JP3157313B2 - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JP3157313B2 JP3157313B2 JP30496192A JP30496192A JP3157313B2 JP 3157313 B2 JP3157313 B2 JP 3157313B2 JP 30496192 A JP30496192 A JP 30496192A JP 30496192 A JP30496192 A JP 30496192A JP 3157313 B2 JP3157313 B2 JP 3157313B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多段増幅器を備える半
導体記憶装置等の半導体装置に関する。
導体記憶装置等の半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置の記憶容量の増大に伴う
データ出力系の階層構造化及びチップ面積の増大に伴う
データバス寄生容量の増加に対応するために、多段増幅
器が用いられている。図1はデータ出力系の階層構造化
の1例を示すブロック図である。メモリセルアレイ1夫
々に第1リードアンプR1が設けられ、4つの第1リード
アンプR1,R1,R1,R1毎に1つの第2リードアンプR2が
設けられ、2つの第2リードアンプR2,R2に第3リード
アンプR3が設けられている。これら3段階のリードアン
プによりメモリセルアレイ1から出力されたデータは次
々に増幅され、第3リードアンプR3の出力は出力回路2
へ与えられる。このような多段増幅器においては、デー
タ信号の伝達速度及び各段の増幅器の消費電力が問題と
なる。
データ出力系の階層構造化及びチップ面積の増大に伴う
データバス寄生容量の増加に対応するために、多段増幅
器が用いられている。図1はデータ出力系の階層構造化
の1例を示すブロック図である。メモリセルアレイ1夫
々に第1リードアンプR1が設けられ、4つの第1リード
アンプR1,R1,R1,R1毎に1つの第2リードアンプR2が
設けられ、2つの第2リードアンプR2,R2に第3リード
アンプR3が設けられている。これら3段階のリードアン
プによりメモリセルアレイ1から出力されたデータは次
々に増幅され、第3リードアンプR3の出力は出力回路2
へ与えられる。このような多段増幅器においては、デー
タ信号の伝達速度及び各段の増幅器の消費電力が問題と
なる。
【0003】図2は第1,第2,第3リードアンプR1,
R2, R3にN型差動増幅器を用いた場合を示す回路図であ
り、夫々1個のリードアンプとこれらの接続状態とを示
す。第1リードアンプR1は以下のような構成である。即
ちP-chのトランジスタTP1(TP2,TP3,TP4)とN-ch
のトランジスタTN1(TN2,TN3,TN4)との4組の直
列回路が並列に接続され、そのP-ch側の接続部は電源
に、N-ch側の接続部はN-chのトランジスタTG を介して
接地されている。そしてトランジスタTN1,TN2,
TN3,TN4のゲートはこの第1リードアンプR1の入力部
であり、トランジスタTN1,TN4のゲートは共にデータ
バスDB1 に接続されており、トランジスタTN2,TN3の
ゲートは反転データバス #DB1 に接続されている。さら
にトランジスタTP1,TP2(TP3,TP4)のゲートはト
ランジスタTP2,TN2(TP4,TN4)の接続部に接続さ
れており、トランジスタTP1,TN1(TP3,TN3)の接
続部はデータバスDB2 (反転データバス #DB2 )に接続
されている。
R2, R3にN型差動増幅器を用いた場合を示す回路図であ
り、夫々1個のリードアンプとこれらの接続状態とを示
す。第1リードアンプR1は以下のような構成である。即
ちP-chのトランジスタTP1(TP2,TP3,TP4)とN-ch
のトランジスタTN1(TN2,TN3,TN4)との4組の直
列回路が並列に接続され、そのP-ch側の接続部は電源
に、N-ch側の接続部はN-chのトランジスタTG を介して
接地されている。そしてトランジスタTN1,TN2,
TN3,TN4のゲートはこの第1リードアンプR1の入力部
であり、トランジスタTN1,TN4のゲートは共にデータ
バスDB1 に接続されており、トランジスタTN2,TN3の
ゲートは反転データバス #DB1 に接続されている。さら
にトランジスタTP1,TP2(TP3,TP4)のゲートはト
ランジスタTP2,TN2(TP4,TN4)の接続部に接続さ
れており、トランジスタTP1,TN1(TP3,TN3)の接
続部はデータバスDB2 (反転データバス #DB2 )に接続
されている。
【0004】また第2リードアンプR2及び第3リードア
ンプR3は第1リードアンプR1と同様の構成であり、同一
のスイッチング・レベルを持つように回路定数が決めら
れている。このように構成された第1リードアンプR1と
メモリセルアレイ1とを接続しているデータバスDB1 ,
反転データバス #DB1 間にはプリチャージ回路PR及びイ
コライズ回路EQ1 が介装されている。そして第1リード
アンプR1(第2リードアンプR2)と第2リードアンプR2
(第3リードアンプR3)とを接続しているデータバスDB
2 (DB3 ),反転データバス #DB2 ( #DB3 )間にはイ
コライズ回路EQ2 (EQ3 )が介装されており、第3リー
ドアンプR3と出力回路2とを接続しているデータバスDB
4 ,反転データバス #DB4 間にはイコライズ回路EQ4 が
介装されている。これらプリチャージ回路PR,イコライ
ズ回路EQ1 ,EQ2 ,EQ3 ,EQ4 へはイコライズ信号SEが
与えられるようになっており、各トランジスタT G のゲ
ートへは増幅器活性化信号SAが与えられるようになって
いる。
ンプR3は第1リードアンプR1と同様の構成であり、同一
のスイッチング・レベルを持つように回路定数が決めら
れている。このように構成された第1リードアンプR1と
