JP3135971B2 - 電子式タイムスイッチ - Google Patents
電子式タイムスイッチInfo
- Publication number
- JP3135971B2 JP3135971B2 JP04038178A JP3817892A JP3135971B2 JP 3135971 B2 JP3135971 B2 JP 3135971B2 JP 04038178 A JP04038178 A JP 04038178A JP 3817892 A JP3817892 A JP 3817892A JP 3135971 B2 JP3135971 B2 JP 3135971B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- program
- date
- load
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 230000003442 weekly effect Effects 0.000 description 7
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- PEDCQBHIVMGVHV-UHFFFAOYSA-N Glycerine Chemical compound OCC(O)CO PEDCQBHIVMGVHV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 1
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
- 238000012795 verification Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Clocks (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
負荷の制御日時および制御状態のプログラムに従って負
荷の動作を制御する電子式タイムスイッチに関するもの
である。
設定したプログラムを確認する場合には、タイムスイッ
チに内蔵した計時手段で計時されている現在の日時を手
操作で変化させ、プログラムによって設定された日時に
所定の出力が発生したり所定の表示がなされるかどうか
を確認するのが普通である。
方法でプログラムの動作を確認すると、計時手段の設定
を変化させることになるから、確認後に計時手段を現在
の日時に設定しなおす作業が必要になってプログラムの
確認作業が面倒になるという問題がある。また、上記方
法では、負荷を接続した状態でプログラムの確認作業を
行うと、出力の変化に応じて負荷が制御されるから、不
用意に負荷が動作して危険な場合もある。このような危
険を防止するために、負荷を外した状態としてプログラ
ムの確認作業を行うことが必要になり、このことからも
プログラムの確認作業が面倒になるという問題がある。
さらに、負荷の制御状態が重複して設定されているよう
な場合(たとえば、複数のプログラムで負荷をオンにす
る期間が重複しているような場合)には、負荷が予測し
ていなかった動作をすることになるが、上述の方法で
は、どのプログラムを修正すればよいかを見つけるのに
時間がかかり、とくに、多数のプログラムが登録され、
各プログラムの関係が複雑である場合には、プログラム
の修正に多大な時間を要するという問題がある。
のであり、計時手段で計時している日時を変更すること
なくプログラムの確認作業ができるようにすることによ
って、プログラムの確認作業を簡単かつ短時間で行える
ようにし、また、プログラムの誤設定を容易に発見でき
るようにした電子式タイムスイッチを提供しようとする
ものである。
記目的を達成するために、負荷を制御する日時および各
日時における負荷の制御状態を対応させたプログラムを
設定するプログラム設定手段と、複数のプログラムを格
納する記憶手段と、現在の日時を計時するとともに現在
の曜日を求める計時手段と、現在の日時が記憶手段に格
納されているいずれかのプログラムの日時に一致すると
そのプログラムに従って負荷を制御する制御手段と、日
時および負荷の制御状態を表示する領域を有した表示手
段と、記憶手段に格納されたプログラムを読み出すよう
に操作することができる操作手段と、操作手段によって
検索を開始する日時を設定すると設定日時の後で負荷の
制御状態が変化する日時および負荷の制御状態を設定日
時に近い順に表示手段に順次表示させるプログラム確認
手段とを備えているのである。
グラム番号が付与された形で各プログラムが記憶手段に
格納され、表示手段はプログラム番号を表示する領域を
有し、プログラム確認手段は、日時および負荷の制御状
態に加えて対応するプログラムのプログラム番号を表示
