JP3201416B2 - トリマコンデンサ - Google Patents
トリマコンデンサInfo
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01G—CAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
- H01G5/00—Capacitors in which the capacitance is varied by mechanical means, e.g. by turning a shaft; Processes of their manufacture
- H01G5/04—Capacitors in which the capacitance is varied by mechanical means, e.g. by turning a shaft; Processes of their manufacture using variation of effective area of electrode
-
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01G—CAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
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- H01G5/04—Capacitors in which the capacitance is varied by mechanical means, e.g. by turning a shaft; Processes of their manufacture using variation of effective area of electrode
- H01G5/06—Capacitors in which the capacitance is varied by mechanical means, e.g. by turning a shaft; Processes of their manufacture using variation of effective area of electrode due to rotation of flat or substantially flat electrodes
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Inorganic Insulating Materials (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トリマコンデンサに
関するもので、特に、誘電体を介して対向するステータ
電極とロータ電極との有効対向面積をロータの回転によ
って変化させ、それによって静電容量を変えるようにし
た、トリマコンデンサに関するものである。
関するもので、特に、誘電体を介して対向するステータ
電極とロータ電極との有効対向面積をロータの回転によ
って変化させ、それによって静電容量を変えるようにし
た、トリマコンデンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この発明にとって興味ある従来のトリマ
コンデンサ1が図7に示されている。
コンデンサ1が図7に示されている。
【0003】トリマコンデンサ1は、ステータ2を備
え、ステータ2には、ステータ端子3が保持されてい
る。ステータ端子3は、ステータ電極4を一体に構成し
ており、このステータ電極4は、ステータ2の上面に沿
って延びるように配置される。ステータ2は、絶縁性樹
脂から構成され、一体のステータ端子3およびステータ
電極4をインサートした状態で成形される。
え、ステータ2には、ステータ端子3が保持されてい
る。ステータ端子3は、ステータ電極4を一体に構成し
ており、このステータ電極4は、ステータ2の上面に沿
って延びるように配置される。ステータ2は、絶縁性樹
脂から構成され、一体のステータ端子3およびステータ
電極4をインサートした状態で成形される。
【0004】ステータ2のステータ電極4が形成された
面に接触するように、誘電体セラミック板5が配置され
る。このセラミック板5上には、セラミック板5を介し
てステータ電極4に対向するロータ電極6が形成され
る。
面に接触するように、誘電体セラミック板5が配置され
る。このセラミック板5上には、セラミック板5を介し
てステータ電極4に対向するロータ電極6が形成され
る。
【0005】上述したステータ2およびセラミック板5
を貫通するように、金属からなる中心軸7が配置され
る。中心軸7は、ドライバ調整溝8を備え、ロータ電極
