JP3214159B2 - キャリア検出器 - Google Patents
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- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
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Description
信システムにおいて、バーストの到来を判定し、キャリ
アを検出するためのキャリア検出器に関するものであ
る。
SCPC(Single Channel per C
arrier)システム等において復調器はバースト動
作する必要がある。その中にキャリア検出回路を用いて
バーストの到来を認識し復調器のバースト動作をより向
上させる方式が提案されている。図37は例えば、「0
db Eb/No Burst Mode SCPC
Modem withHigh Coding Gai
n FEC」(IEEE,ICCC’86 56.4)
に示されている従来のキャリア検出器のブロック図であ
る。図38は図37の動作を示すフローチャートであ
る。図37において、12は電圧制御発振器(以下、V
CO)、13は受信信号とVCO12の出力の位相を比
較する位相比較器、14はVCO出力12と位相比較器
13で構成されるPLL回路、15は受信信号とVCO
12の出力を掛け合わせるミキサ、16はミキサ15の
出力の雑音を平均化するLPF、17はLPF16の出
力信号の2乗の値を求める2乗計算部である。
を参照して説明する。図39は受信するバースト信号の
フォーマットの1例であり、20は搬送波再生用の無変
調パターン(通常は’11’または’00’パターン。
以下、CRパターン)、21はタイミング再生用のパタ
ーン(通常は’10’パターン、以下、BTRパター
ン)、22はバースト同期用パターンでユニークワード
と称され(以下、UWパターン)、23は情報をのせる
データ部、24は無信号部分(ノイズのみ)、25はC
Rパターン20、BTRパターン21、UWパターン2
2およびデータ部23で構成されるバーストである。図
37のキャリア検出器は連続に動作するため、受信信号
をs(t)とすれば、s(t)はCRパターン、BTR
パターン、UWパターンおよびデータ部(PNパター
ン)、無信号部分(ノイズのみ)を受信するが、ここで
は、まず、s(t)として以下の3通りについて考え
る。 (a)CRパターン (b)無信号部分(ノイズのみ) (c)データ部(BTRパターン、UWパターンを含
む) この3通りについて、以下でキャリア検出器の動作につ
いて説明する。以下では、UWパターンおよびデータ部
は疑似雑音パターン(以下PNパターンと呼ぶ。)であ
ると仮定する。
VCO12の出力をV(t)とすれば、s(t)および
V(t)は式1、式2で表される。 s(t)=exp(j2πΔft)+n(t) ・・・(1) Δf :キャリア周波数 n(t) :ノイズ成分 V(t)=exp{j2πΔft+jθe+θn(t)}・・・(2) θe :定常位相誤差 θn(t):ノイズによる位相ジッタ ミキサ15においてs(t)とV(t)を掛け合わせ、
LPF16を通し、2乗計算部17ではLPF16の出
力rの2乗zを計算し、zのパワーP(z)を求める。 (b)無信号部分(ノイズのみ) 受信信号s(t)は、式3のように示される。 s(t)=n(t) ・・・(3) このs(t)を用いて、上記(a)と同様にしてP
(z)を求める。 (c)データ部 受信信号をs(t)は、式4のように示される。 s(t)=exp{−j(2πΔft+D)}+n(t)・・・(4) D:位相変調を表すランダム変数 このs(t)を用いて、前記(a)と同様にしてP
(z)を求める。
で、図より適当なしきい値を設定することによりCRパ
ターンの存在を判定することが可能になる。よって、2
乗計算部17の出力P(z)をしきい値と比較すること
により、バーストの到来を判定し、キャリアを検出する
ことが可能となる。
は以上のように構成されているので、入力信号の周波数
とVCOの周波数との差がPLLのロックインレンジよ
り大きいと、動作できないという欠点がある。
ためになされたもので、受信信号の位相と過去の受信信
号との位相差を用いてキャリア検出を行うことで、受信
入力信号に大きな周波数オフセットがあったり準同期検
波による残留周波数がある場合でもキャリア検出を行う
ことを目的とする。
に、本発明に係るキャリア検出器にあっては、所定の搬
送波再生用パターンを含む受信信号を入力し、信号バー
ストの到来を検出するキャリア検出器において、前記受
信信号の位相成分を順次算出する極座標変換部と、前記
位相成分の時間差分値を所定のサンプル周期で順次算出
する遅延検波部と、前記時間差分値をフーリエ変換処理
し、前記搬送波再生用パターンの周波数成分のスペクト
ル値を出力するフーリエ変換処理部と、前記スペクトル
値を所定のしきい値と比較し、この比較結果に基づいて
キャリア検出信号を出力する判定部を備えたことを特徴
とする。
ては、極座標変換部は、受信信号の位相成分と振幅成分
を順次算出し、遅延検波部は、前記位相成分と前記振幅
成分とを入力し、遅延検波処理を行って前記位相成分の
時間差分値を所定のサンプル周期で順次算出する構成と
されたことを特徴とする。
ては、さらに、受信信号の信号レベルを検出するレベル
測定部を備え、判定部は、搬送波再生用パターンの周波
数成分のスペクトル値を前記受信信号の信号レベルに応
