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JP3106027B2 - 生産計画作成方法 - Google Patents

生産計画作成方法

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JP3106027B2
JP3106027B2 JP6776093A JP6776093A JP3106027B2 JP 3106027 B2 JP3106027 B2 JP 3106027B2 JP 6776093 A JP6776093 A JP 6776093A JP 6776093 A JP6776093 A JP 6776093A JP 3106027 B2 JP3106027 B2 JP 3106027B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
equipment
production
tools
produced
combination
Prior art date
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Application number
JP6776093A
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English (en)
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JPH06277991A (ja
Inventor
良和 沖汐
敏 浅野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH06277991A publication Critical patent/JPH06277991A/ja
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Publication of JP3106027B2 publication Critical patent/JP3106027B2/ja
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/80Management or planning

Landscapes

  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加工や組み立て等で製
品を同時並行的に生産する生産システムに用いる生産計
画作成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数の設備において、複数の製品が同時
並行的に生産される生産システムの生産計画立案のため
の装置としては、特開平4−171166号に示される
ものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来例は成形ライ
ンにおいて、金型交換回数等の作業における制約条件を
満たさない事象が発生した場合に、回避する処理を行う
だけで、制約条件内で収まるように割り付けを進めてい
く考慮が足らず、そのため制約条件を満たせない事象の
発生する頻度が高くなり、最終的には可否処理を行うこ
とができなくなるという問題があった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みて為されたもの
で、その目的とするところは制約条件の回避処理の発生
する以前から発生する制約条件を満たす生産計画を精度
良く立案することができる生産計画作成方法を提供する
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、納期等の予め設定された絶対
的な条件によって判断して、品番の優先順位を付け、前
記条件が同一の品番がある場合に設備と工具の仮の割り
付けを行い、その割り付け結果を所定の割りつけ条件項
目で評価して品番の優先順位を付ける品番選択処理過程
と、選択した品番に対して設備条件、工具条件等の条件
を判断し、生産可能な設備と工具の組み合わせの候補を
選択して登録する設備候補登録処理過程と、登録された
設備と工具の組み合わせから生産性の最も良い候補を選
択して割り付けを行う処理過程とからなることを特徴と
する。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、生産する必要のある品番と設備と工具の組み合わせ
