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JP3125686B2 - 分岐クリップおよび線材分岐治具 - Google Patents

分岐クリップおよび線材分岐治具

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JP3125686B2
JP3125686B2 JP08241495A JP24149596A JP3125686B2 JP 3125686 B2 JP3125686 B2 JP 3125686B2 JP 08241495 A JP08241495 A JP 08241495A JP 24149596 A JP24149596 A JP 24149596A JP 3125686 B2 JP3125686 B2 JP 3125686B2
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JP
Japan
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clip
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靖政 藤原
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線、エア配管、
光ファイバ−等の線材の所定の位置に分岐部を形成し、
かつ分岐部を結束保持するとともに、所定の取付位置に
係合、固定する分岐クリップおよびこの分岐クリップ
適用して良好な線材分岐治具に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両用、通信用を始めとして電線
や光ファイバー、あるいはエアー配管等の線材を結束し
て、所定の取り付け位置に所定の配索方向を保持して固
定するための線材保持具(固定用クリップ)が広く使用
されている。特に車両内に配索されるワイヤーハーネス
においては、大量の電線が集束する幹線部や電気、電子
部品等へ配索される数本の電線からなる支線部、あるい
はこれらの電線が分岐する分岐部周辺の結束保持におい
ても固定用クリップが多用されている。従来広く用いら
れている固定用クリップの形態としては、図5(a)に
示すようなバンド型のクリップ(以下、バンドクリップ
と記載する)30、あるいは図5(b)に示すようなプ
レート型のクリップ(以下、プレートクリップと記載す
る)40がある。
【0003】これらの固定用クリップを用いた線材の分
岐部の結束保持方法を図6に示して説明すると、バンド
クリップ30においては、図6(a)のように、その構
造上ワイヤーハーネス50の分岐部51の中心に取り付
けることはできないため、必然的に分岐部51から離間
した直線部分をバンド部22で締め込む結束方法とな
り、クリップ部6の設置位置が分岐部51の中心から距
離Lだけ離間することとなる。また、プレートクリップ
40においては、図6(b)のように、分岐部51を介
して互いに同一直線上にある電線部分に、プレート31
の両端に設けられたテープ止め部32を固定用テープ3
3により巻き固定することができるため、分岐部51の
中心にクリップ部6を設置することができる。
【0004】このような分岐部中心へのクリップ部の取
り付けに対する要望は、分岐部の構成が各配索方向から
密集する電線をテープ巻きするため、直線部分に比べ太
い直径となり、車両走行時に周辺部材との干渉や異音の
発生源となる問題に基づいている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示した固定用クリップのワイヤーハーネス分岐部への取
り付けには、種々の制約、問題が存在する。バンドクリ
ップ30においては分岐部51中心にクリップ部6を設
置できないため、分岐部51の振動を十分吸収すること
ができず、異音の発生を招いてしまう問題がある。特に
太い直径のワイヤーハーネス50の場合、分岐部51中
心からクリップ部6設置位置までの距離Lは大きくな
り、異音の発生は顕著となる。このような問題を抑制す
るためには、分岐部51から延伸するすべての直線部分
にバンドクリップ30を取り付ける形態が考えられる
が、ワイヤーハーネス組み付け時あるいは車両への実装
時の作業性を著しく悪化させるとともに、クリップ部6
が係合する車両側の取り付け穴の数量増加に伴う強度の
低下等の新たな問題を生じる欠点がある。
【0006】またプレートクリップ40においては、分
岐部51中心にクリップ部6を設置することはできる
が、ワイヤーハーネス組み付け図板上での治具の干渉、
寸法精度の低下の問題を有している。すなわち、車両用
ワイヤーハーネスにおいては、固定用クリップの取り付
け位置、とりわけクリップ部の設置位置寸法は車両パネ
ル側の取り付け穴寸法との関係からきわめて厳密に決定
される。仮にクリップ部間距離が取り付け穴ピッチより
も長い場合にはクリップ間のワイヤーハーネスにたるみ
が生じ車両走行時の異音の発生源となり、短い場合には
車両への実装時の作業性を著しく悪化させる問題があ
