JP3161008B2 - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents
磁気共鳴イメージング装置Info
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- JP3161008B2 JP3161008B2 JP06185592A JP6185592A JP3161008B2 JP 3161008 B2 JP3161008 B2 JP 3161008B2 JP 06185592 A JP06185592 A JP 06185592A JP 6185592 A JP6185592 A JP 6185592A JP 3161008 B2 JP3161008 B2 JP 3161008B2
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- bobbin
- vibration
- resonance imaging
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R33/00—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
- G01R33/20—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
- G01R33/28—Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
- G01R33/38—Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field
- G01R33/385—Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field using gradient magnetic field coils
- G01R33/3854—Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field using gradient magnetic field coils means for active and/or passive vibration damping or acoustical noise suppression in gradient magnet coil systems
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- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気共鳴イメージング
装置に係り、更に詳しくは振動防止構造を備えた磁気共
鳴イメージング装置に関する。
装置に係り、更に詳しくは振動防止構造を備えた磁気共
鳴イメージング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の医療用磁気共鳴イメージング装置
では、特開昭61-279238号公報に記載されているよう
に、クライオスタット内側に形成されたボア内の静磁場
を直角に切る断面のX,Y方向に、互いに対向するよう
に配置された対の鞍形状の傾斜磁場コイルを、弾性率の
非常に大きなエポキシ樹脂等で製作した円筒状の支持体
であるボビン上に防振ゴムを介して固定していた。この
傾斜磁場コイルに周期的な傾斜磁場を発生させて、被検
査者の3次元断面画像信号を得ていた。
では、特開昭61-279238号公報に記載されているよう
に、クライオスタット内側に形成されたボア内の静磁場
を直角に切る断面のX,Y方向に、互いに対向するよう
に配置された対の鞍形状の傾斜磁場コイルを、弾性率の
非常に大きなエポキシ樹脂等で製作した円筒状の支持体
であるボビン上に防振ゴムを介して固定していた。この
傾斜磁場コイルに周期的な傾斜磁場を発生させて、被検
査者の3次元断面画像信号を得ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術におい
