JP3106045B2 - レーダ装置 - Google Patents
レーダ装置Info
- Publication number
- JP3106045B2 JP3106045B2 JP05295340A JP29534093A JP3106045B2 JP 3106045 B2 JP3106045 B2 JP 3106045B2 JP 05295340 A JP05295340 A JP 05295340A JP 29534093 A JP29534093 A JP 29534093A JP 3106045 B2 JP3106045 B2 JP 3106045B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electromagnetic wave
- distance
- time
- receiving means
- agc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S7/00—Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
- G01S7/48—Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S17/00
- G01S7/483—Details of pulse systems
- G01S7/486—Receivers
- G01S7/489—Gain of receiver varied automatically during pulse-recurrence period
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S17/00—Systems using the reflection or reradiation of electromagnetic waves other than radio waves, e.g. lidar systems
- G01S17/02—Systems using the reflection of electromagnetic waves other than radio waves
- G01S17/06—Systems determining position data of a target
- G01S17/08—Systems determining position data of a target for measuring distance only
- G01S17/10—Systems determining position data of a target for measuring distance only using transmission of interrupted, pulse-modulated waves
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S17/00—Systems using the reflection or reradiation of electromagnetic waves other than radio waves, e.g. lidar systems
- G01S17/88—Lidar systems specially adapted for specific applications
- G01S17/93—Lidar systems specially adapted for specific applications for anti-collision purposes
- G01S17/931—Lidar systems specially adapted for specific applications for anti-collision purposes of land vehicles
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S7/00—Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
- G01S7/48—Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S17/00
- G01S7/497—Means for monitoring or calibrating
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁波が反射物体に反
射されて帰って来るまでの時間に基づき、その反射物体
までの距離を算出するレーダ装置に関する。
射されて帰って来るまでの時間に基づき、その反射物体
までの距離を算出するレーダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、パルス状の電磁波を断続的に
放射する電磁波放射手段と、反射物体に反射された上記
電磁波を受波する電磁波受波手段と、上記電磁波放射手
段が上記電磁波を放射した時間と、上記電磁波受波手段
が上記電磁波を受波した時間との時間差に基づいて、上
記反射物体までの距離を算出する距離算出手段と、を備
えたレーダ装置が知られている。この種のレーダ装置で
は、例えば次のようにして、反射物体までの距離を算出
している。
放射する電磁波放射手段と、反射物体に反射された上記
電磁波を受波する電磁波受波手段と、上記電磁波放射手
段が上記電磁波を放射した時間と、上記電磁波受波手段
が上記電磁波を受波した時間との時間差に基づいて、上
記反射物体までの距離を算出する距離算出手段と、を備
えたレーダ装置が知られている。この種のレーダ装置で
は、例えば次のようにして、反射物体までの距離を算出
している。
【0003】図10(A)に例示するように、電磁波受
波手段が受波した電磁波をその強度に応じた電圧に変換
し、電磁波を放射してからその電圧が所定電圧V0 に達
するまでの時間を検出し、更に、その時間に光の速度/
2を乗じることによって反射物体までの距離を算出して
いる。ところが、電磁波放射手段が出力する電磁波は、
山なりになまされたパルス形状を有しているので、上記
電圧も、図10(A)に曲線L1 ,L2 で例示するよう
に山なりに変化する。このため、電磁波受波手段が電磁
波を受波して(時刻t0 )から電圧が所定電圧V0 に達
する(時刻t1,t2 )までには所定の遅れ時間が生じ
る。また、この遅れ時間は受波した電磁波の強度によっ
て異なる。例えば、強い電磁波に対応する曲線L1 で
は、電圧が時刻t1 にてV0 に達するのに対し、弱い電
磁波に対応する曲線L2 では、電圧はそれより遅い時刻
t2 にてV0 に達する。すると時刻t1 ,t2 の間の時
間差d1 はレーダ装置の測定誤差として表れる。
波手段が受波した電磁波をその強度に応じた電圧に変換
し、電磁波を放射してからその電圧が所定電圧V0 に達
するまでの時間を検出し、更に、その時間に光の速度/
2を乗じることによって反射物体までの距離を算出して
いる。ところが、電磁波放射手段が出力する電磁波は、
山なりになまされたパルス形状を有しているので、上記
電圧も、図10(A)に曲線L1 ,L2 で例示するよう
に山なりに変化する。このため、電磁波受波手段が電磁
波を受波して(時刻t0 )から電圧が所定電圧V0 に達
する(時刻t1,t2 )までには所定の遅れ時間が生じ
る。また、この遅れ時間は受波した電磁波の強度によっ
て異なる。例えば、強い電磁波に対応する曲線L1 で
は、電圧が時刻t1 にてV0 に達するのに対し、弱い電
磁波に対応する曲線L2 では、電圧はそれより遅い時刻
t2 にてV0 に達する。すると時刻t1 ,t2 の間の時
間差d1 はレーダ装置の測定誤差として表れる。
【0004】そこで、図10(B)に例示するように、
電磁波に対応する曲線Lを、その電圧の最大値Vmax が
所定の範囲V1 〜V2 に配設されるように増幅し、増幅
後の曲線L3 (またはL4 )において電圧が所定値V0
に達する時刻t3 (またはt4 )に基づいて反射物体ま
での距離を算出することが考えられている。すると、時
刻t3 ,t4 の時間差d2 はきわめて小さくなり、これ
によってレーダ装置の測定精度を向上させることができ
る。これがいわゆるAGC(Automatic Ga
in Control:自動利得制御)である。
電磁波に対応する曲線Lを、その電圧の最大値Vmax が
所定の範囲V1 〜V2 に配設されるように増幅し、増幅
後の曲線L3 (またはL4 )において電圧が所定値V0