る。そのため、ワイヤーハーネス組み付け図板には所定
の位置に分岐部を形成するための分岐治具と、所定の寸
法位置に固定用クリップを取り付けるためのクリップ治
具とが設けられている。分岐治具60は図7(a)に示
すように分岐形状に応じた三又状の分岐ヘッド部61
と、分岐ヘッド部61をワイヤーハーネス組み付け作業
高さに支持する昇降可能なロッド部62とから構成され
ている。また、クリップ治具70は図7(b)に示すよ
うにクリップ部6が仮固定される掛止溝が設けられたヘ
ッド部11と、ヘッド部11をワイヤーハーネス50に
近接する所定の取り付け位置と待機位置(図中二点鎖線
にて描画)間を回動させる回動機構部71と、これらヘ
ッド部11および回動機構部71を支持するロッド部7
2とから構成されている。分岐部51への固定用クリッ
プの取り付けは、まず分岐治具60により所定の分岐形
状に布線された電線がテープ巻き結束される。ワイヤー
ハーネス50が分岐治具60上にある場合には固定用ク
リップあるいはクリップ治具70と分岐ヘッド部61と
が干渉し、固定用クリップの取り付けが不可能なため、
分岐治具60のロッド部62を下降させて分岐ヘッド部
61を作業高さから回避させ、次いでバンドクリップ3
0あるいはプレートクリップ40を仮固定したクリップ
治具70のヘッド部11を待機位置から矢印Cのように
取り付け位置へ回動させ、固定用クリップが取り付けら
れるワイヤーハーネス上の位置を決定する。このような
固定用クリップの取り付け方法は、バンドクリップ30
あるいはプレートクリップ40のいずれの固定用クリッ
プにおいても適用されるが、固定用クリップの取り付け
時には分岐部51が分岐治具60により支持固定されて
いないため、取り付け寸法が一定とならず、寸法精度に
問題を有していた。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを目的とし、電線を所定の分岐位置で確実に分岐、保
持固定するとともに、分岐中心に固定用クリップを設置
し、所定の取り付け穴に良好に係合固定することができ
分岐クリップおよび線材分岐治具を提供するものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、幹線および該幹線から分
岐された支線から構成される複数の線材の分岐部を結束
固定する分岐クリップにおいて、前記幹線から分岐され
る支線の根元部分を挟持するように前記支線が配線可能
な間隔に離隔された一対の分岐部材と、前記幹線に巻回
されるとともに前記一対の分岐部材に連結される連結部
材と、前記分岐部材または前記連結部材のいずれかの外
周部に設けられ、前記線材の分岐部を所定の取付部に係
合固定するクリップ部とを備えたことを特徴としてい
る。
【0009】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記クリップ部は、前記分岐部の中
心位置に対応する位置に設けられたことを特徴としてい
る。 さらに、請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の分岐クリップを仮固定するとともに、複数の線材
を所定の延伸方向に配索して、前記分岐クリップに前記
分岐部を形成する線材分岐治具であって、前記分岐クリ
ップを分離可能に仮固定する仮固定部を有し、前記分岐
クリップにより前記分岐部を形成、結束保持した後、前
記分岐クリップを前記固定部から分離することを特徴と
している。
【0010】このような本発明の構成によれば、複数の
分岐部材が電線等の線材をT字型や十字型等の所定の形
態に分岐し、連結部材が分岐部材間を連結して、各々の
配索方向に延伸する線状体を保持し、線状体の分岐部中
心に設置されたクリップ部を所定の取り付け穴へ係合固
定することができるため、線状体の分岐部を良好に保持
するとともに、その分岐部が所定の取り付け位置に良好
に取り付けられる。また、クリップ部が分岐部の中心位
置に対応して設けられているため、車両への実装に際
し、従来のように分岐部の振動や周辺部材との干渉を生
じることがなく、走行時の異音の発生を大幅に抑制する
ことができる。
【0011】また、分岐部を結束保持することができる
分岐クリップを仮固定し、この分岐クリップ上で所定の
分岐部を形成、結束保持することができるため、線状体
の所定の寸法位置に所定の形態の分岐部を良好に形成す
ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の線材保持具につい
て実施例を示して詳しく説明する。本願請求項1または
に係る線材保持具の第1の実施例について図1を用い
て説明する。本実施例の線材保持具は、ワイヤーハーネ
ス等の分岐部を結束保持する分岐クリップ10であり、
図1(a)に示すように、分岐部の形態、たとえばT字
型の配索に対応して三又形状のセパレータ(分岐部材)
1a〜1cと、セパレータ1cの一端にヒンジ3を介し
て設けられた連結固定部(連結部材)4と、連結固定部
4の一面に、分岐部の中心位置に対応して設けられたク