メモリセルアレイ1とを接続しているデータバスDB1 ,
反転データバス #DB1 間にはプリチャージ回路PR及びイ
コライズ回路EQ1 が介装されている。そして第1リード
アンプR1(第2リードアンプR2)と第2リードアンプR2
(第3リードアンプR3)とを接続しているデータバスDB
2 (DB3 ),反転データバス #DB2 ( #DB3 )間にはイ
コライズ回路EQ2 (EQ3 )が介装されており、第3リー
ドアンプR3と出力回路2とを接続しているデータバスDB
4 ,反転データバス #DB4 間にはイコライズ回路EQ4 が
介装されている。これらプリチャージ回路PR,イコライ
ズ回路EQ1 ,EQ2 ,EQ3 ,EQ4 へはイコライズ信号SEが
与えられるようになっており、各トランジスタT G のゲ
ートへは増幅器活性化信号SAが与えられるようになって
いる。
【0005】次にこの多段増幅器の動作について説明す
る。図3はこの多段増幅器における動作を示すタイミン
グチャートである。まず初期状態ではイコライズ信号SE
が活性であり、プリチャージ回路PR,イコライズ回路EQ
1 ,EQ2 ,EQ3 ,EQ4 により各データバス対はプリチャ
ージ・イコライズされている。
る。図3はこの多段増幅器における動作を示すタイミン
グチャートである。まず初期状態ではイコライズ信号SE
が活性であり、プリチャージ回路PR,イコライズ回路EQ
1 ,EQ2 ,EQ3 ,EQ4 により各データバス対はプリチャ
ージ・イコライズされている。
【0006】そしてこのときアドレスが変化するとそれ
を受けてイコライズ信号SEが非活性化し、プリチャージ
・イコライズを中断する。次にメモリセルアレイ1より
データバスDB1 にデータが出力されると、そのデータは
第1リードアンプR1,第2リードアンプR2及び第3リー
ドアンプR3において次々に高速にて増幅,伝達されて出
力回路2へ出力される。そしてイコライズ信号SEが活性
状態に戻ると各データバス対はプリチャージ状態へ戻
す。増幅器活性化信号SAは常時活性状態である。
を受けてイコライズ信号SEが非活性化し、プリチャージ
・イコライズを中断する。次にメモリセルアレイ1より
データバスDB1 にデータが出力されると、そのデータは
第1リードアンプR1,第2リードアンプR2及び第3リー
ドアンプR3において次々に高速にて増幅,伝達されて出
力回路2へ出力される。そしてイコライズ信号SEが活性
状態に戻ると各データバス対はプリチャージ状態へ戻
す。増幅器活性化信号SAは常時活性状態である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしこれらの増幅器
では、プリチャージ状態の電位がスイッチングレベルと
等しいためプリチャージ・イコライズ期間中に貫通電流
が流れ、余分な電流を消費するという問題があった。そ
こで図3に破線で示すように増幅器活性化信号SAをプリ
チャージ状態では非活性化しておき、メモリセルアレイ
からデータが出力されると同時に活性化させることが一
般的に行われている。このような動作を行うためには、
アドレスが変化してからメモリセルアレイよりデータが
出力されるまでの時間をシミュレートしなければならな
い。ところがこの時間はプロセスのばらつき,アクセス
するメモリセルの位置によって異なり、正確にシミュレ
ートすることは非常に困難である。従って伝達速度の低
下または消費電力量の増加は免れない。また新たにシミ
ュレート回路を必要とするので、チップ面積の増大につ
ながる。本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、多段増幅器を常時活性状態にしておいても、貫通
電流が流れない半導体装置を提供することを目的とす
る。
では、プリチャージ状態の電位がスイッチングレベルと
等しいためプリチャージ・イコライズ期間中に貫通電流
が流れ、余分な電流を消費するという問題があった。そ
こで図3に破線で示すように増幅器活性化信号SAをプリ
チャージ状態では非活性化しておき、メモリセルアレイ
からデータが出力されると同時に活性化させることが一
般的に行われている。このような動作を行うためには、
アドレスが変化してからメモリセルアレイよりデータが
出力されるまでの時間をシミュレートしなければならな
い。ところがこの時間はプロセスのばらつき,アクセス
するメモリセルの位置によって異なり、正確にシミュレ
ートすることは非常に困難である。従って伝達速度の低
下または消費電力量の増加は免れない。また新たにシミ
ュレート回路を必要とするので、チップ面積の増大につ
ながる。本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、多段増幅器を常時活性状態にしておいても、貫通
電流が流れない半導体装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る半導体装
置は、CMOS型増幅器を複数段接続して構成される多
段増幅器を有する半導体装置において、交互に配設され
た一導電型トランジスタを入力部とするCMOS型差動
増幅器、及び他導電型トランジスタを入力部とするCM
OS型差動増幅器と、プリチャージ状態で、これらの入
力部がN-chトランジスタである場合はそのゲート電圧を
N-chトランジスタの閾値電圧Vtnとし、P-chトランジス
タである場合はそのゲート電圧を(電源電圧−P-chトラ
ンジスタの閾値電圧)とするように構成された回路とを
備えることを特徴とする。第2発明に係る半導体装置
は、CMOS型増幅器を複数段接続して構成される多段
増幅器を有する半導体装置において、CMOS型差動増
幅器と、CMOSインバータと、プリチャージ状態で、
CMOS型差動増幅器の入力部がN-chトランジスタであ
る場合はこのトランジスタのゲート電圧をN-chトランジ
スタの閾値電圧、CMOSインバータのP-chトランジス
タのゲート電圧を(電源電圧−P-chトランジスタの閾値