6に電気的に接触する。この中心軸7は、セラミック板
5を伴なって回転し、セラミック板5とともに、トリマ
コンデンサ1のロータを構成する。
を貫通するように、金属からなる中心軸7が配置され
る。中心軸7は、ドライバ調整溝8を備え、ロータ電極
6に電気的に接触する。この中心軸7は、セラミック板
5を伴なって回転し、セラミック板5とともに、トリマ
コンデンサ1のロータを構成する。
【0006】ステータ2の下面側には、ロータ端子9が
配置される。ロータ端子9は、皿ばね状のスプリング1
0を一体に構成している。中心軸7の下端部は、ロータ
端子9を貫通した状態でかしめられ、中心軸7およびセ
ラミック板5が、ステータ2に対して回転可能に保持さ
れるとともに、中心軸7とロータ端子9とが電気的に接
続される。
配置される。ロータ端子9は、皿ばね状のスプリング1
0を一体に構成している。中心軸7の下端部は、ロータ
端子9を貫通した状態でかしめられ、中心軸7およびセ
ラミック板5が、ステータ2に対して回転可能に保持さ
れるとともに、中心軸7とロータ端子9とが電気的に接
続される。
【0007】このようなトリマコンデンサ1において、
中心軸7を回転させることにより、セラミック板5がス
テータ2に接触しながら回転し、それによって、ステー
タ電極4とロータ電極6との有効対向面積が変化され
る。したがって、ステータ端子3およびロータ端子9の
間に取出される静電容量が可変とされる。
中心軸7を回転させることにより、セラミック板5がス
テータ2に接触しながら回転し、それによって、ステー
タ電極4とロータ電極6との有効対向面積が変化され
る。したがって、ステータ端子3およびロータ端子9の
間に取出される静電容量が可変とされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなトリマコンデンサ1には、次のような問題があ
る。
ようなトリマコンデンサ1には、次のような問題があ
る。
【0009】まず、高い最大静電容量を得るためには、
セラミック板5の厚みを薄くする必要があるが、セラミ
ック板5が薄くされると、割れの問題が発生する。な
お、ロータ電極6に対応する電極をセラミック板の内部
に設けた形式のものもあるが、この場合には、内部電極
の引出しや研磨によるセラミック板の有効素子厚のコン
トロールが技術的に困難であり、かつ品質が安定しない
という問題がある。
セラミック板5の厚みを薄くする必要があるが、セラミ
ック板5が薄くされると、割れの問題が発生する。な
お、ロータ電極6に対応する電極をセラミック板の内部
に設けた形式のものもあるが、この場合には、内部電極
の引出しや研磨によるセラミック板の有効素子厚のコン
トロールが技術的に困難であり、かつ品質が安定しない
という問題がある。
【0010】また、セラミック板5を組込むに当たって
は、その表裏の選別、位置決めなどの作業が必要であ
り、このような作業は、トリマコンデンサ1の小型化が
進むにつれてより煩雑または困難となる。
は、その表裏の選別、位置決めなどの作業が必要であ
り、このような作業は、トリマコンデンサ1の小型化が
進むにつれてより煩雑または困難となる。
【0011】それゆえに、この発明の目的は、誘電体セ
ラミック板の割れの問題には遭遇せず、また、小型化さ
れても、組立作業が容易なトリマコンデンサを提供しよ
うとすることである。
ラミック板の割れの問題には遭遇せず、また、小型化さ
れても、組立作業が容易なトリマコンデンサを提供しよ
うとすることである。
【0012】この発明は、ステータ電極を有するステー
タと、ロータ電極を有し、前記ステータに対して回転可
能に保持され、かつ、金属からなるロータとを備える、
トリマコンデンサに向けられるものであって、上述した
技術的課題を解決するため、前記ステータは、一体の前
記ステータ電極およびステータ端子をインサートした状
態で、誘電体セラミックを含有する樹脂から形成され、
前記ステータ電極は、その一面側が前記樹脂によって誘
電体層を形成するように前記ステータの内部に位置され
ており、前記ロータ電極は、所定の回転位置において前
記ステータ電極に対して前記誘電体層を介して対向する
ことを特徴としている。
タと、ロータ電極を有し、前記ステータに対して回転可
能に保持され、かつ、金属からなるロータとを備える、
トリマコンデンサに向けられるものであって、上述した
技術的課題を解決するため、前記ステータは、一体の前
記ステータ電極およびステータ端子をインサートした状
態で、誘電体セラミックを含有する樹脂から形成され、
前記ステータ電極は、その一面側が前記樹脂によって誘
電体層を形成するように前記ステータの内部に位置され
ており、前記ロータ電極は、所定の回転位置において前