リップ部6から構成されている。本実施形態では、図1
から明らかなように、セパレータ1a、1b(一対の分
岐部材)は、幹線から分岐される支線の根元部分を挟持
するように支線が配線可能な間隔に離隔されており、連
結固定部4は、幹線に巻回されるとともにセパレータ1
a、1bに連結される。
【0013】次に、本実施例の分岐クリップ10の分岐
部51への取り付け状態の一例を示すと、セパレータ1
a〜1c間にワイヤーハーネス50を構成する電線がT
字状に配策されて分岐部の形態が決定され、次いで矢印
Aのようにヒンジを支点として連結固定部4が回動して
閉じ、図1(b)に示すように、セパレータ1a、1b
の先端に設けられた係止爪2a、2bと連結固定部4に
設けられた係止穴5a、5bとが係止しつつ、ワイヤー
ハーネス50が連結固定部4に押圧されて、分岐部51
が結束保持される。次いで、連結固定部4上に設けられ
たクリップ部6を他の固定用クリップとともに図示して
いない車両パネルの所定の取り付け穴に係合することに
より、ワイヤーハーネスが所定の寸法位置で固定され
る。
【0014】このような分岐クリップによれば、セパレ
ータがあらかじめ分岐部の形態に対応して設けられてい
るため、電線を分岐クリップ上に配策するだけで容易に
所望の分岐部を形成することができる。また、ヒンジを
支点として連結固定部を各セパレータに係止するだけで
容易に分岐部を結束保持することができる。そのため、
従来のバンドクリップのように取り付け位置を調整しな
がらバンド部締め付ける作業や、プレートクリップのよ
うに煩雑なテープ巻き固定作業を行う必要がなく、所望
の形態の分岐部を作業性良く形成、結束保持することが
できる。さらに、本実施例の分岐クリップによれば、連
結固定部上に設けられたクリップ部が分岐部の中心に対
応して設けられているため、車両への実装に際し、従来
のように分岐部の振動や周辺部材との干渉を生じること
がなく、走行時の異音の発生を大幅に抑制することがで
きる。ここで、クリップ部の設置位置は連結固定部上に
限らず、セパレータ側に設けても良く、分岐部の中心位
置に対応する位置に設けられていれば何等支障はない。
また、セパレータとして、T字型の分岐部(3方分岐)
に対応して分枝した形状を示したが、このような3方分
岐に限るものではなく、4方分岐やさらに複雑な分岐形
態においても適用することができることはいうまでもな
い。
【0015】次に、本願請求項1または2に係る線材保
持具の第2の実施例について図2を用いて説明する。な
お、第1の実施例と同等の構成については説明を省略す
る。図において、セパレータ1a、1bの先端部には
複数段の係止爪2a、2bが設けられている。また、セ
パレータ側の外周面にクリップ部6が設けられている。
【0016】このような構成の分岐クリップによれば、
ワイヤーハーネスの外径に応じて係止爪を段階的に締め
付け、押圧することができるため、同様のT字型の分岐
部においてワイヤーハーネスの外径が異なる場合であっ
ても、同一種類の分岐クリップにより良好に結束保持す
ることができる。次に、本願請求項に係る線材分岐治
具の第1の実施例について図3を用いて説明する。
【0017】本実施例の分岐治具(線材分岐治具)20
は、図3(a)に示すように、ワイヤーハーネス等の分
岐部を結束保持する分岐クリップを仮固定するクリップ
仮固定部(仮固定部)12と、このクリップ仮固定部1
2をワイヤーハーネス組み付け作業の高さにワイヤーハ
ーネス図板から支持するロッド部13から構成されてい
る。本実施例の分岐クリップとしては、本願請求項1に
記載された分岐クリップ10が良好に適用できる。本実
施例では、図1に示された分岐クリップ10を用いて説
明する。まず、分岐クリップ10は、図3(b)に示す
ように所定の寸法位置に設置された分岐治具20のクリ
ップ仮固定部12上にあらかじめ仮固定され、この分岐
クリップ10のセパレータ1a〜1c間にワイヤーハー
ネス50を構成する電線が配策されて分岐部の形態が決
定される。次いで矢印Bのようにヒンジ3を支点として
連結固定部4が閉じ、セパレータ1a、1bの先端に設
けられた係止爪2a、2bと連結固定部4に設けられた
係止穴5a、5bとが係止しつつ、ワイヤーハーネス5
0が連結固定部4に押圧されて、分岐部51が結束保持
される。次いで、クリップ仮固定部12からワイヤーハ
ーネス50を分岐クリップ10ごと分離する。ワイヤー
ハーネス50を車両へ実装する際には、分岐部51を結
束保持する分岐クリップ10のクリップ部6を他の固定
用クリップとともに所定の取り付け穴に係合することに
より、所定の寸法位置での固定が実現される。
【0018】このような分岐治具によれば、あらかじめ
仮固定された分岐クリップと一体の状態でワイヤーハー
ネスの組み付け作業が行われるため、従来のような分岐
治具とクリップ治具による煩雑な分岐部形成作業を行う
必要がなく、単一の治具で分岐部形成、結束保持を行う
ことができ、組み付け作業性を大幅に向上させることが
できる。また、本実施例の分岐治具はあらかじめ所定の
分岐位置に設置されているため、分岐部を所定の寸法位
置に形成することができ、分岐クリップを確実に分岐部