電圧)とし、CMOS型差動増幅器の入力部がP-chトラ
ンジスタである場合はこのトランジスタのゲート電圧を
(電源電圧−P-chトランジスタの閾値電圧)、CMOS
インバータのN-chトランジスタのゲート電圧をN-chトラ
ンジスタの閾値電圧とするように構成された回路とを備
えることを特徴とする。
置は、CMOS型増幅器を複数段接続して構成される多
段増幅器を有する半導体装置において、交互に配設され
た一導電型トランジスタを入力部とするCMOS型差動
増幅器、及び他導電型トランジスタを入力部とするCM
OS型差動増幅器と、プリチャージ状態で、これらの入
力部がN-chトランジスタである場合はそのゲート電圧を
N-chトランジスタの閾値電圧Vtnとし、P-chトランジス
タである場合はそのゲート電圧を(電源電圧−P-chトラ
ンジスタの閾値電圧)とするように構成された回路とを
備えることを特徴とする。第2発明に係る半導体装置
は、CMOS型増幅器を複数段接続して構成される多段
増幅器を有する半導体装置において、CMOS型差動増
幅器と、CMOSインバータと、プリチャージ状態で、
CMOS型差動増幅器の入力部がN-chトランジスタであ
る場合はこのトランジスタのゲート電圧をN-chトランジ
スタの閾値電圧、CMOSインバータのP-chトランジス
タのゲート電圧を(電源電圧−P-chトランジスタの閾値
電圧)とし、CMOS型差動増幅器の入力部がP-chトラ
ンジスタである場合はこのトランジスタのゲート電圧を
(電源電圧−P-chトランジスタの閾値電圧)、CMOS
インバータのN-chトランジスタのゲート電圧をN-chトラ
ンジスタの閾値電圧とするように構成された回路とを備
えることを特徴とする。
【0009】
【作用】第1発明にあっては、一導電型トランジスタを
入力部とするCMOS型差動増幅器と他導電型トランジ
スタを入力部とするCMOS型差動増幅器とを交互に接
続し、回路構成により、プリチャージ状態で、例えば入
力部がN-chトランジスタである場合はそのゲート電圧を
閾値電圧Vtnとし、P-chトランジスタである場合はその
ゲート電圧を(電源電圧Vcc)−(閾値電圧Vtp)とす
るので、各増幅器を常時活性状態にしておいても、プリ
チャージ状態では各増幅器の入力素子はオフに近い状態
であり、貫通電流はほとんど流れない。またデータ入力
時には上述の電位を少しでも越えるとデータバスがオン
しはじめるので、高速にてデータを順次増幅,伝達する
ことができる。
入力部とするCMOS型差動増幅器と他導電型トランジ
スタを入力部とするCMOS型差動増幅器とを交互に接
続し、回路構成により、プリチャージ状態で、例えば入
力部がN-chトランジスタである場合はそのゲート電圧を
閾値電圧Vtnとし、P-chトランジスタである場合はその
ゲート電圧を(電源電圧Vcc)−(閾値電圧Vtp)とす
るので、各増幅器を常時活性状態にしておいても、プリ
チャージ状態では各増幅器の入力素子はオフに近い状態
であり、貫通電流はほとんど流れない。またデータ入力
時には上述の電位を少しでも越えるとデータバスがオン
しはじめるので、高速にてデータを順次増幅,伝達する
ことができる。
【0010】第2発明にあっては、CMOS型増幅器と
してCMOS型差動増幅器とCMOSインバータとを用
い、回路構成により、プリチャージ状態で、例えばCM
OS型差動増幅器の入力部がN-chトランジスタである場
合はこのトランジスタのゲート電圧を閾値電圧Vtn、C
MOSインバータのP-chトランジスタのゲート電圧を
(電源電圧Vcc)−(閾値電圧Vtp)とし、CMOS型
差動増幅器の入力部がP-chトランジスタである場合はこ
のトランジスタのゲート電圧を(電源電圧Vcc)−(閾
値電圧Vtp)、CMOSインバータのN-chトランジスタ
のゲート電圧を閾値電圧Vtnとすることとしても第1発
明と同様の効果が得られる。
してCMOS型差動増幅器とCMOSインバータとを用
い、回路構成により、プリチャージ状態で、例えばCM
OS型差動増幅器の入力部がN-chトランジスタである場
合はこのトランジスタのゲート電圧を閾値電圧Vtn、C
MOSインバータのP-chトランジスタのゲート電圧を
(電源電圧Vcc)−(閾値電圧Vtp)とし、CMOS型
差動増幅器の入力部がP-chトランジスタである場合はこ
のトランジスタのゲート電圧を(電源電圧Vcc)−(閾
値電圧Vtp)、CMOSインバータのN-chトランジスタ
のゲート電圧を閾値電圧Vtnとすることとしても第1発
明と同様の効果が得られる。
【0011】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
き具体的に説明する。図4は第1発明に係る半導体装置
を半導体記憶装置に適用した場合を示す回路図であり、
3段のCMOS型差動増幅器を第1,第2,第3リード
アンプとして用いた場合を示す。図中1は、メモリセル
アレイであり、データバスDB1 ,反転データバス #DB1
を介してN型差動増幅器である第1リードアンプR1が接
続されている。そしてデータバスDB2 ,反転データバス
BR> #DB2 を介してP型差動増幅器である第2リードア
ンプR2が接続されており、データバスDB3 ,反転データ
バス#DB3 を介してN型差動増幅器である第3リードア
ンプR3が接続されている。さらにデータバスDB4 ,反転
データバス #DB4 を介して出力回路2に接続されてい
る。
き具体的に説明する。図4は第1発明に係る半導体装置
を半導体記憶装置に適用した場合を示す回路図であり、
3段のCMOS型差動増幅器を第1,第2,第3リード
アンプとして用いた場合を示す。図中1は、メモリセル
アレイであり、データバスDB1 ,反転データバス #DB1
を介してN型差動増幅器である第1リードアンプR1が接
続されている。そしてデータバスDB2 ,反転データバス
BR> #DB2 を介してP型差動増幅器である第2リードア
ンプR2が接続されており、データバスDB3 ,反転データ
バス#DB3 を介してN型差動増幅器である第3リードア