から同時に生産可能な品番がある時は、前記設備候補登
録処理過程では同時に生産可能な品番を考慮して設備と
工具の組み合わせの候補の登録を行うことを特徴とす
【0007】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、設備と工具の組み合わせから連続して生産可能な設
備と工具の組み合わせがあればそれらの組み合わせの候
補を登録し、連続して生産可能な設備と工具の組み合わ
せが得られない場合には、同一設備、同一工具での分割
生産に対応する設備、工具の組み合わせの候補又は複数
の設備、複数の工具での分割生産に対応する設備、工具
の組み合わせの候補の登録を行う処理過程を備えたこと
を特徴とする。請求項4の発明は、請求項1の発明にお
いて、各品番が複数の設備で生産が可能で、使用される
工具も複数ある多品種生産工程において、予め設定され
た条件から最も生産効率の高い設備と工具との組み合わ
せの候補を選択して割り付けを行う処理過程を備えたこ
とを特徴とする。
【0008】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、設備と工具を品番毎に仮に選択して割り付けを行っ
て品番選択を行う品番処理過程と、複数の設備で生産が
可能で、使用される工具も複数ある設備と工具の組み合
わせの候補から、生産割り付けを行う処理過程を備え、
これら処理過程において、休日生産可能、不可能を重み
づけとして用いたことを特徴とする。請求項6の発明
は、請求項1〜5の何れかの発明において、設備が成形
機、工具が金型であって、樹脂成形の生産計画作成に用
いることを特徴とする。
【0009】
【0010】
【作用】請求項1の発明によれば、納期等の予め設定さ
れた条件による判断と、品番毎に設備と工具の仮の割り
付けを行うことによりする判断とにより品番の優先順位
を選択する品番選択処理過程と、選択した品番に対して
設備条件、工具条件等の条件を判断し、生産可能な設備
と工具の組み合わせの候補を選択して登録する設備候補
登録処理過程と、登録された設備と工具の組み合わせか
ら生産性の最も良い候補を選択して割り付けを行う処理
過程とからなるので、制約条件の回避を発生してから行
うのではなく、発生する以前からその制約条件を総合的
に考慮して、制約条件を満たす生産計画を精度良く立案
することができる。
【0011】
【0012】請求項2の発明によれば、生産する必要の
ある品番と設備と工具の組み合わせから同時に生産可能
な品番がある時は、前記設備候補登録処理過程では同時
に生産可能な品番を考慮して設備と工具の組み合わせの
候補の登録を行うので、同時に生産可能な品番を考慮し
た設備と工具の組み合わせを選び出すことが可能とな
る。また請求項3の発明によれば、設備と工具の組み合
わせから連続して生産可能な設備と工具の組み合わせが
あればそれらの組み合わせの候補を登録し、連続して生
産可能な設備と工具の組み合わせが得られない場合に
は、同一設備、同一工具での分割生産に対応する設備、
工具の組み合わせの候補又は複数の設備、複数の工具で
の分割生産に対応する設備、工具の組み合わせの候補の
登録を行う処理過程を備えたので、連続して生産可能な
場合と、連続して生産可能でない場合の設備と工具との
組み合わせの候補を選択することが可能となる。
【0013】請求項4の発明によれば、各品番が複数の
設備で生産が可能で、使用される工具も複数ある多品種
生産工程において、予め設定された条件から最も生産効
率の高い設備と工具との組み合わせの候補を選択して割
り付けを行う処理過程を備えたので、多品種生産工程に
おいて、最も生産効率の高い設備と工具との組み合わせ
の候補を選択して割り付けを行うことができる。 請求項
5の発明によれば、設備と工具を品番毎に仮に選択して
割り付けを行って品番選択を行う品番処理過程と、複数
の設備で生産が可能で、使用される工具も複数ある設備
と工具の組み合わせの候補から、生産割り付けを行う処
理過程を備え、これら処理過程において、休日生産可
能、不可能を重みづけとして用いたので、休日生産可
能、不可能を、品番選択や設備と工具の組み合わせを選
択する際の判断要素のファクターとして大きくとること
ができ、休日生産の回避を事前に行うことできる。 請求
項6の発明は、請求項1〜5の何れかの発明において、
設備が成形機、工具が金型であって、樹脂成形の生産計
画作成に用いるので、樹脂成形の生産計画を、精度良く
