JP3130092B2 - 電動機の固定子 - Google Patents
電動機の固定子Info
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Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Description
等に使用される電動機の固定子に関する。
一層の機械化やコストの合理化を図る一方で、電動機そ
のものの小型化が要求されている。
び図8に示すように、複数個の歯部鉄心101を等間隔
にして放射状に配列し、この形状を機械的に保持するよ
うにエンジニアリングプラスティック等の樹脂で一体に
成型している。この成型された樹脂形状は歯部鉄心10
1を保持する円筒部102や、歯部鉄心101の上下端
面およびスロット内の絶縁部、また第1巻線107、第
2巻線108のそれぞれの外周部を押圧保持する柱状の
ガイド部103、104を有し、さらに巻線素線110
を絡げるためのピン端子106を取り付ける円盤部10
5を前記円筒部102の上端面に有している。
始終端である巻線素線110を円盤部105に取り付け
たピン端子106に絡げながら巻装し、スロット開口絶
縁くさび109を挿入したのち磁路を形成するリング状
の継鉄部鉄心111を圧入するものであった。
機の固定子では、樹脂の円盤部105が円筒部102の
最上部にあり、この円筒部102の上面にピン端子10
6を取り付けると、ピン端子106の長さ分だけ固定子
の軸方向の寸法が大きくなり、ハウジングケースの軸方
向や、さらには取り付け商品の寸法も大きくなってしま
うという課題があった。また、円盤部105の内径寸法
が歯部鉄心101の内径寸法より小さくなることから、
電動機の組み立て時に回転子(図示せず)の挿入が一方
向、つまり円盤部105の設けられている側に限られて
しまう課題があった。
端子を取り付けた場合でも軸方向の寸法の最大が、円筒
部の高さ寸法以下となる電動機の固定子を提供すること
を第1の目的とする。
ても軸方向寸法を小さくすると同時に、円筒部の内周縁
部に歯部鉄心の内径寸法以下となる成型部分を設けるこ
となく、ピン端子の取り付けを可能とする電動機の固定
子を提供することにある。
は上記第1の目的を達成するための第1の手段は、巻線
導体を巻装する複数個の歯部鉄心を樹脂材料で一体に成
型した固定子で、この樹脂成型部は歯部鉄心の上下端面
とスロット内の絶縁部と、歯部鉄心の形状を保持する円
筒部と、第1、第2巻線導体のそれぞれの外周を押圧保
持するガイド部と、巻線導体の始終端を巻き付けるピン
端子を取り付ける円盤部とからなり、この円盤部は前記
円筒部の内周側で上端面より下方位置に配するととも
に、この円盤部より上方の円筒部に複数の巻線溝を設け
た構成とする。
手段は、巻線導体を巻装する複数個の歯部鉄心を樹脂材
料で一体に成型した固定子で、この樹脂成型部は歯部鉄
心の上下端面とスロット内の絶縁部と、歯部鉄心の形状
を保持する円筒部と、第1、第2巻線導体のそれぞれの
外周を押圧保持するガイド部とからなり、このガイド部
のうち第1巻線用のガイド部の上端面を円筒部の上端面
より下方位置に設け、この上端面に巻線導体の始終端を
巻き付けるピン端子を取付けてなる構成とする。
手段は、第1巻線導体のガイド部の上端面を前記円筒部
の上端面より下方位置に設けるとともに、このガイド部
を1段または複数段の段差を設け、それぞれの上端面に
ピン端子を取付ける構成とする。
ン端子を樹脂の円盤部の上端面に取り付けてもピン端子
の全てが樹脂の円筒部上端面より突出することがなくな
る。
内周に成型形状を設けなくともピン端子の取り付けが可
能となり、ガイド部の上端面にピン端子を取り付けて
も、ピン端子の全てが樹脂の円筒部上端面より突出する
ことがなくなる。
内周に成型形状を設けなくともピン端子の取り付けが可
能となり、ガイド部の上端面にピン端子を取り付けて
も、ピン端子の全てが樹脂の円筒部上端面より突出する
ことがなくなる。
よび図2を参照しながら説明する。図に示すように、複
数個の歯部鉄心1を等間隔にして放射状に配列し、この
形状を機械的に保持するようにエンジニアリングプラス
ティック等の樹脂で一体に成型している。成型された樹
脂の形状は歯部鉄心1の形状を保持する円筒部2や、歯