ンプR3が接続されている。さらにデータバスDB4 ,反転
データバス #DB4 を介して出力回路2に接続されてい
る。
【0012】第1リードアンプR1は以下のような構成で
ある。即ちP-chのトランジスタTP1(TP2,TP3,
TP4)とN-chのトランジスタTN1(TN2,TN3,TN4)
との4組の直列回路が並列に接続され、そのP-ch側の接
続部は電源に、N-ch側の接続部は接地されている。そし
てトランジスタTN1,TN2,TN3,TN4のゲートはこの
第1リードアンプR1の入力部であり、トランジスタ
TN1,TN4のゲートは共にデータバスDB1 に接続されて
おり、トランジスタTN2,TN3のゲートは反転データバ
ス #DB1 に接続されている。さらにトランジスタTP1,
TP2(TP3,TP4)のゲートはトランジスタTP2,TN2
(TP4,TN4)の接続部に接続されており、トランジス
タTP1,TN1(TP3,TP4)の接続部はデータバスDB2
(反転データバス#DB2 )に接続されている。
ある。即ちP-chのトランジスタTP1(TP2,TP3,
TP4)とN-chのトランジスタTN1(TN2,TN3,TN4)
との4組の直列回路が並列に接続され、そのP-ch側の接
続部は電源に、N-ch側の接続部は接地されている。そし
てトランジスタTN1,TN2,TN3,TN4のゲートはこの
第1リードアンプR1の入力部であり、トランジスタ
TN1,TN4のゲートは共にデータバスDB1 に接続されて
おり、トランジスタTN2,TN3のゲートは反転データバ
ス #DB1 に接続されている。さらにトランジスタTP1,
TP2(TP3,TP4)のゲートはトランジスタTP2,TN2
(TP4,TN4)の接続部に接続されており、トランジス
タTP1,TN1(TP3,TP4)の接続部はデータバスDB2
(反転データバス#DB2 )に接続されている。
【0013】第2リードアンプR2は以下のような構成で
ある。即ちP-chのトランジスタTP1(TP2,TP3,
TP4)とN-chのトランジスタTN1(TN2,TN3,TN4)
との4組の直列回路が並列に接続され、そのP-ch側の接
続部は電源に、N-ch側の接続部は接地されている。そし
てトランジスタTP1,TP2,TP3,TP4のゲートはこの
第2リードアンプR2の入力部であり、トランジスタTP1
のゲートはデータバスDB2に接続されている一方、トラ
ンジスタTP5を介して電源に接続されている。トランジ
スタTP4のゲートはデータバスDB2 に接続されている一
方、トランジスタT P6を介して電源に接続されている。
トランジスタTP2,TP3のゲートは反転データバス #DB
2 に接続されている。さらにトランジスタTN1,T
N2(TN3,TN4)のゲートはトランジスタTP2,T
N2(TP4,TN4)の接続部に接続されており、トランジ
スタTP1,TN1の接続部はデータバスDB3 に接続されて
いる一方、トランジスタTP5のゲートにも接続されてい
る。トランジスタTP3,TN3の接続部は反転データバス
#DB3 に接続されている一方、トランジスタTP6のゲー
トにも接続されている。
ある。即ちP-chのトランジスタTP1(TP2,TP3,
TP4)とN-chのトランジスタTN1(TN2,TN3,TN4)
との4組の直列回路が並列に接続され、そのP-ch側の接
続部は電源に、N-ch側の接続部は接地されている。そし
てトランジスタTP1,TP2,TP3,TP4のゲートはこの
第2リードアンプR2の入力部であり、トランジスタTP1
のゲートはデータバスDB2に接続されている一方、トラ
ンジスタTP5を介して電源に接続されている。トランジ
スタTP4のゲートはデータバスDB2 に接続されている一
方、トランジスタT P6を介して電源に接続されている。
トランジスタTP2,TP3のゲートは反転データバス #DB
2 に接続されている。さらにトランジスタTN1,T
N2(TN3,TN4)のゲートはトランジスタTP2,T
N2(TP4,TN4)の接続部に接続されており、トランジ
スタTP1,TN1の接続部はデータバスDB3 に接続されて
いる一方、トランジスタTP5のゲートにも接続されてい
る。トランジスタTP3,TN3の接続部は反転データバス
#DB3 に接続されている一方、トランジスタTP6のゲー
トにも接続されている。
【0014】第3リードアンプR3は以下のような構成で
ある。即ちP-chのトランジスタTP1(TP2,TP3,
TP4)とN-chのトランジスタTN1(TN2,TN3,TN4)
との4組の直列回路が並列に接続され、そのP-ch側の接
続部は電源に、N-ch側の接続部は接地されている。そし
てトランジスタTN1,TN2,TN3,TN4のゲートはこの
第3リードアンプR3の入力部であり、トランジスタTN1
のゲートはデータバスDB3に接続されている一方、トラ
ンジスタTN5を介して接地されている。トランジスタT
N4のゲートはデータバスDB3 に接続されている一方、ト
ランジスタTN6を介して接地されている。トランジスタ
TN2,TN3のゲートは反転データバス #DB3に接続され
ている。さらにトランジスタTP1,TP2(TP3,TP4)
のゲートはトランジスタTP2,TN2(TP4,TN4)の接
続部に接続されており、トランジスタTP1,TN1の接続
部はデータバスDB4 に接続されている一方、トランジス
タTN5のゲートにも接続されている。トランジスタ
TP3,TN3の接続部は反転データバス #DB4 に接続され
ている一方、トランジスタTN6のゲートにも接続されて
いる。
ある。即ちP-chのトランジスタTP1(TP2,TP3,
TP4)とN-chのトランジスタTN1(TN2,TN3,TN4)
との4組の直列回路が並列に接続され、そのP-ch側の接
続部は電源に、N-ch側の接続部は接地されている。そし
てトランジスタTN1,TN2,TN3,TN4のゲートはこの
第3リードアンプR3の入力部であり、トランジスタTN1
