JP4254079B2 - ワイヤハーネス - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はワイヤハーネスに関し、詳しくは、ワイヤハーネスの幹線より分岐する支線の配索経路の方向精度を高めるものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車等における各種電気回路を形成するため、車体各所にワイヤハーネスが配索されている。このワイヤハーネスは電線群を束ねて形成されると共に、電気回路の形態に合わせて種々の箇所で幹線より支線が分岐している。
【0003】
図9は、従来のワイヤハーネスの生産工程の一部を示しており、平板の図板Zより立設する治具Jにワイヤハーネスを構成する電線群D−1、D−2等を多数布線し、所要箇所にテープTを巻き付けて結束すると共に、クリップ、保護材、コネクタ等の種々の必要な部品を取り付けて、図10(A)に示すワイヤハーネスW/H−1を完成させている。
【0004】
ワイヤハーネスW/H−1は、幹線K−1より支線S−1、S−2を分岐しており、また、束ねた電線や分岐箇所が崩れないようにテープTが巻き付けられている。また、ワイヤハーネスW/H−1は二次元平面上の図板Z上で製作されるため、図10(B)(C)に示すように、幹線K−1に対する支線S−1、S−2の分岐方向も二次元平面上に留まり、ワイヤハーネスW/H−1は二次元形態で構成されている。
【0005】
なお、このように完成したワイヤハーネスW/H−1は、図板上で取り付けられる各種部品の方向等を指定して、車体への配索時における取り付け方向も予め定められている。例えば、図10(B)(C)で、幹線K−1の上部周面K−1aは車体への取付時に上面側となるようにし、下部周面K−1bは車体への取付時に下面側となるように指定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図11は、ワイヤハーネスW/H−1を車体へ規定された方向で取り付け、配索した状態を示している。車体へ配索されたワイヤハーネスW/H−1は、車体に搭載された各種機器等との接続のため支線S−1、S−2を接続方向へ配索する必要があり、図11では、支線S−1は上方へ、支線S−2は左斜め下方へ配索している。
【0007】
支線S−1、S−2は二次元平面上で幹線K−1より水平方向へ延出する形態となっているため、上記のように規定された方向への配索は、分岐方向を強引に変更することとなり支線S−1、S−2の分岐根元が大きく膨らみ、配索スペースを大きく占有してしまう問題がある。このように大きな配索スペースを占有してしまうと、配索対象の車体が小型車等であれば、充分な配索空間を確保できずワイヤハーネスの配索自体に支障が生じるおそれもある。
【0008】
また、支線S−1、S−2の分岐方向を強引に変更させても、束ねた電線群の復元力等により規定通りの分岐方向への配索が妨げられ、規定の配索経路よりずれてしまい周囲に取り付けられた部品B−1、B−2と干渉が生じる問題がある。特に、部品B−1、B−2のエッジ部と干渉すると、支線支線S−1、S−2を構成する電線を傷つけたり、最悪の場合、断線が生じるおそれがある。このような事態を防止するには、干渉が想定される箇所には予め保護チューブC等の保護材を外装する必要があり、生産コストの上昇を招く問題もある。
【0009】
また、上記した問題に加えて、昨今の新型自動車の開発においては、開発期間の短縮等を図るため、生産工程をコンピュータ上で三次元シミュレーションすることも行われている。上記生産工程のシミュレーションには、ワイヤハーネスの配索作業のシミュレーションも含まれており、ワイヤハーネスの分岐も三次元的に想定されるため、実物のワイヤハーネスも上記シミュレーションに準じた分岐方向を有していることが強く要望され始めている。
【0010】
本発明は、上記した問題や要望に鑑みてなされたものであり、幹線から分岐する支線の分岐方向を規定通りに案内規制することを課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、電線群より構成される幹線の支線分岐箇所に周回させた結束バンドのバンド部をバックル部の貫通孔へ挿通して、上記貫通孔を通過した範囲のバンド部が上記支線の車体への配索時における分岐配索方向へ突出させた状態で上記結束バンドを幹線に取り付けると共に、上記突出した範囲のバンド部に上記支線を沿わして締結手段で束ね、支線の配索方向を規制する構成としていることを特徴とするワイヤハーネスを提供している。
