JP3141820B2 - アドホックローカルエリアネットワーク - Google Patents
アドホックローカルエリアネットワークInfo
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- JP3141820B2 JP3141820B2 JP20987897A JP20987897A JP3141820B2 JP 3141820 B2 JP3141820 B2 JP 3141820B2 JP 20987897 A JP20987897 A JP 20987897A JP 20987897 A JP20987897 A JP 20987897A JP 3141820 B2 JP3141820 B2 JP 3141820B2
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- hoc
- lan
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- H04W8/00—Network data management
- H04W8/26—Network addressing or numbering for mobility support
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L45/00—Routing or path finding of packets in data switching networks
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- H04W40/00—Communication routing or communication path finding
- H04W40/24—Connectivity information management, e.g. connectivity discovery or connectivity update
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- H04W40/00—Communication routing or communication path finding
- H04W40/24—Connectivity information management, e.g. connectivity discovery or connectivity update
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Databases & Information Systems (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルータ等の複数の
ローカルエリアネットワーク(「LAN」という)を相
互に接続する中継ノードを持たず、ホストのみから構成
される一時的なローカルエリアネットワーク(「アドホ
ックLAN」という)に関する。
ローカルエリアネットワーク(「LAN」という)を相
互に接続する中継ノードを持たず、ホストのみから構成
される一時的なローカルエリアネットワーク(「アドホ
ックLAN」という)に関する。
【0002】
【従来の技術】LANには、「ルータ」あるいは「ゲー
トウェイ」と呼ばれる中継ノードを介して他のLANと
相互に接続されるLAN(「基幹接続LAN」と呼ぶ)
と、中継ノードを持たずホストのみから構成されるLA
N(「アドホックLAN」と呼ぶ)がある。そして、複
数の基幹接続LANが中継ノードを介して相互に接続さ
れて構成されるネットワークの例として、インターネッ
トがある。インターネットでは、ネットワーク層プロト
コルとしてIP(Internet Protocol)を用い、各基
幹接続LANは、ルータあるいはゲートウェイと呼ばれ
るIPを終端する中継ノードを介して接続される。ノー
ドとは、ルータ、ゲートウェイのみならずホストも含め
たネットワーク上の機器を意味する。
トウェイ」と呼ばれる中継ノードを介して他のLANと
相互に接続されるLAN(「基幹接続LAN」と呼ぶ)
と、中継ノードを持たずホストのみから構成されるLA
N(「アドホックLAN」と呼ぶ)がある。そして、複
数の基幹接続LANが中継ノードを介して相互に接続さ
れて構成されるネットワークの例として、インターネッ
トがある。インターネットでは、ネットワーク層プロト
コルとしてIP(Internet Protocol)を用い、各基
幹接続LANは、ルータあるいはゲートウェイと呼ばれ
るIPを終端する中継ノードを介して接続される。ノー
ドとは、ルータ、ゲートウェイのみならずホストも含め
たネットワーク上の機器を意味する。
【0003】一般に、ルータは、ネットワーク層以下の
処理を行い、ルータか接続されている複数の基幹接続L
AN間のパケット転送を行う。また、ゲートウェイは、
ネットワーク層よりも上の階層も有しており、パケット
転送のみならず、自ノードにおけるアプリケーションの
処理も行う。
処理を行い、ルータか接続されている複数の基幹接続L
AN間のパケット転送を行う。また、ゲートウェイは、
ネットワーク層よりも上の階層も有しており、パケット
転送のみならず、自ノードにおけるアプリケーションの
処理も行う。
【0004】各基幹接続LANには、固有のネットワー
クアドレスが定められ、複数のホストが接続される。I
P(インターネットプロトコル)では、図11に示す3
2ビットのIPアドレスを用いてノードを識別し、ネッ
トワーク層の経路制御を行う。このアドレスは、図11
に示すのように、ネットワーク部1110とホスト部1
111に分けられる。IPアドレスについては、例え
ば、文献(Douglas E.Comer, "Internetworking wi
th TCP/IP Volume 1: Principles, Protocols
and Architecture Third Edition", Prentice Ha
ll, 1995)等参照。
クアドレスが定められ、複数のホストが接続される。I
P(インターネットプロトコル)では、図11に示す3
2ビットのIPアドレスを用いてノードを識別し、ネッ
トワーク層の経路制御を行う。このアドレスは、図11
に示すのように、ネットワーク部1110とホスト部1
111に分けられる。IPアドレスについては、例え
ば、文献(Douglas E.Comer, "Internetworking wi
th TCP/IP Volume 1: Principles, Protocols
and Architecture Third Edition", Prentice Ha
ll, 1995)等参照。
【0005】ネットワーク部1110は、あるIPアド
レスを有するノードが接続される基幹接続LANのネッ
トワークアドレスに等しい。他の基幹接続LANから転
送されるパケットは、IPアドレスのネットワーク部に
基づいて経路接続される。これは、他の基幹接続LAN
からの経路制御は、ホスト部1110を含んだIPアド
レス全体ではなく、IPアドレスの一部(ネットワーク
部1110)のみを参照することで経路制御を実現す
る。
レスを有するノードが接続される基幹接続LANのネッ
トワークアドレスに等しい。他の基幹接続LANから転
送されるパケットは、IPアドレスのネットワーク部に
基づいて経路接続される。これは、他の基幹接続LAN
からの経路制御は、ホスト部1110を含んだIPアド
レス全体ではなく、IPアドレスの一部(ネットワーク
部1110)のみを参照することで経路制御を実現す
る。
【0006】インターネットにおいて、ノードがデータ
転送する場合の動きを説明する。データを送信するノー
ド(送信ノード)は、「経路制御テーブル」と呼ばれる
テーブルを利用してデータを宛先に向けて送信するため
の隣接ノードを定める。図12に、経路制御テーブルの
一例を示す。経路制御テーブルは、基幹接続LANのネ
ットワークアドレス群と、各基幹接続LANに送信デー
タを転送できる同じ基幹接続LAN内に存在する中継ノ
ード(隣接中継ノード)のIPアドレスから構成され
る。また、送信ノードが直接接続している基幹接続LA
Nについては、その基幹接続LANのネットワークアド
レスに対する隣接中継ノードとして送信ノード自身のI
Pアドレスが登録される。経路制御テーブルでは、必ず
しも全ての基幹接続LANのネットワークアドレスを管
理する必要はなく、テーブルに存在しない基幹接続LA
N内のノード宛のパケットの転送先として、デフォルト
の隣接中継ノードを定義することも可能である。このよ
うにして、送信ノードは、まず、宛先のIPアドレスと
経路制御テーブルから、転送すべき隣接ノードのIPア
ドレスを定める。宛先のIPアドレスのネットワーク部
が送信ノードと同一の基幹接続LANのネットワークア
ドレスと等しい場合には、宛先自身を転送すべき隣接ノ
ードとする。
転送する場合の動きを説明する。データを送信するノー
ド(送信ノード)は、「経路制御テーブル」と呼ばれる
テーブルを利用してデータを宛先に向けて送信するため
の隣接ノードを定める。図12に、経路制御テーブルの
一例を示す。経路制御テーブルは、基幹接続LANのネ