手段に表示させる機能を有するのである。
グラムを読み出すように操作することができる操作手段
と、検索を開始する日時を設定すると設定日時の後で負
荷の制御状態が変化する日時および負荷の制御状態を設
定日時に近い順に表示手段に順次表示させるプログラム
確認手段とを設けたものであり、記憶手段からプログラ
ムを読み出して表示手段に表示するから、計時手段で計
時している日時を変更することなく、プログラムの確認
作業を行うことができるのである。その結果、プログラ
ムの確認作業後に計時手段の時刻を再度合わせるという
作業が不要になる。また、計時手段の出力値に影響を与
えずに確認作業を行うから、確認作業によって負荷が制
御されるという危険がなく、逆に、確認中にも負荷をプ
ログラムに従って制御することが可能になるのであっ
て、プログラムの確認作業中に負荷を外す必要がなく、
この意味においてもプログラムの確認作業を簡単かつ短
時間で行うことができるのである。しかも、プログラム
の確認作業において、プログラムの検索を開始する日時
を設定すると、設定日時以後であって負荷の制御状態が
変化する日時のみを負荷の制御状態とともに順次表示す
るから、負荷の制御状態の変化を認識しやすいのであっ
て、予測しない動作があれば容易に発見できるのであ
る。
日時と負荷の制御状態とに加えてプログラム番号を表示
するから、負荷の制御状態に予測しない動作が発見され
たときに、どのプログラムが原因であるかを容易に認識
することができ、プログラムの修正作業が容易になるの
である。
示すように、プログラム設定手段1aを含む操作手段1
を備え、負荷を制御する日時と、その日時における負荷
の制御状態とを組にしたプログラムを設定する。設定さ
れたプログラムは各プログラムごとにプログラム番号と
ともに記憶手段2に格納される。記憶手段2には複数個
のプログラムを格納することができる。一方、計時手段
3は現在の日時を計時するとともに現在の曜日を求めて
おり、記憶手段2に格納されているプログラムの日時が
現在の日時に一致すると、制御手段4は出力手段5を介
して負荷を制御する。ここに、制御手段4は専用のマイ
クロプロセッサを用いて構成されており、後述する「テ
スト実行モード」の動作を行うプログラム確認手段も兼
ねている。出力手段5は、電源と負荷との間に挿入され
たラッチングリレーよりなるスイッチ要素を備え、スイ
ッチ要素をオン・オフ制御することによって負荷への通
電状態を制御するのである。ここで、ラッチングリレー
を用いることによって、リレーへの通電時間が短時間に
なり、消費電力の抑制につながるのである。制御手段4
には表示手段6が接続され計時手段3により計時されて
いる現在の日時や、記憶手段2に格納されているプログ
ラムを表示手段6に表示できるようになっている。
の前面中央部には表示手段6である表示器21、プログ
ラム設定手段1aの一部を含む操作手段1としての操作
部22を備える。また、ハウジング20の前面の上下両
端縁に沿って、出力手段5のスイッチ要素を電源線や負
荷線に接続する複数の端子23が列設される。ハウジン
グ20の前面には、通電を表示する通電表示ランプL1
〜L5 も設けられる。本実施例は4回路の電源と負荷と
に対応しており、タイムスイッチへの通電状態のほか、
各回路の通電状態もそれぞれ通電表示ランプL1 〜L5
によって示される。
表示器、蛍光表示管、プラズマディスプレイなどを用い
ることができる。表示器21の画面には、日付を年月日
で表示する日付表示領域D1 と、時刻を時分秒で表示す
る時刻表示領域D2 と、日曜日から土曜日までの各曜日
と2つの特定日とに対応した記号(S1,S2,Mo,Tu,We,Th,
Fr,Sa,Su)を表示する曜日表示領域D3 とが設けられて
いる。また、電源および負荷の2回路のうちで制御対象
となっている回路を左上部に番号で示し、負荷のオン・
オフの状態を左中部に示すようになっている。ハウジン
グ20の前面には表示器21の上縁に沿って、後述する
動作モードに対応した複数の記号SYが表記されてお
り、表示器21に表示された三角形状のカーソルCがい
ずれかの記号SYに対応する位置に移動することによっ
て、現在の動作モードが示されるようになっている。ま
た、時刻表示領域D2 のうち秒を示している部分は、後
述するプログラム番号を表示する領域として兼用され
る。
各曜日と2つの特定日とに対応した合計9個の曜日指定
スイッチS1 〜S9 (曜日指定部に相当する)と、後述
する動作モードを選択するモードスイッチS11、年・月
・日・時・分・秒にそれぞれ対応する6個の日時指定ス
イッチS12〜S17(日時指定部に相当する)、プログラ
ムの呼出しなどに用いるコールスイッチS18が設けられ
る。さらに、設定したプログラムに従って負荷を動作さ
せる状態とプログラムとは無関係に負荷をオン・オフさ