記ステータ電極に対して前記誘電体層を介して対向する
ことを特徴としている。
【0013】
【作用】この発明において、ステータ電極は、誘電体セ
ラミックを含有する樹脂からなるステータの一部を介し
て、ロータ電極に対向する。したがって、ステータは、
ステータ電極を保持する機能を果たすとともに、その材
質によって誘電体としての機能も果たす。
ラミックを含有する樹脂からなるステータの一部を介し
て、ロータ電極に対向する。したがって、ステータは、
ステータ電極を保持する機能を果たすとともに、その材
質によって誘電体としての機能も果たす。
【0014】
【発明の効果】このように、この発明によれば、トリマ
コンデンサにとって必要なステータ、誘電体およびステ
ータ電極が、ステータとして一体に取扱うことができる
ので、組立作業が容易になり、それゆえに、生産性が向
上し、また組立コストも低くすることができる。
コンデンサにとって必要なステータ、誘電体およびステ
ータ電極が、ステータとして一体に取扱うことができる
ので、組立作業が容易になり、それゆえに、生産性が向
上し、また組立コストも低くすることができる。
【0015】また、ステータは、誘電体セラミックを含
有する樹脂から形成されるため、セラミックのみからな
る誘電体(図7の誘電体セラミック板5)に比べて耐衝
撃性が優れている。そのため、割れの問題に遭遇するこ
となく、誘電体の厚み、すなわちステータの外表面とそ
の内部に位置されるステータ電極との間隔を、たとえば
100μm以下というように小さくすることができるの
で、高い最大静電容量を与えることができるとともに、
トリマコンデンサの小型化を図ることができる。
有する樹脂から形成されるため、セラミックのみからな
る誘電体(図7の誘電体セラミック板5)に比べて耐衝
撃性が優れている。そのため、割れの問題に遭遇するこ
となく、誘電体の厚み、すなわちステータの外表面とそ
の内部に位置されるステータ電極との間隔を、たとえば
100μm以下というように小さくすることができるの
で、高い最大静電容量を与えることができるとともに、
トリマコンデンサの小型化を図ることができる。
【0016】
【実施例】図1および図2は、この発明の一実施例によ
るトリマコンデンサ11を示している。ここで、図1は
断面図であり、図2は平面図である。
るトリマコンデンサ11を示している。ここで、図1は
断面図であり、図2は平面図である。
【0017】このトリマコンデンサ11は、大きくとら
えて、ステータ電極12を有するステータ13と、ステ
ータ電極12に対してステータ13の一部を介して対向
するロータ電極14を有するロータ15と、ロータ15
をステータ13に対して回転可能に保持するシャフト1
6を形成する中心軸付与部材17とを備えている。これ
ら各要素は、図3において組立前の状態で示されてい
る。
えて、ステータ電極12を有するステータ13と、ステ
ータ電極12に対してステータ13の一部を介して対向
するロータ電極14を有するロータ15と、ロータ15
をステータ13に対して回転可能に保持するシャフト1
6を形成する中心軸付与部材17とを備えている。これ
ら各要素は、図3において組立前の状態で示されてい
る。
【0018】より詳細には、ロータ15は、全体として
金属からなる。図4には、ロータ15の下面が示されて
いる。ロータ電極14は、ロータ15の下面から突出す
る段部によって与えられる。また、ロータ電極14が突
出する高さと等しい高さをもって、凸部18が形成さ
れ、ロータ15がステータ13上で傾くことが防止され
る。ロータ15の上面には、ドライバ調整溝19が設け
られる。また、ロータ15には、貫通する中心穴20が
設けられる。
金属からなる。図4には、ロータ15の下面が示されて
いる。ロータ電極14は、ロータ15の下面から突出す
る段部によって与えられる。また、ロータ電極14が突
出する高さと等しい高さをもって、凸部18が形成さ
れ、ロータ15がステータ13上で傾くことが防止され
る。ロータ15の上面には、ドライバ調整溝19が設け
られる。また、ロータ15には、貫通する中心穴20が
設けられる。
【0019】ステータ13は、誘電体セラミックを含有
する樹脂から形成される。図5には、ステータ13の断
面図が示され、図6には、ステータ13の平面図が示さ
れている。ステータ電極12は、ステータ13の内部に
位置されるとともに、ステータ端子21を一体に構成し
ている。ステータ13は、たとえば、一体のステータ電
極12およびステータ端子21をインサートした状態で
成形される。これによって、ステータ13の外表面とス
テータ電極12との間に、ステータ13を構成する誘電
体セラミックを含有する樹脂によって与えられた誘電体
層22が形成される。この誘電体層22の厚みは、薄い