ットワークアドレス群と、各基幹接続LANに送信デー
タを転送できる同じ基幹接続LAN内に存在する中継ノ
ード(隣接中継ノード)のIPアドレスから構成され
る。また、送信ノードが直接接続している基幹接続LA
Nについては、その基幹接続LANのネットワークアド
レスに対する隣接中継ノードとして送信ノード自身のI
Pアドレスが登録される。経路制御テーブルでは、必ず
しも全ての基幹接続LANのネットワークアドレスを管
理する必要はなく、テーブルに存在しない基幹接続LA
N内のノード宛のパケットの転送先として、デフォルト
の隣接中継ノードを定義することも可能である。このよ
うにして、送信ノードは、まず、宛先のIPアドレスと
経路制御テーブルから、転送すべき隣接ノードのIPア
ドレスを定める。宛先のIPアドレスのネットワーク部
が送信ノードと同一の基幹接続LANのネットワークア
ドレスと等しい場合には、宛先自身を転送すべき隣接ノ
ードとする。
【0007】次に、送信ノードは、転送すべき隣接ノー
ドのIPアドレスに対応したデータリンク層アドレスを
取得する。これは、「ARP(Address Resolution
Protocol」と呼ばれるプロトコルが用いられる。AR
Pについては、例えば、文献(Douglas E. Comer, "
Internetworking with TCP/IP Volume 1: Pri
nciples, Protocols and Architecture Third Edit
ion", Prentice Hall,1995)の記載が参照される。
ドのIPアドレスに対応したデータリンク層アドレスを
取得する。これは、「ARP(Address Resolution
Protocol」と呼ばれるプロトコルが用いられる。AR
Pについては、例えば、文献(Douglas E. Comer, "
Internetworking with TCP/IP Volume 1: Pri
nciples, Protocols and Architecture Third Edit
ion", Prentice Hall,1995)の記載が参照される。
【0008】ARPでは、まず、データリンク層アドレ
スを取得したいノード(ターゲットノード)のIPアド
レスをメッセージに含んだ要求パケットを接続する基幹
接続LANを構成する通信媒体に対して同報する。
スを取得したいノード(ターゲットノード)のIPアド
レスをメッセージに含んだ要求パケットを接続する基幹
接続LANを構成する通信媒体に対して同報する。
【0009】この要求パケットを受信したターゲットノ
ードは、自分のデータリンク層アドレスを含むメッセー
ジを要求元のノードに通知する。このパケットを受信し
た要求ノードは、ターゲットノードのデータリンク層ア
ドレスを知ることができる。この手順により、送信ノー
ドは、転送すべき隣接ノードのIPアドレスに対するデ
ータリンク層アドレスを取得する。
ードは、自分のデータリンク層アドレスを含むメッセー
ジを要求元のノードに通知する。このパケットを受信し
た要求ノードは、ターゲットノードのデータリンク層ア
ドレスを知ることができる。この手順により、送信ノー
ドは、転送すべき隣接ノードのIPアドレスに対するデ
ータリンク層アドレスを取得する。
【0010】要求ノードでは、取得したデータリンク層
アドレスとIPアドレスの対応を、図13に示すテーブ
ル(ARPテーブル)として管理する。
アドレスとIPアドレスの対応を、図13に示すテーブ
ル(ARPテーブル)として管理する。
【0011】以上の通信の様子を、図14を用いて説明
する。図14には、基幹接続LAN1200と基幹接続
LAN1300とがゲートウェイ1210を介して接続
された構成が示されている。基幹接続LAN1200、
1300は、それぞれ、通信媒体1203、1303を
有しており、通信媒体1203にはホスト1201、1
202、ゲートウェイ1210、通信媒体1303には
ホスト1301、1302、ゲートウェイ1210が接
続されている。
する。図14には、基幹接続LAN1200と基幹接続
LAN1300とがゲートウェイ1210を介して接続
された構成が示されている。基幹接続LAN1200、
1300は、それぞれ、通信媒体1203、1303を
有しており、通信媒体1203にはホスト1201、1
202、ゲートウェイ1210、通信媒体1303には
ホスト1301、1302、ゲートウェイ1210が接
続されている。
【0012】ここで、基幹接続LAN1200のネット
ワークアドレスはNW2であり、ホスト1201、12
02のIPアドレスはネットワーク部NW2、ホスト部
ND1、ND2である。ゲートウェイ1210の通信媒
体1203に接続されている通信インタフェースのIP
アドレスは、ネットワーク部NW2、ホスト部ND3で
ある。また、基幹接続LAN1300のネットワークア
ドレスはNW1であり、ホスト1301、1302のI
Pアドレスはネットワーク部NW1、ホスト部ND1、
ND2である。ゲートウェイ1210の通信媒体130
3に接続されている通信インタフェースのIPアドレス
は、ネットワーク部NW1、ホスト部ND3である。
ワークアドレスはNW2であり、ホスト1201、12
02のIPアドレスはネットワーク部NW2、ホスト部
ND1、ND2である。ゲートウェイ1210の通信媒
体1203に接続されている通信インタフェースのIP
アドレスは、ネットワーク部NW2、ホスト部ND3で
ある。また、基幹接続LAN1300のネットワークア
ドレスはNW1であり、ホスト1301、1302のI
Pアドレスはネットワーク部NW1、ホスト部ND1、
ND2である。ゲートウェイ1210の通信媒体130
3に接続されている通信インタフェースのIPアドレス
は、ネットワーク部NW1、ホスト部ND3である。
【0013】基幹接続LAN1200に接続されるホス
ト1201と基幹接続LAN1300に接続されるホス
ト1301の間の通信について説明する。簡単のため
に、ホスト1201がホスト1301へパケットを転送
する場合を示すが、ホスト1301からホスト1201
へのパケットの転送も同様に行うことができる。
ト1201と基幹接続LAN1300に接続されるホス
ト1301の間の通信について説明する。簡単のため
に、ホスト1201がホスト1301へパケットを転送
する場合を示すが、ホスト1301からホスト1201
へのパケットの転送も同様に行うことができる。
【0014】ホスト1201は、まず、ホスト1301
宛のIPヘッダを送信データに付加して送信パケットを
構成する。さらに、宛先であるホスト1301のIPア
ドレスのネットワーク部を参照して、ホスト1301が
同じ基幹接続LANに接続されるホストか、または異な
る基幹接続LANに接続されるホストかを調べる。
宛のIPヘッダを送信データに付加して送信パケットを
構成する。さらに、宛先であるホスト1301のIPア
ドレスのネットワーク部を参照して、ホスト1301が
同じ基幹接続LANに接続されるホストか、または異な
る基幹接続LANに接続されるホストかを調べる。
【0015】この場合、ホスト1301のIPアドレス
のネットワーク部はNW1であり、ホスト1201のI
Pアドレスのネットワーク部(NW2)とは異なるの
で、異なる基幹接続LANに接続されていることが判
る。
のネットワーク部はNW1であり、ホスト1201のI
Pアドレスのネットワーク部(NW2)とは異なるの
で、異なる基幹接続LANに接続されていることが判
る。
【0016】そこで、ホスト1201は、その経路制御
テーブルを参照して、転送先を検出する。ここで、ホス
ト1201は、図15に示す経路制御テーブルを備えて
いる。すなわち、直接接続している基幹接続LAN12
00には、自分が直接転送し、それ以外の基幹接続LA
Nには、ゲートウェイ1210を隣接中継ノードとする
ことを示す。
テーブルを参照して、転送先を検出する。ここで、ホス
ト1201は、図15に示す経路制御テーブルを備えて
いる。すなわち、直接接続している基幹接続LAN12
00には、自分が直接転送し、それ以外の基幹接続LA
Nには、ゲートウェイ1210を隣接中継ノードとする
ことを示す。
【0017】ホスト1201は、図15に示す経路制御
テーブルを参照して、隣接中継ノードがゲートウェイ1
210であることを認識し、ゲートウェイ1210のI
Pアドレスを知る。
テーブルを参照して、隣接中継ノードがゲートウェイ1
210であることを認識し、ゲートウェイ1210のI
Pアドレスを知る。
【0018】次に、ホスト1201は、ゲートウェイ1
210の通信媒体1203に接続されている通信インタ
フェースのデータリンク層アドレスを知るために、AR
Pテーブルを参照する。
210の通信媒体1203に接続されている通信インタ
フェースのデータリンク層アドレスを知るために、AR
Pテーブルを参照する。
【0019】もし、ゲートウェイ1210のIPアドレ
スに対応したデータリンク層アドレスがこのARPテー
ブル内に存在すれば、ホスト1210は、ゲートウェイ
1210宛のデータリンク層ヘッダをホスト1301宛
のパケットに付加して、データリンク層フレームをゲー
トウェイ1210に送信する。
スに対応したデータリンク層アドレスがこのARPテー