せる状態とを選択する4個の手操作スイッチSW1 〜S
W4 、外部からの割込信号によって負荷をオンにするか
オフにするかを選択する割込設定スイッチSW5 、複数
台を連結する際の同期をとるために主従の関係を設定す
るマスタ−スレーブ選択スイッチSW6 、各回路ごとに
タイマ動作とパルス動作とのどちらで動作させるかを選
択する動作選択スイッチSW7 〜SW10(タイマ動作と
パルス動作とについては後述する)が設けられる。手操
作スイッチSW1 〜SW4は電源および負荷の各回路に
対応している。スイッチSW1 〜SW10にはスライドス
イッチを用い、他のスイッチには押釦スイッチを用いて
いる。
チS11を押す。モードスイッチS11を1回押すたびに動
作モードを表す記号SYに対応する位置にカーソルCが
移動し、カーソルCがブリンク表示されることによっ
て、現在指定されている動作モードを知ることができ
る。動作モードとしては、プログラムに従って負荷Lを
制御する「負荷制御動作モード」(左端)、計時手段3
における現在の日時を設定する「現在時刻設定モード」
(左から2番目)のほか、プログラムを設定する動作モ
ードとして「週間プログラム設定モード」(左から3番
目)、「特日設定モード」(左から4番目)、「優先プ
ログラム設定モード」(左から5番目)がある。また、
設定されたプログラムの動作を確認するための「テスト
実行モード」(左から6番目)もある。
に格納されたプログラムに従って出力手段5をオン・オ
フ制御する。記憶手段2に格納されるプログラムには、
次の3種類がある。第1には、図4(a)に示すよう
に、負荷をオンにするオン時刻tONと負荷をオフにする
オフ時刻tOFF とをそれぞれ指定し、図4(b)に示す
ように、オン時刻tONからオフ時刻tOFF までの間、負
荷をオンにするタイマ動作プログラムがある。タイマ動
作プログラムでは、オン時刻tONのみを指定すれば、以
後は負荷が連続的にオンになる。第2には、図5(a)
に示すように、負荷をオンにするオン時刻tONとオン時
刻tONから負荷をオン状態に保つオン期間TONとを指定
するパルス動作プログラムがある。すなわち、図5
(b)に示すように、負荷はオン時刻tONにオンにな
り、オン期間TONの間はオンに保たれるのである。第3
には、図6(a)(c)に示すように、開始時刻tSTと
終了時刻t ENとを設定しその間に負荷をオンにするかオ
フにするかを指定する優先プログラムがある。優先プロ
グラムは、タイマ動作プログラムやパルス動作プログラ
ムに対して優先的に用いられる。すなわち、図6(a)
に破線で示すように、タイマ動作プログラムやパルス動
作プログラムが指定されている状態で、開始時刻tSTと
終了時刻tENとの間で負荷をオンにするとすれば、タイ
マ動作プログラムやパルス動作プログラムにおいて負荷
をオフにする期間であっても、図6(b)に示すよう
に、優先プログラムでは負荷をオンにする期間であれば
負荷はオンになる。また、図6(c)に破線で示すよう
に、タイマ動作プログラムやパルス動作プログラムが指
定されている状態で、開始時刻tSTと終了時刻tENとの
間で負荷をオフにするとすれば、タイマ動作プログラム
やパルス動作プログラムにおいて負荷をオンにする期間
であっても、図6(d)に示すように、優先プログラム
では負荷をオフにする期間であれば負荷はオフになる。
ここにおいて、オン時刻tON、オフ時刻tOFF 、開始時
刻tST、終了時刻tENは分単位、オン期間TONは秒単位
で指定できる。
の各曜日ごとに1日のタイムスケジュール(デイリパタ
ーン)を設定する動作モードであって、タイマ動作プロ
グラムやパルス動作プログラムを設定する。また、「週
間プログラム設定モード」では、1週間の7日分のデイ
リパターンに加えて、さらに2日分のデイリパターンを
余分に設定できるのであって、合計9日分のデイリパタ
ーンが設定できるようになっている。したがって、「週
間プログラム設定モード」では、1日の時刻と負荷のオ
ン・オフとの対応関係を設定したデイリパターンを設定
し、各デイリパターンにラベルを付けるのである。とこ
ろで、本発明では、年間のタイムスケジュールは1週間
単位のタイムスケジュールの繰り返しを基本として、例
外的なタイムスケジュールが単発的に発生するという想
定のもとになされており、1週間の7日分のデイリパタ
ーンに加えて2日分の例外的なデイリパターンが設定で
きれば、年間デイリパターンをほぼ網羅できると考えら
れる。そこで、デイリパターンのラベルは、7日分の曜
日と2日分の特定日という形で設定される。すなわち、
各デイリパターンは、曜日指定スイッチS1 〜S9 に割
り付けれる。ここにおいて、2日分の例外的なデイリパ
ターンでは対応できない場合には、優先プログラムを用
