JP3149438U - 遺体用衣装 - Google Patents
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Abstract
【課題】遺体への着用を容易とし、手を衣装の前面に出せるようにするとともに着用形態を変更できるようにした遺体用衣装を提供する。【解決手段】遺体の身長の約2倍の長さの一枚の布地の中央を絞ってその状態を紐または帯、若しくはリングなどの固定具3で固定して蝶のような形状とする。遺体の背面側となる布地の一方の側辺には適宜の間隔をあけて面ファスナーが取り付けてあり、前面となる他方の側辺には、遺体の手を衣装1の前面に出すスリット11となる部分が胸の位置となるように面ファスナー42、43を間隔をあけて固定してある。下着等がスリット11を通して見えることがないように隠し布25を面ファスナー44で布地の裏側に固定する。また、固定具3を遺体の肩に位置させると袈裟として着用できる。【選択図】図2
Description
本考案は、葬儀の際に遺体に着用させる衣装に関する。
近年、葬儀の際に死者に着用させる衣装においては、一般的に用いられている仏衣の形態の死装束に代えて、例えば、特許文献1や特許文献2に記載されているような、洋装の衣装が用いられるようになってきている。
特許文献1に記載されている衣装は、ウエディングドレスを模したものであり、一枚布の衣装本体の側部と肩部に折返し部を連設して構成されており、棺内に安置された遺体に着用させた死装束の上部に重ね、覆うように着せ掛けるものである。
特許文献2に記載されている衣装は、一枚布によって形成された身頃部の一端側と他端側を面ファスナーで固定して遺体に衣装を着用させ、身ごろの左右に取り付けられた袖の袖ぐりの内径を35cmから38cmとすることで、遺体の腕が硬直して曲がったままでも袖に腕を通せるようにしたものである。
特許文献2に記載されている衣装は、一枚布によって形成された身頃部の一端側と他端側を面ファスナーで固定して遺体に衣装を着用させ、身ごろの左右に取り付けられた袖の袖ぐりの内径を35cmから38cmとすることで、遺体の腕が硬直して曲がったままでも袖に腕を通せるようにしたものである。
前述した特許文献1や特許文献2に記載されているように、葬儀の際に死者に着用させるための衣装は、遺体に着用させやすいように一枚の布地で遺体の上から覆って包み込む形態であり、袖のないタイプの衣装である。また、袖を設ける場合は、特許文献2のように袖ぐりを大きくするという手法がとられている。
本考案は、遺体を包み込むタイプの衣装として遺体への着用を容易とすると共に手を衣装の前面に出せるようにして手を組んだ状態を見せることができるようにするものである。
布地の中央部を絞って固定具で固定して蝶のような形状とし、布地の側辺に間隔をあけて開閉具が取り付けてある遺体用衣装である。
本考案の衣装は、遺体の姿勢をほとんど変えることなく着用させることができるため、遺体が棺内に安置した状態であっても容易に着用させることができる。
図1は、本考案の遺体用衣装1の展開図であり、遺体の身長の約2倍の長さの一枚の布地2の中央を絞ってその状態を紐または帯、若しくはリングなどの固定具3で固定してあり、蝶のような形状としてある。遺体用衣装1の生地はどのような生地でもよく、着用者または喪主の嗜好に合わせて選択することができるものである。
遺体の背面側となる布地2の一方の側辺21には適宜の間隔をあけて面ファスナー40、41が取り付けてあり、遺体に着用させて面ファスナー40、41で側辺21同士を合わせて固定する。遺体の前面となる他方の側辺22には、遺体の手を衣装1の前面に出すスリット11となる部分が胸の位置となるように面ファスナー42、43を間隔をあけて固定してある。
スリット11を設けたことによって下着等がスリット11を通して見えることがないように生地2と同じ生地の隠し布25を面ファスナー44またはホック等で布地2の裏側に固定できるようにしてある。
布地2の中央部に設けた固定具3は、遺体に着用させた際に図2に示すように首または肩に位置するものであって衣装としてポイントとなるものであるので、適宜の装飾を施したものとする。必要に応じて宝飾品を施す。
遺体用衣装1を遺体に着用した状態を図2に示す。
図2(1)は、遺体用衣装1の中央部に設けてある固定具3を遺体の首の部分に位置させ、背面側となる側辺21を遺体の背中にまわして合わせて面ファスナー40、41で固定してある。遺体の前面側は、前側側辺22を遺体の前面に回して面ファスナー42、43によって固定してある。面ファスナー42、43は胸の位置にスリット11が形成されるように間隔をあけて設けてあり、遺体の手を衣装の前に出して組ませることができる。スリット11の裏側には布地2と同じ模様の隠し布25を面ファスナーで固定し、下着等が見えないようにしてある。
図2(1)は、遺体用衣装1の中央部に設けてある固定具3を遺体の首の部分に位置させ、背面側となる側辺21を遺体の背中にまわして合わせて面ファスナー40、41で固定してある。遺体の前面側は、前側側辺22を遺体の前面に回して面ファスナー42、43によって固定してある。面ファスナー42、43は胸の位置にスリット11が形成されるように間隔をあけて設けてあり、遺体の手を衣装の前に出して組ませることができる。スリット11の裏側には布地2と同じ模様の隠し布25を面ファスナーで固定し、下着等が見えないようにしてある。
本考案の遺体用衣装1の他の着用方法は、図2(2)に示すように、遺体に下着5を着用させ、固定具3を遺体の一方の肩に位置させ、遺体の側面において面ファスナーによって側辺を固定することによって袈裟のように着用することができる。
本考案の遺体用衣装は、着脱が容易であると共に手を衣装の上側に出して組ませることができ、死者を送る人々に安穏な状態であることを示すことができる。
1 遺体用衣装
11 スリット
2 布地
25 隠し布
3 固定具
40〜44 開閉具(面ファスナー)
5 下着
11 スリット
2 布地
25 隠し布
3 固定具
40〜44 開閉具(面ファスナー)
5 下着
Claims (2)
- 布地の中央部を絞って固定具で固定して蝶のような形状とし、布地の側辺に間隔をあけて開閉具が取り付けてある遺体用衣装。
- 請求項1において、開閉具が面ファスナーである遺体用衣装。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009000143U JP3149438U (ja) | 2009-01-14 | 2009-01-14 | 遺体用衣装 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009000143U JP3149438U (ja) | 2009-01-14 | 2009-01-14 | 遺体用衣装 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3149438U true JP3149438U (ja) | 2009-03-26 |
Family
ID=54854016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009000143U Expired - Fee Related JP3149438U (ja) | 2009-01-14 | 2009-01-14 | 遺体用衣装 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3149438U (ja) |
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2009
- 2009-01-14 JP JP2009000143U patent/JP3149438U/ja not_active Expired - Fee Related
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