立案することができる。
【0014】
【実施例】(実施例1) 図2は本発明方法を採用し、実際的にはコンピュータ装
置で実現した生産計画作成装置の構成を示しており、本
実施例をこの生産計画作成装置に基づいて説明する。
【0015】まず本実施例の対象となる工場は、成形品
を生産する工程で、夫々の製品の品番に対して、一つ以
上の金型を有し、その金型を用いて成形が可能な成形機
が一つ以上を存在するものとする。ここで成形機が設備
を、金型が工具となり、これら成形機、金型の諸データ
は予め図に於けるデータ格納部1に格納されているも
のとする。
【0016】図1は本実施例における全体の処理フロー
を示しており、まず処理フローの最初において、生産し
なればならない品番のチェックを行い、生産しなければ
ならない品番があれば、それらの品番に対して予めデー
タ格納部1に格納されている金型交換回数や交換可能な
時間帯等の選択条件から優先順位を付け、最も優先順位
の高い品番を選択する品番選択処理を行う。
【0017】この品番選択処理を行うのが品番選択演算
処理装置3であり、図3はその品番選択処理のフローチ
ャートの一例を示す。ここで一旦品番を割り付けた設備
に他の品番を割り付けるときに、既に割り付けを行った
品番を他の設備に割り付けるような方法を取れば無限ル
ープの処理になる可能性があるために、先に割り付けた
品番を一旦割り付けた後は他の設備に割り付けないか、
又はある制約の範囲のみで割り付けを変更しなければな
らない。そこで先に割り付ける品番は、優先的に生産を
確保したい品番と考えられるため、後で割り付けを変更
しなくても良いように割り付けることが要求される。
【0018】従って品番選択処理では、品番を選択する
条件の内、予め設定される条件として一つ前に選択さ
れた品番に対応した色違いの品種や連続して生産したい
品種であるのかどうかという条件と、納期という条件
とがある。また割り付け時の状況によって値が変換する
条件としては金型の交換回数の制限値の条件、金型
交換時間帯及び色交換時間帯によって発生する遊休時間
の条件、休日に生産したくない品種が、休日に生産さ
れていないかどうかの条件、成形機の負荷の分散とい
う条件、生産効率(生産能力が成形によって異なるた
め)という条件がある。
【0019】そこで品番選択演算処理装置3は図3のフ
ローチャートに基づいてデータ格納部1に格納されてい
る納期のデータから納期が一番早い品番を選択し、同じ
納期の品番があるのかどうかをチェックし、同じ納期の
品番が存在しなければ納期が一番早い品番を選択する。
同じ納期の品番が存在する場合には、全ての候補毎に仮
の割り付け処理を行う。つまり現時点の割り付け状況下
で割り付け行うと、どの成形機に割り付ければ良いかを
判断する。実質的には、仮に成形機と金型の割り付けを
行い、上記の割り付け状況によって変化する値を全て計
算する。この計算は条件毎に予め得点を定めた表1のよ
な得点表に基づき、各品番毎に算出して得点の一番高い
ものを現時点で割り付け優先順位が最も高い品番と判断
してその品番を選択する。このような仮に成形機と金型
の割りつけを行う処理は、最終的にそれを完全に割り付
け決定しない処理であり、これを仮割り付け処理とい
う。尚同得点の場合は、終了時間を算出し無駄な時間の
少ないものを選択する。
【0020】
【表1】
【0021】表2は、仮の割り付けを行うことによりす
る判断による品番の優先順を決める品番選択処理過程
、ある品番(仮にA品番、B品番と称する)の具体的
な特定の算出結果を示しており、仮の割り付け結果とし
て、A品番は11月1日(日)の10:00から11月
4日(水)の13;10まで12号機で生産され、また
B品番は、11月4日(火)の19:01から11月5
日(水)の23:20まで生産されるという結果が得ら
れた。この時点での金型交換回数は11月1日において
既に2回金型交換が行われることが確定しており、この
11月1日の金型交換回数の制限は5回以内である。そ
の他も同様に、11月4日は確定回数5回で制限は8
回、11月5日は、確定回数6回で制限は8回である。
ユーザー指定のパラメータとしてA品番は12号機(成
形機名)で生産される為、例えば100点とし、B品番
8号機で生産される為、例えば80点とし、これらパ
ラメータ入力装置2より入力する。またA品番は休日
に生産が行われると問題がある品番で、B品番は特に問
題ないものとする。ここで表2の金型交換回数開始日に