ては、パルス電流を流す時、ボア内の静磁場を横切る方
向に電流が流れるコイルに、フレミングの左手の法則に
従った電磁力が働き、このためにボビンにパルス的な荷
重がかかっていた。この荷重によりボビンが振動して騒
音を発生していた。
ては、パルス電流を流す時、ボア内の静磁場を横切る方
向に電流が流れるコイルに、フレミングの左手の法則に
従った電磁力が働き、このためにボビンにパルス的な荷
重がかかっていた。この荷重によりボビンが振動して騒
音を発生していた。
【0004】この公知例においてはコイルとボビンとの
間に防振ゴムを介しているため、この防振ゴムにより、
コイルからボビンに伝達される力を減少させ、騒音を低
減していた。
間に防振ゴムを介しているため、この防振ゴムにより、
コイルからボビンに伝達される力を減少させ、騒音を低
減していた。
【0005】しかし、上述したボビンの騒音は、周波数
域250Hz〜8kHzの低周波数から高周波数までの広い範囲
にわたっており、被検査者に不快感を与えていた。さら
に、近年の磁気共鳴イメージング装置の高磁場化は、こ
の騒音を一層増加させ、大きな課題となってきている
が、ボビンそのものの振動・騒音の低減のみならず、ボ
ビンを支持する部材、ボビンに支持される部材の低振動
化を、十分に向上させることができないという問題があ
った。
域250Hz〜8kHzの低周波数から高周波数までの広い範囲
にわたっており、被検査者に不快感を与えていた。さら
に、近年の磁気共鳴イメージング装置の高磁場化は、こ
の騒音を一層増加させ、大きな課題となってきている
が、ボビンそのものの振動・騒音の低減のみならず、ボ
ビンを支持する部材、ボビンに支持される部材の低振動
化を、十分に向上させることができないという問題があ
った。
【0006】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、ボビンからの振動を低減し、振
動及び騒音の小さな磁気共鳴イメージング装置を提供す
ることを目的とする。
ためになされたもので、ボビンからの振動を低減し、振
動及び騒音の小さな磁気共鳴イメージング装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記の目的は、
円筒空間に高磁場を供給する強磁場発生手段と、前記円
筒空間内に傾斜磁場分布を供給する傾斜磁場発生手段
と、前記傾斜磁場発生手段を前記円筒空間内の所定の位
置に固定する支持体と、被検査者を所定の位置に位置決
めするテーブルとを備えて成る磁気共鳴イメージング装
置において、前記テーブルと前記支持体との間に、粒状
体を封入した振動減衰部材とその支持体とを設けること
により、達成される。
円筒空間に高磁場を供給する強磁場発生手段と、前記円
筒空間内に傾斜磁場分布を供給する傾斜磁場発生手段
と、前記傾斜磁場発生手段を前記円筒空間内の所定の位
置に固定する支持体と、被検査者を所定の位置に位置決
めするテーブルとを備えて成る磁気共鳴イメージング装
置において、前記テーブルと前記支持体との間に、粒状
体を封入した振動減衰部材とその支持体とを設けること
により、達成される。
【0008】
【作用】この発明において電磁力によって生じる傾斜磁
場発生手段のコイルのパルス的な荷重はそのボビンに伝
達され、ボビンは振動する。このボビンの振動は、粒状
体を封入した振動減衰部材を介して、ボビンを支持する
部材あるいはボビンに支持される部材に伝達される。こ
のとき、粒状体を封入した振動減衰部材の内の粒状体へ
も振動が伝達され粒状体が振動し、粒状体同志あるいは
粒状体とそれを封入する部材との衝突、摩擦が生じる。
これによって、振動エネルギが消散される。これによ
り、ボビンからボビンを支持する部材あるいはボビンに
支持される部材への振動の伝達が小さく抑えられること
になる。このため、磁気共鳴イメージング装置の振動,
騒音を大幅に低減することができる。
場発生手段のコイルのパルス的な荷重はそのボビンに伝
達され、ボビンは振動する。このボビンの振動は、粒状
体を封入した振動減衰部材を介して、ボビンを支持する
部材あるいはボビンに支持される部材に伝達される。こ