ブル内に存在すれば、ホスト1210は、ゲートウェイ
1210宛のデータリンク層ヘッダをホスト1301宛
のパケットに付加して、データリンク層フレームをゲー
トウェイ1210に送信する。
【0020】また、もし、ゲートウェイ1210のIP
アドレスに対応したデータリンク層アドレスがこのテー
ブル内に存在しない場合には、ARPを用いて、ゲート
ウェイ1210のデータリンク層アドレスを取得する。
アドレスに対応したデータリンク層アドレスがこのテー
ブル内に存在しない場合には、ARPを用いて、ゲート
ウェイ1210のデータリンク層アドレスを取得する。
【0021】ホスト1201は、まず、データリンク層
アドレスを取得したいノード(ゲートウェイ1210)
のIPアドレスをメッセージとして含んだ要求パケット
を通信媒体に対して同報する。この要求パケットを受信
したゲートウェイ1210は、自分のデータリンク層ア
ドレスを含むメッセージを構成し、要求元のノードに通
知する。このパケットを受信することで、ホスト120
1は、ゲートウェイ1210のデータリンク層アドレス
を知ることができる。以上のようにして、ホスト120
1は、送信データリンク層フレームを構成し、転送すべ
き隣接ノードであるゲートウェイ1210へ送信する。
アドレスを取得したいノード(ゲートウェイ1210)
のIPアドレスをメッセージとして含んだ要求パケット
を通信媒体に対して同報する。この要求パケットを受信
したゲートウェイ1210は、自分のデータリンク層ア
ドレスを含むメッセージを構成し、要求元のノードに通
知する。このパケットを受信することで、ホスト120
1は、ゲートウェイ1210のデータリンク層アドレス
を知ることができる。以上のようにして、ホスト120
1は、送信データリンク層フレームを構成し、転送すべ
き隣接ノードであるゲートウェイ1210へ送信する。
【0022】さらに、ゲートウェイ1210では、通信
媒体1203からホスト1201から送信されたデータ
リンク層フレームを受信する。ゲートウェイ1210
は、受信したデータリンク層フレームからデータリンク
層ヘッダを除去し、IPヘッダの宛先をみて宛先のIP
アドレスを知る。この場合、宛先はホスト1301のI
Pアドレスが宛先に指定されている。
媒体1203からホスト1201から送信されたデータ
リンク層フレームを受信する。ゲートウェイ1210
は、受信したデータリンク層フレームからデータリンク
層ヘッダを除去し、IPヘッダの宛先をみて宛先のIP
アドレスを知る。この場合、宛先はホスト1301のI
Pアドレスが宛先に指定されている。
【0023】ゲートウェイ1210の経路制御テーブル
は、図16に示すように構成されており、ゲートウェイ
1210は、宛先のIPアドレスのネットワーク部と経
路制御テーブルをみて、自分が接続している通信媒体1
303に接続される通信インタフェースを介して転送す
ることを知る。
は、図16に示すように構成されており、ゲートウェイ
1210は、宛先のIPアドレスのネットワーク部と経
路制御テーブルをみて、自分が接続している通信媒体1
303に接続される通信インタフェースを介して転送す
ることを知る。
【0024】次に、ホスト1201と同様にして、ホス
ト1301のデータリンク層アドレスを知り、ホスト1
301宛のデータリンク層フレームを構成して、ホスト
1301に転送する。
ト1301のデータリンク層アドレスを知り、ホスト1
301宛のデータリンク層フレームを構成して、ホスト
1301に転送する。
【0025】以上に示したように、各ノードにおけるパ
ケット転送アルゴリズムは、図17に示すフローチャー
トとしてまとめることができる。図17を参照して、宛
先ホストを入力し(ステップ1701)、宛先IPアド
レスを取得し(ステップ1702)、IPアドレスを取
得した場合(ステップ1703のYes)、宛先が同一
サブネットワーク内にない場合、転送する隣接中継ノー
ドのIPアドレスを取得し(ステップ1705)、AR
Pテーブルに登録済みでない場合、ARP処理を行い
(ステップ1707)、データリンク層のアドレスを取
得した場合フレームを送信する(ステップ1709)。
ステップ1703においてIPアドレスが取得できない
場合、またステップ1708においてデータリンク層の
アドレスを取得できない場合フレーム送信不可とする
(ステップ1710)。
ケット転送アルゴリズムは、図17に示すフローチャー
トとしてまとめることができる。図17を参照して、宛
先ホストを入力し(ステップ1701)、宛先IPアド
レスを取得し(ステップ1702)、IPアドレスを取
得した場合(ステップ1703のYes)、宛先が同一
サブネットワーク内にない場合、転送する隣接中継ノー
ドのIPアドレスを取得し(ステップ1705)、AR
Pテーブルに登録済みでない場合、ARP処理を行い
(ステップ1707)、データリンク層のアドレスを取
得した場合フレームを送信する(ステップ1709)。
ステップ1703においてIPアドレスが取得できない
場合、またステップ1708においてデータリンク層の
アドレスを取得できない場合フレーム送信不可とする
(ステップ1710)。
【0026】宛先ホストに対する宛先IPアドレスの取
得は、例えば、ドメインネームシステム(Domain Nam
e System、「DNS」という)(例えば、文献(Doug
lasE. Comer, "Internetworking with TCP/IP
Volume 1: Principles,Protocols and Architectu
re Third Edition", Prentice Hall, 1995)参照)
のように、ネットワーク全体の分散データベースを参照
することで実現できる。
得は、例えば、ドメインネームシステム(Domain Nam
e System、「DNS」という)(例えば、文献(Doug
lasE. Comer, "Internetworking with TCP/IP
Volume 1: Principles,Protocols and Architectu
re Third Edition", Prentice Hall, 1995)参照)
のように、ネットワーク全体の分散データベースを参照
することで実現できる。
【0027】一方、ルータやゲートウェイといった中継
ノードが存在しないアドホックLAN(なお、アドホッ
クLANについては、例えば、文献(David B. John
son,"Routing in Ad Hoc Network of Mobile Hos
t", Proceedings of theWorkshop on Mobile Compu
ting Systems and Applications, pp.158-163,IEE
E Computer Society, Santa Cruz, CA, Decemb
er 1994)参照)では、中継ノードが存在しないので、
ホストはLANに接続している全ノードに対して、直接
あるいは他のホストを中継してノードを転送する。
ノードが存在しないアドホックLAN(なお、アドホッ
クLANについては、例えば、文献(David B. John
son,"Routing in Ad Hoc Network of Mobile Hos
t", Proceedings of theWorkshop on Mobile Compu
ting Systems and Applications, pp.158-163,IEE
E Computer Society, Santa Cruz, CA, Decemb
er 1994)参照)では、中継ノードが存在しないので、
ホストはLANに接続している全ノードに対して、直接
あるいは他のホストを中継してノードを転送する。
【0028】IPを実装したホストでは、例えば特開平
8−37535号公報に示されるように、各ホストが通
信に必要な他ホストに関する経路制御テーブルを持つ。
この場合の通信の様子を、図18に示す。
8−37535号公報に示されるように、各ホストが通
信に必要な他ホストに関する経路制御テーブルを持つ。
この場合の通信の様子を、図18に示す。
【0029】図18では、無線を通信媒体1010とし
て、ホスト1000〜1002がアドホックLANを構
成している例であり、ホスト1000とホスト1002
は直接電波が届かない。このとき、ホスト1000は、
図19に示すような経路制御テーブルを持ち、ホスト1
001との通信は直接通信を行い、ホスト1002とは
ホスト1001を隣接中継ノードとして通信を行う。ま
た特開平7−303105号公報には、通信相手がアド
ホックLANと基幹接続LANのどちらに接続されてい
るかを判別して、データを送信する方法が示されてい
る。
て、ホスト1000〜1002がアドホックLANを構
成している例であり、ホスト1000とホスト1002
は直接電波が届かない。このとき、ホスト1000は、
図19に示すような経路制御テーブルを持ち、ホスト1
001との通信は直接通信を行い、ホスト1002とは
ホスト1001を隣接中継ノードとして通信を行う。ま
た特開平7−303105号公報には、通信相手がアド
ホックLANと基幹接続LANのどちらに接続されてい
るかを判別して、データを送信する方法が示されてい