のゲートはデータバスDB3に接続されている一方、トラ
ンジスタTN5を介して接地されている。トランジスタT
N4のゲートはデータバスDB3 に接続されている一方、ト
ランジスタTN6を介して接地されている。トランジスタ
TN2,TN3のゲートは反転データバス #DB3に接続され
ている。さらにトランジスタTP1,TP2(TP3,TP4)
のゲートはトランジスタTP2,TN2(TP4,TN4)の接
続部に接続されており、トランジスタTP1,TN1の接続
部はデータバスDB4 に接続されている一方、トランジス
タTN5のゲートにも接続されている。トランジスタ
TP3,TN3の接続部は反転データバス #DB4 に接続され
ている一方、トランジスタTN6のゲートにも接続されて
いる。
【0015】データバスDB1 ,反転データバス #DB1 間
にはプリチャージ回路PR及びイコライズ回路EQ1 が介装
されており、データバスDB2 ,反転データバス #DB
2 間,データバスDB3 ,反転データバス #DB3 間,デー
タバスDB4 ,反転データバス #DB4 間には夫々イコライ
ズ回路EQ2 ,イコライズ回路EQ3 ,イコライズ回路EQ4
が介装されている。そしてこれらプリチャージ回路PR,
イコライズ回路EQ1 ,EQ2,EQ3 ,EQ4 にはイコライズ
信号SEが与えられるようになっている。
にはプリチャージ回路PR及びイコライズ回路EQ1 が介装
されており、データバスDB2 ,反転データバス #DB
2 間,データバスDB3 ,反転データバス #DB3 間,デー
タバスDB4 ,反転データバス #DB4 間には夫々イコライ
ズ回路EQ2 ,イコライズ回路EQ3 ,イコライズ回路EQ4
が介装されている。そしてこれらプリチャージ回路PR,
イコライズ回路EQ1 ,EQ2,EQ3 ,EQ4 にはイコライズ
信号SEが与えられるようになっている。
【0016】図5は図4に示す構成の増幅器回路におけ
る動作を示すタイミングチャートである。初期状態では
イコライズ信号SEは活性であることにより各データバス
対は以下のようにプリチャージ・イコライズされる。即
ちデータバス対DB1はプリチャージ回路PR及びイコライ
ズ回路EQ1 によりN-chトランジスタの閾値電圧Vtnにプ
リチャージ・イコライズされ、データバス対DB2は第1
リードアンプR1の入力素子と帰還素子であるトランジス
タTP5,TP6との抵抗分割により(電源電圧Vcc)−
(P-chトランジスタの閾値電圧Vtp)にプリチャージ・
イコライズされる。同様にデータバス対DB3は帰還素子
であるTN5,TN6とイコライズ回路EQ3 によりVtnにプ
リチャージ・イコライズされる。データバス対DB4は第
3リードアンプR3の容量特性によりVcc/2にプリチャー
ジ・イコライズされる。
る動作を示すタイミングチャートである。初期状態では
イコライズ信号SEは活性であることにより各データバス
対は以下のようにプリチャージ・イコライズされる。即
ちデータバス対DB1はプリチャージ回路PR及びイコライ
ズ回路EQ1 によりN-chトランジスタの閾値電圧Vtnにプ
リチャージ・イコライズされ、データバス対DB2は第1
リードアンプR1の入力素子と帰還素子であるトランジス
タTP5,TP6との抵抗分割により(電源電圧Vcc)−
(P-chトランジスタの閾値電圧Vtp)にプリチャージ・
イコライズされる。同様にデータバス対DB3は帰還素子
であるTN5,TN6とイコライズ回路EQ3 によりVtnにプ
リチャージ・イコライズされる。データバス対DB4は第
3リードアンプR3の容量特性によりVcc/2にプリチャー
ジ・イコライズされる。
【0017】このようなプリチャージ状態では、第1リ
ードアンプR1,第2リードアンプR2,第3リードアンプ
R3はいずれも動作状態であるにもかかわらず、夫々の入
力素子のゲート電圧は閾値であるためほとんどカットオ
フ状態であり、貫通電流は極めて少ない。次にアドレス
が変化すると、メモリセルアレイ1よりデータバスD
B1 ,反転データバス #DB1 にデータが出力されるが、
その前にアドレスの変化を検知してイコライズ信号SEを
非活性状態とし、プリチャージ回路PR,イコライズ回路
EQ1 ,EQ2 ,EQ3 ,EQ4 を非活性状態としておく。そし
てこの状態でデータバスDB1 ,反転データバス #DB1 に
データが現れると、第1リードアンプR1,第2リードア
ンプR2,第3リードアンプR3は既に動作状態であるから
データは増幅されて出力回路2へ出力される。
ードアンプR1,第2リードアンプR2,第3リードアンプ
R3はいずれも動作状態であるにもかかわらず、夫々の入
力素子のゲート電圧は閾値であるためほとんどカットオ
フ状態であり、貫通電流は極めて少ない。次にアドレス
が変化すると、メモリセルアレイ1よりデータバスD
B1 ,反転データバス #DB1 にデータが出力されるが、
その前にアドレスの変化を検知してイコライズ信号SEを
非活性状態とし、プリチャージ回路PR,イコライズ回路
EQ1 ,EQ2 ,EQ3 ,EQ4 を非活性状態としておく。そし
てこの状態でデータバスDB1 ,反転データバス #DB1 に
データが現れると、第1リードアンプR1,第2リードア
ンプR2,第3リードアンプR3は既に動作状態であるから
データは増幅されて出力回路2へ出力される。
【0018】以上の如き構成の半導体記憶装置は、デー
タバスDB1 ,反転データバス #DB1にデータが現れた時
点で各リードアンプは動作状態であること、閾値から各
データバス対がオンしはじめるため次段の増幅器がデー
タの入力開始と同時に増幅作用が可能であること、帰還
素子は増幅器によるデータの反転によりカットオフする
ため増幅作用にほとんど影響を及ぼさないことにより高
速なデータの伝達が可能である。
タバスDB1 ,反転データバス #DB1にデータが現れた時
点で各リードアンプは動作状態であること、閾値から各
データバス対がオンしはじめるため次段の増幅器がデー