のとき、粒状体を封入した振動減衰部材の内の粒状体へ
も振動が伝達され粒状体が振動し、粒状体同志あるいは
粒状体とそれを封入する部材との衝突、摩擦が生じる。
これによって、振動エネルギが消散される。これによ
り、ボビンからボビンを支持する部材あるいはボビンに
支持される部材への振動の伝達が小さく抑えられること
になる。このため、磁気共鳴イメージング装置の振動,
騒音を大幅に低減することができる。
【0009】
【実施例】以下、参照例並びに本発明の実施例を図面を
用いて説明する。
用いて説明する。
【0010】図1は磁気共鳴イメージング装置の参照例
の構造を示す図で、円筒体の側面より手前側の外筒(シ
ールド部)及びクライオスタット部を除去して内部の様
子を示した図である。図2は装置を構成するボビン及び
傾斜磁場コイルの取付け状況を示す図である。図3は装
置を構成するボビンのクライオスタットへの取付状況を
示す図(コイルは省略)である。
の構造を示す図で、円筒体の側面より手前側の外筒(シ
ールド部)及びクライオスタット部を除去して内部の様
子を示した図である。図2は装置を構成するボビン及び
傾斜磁場コイルの取付け状況を示す図である。図3は装
置を構成するボビンのクライオスタットへの取付状況を
示す図(コイルは省略)である。
【0011】これらの図において、内部を真空断熱した
クライオスタット1内には、液体ヘリウム槽2が形成さ
れている。この液体ヘリウム槽2に静磁場発生用の超電
導マグネット(磁石)3を内蔵させて高磁場発生手段を
構成する。この超電導マグネット3は液体ヘリウム4で
冷却される。この超電導マグネット3によって、クライ
オスタット1の中央部空間のボア5内軸方向に0.5〜
4テスラの静磁場が発生する。ボア5内には、静磁場z
方向に対して、それぞれx方向、y方向、z方向に傾斜
磁場コイル6を配置している。傾斜磁場コイル6はx方
向、傾斜磁場コイル7はy方向コイルである。なお、頻
雑さを避けるため、z方向の傾斜磁場コイルについては
図示していない。傾斜磁場コイルは締結金具15、16
により締結し、一体化されており、剛性は非常に高く、
複数の弾性体9を介して、ボビン10に支持されてい
る。弾性体9は防振ゴム、高分子化合物樹脂又は金属な
どで形成されている。
クライオスタット1内には、液体ヘリウム槽2が形成さ
れている。この液体ヘリウム槽2に静磁場発生用の超電
導マグネット(磁石)3を内蔵させて高磁場発生手段を
構成する。この超電導マグネット3は液体ヘリウム4で
冷却される。この超電導マグネット3によって、クライ
オスタット1の中央部空間のボア5内軸方向に0.5〜
4テスラの静磁場が発生する。ボア5内には、静磁場z
方向に対して、それぞれx方向、y方向、z方向に傾斜
磁場コイル6を配置している。傾斜磁場コイル6はx方
向、傾斜磁場コイル7はy方向コイルである。なお、頻
雑さを避けるため、z方向の傾斜磁場コイルについては
図示していない。傾斜磁場コイルは締結金具15、16
により締結し、一体化されており、剛性は非常に高く、
複数の弾性体9を介して、ボビン10に支持されてい
る。弾性体9は防振ゴム、高分子化合物樹脂又は金属な
どで形成されている。
【0012】ボビン10の両端部は、支持ボルト11な
らびに粒状体を可動可能に封入した振動減衰13によっ
て、クライオスタット1の内面に支持されている。これ
によって、鞍形の傾斜磁場コイル6および7の位置合せ
(すなわち円筒体の軸芯合わせ)を行う。また、クライ
オスタット1の外側には、漏洩磁場空間域を小さく抑え
るため、重量が数トンの鉄製の磁気シールド体12を設
けている。
らびに粒状体を可動可能に封入した振動減衰13によっ
て、クライオスタット1の内面に支持されている。これ
によって、鞍形の傾斜磁場コイル6および7の位置合せ
(すなわち円筒体の軸芯合わせ)を行う。また、クライ
オスタット1の外側には、漏洩磁場空間域を小さく抑え
るため、重量が数トンの鉄製の磁気シールド体12を設
けている。
【0013】ここで、鞍形の傾斜磁場コイル7に傾斜磁
場発生用のパルス電流iを流すと、コイルの円周部に作
用する電磁力は、フレミングの左手の法則に従い、静磁