ついて簡単に説明する。例えばある品番のロットの生産
が始まる日と終了する日には必ず品種切り替え作業(例
えば成形色の交換作業又は金型交換作業)が必要とな
る。ここである品番を現在稼働中の成形機に所定日に割
り付けて成形を行う場合に、金型交換が必要とする場
合、他の成形機を含めて割り付け前は金型交換回数は0
回であるが、当該品番を成形機に割り付けると、金型交
換回数は1となる。つまりこの割り付けによって金型交
換回数が1となった日を金型交換回数開始日とる。ま
た品種効果作業は、人手を必要とする作業であので、
1日にできる回数に制限があり、そのため金型交換回数
の上限に対して余裕があるかをチェックしており、これ
が金型交換回数の制限となる。
【0022】
【表2】
【0023】2に示す得られた結果ではA品番は金型
交換時間帯に終了時間にかかるため、遊休時間は0であ
るが、B品番は23:20ということで、品種切り換え
が行えない。そこで翌日の例えば9:00まで品種切り
換え作業が行われ無いため、翌日の9:00までの時間
580分が遊休時間となる。これらの条件の下で、A品
番とB品番を各条件に従って得点を算出する。A品番は
休日に生産が行われると問題があるため、例えば−50
0点を、12号機しか生産できな品番で未だ割り付け
処理を行っていない品番の負荷が少ないために例えば5
0点を、更にユーザ指定パラメータが例えば100点と
いうような点数が加算されてその合計を計算する。また
B品番は金型交換時間帯に終了しないために例えば−1
00点を、更に終了する日の金型交換回数が残2である
ため例えば−100点を、また8号機でしか生産できな
い品番なので、まだ割り付けを行っていない品番の負荷
が高い為、例えば−150点を、ユーザー指定パラメー
タが例えば100点というような点数が加算されてその
合計を計算する。
【0024】ところで上記のようにして各品番毎に得点
を求めるとA品番では−350点、B品番では−270
点となるため、点数の高いB品番の方が選択順位が高く
なり、B品番が選択されることになる品番選択処理にお
いて、休日に生産が行われた場合、特に問題のある品番
や、あまり生産したく品番に対して、容積モードとし
て、0−休日生産可能、1−に休日にあまり生産したく
ない、2−休日生産は不可という判断要素の重み付けを
品番毎に設定する。ここで休日生産は不可という場合、
特別高い配点(表1では他の判断要素の配点が100点
以下であるのに対して500点)を付けて、それに容積
モードを乗算してマイナス要素としている。
【0025】このことで、休日生産が行われる可能性の
ある場合の品番選択をなるべく回避するのである。さて
上述の品番選択処理過程が終了すると、選択された品番
を生産する為に使用する。金型と成型機を探索し、予約
状況(他の品番の生産等で既に使用が決定されている時
間帯)やメンテナンスの計画等から、その成型機と金型
を用いて生産可能な時間帯を探索する。この時、作業性
を考慮して金型交換等の品種切り替え作業がなるべく少
なくなるように、連続して生産できる時間帯を選ぶ、そ
して、生産が可能な成形機、金型、生産開始時刻、生産
終了時刻の候補を全て洗い出す。
【0026】しかし、連続して生産が可能な成型機、金
型、生産開始時刻、生産終了時刻の候補が無かった場合
は、同一成形機内で、複数回に分割して生産が可能な時
間帯を探索する。つまり、同一成形機でその品番を生産
する時間帯が少なくとも2回以上存在することである。
ここまでの処理が設備候補登録処理である。それでも
生産が可能な候補が存在しない場合は、複数の成形機で
複数又は一つの金型を用いて、複数回に分割して生産可
能な時間帯を探索する。この探索処理が設備候補登録処
理である。この場合は、異なる成形機で、同一品番を
生産することである。
【0027】このようにしていくつかの組み合わせの中
から、分割数、金型交換回数の上限等の生産条件から一
番生産性が良い成形機と金型の組み合わせ選択し、その
時間帯と成形機と金型を予約し、その品番の生産計画の
割り付けを行うのである。候補登録演算処理装置4、割
り付け演算処理装置5は図4〜図6に示す処理フローに
より設備候補登録処理を行うものである。ここで分割数
とは、上述のように同一成形機で分割して生産できない
かを探索した際に、成形機のメンテナンス計画等によ
り、ある品番が連続して生産できない場合に一つの品番
が複数回に分けられて生産される場合、この分けられて
生産される回数を言う。また複数の成形機に分けられて