部鉄心1の上下端面およびスロット内の絶縁部、また第
1巻線8、第2巻線9のそれぞれの外周部を押圧保持す
る形状のガイド部3、4を有している。さらに巻線素線
11を絡げるためのピン端子6を取り付ける円盤部5を
有している。この円盤部5の位置は、取り付けるピン端
子6の上部が円筒部2から突出しない寸法だけ、円筒部
2内周側での上端面から下方に落とし込んだ位置にあ
り、この円盤部5より上方にある円筒部2の複数箇所に
幅広の巻線溝7を設けている。そして一体成型した歯部
鉄心1に対して、第1巻線8、第2巻線9の順に各巻線
の始終端の巻線素線11を、巻線溝7に沿わせてピン端
子6に絡げながら必要数の巻線を直接巻装し、スロット
開口絶縁くさび10を挿入したのち磁路を形成するリン
グ状の継鉄部鉄心14を圧入するものである。
上端面よりも下方にあるため、ピン端子6の全てが円筒
部2の上端面から突出、ということがなくなるととも
に、円盤部5が円筒部2の内周側にあって、円筒部2に
幅広の巻線溝7を設けていることから、巻線素線11と
ピン端子6との位置関係に自由度が生じることで、作業
性の良い位置にピン端子6を配置でき、さらに巻線素線
11が円盤部5の上面に沿ってピン端子6に絡げること
ができる。
固定子によれば、軸方向の寸法は歯部鉄心1の積層分
と、歯部鉄心1上下端の円筒部2の高さ分の合計寸法に
ほぼ納まる。
および図4を参照しながら説明する。なお第1の手段と
同一部分には同一記号を付し、その詳細な説明は省略す
る。図に示すように歯部鉄心1と一体に成型した樹脂の
形状は歯部鉄心1の形状を保持する円筒部2と、歯部鉄
心1の上下端面およびスロット内の絶縁部、第1巻線
8、第2巻線9のそれぞれの外周部を押圧保持する柱上
のガイド部3、4とを有している。前記ガイド部のう
ち、歯部鉄心1の上側に位置し、かつ第1巻線8の外周
部を押圧保持するガイド部3は、上端面に巻線素線11
を絡げるためのピン端子6を取り付けている。また、こ
のガイド部3の上端面の高さ位置は、取り付けるピン端
子6の上部が円筒部2から突出しない寸法だけ円筒部2
の上端面よりも下方にしている。一体成型した歯部鉄心
1に対して、第1巻線8、第2巻線9の順に各巻線の始
終端の巻線素線11を、巻線溝7に沿わせてピン端子6
に絡げながら必要数の巻線を直接巻装し、スロット開口
絶縁くさび10を挿入したのち磁路を形成するリング状
の継鉄部鉄心14を圧入するものである。
分を設けなくてもピン端子6の取り付けが可能となり、
ピン端子6を取り付けるガイド部3の上端面は、円筒部
2の上端面よりも下方にあるため、ピン端子6の全てが
円筒部2の上端面から突出する、ということがなくな
る。
固定子によれば、回転子の挿入が軸方向のどちらかでも
可能となると同時に、軸方向の寸法は歯部鉄心1の積層
分と、歯部鉄心1上下端の円筒部2の高さ分の合計寸法
にほぼ納まる。
よび図6を参照しながら説明する。なお、第1の手段、
第2の手段と同一部分には同一記号を付し、その詳細な
説明は省略する。図に示すように第1巻線8の外周部を
押圧保持する段付ガイド12は、軸方向に段差を造るこ
とで平面部13を増設し、段付きガイド12の上端面お
よび平面部13の上端面にはピン端子6相互の絶縁距離
が十分確保できる位置に取り付けられている。また、こ
の段付ガイド12の上端面の高さ位置は、ピン端子6の
先端が円筒部2の上端面よりも下方にしている。一体成
型した歯部鉄心1に対して、第1巻線8、第2巻線9の
順に各巻線の始終端の巻線素線11を、ピン端子6に絡
げながら必要数の巻線を直接巻装し、スロット開口絶縁
くさび10を挿入したのち磁路を形成するリング状の継
鉄部鉄心14を圧入するものである。
分を設けなくてもピン端子6の取り付けが可能となり、
ピン端子6を取り付ける段付ガイド部12の上端面は、
円筒部2の上端面よりも下方にあるため、ピン端子6の
全てが円筒部2の上端面から突出する、ということがな
くなる。
固定子によれば、回転子の挿入が軸方向のどちらからで
も可能となると同時に、軸方向の寸法は歯部鉄心1の積
層分と、歯部鉄心1上下端の円筒部2の高さ分の合計寸
法にほぼ納まる。また、一つの段付ガイド部12に対
し、複数本ピン端子6が取り付け可能となるため、電動
機の速度切り替えにより巻線素線11が多数になるタッ
プ出しも容易になる。