場方向が図1中の左から右方向にあるとき、左端上側コ
イル円周部には半径方向外側に、同下側のコイル円周部
には半径方向軸中心向きに作用する。また、コイル7の
左側中央部の円周部には電流が逆向きに流れるので、こ
れと逆向きの荷重が作用する。
場発生用のパルス電流iを流すと、コイルの円周部に作
用する電磁力は、フレミングの左手の法則に従い、静磁
場方向が図1中の左から右方向にあるとき、左端上側コ
イル円周部には半径方向外側に、同下側のコイル円周部
には半径方向軸中心向きに作用する。また、コイル7の
左側中央部の円周部には電流が逆向きに流れるので、こ
れと逆向きの荷重が作用する。
【0014】なお、コイル6についても電流が流れるの
で、これと同様な力が働く。
で、これと同様な力が働く。
【0015】以上述べた電磁力は鞍形コイル6および7
を変形させようとするものであり、もしコイル6および
7が変形するならば、傾斜磁場に歪が生じて画像処理精
度が低下することになる。
を変形させようとするものであり、もしコイル6および
7が変形するならば、傾斜磁場に歪が生じて画像処理精
度が低下することになる。
【0016】しかし本例においては、傾斜磁場コイル6
および7は強固に連結され、剛性も大きくなっているの
で、この荷重による傾斜磁場コイル6および7の変形は
拘束され、その変位量を非常に小さくすることができ
る。傾斜磁場コイル6および7にかかる荷重は弾性体9
に伝わるが、多数個の弾性体9に分散するため、単位面
積当りの荷重は小さい。
および7は強固に連結され、剛性も大きくなっているの
で、この荷重による傾斜磁場コイル6および7の変形は
拘束され、その変位量を非常に小さくすることができ
る。傾斜磁場コイル6および7にかかる荷重は弾性体9
に伝わるが、多数個の弾性体9に分散するため、単位面
積当りの荷重は小さい。
【0017】したがって、弾性体9の変位量は十分小さ
く、傾斜磁場分布に乱れを生じさせることなく、その結
果、3次元空間で高画質の画像を得ることができる。
く、傾斜磁場分布に乱れを生じさせることなく、その結
果、3次元空間で高画質の画像を得ることができる。
【0018】しかし、近年、磁気共鳴イメージング装置
では高磁場化傾向が進み、先に述べた電磁力が大きくな
ってきているため、上記弾性体9だけでは該装置の大幅
な低騒音化が困難である。そこで、ボビン自身の低振動
化が不可欠である。さらに、ボビンからクライオスタッ
トに伝達される振動を低減することが必要である。
では高磁場化傾向が進み、先に述べた電磁力が大きくな
ってきているため、上記弾性体9だけでは該装置の大幅
な低騒音化が困難である。そこで、ボビン自身の低振動
化が不可欠である。さらに、ボビンからクライオスタッ
トに伝達される振動を低減することが必要である。
【0019】ボビン10はその両端部で、支持ボルト1
1ならびに粒状体を封入した振動減衰部材13を介して
クライオスタット1に支持される。この支持ボルト11
ならびに粒状体を封入した振動減衰部材13が、ボビン
10からクライオスタット1への振動伝達を低減する役
目を担う。
1ならびに粒状体を封入した振動減衰部材13を介して
クライオスタット1に支持される。この支持ボルト11
ならびに粒状体を封入した振動減衰部材13が、ボビン
10からクライオスタット1への振動伝達を低減する役
目を担う。
【0020】次に、前述した支持ボルト11ならびに粒
状体を封入した振動減衰部材13の構成を図4を用いて
説明する。
状体を封入した振動減衰部材13の構成を図4を用いて
説明する。
【0021】図4において、振動減衰部材13は、一方
が塞がれた円筒部材18に複数の可動な粒状体20が蓋
19により封入された構造となっている。蓋19には支
持ボルト11がその中央に固定されている。この実施例
においては、粒状体20は鉛であるが、その他の非磁性
金属、あるいはセラミックス等、非磁性材であればいず
れでもかなわない。また、大きさについても限定しな
い。また、円筒部材18、蓋19は剛性の高い非磁性金
属としている。ここでも、剛性が高く、非磁性体であれ
ばいずれの材料でもよい。