る。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】アドホックLANにお
いては、特開平08−358695号公報に示されるよ
うに、各ホストが経路制御テーブルを持つ方法を適用し
た場合、宛先のIPアドレスとデータリンク層アドレス
の対応は、ARPと同様の方法を用いることが考えられ
る。
いては、特開平08−358695号公報に示されるよ
うに、各ホストが経路制御テーブルを持つ方法を適用し
た場合、宛先のIPアドレスとデータリンク層アドレス
の対応は、ARPと同様の方法を用いることが考えられ
る。
【0031】しかしながら、1つのアドホックLANが
複数の異なる通信媒体から構成される場合も考えられ
る。この場合、従来のように、送信ホストが宛先ホスト
のデータリンク層アドレスを取得しても、宛先ホストが
接続している通信媒体を知ることができない。
複数の異なる通信媒体から構成される場合も考えられ
る。この場合、従来のように、送信ホストが宛先ホスト
のデータリンク層アドレスを取得しても、宛先ホストが
接続している通信媒体を知ることができない。
【0032】一つの方法として、取得する全ての通信媒
体に対してデータを送信することも考えられるが、通信
媒体の使用効率を下げてしまう。
体に対してデータを送信することも考えられるが、通信
媒体の使用効率を下げてしまう。
【0033】また、一つのアドホックLANに接続する
全ホストのIPアドレスのネットワーク部が同一でない
場合も考えられる。このような場合、図17に示すよう
な従来のフローに基づいてデータを送信すると、アドホ
ックLAN内にはルータやゲートウェイのような中継ノ
ードが存在しないので、異なるネットワーク部のIPア
ドレスを持つホストとは通信できない。
全ホストのIPアドレスのネットワーク部が同一でない
場合も考えられる。このような場合、図17に示すよう
な従来のフローに基づいてデータを送信すると、アドホ
ックLAN内にはルータやゲートウェイのような中継ノ
ードが存在しないので、異なるネットワーク部のIPア
ドレスを持つホストとは通信できない。
【0034】さらに、特開平7−303105号公報に
示されるように、通信相手がアドホックLANあるいは
基幹接続LANのどちらに接続されているかを把握して
も、通信媒体の選択が行われないので、通信を行うこと
ができないという問題がある。
示されるように、通信相手がアドホックLANあるいは
基幹接続LANのどちらに接続されているかを把握して
も、通信媒体の選択が行われないので、通信を行うこと
ができないという問題がある。
【0035】したがって、本発明は上記問題点に鑑みて
なされたものであって、その目的は、複数の通信媒体が
存在する場合に、効率的にIPアドレスとデータリンク
層アドレスの対応ばかりではなく、通信相手の通信媒体
の情報も用い、効率的に通信を行うことができるアドホ
ックLANを提供することにある。
なされたものであって、その目的は、複数の通信媒体が
存在する場合に、効率的にIPアドレスとデータリンク
層アドレスの対応ばかりではなく、通信相手の通信媒体
の情報も用い、効率的に通信を行うことができるアドホ
ックLANを提供することにある。
【0036】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のアドホックLANは、複数のホストのみが
接続される一時的なローカルエリアネットワーク(「ア
ドホックLAN(LocalArea Network)」という)に
接続するホスト(「アドホックLAN接続ホスト」とい
う)が、 a)前記アドホックLAN接続ホストの全てあるいは一
部のそれぞれに関し、そのホスト名、ネットワーク層ア
ドレス、データリンク層アドレス及び接続している通信
媒体識別子を前記アドホックLAN接続ホストのホスト
情報として含むリンクテーブルを有し、 b)アドホックLAN接続ホスト1がアドホックLAN
接続ホスト2にデータを送信する際には、前記アドホッ
クLAN接続ホスト1が有している前記リンクテーブル
内の前記アドホック接続ホスト2の前記ホスト情報を参
照して前記データを送信することを特徴としている。
め、本発明のアドホックLANは、複数のホストのみが
接続される一時的なローカルエリアネットワーク(「ア
ドホックLAN(LocalArea Network)」という)に
接続するホスト(「アドホックLAN接続ホスト」とい
う)が、 a)前記アドホックLAN接続ホストの全てあるいは一
部のそれぞれに関し、そのホスト名、ネットワーク層ア
ドレス、データリンク層アドレス及び接続している通信
媒体識別子を前記アドホックLAN接続ホストのホスト
情報として含むリンクテーブルを有し、 b)アドホックLAN接続ホスト1がアドホックLAN
接続ホスト2にデータを送信する際には、前記アドホッ
クLAN接続ホスト1が有している前記リンクテーブル
内の前記アドホック接続ホスト2の前記ホスト情報を参
照して前記データを送信することを特徴としている。
【0037】本発明のアドホックLANに接続するアド
ホックLANホスト1は、 a)データの送信先である前記アドホックLAN接続ホ
スト2のホスト名を入力する手段と、 b)前記アドホックLAN接続ホスト2のホスト名が前
記リンクテーブルに登録されているか否かを検出する登
録検出手段を有し、 c)前記登録検出手段が登録されていないと判断した場
合には、接続しているアドホックLANを構成する全部
あるいは一部の通信媒体に接続するホストの前記ホスト
情報を取得するリンクテーブル取得手段を起動し、前記
リンクテーブルを更新して更新されたリンクテーブルを
作成し、 d)前記リンクテーブルあるいは前記更新されたリンク
テーブルに前記アドホックLAN接続ホスト2の前記ホ
スト情報が存在する場合には、前記アドホック接続ホス
ト2にデータを送信し、 e)前記リンクテーブルあるいは前記更新されたリンク
テーブルに前記アドホックLAN接続ホスト2の前記ホ
スト情報が存在しない場合には、前記アドホック接続ホ
スト2へのデータ送信を中止することを特徴としてい
る。
ホックLANホスト1は、 a)データの送信先である前記アドホックLAN接続ホ
スト2のホスト名を入力する手段と、 b)前記アドホックLAN接続ホスト2のホスト名が前
記リンクテーブルに登録されているか否かを検出する登
録検出手段を有し、 c)前記登録検出手段が登録されていないと判断した場
合には、接続しているアドホックLANを構成する全部
あるいは一部の通信媒体に接続するホストの前記ホスト
情報を取得するリンクテーブル取得手段を起動し、前記
リンクテーブルを更新して更新されたリンクテーブルを
作成し、 d)前記リンクテーブルあるいは前記更新されたリンク
テーブルに前記アドホックLAN接続ホスト2の前記ホ
スト情報が存在する場合には、前記アドホック接続ホス
ト2にデータを送信し、 e)前記リンクテーブルあるいは前記更新されたリンク
テーブルに前記アドホックLAN接続ホスト2の前記ホ
スト情報が存在しない場合には、前記アドホック接続ホ
スト2へのデータ送信を中止することを特徴としてい
る。
【0038】前記リンクテーブルには、a)前記アドホ
ックLAN接続ホストに関するホスト情報として、前記
ホスト情報が有効である時間を示す値が含まれることを
特徴としている。
ックLAN接続ホストに関するホスト情報として、前記
ホスト情報が有効である時間を示す値が含まれることを
特徴としている。
【0039】本発明のアドホックLANを構成する通信
媒体1に接続している前記アドホックLAN接続ホスト
は、 a)あらかじめ定められた一定の時間(T1時間)を計
測するタイマー1と、 b)あらかじめ定められた時間(T2時間)を最大とし
て、0〜T2時間までの任意の値を計測するランダムタ
イマーを有し、 c)該アドホックLAN接続ホストの前記タイマー1が
タイムアウトしたときに、前記ランダムタイマーを起動
し、該ランダムタイマーがタイムアウトした場合には、
該アドホックLAN接続ホストに関する前記ホスト情報
のうち前記有効時間を初期値に再設定し、前記リンクテ
ーブルに含まれる前記ホスト情報のうち、前記通信媒体
識別子が前記通信媒体1を示している全ての前記ホスト
情報を同報リンクテーブルとして、前記通信媒体1に同
報するとともに前記タイマー1を起動し、 d)該ランダムタイマーがタイムアウトする前に、他の
前記アドホックLAN接続ホストから同報された前記同
報リンクテーブルを受信した場合には、該ランダムタイ
マーを停止して前記タイマー1を起動し、該受信した同
報リンクテーブルに基づいて、該アドホックLAN接続
ホストが有しているリンクテーブルを更新することを特
徴としている。
媒体1に接続している前記アドホックLAN接続ホスト
は、 a)あらかじめ定められた一定の時間(T1時間)を計
測するタイマー1と、 b)あらかじめ定められた時間(T2時間)を最大とし
て、0〜T2時間までの任意の値を計測するランダムタ
イマーを有し、 c)該アドホックLAN接続ホストの前記タイマー1が
タイムアウトしたときに、前記ランダムタイマーを起動
し、該ランダムタイマーがタイムアウトした場合には、
該アドホックLAN接続ホストに関する前記ホスト情報
のうち前記有効時間を初期値に再設定し、前記リンクテ
ーブルに含まれる前記ホスト情報のうち、前記通信媒体