じて補正し、該補正後のスペクトル値と所定のしきい値
とを比較する構成とされたことを特徴とする。
ては、フーリエ変換処理部は、さらに搬送波再生用パタ
ーンの周波数成分の位相に基づいて、受信信号の周波数
オフセット量を検出する構成とされ、受信信号を前記周
波数オフセット量だけ周波数シフト処理して、周波数オ
フセット補正後の受信信号を出力する周波数補正部を、
さらに備えたことを特徴とする。
ア成分計算部において、受信信号の位相と過去の受信信
号の位相との差を求め、その位相差を用いてキャリア成
分を計算し、判定部では、キャリア成分をしきい値と比
較することでキャリアを検出する。
号を用いて遅延検波を行い、遅延検波結果を用いてキャ
リア成分を演算してキャリアを検出する。
測定器出力信号に基づいて、キャリア成分計算部のレベ
ルを調整する。
ア成分演算部から出力された周波数情報に基づいて受信
信号の周波数を補正する。
Kで変調された波形に対して使用可能であり、以下にお
いて特記なき場合は受信信号とは、同期または準同期検
波、A/D変換され、さらにフィルタリングによって雑
音を除去されたM相PSKで変調され、時間軸上で表現
された信号を表すものとし、受信入力信号中の大きな周
波数オフセットまたは準同期検波による残留周波数を簡
単に周波数オフセットと呼ぷ。また、バースト同期はと
れておらず、バーストの到来時刻は予知できない(バー
ストは任意の時間に到来する)ものとし、キャリア検出
器はキャリア検出ができるまでは連続モードで動作する
ものとする。 実施例1〜実施例11について:以下で示されるキャリ
ア成分計算部において、周波数オフセットを求めるにあ
たっては、周波数軸上で表現された信号の振幅やパワー
スペクトル等を用いるが、ここでは、一例としてパワー
スペクトルの場合についてのみ説明している。また、時
間軸/周波数軸変換回路では、一例として離散フーリエ
変換(以下、DFTと呼ぶ。FFTを含む。)を行う場
合について説明している。また、ここでは、バーストは
PNパターンであるとする。 実施例12〜実施例21について:以下に示されるキャ
リア検出器については、CRパターンを検出することで
バーストを検出することを目的とする。また遅延検波の
部分については、簡単のため1サンプル前の信号に対し
て遅延検波を行う場合について示す。
ック図であり、図2は図1の動作を示すフローチャート
であり、図3および図4は累積加算回路から出力される
受信信号のトータルパワーの一例である。図1におい
て、100aはM相PSKで変調された信号を入力し、
この入力信号に対し、同期または準同期検波を行う検波
回路、100bは検波回路100aの出力を入力し、A
/D変換するA/D変換器、100cはA/D変換器で
変換された信号の雑音除去を行うフィルタである。1は
時間軸上で表現されているフィルタの出力信号(受信信
号)を周波数軸上に変換する時間軸/周波数軸変換回
路、2は周波数軸上で表現されている信号のパワースペ
クトルの累積値を求める累積加算回路、100は時間軸
/周波数軸変換回路1および累積加算回路2で構成され
るキャリア検出部、3はキャリア検出部100から出力
された累積値をしきい値と比較することでバーストの到
来を判定し、キャリアを検出し、キャリアが検出された
場合にキャリア検出信号を出力する判定部である。
詳細に説明する。受信信号をs(t)とする。受信信号
のパワースペクトルを累積したトータルパワーを見た場
合、バーストが無い場合には、ノイズのパワーを求める
ことになるが、バーストがある場合には、(ノイズ+信
号)のパワーを求めることになるので、バーストがある
場合のトータルパワーはバーストが無い場合より大きく
なる。これを利用して、以下では、バーストを検出する
ことを考える。A/D変換でサンプリングされたs
(t)から毎サンプルまたは数サンプル毎に、連続した
k個のサンプルデータを取りだし、x(1)〜x(k)
とする(301)。このk個の信号に対して、DFTを
行い、さらに、2乗することでs(t)のパワースペク
トルを求め、周波数軸上で表現されるk個の信号F
(1)〜F(k)を得る(302)。さらに、F(1)
〜F(k)を累積加算することによりs(t)のトータ
ルパワーを求める(303)。時間tにおけるs(t)
のトータルパワーをS(t)、バースト長をBLとした
場合、S(t)は例えば、図3、図4のように変化す
る。従って、図よりノイズによる誤検出確率を小さく
し、かつ、不検出確率を小さくする適当なしきい値を設
定し、S(t)とそのしきい値を比較することでバース
トの到来を判定し(304)、キャリアを検出すること
ができる。
図1に従い説明する。時間軸/周波数軸変換回路1で
は、受信信号に対してDFTを行い、さらに、2乗する
ことでs(t)のパワースペクトルを求め、周波数軸上
で表現されるk個の信号F(1)〜F(k)を得る。累
積加算回路2では、F(1)〜F(k)を累積加算する
ことによりs(t)のトータルパワーS(t)を求め
る。判定部3では、S(t)をしきい値と比較し、S
(t)がしきい値を越えた場合に、バーストが到来した
と判定し、キャリア検出信号を出力する。
すキャリア検出器のブロック図であり、図6は図5の動
作を示すフローチャートである。図5において、100
a,100b,100cは上記の実施例1と同じもので
ある。また、4は受信信号を逓倍する逓倍器であり、時
間軸/周波数軸変換回路1は実施例1と同じであり、5
は周波数軸上で表現されている信号のパワースペクトル
の最大値を求める最大値検出回路、100は逓倍器4、