タの入力開始と同時に増幅作用が可能であること、帰還
素子は増幅器によるデータの反転によりカットオフする
ため増幅作用にほとんど影響を及ぼさないことにより高
速なデータの伝達が可能である。
【0019】図6は第2発明に係る半導体装置を示す回
路図であり、増幅段が2段の半導体記憶装置の場合を示
す。メモリセルアレイ1にデータバスDB1 ,反転データ
バス#DB1 を介してN型差動増幅器である第1リードア
ンプR1が接続されており、第1リードアンプR1の構成は
図4に示すものと同様である。この第1リードアンプR1
にはデータバスDB2 ,反転データバス #DB2 を介して、
第2リードアンプR2としてのCMOSインバータ回路 I
NVa ,INVb が夫々接続されている。そしてこのCMOS
インバータ回路 INVa ,INVb は夫々データバスDB3 ,反
転データバス #DB3 を介して出力回路2に接続されてい
る。
路図であり、増幅段が2段の半導体記憶装置の場合を示
す。メモリセルアレイ1にデータバスDB1 ,反転データ
バス#DB1 を介してN型差動増幅器である第1リードア
ンプR1が接続されており、第1リードアンプR1の構成は
図4に示すものと同様である。この第1リードアンプR1
にはデータバスDB2 ,反転データバス #DB2 を介して、
第2リードアンプR2としてのCMOSインバータ回路 I
NVa ,INVb が夫々接続されている。そしてこのCMOS
インバータ回路 INVa ,INVb は夫々データバスDB3 ,反
転データバス #DB3 を介して出力回路2に接続されてい
る。
【0020】インバータ回路 INVa の入側はP-chのトラ
ンジスタTP7を介して電源にも接続されており、インバ
ータ回路 INVa の出側にトランジスタTP7のゲートが接
続されている。またインバータ回路 INVb の入側はP-ch
のトランジスタTP8を介して電源にも接続されており、
インバータ回路 INVb の出側にトランジスタTP8のゲー
トが接続されている。
ンジスタTP7を介して電源にも接続されており、インバ
ータ回路 INVa の出側にトランジスタTP7のゲートが接
続されている。またインバータ回路 INVb の入側はP-ch
のトランジスタTP8を介して電源にも接続されており、
インバータ回路 INVb の出側にトランジスタTP8のゲー
トが接続されている。
【0021】また図4の場合と同様にデータバスDB1 ,
反転データバス #DB1 間にはプリチャージ回路PR及びイ
コライズ回路EQ1 が介装されており、データバスDB
2 (DB3),反転データバス #DB2 ( #DB3 )間にはイ
コライズ回路EQ2 (EQ3 )が介装されている。そしてこ
れらプリチャージ回路PR,イコライズ回路EQ1 ,EQ2 ,
EQ3 へはイコライズ信号SEが与えられるようになってい
る。
反転データバス #DB1 間にはプリチャージ回路PR及びイ
コライズ回路EQ1 が介装されており、データバスDB
2 (DB3),反転データバス #DB2 ( #DB3 )間にはイ
コライズ回路EQ2 (EQ3 )が介装されている。そしてこ
れらプリチャージ回路PR,イコライズ回路EQ1 ,EQ2 ,
EQ3 へはイコライズ信号SEが与えられるようになってい
る。
【0022】図7は図6に示す構成の増幅器回路におけ
る動作を示すタイミングチャートである。初期状態では
イコライズ信号SEは活性であることにより各データバス
対は以下のようにプリチャージ・イコライズされる。即
ちデータバス対DB1はプリチャージ回路PR及びイコライ
ズ回路EQ1 によりN-chトランジスタの閾値電圧Vtnにプ
リチャージ・イコライズされ、データバス対DB2は第1
リードアンプR1の入力素子と帰還素子であるトランジス
タTP5,TP6との抵抗分割により(電源電圧Vcc)−
(P-chトランジスタの閾値電圧Vtp)にプリチャージ・
イコライズされる。このときインバータ回路 INVa ,INV
b はほとんどカットオフしているためデータバス対DB3
は略Vssにプリチャージ・イコライズされている。この
場合も図4の場合と同様、プリチャージ状態に流れる貫
通電流は極めて少なく、また高速なデータの伝達も可能
である。
る動作を示すタイミングチャートである。初期状態では
イコライズ信号SEは活性であることにより各データバス
対は以下のようにプリチャージ・イコライズされる。即
ちデータバス対DB1はプリチャージ回路PR及びイコライ
ズ回路EQ1 によりN-chトランジスタの閾値電圧Vtnにプ
リチャージ・イコライズされ、データバス対DB2は第1
リードアンプR1の入力素子と帰還素子であるトランジス
タTP5,TP6との抵抗分割により(電源電圧Vcc)−
(P-chトランジスタの閾値電圧Vtp)にプリチャージ・
イコライズされる。このときインバータ回路 INVa ,INV
b はほとんどカットオフしているためデータバス対DB3
は略Vssにプリチャージ・イコライズされている。この
場合も図4の場合と同様、プリチャージ状態に流れる貫
通電流は極めて少なく、また高速なデータの伝達も可能
である。
【0023】なお第1リードアンプR1である差動増幅器
の入力部をP-chのトランジスタとし、プリチャージ状態
のこのトランジスタのゲート電圧がVcc−Vtpであり、
CMOSインバータのN-chのトランジスタのゲート電圧
がVtnであるような回路構成としても同様の効果が得ら
れる。
の入力部をP-chのトランジスタとし、プリチャージ状態
のこのトランジスタのゲート電圧がVcc−Vtpであり、
CMOSインバータのN-chのトランジスタのゲート電圧
がVtnであるような回路構成としても同様の効果が得ら
れる。
【0024】上述の図6に示す出力回路2を以下の構成
とすることにより、より高速化が実現する。以下、構成
及び動作について説明する。図8はこの出力回路を示す
構成図である。反転データバス #DB 3 はインバータ回路
INV 6 入側に接続されており、インバータ回路 INV 6 出