識別子が前記通信媒体1を示している全ての前記ホスト
情報を同報リンクテーブルとして、前記通信媒体1に同
報するとともに前記タイマー1を起動し、 d)該ランダムタイマーがタイムアウトする前に、他の
前記アドホックLAN接続ホストから同報された前記同
報リンクテーブルを受信した場合には、該ランダムタイ
マーを停止して前記タイマー1を起動し、該受信した同
報リンクテーブルに基づいて、該アドホックLAN接続
ホストが有しているリンクテーブルを更新することを特
徴としている。
【0040】本発明のアドホックLAN接続ホストにお
いて、 a)該アドホックLAN接続ホストは、該アドホックL
AN接続ホストが有する前記リンクテーブルに含まれる
前記有効時間を時間の経過と共に減少させ、前記有効時
間が零になった前記ホスト情報は前記リンクテーブルか
ら削除し、 b)前記リンクテーブルに含まれる該アドホックLAN
接続ホストに関する前記ホスト情報の前記有効時間が十
分に長くないと判断した場合には、前記タイマー1がタ
イムアウトしたときに、前記ランダムタイマーを起動せ
ずに、前記同報リンクテーブルを同報することを特徴と
している。
いて、 a)該アドホックLAN接続ホストは、該アドホックL
AN接続ホストが有する前記リンクテーブルに含まれる
前記有効時間を時間の経過と共に減少させ、前記有効時
間が零になった前記ホスト情報は前記リンクテーブルか
ら削除し、 b)前記リンクテーブルに含まれる該アドホックLAN
接続ホストに関する前記ホスト情報の前記有効時間が十
分に長くないと判断した場合には、前記タイマー1がタ
イムアウトしたときに、前記ランダムタイマーを起動せ
ずに、前記同報リンクテーブルを同報することを特徴と
している。
【0041】[発明の概要]本発明では、図13に示す
ような宛先IPアドレスとそのデータリンク層アドレス
との組を管理するARPテーブルではなく、少なくと
も、宛先IPアドレス、そのデータリンク層アドレス及
び宛先ノードが接続している通信媒体識別子を含むテー
ブルを持つ。このテーブルを持つことで、宛先ノードが
接続している通信媒体に正しくフレームを送信すること
が可能になる。さらに、アドホックLANに接続してい
る場合には、経路制御テーブルを用いずに、直接通信相
手にパケットを転送する。このようにすることで、アド
ホックネットワークの場合であっても、異なるネットワ
ーク部をIPアドレスとして有するホストとの通信も可
能になる。
ような宛先IPアドレスとそのデータリンク層アドレス
との組を管理するARPテーブルではなく、少なくと
も、宛先IPアドレス、そのデータリンク層アドレス及
び宛先ノードが接続している通信媒体識別子を含むテー
ブルを持つ。このテーブルを持つことで、宛先ノードが
接続している通信媒体に正しくフレームを送信すること
が可能になる。さらに、アドホックLANに接続してい
る場合には、経路制御テーブルを用いずに、直接通信相
手にパケットを転送する。このようにすることで、アド
ホックネットワークの場合であっても、異なるネットワ
ーク部をIPアドレスとして有するホストとの通信も可
能になる。
【0042】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して以下に説明する。図2は、本発明の実施の形
態を説明するための図であり、アドホックLAN130
のネットワークモデルを示す図である。図2を参照する
と、ホスト100〜102は、無線リンク110を介し
て接続されており、ホスト103〜104は無線リンク
120を介して接続されている。ここで、ホスト100
〜104は、それぞれ、ホスト名、図11に示すよう
に、ネットワーク部とホスト部からなるIPアドレス、
及び、データリンク層アドレスを有しており、これらを
図4にまとめて示す。ここで、各ホストのIPアドレス
のネットワーク部は異なるものとする。
を参照して以下に説明する。図2は、本発明の実施の形
態を説明するための図であり、アドホックLAN130
のネットワークモデルを示す図である。図2を参照する
と、ホスト100〜102は、無線リンク110を介し
て接続されており、ホスト103〜104は無線リンク
120を介して接続されている。ここで、ホスト100
〜104は、それぞれ、ホスト名、図11に示すよう
に、ネットワーク部とホスト部からなるIPアドレス、
及び、データリンク層アドレスを有しており、これらを
図4にまとめて示す。ここで、各ホストのIPアドレス
のネットワーク部は異なるものとする。
【0043】ホスト100〜104は、アドホックLA
N130に接続している全ホストあるいは一部のホスト
の情報を、リンクテーブルとして保持している。リンク
テーブルの例として、通信媒体110に接続しているホ
ストに関するものを図3に示す。図3に示すように、リ
ンクテーブルには、各ホストのホスト名、接続される通
信媒体、IPアドレス(ネットワーク部、ホスト部)、
データリンク層アドレス、及び、そのエントリの有効時
間が含まれている。
N130に接続している全ホストあるいは一部のホスト
の情報を、リンクテーブルとして保持している。リンク
テーブルの例として、通信媒体110に接続しているホ
ストに関するものを図3に示す。図3に示すように、リ
ンクテーブルには、各ホストのホスト名、接続される通
信媒体、IPアドレス(ネットワーク部、ホスト部)、
データリンク層アドレス、及び、そのエントリの有効時
間が含まれている。
【0044】アドホックLAN130内の各ホストは、
接続している通信媒体に対して、保持しているリンクテ
ーブルからその通信媒体に接続しているホストの情報を
抽出して報知する。例えば、通信媒体110では、ホス
ト100〜ホスト102のそれぞれが有するリンクテー
ブルから、通信媒体110に接続しているホストに関す
る情報を互いに報知する。図3は、通信媒体110に報
知されるリンクテーブルの一例を示したものであり、リ
ンクテーブルの有効時間は、このリンクテーブルを送信
するホスト(例えば、ホスト100)のエントリに対し
ては、有効時間の初期値(図3の例では、300秒)に
設定し、他のホストに対する値として、前回リンクテー
ブルを受信した時刻からの経過時間を減じた値を代入す
る。
接続している通信媒体に対して、保持しているリンクテ
ーブルからその通信媒体に接続しているホストの情報を
抽出して報知する。例えば、通信媒体110では、ホス
ト100〜ホスト102のそれぞれが有するリンクテー
ブルから、通信媒体110に接続しているホストに関す
る情報を互いに報知する。図3は、通信媒体110に報
知されるリンクテーブルの一例を示したものであり、リ
ンクテーブルの有効時間は、このリンクテーブルを送信
するホスト(例えば、ホスト100)のエントリに対し
ては、有効時間の初期値(図3の例では、300秒)に
設定し、他のホストに対する値として、前回リンクテー
ブルを受信した時刻からの経過時間を減じた値を代入す
る。
【0045】各エントリの有効時間が零になったときに
は、各ホストは、当該エントリをリンクテーブルから削
除する。
は、各ホストは、当該エントリをリンクテーブルから削
除する。
【0046】リンクテーブルを受信したホストは、新し
いリンクテーブルに基づいて、受信する前に保持してい
たリンクテーブルを更新する。リンクテーブルの更新
は、次の方法で行う。
いリンクテーブルに基づいて、受信する前に保持してい
たリンクテーブルを更新する。リンクテーブルの更新
は、次の方法で行う。
【0047】1.受信したリンクテーブルには登録され
ているが、自分のリンクテーブルには登録されていない
ホストが存在する場合には、そのホストを新たに登録す
る。
ているが、自分のリンクテーブルには登録されていない
ホストが存在する場合には、そのホストを新たに登録す
る。
【0048】2.自分のリンクテーブルに登録されてい
るホストについて、受信したリンクテーブルの方がより
長い有効時間を示している場合には、当該ホストの有効
時間に更新する。
るホストについて、受信したリンクテーブルの方がより
長い有効時間を示している場合には、当該ホストの有効
時間に更新する。
【0049】通信媒体110に対して、リンクテーブル
が報知される様子(シーケンス)を、図5に示す。
が報知される様子(シーケンス)を、図5に示す。
【0050】ホスト100〜102は、固定タイマーと
ランダムタイマーの2つのタイマーを用いて、リンクテ
ーブルを報知し合う。固定タイマーは、リンクテーブル
の最小更新時間を示すタイマーであり、リンクテーブル
が受信される度に、各ホストで起動される。
ランダムタイマーの2つのタイマーを用いて、リンクテ
ーブルを報知し合う。固定タイマーは、リンクテーブル
の最小更新時間を示すタイマーであり、リンクテーブル
が受信される度に、各ホストで起動される。
【0051】これに対し、ランダムタイマーは固定タイ
マーがタイムアウトした後に、各ホストが独立に起動す
る最大値が予め定められたランダム時間のタイマーであ
る。ランダムタイマーがタイムアウトしたホストは、リ
ンクテーブルを送信する。
マーがタイムアウトした後に、各ホストが独立に起動す
る最大値が予め定められたランダム時間のタイマーであ
る。ランダムタイマーがタイムアウトしたホストは、リ
ンクテーブルを送信する。