に達する時刻t3 (またはt4 )に基づいて反射物体ま
での距離を算出することが考えられている。すると、時
刻t3 ,t4 の時間差d2 はきわめて小さくなり、これ
によってレーダ装置の測定精度を向上させることができ
る。これがいわゆるAGC(Automatic Ga
in Control:自動利得制御)である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
AGCを採用したレーダ装置では、その検出範囲内に反
射率の大きい反射物体と反射率の小さい反射物体とが同
時に存在する場合、次のように反射率の小さい反射物体
の存在を検出できないことがあった。すなわち、このよ
うな場合、電磁波受波手段が受波する電磁波に応じた電
圧には、各反射物体の反射率に応じて大小二つのピーク
が存在する。そしてAGCにより、大きい方のピークの
電圧最大値Vmax が上記V1 〜V2 の範囲に配設される
よう増幅が行われる。このため、大きい方のピークと小
さい方のピークとの高さの比がV2:V0 よりも大きい
場合、小さい方のピークの電圧は常時V0 未満に保持さ
れる。すると、小さい方のピークに対応する反射物体の
存在を検出することができない。
AGCを採用したレーダ装置では、その検出範囲内に反
射率の大きい反射物体と反射率の小さい反射物体とが同
時に存在する場合、次のように反射率の小さい反射物体
の存在を検出できないことがあった。すなわち、このよ
うな場合、電磁波受波手段が受波する電磁波に応じた電
圧には、各反射物体の反射率に応じて大小二つのピーク
が存在する。そしてAGCにより、大きい方のピークの
電圧最大値Vmax が上記V1 〜V2 の範囲に配設される
よう増幅が行われる。このため、大きい方のピークと小
さい方のピークとの高さの比がV2:V0 よりも大きい
場合、小さい方のピークの電圧は常時V0 未満に保持さ
れる。すると、小さい方のピークに対応する反射物体の
存在を検出することができない。
【0006】また、これと同様に、同じ反射率の反射物
体であっても、レーダ装置の正面に反射物体があるとそ
こから反射される電磁波が強くなり、レーダ装置周囲の
反射物体を検出し難くなることがあった。そこで、本発
明は、検出範囲内に複数の反射物体がある場合にも、各
反射物体を良好に検出することのできるレーダ装置を提
供することを目的としてなされた。
体であっても、レーダ装置の正面に反射物体があるとそ
こから反射される電磁波が強くなり、レーダ装置周囲の
反射物体を検出し難くなることがあった。そこで、本発
明は、検出範囲内に複数の反射物体がある場合にも、各
反射物体を良好に検出することのできるレーダ装置を提
供することを目的としてなされた。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達するために
なされた本発明は、図11に例示するように、パルス状
の電磁波を断続的に放射する電磁波放射手段と、反射物
体に反射された上記電磁波を受波する電磁波受波手段
と、上記電磁波放射手段が上記電磁波を放射した時間
と、上記電磁波受波手段が上記電磁波を受波した時間と
の時間差に基づいて、上記反射物体までの距離を算出す
る距離算出手段と、を備えたレーダ装置において、上記
電磁波受波手段が、受波した電磁波の最大値に対応する
標準感度と、上記電磁波受波手段の最大感度とを用いて
上記電磁波を受波可能に構成され、 上記距離算出手段
が、上記標準感度を用いて上記電磁波受波手段が電磁波
を受波することによりその電磁波に基づいて第1の反射
物体までの距離を算出すると共に、上記標準感度では受
波できない第2の反射物体からの電磁波を上記電磁波受
波手段が上記最大感度を用いて受波することによりその
電磁波に基づいて上記第2の反射物体までの距離を算出
することを特徴とするレーダ装置を要旨としている。
なされた本発明は、図11に例示するように、パルス状
の電磁波を断続的に放射する電磁波放射手段と、反射物
体に反射された上記電磁波を受波する電磁波受波手段
と、上記電磁波放射手段が上記電磁波を放射した時間
と、上記電磁波受波手段が上記電磁波を受波した時間と
の時間差に基づいて、上記反射物体までの距離を算出す
る距離算出手段と、を備えたレーダ装置において、上記
電磁波受波手段が、受波した電磁波の最大値に対応する
標準感度と、上記電磁波受波手段の最大感度とを用いて
上記電磁波を受波可能に構成され、 上記距離算出手段
が、上記標準感度を用いて上記電磁波受波手段が電磁波
を受波することによりその電磁波に基づいて第1の反射
物体までの距離を算出すると共に、上記標準感度では受
波できない第2の反射物体からの電磁波を上記電磁波受
波手段が上記最大感度を用いて受波することによりその
電磁波に基づいて上記第2の反射物体までの距離を算出
することを特徴とするレーダ装置を要旨としている。
【0008】
【作用】このように構成された本発明では、電磁波受波
手段は、受波した電磁波の最大値に対応する標準感度
と、電磁波受波手段の最大感度とを用いて上記電磁波を
受波することができる。標準感度を用いた場合、距離算
出手段は、電磁波受波手段が受波した電磁波に基づいて
第1の反射物体までの距離を算出する。また、電磁波受
波手段の最大感度を用いた場合、標準感度では受波でき
ない第2の反射物体からの電磁波を電磁波受波手段が受
波することにより、距離算出手段はその電磁波に基づい
て上記第2の反射物体までの距離を算出する。すなわ
ち、最大感度を用いた場合は検出範囲内にある全ての反
射物体の存在を検出することができる。
手段は、受波した電磁波の最大値に対応する標準感度
と、電磁波受波手段の最大感度とを用いて上記電磁波を
受波することができる。標準感度を用いた場合、距離算
出手段は、電磁波受波手段が受波した電磁波に基づいて
第1の反射物体までの距離を算出する。また、電磁波受
波手段の最大感度を用いた場合、標準感度では受波でき
ない第2の反射物体からの電磁波を電磁波受波手段が受
波することにより、距離算出手段はその電磁波に基づい
て上記第2の反射物体までの距離を算出する。すなわ
ち、最大感度を用いた場合は検出範囲内にある全ての反
射物体の存在を検出することができる。
【0009】また、最大感度を用いると反射物体の距離
に測定誤差が生じるが、本発明では電磁波の最大値に対
応した標準感度を併用している。このため、最大値を呈
する電磁波の波形を標準的な型に当てはめて、その電磁
波を反射している反射物体の正確な距離を測定すること
ができる。
に測定誤差が生じるが、本発明では電磁波の最大値に対
応した標準感度を併用している。このため、最大値を呈
する電磁波の波形を標準的な型に当てはめて、その電磁
波を反射している反射物体の正確な距離を測定すること
ができる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面と共に説明す
る。図1は、実施例のレーダ装置1を表す概略構成図で
ある。なお、本実施例のレーダ装置1は、自動車に搭載
されて前方の障害物(反射物体)を検出するものであ
る。
る。図1は、実施例のレーダ装置1を表す概略構成図で
ある。なお、本実施例のレーダ装置1は、自動車に搭載
されて前方の障害物(反射物体)を検出するものであ
る。
【0011】図1に示すように、レーダ装置1は、パル
ス状の半導体レーザHを放射する電磁波放射手段として
の半導体レーザダイオード(以下、単にレーザダイオー
ドと記載)3と、図示しない障害物に反射された半導体
レーザHを受光してその強度に対応する電圧を出力する
電磁波受波手段としての受光素子5とを備えている。
ス状の半導体レーザHを放射する電磁波放射手段として
の半導体レーザダイオード(以下、単にレーザダイオー
ドと記載)3と、図示しない障害物に反射された半導体
レーザHを受光してその強度に対応する電圧を出力する
電磁波受波手段としての受光素子5とを備えている。
【0012】レーザダイオード3は駆動回路7を介して
電子制御回路(CPU)9に接続され、電子制御回路9
からの駆動信号により半導体レーザHを放射(発光)す
る。一方、受光素子5の出力電圧は、プリアンプ11を
介して所定レベルに増幅された後、可変利得アンプ13
に入力される。可変利得アンプ13はD/A変換器15
を介して電子制御回路9に接続され、電子制御回路9に
より指示されたゲイン(利得)に応じて入力電圧を増幅
してコンパレータ17に出力する。コンパレータ17は
可変利得アンプ13の出力電圧Vを所定電圧V0 と比較
し、V>V0 となったとき所定の受光信号を時間計測回
路21へ入力する。