の設置位置に固定することができる。さらに、クリップ
部が分岐部の中心に対応して設置されているため、車両
走行時の異音の発生を抑制したワイヤーハーネスを実現
することができる。
【0019】次に、本願請求項に係る線材分岐治具の
第2の実施例について図4を用いて説明する。本実施例
においては、適用される分岐クリップのクリップ部がセ
パレータ側に設置されているものとして説明する。分岐
治具20のロッド部13先端には、図4(a)に示すよ
うに分岐クリップ10のクリップ部6が仮固定される掛
止溝が形成されたクリップ仮固定部12が設けられてい
る。
【0020】このような分岐治具によれば、上述した実
施例同様、従来のような分岐治具とクリップ治具による
煩雑な分岐部形成作業を行う必要がなく、組み付け作業
性を向上させることができるとともに、所定の分岐位置
に分岐クリップを確実に固定することができる。さら
に、クリップ部をワイヤーハーネス組み付け作業面に対
し、裏面側の分岐中心に確実に設置することができるた
め、従来作業性等の問題により組み付け指示ができなか
った形態のワイヤーハーネスを実現することができ、設
計自由度の向上を図ることができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の分岐クリ
ップによれば、分岐部の形態に対応して設けられた複数
のセパレータが電線をたとえばT字型に分岐し、連結固
定部が各々のセパレータを連結固定するとともに、分岐
された電線を押圧保持するため、分岐部の形態が良好に
結束保持される。また、分岐クリップの一面に突設され
たクリップ部を所定の取り付け穴に係合することができ
るため、所定の分岐部を所定の位置に良好に固定するこ
とができる。それ故、このような分岐クリップをワイヤ
ーハーネスの分岐部に適用すれば、分岐部における結束
保持が容易となり、組み付け作業性を改善することがで
きるとともに、分岐部中心にクリップ部を設置できるた
め、車両走行時の分岐部の振動、干渉等による異音の発
生を抑制することができる。
【0022】また、本発明の線材の分岐治具によれば、
単一の治具上に分岐クリップを仮固定することができる
ため、従来の分岐治具およびクリップ治具の干渉を招く
ことなく、ワイヤーハーネス組み立て図板上での治具設
置寸法の制約がなくなり、かつワイヤーハーネスの所定
の位置寸法に分岐部を形成し、結束保持する作業工数を
削減し、固定用クリップの取り付け寸法誤差が抑制され
た良好なワイヤーハーネスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願請求項1、2に係る分岐クリップの第1の
実施例を示す図である。
【図2】本願請求項1、2に係る分岐クリップの第2の
実施例を示す図である。
【図3】本願請求項に係る線材分岐治具の第1の実施
例を示す図である。
【図4】本願請求項に係る線材分岐治具の第2の実施
例を示す図である。
【図5】従来の固定用クリップの構成を示す図である。
【図6】従来の固定用クリップの分岐部への取り付け形
態を示す図である。
【図7】従来のワイヤーハーネスの分岐部形成方法を示
す図である。
【符号の説明】
1a、1b セパレータ(分岐部材) 2a、2b 係止爪 3 ヒンジ 4 連結固定部(連結部材) 5a、5b 係止穴 6 クリップ 10 分岐用クリップ(線材保持具) 11 ヘッド部 12 クリップ仮固定部(仮固定部) 13、62、72 ロッド部 20 分岐治具(線材分岐治具) 21 基部 21a バンド係止穴 22 バンド部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】幹線および該幹線から分岐された支線から
    構成される複数の線材の分岐部を結束固定する分岐クリ
    ップにおいて、 前記幹線から分岐される支線の根元部分を挟持するよう
    に前記支線が配線可能な間隔に離隔された一対の分岐部
    材と、前記幹線に巻回されるとともに前記一対の分岐部
    材に連結される連結部材と、 前記分岐部材または前記
    部材のいずれかの外周部に設けられ、前記線材の分岐
    部を所定の取付部に係合固定するクリップ部とを備えた
    ことを特徴とする分岐クリップ
  2. 【請求項2】前記クリップ部は、前記分岐部の中心位置
    に対応する位置に設けられたことを特徴とする請求項1
    記載の分岐クリップ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の分岐クリップを仮
    固定するとともに、複数の線材を所定の延伸方向に配索
    して、前記分岐クリップに前記分岐部を形成する線材分
    岐治具であって、 前記分岐クリップを分離可能に仮固定する仮固定部を有
    し、前記分岐クリップにより前記分岐部を形成、結束保
    持した後、前記分岐クリップを前記固定部から分離する
    ことを特徴とする線材分岐治具。
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