【0012】
このように結束バンドをバンド部が支線の規定の分岐方向へ突出するように幹線へ取り付けると共に支線をバンド部に締結するだけで、確実に支線を規定の分岐方向へ案内規制することができる。結束バンド自体は、ワイヤハーネスの製作において多々使用される何ら特別な部材ではなく、また、サイズ等も豊富に揃った汎用品であるので、ワイヤハーネスへの適用に要する費用の上昇も最低限におさえることができる。
【0013】
その上、結束バンドは幹線の周囲から任意の方向へバンド部を突出させて幹線に取り付けることが可能であるので、要求される支線の分岐方向が360度、何れの方向でも対応してバンド部を突出できる。よって、このように突出したバンド部に支線を沿わして締結するだけで支線を正確に分岐方向へ容易に配索できる。また、結束バンドは通常の電線等の結束に使用する場合は、バックル部を通過した範囲のバンド部をニッパー等で切除することになるが、本発明では、この通常切除する範囲を支線の案内に使用するので、バンド部の切除作業も不要になり、廃棄の対象となる切除したバンド部の量も解消できる。
【0014】
さらに、結束バンドは、幹線における支線の分岐箇所となる箇所に取り付けるので、分岐箇所は結束バンド自体で結束されることとなり、従来のように分岐箇所が崩れないように巻き付けていたテープも不要にでき、テープ巻き付け量も削減できる。
【0015】
上記のようにして完成したワイヤハーネスの芯線はバンド部を芯として配索方向を規制されるため、従来に比べて支線の分岐根元で膨らむ度合いが低減されて、配索に必要なスペースの削減を図れる。また、配索方向が規定通りとなることで、車体に取り付けられた配索箇所周囲の部品と干渉するおそれも低減でき、それに伴い保護チューブ等の外装保護材の使用量もおさえられる。さらに、支線の配索方向が三次元的な規定通りの方向になることで、生産工程のシミュレーションにおけるワイヤハーネスに準じた配索形態に、実物のワイヤハーネスを形成できるので、実際のワイヤハーネスの配索作業をシミュレーションと同等に行うことができ、効率的な配索作業を実現できる。
【0016】
また、上記締結手段は、テープ、結束バンド、粘着シート及び面ファスナー付きバンドであることが好ましい。これらテープ等の締結手段は全てワイヤハーネスの生産工程で現在も使用されているものなので、作業者も使い慣れており容易にバンド部と支線を束ねることができる。これら締結手段の中で、テープが最も使いやすいが、使用箇所等による制限で上記した他の部材を使用するようにしてもよい。また、バンド部は少なくとも先端を支線と締結するようにして、周囲の部品等とバンド部が引っ掛からないようにすることが好適である。
【0017】
上記バックル部より係止手段を突設して、幹線の支線分岐箇所を車体の被係止箇所へ上記係止手段により係止固定している。このようにバックル部よりクリップや係止羽根等の係止手段を突設すれば、車体側に設けた係止穴等との係止により、幹線を分岐箇所で車体に固定でき、固定用に幹線等に取り付ける係止部材の量を削減できる。
【0018】
なお、このように係止手段を突設した結束バンドは、従来よりワイヤハーネス等の車体への係止固定に広く使用されており、これらの結束バンドは様々な寸法や種類のものが出回っているので最適なものを適宜選択して使用すれば、わざわざ金型を起こして専用のものを作る必要もない。特に、係止手段はバックル部より種々の方向に突設しているタイプがあるので、係止方向に適したタイプのものを用いればコストの上昇も防止できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態のワイヤハーネスを図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第一実施形態にかかるワイヤハーネスW/H−10であり、幹線K−10から二本の支線S−11、S−12が分岐しており、各分岐箇所に結束バンド10を取り付けて支線S−11、S−12の分岐配索方向を案内規制している。
【0020】
図2にも示すように、幹線K−10に取り付ける結束バンド10は、通常使用される樹脂製の汎用品であり、ブロック状のバックル部10aより一面に鋸歯状の係止部10cを設けたバンド部10bが延在すると共に、バックル部10aには内部にバンド部10bを係止する係止片(図示せず)を突設させた貫通孔10dを設けている。なお、本発明ではバンド部10bを配索規制用に用いるため、バンド部10bの剛性が高いものを用いることが好ましい。