時間軸/周波数軸変換回路1および最大値検出回路5で
構成されるキャリア検出部、判定部3は実施例1と同じ
である。
(t)は、受信入力信号中の周波数オフセットと、送信
データによる変調成分のみで表現され、これを式5に示
す。 s(t)=exp{−j(2πΔft+θe)}・exp(−jθ(t)) ・・・(5) θ(t):データによる変調成分で、 θ(t)=2π・m/M(m=0,1,・・・,M−
1) 時刻tにおいてmは送信データに対応して0〜M−1を
任意にとる。 Δf :周波数オフセット θe :周波数オフセットによる初期位相差 このs(t)を、M逓倍し、その出力をsM(t)とす
れば、sM(t)は sM(t)=exp{−j(M2πΔft+Mθe)} ・exp(−jMθ(t)) =exp{−j(M2πΔft+Mθe)} ・exp(−jM・2π・m/M) =exp{−j(M2πΔft+Mθe)} ・exp(−j・2π・m) =exp{−j(M2πΔft+Mθe)} ・・・(6) となり、データによる変調成分は除去され、M逓倍され
た周波数オフセットおよび初期位相差だけが残る。この
sM(t)に対してDFTおよび2乗操作を行い、F
(1)〜F(k)を得る。式6で表される信号のパワー
スペクトルを周波数軸上で観測した場合、MΔfにおい
て、線スペクトルがたつはずであるが、実際には、デー
タパターンによるパターンジッタのためにスペクトルは
広がる。従って、F(1)〜F(k)によって観測する
ことのできる周波数を周波数観測点と呼ぶと、MΔfま
たはその最近の周波数観測点におけるパワースペクトル
が最大となる。
(1)〜F(k)の最大値を求めP(t)とおくと、
今、観測しているk個のサンプル点の中にバーストが存
在していなければ、ノイズがある場合、理論的にはF
(1)〜F(k)は同じ値となる。しかし、バーストが
存在していれば、F(1)〜F(k)はMΔfまたはそ
の最近の周波数観測点において、ピークが顕著にあらわ
れるはずである。ここで、P(t)は図3および図4に
示されたS(t)と同様の変化をするため、適当なしき
い値を設定し、P(t)とそのしきい値を比較すること
でバーストの到来を判定し、キャリアを検出することが
できる。
し変調成分を除去し、逓倍された信号に対して時間軸/
周波数軸変換回路1では実施例1と同様にしてDFT、
2乗操作を行いF(1)〜F(k)を得る。最大値検出
回路5は、実施例1と同様にして、P(t)を出力す
る。判定部3では、P(t)をしきい値と比較し、P
(t)がしきい値を越えた場合に、バーストが到来した
と判定し、キャリア検出信号を出力する。
と一致しない場合、パワースペクトルは、MΔfを挟む
2つの周波数観測点に分散されてしまうため、検出され
た最大値は、信号のもつ本来の最大値より低く観測され
てしまい、誤検出または不検出となる可能性が高くなっ
てしまう。この欠点を解決するためには、MΔfと周波
数観測点の推定誤差を小さくすれば良く、すなわち、D
FTによる周波数解像度を小さくすれば良い。簡単のた
めに、s(t)を1シンボル当たりXサンプルし、Lシ
ンボル分のデータx(1)〜x(k)(k=X・L)用
いてDFTを行うとする。シンボル周期をTとし、サン
プル間隔をΔtとおけば、 Δt=T/X ・・・(7) と表すことができる。また、DFTによる周波数解像度
をΔfrとおけば Δfr=1/(Δt・k)=X/(T・k) =X/(T・X・L)=1/(T・L) ・・・(8) と表すことができる。従って、処理するシンボル数を増
やすことによって周波数解像度を小さくすることがで
き、キャリア検出精度を向上することができる。本実施
例においては、最大検出回路にて最大の値を求める場合
について説明したが、所定の値より大きい値を求めるこ
とにより同様の効果を得ることができる。
すキャリア検出器のブロック図であり、図8は図7の動
作を示すフローチャートである。図7において、100
a,100b,100cは上述の実施例1と同じであ
る。逓倍器4、時間軸/周波数軸変換回路1は実施例1
と同じであり、2は周波数軸上で表現されている信号の
パワースペクトルの累積値を数サンプル毎に求める累積
加算回路、5は累積加算回路2から複数個の累積値の中
から最大となるものを求める最大値検出回路、100は
逓倍器4、時間軸/周波数軸変換回路1、累積加算回路
および最大値検出回路5で構成されるキャリア検出部、
判定部3は実施例1と同じである。
で観測した場合、MΔfにおいて、線スペクトルがたつ
はずであるが、実際には、ノイズやパターンジッタの影
響で、MΔf以外の場所にも、スペクトルが存在する。
F(1)〜F(k)は周波数軸上でΔfr間隔で離散的
であるので、MΔfに対応する周波数観測点または、M
Δfに最も近い周波数観測点におけるパワースペクトル
を検出することになる。前述のように、MΔfが周波数
観測点と一致しない場合、検出された最大値は、信号の
もつ本来の最大値より低く観測されてしまい、最悪でピ
ークは3.9dB低下する。このため、誤検出または不
検出となる可能性が高くなってしまう。この欠点を解決
するために、パワースペクトルの累積値を連続する数サ
ンプル毎に求め、複数個の累積値の中から最大となるも
のを求め、その最大値を用いてキャリア検出を行う。パ
ワースペクトルの累積値を連続する数サンプル毎に求め
ることによって、MΔfが周波数観測点と一致しない場
合でも、キャリアパワーを求めることになる。例えば、
前後各々mサンプル点の信号のパワースペクトルが累積
されたi番目の累積値をX(i)とすれば、X(i)は
式9で示され、この(k−2m)個の中からX(i)の
最大値を求めればよい。
数軸変換回路1では実施例2と同様にして受信信号をM
逓倍し変調成分を除去し、逓倍された信号に対してDF
T、2乗操作を行いF(1)〜F(k)を得る。累積加
算回路2は式9で示されたX(i)を求める。最大値検
出回路5は、実施例2と同様にして、時刻tにおけるX
(i)の最大値をP(t)として出力する。判定部3で
は、P(t)をしきい値と比較し、P(t)がしきい値
を越えた場合に、バーストが到来したと判定し、キャリ
ア検出信号を出力する。
すキャリア検出器のブロック図であり、図10は図9の
動作を示すフローチャートである。図9において、10
0a,100b,100cは上述の実施例1と同じもの
である。また、逓倍器4、時間軸/周波数軸変換回路1
は実施例2と同じであり、6は周波数軸上で表現されて
いる信号のパワースペクトルの中で大きい方から複数個
のピークを検出するピーク検出回路、2は前記ピーク検
出回路6から出力された各々のピークとなる周波数観測
点の前後数サンプルにおけるパワースペクトルの累積値
を求める累積加算回路、5は累積加算回路2から出力さ
れる複数個の累積値の中から最大となるものを求める最
大値検出回路、100は逓倍器4、時間軸/周波数軸変
換回路1、ピーク検出回路6、累積加算回路2および最
大値検出回路5で構成されるキャリア検出部、判定部3
は実施例1と同じである。
累積値を計算し、X(i)を求めていたが、MΔf以外
の場所でX(i)が大きくなる場合は、ノイズによって
F(i)(1≦i≦k)の中にF(i)の平均値より突
出したピークがある場合がほとんどであるので、全観測
帯域に対してパワースペクトルの累積値を求める必要は
無く、ここでは、F(i)の上からh番目までのピーク
を求め、そのh個に対してX(i)を求め、X(i)の
最大値をP(t)とすれば良い。
数軸変換回路1では実施例2と同様にして受信信号をM
逓倍し変調成分を除去し、逓倍された信号に対してDF
T、2乗操作を行いF(1)〜F(k)を得る。ピーク
検出回路はF(1)〜F(k)の中で大きい方から複数
個のピークを検出し、累積加算回路2はこの複数個のピ
ークに対して実施例3と同様にして式9で示されたX
(i)を求める。最大値検出回路5は、実施例3と同様
にして、時刻tにおけるX(i)の最大値をP(t)と
して出力する。判定部3では、P(t)をしきい値と比
較し、P(t)がしきい値を越えた場合に、バーストが
到来したと判定し、キャリア検出信号を出力する。
示すキャリア検出器のブロック図であり、図12は図1
1の動作を示すフローチャートである。図11におい
て、100a,100b,100cは上述の実施例1と
同じものである。また、判定部3、キャリア検出部10
0は実施例2〜実施例4と同じである。7は受信信号の
レベルを検出するレベル測定器、8はレベル測定器7の
出力信号を用いて、キャリア検出部100から出力され
たP(t)のレベルを調整するAGCアンプであり、1
01はレベル測定器7およびAGCアンプ8で構成され
るAGC回路である。尚、AGC回路は調整回路に相当
する。
キャリアが検出されるのは、P(t)がしきい値を越え
た場合としていたので、判定においては、入力信号のレ
ベルの影響を受けることになる。従って、受信信号のレ
ベルを測定することによりAGCをかけ、キャリア検出
部から出力する。
検出部100は動作しP(t)を出力する。レベル測定
器7は受信信号をサンプルし、時間軸上で受信信号の平
均電力Prを求め、さらに、PrとC/N=∞における
電力P(C/N=∞)との比rを求める。 r=Pr/P(C/N=∞) ・・・(10) 平均電力Prを求めるにあたっての時定数は、フェージ
ング等による信号のレベル変動を十分平均化できるよう
な時間(シンボル数)を選べば良い。AGCアンプ8
は、キャリア検出部100の出力P(t)およびレベル
測定器7の出力rを用いて P’(t)=P(t)×1/r ・・・(11) を満たすように操作を行いP’(t)を求める。判定部
3では、実施例2〜実施例4と同様にして、P’(t)
としきい値を比較することによってキャリア検出を行
う。
ロック図であり、図14は図13の動作を示すフローチ
ャートである。図13において、100a,100b,
100cは上述の実施例1と同じものである。また、判
定部3は実施例3〜実施例5と同じ動作をする。キャリ
ア検出部100は実施例3〜実施例5と同じ動作をし、
さらに、パワースペクトルを最大とする周波数(以下、
fMAXM)を出力し、9はfMAXMをM分周し、周波数オフ
セット(以下、fMAX )を出力する分周器、10はキャ
リアが検出された場合(判定部3からキャリア検出信号
が出力された場合)に、分周器9で出力されるfMAX を
用いて受信信号の周波数を補正する周波数補正回路であ
る。
し、出力するが、ここでは同時に周波数オフセットfMA
X を求めることができるため、ここでは、fMAX を用い
て受信信号にAFCをかけることを考える。キャリア検
出部100では実施例3〜実施例5と同様にして、P
(t)を出力する。実施例3〜実施例5の検討結果より
このP(t)に対応する周波数をfMAXMとすれば、fMA
XMはM逓倍された周波数オフセットであるので、fMAXM
をM分周し、周波数オフセットfMAX を求める。周波数
オフセットがfMAX であるので、周波数補正回路におい
て受信信号の周波数を−fMAX だけシフトすることによ
りAFCをかけたことになる。
示すキャリア検出器のブロック図であり、図16は図1