が塞がれた円筒部材18に複数の可動な粒状体20が蓋
19により封入された構造となっている。蓋19には支
持ボルト11がその中央に固定されている。この実施例
においては、粒状体20は鉛であるが、その他の非磁性
金属、あるいはセラミックス等、非磁性材であればいず
れでもかなわない。また、大きさについても限定しな
い。また、円筒部材18、蓋19は剛性の高い非磁性金
属としている。ここでも、剛性が高く、非磁性体であれ
ばいずれの材料でもよい。
【0022】前述した支持ボルト11ならびに粒状体を
封入した振動減衰部材13の役割は、ボビン10をクラ
イオスタット1に支持することであるから、剛でなけれ
ばならない。一方、ボビン10の振動をクライオスタッ
ト1にできる限り伝えないようにするために、支持ボル
ト11ならびに粒状体を封入した振動減衰部材13には
振動絶縁の効果が必要である。一般に、振動絶縁のため
には、周知のように防振ゴムのような柔な部材が用いら
れるが、本発明における支持ボルト11ならびに粒状体
を封入した振動減衰部材13は、剛でかつ振動を減衰で
きるという一般的には矛盾する2つの機能を同時に満た
している。
封入した振動減衰部材13の役割は、ボビン10をクラ
イオスタット1に支持することであるから、剛でなけれ
ばならない。一方、ボビン10の振動をクライオスタッ
ト1にできる限り伝えないようにするために、支持ボル
ト11ならびに粒状体を封入した振動減衰部材13には
振動絶縁の効果が必要である。一般に、振動絶縁のため
には、周知のように防振ゴムのような柔な部材が用いら
れるが、本発明における支持ボルト11ならびに粒状体
を封入した振動減衰部材13は、剛でかつ振動を減衰で
きるという一般的には矛盾する2つの機能を同時に満た
している。
【0023】図5は、図4に示す振動減衰部材13の振
動エネルギ流れの概念図を示す断面図である。この図に
おいて、支持ボルト11は蓋19の中央に取り付いてい
るため、ボビン10からの加振力Finは蓋19の中央に
加わっている。この力の一部は、蓋19さらには円筒部
材18を介して円筒部材18の上部へ伝達される振動エ
ネルギEbとなり、残りは粒状体20へ伝達される振動
エネルギEpとなる。この振動減衰部材13は、この振
動エネルギEpが大きく、それが粒状体20同志の衝
突、摩擦による熱エネルギに変換されるので、力Finが
蓋19及び円筒部材18を介して伝達され、出力される
力Foutは十分に小さくなる。
動エネルギ流れの概念図を示す断面図である。この図に
おいて、支持ボルト11は蓋19の中央に取り付いてい
るため、ボビン10からの加振力Finは蓋19の中央に
加わっている。この力の一部は、蓋19さらには円筒部
材18を介して円筒部材18の上部へ伝達される振動エ
ネルギEbとなり、残りは粒状体20へ伝達される振動
エネルギEpとなる。この振動減衰部材13は、この振
動エネルギEpが大きく、それが粒状体20同志の衝
突、摩擦による熱エネルギに変換されるので、力Finが
蓋19及び円筒部材18を介して伝達され、出力される
力Foutは十分に小さくなる。
【0024】以上述べてきたことを実験により検討した
結果を図6に示す。この図において、粒状体20を粒状
体封入部材21に入れたものを、x軸の各位置で打撃し
(横軸)、そのときの加速度を計測して縦軸に示してい
る。ここで、打撃位置が中央(x=L/2)で最も加速
度の小さいことがわかる。すなわち、本発明のように、
粒状体20を封入した部材の中央に加振力(打撃力)が
加わる構造、すなわち支持ボルト11を蓋19の中央に
取り付けた構造が最も良いことがわかる。
結果を図6に示す。この図において、粒状体20を粒状
体封入部材21に入れたものを、x軸の各位置で打撃し
(横軸)、そのときの加速度を計測して縦軸に示してい
る。ここで、打撃位置が中央(x=L/2)で最も加速
度の小さいことがわかる。すなわち、本発明のように、
粒状体20を封入した部材の中央に加振力(打撃力)が
加わる構造、すなわち支持ボルト11を蓋19の中央に
取り付けた構造が最も良いことがわかる。
【0025】図7は他の参照例を示すもので、この図に
おいて、図3に示す符号と同符号のものは同一部分であ