【0052】ランダムタイマーがタイムアウトする前
に、新たなリンクテーブルを受信したホストは、ランダ
ムタイマーを止め、固定タイマーを起動する。
に、新たなリンクテーブルを受信したホストは、ランダ
ムタイマーを止め、固定タイマーを起動する。
【0053】このようにすると、リンクテーブルを送信
するホストがランダム化されるとともに、リンクテーブ
ルの重複送信を避けることができる。
するホストがランダム化されるとともに、リンクテーブ
ルの重複送信を避けることができる。
【0054】また、リンクテーブルの送信時に、自分自
身の有効時間が固定タイマーで定められる時間に比べて
十分に長くないホストは、ランダムタイマーを起動せ
ず、固定タイマーがタイムアウトしたときに、当該ホス
トの有効時間を初期値に戻して送信することも可能であ
る。
身の有効時間が固定タイマーで定められる時間に比べて
十分に長くないホストは、ランダムタイマーを起動せ
ず、固定タイマーがタイムアウトしたときに、当該ホス
トの有効時間を初期値に戻して送信することも可能であ
る。
【0055】通信媒体120においても、ホスト10
3、104の間で同様にしてリンクテーブルを報知し合
うことで、リンクテーブルを共有する。
3、104の間で同様にしてリンクテーブルを報知し合
うことで、リンクテーブルを共有する。
【0056】このようにして、得られたリンクテーブル
を用いて、ホスト100〜ホスト104は、図1に示す
フローチャートに従って送信データを送信する。
を用いて、ホスト100〜ホスト104は、図1に示す
フローチャートに従って送信データを送信する。
【0057】例えば、ホスト100がホスト101にデ
ータを送信する場合、ホスト100は、ホスト101の
ホスト名(Host101)を指定する(ステップ14
0の宛先ホスト入力処理)。
ータを送信する場合、ホスト100は、ホスト101の
ホスト名(Host101)を指定する(ステップ14
0の宛先ホスト入力処理)。
【0058】リンクテーブルからホスト101にデータ
を送信するために必要な情報である、ホスト101の ・IPアドレス(NW1.ND1(以下、IPアドレス
は、ネットワーク部.ホスト部と表す))、 ・データリンク層アドレス(DL1)、 ・ホスト101が接続している通信媒体(通信媒体11
0)、を検出する。
を送信するために必要な情報である、ホスト101の ・IPアドレス(NW1.ND1(以下、IPアドレス
は、ネットワーク部.ホスト部と表す))、 ・データリンク層アドレス(DL1)、 ・ホスト101が接続している通信媒体(通信媒体11
0)、を検出する。
【0059】ホスト100は、図5に示すシーケンスに
より、図3に示すリンクテーブルを有しており、このテ
ーブルからホスト101に関する上記の情報を得ること
ができる(図1のステップ141のリンクテーブル検出
処理)。
より、図3に示すリンクテーブルを有しており、このテ
ーブルからホスト101に関する上記の情報を得ること
ができる(図1のステップ141のリンクテーブル検出
処理)。
【0060】ホスト100は、IP層パケット、データ
リンク層フレームを構成して、通信媒体110を介して
ホスト101へデータリンク層フレームを送信する(ス
テップ144のフレーム送信処理)。
リンク層フレームを構成して、通信媒体110を介して
ホスト101へデータリンク層フレームを送信する(ス
テップ144のフレーム送信処理)。
【0061】一方、ホスト100がホスト103にデー
タを転送しようとする場合、まずホスト103のホスト
名(Host103)が入力される。
タを転送しようとする場合、まずホスト103のホスト
名(Host103)が入力される。
【0062】しかし、ホスト100は、ホスト103に
関する情報を含んだリンクテーブルを有していないの
で、通信媒体110以外の通信媒体のリンクテーブルを
取得する(ステップ142のリンクテーブル取得処
理)。この様子を、図6に示す。図6を参照して、通信
媒体1〜Nについて受信リンクテーブルを検出した場
合、当該リンクテーブルを保持する。
関する情報を含んだリンクテーブルを有していないの
で、通信媒体110以外の通信媒体のリンクテーブルを
取得する(ステップ142のリンクテーブル取得処
理)。この様子を、図6に示す。図6を参照して、通信
媒体1〜Nについて受信リンクテーブルを検出した場
合、当該リンクテーブルを保持する。
【0063】アドホックLAN130に接続する各ホス
トは、アドホックLAN130においては、あらかじめ
N個の通信媒体が用いられることを知っており、それぞ
れを通信媒体1〜Nと呼ぶ。これは、一般に、ホストが
有する送受信器の送受信可能な通信媒体は制限されるの
で、妥当な前提であると考えられる。
トは、アドホックLAN130においては、あらかじめ
N個の通信媒体が用いられることを知っており、それぞ
れを通信媒体1〜Nと呼ぶ。これは、一般に、ホストが
有する送受信器の送受信可能な通信媒体は制限されるの
で、妥当な前提であると考えられる。
【0064】ホスト100は、通信相手であるホスト1
03の情報を含んだリンクテーブルを取得するために、
通信媒体1〜Nを順番にスキャンして、その通信媒体に
報知されるデータリンクテーブルの受信のみを試みる。
03の情報を含んだリンクテーブルを取得するために、
通信媒体1〜Nを順番にスキャンして、その通信媒体に
報知されるデータリンクテーブルの受信のみを試みる。
【0065】ホスト100が、各通信媒体に伝送される
リンクテーブルの受信を試みる時間は、図5に示す固定
タイマーの時間とランダムタイマーの最大値を加算した
時間よりも長くすることが望ましい。ホスト100がリ
ンクテーブルを受信したときには、受信したリンクテー
ブルを保持して、次の通信媒体の受信を行う。
リンクテーブルの受信を試みる時間は、図5に示す固定
タイマーの時間とランダムタイマーの最大値を加算した
時間よりも長くすることが望ましい。ホスト100がリ
ンクテーブルを受信したときには、受信したリンクテー
ブルを保持して、次の通信媒体の受信を行う。
【0066】また、ある通信媒体を受信する時間内にリ
ンクテーブルを受信できない場合には、何もせずに次の
通信媒体の受信に移る。
ンクテーブルを受信できない場合には、何もせずに次の
通信媒体の受信に移る。
【0067】図7に、ホスト100が通信媒体110、
通信媒体120のスキャンを行う様子を示す。以上の操
作により、ホスト100は、通信媒体1〜Nまでの通信
媒体に伝送されるリンクテーブルを保持できる。さら
に、ホスト100は、このようにして取得したデータリ
ンクテーブルから通信先であるホスト103に関する情
報を検索し(図1のステップ143の更新されたリンク
テーブル検出処理)、所望の情報が得られればホスト1
03に送信データを送信し(ステップ145のフレーム
送信処理、得られなければ送信不可能として、送信デー
タを廃棄する(ステップ144のフレーム送信中止処
理)。
通信媒体120のスキャンを行う様子を示す。以上の操
作により、ホスト100は、通信媒体1〜Nまでの通信
媒体に伝送されるリンクテーブルを保持できる。さら
に、ホスト100は、このようにして取得したデータリ
ンクテーブルから通信先であるホスト103に関する情
報を検索し(図1のステップ143の更新されたリンク
テーブル検出処理)、所望の情報が得られればホスト1
03に送信データを送信し(ステップ145のフレーム
送信処理、得られなければ送信不可能として、送信デー
タを廃棄する(ステップ144のフレーム送信中止処
理)。
【0068】また、各通信媒体におけるリンクテーブル
の受信を行うための時間を短縮するために、図8に示す
ように、ホスト100がリンクテーブルを必要とする通
信媒体に対して、リンクテーブル要求メッセージを同報
することも可能である。この場合、リンクテーブル要求
メッセージを受信した各ホストは、図5に示すランダム
タイマーを起動する。ランダムタイマーを起動したホス
トのうち、最初にこのランダムタイマーがタイムアウト
したときにリンクテーブルを報知するとともに、図5に
示す固定タイマーを起動する。
の受信を行うための時間を短縮するために、図8に示す
ように、ホスト100がリンクテーブルを必要とする通
信媒体に対して、リンクテーブル要求メッセージを同報
することも可能である。この場合、リンクテーブル要求
メッセージを受信した各ホストは、図5に示すランダム
タイマーを起動する。ランダムタイマーを起動したホス
トのうち、最初にこのランダムタイマーがタイムアウト
したときにリンクテーブルを報知するとともに、図5に
示す固定タイマーを起動する。
【0069】ランダムタイマーがタイムアウトしていな
いホストは、リンクテーブルを受信すると、そのランダ
ムタイマーを停止するとともに、図5に示す固定タイマ
ーを起動する。このようにすると、ホスト100は、通
信媒体上に伝送されるリンクテーブルを得るために、そ
の通信媒体を受信する時間は、ランダムタイマーの最大
値でよい。
いホストは、リンクテーブルを受信すると、そのランダ
ムタイマーを停止するとともに、図5に示す固定タイマ
ーを起動する。このようにすると、ホスト100は、通
信媒体上に伝送されるリンクテーブルを得るために、そ
の通信媒体を受信する時間は、ランダムタイマーの最大
値でよい。