【0021】
一方、結束バンド10を取り付ける前の幹線K−10及び支線S−11、S−12は、従来同様、組立図板上で電線群を布線して形成されている。なお、幹線K−10より支線S−11、S−12を夫々分岐させている箇所には、テープを巻き付けていない。
【0022】
結束バンド10は、図3(A)(B)に示すように、幹線K−10の支線S−11の分岐箇所となる根元部分K−10aにバンド部10bを周回させて、バックル部10aの貫通孔10dに挿通して締め上げ、結束バンド10を取り付けている。この際、バンド部10bの貫通孔10dを通過した範囲の部分(以下、通過部分10eと称す)の突出方向が、支線S−11の車体への配索時における分岐配索方向と一致するように結束バンド10を取り付けている。
【0023】
即ち、支線S−11の配索方向は図3(B)における幹線K−10の真上方向に規定されており、それに応じてバンド部10bの通過部分10eも真上に突出させている。さらに、結束バンド10は、支線S−11が幹線K−10の上方で真上方向に案内できるように、バックル部10aが幹線K−10に対して支線S−11の分岐箇所と反対側に位置するように取り付けている。その結果、バンド部10bの通過部分10eは幹線K−10の中心を通る垂直線に対して左側へオフセットした位置となっている。
【0024】
次に、図4(A)(B)に示すように、支線S−11を持ち上げてバンド部10bの通過部分10eに沿わすと共に、締結手段としてテープTを巻き付けて通過部分10eと支線S−11を締結している。このテープ巻きの際は、支線S−11の分岐根元S−11aが膨れないように、できるだけバンド部10bの通過部分10eの突出箇所の根元近辺で支線S−11とテープ巻きしている。また、通過部分10eの先端も支線S−11にテープ巻きして通過部分10eの先端が支線S−11より離反して、周囲の部品等と引っ掛かるなどの不具合が発生する事態を防止している。
【0025】
このような締結により、支線S−11の分岐配索方向は、幹線K−10の真上方向となり、規定の配索方向と一致している。以下、幹線K−10の支線S−12の分岐根元にも結束バンド10をバンド部10bが支線S−12の規定の配索方向と一致する方向に突出するように取り付けると共に、支線S−12をバンド部10bの通過部分10eにテープTで締結すると共に、他のコネクタやクリップ等の所要の部材を取り付け、図1のワイヤハーネスW/H−10を完成している。
【0026】
このように完成したワイヤハーネスW/H−10を、図5に示すように車体に取り付けて配索すると、支線S−11、S−12の配索方向は設計通りの方向と合致しているため、周囲の部品B−1、B−2と干渉することもなく、そのため保護チューブ等の外装保護材も外装していない。また、支線S−11、S−12の分岐根元の占有スペースもまた、図11の従来のワイヤハーネスW/H−1に比べて低減され、スペース的に余裕が生じている。さらに、このような配索経路は、シミュレーションの配索と略同等であるため、シミュレーション通りの配索作業も実現している。
【0027】
なお、第一実施形態のワイヤハーネスW/H−10は、上記形態以外の種々の支線の分岐箇所にも結束バンド10を取り付けて支線の配索方向を規制することが可能であり、また、バンド部と支線の締結には、テープ以外にも結束バンド、粘着シート、面ファスナー付きバンド等を適用することが可能である。
【0028】
図6は、本発明の第二実施形態の結束バンドを取り付ける前の状態の幹線K−20、支線S−21、S−22を示しており、結束バンド20は、バックル部20aの一側面より係止手段として係止羽根形状のクリップ20fを突設している。クリップ20f以外は、第一実施形態の結束バンド10と同様に、貫通孔20dを有するバックル部20aより係止部20cを設けたバンド部20bを延在している。
【0029】
一方、幹線K−20、支線S−21、S−22も第一実施形態と同様に、組立図板上で電線群を布線して形成され、幹線K−20の支線分岐箇所にはテープを巻き付けていない。結束バンド20は、幹線K−20の支線S−21の分岐箇所にバンド部20bを周回させて、バックル部20aの貫通孔20dに挿通して締め上げ、結束バンド20を取り付けている。この際、バンド部20bの貫通孔20dを通過した範囲の部分(以下、通過部分20eと称す)の突出方向が、支線S−21の車体への配索時における分岐配索方向(図7(A)では真上方向)と一致するように結束バンド20を取り付けている。また、支線S−22に対しては、第一実施形態と同様の係止手段を突設していない結束バンド10で分岐方向を規制してワイヤハーネスW/H−20を完成している。