る。この参照例は振動減衰部材13のボビン10側なら
びにクライオスタット1側の両側に支持ボルト11a,
11bを配置したものである。
おいて、図3に示す符号と同符号のものは同一部分であ
る。この参照例は振動減衰部材13のボビン10側なら
びにクライオスタット1側の両側に支持ボルト11a,
11bを配置したものである。
【0026】この参照例によれば、上述した参照例と同
様に支持ボルト11a,11bならびに粒状体を封入し
た振動減衰部材13によって、ボビン10からクライオ
スタット1への振動伝達を低減することができる。さら
に、支持ボルト11bにより、振動減衰部材13のクラ
イオスタット1への取り付け作業を、容易にすることが
できる。
様に支持ボルト11a,11bならびに粒状体を封入し
た振動減衰部材13によって、ボビン10からクライオ
スタット1への振動伝達を低減することができる。さら
に、支持ボルト11bにより、振動減衰部材13のクラ
イオスタット1への取り付け作業を、容易にすることが
できる。
【0027】図8はさらに他の参照例を示すもので、こ
の参照例は、図1で示した漏れ磁場を防ぐ磁気シールド
体がない代りに、アクティブなシールド構造体(図示せ
ず)を有している磁気共鳴イメージング装置に適用した
ものであり、ボビン10の両端にフランジ30を取り付
け、このフランジ30とクライオスタット1の内面との
間に、振動減衰部材13と支持ボルト11とを設けたも
のである。
の参照例は、図1で示した漏れ磁場を防ぐ磁気シールド
体がない代りに、アクティブなシールド構造体(図示せ
ず)を有している磁気共鳴イメージング装置に適用した
ものであり、ボビン10の両端にフランジ30を取り付
け、このフランジ30とクライオスタット1の内面との
間に、振動減衰部材13と支持ボルト11とを設けたも
のである。
【0028】この参照例によれば、ボビン10からフラ
ンジ30に伝わってきた振動は、振動減衰部材13と支
持ボルト11とにより絶縁されるので、クライオスタッ
ト1に伝達される振動は小さくなり、結果として振動及
び騒音を小さくすることができる。
ンジ30に伝わってきた振動は、振動減衰部材13と支
持ボルト11とにより絶縁されるので、クライオスタッ
ト1に伝達される振動は小さくなり、結果として振動及
び騒音を小さくすることができる。
【0029】図9は本発明の実施例を示すもので、この
実施例は、ボビン10内に配置され,被検査者を乗せる
ためのテーブル31の下面と、ボビン10の両端に設け
たフランジ30との間に、振動減衰部材13と支持ボル
ト11を設置したものである。
実施例は、ボビン10内に配置され,被検査者を乗せる
ためのテーブル31の下面と、ボビン10の両端に設け
たフランジ30との間に、振動減衰部材13と支持ボル
ト11を設置したものである。
【0030】この実施例によれば、ボビン10、フラン
ジ30からの振動は振動減衰部材13ならびに支持ボル
ト11によって十分減衰されるため、テーブル上の被検
査者が不快な振動を受けることがなく、快適に検査を受
けることができる。
ジ30からの振動は振動減衰部材13ならびに支持ボル
ト11によって十分減衰されるため、テーブル上の被検
査者が不快な振動を受けることがなく、快適に検査を受
けることができる。
【0031】以上述べたように、ボビン10をクライオ
スタット1に支持する場合、あるいはテーブル31をボ
ビン10に支持する場合いずれの場合(フランジ30を
介しても良い)についても、振動減衰部材13と支持ボ
ルト11とを用いることで、騒音、振動のいずれも低減
することができる。
スタット1に支持する場合、あるいはテーブル31をボ
ビン10に支持する場合いずれの場合(フランジ30を
介しても良い)についても、振動減衰部材13と支持ボ
ルト11とを用いることで、騒音、振動のいずれも低減
することができる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、ボビンからテーブルに
伝達される振動を、振動減衰部材と支持体によって十分
に小さく抑えることができる。その結果、磁気共鳴イメ
ージング装置の振動,騒音が低減し、被検査者への騒
音、振動による不快感を軽減することができる。
伝達される振動を、振動減衰部材と支持体によって十分
に小さく抑えることができる。その結果、磁気共鳴イメ
ージング装置の振動,騒音が低減し、被検査者への騒
音、振動による不快感を軽減することができる。
【図1】磁気共鳴イメージング装置の参照例の縦断正面
図である。
図である。
【図2】図1に示す磁気共鳴イメージング装置における
ボビン及び傾斜磁場コイルの部分を示す横断面図であ
る。
ボビン及び傾斜磁場コイルの部分を示す横断面図であ
る。
【図3】図1に示す磁気共鳴イメージング装置における
ボビン支持構造を示す横断面図である。
ボビン支持構造を示す横断面図である。
【図4】本発明に用いられる振動減衰部材を一部断面に
て示す斜視図である。
て示す斜視図である。
【図5】本発明に用いられる振動減衰部材の振動エネル
ギ流れを説明する図である。
ギ流れを説明する図である。
【図6】本発明に用いられる振動減衰部材内の粒状体の
打撃位置と加速度との関係を説明する図である。
打撃位置と加速度との関係を説明する図である。
【図7】磁気共鳴イメージング装置の他の参照例におけ
るボビン支持構造を示す横断面図である。
るボビン支持構造を示す横断面図である。
【図8】磁気共鳴イメージング装置のさらに他の参照例
の縦断正面図である。
の縦断正面図である。
【図9】本発明の磁気共鳴イメージング装置の実施例の
縦断正面図である。
縦断正面図である。
1…クライオスタット、3…超電導マグネット、5…ボ
ア、6…傾斜磁場コイル(X方向)、7…傾斜磁場コイ
ル(y方向)、10…ボビン、11…支持ボルト、13
…振動減衰部材、20…粒状体、30…フランジ、31
…テーブル。
ア、6…傾斜磁場コイル(X方向)、7…傾斜磁場コイ
ル(y方向)、10…ボビン、11…支持ボルト、13
…振動減衰部材、20…粒状体、30…フランジ、31
…テーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本名 孝男 茨城県勝田市大字市毛882番地 株式会 社 日立製作所 計測器事業部内 (72)発明者 大塚 雅之 茨城県勝田市大字市毛882番地 株式会 社 日立製作所 計測器事業部内 (72)発明者 和田 正司 茨城県勝田市大字市毛882番地 株式会 社 日立製作所 計測器事業部内 (56)参考文献 特開 昭57−140940(JP,A) 特開 昭61−217146(JP,A) 特開 昭63−158047(JP,A) 特開 平2−143509(JP,A) 特開 平3−32643(JP,A) 特開 平3−184528(JP,A) 特開 平3−244434(JP,A) 実開 昭58−126187(JP,U) 特表 平1−503359(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/055
Claims (2)
- 【請求項1】円筒空間に高磁場を供給する強磁場発生手
段と、前記円筒空間内に傾斜磁場分布を供給する傾斜磁
場発生手段と、前記傾斜磁場発生手段を前記円筒空間内
の所定の位置に固定する支持体と、被検査者を所定の位
置に位置決めするテーブルとを備えて成る磁気共鳴イメ
ージング装置において、前記テーブルと前記支持体との
間に、粒状体を封入した振動減衰部材とその支持体とを
設けたことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。 - 【請求項2】前記振動減衰部材の支持体を、前記傾斜磁
場発生手段の支持体側ならびにテーブル側の両側に配置
したことを特徴とする請求項1記載の磁気共鳴イメージ
ング装置。
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1993
- 1993-03-17 US US08/032,665 patent/US5345177A/en not_active Expired - Lifetime
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