【0070】次に、本発明を適用し、アドホックLAN
と基幹接続LANの両方のLANに接続できるホストの
実施例について図9の状態遷移図を用いて説明する。
と基幹接続LANの両方のLANに接続できるホストの
実施例について図9の状態遷移図を用いて説明する。
【0071】基幹接続LANにはルータ或いはゲートウ
ェイが接続されており、そのルータあるいはゲートウェ
イは他の基幹接続LAN宛のデータの転送を行うことを
周期的にアナウンスしている。例えば、文献(S. Dee
ring, Editor, "ICMPRouter Discovery Messag
es", Request for Comments: 1256, September199
1)参照される。ここで、このアナウンスを「ルータア
ドバータイズメント」と呼ぶ。
ェイが接続されており、そのルータあるいはゲートウェ
イは他の基幹接続LAN宛のデータの転送を行うことを
周期的にアナウンスしている。例えば、文献(S. Dee
ring, Editor, "ICMPRouter Discovery Messag
es", Request for Comments: 1256, September199
1)参照される。ここで、このアナウンスを「ルータア
ドバータイズメント」と呼ぶ。
【0072】ホストは、電源が投入されると、空状態か
らルータアドバータイズメント待ち状態に遷移し、ルー
タアドバータイズメントの受信を待つ。
らルータアドバータイズメント待ち状態に遷移し、ルー
タアドバータイズメントの受信を待つ。
【0073】ルータアドバータイズメントを受信する
と、ホストは、基幹接続LANに接続可能であると判断
し、その経路制御テーブルを更新して基幹接続LAN接
続中状態に遷移する。また、この状態において、アドホ
ックLANへの接続要求が発生すると、リンクテーブル
要求メッセージを送信し、図8に示すシーケンスに基づ
いて、リンクテーブルを取得し、アドホックLAN接続
中状態に遷移する。
と、ホストは、基幹接続LANに接続可能であると判断
し、その経路制御テーブルを更新して基幹接続LAN接
続中状態に遷移する。また、この状態において、アドホ
ックLANへの接続要求が発生すると、リンクテーブル
要求メッセージを送信し、図8に示すシーケンスに基づ
いて、リンクテーブルを取得し、アドホックLAN接続
中状態に遷移する。
【0074】基幹接続LAN接続中状態では、ホスト
は、図17に示すフローに従ってデータを送信する。こ
の状態では、ルータアドバータイズメントは周期的に報
知されるので、ホストは、ルータアドバータイズメント
を受信する度にその経路制御テーブルを更新する。一
方、ルータアドバータイズメントが受信できなくなる
と、基幹接続LANへの接続性は失われたと判断し、ル
ータアドバータイズメント待ち状態に遷移する。この状
態においても、アドホックLAN接続要求が生じると、
リンクテーブル要求メッセージを送信してリンクテーブ
ルを取得して、アドホックLANと基幹接続LANの両
方に接続するアドホックLAN/基幹接続LAN接続状
態に遷移する。
は、図17に示すフローに従ってデータを送信する。こ
の状態では、ルータアドバータイズメントは周期的に報
知されるので、ホストは、ルータアドバータイズメント
を受信する度にその経路制御テーブルを更新する。一
方、ルータアドバータイズメントが受信できなくなる
と、基幹接続LANへの接続性は失われたと判断し、ル
ータアドバータイズメント待ち状態に遷移する。この状
態においても、アドホックLAN接続要求が生じると、
リンクテーブル要求メッセージを送信してリンクテーブ
ルを取得して、アドホックLANと基幹接続LANの両
方に接続するアドホックLAN/基幹接続LAN接続状
態に遷移する。
【0075】アドホックLA接続状態では、ホストは、
図5、図6、及び図8に示すシーケンスにより、リンク
テーブルの送受信、要求の送信を行って、リンクテーブ
ルの管理を行う。この状態では、図1のフローに従って
データの転送を行う。また、この状態において、ホスト
が管理するリンクテーブルの有効時間がタイムアウトす
ると、ルータアドバータイズメント待ち状態に遷移す
る。さらに、この状態において、ルータアドバータイズ
メントを受信すると、経路制御テーブルを更新し、アド
ホックLAN/基幹接続LAN接続状態に遷移する。
図5、図6、及び図8に示すシーケンスにより、リンク
テーブルの送受信、要求の送信を行って、リンクテーブ
ルの管理を行う。この状態では、図1のフローに従って
データの転送を行う。また、この状態において、ホスト
が管理するリンクテーブルの有効時間がタイムアウトす
ると、ルータアドバータイズメント待ち状態に遷移す
る。さらに、この状態において、ルータアドバータイズ
メントを受信すると、経路制御テーブルを更新し、アド
ホックLAN/基幹接続LAN接続状態に遷移する。
【0076】アドホックLAN/基幹接続LAN接続状
態では、ホストはルータアドバータイズメントの受信、
リンクテーブルの送受信、要求の送信を行い、そのリン
クテーブル、経路制御テーブルの管理を行う。この状態
で、ルータアドバータイズメントが受信できなくなる
と、アドホックLAN接続中状態に移行する。また、こ
の状態で、ホストが管理するリンクテーブルの有効時間
がタイムアウトすると、基幹接続LAN接続状態に遷移
する。この状態におけるホストのデータ転送フローを図
10に示す。宛先ホストを入力し、該ホストがリンクテ
ーブルに登録済みである場合、アドホックLAN接続時
の処理(図1参照)を行い(ステップ1004)、登録
済みでない場合、基幹接続LAN接続時の処理(図17
参照)を行う(ステップ1003)。
態では、ホストはルータアドバータイズメントの受信、
リンクテーブルの送受信、要求の送信を行い、そのリン
クテーブル、経路制御テーブルの管理を行う。この状態
で、ルータアドバータイズメントが受信できなくなる
と、アドホックLAN接続中状態に移行する。また、こ
の状態で、ホストが管理するリンクテーブルの有効時間
がタイムアウトすると、基幹接続LAN接続状態に遷移
する。この状態におけるホストのデータ転送フローを図
10に示す。宛先ホストを入力し、該ホストがリンクテ
ーブルに登録済みである場合、アドホックLAN接続時
の処理(図1参照)を行い(ステップ1004)、登録
済みでない場合、基幹接続LAN接続時の処理(図17
参照)を行う(ステップ1003)。
【0077】ホストは、空以外の全状態で電源断が生じ
ると、空き状態に遷移する。
ると、空き状態に遷移する。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の通信媒体から構成されるアドホックLANにおい
て、通信の効率化を達成する、という効果を奏する。ま
た、本発明によれば、基幹接続LANと共存し、同じホ
ストが両方のLANに同時に接続するできる、という効
果を奏する。
複数の通信媒体から構成されるアドホックLANにおい
て、通信の効率化を達成する、という効果を奏する。ま
た、本発明によれば、基幹接続LANと共存し、同じホ
ストが両方のLANに同時に接続するできる、という効
果を奏する。
【図1】本発明の実施の形態におけるアドホックLAN
に接続するホストのパケット送信フローを示すフローチ
ャートである。
に接続するホストのパケット送信フローを示すフローチ
ャートである。
【図2】本発明の実施の形態を説明するネットワークモ
デルを示す図である
デルを示す図である
【図3】本発明の実施の形態におけるリンクテーブルの
一例を示す図である。
一例を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態を説明するための図であ
り、ホスト100〜104のホスト名、IPアドレス、
データリンク層アドレスをまとめた図である。
り、ホスト100〜104のホスト名、IPアドレス、
データリンク層アドレスをまとめた図である。
【図5】本発明の実施の形態においてリンクテーブルを
報知する手順を示すシーケンス図である。
報知する手順を示すシーケンス図である。
【図6】本発明の実施の形態において、リンクテーブル
を取得するためのフローを示すフローチャートである。
を取得するためのフローを示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態において、複数の通信媒体
に報知されるリンクテーブルを取得する手順を示すシー
ケンス図である。
に報知されるリンクテーブルを取得する手順を示すシー
ケンス図である。
【図8】本発明の実施の形態において、複数の通信媒体
に報知されるリンクテーブルを取得する手順を示すシー
ケンス図である。
に報知されるリンクテーブルを取得する手順を示すシー
ケンス図である。
【図9】本発明の実施の形態において、アドレスLAN
と基幹接続LANの双方に同時に接続するホストの状態
遷移を示す図である。
と基幹接続LANの双方に同時に接続するホストの状態
遷移を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態において、アドレスLA
Nと基幹接続LANの双方に同時に接続するホストがパ
ケットを送信する手順を示すフローである。
Nと基幹接続LANの双方に同時に接続するホストがパ