電子制御回路(CPU)9に接続され、電子制御回路9
からの駆動信号により半導体レーザHを放射(発光)す
る。一方、受光素子5の出力電圧は、プリアンプ11を
介して所定レベルに増幅された後、可変利得アンプ13
に入力される。可変利得アンプ13はD/A変換器15
を介して電子制御回路9に接続され、電子制御回路9に
より指示されたゲイン(利得)に応じて入力電圧を増幅
してコンパレータ17に出力する。コンパレータ17は
可変利得アンプ13の出力電圧Vを所定電圧V0 と比較
し、V>V0 となったとき所定の受光信号を時間計測回
路21へ入力する。
【0013】時間計測回路21には、電子制御回路9か
ら駆動回路7へ出力される駆動信号も入力されている。
時間計測回路21は、複数のIC(集積回路)によって
構成された周知のもので、上記駆動信号と上記受光信号
との入力時間差を計測し、その値を距離データとして電
子制御回路9へ入力する。すると、電子制御回路9はこ
の距離データに基づき、後述するように障害物までの距
離を算出する。すなわち、時間計測回路21および電子
制御回路9は距離算出手段に相当する。
ら駆動回路7へ出力される駆動信号も入力されている。
時間計測回路21は、複数のIC(集積回路)によって
構成された周知のもので、上記駆動信号と上記受光信号
との入力時間差を計測し、その値を距離データとして電
子制御回路9へ入力する。すると、電子制御回路9はこ
の距離データに基づき、後述するように障害物までの距
離を算出する。すなわち、時間計測回路21および電子
制御回路9は距離算出手段に相当する。
【0014】更に、可変利得アンプ13の出力電圧Vは
ウインドウコンパレータ23へ入力されている。ウイン
ドウコンパレータ23は、大小2種類の所定電圧V1 ,
V2(V0 <V1 <V2 )と出力電圧Vとを比較し、そ
の比較結果を電子制御回路9へ出力する。この他、電子
制御回路9には光,音などにより警報を発生する警報装
置25が接続され、電子制御回路9は自動車の進路前方
に障害物を発見したとき運転者に警報を行う。
ウインドウコンパレータ23へ入力されている。ウイン
ドウコンパレータ23は、大小2種類の所定電圧V1 ,
V2(V0 <V1 <V2 )と出力電圧Vとを比較し、そ
の比較結果を電子制御回路9へ出力する。この他、電子
制御回路9には光,音などにより警報を発生する警報装
置25が接続され、電子制御回路9は自動車の進路前方
に障害物を発見したとき運転者に警報を行う。
【0015】次に、このように構成されたレーダ装置1
の動作について説明する。図2は電子制御回路9が電源
投入と同時に開始する障害物検出処理のメインルーチン
を表すフローチャートであり、図3,図4はそのメイン
ルーチン実行中に所定タイミングで実行する障害物検出
処理の割込ルーチンを表すフローチャートである。
の動作について説明する。図2は電子制御回路9が電源
投入と同時に開始する障害物検出処理のメインルーチン
を表すフローチャートであり、図3,図4はそのメイン
ルーチン実行中に所定タイミングで実行する障害物検出
処理の割込ルーチンを表すフローチャートである。
【0016】先ず、図1に示すように、メインルーチン
を開始するとステップ101にてフルゲインフラグFF
をセットし、続くステップ105にて、ステップ101
へ移行してから16msec.が経過するまで待機する。な
お、フルゲインフラグFFは、後述するAGCフラグF
Aと共に電源投入時にリセットされるものである。
を開始するとステップ101にてフルゲインフラグFF
をセットし、続くステップ105にて、ステップ101
へ移行してから16msec.が経過するまで待機する。な
お、フルゲインフラグFFは、後述するAGCフラグF
Aと共に電源投入時にリセットされるものである。
【0017】この待機中に図3の割込ルーチンを実行す
ると、先ずステップ205にてフルゲインフラグFFが
セットされているか否かを判断する。FF=1であるの
で肯定判断し、ステップ215にて可変利得アンプ13
のゲインを最大値(フルゲイン)に設定した後ステップ
220へ移行する。なお、本実施例のレーダ装置1で
は、可変利得アンプ13のフルゲインは1000倍前後
とするのが望ましい。
ると、先ずステップ205にてフルゲインフラグFFが
セットされているか否かを判断する。FF=1であるの
で肯定判断し、ステップ215にて可変利得アンプ13
のゲインを最大値(フルゲイン)に設定した後ステップ
220へ移行する。なお、本実施例のレーダ装置1で
は、可変利得アンプ13のフルゲインは1000倍前後
とするのが望ましい。
【0018】ステップ220では駆動回路7に駆動信号
を出力し、レーザダイオード3を発光させる。続くステ
ップ230では、その発光に対して時間計測回路21か
ら入力された距離データを、電子制御回路9の図示しな
いRAMに記憶し、更に続くステップ235では、AG
CフラグFAがセットされているか否かを判断する。こ
の場合は否定判断してステップ300へ移行する。ステ
ップ300では、次に本割込ルーチンを実行する次回測
定時刻を、後述の測定時刻設定ルーチンにより設定して
処理を終了する。
を出力し、レーザダイオード3を発光させる。続くステ
ップ230では、その発光に対して時間計測回路21か
ら入力された距離データを、電子制御回路9の図示しな
いRAMに記憶し、更に続くステップ235では、AG
CフラグFAがセットされているか否かを判断する。こ
の場合は否定判断してステップ300へ移行する。ステ
ップ300では、次に本割込ルーチンを実行する次回測
定時刻を、後述の測定時刻設定ルーチンにより設定して
処理を終了する。
【0019】図2に戻って、16msec.が経過してステ
ップ110へ移行すると、フルゲインフラグFFをリセ
ットすると共にAGCフラグFAをセットする。続くス
テップ115では、ステップ105による待機中に、割
込ルーチンのステップ230によって記憶した距離デー
タを平均し、その平均値に基づき障害物までの距離(フ
ルゲイン距離)を算出する。更に、続くステップ120
では、上記距離データの時間微分に基づきその障害物の
相対速度(フルゲイン相対速度)を算出し、ステップ1
25へ移行する。ステップ125ではステップ105と
同様、ステップ110へ移行してから16msec.が経過
するまで待機する。
ップ110へ移行すると、フルゲインフラグFFをリセ
ットすると共にAGCフラグFAをセットする。続くス
テップ115では、ステップ105による待機中に、割
込ルーチンのステップ230によって記憶した距離デー
タを平均し、その平均値に基づき障害物までの距離(フ
ルゲイン距離)を算出する。更に、続くステップ120
では、上記距離データの時間微分に基づきその障害物の
相対速度(フルゲイン相対速度)を算出し、ステップ1
25へ移行する。ステップ125ではステップ105と
同様、ステップ110へ移行してから16msec.が経過
するまで待機する。
【0020】この待機中、またはステップ115,12
0実行中に図3の割込ルーチンを実行すると、今度はF
F=0であるのでステップ205にて否定判断する。こ
のためステップ240へ移行すると、AGCフラグFA
がセットされているか否かを判断する。FA=1である
ので肯定判断し、ステップ245にて可変利得アンプ1
3のゲインを記憶値に設定した後前述のステップ220
〜235へ移行する。ここで、記憶値とは後述のステッ
プ270にて記憶されるもので、はじめてステップ24
5へ移行したときは予め設定された所定値を記憶値とし
て用いる。続いて、ステップ235へ移行すると、今度
はFA=1であるので肯定判断し、ステップ250以下
の処理へ移行する。
0実行中に図3の割込ルーチンを実行すると、今度はF
F=0であるのでステップ205にて否定判断する。こ
のためステップ240へ移行すると、AGCフラグFA
がセットされているか否かを判断する。FA=1である
ので肯定判断し、ステップ245にて可変利得アンプ1
3のゲインを記憶値に設定した後前述のステップ220
〜235へ移行する。ここで、記憶値とは後述のステッ
プ270にて記憶されるもので、はじめてステップ24
5へ移行したときは予め設定された所定値を記憶値とし
て用いる。続いて、ステップ235へ移行すると、今度
はFA=1であるので肯定判断し、ステップ250以下
の処理へ移行する。
【0021】ステップ250では、ウインドウコンパレ
ータ23の出力に基づき、可変利得アンプ13の出力電
圧Vの最大値Vmax が所定電圧V1 より大きいか否かを
判断する。ここで肯定判断すると、続くステップ255