の平面部を増設したが、取り付けるピン端子間の絶縁距
離が十分に確保できれば、この平面部を複数個設けても
よく、その作用効果に差異を生じない。
明によれば、ピン端子を取り付ける円盤部またはガイド
部の上端面の位置が円筒部よりも下方にあり、ピン端子
を取り付けてもピン端子の長さ分全てが円筒部の上端面
より突出するということがなくなり、軸方向の寸法はほ
ぼ鉄心の積層分と鉄心上下端の円筒部の合計寸法にな
り、軸方向寸法を抑えることができるとともに、円盤部
が円筒部の内周側にあり、かつ円筒部に幅広の巻線溝を
設けていることから、ピン端子位置に自由度が生じ巻線
素線の絡げの作業性が改善でき、さらに巻線素線が巻線
溝を介し円盤部の上面に沿ってピン端子に絡げること
で、巻線素線の浮きが防止され品質の安定した電動機の
固定子を提供することができる。
挿入が固定子の軸方向のどちらからでも可能となり、作
業性が向上する。
ン端子が取り付け可能となり、速度切り替えの多い巻線
仕様にも対応できる効果のある電動機の固定子が提供で
きる。
Claims (3)
- 【請求項1】 巻線導体を巻装する複数個の歯部鉄心を
樹脂材料で一体に成型した固定子で、この樹脂成型部は
歯部鉄心の上下端面とスロット内の絶縁部と、歯部鉄心
の形状を保持する円筒部と、第1、第2巻線導体のそれ
ぞれの外周を押圧保持するガイド部と、巻線導体の始終
端を巻き付けるピン端子を取り付ける円盤部とからな
り、この円盤部は前記円筒部の内周側で上端面より下方
位置に配するとともに、この円盤部より上方の円筒部に
複数の巻線溝を設けてなる電動機の固定子。 - 【請求項2】 巻線導体を巻装する複数個の歯部鉄心を
樹脂材料で一体に成型した固定子で、この樹脂成型部は
歯部鉄心の上下端面とスロット内の絶縁部と、歯部鉄心
の形状を保持する円筒部と、第1、第2巻線導体のそれ
ぞれの外周を押圧保持するガイド部とからなり、このガ
イド部のうち第1巻線用のガイド部の上端面を円筒部の
上端面より下方位置に設け、該第1巻線用のガイド部の
上端面に巻線導体の始終端を巻き付けるピン端子を取付
けてなる電動機の固定子。 - 【請求項3】 第1巻線導体のガイド部の上端面を前記
円筒部の上端面より下方位置に設けるとともに、このガ
イド部を1段または複数段の段差を設け、それぞれの上
端面にピン端子を取り付ける請求項2記載の電動機の固
定子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03292836A JP3130092B2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 電動機の固定子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03292836A JP3130092B2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 電動機の固定子 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Families Citing this family (2)
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---|---|---|---|---|
JP7357215B2 (ja) | 2019-07-05 | 2023-10-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | モータ、電動工具用モータ及び電動工具 |
JP7357201B2 (ja) | 2019-07-05 | 2023-10-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | モータ、電動工具用モータ及び電動工具 |
-
1991
- 1991-11-08 JP JP03292836A patent/JP3130092B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH05137286A (ja) | 1993-06-01 |
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