ほど最大静電容量を高くすることができるが、成形時の
誘電体セラミックを含有する複合樹脂の流動性の問題か
ら、成形段階においては誘電体層22の厚みを比較的厚
くしなければならない場合がある。また、誘電体層22
の外表面が与える摺動面の平面度は、成形されたままの
状態では悪い場合がある。このような場合には、成形後
において、誘電体層22の外表面に対応するステータ1
3の上面を平面研磨し、誘電体層22の厚みおよびその
外表面の平面度を調節すればよい。
する樹脂から形成される。図5には、ステータ13の断
面図が示され、図6には、ステータ13の平面図が示さ
れている。ステータ電極12は、ステータ13の内部に
位置されるとともに、ステータ端子21を一体に構成し
ている。ステータ13は、たとえば、一体のステータ電
極12およびステータ端子21をインサートした状態で
成形される。これによって、ステータ13の外表面とス
テータ電極12との間に、ステータ13を構成する誘電
体セラミックを含有する樹脂によって与えられた誘電体
層22が形成される。この誘電体層22の厚みは、薄い
ほど最大静電容量を高くすることができるが、成形時の
誘電体セラミックを含有する複合樹脂の流動性の問題か
ら、成形段階においては誘電体層22の厚みを比較的厚
くしなければならない場合がある。また、誘電体層22
の外表面が与える摺動面の平面度は、成形されたままの
状態では悪い場合がある。このような場合には、成形後
において、誘電体層22の外表面に対応するステータ1
3の上面を平面研磨し、誘電体層22の厚みおよびその
外表面の平面度を調節すればよい。
【0020】ステータ13を構成する複合樹脂として
は、たとえば、10〜80容量%の誘電体セラミックお
よび20〜90容量%の高分子材料を混合したものが用
いられる。このうち、誘電体セラミック材料としては、
BaTiO3 、TiO2 、SrTiO3 もしくはCaT
iO3、またはこれらの混合物などを使用することがで
きる。高分子材料としては、熱硬化性樹脂または熱可塑
性樹脂を用いることができ、より具体的には、用いられ
得る熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、フェノール
樹脂、シリコーン樹脂などがあり、また、熱可塑性樹脂
としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレ
ンテレフタレート、ポリスチレンなどがある。より特定
的な実施例では、ポリブチレンテレフタレートとBaT
iO3 とを容量比で3:2となるように粗混合後、二軸
混練押出機で、溶融混練した後、ペレット化して得られ
たペレットを用い、ステータ電極12およびステータ端
子21をインサートした状態で成形することにより、ス
テータ13を得ることができる。
は、たとえば、10〜80容量%の誘電体セラミックお
よび20〜90容量%の高分子材料を混合したものが用
いられる。このうち、誘電体セラミック材料としては、
BaTiO3 、TiO2 、SrTiO3 もしくはCaT
iO3、またはこれらの混合物などを使用することがで
きる。高分子材料としては、熱硬化性樹脂または熱可塑
性樹脂を用いることができ、より具体的には、用いられ
得る熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、フェノール
樹脂、シリコーン樹脂などがあり、また、熱可塑性樹脂
としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレ
ンテレフタレート、ポリスチレンなどがある。より特定
的な実施例では、ポリブチレンテレフタレートとBaT
iO3 とを容量比で3:2となるように粗混合後、二軸
混練押出機で、溶融混練した後、ペレット化して得られ
たペレットを用い、ステータ電極12およびステータ端
子21をインサートした状態で成形することにより、ス
テータ13を得ることができる。
【0021】ステータ13には、貫通する中心穴23が
設けられている。中心軸付与部材17は、全体として金
属板から構成される。シャフト16と一体的に皿ばね状
のスプリング24が形成され、スプリング24から外方
へ延びるように、ロータ端子25が形成されている。
設けられている。中心軸付与部材17は、全体として金
属板から構成される。シャフト16と一体的に皿ばね状
のスプリング24が形成され、スプリング24から外方
へ延びるように、ロータ端子25が形成されている。
【0022】このようなロータ15、ステータ13およ
び中心軸付与部材17を備えるトリマコンデンサ11
は、次のように組立てられる。
び中心軸付与部材17を備えるトリマコンデンサ11
は、次のように組立てられる。