いて単発的に負荷を制御することも可能である。
ムスケジュールの繰り返しに対して例外的に発生するデ
イリパターンを特定の日に割り当てるための動作モード
である。すなわち、例外的なデイリパターンが発生する
特定日に対して、「週間プログラム設定モード」で設定
されている各日のデイリパターンのいずれかを割り当て
るのである。したがって、日付の指定とその日付に対応
させるデイリパターンの選択とを行うことになる。ま
た、日付の指定には、年月日を指定する場合と年は指定
せずに月日のみを指定する場合とがある。年を指定しな
い場合には、毎年同じ日に同じデイリパターンが繰り返
される。「特日設定モード」で指定されなかった日のデ
イリパターンは、曜日指定スイッチS3 〜S9 に割り付
けたデイリパターンのうちで、計時手段3により求めら
れた曜日に対応する曜日のデイリパターンが用いられ
る。
ログラムを設定するモードである。すなわち、開始日時
と終了日時と負荷のオン・オフとを指定することにな
る。このような優先プログラムを設定することによっ
て、デイリパターンのみでは対応できない場合であって
も柔軟に対応できることになる。「優先プログラム設定
モード」の開始日時および終了日時の指定については、
「特日設定モード」と同様に、年月日を指定する場合と
年は指定せずに月日のみを指定する場合とがある。年を
指定しない場合には、毎年同じ日時に同じように負荷を
制御する。
チS12〜S17を用いるのであって、上述した説明から明
らかなように、「現在時刻設定モード」、「優先プログ
ラム設定モード」では、すべての日時指定スイッチS12
〜S17を用い、「週間プログラム設定モード」では時指
定スイッチS15、分指定スイッチS16、秒指定スイッチ
16を用い、「特日設定モード」では年指定スイッチ
S12、月指定スイッチS13、日指定スイッチS14を用い
る。
明する。まずモードスイッチS11の操作によって図7
(a)に示すように、カーソルCを右から2番目の記号
SYに対応する位置まで移動させて、「テスト実行モー
ド」を選択する。カーソルCはこの位置でブリンク表示
される。このとき、年月日は表示されない。ここで、図
の説明では、1991年5月27日(月曜日)7時30
分以降のプログラムについて確認する場合を示す。
日・時・分に対応する日時指定スイッチS12〜S16を操
作することによって、確認を開始する最初の日付および
時刻を表示器21に表示させる(図7(c)参照)。こ
こで、図7(a)に示す未設定状態からいずれかの日時
指定スイッチS12〜16を押すことによって、年は現在年
になり、月・日・時・分は、1月1日0時00分になる
(図7(b)参照)。また、年指定スイッチS12、月指
定スイッチS13、日指定スイッチS14の操作に伴って曜
日が自動的に変化する。日時指定スイッチS12〜S
16は、所定時間(たとえば、1秒)以上押しつづけるこ
とによって表示を連続的に変化させることができ、表示
が連続的に変化している間は曜日は表示されず、日時指
定スイッチS 12〜S16から手を離したときに曜日が表示
される。年指定スイッチS12と日指定スイッチS14とを
同時に押せば図7(a)の未設定状態に戻る。
のプログラム番号のプログラムを表示器に表示する。コ
ールスイッチS18を1回押せば、設定した時刻にもっと
も近い未来で出力が変化する日時を表示器21に表示す
る(図7(d)参照)。さらにコールスイッチS18を押
せば、図7(e)のように、次に出力が変化する日時を
表示器21に表示する。以後はコールスイッチS18を押
すたびにプログラムを順次表示する。すなわち、負荷を
オン・オフする時刻を交互に表示する(図7(f)参
照)。一方、この状態から日時指定スイッチS12〜S16
のいずれかを押せば、開始時刻を設定する状態に戻る。
ここにおいて、上述したように年を指定せずに負荷の制
御日時を指定している場合には、毎年同じ日に負荷を制
御するから、確認の際には計時手段3に設定されている
最大の日時を越える場合もある。そこで、計時手段3に
設定されている最大の日時を越えた場合には、表示器2
1に「End 」と表示して知らせる。確認が終了すれば、
モードスイッチS11を押して次の動作モードに以降す
る。次の動作モードでは、回路2のテスト実行モードに
なる。モードスイッチS11を数回押せば「テスト実行モ
ード」を終了する。以上説明したプログラムの確認操作
は、タイマ動作プログラムとパルス動作プログラムとの
いずれについても同じである。
をまとめると、図1のようになる。すなわち、「テスト
実行モード」を選択すると、表示器21に日時を表示し
ていない未設定状態の初期表示を行う(ステップS
1)。次に、操作手段1に設けた日時指定スイッチS12
〜S16(秒指定スイッチS17は除く)のいずれかを押す
ことによって(ステップS7)、プログラムの検索を開
始する時刻を入力し(ステップS2)、コールスイッチ
S18を押すと(ステップS3)、検索開始時刻(すなわ
ち、表示器21に表示されている日時)の後であって出
力が変化する日時のうち、もっとも近い日時を検索する
(ステップS4)。このようにして日時を検索すると、
設定時刻、出力状態、プログラム番号を表示器21に表
示するのである(ステップS5)。また、ステップS3
においてコールスイッチS18を押さずにモードスイッチ
S11を押せば(ステップS6)「テスト実行モード」が
解除される(もしくは次の回路の「テスト実行モード」
に移行する)。
示すように、コールスイッチS18を最初に押したときに
開始時刻を示し(図8(a)参照)、次にコールスイッ
チS 18を押したときに終了時刻を示すことになる(図8
(b)参照)。また、日時指定スイッチS12〜S16を用
いて設定した日時が、優先プログラムの開始時刻と終了
時刻との間の日時であるときには、図9のように、コー
ルスイッチS18を押しても日時の表示は変化せずにプロ
グラム番号が表示される。
合や優先プログラムで1週間以上の長期に亙ってオン・
オフの状態を変化させない設定を行っている場合には、
図10に示すように、確認を開始する時刻から1週間後
の同一曜日の0時0分でプログラムの検索を停止する
(図10(b)参照)。ただし、プログラムが設定され
ていれば、プログラム番号と、この間の出力のオン・オ
フの状態とは表示する。また、プログラムが設定されて
いないときには、プログラム番号やオン・オフの表示は
行われない。
荷のオン・オフの期間が重複している場合であっても、
「テスト実行モード」では出力が変化する日時を検索し
て表示する。たとえば、タイマ動作プログラムにおい
て、図11(a)に示すように、オン時刻が月曜日の1
8時(プログラムP1)、オフ時刻が火曜日の6時(プ
ログラムP2)という対と、図11(b)に示すよう
に、オン時刻が月曜日の22時(プログラムP3)、オ
フ時刻が火曜日の2時(プログラムP4)という対とが
設定されている場合には、制御手段4は図11(c)の
ように解釈する。すなわち、最初に出力がオンに変化す
るプログラムP1は有効であり、プログラムP3は出力
をオンにするが出力はすでにオンであって変化がないか
らプログラム番号P3は無効になる。また、次に、プロ
グラム番号P4は出力をオフに変化させるから有効であ
るが、プログラムP2では出力がすでにオフになってい
るから無効になる。要するに、「テスト実行モード」で
は、月曜日の18時にプログラムP1でオンになり、火
曜日の2時にプログラムP4でオフになることのみを表
示する。
12(a)のようにオフ時刻が10時(プログラムP
8)という設定がなされ、図12(b)のように優先プ
ログラムにおいて1時から7時まではオフ(プログラム
P5)、12時から15時まではオフ(プログラムP
6)と設定されているとすれば、図12(c)に示すよ
うに、出力は1時までと7時から10時までとがオンに
なる。したがって、「テスト実行モード」では、1時に
優先プログラムP5によってオフになり、7時に優先プ
ログラムP5によってオンになり、10時にプログラム
P8によってオフになるという表示を行う。また、プロ
グラムP6に対しては出力はすでにオフであるから無効
になる。
制御動作とは独立して行われる。すなわち、「テスト実
行モード」が実行されている状態であっても、プログラ
ムによって設定された日時になれば負荷は制御されるの
である。したがって、負荷を接続した状態で「テスト実
行モード」によるプログラムの確認作業を行うことがで
きる。このような動作は、たとえば、計時手段3により
計時されている現在の日時以後であって出力が変化する
日時のうち現在の日時にもっとも近い日時を有したプロ
グラムを記憶手段2から先読みしてバッファに格納して
おき、バッファ内の日時が計時手段3により計時された
日時に一致すると出力を制御するというように構成する
ことによって実現できる。このように、負荷の制御には
影響を与えることなく「テスト実行モード」によってプ
ログラムの内容を確認できるから、負荷を着脱するなど
の作業が不要であり、プログラムの確認作業が容易にな
るのである。
たプログラムを読み出すように操作することができる操
作手段と、検索を開始する日時を設定すると設定日時の
後で負荷の制御状態が変化する日時および負荷の制御状
態を設定日時に近い順に表示手段に順次表示させるプロ
グラム確認手段とを設けたものであり、記憶手段からプ
ログラムを読み出して表示手段に表示するから、計時手
段で計時している日時を変更することなく、プログラム
の確認作業を行うことができるのである。その結果、プ
ログラムの確認作業後に計時手段の時刻を再度合わせる