【0030】
完成したワイヤハーネスW/H−20は、図7(A)(B)に示すように、車体における被係止箇所となる車体パネルPの係止穴Paへ結束バンド20のクリップ20fを挿入し、ワイヤハーネスW/H−20を結束バンド20のクリップ20fで車体へ固定している。よって、第二実施形態のワイヤハーネスW/H−20は、支線の分岐箇所で車体へ係止する部分には、クリップ20fを突設した結束バンド20を用いるようにして、車体への係止用のクリップ等を取り付ける数を削減している。
【0031】
なお、ワイヤハーネスW/H−20の結束バンド20は、図7(A)(B)以外の形態にも、車体への係止方向が相異する場合は、図8のワイヤハーネスW/H−20’の結束バンド20’のように、バックル部20a’からのクリップ20f’の突設方向を車体パネルP’の係止穴Pa’の方向と合致する向きに突設するようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】
上記した説明より明らかなように、本発明のワイヤハーネスを用いると、結束バンドにより支線の分岐配索方向を正確に規制できるため、設計通りの配索を実現でき配索作業性の向上を図れる。また、配索を規制するのは、ワイヤハーネスの製作に常用する結束バンドなので、製造コストが大幅に上昇することもない。さらに、分岐配索方向が正確になることで、ワイヤハーネスの配索箇所周辺に取り付けられている種々の部品と干渉するおそれも低減され、ワイヤハーネスに取り付ける保護チューブ等の外装保護材の数も削減できる。その上、結束バンドに係止手段を突設すれば、結束バンドを取り付けた箇所でワイヤハーネスを車体へ取り付けることもでき、車体への取付用となるクリップ等の各種係止手段の数も低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施形態にかかるワイヤハーネスの分岐箇所の斜視図である。
【図2】 結束バンドを幹線へ取り付ける前の状態の斜視図である。
【図3】 (A)は、結束バンドを幹線へ取り付けた状態の斜視図であり、(B)は幹線を断面とした断面図である。
【図4】 (A)は結束バンドに支線を束ねる状況を示す斜視図であり、(B)は幹線を断面とした断面図である。
【図5】 完成したワイヤハーネスを車体へ取り付けた状態を示す幹線を断面とした概略断面図である。
【図6】 本発明の第二実施形態にかかる結束バンドを幹線へ取り付ける前の状態の斜視図である。
【図7】 (A)(B)は、第二実施形態のワイヤハーネスを車体へ取り付ける状態を示す幹線を断面とした概略断面図である。
【図8】 第二実施形態の変形例のワイヤハーネスの概略断面図である。
【図9】 電線群を図板上の治具へ布線する状況を示す概略図である。
【図10】 従来のワイヤハーネスであり、(A)は斜視図、(B)は(A)におけるX方向からの概略断面図、(C)は(A)におけるY方向からの概略図である。
【図11】 従来のワイヤハーネスの車体へ取付状態の概略断面図である。
【符号の説明】
10 結束バンド
10a バックル部
10b バンド部
10e 通過部分
W/H−10 ワイヤハーネス
K−10 幹線
S−11、S−12 支線
Claims (3)
- 電線群より構成される幹線の支線分岐箇所に周回させた結束バンドのバンド部をバックル部の貫通孔へ挿通して、上記貫通孔を通過した範囲のバンド部が上記支線の車体への配索時における分岐配索方向へ突出させた状態で上記結束バンドを幹線に取り付けると共に、上記突出した範囲のバンド部に上記支線を沿わして締結手段で束ね、支線の配索方向を規制する構成としていることを特徴とするワイヤハーネス。
- 上記締結手段は、テープ、結束バンド、粘着シート及び面ファスナー付きバンドである請求項1に記載のワイヤハーネス。
- 上記バックル部より係止手段を突設して、幹線の支線分岐箇所を車体の被係止箇所へ上記係止手段により係止固定している請求項1または請求項2に記載のワイヤハーネス。
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