【0023】中心軸付与部材17のシャフト16を基準
として、まず、ステータ13が、その中心穴23にシャ
フト16を受入れるように配置され、次に、ロータ15
が、その中心穴20にシャフト16を受入れるように配
置される。次いで、シャフト16の上端部がかしめら
れ、それによって、ロータ15に係合する係合部26が
形成される。
として、まず、ステータ13が、その中心穴23にシャ
フト16を受入れるように配置され、次に、ロータ15
が、その中心穴20にシャフト16を受入れるように配
置される。次いで、シャフト16の上端部がかしめら
れ、それによって、ロータ15に係合する係合部26が
形成される。
【0024】このようにして組立てられたトリマコンデ
ンサ11において、スプリング24の作用で、ステータ
13とロータ15とが互いに密着され、ロータ電極14
がステータ13に形成された誘電体層22の外表面に密
に接触する状態に維持される。ドライバ調整溝19に適
当な工具が適用されて、ロータ15が回転されると、誘
電体層22を介して対向するステータ電極12とロータ
電極14との有効対向面積が変化され、これによって、
ステータ端子21とロータ端子25との間に取出される
静電容量が変えられる。
ンサ11において、スプリング24の作用で、ステータ
13とロータ15とが互いに密着され、ロータ電極14
がステータ13に形成された誘電体層22の外表面に密
に接触する状態に維持される。ドライバ調整溝19に適
当な工具が適用されて、ロータ15が回転されると、誘
電体層22を介して対向するステータ電極12とロータ
電極14との有効対向面積が変化され、これによって、
ステータ端子21とロータ端子25との間に取出される
静電容量が変えられる。
【図1】この発明の一実施例によるトリマコンデンサ1
1を示す断面図である。
1を示す断面図である。
【図2】図1に示したトリマコンデンサ11の平面図で
ある。
ある。
【図3】図1に示したトリマコンデンサ11を構成する
要素の組立前の状態を示す斜視図である。
要素の組立前の状態を示す斜視図である。
【図4】図3に示したロータ15の下面を示す斜視図で
ある。
ある。
【図5】ステータ13を単独で示す断面図である。
【図6】ステータ13を単独で示す平面図である。
【図7】従来のトリマコンデンサ1を示す断面図であ
る。
る。
11 トリマコンデンサ 12 ステータ電極 13 ステータ 14 ロータ電極 15 ロータ 16 シャフト 17 中心軸付与部材 22 誘電体層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−239833(JP,A) 実開 平1−65124(JP,U) 実開 平3−25225(JP,U) 実開 昭49−77453(JP,U) 実開 昭58−173233(JP,U) 実開 昭58−97832(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 ステータ電極を有するステータと、 ロータ電極を有し、前記ステータに対して回転可能に保
持され、かつ、金属からなるロータとを備え、 前 記ステータは、一体の前記ステータ電極およびステー
タ端子をインサートした状態で、誘電体セラミックを含
有する樹脂から形成され、 前記ステータ電極は、その一面側が前記樹脂によって誘
電体層を形成するように前記ステータの内部に位置され
ており、 前記ロータ電極は、所定の回転位置において前記ステー
タ電極に対して前記誘電体層を介して対向 することを特
徴とする、トリマコンデンサ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09022891A JP3201416B2 (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | トリマコンデンサ |
TW081102889A TW229320B (ja) | 1991-04-22 | 1992-04-14 | |
US07/869,658 US5229912A (en) | 1991-04-22 | 1992-04-16 | Trimmer capacitor |
KR1019920006640A KR920020545A (ko) | 1991-04-22 | 1992-04-21 | 트리머 콘덴서 |
KR2019960046279U KR0115054Y1 (ko) | 1991-04-22 | 1996-12-07 | 트리머 콘덴서 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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