一つの品番が複数回にかけて生産される場合の回数を言
う。
【0028】つまり設備候補登録処理では品番選択処
理で選択された品番を生産することが可能な金型を選択
し、選択された金型が同時に生産可能な他の品番がある
かを判断する。もし同時に生産可能な品番が存在した場
合、その品番を生産する必要があり、まだ割り付け処理
が行われていなければ、同時に生産する金型と成形機の
候補を選択して、登録する。もし同時に生産する品番が
なければ、その品番だけが生産可能な金型と成形機の候
補を登録する。
【0029】そして設備候補登録処理では選択された
品番が、一つ前に割り付けた品番の色違いであるかどう
かを判断し、色違いであれば金型交換をしなくても良
く、一つ前の割り付けた品番と同じ成形機と金型とを用
いて生産できるかどうかを判断する処理を行う。ここで
言う色違いとは材料が違うだけで、金型、成形機は同じ
ものが使用できる品種のこと示す。もし生産が可能であ
れば、この金型と成形機とを用いた生産のみを候補とす
る。生産が不可能な場合と、色違いでない場合は、その
品番が生産可能な成形機と金型の組み合わせを全て登録
し、その登録した成形機と金型毎に、連続して割り付け
られるかどうかを判断する。連続して割り付けられない
場合は、その成形機内で分割して生産できないかどうか
を判断し、生産可能であれば候補として登録する。全て
の金型と成形機との組み合わせについて同様の処理を行
い候補とする。この時点でまだ候補が無い場合は、金型
と成形機の組み合わせを順番に使用して生産可能な限り
割り付けを行い、要求された生産数だけ生産が可能に成
れば、その生産に用いた成形機、金型の全てを唯一の候
補として登録する。
【0030】この割り付けを行う時に、金型交換回数、
金型交換時間帯、色交換時間帯等の考慮しなければなら
い条件は全て満たすように考える。この候補の出力情
報としては、金型、成形機、生産開始時間、生産終了時
間である。ここで上記の候補の登録とは、設備、工具の
組み合わせ等が複数ある場合において、これらの複数の
組み合わせの全てを候補として登録することを言う。そ
してこれらの登録された候補から最も良い候補を選び出
すのが、候補の選択であり、この候補の選択は下記のよ
うに設備候補選択演算処理装置6により行われる。つま
設備候補選択演算処理装置6は、候補登録演算処理装
置4により登録された設定候補の中から、選択された品
番をどの設備に割り付けをすることが可能かを図7に示
す処理フローにより判断する。
【0031】つまり設備候補選択演算処理装置6では選
択された品番を登録された設備候補の中から最適だと考
えられる場所に割り付ける処理を行うもので、まず上述
の処理で選ばれた設備候補を分割数、金型の交換回
数の余裕数、金型交換時間帯、色交換時間帯よって発
生する遊休時間、休日に生産しなくない品種が休日に
生産しないでよいかどうか、成形機に負荷の分散、
生産効率(生産能力が成形機によって異なる為)の条件
に基づいて優先順位を付ける。これらの条件を表3に示
すように各候補毎に得点を算出し、得点の一番高いもの
が綜合的に判断して、一番良い成形機、金型であると決
め、その品番の割り付け処理を行う。即ち、選択された
品番が複数の成形機で生産される可能性があった場合
に、それぞれの生産計画に対して表3のような内容につ
いてその割り付けられた生産計画(生産される可能性の
ある成形機毎)を比較して得点付けを行い、良い方を選
択する。表3はそのための基本パラメータと得点の重み
付けを定義したデータを示す。
【0032】これらの条件を表3に示すように各候補毎
に得点を算出し、得点の一番高いものが綜合的に判断し
て、一番良い成形機、金型であると決め、その品番の割
り付け処理を行う
【0033】
【表3】
【0034】4はその具体的な得点の算出例を示す。
この例では上記品番選択処理でB品番が選択され候補登
録処理で表4に示すように二つの候補が登録されてい
る。この場合候補Iは成形機が例えば2号機で、例えば
KQ1540−0PIという金型を用いて生産する。こ
の時生産開始時間は11月10日(火)の13:00
で、生産終了時間は11月13日(金)の15:00と
なり、所要生産時間Aは4440分となった。また分割
数は連続した生産を確保できたということで「1」とな
る。遊休時間Bは、金型交換時間の120分となる。更
に11月10日の金型交換回数の制限値から確定数を減
算した金型交換回数の残数Cは、3回で11月13日の
金型交換回数の残数Dは2回である。ユーザ指定パラメ
ータは2号機ということから、例えば60000点とな
る。一方候補IIは例えば11号機で金型KQ1540−
0PJを用いて生産を行った場合、その他の値は表4の
ようになる。ここでB品番の条件として、セットで生産
する必要のある品番ではなく、休日に生産しても問題の
ないことが上げられる。
【0035】これらの条件を基に、得点を算出すると、
候補Iは分割数「1」で−10000点、所要生産時間
Aから−4440点、遊休時間から−120点、金型交
換回数の残数から6000点と10000点、ユーザ指
定パラメータから−60000点となり、合計−585
60点となる。候補IIは、分割数「1」により−100
00点、所要生産時間Aから−8820点、遊休時間か
ら−60点、金型交換回数の残数から2000点と15
000点ユーザ指定パラメータから−20000点とな
り、合計−21880点となる。この結果から候補IIが
選択され、B品番が候補IIの成形機と金型を用いて11
月6日の13:00から12日の16:00で生産する
ことが確定し、割り付けられるのである
【0036】
【表4】
【0037】記の割り付け処理過程において、休日に
生産が行われた場合、特に問題のある品番や、あまり生
産したくない品番に対し、表1に示すように容積モード
として、0−休日生産可能、1−休日にあまり生産した
くない 2−休日生産は不可という条件を品番毎に設定
する。ここで休日生産は不可という場合、特別高い配点
(表3では10000)を付けて、これに容積モードを
乗算してマイナス要素とする。このことで、休日生産が
行われる可能性のある場合の設備候補を成るべく回避す
るのである。
【0038】以上のように設備候補が選択されて生産計
画が立案されると立案された生産計画は生産計画ファイ
ル7に格納され、また生産計画表示装置8で表示される
ことになる。尚品番選択が予め為されている場合には、
図8のフローチャートに示す処理を行えば良い。
【0039】また上記実施例では成形品の生産計画作成
に用いているが、その他の製品の生産計画に本発明方法
を用いることもでき、実施例に特に限定されない。
【0040】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、納期等の予め
設定された絶対的な条件によって判断して、品番の優先
順位を付け、前記条件が同一の品番がある場合に設備と
工具の仮の割り付けを行い、その割り付け結果を所定の
割りつけ条件項目で評価して品番の優先順位を付ける
番選択処理過程と、選択した品番に対して設備条件、工
具条件等の条件を判断し、生産可能な設備と工具の組み
合わせの候補を選択して登録する設備候補登録処理過程
と、登録された設備と工具の組み合わせから生産性の最
も良い候補を選択して割り付けを行う処理過程とからな
るので、制約条件の回避を発生してから行うのではな
く、発生する以前からその制約条件を総合的に考慮し
て、制約条件を満たす生産計画を精度良く立案すること
ができる。
【0041】請求項2の発明によれば、生産する必要の
ある品番と設備と工具の組み合わせから同時に生産可能
な品番がある時は、前記設備候補登録処理過程では同時
に生産可能な品番を考慮して設備と工具の組み合わせの
候補の登録を行うので、同時に生産可能な品番を考慮し
た設備と工具の組み合わせを選び出すことが可能とな
る。また請求項3の発明によれば、設備と工具の組み合
わせから連続して生産可能な設備と工具の組み合わせが
あればそれらの組み合わせの候補を登録し、連続して生
産可能な設備と工具の組み合わせが得られない場合に
は、同一設備、同一工具での分割生産に対応する設備、
工具の組み合わせの候補又は複数の設備、複数の工具で
の分割生産に対応する設備、工具の組み合わせの候補の
登録を行う処理過程を備えたので、連続して生産可能な
場合と、連続して生産可能でない場合の設備と工具との
組み合わせの候補を選択することが可能となる。
【0042】請求項4の発明によれば、各品番が複数の
設備で生産が可能で、使用される工具も複数ある多品種
生産工程において、予め設定された条件から最も生産効
率の高い設備と工具との組み合わせの候補を選択して割
り付けを行う処理過程を備えたので、多品種生産工程に
おいて、最も生産効率の高い設備と工具との組み合わせ
の候補を選択して割り付けを行うことができる。 請求項
5の発明によれば、設備と工具を品番毎に仮に選択して
割り付けを行って品番選択を行う品番処理過程と、複数
の設備で生産が可能で、使用される工具も複数ある設備
と工具の組み合わせの候補から、生産割り付けを行う処
理過程を備え、これら処理過程において、休日生産可
能、不可能を重みづけとして用いたので、休日生産可
能、不可能を、品番選択や設備と工具の組み合わせを選
択する際の判断要素のファクターとして大きくとること
ができ、休日生産の回避を事前に行うことできる。 請求
項6の発明は、請求項1〜5の何れかの発明において、
設備が成形機、工具が金型であって、樹脂成形の生産計
画作成に用いるので、樹脂成形の生産計画を、精度良く
立案することができる。
【0043】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体の処理フローチャートで
ある。
【図2】本発明方法を採用した生産計画作成装置の構成
図である。
【図3】品番選択処理のフローチャートである。
【図4】候補登録処理のフローチャートである。
【図5】候補登録処理のフローチャートである。
【図6】割り付け処理のフローチャートである。
【図7】候補選択処理のフローチャートである。
【図8】別の実施例の全体の処理フローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 データ格納部 2 入力装置 3 品番選択演算処理装置 4 候補登録演算処理装置 5 割り付け演算処理装置 6 設備候補選択演算処理装置 7 生産計画ファイル 8 生産計画表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/418 G06F 17/60 108 B23Q 41/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】納期等の予め設定された絶対的な条件によ
    って判断して、品番の優先順位を付け、前記条件が同一
    の品番がある場合に設備と工具の仮の割り付けを行い、
    その割り付け結果を所定の割りつけ条件項目で評価して
    品番の優先順位を付ける品番選択処理過程と、選択した
    品番に対して設備条件、工具条件等の条件を判断し、生
    産可能な設備と工具の組み合わせの候補を選択して登録
    する設備候補登録処理過程と、登録された設備と工具の
    組み合わせから生産性の最も良い候補を選択して割り付
    けを行う処理過程とからなることを特徴とする生産計画
    作成方法。
  2. 【請求項2】生産する必要のある品番と設備と工具の組
    み合わせから同時に生産可能な品番がある時は、前記設
    備候補登録処理過程では同時に生産可能な品番を考慮し
    て設備と工具の組み合わせの候補の登録を行うことを特
    徴とする請求項1記載の生産計画作成方法。
  3. 【請求項3】設備と工具の組み合わせから連続して生産
    可能な設備と工具の組み合わせがあればそれらの組み合
    わせの候補を登録し、連続して生産可能な設備と工具の
    組み合わせが得られない場合には、同一設備、同一工具
    での分割生産に対応する設備、工具の組み合わせの候補
    又は複数の設備、複数の工具での分割生産に対応する設
    備、工具の組み合わせの候補の登録を行う処理過程を備
    えたことを特徴とする請求項1記載の生産計画作成方
    法。
  4. 【請求項4】各品番が複数の設備で生産が可能で、使用
    される工具も複数ある多品種生産工程において、予め設
    定された条件から最も生産効率の高い設備と工具との組
    み合わせの候補を選択して割り付けを行う処理過程を備
    えたことを特徴とする請求項1記載の生産計画作成方
    法。
  5. 【請求項5】設備と工具を品番毎に仮に選択して割り付
    けを行って品番選択を行う品番処理過程と、複数の設備
    で生産が可能で、使用される工具も複数ある設備と工具
    の組み合わせの候補から、生産割り付けを行う処理過程
    を備え、これら処理過程において、休日生産可能、不可
    能を重みづけとして用いたことを特徴とする請求項1記
    載の生産計画作成方法。
  6. 【請求項6】設備が成形機、工具が金型であって、樹脂
    成形の生産計画作成に用いることを特徴とする請求項1
    〜5の何れか記載の生産計画作成方法。
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