という作業が不要になる。また、計時手段の出力値に影
響を与えずに確認作業を行うから、確認作業によって負
荷が制御されるという危険がなく、逆に、確認中にも負
荷をプログラムに従って制御することが可能になるので
あって、プログラムの確認作業中に負荷を外す必要がな
く、この意味においてもプログラムの確認作業を簡単か
つ短時間で行うことができるという利点を有するのであ
る。しかも、プログラムの確認作業において、プログラ
ムの検索を開始する日時を設定すると、設定日時以後で
あって負荷の制御状態が変化する日時のみを負荷の制御
状態とともに順次表示するから、負荷の制御状態の変化
を認識しやすいのであって、予測しない動作があれば容
易に発見できるという効果もある。
日時と負荷の制御状態とに加えてプログラム番号を表示
するから、負荷の制御状態に予測しない動作が発見され
たときに、どのプログラムが原因であるかを容易に認識
することができ、プログラムの修正作業が容易になると
いう利点を有する。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 負荷を制御する日時および各日時におけ
る負荷の制御状態を対応させたプログラムを設定するプ
ログラム設定手段と、複数のプログラムを格納する記憶
手段と、現在の日時を計時するとともに現在の曜日を求
める計時手段と、現在の日時が記憶手段に格納されてい
るいずれかのプログラムの日時に一致するとそのプログ
ラムに従って負荷を制御する制御手段と、日時および負
荷の制御状態を表示する領域を有した表示手段と、記憶
手段に格納されたプログラムを読み出すように操作する
ことができる操作手段と、操作手段によって検索を開始
する日時を設定すると設定日時の後で負荷の制御状態が
変化する日時および負荷の制御状態を設定日時に近い順
に表示手段に順次表示させるプログラム確認手段とを備
えたことを特徴とする電子式タイムスイッチ。 - 【請求項2】 それぞれ個別のプログラム番号が付与さ
れた形で各プログラムが記憶手段に格納され、表示手段
はプログラム番号を表示する領域を有し、プログラム確
認手段は、日時および負荷の制御状態に加えて対応する
プログラムのプログラム番号を表示手段に表示させる機
能を有することを特徴とする請求項1記載の電子式タイ
ムスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04038178A JP3135971B2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 電子式タイムスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04038178A JP3135971B2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 電子式タイムスイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05232263A JPH05232263A (ja) | 1993-09-07 |
JP3135971B2 true JP3135971B2 (ja) | 2001-02-19 |
Family
ID=12518137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04038178A Expired - Lifetime JP3135971B2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 電子式タイムスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3135971B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8646931B2 (en) | 2012-01-18 | 2014-02-11 | G&Cs Co., Ltd | Backlight assembly and display device including the same |
KR101729264B1 (ko) * | 2010-07-09 | 2017-05-02 | 엘지이노텍 주식회사 | 백라이트 유닛 및 표시 장치 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6052656B2 (ja) * | 2012-03-13 | 2016-12-27 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | タイムスイッチ |
-
1992