にてその最大値Vmax が所定電圧V2 より小さいか否か
を判断する。これらの判断に基づき、Vmax ≦V1 (ス
テップ250:NO)のときはステップ260にて可変
利得アンプ13のゲインを増加補正した後、Vmax ≧V
2 (ステップ250:YES,ステップ255:NO)
のときはステップ265にてそのゲインを減少補正した
後、V1 <Vmax <V2 (ステップ250:YES,ス
テップ255:YES)のときはゲインはそのままで、
それぞれステップ270へ移行する。ステップ270で
は、現在設定されているゲイン値をRAMに記憶してス
テップ300へ移行する。このステップ250〜270
の処理により、V1 <Vmax <V2 となるように可変利
得アンプ13のゲインが制御され、AGC(自動利得制
御)がなされる。
ータ23の出力に基づき、可変利得アンプ13の出力電
圧Vの最大値Vmax が所定電圧V1 より大きいか否かを
判断する。ここで肯定判断すると、続くステップ255
にてその最大値Vmax が所定電圧V2 より小さいか否か
を判断する。これらの判断に基づき、Vmax ≦V1 (ス
テップ250:NO)のときはステップ260にて可変
利得アンプ13のゲインを増加補正した後、Vmax ≧V
2 (ステップ250:YES,ステップ255:NO)
のときはステップ265にてそのゲインを減少補正した
後、V1 <Vmax <V2 (ステップ250:YES,ス
テップ255:YES)のときはゲインはそのままで、
それぞれステップ270へ移行する。ステップ270で
は、現在設定されているゲイン値をRAMに記憶してス
テップ300へ移行する。このステップ250〜270
の処理により、V1 <Vmax <V2 となるように可変利
得アンプ13のゲインが制御され、AGC(自動利得制
御)がなされる。
【0022】図2に戻って、16msec.が経過してステ
ップ130へ移行すると、AGCフラグFAをリセット
する。続くステップ135では、ステップ125による
待機中に、割込ルーチンのステップ230によって記憶
した距離データを平均し、その平均値に基づき障害物ま
での距離(AGC距離)を算出する。更に、続くステッ
プ140では、その距離データの時間微分に基づきAG
C相対速度を算出し、ステップ145にて追突防止処理
を実行する。
ップ130へ移行すると、AGCフラグFAをリセット
する。続くステップ135では、ステップ125による
待機中に、割込ルーチンのステップ230によって記憶
した距離データを平均し、その平均値に基づき障害物ま
での距離(AGC距離)を算出する。更に、続くステッ
プ140では、その距離データの時間微分に基づきAG
C相対速度を算出し、ステップ145にて追突防止処理
を実行する。
【0023】この追突防止処理は、例えば次のようにし
て実行される。先ず、最も近い障害物までのフルゲイン
距離がそのAGC距離より所定距離(例えば5m)以上
小さいか否かを判断し、小さいときはフルゲイン距離
を、否のときはAGC距離を、それぞれ障害物までの正
確な距離として採用する。これは、フルゲイン距離には
ある程度の測定誤差があるため、通常はAGC距離を採
用し、フルゲイン距離がAGC距離に対して所定距離以
上小さい場合は、AGC距離算出の際に反射率の小さい
障害物を見落としたとしてフルゲイン距離を採用するの
である。続いて、採用された距離が所定距離(例えば3
5m)以下のとき警報装置25を駆動して運転者に危険
を知らせる。
て実行される。先ず、最も近い障害物までのフルゲイン
距離がそのAGC距離より所定距離(例えば5m)以上
小さいか否かを判断し、小さいときはフルゲイン距離
を、否のときはAGC距離を、それぞれ障害物までの正
確な距離として採用する。これは、フルゲイン距離には
ある程度の測定誤差があるため、通常はAGC距離を採
用し、フルゲイン距離がAGC距離に対して所定距離以
上小さい場合は、AGC距離算出の際に反射率の小さい
障害物を見落としたとしてフルゲイン距離を採用するの
である。続いて、採用された距離が所定距離(例えば3
5m)以下のとき警報装置25を駆動して運転者に危険
を知らせる。
【0024】このような追突防止処理の後、ステップ1
30へ移行してから16msec.が経過するまで待機して
ステップ101へ復帰する。なお、待機中またはステッ
プ135〜145実行中に図3の割込ルーチンを実行す
ると、ステップ205,240にて連続して否定判断す
る。すると直接ステップ300へ移行し、次回測定時刻
のみを設定して処理を終了する。
30へ移行してから16msec.が経過するまで待機して
ステップ101へ復帰する。なお、待機中またはステッ
プ135〜145実行中に図3の割込ルーチンを実行す
ると、ステップ205,240にて連続して否定判断す
る。すると直接ステップ300へ移行し、次回測定時刻
のみを設定して処理を終了する。
【0025】次に、ステップ300の測定時刻設定ルー
チンについて図4に基づき説明する。本ルーチンでは、
先ず、ステップ301にて、上記フルゲイン距離および
AGC距離を読み込み(未だ算出されていないときは設
定値を使用)、続くステップ303ではこれらの距離に
基づいて精度が必要か否かを判断する。例えば、前述の
追突防止処理と同様にして一方の距離を採用し、その距
離が所定距離以下であれば精度必要と判断するのであ
る。また、このとき自動車の車速を参照し、上記判断基
準となる所定距離を車速に応じて長く設定してもよい。
チンについて図4に基づき説明する。本ルーチンでは、
先ず、ステップ301にて、上記フルゲイン距離および
AGC距離を読み込み(未だ算出されていないときは設
定値を使用)、続くステップ303ではこれらの距離に
基づいて精度が必要か否かを判断する。例えば、前述の
追突防止処理と同様にして一方の距離を採用し、その距
離が所定距離以下であれば精度必要と判断するのであ
る。また、このとき自動車の車速を参照し、上記判断基
準となる所定距離を車速に応じて長く設定してもよい。
【0026】精度不要であれば否定判断し、ステップ3
05にて図3の割込ルーチンの処理周期を長く(例えば
16msec.当り48回)設定し、精度必要であれば肯定
判断し、ステップ307にて処理周期を短く(例えば1
6msec.当り60回)設定する。続いて、ステップ30
5または307にて設定した処理周期に基づき、次回の
測定時刻を設定して処理を終了する。
05にて図3の割込ルーチンの処理周期を長く(例えば
16msec.当り48回)設定し、精度必要であれば肯定
判断し、ステップ307にて処理周期を短く(例えば1
6msec.当り60回)設定する。続いて、ステップ30
5または307にて設定した処理周期に基づき、次回の
測定時刻を設定して処理を終了する。
【0027】このように、精度が必要なときに割込ルー
チンの処理周期を短くすると、ステップ105,125
における待機中に、ステップ230にて記憶される距離
データの数が増加する。すると、ステップ115,12
0,135,および140にてより多くのデータに基づ
きより正確な算出処理がなされる。また、精度が不必要
なときは処理周期を長くしているので、レーザダイオー
ド3の発光回数を全体として少なくし、そのレーザダイ
オード3の耐久性を向上させることができる。
チンの処理周期を短くすると、ステップ105,125
における待機中に、ステップ230にて記憶される距離
データの数が増加する。すると、ステップ115,12
0,135,および140にてより多くのデータに基づ
きより正確な算出処理がなされる。また、精度が不必要
なときは処理周期を長くしているので、レーザダイオー
ド3の発光回数を全体として少なくし、そのレーザダイ
オード3の耐久性を向上させることができる。
【0028】以上説明した本実施例の障害物検出処理の
流れを、図5のタイムチャートに例示する。なお、図5
では追突防止処理を省略して描いている。図に示すよう
に、本実施例の障害物検出処理は48msec.周期で同様
の処理を繰り返している。この48msec.は16msec.
づつに3分割され、最初の16msec.(時刻t11〜t2
2)ではフルゲインで測距を行う。すなわち、可変利得
アンプ13のゲインを最大値(Full)に固定したま
までレーザダイオード3の駆動を繰り返し(図では、1
6msec.当り48回)、その都度距離データをRAMに
記憶する。
流れを、図5のタイムチャートに例示する。なお、図5
では追突防止処理を省略して描いている。図に示すよう
に、本実施例の障害物検出処理は48msec.周期で同様
の処理を繰り返している。この48msec.は16msec.