側はインバータ回路INV 1 入側に接続されている。また
インバータ回路 INV 1 出側はトランジスタT12のゲート
に接続されている。このトランジスタT12は、一方は電
源に接続されたトランジスタT11と接続され、他方は接
地されている。そしてこのトランジスタT11,T12の接
続部は出力端子OUT に接続されている。
とすることにより、より高速化が実現する。以下、構成
及び動作について説明する。図8はこの出力回路を示す
構成図である。反転データバス #DB 3 はインバータ回路
INV 6 入側に接続されており、インバータ回路 INV 6 出
側はインバータ回路INV 1 入側に接続されている。また
インバータ回路 INV 1 出側はトランジスタT12のゲート
に接続されている。このトランジスタT12は、一方は電
源に接続されたトランジスタT11と接続され、他方は接
地されている。そしてこのトランジスタT11,T12の接
続部は出力端子OUT に接続されている。
【0025】またデータバスDB 3 はインバータ回路 INV
5 入側に接続されており、インバータ回路 INV 5 出側は
インバータ回路 INV2 入側とトランジスタT13のゲート
とに接続されている。トランジスタT13は一方はトラン
ジスタT11のゲートと接続され、他方は接地されてい
る。インバータ回路 INV2 の出側はインバータ回路 INV
3 入側及びトランジスタT16に接続され、さらにこのト
ランジスタT16はトランジスタT11のゲートに接続され
ている。インバータ回路 INV3 の出側はインバータ回路
INV4 入側及びトランジスタT17に接続され、さらにこ
のトランジスタT17はトランジスタT16のゲートに接続
され、トランジスタT17のゲートは電源に接続されてい
る。インバータ回路 INV4 の出側は昇圧キャパシタCを
介してN-chのトランジスタT14及びP-chのトランジスタ
T15に接続されている。このトランジスタT15はトラン
ジスタT11のゲートに接続され、さらにゲートはインバ
ータ回路 INV 5 出側に接続され、トランジスタT15の基
板電位は昇圧キャパシタC側のノードに設定されてい
る。トランジスタT14のゲート及び昇圧キャパシタCと
接続されていない方の端子は電源に接続されている。
5 入側に接続されており、インバータ回路 INV 5 出側は
インバータ回路 INV2 入側とトランジスタT13のゲート
とに接続されている。トランジスタT13は一方はトラン
ジスタT11のゲートと接続され、他方は接地されてい
る。インバータ回路 INV2 の出側はインバータ回路 INV
3 入側及びトランジスタT16に接続され、さらにこのト
ランジスタT16はトランジスタT11のゲートに接続され
ている。インバータ回路 INV3 の出側はインバータ回路
INV4 入側及びトランジスタT17に接続され、さらにこ
のトランジスタT17はトランジスタT16のゲートに接続
され、トランジスタT17のゲートは電源に接続されてい
る。インバータ回路 INV4 の出側は昇圧キャパシタCを
介してN-chのトランジスタT14及びP-chのトランジスタ
T15に接続されている。このトランジスタT15はトラン
ジスタT11のゲートに接続され、さらにゲートはインバ
ータ回路 INV 5 出側に接続され、トランジスタT15の基
板電位は昇圧キャパシタC側のノードに設定されてい
る。トランジスタT14のゲート及び昇圧キャパシタCと
接続されていない方の端子は電源に接続されている。
【0026】以上の如き構成の出力回路では、読み出し
時以外はデータバスDB 3 ,反転データバス #DB 3 は電源
電圧Vssにプリチャージされており、トランジスタT11
のゲートはトランジスタT13によりVssにクランプされ
ている。このときトランジスタT15はオフしており、昇
圧キャパシタCはトランジスタT14によりVcc−Vtnに
プリチャージされている。次に“1”の読み出しが開始
されると、データバスDB 3 がVccに立ち上がり、トラン
ジスタT13がオフ、トランジスタT15がオンして昇圧キ
ャパシタCとトランジスタT11のゲートとが接続され、
トランジスタT11のゲートの電位はVcc−Vtn−x(x
は昇圧キャパシタCとトランジスタT11のゲート容量の
比で決定される)となる。このようにすると負荷容量で
あるトランジスタT11のゲートの駆動を早期にて行え
る。
時以外はデータバスDB 3 ,反転データバス #DB 3 は電源
電圧Vssにプリチャージされており、トランジスタT11
のゲートはトランジスタT13によりVssにクランプされ
ている。このときトランジスタT15はオフしており、昇
圧キャパシタCはトランジスタT14によりVcc−Vtnに
プリチャージされている。次に“1”の読み出しが開始
されると、データバスDB 3 がVccに立ち上がり、トラン
ジスタT13がオフ、トランジスタT15がオンして昇圧キ
ャパシタCとトランジスタT11のゲートとが接続され、
トランジスタT11のゲートの電位はVcc−Vtn−x(x
は昇圧キャパシタCとトランジスタT11のゲート容量の
比で決定される)となる。このようにすると負荷容量で
あるトランジスタT11のゲートの駆動を早期にて行え
る。
【0027】次にインバータ回路 INV2 の出力がVccに
立ち上がり、トランジスタT16のゲートがセルフブース
トにより昇圧され、トランジスタT11のゲートにVccが
与えられる。このとき既にある程度の電位に達している
ため、早期にトランジスタT16のゲートを立ち下げるこ
とができ、インバータ回路 INV3 の遅延時間を短く設定
することができる。このように上述の出力回路では昇圧
回路活性時の初期の段階で負荷容量の駆動を早期に開始
することができ、負荷容量を駆動するドライバで昇圧キ
ャパシタをチャージする必要がなくなるため昇圧動作の
高速化が可能となる。なお本発明の適用は半導体記憶装
置に限るものではなく、多段増幅器を有する他の半導体