- 1992-02-25 JP JP04038178A patent/JP3135971B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101729264B1 (ko) * | 2010-07-09 | 2017-05-02 | 엘지이노텍 주식회사 | 백라이트 유닛 및 표시 장치 |
US8646931B2 (en) | 2012-01-18 | 2014-02-11 | G&Cs Co., Ltd | Backlight assembly and display device including the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05232263A (ja) | 1993-09-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5555226A (en) | Automatic setting of alternate time zone data in a multimode electronic timepiece | |
JP3135971B2 (ja) | 電子式タイムスイッチ | |
US5587971A (en) | Mode preselect function for a multimode electronic timepiece | |
US4989188A (en) | Program to display an alternate mode in a multimode timepiece | |
US5008866A (en) | Alarm setting program for alarm timepiece with alternate time zone | |
JP3472310B2 (ja) | 電子式タイムスイッチ | |
JP3777678B2 (ja) | 表示装置および電子機器 | |
JP2733388B2 (ja) | カード式年間プログラムタイマ | |
JP3168076B2 (ja) | 年間カード式プログラムタイマ | |
JP2733389B2 (ja) | カード式年間プログラムタイマ | |
KR100323373B1 (ko) | 프로그래머블 타임 스위치 | |
JPH082701Y2 (ja) | カレンダ表示装置 | |
JP3005060B2 (ja) | カード式プログラムタイマ | |
JP2919089B2 (ja) | カード式年間プログラムタイマ | |
JPH052877Y2 (ja) | ||
JP2871118B2 (ja) | カード式年間プログラムタイマ | |
JPH0511515Y2 (ja) | ||
JPS6145504Y2 (ja) | ||
JPS5824236Y2 (ja) | デジタル表示式電子時計 | |
JP3056814B2 (ja) | カード式プログラムタイマ | |
JPH01148993A (ja) | 空気調和機制御用タイマ | |
JPH0313752Y2 (ja) | ||
JPH1194966A (ja) | プログラムタイムスイッチ | |
JP2639047B2 (ja) | タイマー制御装置 | |
JPS63249092A (ja) | タイムスイツチ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20001121 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071201 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081201 Year of fee payment: 8 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081201 Year of fee payment: 8 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091201 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091201 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101201 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111201 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121201 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121201 Year of fee payment: 12 |