づつに3分割され、最初の16msec.(時刻t11〜t2
2)ではフルゲインで測距を行う。すなわち、可変利得
アンプ13のゲインを最大値(Full)に固定したま
までレーザダイオード3の駆動を繰り返し(図では、1
6msec.当り48回)、その都度距離データをRAMに
記憶する。
【0029】続く16msec.(時刻t22〜t33)では、
AGCにより可変利得アンプ13のゲインを変化させな
がら測距を行う。また、このとき時刻t11〜t22にて記
憶した距離データに基づき、フルゲイン距離算出処理お
よびフルゲイン相対速度算出処理を実行する。更に、続
く16msec.(時刻t33〜t44)では、時刻t22〜t33
にて記憶した距離データに基づき、AGC距離算出処理
およびAGC相対速度算出処理を実行する。また、この
とき前述の追突防止処理なども実行する。
AGCにより可変利得アンプ13のゲインを変化させな
がら測距を行う。また、このとき時刻t11〜t22にて記
憶した距離データに基づき、フルゲイン距離算出処理お
よびフルゲイン相対速度算出処理を実行する。更に、続
く16msec.(時刻t33〜t44)では、時刻t22〜t33
にて記憶した距離データに基づき、AGC距離算出処理
およびAGC相対速度算出処理を実行する。また、この
とき前述の追突防止処理なども実行する。
【0030】次に、このようなレーダ装置1を実際に自
動車に搭載した場合の効果を図6〜図9に基づいて説明
する。図6(A),(B)はレーダ装置1を搭載した自
動車51が、前方のオートバイ53(第2の反射物体に
相当)と一定の車間距離Dを保ちながら、更に前方を低
速で走行中の自動車55(第1の反射物体に相当)に接
近しつつある状態を表している。
動車に搭載した場合の効果を図6〜図9に基づいて説明
する。図6(A),(B)はレーダ装置1を搭載した自
動車51が、前方のオートバイ53(第2の反射物体に
相当)と一定の車間距離Dを保ちながら、更に前方を低
速で走行中の自動車55(第1の反射物体に相当)に接
近しつつある状態を表している。
【0031】図6(A)の状態では、オートバイ53は
レーダ装置1の検出範囲57に入っているが自動車55
は検出範囲57に入っていない。所定時間が経過して図
6(B)の状態となると、自動車51が自動車55に充
分接近し、オートバイ53および自動車55が共にレー
ダ装置1の検出範囲57に入る。
レーダ装置1の検出範囲57に入っているが自動車55
は検出範囲57に入っていない。所定時間が経過して図
6(B)の状態となると、自動車51が自動車55に充
分接近し、オートバイ53および自動車55が共にレー
ダ装置1の検出範囲57に入る。
【0032】図7は、この図6(B)の状態における可
変利得アンプ13の出力電圧Vを例示するタイムチャー
トである。図7(A)は、可変利得アンプ13のゲイン
をAGCにより制御した場合を表している。オートバイ
53が反射する半導体レーザHの強度より自動車55が
反射する半導体レーザHの強度の方が強いので、出力電
圧Vにはオートバイ53の反射光に対応する小さいピー
クP53と、自動車55の反射光に対応する大きいピーク
P55とが順次表れる。AGCでは出力電圧Vの最大値V
max を所定電圧V1 とV2 との間の大きさに増幅する。
このため、ピークP55,P53の高さの比が所定電圧V2
,V0 の比よりも大きい場合、図に示すようにピーク
P53における出力電圧Vは常に所定電圧V0 より小さく
なってしまう。このため、AGCによって可変利得アン
プ13を制御した場合、オートバイ53が検出されな
い。
変利得アンプ13の出力電圧Vを例示するタイムチャー
トである。図7(A)は、可変利得アンプ13のゲイン
をAGCにより制御した場合を表している。オートバイ
53が反射する半導体レーザHの強度より自動車55が
反射する半導体レーザHの強度の方が強いので、出力電
圧Vにはオートバイ53の反射光に対応する小さいピー
クP53と、自動車55の反射光に対応する大きいピーク
P55とが順次表れる。AGCでは出力電圧Vの最大値V
max を所定電圧V1 とV2 との間の大きさに増幅する。
このため、ピークP55,P53の高さの比が所定電圧V2
,V0 の比よりも大きい場合、図に示すようにピーク
P53における出力電圧Vは常に所定電圧V0 より小さく
なってしまう。このため、AGCによって可変利得アン
プ13を制御した場合、オートバイ53が検出されな
い。
【0033】すなわち、図8(A)に例示するように、
自動車55が検出範囲57の外にある時刻taでは、レ
ーダ装置1は車間距離Dのところにオートバイ53を検
出しているが、自動車55が検出範囲57に入った時刻
tbでは、オートバイ53を見失い、それより遠い車間
距離D1 にある自動車55のみを検出してしまう。
自動車55が検出範囲57の外にある時刻taでは、レ
ーダ装置1は車間距離Dのところにオートバイ53を検
出しているが、自動車55が検出範囲57に入った時刻
tbでは、オートバイ53を見失い、それより遠い車間
距離D1 にある自動車55のみを検出してしまう。
【0034】図7(B)は、可変利得アンプ13のゲイ
ンを最大値(フルゲイン)に制御した場合を表してい
る。この場合は、ピークP53も所定電圧V0 を超え、オ
ートバイ53の存在を検出することができる。また、ピ
ークP55は、それ以上増幅されないいわゆる可変利得ア
ンプ13の飽和電圧V3 に途中で達し、その後は平坦な
波形となる。このため、可変利得アンプ13をフルゲイ
ンに制御した場合、オートバイ53および自動車55の
存在を共に検出することができる。
ンを最大値(フルゲイン)に制御した場合を表してい
る。この場合は、ピークP53も所定電圧V0 を超え、オ
ートバイ53の存在を検出することができる。また、ピ
ークP55は、それ以上増幅されないいわゆる可変利得ア
ンプ13の飽和電圧V3 に途中で達し、その後は平坦な
波形となる。このため、可変利得アンプ13をフルゲイ
ンに制御した場合、オートバイ53および自動車55の
存在を共に検出することができる。
【0035】すなわち、図8(B)に例示するように、
自動車55が検出範囲57に入った時刻tbでは、オー
トバイ53までの車間距離Dと、自動車55までの車間
距離D1 とを共に検出することができる。但し、このと
き算出した自動車55との車間距離および相対速度(フ
ルゲイン距離,フルゲイン相対速度)は、前述のAGC
距離,AGC相対速度に比べて測定誤差が大きい。
自動車55が検出範囲57に入った時刻tbでは、オー
トバイ53までの車間距離Dと、自動車55までの車間
距離D1 とを共に検出することができる。但し、このと
き算出した自動車55との車間距離および相対速度(フ
ルゲイン距離,フルゲイン相対速度)は、前述のAGC
距離,AGC相対速度に比べて測定誤差が大きい。
【0036】本実施例のレーダ装置1では、AGCに基
づく検出とフルゲインに基づく検出とを交互に実行して
いる。このため、フルゲインに基づいてオートバイ53
および自動車55を検出すると共に、反射率の高い自動
車55との車間距離および相対速度はAGCに基づいて
正確に検出することができる。
づく検出とフルゲインに基づく検出とを交互に実行して
いる。このため、フルゲインに基づいてオートバイ53
および自動車55を検出すると共に、反射率の高い自動
車55との車間距離および相対速度はAGCに基づいて
正確に検出することができる。
【0037】次に、図9は、レーダ装置1の正面前方4
0mのところに直径51mmの円形の反射鏡を配設した場
合、もう一つの同様の反射鏡の存在を検出し得る範囲を
例示しており、図9(A)の横軸は左右方向の範囲を、
図9(B)の横軸は上下方向の範囲を表している。図9
(A)に二点鎖線で例示するように、AGCに基づく検
出では、一点鎖線で例示する正面の反射鏡を設けない場
合(この場合AGCに基づく検出でもフルゲインに基づ
く検出でもほぼ同様の範囲となる)に比べてきわめて狭
い、正面方向近傍の範囲でしかもう一つの反射鏡を検出
することができない。これに対して、フルゲインに基づ
く検出では、図9(A)に実線で例示するように正面の
反射鏡を設けない場合とほぼ同様の範囲に渡ってもう一
つの反射鏡を検出することができる。また、図9(B)
に例示するように、上下方向に関しては、AGCに基づ
く検出,フルゲインに基づく検出,および正面に反射鏡
を設けない場合の検出のいずれでもほぼ同様の検出範囲
となる。
0mのところに直径51mmの円形の反射鏡を配設した場
合、もう一つの同様の反射鏡の存在を検出し得る範囲を
例示しており、図9(A)の横軸は左右方向の範囲を、
図9(B)の横軸は上下方向の範囲を表している。図9
(A)に二点鎖線で例示するように、AGCに基づく検
出では、一点鎖線で例示する正面の反射鏡を設けない場
合(この場合AGCに基づく検出でもフルゲインに基づ
く検出でもほぼ同様の範囲となる)に比べてきわめて狭
い、正面方向近傍の範囲でしかもう一つの反射鏡を検出
することができない。これに対して、フルゲインに基づ
く検出では、図9(A)に実線で例示するように正面の
反射鏡を設けない場合とほぼ同様の範囲に渡ってもう一
つの反射鏡を検出することができる。また、図9(B)
に例示するように、上下方向に関しては、AGCに基づ
く検出,フルゲインに基づく検出,および正面に反射鏡
を設けない場合の検出のいずれでもほぼ同様の検出範囲
となる。
【0038】レーダ装置1では、AGCに基づく検出と
フルゲインに基づく検出とを交互に実行しているので、
反射鏡が広い範囲に複数分布している場合も、幅の広い
検出範囲を確保することができる。このように、本実施
例のレーダ装置1では、検出範囲57内に複数の障害物
がある場合にも、各障害物を良好に検出することができ
る。
フルゲインに基づく検出とを交互に実行しているので、
反射鏡が広い範囲に複数分布している場合も、幅の広い
検出範囲を確保することができる。このように、本実施
例のレーダ装置1では、検出範囲57内に複数の障害物
がある場合にも、各障害物を良好に検出することができ
る。
【0039】なお、上記実施例で、電子制御回路9は算
出した距離に基づき追突防止処理を実行しているが、そ
のほか、前方の車両に所定の車間距離を保って追従走行
をする追従走行処理など、種々の処理を実行するように
構成してもよい。また、本実施例のレーダ装置1は、自
動車に搭載する以外にも種々の用途に適用することがで
きる。
出した距離に基づき追突防止処理を実行しているが、そ
のほか、前方の車両に所定の車間距離を保って追従走行
をする追従走行処理など、種々の処理を実行するように
構成してもよい。また、本実施例のレーダ装置1は、自