ケットを送信する手順を示すフローである。
【図11】IPアドレスの構造を示す図である。
【図12】基幹接続LANに接続するノードの経路制御
テーブルの例を示す図である。
テーブルの例を示す図である。
【図13】基幹接続LANに接続するノードのARPテ
ーブルの例を示す図である。
ーブルの例を示す図である。
【図14】従来の基幹接続LANにおけるホストの通信
を示すためのネットワークモデルを示す図である。
を示すためのネットワークモデルを示す図である。
【図15】基幹接続LANに接続するノードの経路制御
テーブルの例を示す図である。
テーブルの例を示す図である。
【図16】ゲートウェイ1210が持つ経路制御テーブ
ルを示す図である。
ルを示す図である。
【図17】基幹接続LANに接続するホストのパケット
を転送するフローを示す図である。
を転送するフローを示す図である。
【図18】従来のアドホックLANを接続するためのネ
ットワークモデルを示す図である。
ットワークモデルを示す図である。
【図19】従来のアドホックLANに接続するホストが
管理する経路制御テーブルの例を示す図である。
管理する経路制御テーブルの例を示す図である。
100〜104、1000、1001、1002、12
01、1202、1301、1302 ホスト 110、120、1203、1303、1010 通信
媒体 130 アドホックLAN 140 宛先ホスト入力手段 141 リンクテーブル検出手段 142 リンクテーブル取得手段 143 更新されたリンクテーブル検出手段 144 フレーム送信手段 145 フレーム送信中止手段 1200、1300 基幹接続LAN 1210 ゲートウェイ
01、1202、1301、1302 ホスト 110、120、1203、1303、1010 通信
媒体 130 アドホックLAN 140 宛先ホスト入力手段 141 リンクテーブル検出手段 142 リンクテーブル取得手段 143 更新されたリンクテーブル検出手段 144 フレーム送信手段 145 フレーム送信中止手段 1200、1300 基幹接続LAN 1210 ゲートウェイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−257064(JP,A) 特開 平10−23068(JP,A) 特開 平10−23028(JP,A) 特開 平9−186690(JP,A) 特開 平9−139747(JP,A) 特開 平9−130391(JP,A) 特開 平9−8828(JP,A) 特開 平8−242245(JP,A) 特開 平8−125663(JP,A) 特開 平8−79269(JP,A) コンピュータソフトウエア,Vol. 9 No.3 May 1992,寺岡文男 他,「広域ネットワークにおけるホス ト移動透過性」,pages.50−64 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/46 H04L 12/28
Claims (3)
- 【請求項1】複数のホストのみが接続される一時的なロ
ーカルエリアネットワーク(「アドホックLAN(Loc
al Area Network)」という)において、 前記アドホックLANに接続するホスト(「アドホック
LAN接続ホスト」という)が、前記アドホックLAN
接続ホストの全てあるいは一部のそれぞれについて、ホ
スト名、ネットワーク層アドレス、データリンク層アド
レス、及び、接続している通信媒体識別子を前記アドホ
ックLAN接続ホストのホスト情報として含むリンクテ
ーブルを有し、 一のアドホックLAN接続ホストが他のアドホックLA
N接続ホストにデータを送信する際には、前記一のアド
ホックLAN接続ホストが有している前記リンクテーブ
ル内における前記他のアドホック接続ホストの前記ホス
ト情報を参照して前記データを送信し、 前記リンクテーブルは、前記アドホックLAN接続ホス
トに関するホスト情報として、前記ホスト情報が有効で
ある時間を示す値を含み、 前記アドホックLANを構成する第1の通信媒体に接続
している前記アドホックLAN接続ホストが 、あらかじ
め定められた一定の時間(T1時間)を計測するタイマ
ー手段と、 あらかじめ定められた時間(T2時間)を最大として、
0〜T2時間までの任意の値を計測するランダムタイマ
ー手段と、 を有し、 前記アドホックLAN接続ホストの前記タイマー手段が
タイムアウトしたときに、前記ランダムタイマー手段を
起動し、該ランダムタイマー手段がタイムアウトした場
合には、前記アドホックLAN接続ホストに関する前記
ホスト情報のうち前記有効時間を初期値に再設定し、前
記リンクテーブルに含まれる前記ホスト情報のうち、前
記通信媒体識別子が前記第1の通信媒体を示している全
ての前記ホスト情報を同報リンクテーブルとして、前記
第1の通信媒体に同報するとともに前記タイマー手段を
起動し、 前記ランダムタイマー手段がタイムアウトする前に、他
の前記アドホックLA N接続ホストから同報された前記
同報リンクテーブルを受信した場合には、前記ランダム
タイマー手段を停止して前記タイマー手段を起動し、前
記受信した同報リンクテーブルに基づいて、前記アドホ
ックLAN接続ホストが有しているリンクテーブルを更
新する 、 ことを特徴とするアドホックローカルエリアネットワー
ク。 - 【請求項2】前記一のアドホックLAN接続ホストが、 データの送信先である前記他のアドホックLAN接続ホ
ストのホスト名を入力する手段と、 前記他のアドホックLAN接続ホストのホスト名が前記
リンクテーブルに登録されているか否かを検出する登録
検出手段と、 を含み、 前記登録検出手段が前記リンクテーブルにホスト名が登
録されていないと判断した場合には、接続しているアド
ホックLANを構成する全部あるいは一部の通信媒体に
接続するホストの前記ホスト情報を取得するリンクテー
ブル取得手段を起動し、前記取得したホスト情報を基
に、前記リンクテーブルの内容を更新したリンクテーブ
ルを作成し、 前記リンクテーブルあるいは前記更新されたリンクテー
ブルに、前記他のアドホックLAN接続ホストの前記ホ
スト情報が存在する場合には、前記他のアドホック接続
ホストにデータを送信し、 前記リンクテーブルあるいは前記更新されたリンクテー
ブルに前記他のアドホックLAN接続ホストの前記ホス
ト情報が存在しない場合には、前記他のアドホック接続
ホストへのデータ送信を中止する、 ことを特徴とする請求項1記載のアドホックリーカルエ
リアネットワーク。 - 【請求項3】前記アドホックLAN接続ホストは、該ア
ドホックLAN接続ホストが有する前記リンクテーブル
に含まれる前記有効時間を時間の経過と共に減少させ、
前記有効時間が零になった前記ホスト情報は前記リンク
テーブルから削除し、 前記リンクテーブルに含まれる該アドホックLAN接続
ホストに関する前記ホスト情報の前記有効時間が十分に
長くないと判断した場合には、前記タイマー1手段がタ
イムアウトしたときに、前記ランダムタイマー手段を起
動せずに、前記同報リンクテーブルを同報する、 ことを特徴とする請求項1又は2記載のアドホックロー
カルエリアネットワーク。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20987897A JP3141820B2 (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | アドホックローカルエリアネットワーク |
US09/118,758 US6307843B1 (en) | 1997-07-18 | 1998-07-17 | Ad hoc network of mobile hosts using link table for identifying wireless links and destination addresses |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20987897A JP3141820B2 (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | アドホックローカルエリアネットワーク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1141271A JPH1141271A (ja) | 1999-02-12 |
JP3141820B2 true JP3141820B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=16580151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20987897A Expired - Fee Related JP3141820B2 (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | アドホックローカルエリアネットワーク |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JP3141820B2 (ja) |
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