに対して、以上述べたように、本願発明器具は
形状的自己保持性を備えるものに水切り穴7及び/又は、切込み穴9を開ける加工器具で
ある。
又、実施例1、2で用いた、カップ麺等の被加工容器5は発砲スチロールや紙等の柔らか
い素材(軟弱素材)で作られている。本願発明器具は使用すれば、前述したように、前記
軟弱素材の使用済みのカップ麺の容器5及び底蓋6の破損や前記底蓋の変形や脱落を防止して、穴を開けることが出来る。
更に、殆どのカップ麺の容器5は、図8、9、10、11で示すように、前記容器5の底
面のへり10により底蓋6が容器5の底面から浮き上がる上げ底型で作られているので、
前記上げ底型の特性により、前記底蓋6に開けられた前記穴7からスムーズに水が排出さ
れるので、前記カップ麺等の容器5を被加工容器5とした場合には、上げ底により水切り
の効果は高まる。
実施例3では、図12で示す形態の本願発明器具を用いる。図12はその底面部からの斜
視図である。この形態の本願発明器具は、各板状部材が放射状に配置され、前記各板状部
材は被加工容器5の底に押し当てることが出来る中心から放射状に伸びる押し当て部分2を備えるに際して、中心部分2を太くして、先端に向かって細くしている。
又、中心部分に穴あけ部分3を備え、中心部分に近いところに円の直径状に数個(この場
合は12個)の穴あけ部分3´を備える。又、先端の側面部分4に向かっては3´´の穴
あけ部分を備える。
使用方法は図13で示すように、本願発明器具を被加工容器5内に挿入して、把手1に手
を添えて(手で掴んで)圧迫作業を行う際に、本願発明器具を矢印方向への回転作業Aを
行った場合、中心部分の穴あけ部分3を軸としてコンパスの様に本願発明器具の押し当て
部分2は被加工容器5内で回転する。
前記回転作業Aを終えた後に被加工容器5の底蓋6の中心には、図14で示すくり貫き穴
が出来上がる。これは、穴あけ部分3を中心に、複数の穴あけ部分3´がコンパス上に回
転移動する事で作成される。
この様に、押し当て部分2における穴あけ部分4の配置や形状を変えることで、底蓋6に
様々な形状の水切り穴7を開けることが出来る。前記コンパス状の回転作業において、押
し当て部分2が放射状に構成され効果については0037項で説明している。
図15は穴あけ部分3´の形状を針状や釘状ではなく幅広の刃先に変えたものである。図
15で示す穴あけ部分3´を幅広くした形状の場合においても、0072項で示す回転作
業Aにより0073項同様の底蓋6の中心にくり貫かれた水切り穴7が実現する。
0075項で述べた、図15で示す幅広の刃先部分3´を備えた本願発明器具において、
幅広の刃先部分3´を更に横に伸ばして円の直径状に刃先をつなぎ合わした穴あけ部分3´を持つ形状の本願発明器具を用いた場合では圧入作業のみで、0073項と同様の中心にくり貫かれた水切り穴7´が出来る。
その際、使用する被加工容器5が軟弱素材の場合は、圧迫作業において圧力が底蓋5の中
心部周辺に部分的にかかり、底蓋6の脱落が考えられるが、この課題を解決する為には、
本願発明器具においては、0035項、0036項、0037項で述べたように臨機応変に前記底蓋6に圧力をかける事が出来る効果があげられる。又、どの程度の長さの幅広の前記刃先部分3´の配置が良いか、又、形状が良いかは、使用する被加工容器5によって考慮する必要がある。
被加工容器5が軟弱素材の場合に中心部にくり抜かれ水切り穴7´を作成するためには、図12で示す押し当て部分2に備えさせる穴あけ部分3´を細い針状に形成して円周状にまんべんなく複数に配置する図12で示す手段を用いる事で、圧迫作業において圧力が中心部周辺に部分的にかかるが、前記手段において、細い形状の針状の方が底蓋6のダメージは少ない。この場合、0072項で述べた回転作業Aでくりぬき穴7が出来る。
又、図13で示す回転作業の矢印A方向に、前記穴あけ部分3´に刃先を備えさせれば、
回転作業Aにおいて容易にくり貫き穴7´が作成できる。
図12、図15において、中心部の穴あけ部分3及びその側近の外周にある穴あけ部分3
´を長く作り、先端に近い穴あけ部分3´´を短く作った場合、軽度な圧迫作業(深く突
っ込まない)場合は、中心部のくり貫き穴7´のみが存在する水切り容器が完成する。
図16においては、新たな形態の本願発明器具の底面図である。この形態の本願発明器具
は、中心から放射状に広がる押し当て部分2を備えて、その上部に板状部材16を設けて
いるが、前記押し当て部分2の中心部分の押し当て部分2が細く、放射状に広がる先端の
側面部分4に向かって押し当て部分2を太くしている。
これにより、側面4が備える水切り部分8は幅が広くなり、図13における0072項で
述べた矢印A方向の回転作業により、側面に幅の広い水切り穴が出来る。
本願発明器具の特徴である複数の各板状部16が放射状に構成される本体を備えたことにより、押し当て部分2は放射状に広がる形状になり、圧迫作業において部分的な加圧、減圧をすることが容易となる。もし、0003項の特許文献2又は3の様に、押し当て部分が底蓋の形状に合わせた円形等の一面の平面の場合は、本願発明器具が備える放射線状に延びる板状部材16の効果による、板状部材16に沿った狭い範囲内での部分的な加圧、
減圧を調整することは難しい。
つまり、003項で述べたように、図17で示すように、把手1を手15で掴んで圧入
作業を行う場合、矢印方向に偏った加重圧力Bを加えた場合は、穴あけ部3´部分に強く
圧力(加圧)がかかる。逆にこの際、反対側の穴あけ部分3´´の圧力は弱い圧力(減圧
)になる。これにより、圧入作業における底蓋6への圧力の調整(穴の開きにくい部分へ
の加圧、脆い部分への減圧)が可能となり、軟弱素材の被加工容器に使用する際の底蓋6
の変形、脱落を防止して、容器5を破損させることなく。容易に穴を開けることが出来る。
この機能(手作業による加圧、減圧機能)は、各板状部材が放射状に配置されること事で、円錐状の底面の円状の押し当て部分2にまんべんなく穴あけ部分3を備えたものに比べ
て、圧入作業において、圧力の部分的な加圧、減圧をする事に適している。これにより、
圧迫作業において、軟弱素材の被加工容器5の損傷を防ぐことが出来る。
実施例1,2,3では手15を挿入できる空洞の把手1を備えているが、把手1には様々
な形状があり容器底蓋6に押し当て部分2を圧迫させることが出来るのなら、どのような
形状でも良い(なくても構わない)。
しかし、実施例3の様に把手1を掴んで回転させる場合においては、手を挿入できる空洞
の把手1を備えることが望ましい。又、板状部材16に沿った加圧、減圧の調整も行いや
すい。つまり、把手1は棒状でも可能であるが、手を挿入できる空洞を持つ把手1や両サ
イドに空間を持つT字型の取っ手1の方が使い勝手が良い。
以上の実施例1,2、3においては押し当て部分2における穴あけ部分4の配置や形状を
変えることで、底蓋6に様々な形状の水切り穴7を開けることが手法について説明した。
又、回転や加圧、減圧の動作について説明した。放射状の押し当て部分2を備える効果、
及び被加工容器5にほぼ沿う大きさに設定された側面4を板状部材16が備えた事による効果について具体的に説明した。
以下の実施例4については、被加工容器の大きさにあわせて、その側面を調整出来る機能
やコンパクトに収納できる機能や、被加工容器5の側面部に穴9を開ける手法に適した機
能を持つ本願発明器具について述べる。
図18は、本体側面4の部分が差し込み式の本願発明器具の側面図及び底面図の分解図を
示す。この形態においての側面部分4は、スライド式の嵌めこみ手段を持つ4枚の側面部
品4a、4b、4c、4dで形成されている。
把手1の下部には、底面に押し当て部分2から前記4枚の側面部品4a、4b、4c、4dが備えるスライド部分(ア)を下方から差し込める溝(イ)を4か所に持つスライド差
し込み棒11を備えている。
前記下方からスライド(ア)を差し込める溝(イ)は、上方からさし込める溝(イ)であっても構わないが、圧迫作業においては底面から上部にかけて圧力がかかるので、スライ
ド部分(ア)を下方から差し込める溝(イ)にした方がずれにくいので適している。
前記スライド式部品4a、4b、4c、4dで本体側面4を形成することにより、4枚の
側面部品4a、4b、4c、4dは取り外しによる交換が可能となり、その形状や大きさを被加工容器5の内面にあわせて取り替えることにより、側面4の大きさを、被加工容器
5の内面に沿う大きさに設定することが可能となる。
この様に、本願発明器具は側面部分4の取り外しが出来る。これにより、様々な容器の内
面に合わせた側面4を持つ板状の部品を複数枚そろえることで、被加工容器5の内径に合
わせた調整が可能であり、又使用後においては、コンパクトな収納が可能となる。前記差
し込み棒11がスライド(ア)を備え、前記側面部分4が差し込み穴(イ)を持つ形態で
もよい。
図19は、本体側面4の部分が引き出し(差し込み)式の本願発明器具の側面図及び底面
図を示す。この形態の側面部分4は、引き出し(差し込み)式の手段を持つ4枚の側面部
品4a、4b、4c、4dで形成されている。
把手1の下部は、底面に向かって四角柱の中心棒12が形成されている。前記正四角柱の
棒12は横に側面部品4a、4b、4c、4dが備える軸13を差し込んで段階的に止め
ることが出来る止め穴14を十文字にはすかいに備えている。止め穴14は、はすかいで
なくても良い。又、中心棒12は四角柱でなく円柱、三角柱、六角柱等どのような形でも
構わない。
この様な側面4の部分を引き出し(差し込み)式で構成することにより、前記本願発明器
具の本体は軸13を調整する手段で、4枚の側面部品4a、4b、4c、4dの側面4の
大きさを、被加工容器5の内面に沿う大きさに設定することが可能となる。
この前記側面部品4a、4b、4c、4dの側面外部に、上部から下部にかけて複数の切
込み部分8を設けた場合、本願発明器具を被加工容器5に余裕を持たせて挿入し、
前記容器5内で引き出し式の軸13を伸ばして前記容器5の側面に押し付けた場合に、前
記容器5の側面には切込み穴9を複数形成することが出来る。
側面部品4a、4b、4c、4dの部分を引き出し(差し込み)式で構成することにより、容器5の大きさに側面を合わすことが可能になる上に、容器内5で引き出すことにより
容器5の側面に複数の穴を容易に開けることが可能となる。
尚、本願発明器具において、穴あけ部分3や切込み部分8は容器5の材質や形状に合わせ
たるめに、穴あけ部分3の取り外しを可能にして、形状や個数を変えることができる交換
機能を備えることで、様々な容器5への水切り穴7や切込み穴9の作成に適している。
実施例5では、本願発明器具の側面に、台所用品として一般的に使われるものを特別機能
部として備えたものについて説明する。
図20では、図18で示す側面部品4aに荒目のおろし金機能17を備えた状態を示す。
中央に穴が開いてその周りに刻み部分を持つ形状部が前記側面部品4aに複数備えられているのを描いている。
又、図21では、図18で示す側面部品4bに千切り大根等製造機能18を備え、その下
に細かめのおろし金機能19を備えた状態を示す。
この様に、図18、図19で示す側面部品4a、4b、4c、4dに、おろし金や、千切
り大根製造器や、スライサー、ピラー、レモン絞り器等の台所用品(料理器具)を備える
ことで、本願発明器具は、被加工容器を水切り容器に加工することはもちろん、それ以外にも更なる新たな機能が備えられる。
尚、図20で示す側面部品4aや図21で示す側面部分4bにあわせた形状の図22で示
す回収容器20を別途に作ることで、前記特別機能部によって作られるもの(大根おろし
等)を回収容器20内に回収することが可能となる。もちろん側面部4は図18で示すよ
うに、取り外し可能の方が使い勝手が良いのは言うまでもない。
尚、本願発明器具は、前述したように使い捨ての軟弱素材の被加工容器5に使用する場合
においては、特にその効果(被加工容器5の破損、変形、脱落の防止)を存分に発揮する
ことが出来るが、カップ麺等の使い捨て容器5のみならず、もちろん様々な被加工容器5
に用いる事が可能である。
つまり、本願発明器具は、プラスチツクのような耐久性のある被加工容器5にも使用して
水切り穴7や切込み穴9を開けることが出来るので、使い捨て容器のみならず、半永久的
に使用出来る水切り籠(容器)を作る事も可能である。
1 把手
2 押し当て部分
3 穴あけ部分
4 本体側面部分
5 被加工容器(使用後のカップ麺の容器)
6 底蓋
7 水切り穴
8 切込み部分
9 切込み穴
10 底面のヘリ
11 スライド差し込み棒
12 中心棒
13 軸
14 止め穴
15 手
16 板状部材
17 荒目のおろし金機能
18 千切り大根等製造機能
19 細かめのおろし金機能
20 回収容器
ア スライド部分
イ スライド部分を差し込める溝
A 矢印方向への回転作業
B 矢印方向に偏った加重圧力

Claims (4)

  1. 複数の板状部材が放射状に構成される本体を備え、前記本体は、被加工容器の底に押し当てることが出来る押し当て部分を下部底面に備え、前記押し当て部分の下方に更に前記被加工容器の底部に穴を開けることが出来る穴あけ部分及び/又は本体側面に穴を開けることが出来る穴あけ部分を備えたことを特徴とする水切り容器加工器具。
  2. 複数の板状部材が放射状に構成される前記本体において、前記複数の板状部材が各板状部材の側面において互いに接合することにより放射状に構成されることを特徴とする請求項1記載の水切り容器加工器具。
  3. 前記各板状部材の一部又は全部の側面が被加工容器の内面にほぼ沿う大きさに設定された側面部分を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の水切り容器加工器具。
  4. 前記水切り容器加工器具の側面部分に特別機能部を備えたことを特徴とする請求項1、2又は3のいずれか記載の水切り容器加工器具。
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