動車に搭載する以外にも種々の用途に適用することがで
きる。
【0040】更に、本発明のレーダ装置1は上記実施例
に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々の態様で構成することができる。例えば、可
変利得アンプ13の出力電圧VをA/D変換し、直接電
子制御回路9へ入力してもよい。この場合、出力電圧V
に対して電子制御回路9によるより多様な処理を施すこ
とが可能となる。また、可変利得アンプ13などを二組
設けることにより、AGCに基づく検出とフルゲインに
基づく検出とを同時に実行してもよい。この場合、より
迅速かつ正確な検出が可能となる。更に、上記実施例で
は半導体レーザHにより障害物を検出しているが、マイ
クロ波,赤外線など他の電磁波を使用するように構成し
てもよい。この場合も上記実施例と同様の作用・効果が
得られる。そこで、レーダ装置1の使用目的に応じた適
切な電磁波を選択すればよい。
に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々の態様で構成することができる。例えば、可
変利得アンプ13の出力電圧VをA/D変換し、直接電
子制御回路9へ入力してもよい。この場合、出力電圧V
に対して電子制御回路9によるより多様な処理を施すこ
とが可能となる。また、可変利得アンプ13などを二組
設けることにより、AGCに基づく検出とフルゲインに
基づく検出とを同時に実行してもよい。この場合、より
迅速かつ正確な検出が可能となる。更に、上記実施例で
は半導体レーザHにより障害物を検出しているが、マイ
クロ波,赤外線など他の電磁波を使用するように構成し
てもよい。この場合も上記実施例と同様の作用・効果が
得られる。そこで、レーダ装置1の使用目的に応じた適
切な電磁波を選択すればよい。
【0041】また更に、上記実施例では可変利得アンプ
13のゲインを最大値に設定することにより半導体レー
ザHの感度を最大にしているが、コンパレータ17に入
力される電圧V0 を可変とする構成を設けて、電圧V0
を障害物の検出が可能な最低の電圧まで低下させること
により感度を最大にすることもできる。また、電圧V0
をVmax に応じて変化させれば、AGCと同様に距離な
どの測定誤差を減少させることもできる。
13のゲインを最大値に設定することにより半導体レー
ザHの感度を最大にしているが、コンパレータ17に入
力される電圧V0 を可変とする構成を設けて、電圧V0
を障害物の検出が可能な最低の電圧まで低下させること
により感度を最大にすることもできる。また、電圧V0
をVmax に応じて変化させれば、AGCと同様に距離な
どの測定誤差を減少させることもできる。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のレーダ装
置では、電磁波受波手段は、受波した電磁波の最大値に
対応する標準感度と、電磁波受波手段の最大感度とを用
いて上記電磁波を受波することができる。このため、上
記最大感度を用いて検出範囲内にある全ての反射物体の
存在を検出すると共に、最大値を呈する電磁波を反射し
ている反射物体(第1の反射物体)までの距離を標準感
度を用いて正確に測定することができる。
置では、電磁波受波手段は、受波した電磁波の最大値に
対応する標準感度と、電磁波受波手段の最大感度とを用
いて上記電磁波を受波することができる。このため、上
記最大感度を用いて検出範囲内にある全ての反射物体の
存在を検出すると共に、最大値を呈する電磁波を反射し
ている反射物体(第1の反射物体)までの距離を標準感
度を用いて正確に測定することができる。
【0043】従って、本発明では、検出範囲内に複数の
反射物体がある場合にも、各反射物体を良好に検出する
ことができる。
反射物体がある場合にも、各反射物体を良好に検出する
ことができる。
【図1】実施例のレーダ装置を表す概略構成図である。
【図2】実施例の障害物検出処理のメインルーチンを表
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図3】その障害物検出処理の割込ルーチンを表すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図4】その割込ルーチンの測定時刻設定ルーチンを表
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図5】実施例の障害物検出処理の流れを表すタイムチ
ャートである。
ャートである。
【図6】実施例のレーダ装置を搭載した自動車の位置を
表す説明図である。
表す説明図である。
【図7】実施例の可変利得アンプの出力電圧を表すタイ
ムチャートである。
ムチャートである。
【図8】実施例の車間距離検出状態を表すタイムチャー
トである。
トである。
【図9】実施例のレーダ装置の検出範囲を表す説明図で
ある。
ある。
【図10】従来のレーダ装置の出力電圧を表すタイムチ
ャートである。
ャートである。
【図11】本発明の構成例示図である。
1…レーダ装置 3…半導体レーザダイオード
5…受光素子 9…電子制御回路 13…可変利得アンプ
21…時間計測回路
5…受光素子 9…電子制御回路 13…可変利得アンプ
21…時間計測回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−99376(JP,A) 特開 昭57−189082(JP,A) 実開 平5−23176(JP,U) 実開 平2−101291(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 7/00 - 7/51 G01S 13/00 - 13/95 G01S 17/00 - 17/95
Claims (1)
- 【請求項1】 パルス状の電磁波を断続的に放射する電
磁波放射手段と、 反射物体に反射された上記電磁波を受波する電磁波受波
手段と、 上記電磁波放射手段が上記電磁波を放射した時間と、上
記電磁波受波手段が上記電磁波を受波した時間との時間
差に基づいて、上記反射物体までの距離を算出する距離
算出手段と、 を備えたレーダ装置において、 上記電磁波受波手段が、受波した電磁波の最大値に対応
する標準感度と、上記電磁波受波手段の最大感度とを用
いて上記電磁波を受波可能に構成され、 上記距離算出手段が、上記標準感度を用いて上記電磁波
受波手段が電磁波を受波することによりその電磁波に基
づいて第1の反射物体までの距離を算出すると共に、上
記標準感度では受波できない第2の反射物体からの電磁
波を上記電磁波受波手段が上記最大感度を用いて受波す
ることによりその電磁波に基づいて上記第2の反射物体
までの距離を算出する ことを特徴とするレーダ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05295340A JP3106045B2 (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | レーダ装置 |
US08/346,297 US5485155A (en) | 1993-11-25 | 1994-11-23 | Radar system detecting plural obstacles and measuring distance based on full gain and automatic gain control |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05295340A JP3106045B2 (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | レーダ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07146368A JPH07146368A (ja) | 1995-06-06 |
JP3106045B2 true JP3106045B2 (ja) | 2000-11-06 |
Family
ID=17819353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05295340A Expired - Fee Related JP3106045B2 (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | レーダ装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5485155A (ja) |
JP (1) | JP3106045B2 (ja) |
Families Citing this family (71)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6631316B2 (en) * | 2001-03-05 | 2003-10-07 | Gentex Corporation | Image processing system to control vehicle headlamps or other vehicle equipment |
US6861809B2 (en) * | 1998-09-18 | 2005-03-01 | Gentex Corporation | Headlamp control to prevent glare |
US5837994C1 (en) * | 1997-04-02 | 2001-10-16 | Gentex Corp | Control system to automatically dim vehicle head lamps |
US6049171A (en) * | 1998-09-18 | 2000-04-11 | Gentex Corporation | Continuously variable headlamp control |
US6130421A (en) * | 1998-06-09 | 2000-10-10 | Gentex Corporation | Imaging system for vehicle headlamp control |
US7653215B2 (en) | 1997-04-02 | 2010-01-26 | Gentex Corporation | System for controlling exterior vehicle lights |
US6025797A (en) * | 1997-07-22 | 2000-02-15 | Denso Corporation | Angular shift determining apparatus for determining angular shift of central axis of radar used in automotive obstacle detection system |
JPH1194946A (ja) * | 1997-07-23 | 1999-04-09 | Denso Corp | 車両用障害物認識装置 |
JP3684776B2 (ja) * | 1997-07-23 | 2005-08-17 | 株式会社デンソー | 車両用障害物認識装置 |
DE19804957A1 (de) * | 1998-02-07 | 1999-08-12 | Itt Mfg Enterprises Inc | Abstandsmeßverfahren mit adaptiver Verstärkung |
JP2000025486A (ja) | 1998-07-13 | 2000-01-25 | Denso Corp | 車間距離制御装置及び記録媒体 |
JP2000085407A (ja) | 1998-07-17 | 2000-03-28 | Denso Corp | 車間制御装置及び記録媒体 |
US6031421A (en) * | 1998-07-22 | 2000-02-29 | Mcewan; Thomas E. | Controlled gain amplifier with variable control exponent |
US6418370B1 (en) | 1998-08-04 | 2002-07-09 | Denso Corporation | Apparatus and method for controlling a target distance and a warning distance between traveling vehicles and a recording medium for storing the control method |
DE10011263A1 (de) * | 2000-03-08 | 2001-09-13 | Bosch Gmbh Robert | Objektdetektionssystem |
US6429429B1 (en) * | 2000-06-22 | 2002-08-06 | Ford Global Technologies, Inc. | Night vision system utilizing a diode laser illumination module and a method related thereto |
US6707419B2 (en) * | 2000-08-16 | 2004-03-16 | Raytheon Company | Radar transmitter circuitry and techniques |
WO2002014900A2 (en) * | 2000-08-16 | 2002-02-21 | Raytheon Company | Video amplifier for a radar receiver |
US20020075138A1 (en) * | 2000-08-16 | 2002-06-20 | Van Rees H. Barteld | Portable object detection system |
EP1310018B1 (en) * | 2000-08-16 | 2018-07-25 | Valeo Radar Systems, Inc. | Switched beam antenna architecture |
DE60107692T2 (de) * | 2000-08-16 | 2005-12-15 | Raytheon Company, Waltham | System zur erfassung von naheliegenden objekten |
EP1309464B1 (en) * | 2000-08-16 | 2006-08-09 | Raytheon Company | Safe distance algorithm for adaptive cruise control |
KR100852810B1 (ko) * | 2000-08-16 | 2008-08-18 | 레이던 컴퍼니 | 차량 레이더 시스템들과 기술들 |
EP1315980B1 (en) * | 2000-09-08 | 2006-10-04 | Raytheon Company | Path prediction system and method |
US6708100B2 (en) * | 2001-03-14 | 2004-03-16 | Raytheon Company | Safe distance algorithm for adaptive cruise control |
US6995730B2 (en) * | 2001-08-16 | 2006-02-07 | Raytheon Company | Antenna configurations for reduced radar complexity |
US6970142B1 (en) | 2001-08-16 | 2005-11-29 | Raytheon Company | Antenna configurations for reduced radar complexity |
US7183995B2 (en) | 2001-08-16 | 2007-02-27 | Raytheon Company | Antenna configurations for reduced radar complexity |
US6611227B1 (en) | 2002-08-08 | 2003-08-26 | Raytheon Company | Automotive side object detection sensor blockage detection system and related techniques |
US7599671B2 (en) * | 2005-08-08 | 2009-10-06 | Marvell World Trade Ltd. | Radar detection apparatus and method thereof |
JP4888065B2 (ja) * | 2005-12-08 | 2012-02-29 | オムロン株式会社 | レーザスキャン装置 |
JP5042558B2 (ja) * | 2006-08-10 | 2012-10-03 | 富士通テン株式会社 | レーダ装置 |
JPWO2008066076A1 (ja) * | 2006-11-29 | 2010-03-04 | 富士通テン株式会社 | 制御装置及びエンジン制御装置 |
JP5173017B2 (ja) * | 2008-03-20 | 2013-03-27 | トリムブレ、アクチボラグ | 効率が向上した測地スキャナ |
KR101191293B1 (ko) * | 2008-03-31 | 2012-10-16 | 발레오 레이더 시스템즈, 인크. | 차량용 레이더 센서 방해 감지 장치 및 방법 |
KR101081452B1 (ko) * | 2008-04-14 | 2011-11-09 | 한국전자통신연구원 | 자동 이득 제어기, 그것을 포함한 송수신기, 및 그것의자동 이득 제어 방법 |
US8879139B2 (en) | 2012-04-24 | 2014-11-04 | Gentex Corporation | Display mirror assembly |
US8983135B2 (en) | 2012-06-01 | 2015-03-17 | Gentex Corporation | System and method for controlling vehicle equipment responsive to a multi-stage village detection |
US8977439B2 (en) | 2012-06-12 | 2015-03-10 | Genetex Corporation | Vehicle imaging system providing multi-stage aiming stability indication |
CN104583012B (zh) | 2012-08-02 | 2018-01-05 | 金泰克斯公司 | 用于响应于对小型卡车的检测来控制外部车辆灯的系统和方法 |
US9317758B2 (en) | 2013-08-19 | 2016-04-19 | Gentex Corporation | Vehicle imaging system and method for distinguishing reflective objects from lights of another vehicle |
CN105555606B (zh) | 2013-08-19 | 2018-06-12 | 金泰克斯公司 | 用于在车辆尾灯与闪烁的红色停车灯之间进行判别的车辆成像系统和方法 |
CN105555612B (zh) | 2013-09-24 | 2018-06-01 | 金泰克斯公司 | 显示镜组件 |
CN105593061B (zh) | 2013-10-01 | 2018-03-27 | 金泰克斯公司 | 用于在快车道上控制外部车灯的系统和方法 |
WO2015073842A1 (en) | 2013-11-15 | 2015-05-21 | Gentex Corporation | Imaging system including dynamic compensation for color attenuation for vehicle windscreens |
US9511715B2 (en) | 2014-01-31 | 2016-12-06 | Gentex Corporation | Backlighting assembly for display for reducing cross-hatching |
CN106061794B (zh) | 2014-03-21 | 2019-06-07 | 金泰克斯公司 | 三态显示镜组件 |
KR101894262B1 (ko) | 2014-04-01 | 2018-09-04 | 젠텍스 코포레이션 | 자동 디스플레이 미러 어셈블리 |
WO2016044746A1 (en) | 2014-09-19 | 2016-03-24 | Gentex Corporation | Rearview assembly |
JP6505839B2 (ja) | 2014-11-07 | 2019-04-24 | ジェンテックス コーポレイション | 全画面表示ミラーアクチュエータ |
US10071689B2 (en) | 2014-11-13 | 2018-09-11 | Gentex Corporation | Rearview mirror system with a display |
US10131279B2 (en) | 2014-12-03 | 2018-11-20 | Gentex Corporation | Display mirror assembly with an RF shield bezel |
USD746744S1 (en) | 2014-12-05 | 2016-01-05 | Gentex Corporation | Rearview device |
US9744907B2 (en) | 2014-12-29 | 2017-08-29 | Gentex Corporation | Vehicle vision system having adjustable displayed field of view |
US9720278B2 (en) | 2015-01-22 | 2017-08-01 | Gentex Corporation | Low cost optical film stack |
KR102050326B1 (ko) | 2015-04-20 | 2019-11-29 | 젠텍스 코포레이션 | 어플리케를 갖춘 후면뷰 조립체 |
EP3297870B1 (en) | 2015-05-18 | 2020-02-05 | Gentex Corporation | Full display rearview device |
WO2016209877A1 (en) | 2015-06-22 | 2016-12-29 | Gentex Corporation | System and method for processing streamed video images to correct for flicker of amplitude-modulated lights |
USD798207S1 (en) | 2015-10-30 | 2017-09-26 | Gentex Corporation | Rearview mirror assembly |
USD797627S1 (en) | 2015-10-30 | 2017-09-19 | Gentex Corporation | Rearview mirror device |
EP3368374B1 (en) | 2015-10-30 | 2023-12-27 | Gentex Corporation | Toggle paddle |
CN108349436B (zh) | 2015-10-30 | 2019-12-20 | 金泰克斯公司 | 后视装置 |
USD800618S1 (en) | 2015-11-02 | 2017-10-24 | Gentex Corporation | Toggle paddle for a rear view device |
USD845851S1 (en) | 2016-03-31 | 2019-04-16 | Gentex Corporation | Rearview device |
USD817238S1 (en) | 2016-04-29 | 2018-05-08 | Gentex Corporation | Rearview device |
US10025138B2 (en) | 2016-06-06 | 2018-07-17 | Gentex Corporation | Illuminating display with light gathering structure |
USD809984S1 (en) | 2016-12-07 | 2018-02-13 | Gentex Corporation | Rearview assembly |
USD854473S1 (en) | 2016-12-16 | 2019-07-23 | Gentex Corporation | Rearview assembly |
JP2020505802A (ja) | 2016-12-30 | 2020-02-20 | ジェンテックス コーポレイション | オンデマンドスポッタービューを備えた全画面表示ミラー |
CN110312641A (zh) | 2017-03-17 | 2019-10-08 | 金泰克斯公司 | 双显示倒车摄像系统 |
EP4388243A4 (en) | 2021-08-20 | 2024-12-04 | Gentex Corporation | LIGHTING ASSEMBLY AND LIGHTING SYSTEM HAVING A LIGHTING ASSEMBLY |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3749197A (en) * | 1971-05-12 | 1973-07-31 | B Deutsch | Obstacle detection system |
US3772690A (en) * | 1971-12-07 | 1973-11-13 | Sperry Rand Corp | Vehicle safety apparatus |
US3934252A (en) * | 1974-04-08 | 1976-01-20 | Sperry Rand Corporation | Closed loop tunnel diode receiver for operation with a base band semiconductor transmitter |
DE2450777C2 (de) * | 1974-10-25 | 1983-03-24 | Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart | Einrichtung zur Steuerung eines Meßstrahls und/oder eines Lichtstrahls bei Kraftfahrzeugen |
JPS5876784A (ja) * | 1981-10-31 | 1983-05-09 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用光パルスレ−ダ装置 |
JPS58158573A (ja) * | 1982-03-16 | 1983-09-20 | Nippon Denso Co Ltd | 車両用後方障害物検出方法 |
JPS5999376A (ja) * | 1982-11-30 | 1984-06-08 | Nippon Soken Inc | 障害物検知装置 |
US4641136A (en) * | 1985-04-18 | 1987-02-03 | Thaddeus Kowalczyk | Security eyes for prevention of car accidents |
JPS61278775A (ja) * | 1985-06-03 | 1986-12-09 | Nissan Motor Co Ltd | 先行車検出装置 |
US4926171A (en) * | 1988-11-21 | 1990-05-15 | Kelley William L | Collision predicting and avoidance device for moving vehicles |
US5260710A (en) * | 1991-01-31 | 1993-11-09 | Stanley Electric Co., Ltd. | Vehicular optical-radar apparatus |
-
1993
- 1993-11-25 JP JP05295340A patent/JP3106045B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-11-23 US US08/346,297 patent/US5485155A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5485155A (en) | 1996-01-16 |
JPH07146368A (ja) | 1995-06-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3106045B2 (ja) | レーダ装置 | |
US7158217B2 (en) | Vehicle radar device | |
US6650403B2 (en) | Distance measuring device for a vehicle | |
JPH08122437A (ja) | 距離測定装置 | |
US20040104837A1 (en) | Obstacle detection device for vehicle | |
JPH09236661A (ja) | 距離測定方法及び距離測定装置 | |
JP2004518983A (ja) | レーダーセンサプラットフォーム | |
JP3635154B2 (ja) | 距離測定装置 | |
JP2003167054A (ja) | 距離測定方法及び距離測定装置 | |
JPH07244154A (ja) | 車両用レーダ装置 | |
JP2004184333A (ja) | 距離測定装置 | |
JP2002131051A (ja) | 距離検出装置 | |
JP3249592B2 (ja) | 距離検出方法 | |
JP2003534555A (ja) | 光学システム | |
JPH07234282A (ja) | 車両用レーダ装置 | |
JP3214250B2 (ja) | 車両用レーダ装置 | |
JP3110562B2 (ja) | 車間距離測定装置 | |
JPH0815434A (ja) | 距離測定装置 | |
JP3249003B2 (ja) | 距離計測装置 | |
JPH10153661A (ja) | 測距装置 | |
JPH07167954A (ja) | 距離測定装置 | |
JP3360434B2 (ja) | 車間距離測定装置 | |
JP3538890B2 (ja) | 車間距離レーダ装置 | |
JP3241906B2 (ja) | レーザ光を用いた車載用対象物検出装置 | |
JP3201898B2 (ja) | 障害物検出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |