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JP3143110U - 遺体用衣装 - Google Patents

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JP3143110U
JP3143110U JP2008002662U JP2008002662U JP3143110U JP 3143110 U JP3143110 U JP 3143110U JP 2008002662 U JP2008002662 U JP 2008002662U JP 2008002662 U JP2008002662 U JP 2008002662U JP 3143110 U JP3143110 U JP 3143110U
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ひろ子 彦坂
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ひろ子 彦坂
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Abstract

【課題】遺体に容易に装着できるようにすると共に衣装の前に手を組ませるようにする。
【解決手段】遺体用衣装の基本形状はケープ1であり、背面側は開いた状態のままであり、必要に応じて首部に面ファスナーを設けて、遺体に装着した際の首周りが乱れないようにしている。また、装飾として首、裾にフリル11が設けてある。体前面側は死者の手が、装着した衣装の上側に出せるようにケープ1の中央部にスリット12が形成してある。スリット12の縁には装飾のフリルを適宜形成する。死者の手はこのスリットをとおして衣装の前面に出せるので、手を胸の上に組ませることによって、見送る人々に死者が安らかな状態にあることを示す。 本考案の遺体用衣装を着用させる前に手が胸で組まれた状態であっても、ケープ1を遺体に装着し、スリット12から組んだ状態の手を衣装の前面に容易に出すことができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、葬儀の際に死者に装着する衣装であって、遺体に容易に着用させるものに関する。
仏式の葬儀においては、一般に、遺体には白い晒し木綿の経帷子の着物を着用させ、足には白足袋、手には手甲を着用させるが、故人が愛用した服を着用させることもおこなわれている。
また、近年、若くして死亡した女性にウェディングドレスを模した白いドレスを着せたり、また、大学卒業目前に死亡した女性に卒業衣装を着用させるなど、死者が生存中に経験できなかった衣装を着用させて旅立たせることがおこなわれるようになってきた。
しかし、遺体は、死後硬直があるため、通常の衣装を着用させるには人数を要していた。
そこで、着用が容易な遺体用の衣装として特許文献1(実用新案登録第3100855号公報)には、遺体の胸部付近を上衣部で包み、左右の袖部によって左右の腕を包みこみ、下衣部により下半身を包むようになっており、上衣部、下衣部、袖部等を1枚のシート状とする衣装が提案されている。
また、特許文献2(実用新案登録第3126175号)には、1枚の布地によって形成され、布地の一端側と、対応する他端側とを面ファスナーで重ね合わせた身頃と左右の袖とを備え、身頃胸部に胸当てを設けると共に冷却材を収納するポケットを設けた遺体用衣装が開示されている。
実用新案登録第3100855号公報 実用新案登録第3126175号公報
しかしながら、1枚のシートで構成したものでは、衣装のデザインに制約があり、好みのデザインとすることができなかった。
本考案は、遺体への装着を容易にして装着に際しての労力の軽減を図ると共に、死者が安らかな状態にあることを見送る者達に見せることができるようにするものである。
背開きのケープであって、前面中央部に手を前面に露出させるためのスリットを形成した遺体用の衣装である。
遺体に装着する際の作業負担を大幅に低減することができると共に、また、中央のスリットから組んだ手を装束の上側に容易に露出させることができる。
以下、本考案の遺体用衣装について添付図面を参照して説明する。
図1に前面を、図2に背面を示すように、遺体用衣装の基本形状はケープ1であり、背面側は開いた状態のままであり、必要に応じて首部の合わせ目と背開き部の合わせ目に面ファスナー10を設け、遺体に装着後に乱れないようにしてある。また、装飾として背開き部の首、裾にフリル11が設けてあり、首部分のフリル11は、面ファスナー等で着脱自在とすると遺体への装着が容易である。また、ケープの裾部分は、遺体の足より30cm程度長くしてあり、遺体を持ち上げたりする必要が生じた場合、裾が乱れても足が露出する恐れがないようにする。ケープ1の生地は、サテン、シルクが好ましいが、故人の趣味によって適宜の生地を使用する。
体の前面側には、装着した衣装の上側に手が出せるようにケープ1の中央部にスリット12が形成してある。スリット12の縁には装飾のフリルを11適宜形成する。このスリット12をとおして手を衣装の前面に出せるので、手を胸の上に組ませることによって、見送る人々に死者が安らかな状態にあることを示す。
また、スリット12が形成してある本考案の遺体用衣装を装着する前に手が胸で組まれた状態であっても、ケープ1を遺体に装着させた後、スリット12から組んだ状態の両手を衣装の前面に容易に出すことができる。
この実施例では、スリット12は中央に1つ設けてあるが、スリット12を二つ中央両脇に設け、片手づつ衣装の上面に出すようにしてもよい。
なお、図示していないが、ケープに透ける布地を使用する場合は、遺体が透けて見えないように裏地を取り付ける。
実施例の遺体用衣装の正面図。 実施例の遺体用衣装の背面図。
符号の説明
1 ケープ
12 スリット

Claims (3)

  1. 背開きのケープであって、前面中央部に手を前面に露出させるためのスリットが形成してある遺体用の衣装。
  2. 請求項1において、スリットが中央部に間隔をおいて2個形成してある遺体用の衣装。
  3. 請求項1または2において、スリットの周囲にフリルが設けてある遺体用の衣装。
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