5の動作を示すフローチャートである。図15におい
て、100a,100b,100cは上述の実施例1と
同じものである。また、キャリア検出部100、AGC
部101、判定部3は実施例5と同じであり、分周器
9、周波数補正回路10は実施例6と同じである。
5と同様にしてキャリア検出部100、AGC部101
は動作し、キャリア検出を行い、実施例6と同様にし
て、分周器9、周波数補正回路10は動作し、受信信号
の周波数を補正し、補正信号を出力する。
示す最大値検出部のブロック図であり、図18は図17
の動作を示すフローチャートである。図17において、
100a,100b,100cは上述の実施例1と同じ
ものである。また、時間軸/周波数軸変換回路1までは
実施例2〜実施例4各々と同じであり、11は最大値検
出回路2で出力されたPおよびFMAXMの前後の数点にお
けるパワースペクトルを用いて周波数を補間する周波数
補間回路である。
示されたように、Δfrは処理シンボル数Lによって一
意的に決定されてしまい、Δfrを十分小さくできない
ような場合では、本来ピークとなる周波数と、検出され
たfMAX との差を小さくすることができず、それによっ
て、fMAX は誤差を含むことになる。この欠点を改良す
るために、周波数軸上で補間を行うことを考える。ここ
での補間は例えば、最大値検出回路5で出力されたPお
よびfMAXMの隣接する前または後ろの1点におけるパワ
ースペクトルを用いて周波数を補間する方法がある。補
間し、分周することによって求まった周波数をfMAX と
し、周波数補正回路へ出力する。従って、周波数補正回
路10では、最大値検出回路5から出力される周波数に
対して補間を行い、精度が向上された周波数を用いて周
波数補正を行う。
の出力がしきい値を越えた場合に検出ができたと判定し
ていたが、ノイズやレベル変動による影響を考慮し、あ
る期間にわたってしきい値を越えた場合にのみ検出がで
きたと判定することで、キャリア検出精度を向上させる
ことができる。
ては、前段の出力がしきい値を越えた場合に検出ができ
たと判定していたが、ノイズやレベル変動による影響を
考慮し、同じまたは近隣の周波数において、ある期間に
わたってしきい値を越えた場合または、しきい値を越え
ない場合でも、同じまたは近隣の周波数がある期間にわ
たって安定して推定された場合のみ検出ができたと判定
することで、キャリア検出精度を向上させることができ
る。
パターンとしていたが、バースト中にCRパターンが存
在する場合には、この部分を用いてキャリア検出を行う
ことができる。この場合、CRパターンは無変調である
ので、実施例2〜実施例8のキャリア検出部においては
逓倍する必要がなく、逓倍器は不要となる。また、実施
例6〜実施例8においては、同じ理由により逓倍器、分
周器は不要となり、これにより、回路構成は簡単にな
る。
とれておらず、キャリア検出器は連続モードで動作して
いたが、バースト同期がとれている場合には、キャリア
検出は、バーストに同期させて、1バーストに1回だけ
の処理で済むため、演算量は減少する。さらに実施例2
〜実施例4において、バースト同期がとれており、通信
中にAFCをかける時には、P(t)をしきい値と比較
する必要は無く、P(t)に対応した周波数を用いてA
FCを行えば良いので演算量は減少する。
記載したフローチャートに基づいてソフトウェアを作成
する。そして、このソフトウェアに基づくCPUの動作
によりキャリア検出器を制御する。
すキャリア検出器のブロック図であり、図20は図19
の動作を示すフローチャートである。図19において、
100a,100b,100cは上述の実施例1と同じ
ものである。また、26は受信信号を極座標変換する極
座標変換回路、27は受信信号と参照信号との相関を求
めるにあたり受信信号の位相から予め記憶された参照信
号の位相を減算する位相減算部、28は位相減算部27
から出力された位相と1サンプル前の位相との差を求め
る位相差計算部、29は位相差計算部28から出力され
た位相差を累積し、その累積値の絶対値を求める累積加
算回路、30は累積加算回路29から出力された複数個
の累積値の絶対値の中から最小のものを選択し出力する
最小値検出回路、102は極座標変換回路26と位相減
算部27と位相差計算部28と累積加算回路29および
最小値検出回路30で構成される相関値計算部、31は
相関値計算部102から出力された累積値の絶対値をし
きい値と比較することでバーストの到来を判定し、キャ
リアを検出し、キャリアが検出された場合にキャリア検
出信号を出力する判定部である。
プルし、k番目における受信信号をs(kT)とし、そ
の位相成分をθ(kT)、振幅成分をR(kT)とする
と、θ(kT)は以下のように表すことができる。 θ(kT)=Δθ+ΔωkT+θMOD (kT)+θNS(kT) ・・・(12) T :サンプル周期 Δθ :初期位相差 Δω :オフセット角周波数 θNS(kT) :時刻kTにおけるノイズの位相成分 θMOD (kT):時刻kTにおける位相の変調成分 CRパターンの場合にはθMOD (kT)=0 また、参照信号の位相成分をθREF (kT)、振幅成分
をRREF (kT)とするとθREF (kT)は以下のよう
に表すことができる。 θREF (kT)=ΔθREF +ΔωREF kT ・・・(13) ΔθREF :参照信号の初期位相差 ΔωREF :参照信号の角周波数 ここで、受信信号と参照信号との位相差をΦ(kT)と
し、Φ(kT)を求めると ΔΦ(kT)=θ(kT)−θREF (kT) =Δθ+ΔωkT+θMOD (kT)+θNS(kT) −ΔθREF −ΔωREF kT ={Δθ−ΔθREF }+{Δω−ΔωREF }kT +θMOD (kT)+θNS(kT) ・・・(14)
差ΔΦ(kT)を求めると Φ(kT)=Φ(kT)−Φ(kT−T) ={Δθ−ΔθREF }+{Δω−ΔωREF }kT +θMOD (kT)+θNS(kT) −{Δθ−ΔθREF }−{Δω−ΔωREF }(kT−T) −θMOD (kT−T)−θNS(kT−T) ={Δω−ΔωREF }T +{θMOD (kT)−θMOD (kT−T)} +{θNS(kT)−θNS(kT−T) ・・・(15) これは、受信信号と参照信号の周波数差に対応する位相
成分と、変調による位相成分と、雑音による位相成分の
和で表される。ここで、Lサンプル分の位相差の和Sを
求めると
6の第2項は0になるので
考える。式16および式17においてTおよびLは固定
値であるので、受信信号のオフセット周波数が、参照信
号の周波数と等しくなった場合({Δω−ΔωREF }=
0の場合)に、|S|および|SCR|は最小となり、両
式は各々以下のようになる。
対して行い、その累積値の絶対値が最小となる場合を選
択し、|SCR|を分離できるしきい値に対して比較を行
い、そのしきい値より小さい場合には、CRパターンが
到来したと判定する。
図19および図20に従い説明する。極座標変換回路2
6では受信信号の位相成分を求め、位相減算部27にお
いて受信信号の位相から参照信号の位相を減算する。位
相差計算部28では、位相減算部27から出力された位
相と1サンプル前の位相との差を求め、累積加算回路2
9において、この位相差を観測したいサンプル分累積し
その絶対値を求める。最小値検出回路30では累積加算
回路29から出力された複数個の累積値の絶対値の中か
ら最小のものを選択し出力し、判定部31では最小値検
出回路30から出力された累積値の絶対値の最小値をし
きい値と比較し、しきい値より小さい場合には、バース
トが到来したと判定し、キャリア検出信号を出力する。
示す相関値計算部のブロック図であり、図22は図21
の動作を示すフローチャートである。図21において、
100a,100b,100cは上述の実施例1と同じ
ものである。また、極座標変換回路26、位相減算部2
7、位相差計算部28、累積加算回路29、最小値検出
回路30は実施例9と同じである。32は位相差計算部
28から出力される位相差の絶対値を求める絶対値計算
回路、33は絶対値計算回路32の出力を累積する累積
加算回路、103は絶対値計算回路32と累積加算回路
33で構成される信頼度計算部、102は極座標変換回
路26と位相減算部27と位相差計算部28と累積加算
回路29と最小値検出回路30および信頼度計算部10
3とで構成される相関値計算部である。
るにあたっては式15を用いて求めていたが、ΔΦ(k
T)については実際には[−π,π]の範囲の余剰でし
か求まらないため、例えば、式15において、CRパタ
ーンの場合に{Δω−ΔωREF }T=πまたは−πとな
る場合では、ノイズによってΔΦ(kT)は±π近傍を
とることになるので、これらを累積しその絶対値を求め
た場合|SCR|がほぼ0になる場合が発生する。この欠
点をなくすために、累積値の信頼度を求め、信頼度の低
い累積値を選択し除去することを考える。
積値をMとおく。
REF }T=πまたは−πとなり、その場合の累積値の絶
対値が小さくなってもその場合のMはπ近傍の値の累積
となるので大きな値となり{Δω−ΔωREF }T=0の
場合と区別することができる。
図21に従い説明する。極座標変換回路26と位相減算
部27と位相差計算部28と累積加算回路29は実施例
9と同様の動作をする。絶対値計算回路32では位相差
計算部28から出力される位相差の絶対値を求め、累積
加算回路33ではその絶対値を累積加算回路29と同じ
サンプルについて累積する。最小値検出回路30では累
積加算回路29から出力された複数個の累積値の絶対値
の中から最小のものを検索するが、累積加算回路33か
ら出力されるMが大きかった参照信号の累積値の絶対値
については信頼度が低いため検索しない。よって、信頼
度の高い累積値の中から累積値の絶対値の最小のものを
検索することができる。
示すキャリア検出器のブロック図であり、図24は図2
3の動作を示すフローチャートである。図23におい
て、100a,100b,100cは上述の実施例1と
同じものである。また、相関値計算部102は実施例9
または実施例10と同じである。34はキャリアが検出
された場合(判定部31からキャリア検出信号が出力さ
れた場合)に、最小値検出回路30から出力される周波
数情報を用いて受信信号の周波数を補正する周波数補正
回路である。
最小値を出力するが、累積値の絶対値を最小にする参照
信号が受信信号のオフセット周波数であるので、ここで
は同時に周波数オフセットfMAX を求めることができ
る。よってキャリア検出信号が出力された場合には、実
施例6と同様にして受信信号にAFCをかけることがで
きる。
示すキャリア検出器のブロック図であり、図26は図2
5の動作を示すフローチャートである。図25において
100a,100b,100cは上述の実施例1と同じ
ものである。また、、極座標変換回路26は実施例9と
同じである。35は極座標変換回路26から出力された
位相と1サンプル前の位相との差を求める遅延検波部、
36は遅延検波部35から出力された位相を用いてDF
Tを行い受信信号のキャリア成分を求めるDFT計算
部、104は極座標変換回路26と遅延検波部35とD
FT計算部36で構成されるキャリア成分計算部、37
はキャリア成分計算部104から出力された値をしきい
値と比較することでバーストの到来を判定し、キャリア
を検出し、キャリアが検出された場合にキャリア検出信
号を出力する判定部である。
波を行い、その結果をΨ(kT)とすると Ψ(kT)=θ(kT)−θ(kT−T) =Δθ+ΔωkT+θMOD (kT)+θNS(kT) −Δθ−Δω(k−1)T−θMOD (kT−T) −θNS(kT−T) =ΔωT+{θMOD (kT)−θMOD (kT−T)} +{θNS(kT)−θNS(kT−T)} ・・・(21) CRパターンの場合では ΨCR(kT)=θ(kT)−θ(kT−T) =Δθ+ΔωkT+θNS(kT) −Δθ−Δω(k−1)T−θNS(kT−T) =ΔωT+{θNS(kT)−θNS(kT−T)} ・・・(22) 式22より、オフセット周波数は遅延検波を行うことに
より定位相になるので遅延検波結果のパワースペクトル
を見た場合、DC成分にあらわれる。しかし、変調成分
やノイズにより位相変動がある場合では、定位相にはな
らないのでそのパワースペクトルを見た場合、DC成分
は小さくなる。よってDC成分を抽出し、CRパターン
を分離できるしきい値に対して比較を行い、そのしきい
値より大きい場合には、CRパターンが到来したと判定
する。
て図25に従い説明する。極座標変換回路26では受信
信号の位相成分を求め、遅延検波部35において極座標
変換回路26から出力された位相と1サンプル前の位相
との差を求める。DFT計算部36では、この位相を用
いてDFTを行い、DCにおけるパワースペクトルを求
める。さらに判定部37ではパワースペクトルをしきい
値と比較し、しきい値より大きい場合には、バーストが
到来したと判定し、キャリア検出信号を出力する。
示すキャリア検出器のブロック図であり、図27は図2
5の動作を示すフローチャートである。図25は実施例
12と同じである。
延検波を行うが、ここでは信号の振幅成分も考慮して遅
延検波を行う。よって式21は以下のようになる。 Ψθ(kT)=[ΔωT+{θMOD (kT)−θMOD (kT−T)} +{θNS(kT)−θNS(kT−T)}] ΨR(kT)=R(kT)R(kT−T) ・・・(23) 式23で求まる位相を用いて実施例12と同様の処理を
行いDCにおけるキャリア成分を求め、その値に対して
ΨR(kT)をかけ、その値をしきい値と比較すること
によりキャリアを検出する。
て図25に従い説明する。極座標変換回路26では受信
信号を極座標変換することで受信信号の位相成分と振幅
成分を求め、遅延検波部35において極座標変換回路2
6から出力された位相と振幅を用いて遅延検波を行い、
DFT計算部36では、遅延検波結果を用いてDFTを
行い、DCにおけるパワースペクトルを求める。さらに
判定部37は実施例12と同様の動作をし、キャリア検
出信号を出力する。
示すキャリア検出器のブロック図であり、図29は図2
8の動作を示すフローチャートである。図28におい
て、100a,100b,100cは上述の実施例1と
同じものである。また、キャリア成分計算部104、判
定部37は実施例13と同じであり、レベル測定器7、
AGCアンプ8、AGC部101は実施例5と同じであ
る。
が検出されるのは、パワースペクトルがしきい値を越え
た場合としていたので、判定においては、入力信号のレ
ベルの影響を受けることになる。従って、受信信号のレ
ベルを測定することによりAGCをかけ、パワースペク
トルのレベルを補償することを考える。レベル測定およ
びAGCの動作は実施例5と同じである。
て図28に従い説明する。実施例13と同様にキャリア
成分計算部104はパワースペクトルを出力する。レベ
ル測定器7は受信信号の平均電力Prを求め、AGCア
ンプ8の増幅率を決定し、AGCアンプ8ではキャリア
成分計算部36で出力されるパワースペクトルに対して
AGCをかける。判定部37ではAGCをかけられたパ
ワースペクトルに対して実施例12と同様の動作をし、
キャリア検出信号を出力する。
示すキャリア検出器のブロック図であり、図31は図3
0の動作を示すフローチャートである。図30におい
て、100a,100b,100cは上述の実施例1と
同じものである。また、キャリア成分計算部104、判
定部37は実施例12と同じであり、周波数補正回路3
4は実施例11と同じである。
波数はDC成分における位相となるので、遅延検波結果
にDFTを行い、そのDC成分における位相を求めるこ
とでオフセット周波数を求めることができる。DFT計
算部36ではパワースペクトルを出力すると同時に周波
数オフセットを求め、キャリア検出信号が出力された場
合には、実施例6と同様にして受信信号にAFCをかけ
ることができる。
示す相関値計算部のブロック図であり、図33は図32
の動作を示すフローチャートである。図32において、
100a,100b,100cは上述の実施例1と同じ
ものである。また、極座標変換回路26、位相減算部2
7、位相差計算部28、累積加算回路29は実施例9と
同じである。38は累積加算回路29の出力を用いて累
積加算値の絶対値を補間する相関値補間回路である。1
02は極座標変換回路26と位相減算部27と位相差計
算部28と累積加算回路29と相関値補間回路38とで
構成される相関値計算部である。
部においても適用できるが、ここでは説明を簡単にする
ために実施例9の相関値計算部を例に説明する。相関値
計算部において相関値を求めるにあたっては、複数個の
参照信号に対して相関値を求めるが、参照信号の周波数
ステップが小さくない場合には、{Δω−ΔωREF }を
十分小さくできない。この場合、実際にはバーストを受
信しているのに不検出となる場合が起こる。この欠点を
解決するために、累積値の絶対値に対して補間を行う。
補間の一例を図34に従い説明する。累積値の絶対値に
対して補間式(例えばラグランジェの補間公式)を用い
て補間された累積値の絶対値を求める。この補間値の中
の最小値を相関値計算部は出力する。ここで最小値を出
力するにあたっては、補間式の最小値(図34中X1)
を出力しても良いし、離散的なサンプル点の中の最小値
(図34中X2)を出力しても良い。
絶対値の最小値を含む複数個についてのみ補間を行うこ
とで、演算量を減少させることができる。さらに、実施
例10の相関値計算部に適用する場合には、例えば、信
頼度の高かった累積値の絶対値に対してのみ補間を行え
ば良い。
示す相関値計算部のブロック図であり、図36は図35
の動作を示すフローチャートである。図35において、
100a,100b,100cは上述の実施例1と同じ
ものである。また、判定部31、周波数補正回路34、
相関値計算部102は実施例11と同じである。周波数
補間回路11は実施例8と同じである。
ップが小さくない場合には、実施例8の場合と同様に本
来のオフセット周波数と検出されたfMAX との誤差を小
さくすることができず、それによってfMAX は誤差を含
むことになる。よってこの欠点を改良するために周波数
補間回路を付加する。周波数補間回路では、最小値検出
回路で求まった累積値の絶対値の最小値およびその前後
数サンプル点における累積値の絶対値を用いて、例えば
ラグランジェの補間公式等により周波数補間を行う。周
波数補間回路はこの補間によって求まったfMAX を出力
する。これによってより精度の良いAFCを行うことが
できる。
fMAX を求めるにあたり複数個の累積値の絶対値を用い
て補間を行っているので、この回路は周波数補間回路と
同時に実施例16で述べた相関値補間回路としても使用
することができる。
ては、演算量を減らし、高速に動作させるために検出さ
れたP(t)に対してのみ行っていたが、AGCの目的
を達成できる場所であればどこでも良く、例えばしきい
値に対して施したり、検出前のF(1)〜F(k)に対
して施しても良い。また実施例14におけるAGCにつ
いては、受信信号電力を求めるにあたっては、極座標変
換後の信号に対して施しても良い。
15においてAFCをかけるにあたっては、周波数オフ
セットを求めるのに用いた受信信号に対してAFCを行
うfeed forward型で行っていたが、周波数
オフセットを求める前の受信信号に対して行うfeed
back型で構成しても良い。
キャリア検出を行うことにより、従来の方法に比べて少
ない演算量でキャリアの検出を行うことができる。
振幅成分も使用することでキャリア検出精度を向上させ
ることができる。
検出されたパワースペクトルのレベルを調整するので、
精度良くキャリアの検出を行うことができる。
間を用いることで、精度良くAFCをかけることができ
る。
ロック図である。
ルパワーの一例である。
ルパワーの一例である。
ロック図である。
ロック図である。
ロック図である。
ブロック図である。
ブロック図である。
ブロック図である。
ブロック図である。
ブロック図である。
ブロック図である。
のブロック図である。
のブロック図である。
のフローチャートである。
のブロック図である。
のブロック図である。
ブロック図である。
のブロック図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 所定の搬送波再生用パターンを含む受信
信号を入力し、信号バーストの到来を検出するキャリア
検出器において、前記受信信号の位相成分を順次算出する極座標変換部
と、 前記位相成分の時間差分値を所定のサンプル周期で順次
算出する遅延検波部と、 前記時間差分値をフーリエ変換処理し、前記搬送波再生
用パターンの周波数成分のスペクトル値を出力するフー
リエ変換処理部と、 前記スペクトル値を所定の しきい値と比較し、この比較
結果に基づいてキャリア検出信号を出力する判定部を備
えたことを特徴とするキャリア検出器。 - 【請求項2】 極座標変換部は、受信信号の位相成分と
振幅成分を順次算出し、 遅延検波部は、前記位相成分と前記振幅成分とを入力
し、遅延検波処理を行って前記位相成分の時間差分値を
所定のサンプル周期で順次算出する構成とされたことを
特徴とする、請求項1に記載のキャリア検出器。 - 【請求項3】 請求項1ないし2に記載のキャリア検出
器に、さらに、受信信号の信号レベルを検出するレベル
測定部を備え、 判定部は、搬送波再生用パターンの周波数成分のスペク
トル値を前記受信信号の信号レベルに応じて補正し、該
補正後のスペクトル値と所定のしきい値とを比較する構
成とされたことを特徴とするキャリア検出器。 - 【請求項4】 フーリエ変換処理部は、さらに搬送波再
生用パターンの周波数成分の位相に基づいて、受信信号
の周波数オフセット量を検出する構成とされ、 受信信号を前記周波数オフセット量だけ周波数シフト処
理して、周波数オフセット補正後の受信信号を出力する
周波数補正部を、さらに備えたことを特徴とする、請求
項1ないし3の何れかに記載のキャリア検出器。
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