装置にも適用することができる。
立ち上がり、トランジスタT16のゲートがセルフブース
トにより昇圧され、トランジスタT11のゲートにVccが
与えられる。このとき既にある程度の電位に達している
ため、早期にトランジスタT16のゲートを立ち下げるこ
とができ、インバータ回路 INV3 の遅延時間を短く設定
することができる。このように上述の出力回路では昇圧
回路活性時の初期の段階で負荷容量の駆動を早期に開始
することができ、負荷容量を駆動するドライバで昇圧キ
ャパシタをチャージする必要がなくなるため昇圧動作の
高速化が可能となる。なお本発明の適用は半導体記憶装
置に限るものではなく、多段増幅器を有する他の半導体
装置にも適用することができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明に係る半導体記憶装
置では、増幅器を常時活性状態にしておいても、プリチ
ャージ状態では各増幅器の入力素子はオフに近い状態で
あり、貫通電流はほとんど流れず、またデータ入力時に
は設定電位を少しでも越えるとデータバスがオンしはじ
めるので、高速にてデータを伝達することができ、高速
且つ低消費電流にて多段増幅器を動作させ得る等、本発
明は優れた効果を奏する。
置では、増幅器を常時活性状態にしておいても、プリチ
ャージ状態では各増幅器の入力素子はオフに近い状態で
あり、貫通電流はほとんど流れず、またデータ入力時に
は設定電位を少しでも越えるとデータバスがオンしはじ
めるので、高速にてデータを伝達することができ、高速
且つ低消費電流にて多段増幅器を動作させ得る等、本発
明は優れた効果を奏する。
【図1】従来の多段増幅器におけるデータ出力系の階層
構造化の1例を示す説明図である。
構造化の1例を示す説明図である。
【図2】従来の多段増幅器を示す回路図である。
【図3】図2に示す多段増幅器の動作を示すタイミング
チャートである。
チャートである。
【図4】第1発明に係る半導体記憶装置に設ける多段増
幅器を示す回路図である。
幅器を示す回路図である。
【図5】図4に示す多段増幅器の動作を示すタイミング
チャートである。
チャートである。
【図6】第2発明に係る半導体記憶装置に設ける多段増
幅器を示す回路図である。
幅器を示す回路図である。
【図7】図6に示す多段増幅器の動作を示すタイミング
チャートである。
チャートである。
【図8】高速動作が可能な出力回路を示す回路図であ
る。
る。
1 メモリセルアレイ 2 出力回路 R1 第1リードアンプ R2 第2リードアンプ R3 第3リードアンプ PR プリチャージ回路 EQ1 ,EQ2 ,EQ3 イコライズ回路 T トランジスタ INVa ,INVb インバータ回路
Claims (2)
- 【請求項1】 CMOS型増幅器を複数段接続して構成
される多段増幅器を有する半導体装置において、交互に
配設された一導電型トランジスタを入力部とするCMO
S型差動増幅器、及び他導電型トランジスタを入力部と
するCMOS型差動増幅器と、プリチャージ状態で、こ
れらの入力部がN-chトランジスタである場合はそのゲー
ト電圧をN-chトランジスタの閾値電圧Vtnとし、P-chト
ランジスタである場合はそのゲート電圧を(電源電圧−
P-chトランジスタの閾値電圧)とするように構成された
回路とを備えることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 CMOS型増幅器を複数段接続して構成
される多段増幅器を有する半導体装置において、CMO
S型差動増幅器と、CMOSインバータと、プリチャー
ジ状態で、CMOS型差動増幅器の入力部がN-chトラン
ジスタである場合はこのトランジスタのゲート電圧をN-
chトランジスタの閾値電圧、CMOSインバータのP-ch
トランジスタのゲート電圧を(電源電圧−P-chトランジ
スタの閾値電圧)とし、CMOS型差動増幅器の入力部
がP-chトランジスタである場合はこのトランジスタのゲ
ート電圧を(電源電圧−P-chトランジスタの閾値電
圧)、CMOSインバータのN-chトランジスタのゲート
電圧をN-chトランジスタの閾値電圧とするように構成さ
れた回路とを備えることを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30496192A JP3157313B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30496192A JP3157313B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06131878A JPH06131878A (ja) | 1994-05-13 |
JP3157313B2 true JP3157313B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=17939400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30496192A Expired - Fee Related JP3157313B2 (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3157313B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100301822B1 (ko) * | 1999-07-21 | 2001-11-01 | 김영환 | 불휘발성 강유전체 메모리 장치의 센싱앰프 |
-
1992
- 1992-10-16 JP JP30496192A patent/JP3157313B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06131878A (ja) | 1994-05-13 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |