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JP3412382B2 - 生産計画立案方法及びシステム、並びに鉄鋼製品生産計画立案方法及びシステム - Google Patents

生産計画立案方法及びシステム、並びに鉄鋼製品生産計画立案方法及びシステム

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Publication number
JP3412382B2
JP3412382B2 JP02426196A JP2426196A JP3412382B2 JP 3412382 B2 JP3412382 B2 JP 3412382B2 JP 02426196 A JP02426196 A JP 02426196A JP 2426196 A JP2426196 A JP 2426196A JP 3412382 B2 JP3412382 B2 JP 3412382B2
Authority
JP
Japan
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rolling
production
time
processing
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP02426196A
Other languages
English (en)
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JPH09218897A (ja
Inventor
早苗 堤
亮二 田村
隆士 谷▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP02426196A priority Critical patent/JP3412382B2/ja
Publication of JPH09218897A publication Critical patent/JPH09218897A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3412382B2 publication Critical patent/JP3412382B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Control Of Metal Rolling (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定期間に生産す
る生産品の生産計画を立案する生産計画立案方法及びそ
のためのシステムに関し、更に具体的な適用例としての
鉄鋼製品生産計画立案方法及びそのためのシステムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄鋼製造業における圧延工場において
は、鋳込んだ半製品を所要サイズに圧延するが、所要サ
イズの圧延が終了すると、新たなサイズで圧延すべく圧
延のための型替えをする必要がある。その場合、同様の
サイズをまとめて、型替えをする回数を可及的に少なく
するような圧延計画を立案している。そして、このよう
に一括して圧延できる同様のサイズをまとめたものをシ
リーズと称して生産している。
【0003】また、このような圧延をした鉄鋼製品を生
産するための月度の生産計画の立案には、鋳込み(上工
程)計画、圧延(下工程)計画の2つの計画があって、
夫々の計画を夫々の立案担当者が行っている。鋳込み計
画の立案担当者は、材質・品種別の要鋳込み量、生産計
画予測量、圧延予定日等に基づいて鋳込み制約(連続鋳
造の連続制約、炉外精錬の負荷等)を考慮しながら月単
位の鋳込み計画を立案する。一方、圧延計画の立案担当
者は、サイズ毎の圧延順、形状・サイズ別の圧延能力、
先行1ヶ月分の受注情報に基づいて圧延制約(特定のサ
イズを週末に圧延する等)、納期制約(圧延予定日)を
考慮して月単位の圧延計画を立案している。
【0004】一方、鉄鋼生産における工程間のスケジュ
ールを作成する作業スケジューリング方法は、特開平5
−307552号公報に示されている。このスケジュー
リング方法は、スケジューリングの対象工程の稼働によ
る時間経過管理をシミュレーションし、これにより得ら
れた在庫内容及び稼働状況を記録媒体に工程毎に、前工
程の仕掛材だけをシミュレータのデータ取込み順に登録
し、この登録内容を参照して工程毎のルールに従って、
工程毎の在庫内容と完了材とに基づいて、次に処理すべ
き材料を選択してスケジューリングを行う。
【0005】また、それとは別に生産ラインの稼働状態
が平滑になる生産計画を立案する生産計画立案システム
は、特開平6−149823号公報に示されている。こ
の生産計画立案システムは、所定期間に生産する予定の
製品を、複数グループに分け、且つ生産条件に基づいて
各品種の製品の生産数及び作業の困難度(時間の長短)
が、各グループで略均一になるように各製品をグループ
に割付けた後、各グループ毎に製品の生産順序を決める
生産計画を立案する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで前者のような
月単位の圧延計画は、暦の月毎に区切っており、鋳込み
工程における設備能力を考慮せずに立案しているため、
納期遅れを防ぐべく1ヶ月の前半に圧延を集中させてい
る。そのため鋳込み工程における設備の負荷が特定の日
に偏る。また鉄鋼製品の受注時の圧延希望日と生産可能
量との整合性を確保していないため、これによっても1
ヶ月の前半に圧延が集中して、設備の負荷が大きく変動
するという問題がある。
【0007】更には、鋳込み工程における鋳込み量は1
ヶ月分の生産目標量に見合うように鋳込み計画を立案し
ているため、先行1ヶ月分の受注量が1ヶ月の予算、即
ち1ヶ月分の生産目標量に満たない場合が生じても、鋳
込み量の関係から、1ヶ月分の生産目標量を満足する生
産計画を立案する必要があって、その場合、圧延計画の
立案担当者の経験と勘とにより、未受注分の受注量を品
種ごとに予測して生産目標量を補正して、1ヶ月分の生
産目標量で鉄鋼製品を生産している。そのため立案担当
者の予測が狂った場合は、納品待ちの鉄鋼製品を生産す
ることになり生産計画に大きい狂いが生じるという問題
がある。また、後者の作業スケジューリング方法及び生
産計画立案システムは設備の負荷を平滑化する条件が製
品割り当ての論理に含まれており、立案担当者の判断で
生産工程の稼働状態を平滑化することができないという
問題がある。
【0008】本発明は斯かる問題に鑑み、生産計画の立
案を立案担当者の経験及び勘に頼ることなく、しかも所
定期間分の受注量が生産目標量に満たない場合でも受注
予測機能にて生産予定量を決定し、生産ラインの負荷を
平滑化できる生産計画立案システム及びその使用方法並
びに鉄鋼製品生産計画立案システム及びその使用方法を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る生産計画
立案方法は、生産目標量に関する情報、過去の受注製品
に関する情報、及び設備の加工能力を記憶した記憶手段
から情報を読み出すことが可能な計算機により生産計画
を立案する方法において、加工対象材ごとに、それぞれ
の加工所要時間を計算して加工予定時点を割付ける処理
、それぞれの加工対象材に加工予定時点の割付けを行
った結果として得られる生産予定量と記憶手段が記憶し
ている生産目標量とを比較する処理と、該比較の結果、
前記生産予定量が前記生産目標量未満であった場合に、
記憶手段が記憶している過去の受注量に基づいて未受注
分の受注量を予測する処理と、この予測された予測受注
量分に対しても加工所要時間を計算して加工予定時点の
割付けを行う処理と、割付けを行った加工所要時間に基
づいて、前記設備の負荷を平滑化すべく同一加工内容の
所定時間内の生産量を移行して他の所定時間内の生産量
を変更する処理と、加工予定時点が割付けられた加工対
象材を加工して完成品を生産する所定時間単位の生産予
定量を示すチャート、及び記憶手段が記憶している設備
の加工能力を前記所定時間単位に示すチャートを対応付
けて表示装置に表示する処理とを前記計算機が行うこと
を特徴とする。
【0010】第2発明に係る生産計画立案システムは、
生産目標量に関する情報を記憶する生産目標量記憶手段
と、過去の受注製品に関する情報を記憶する過去受注製
品情報記憶手段と、設備の加工能力を記憶する加工能力
記憶手段と、加工対象材ごとに、それぞれの加工所要時
間を計算して加工予定時点を割付ける加工時点割付け手
段と、該加工時点割付け手段がそれぞれの加工対象材に
加工予定時点の割付けを行った結果として得られる生産
予定量と前記生産目標量記憶手段に記憶されている生産
目標量とを比較する比較手段と、該比較手段による比較
の結果、前記生産予定量が前記生産目標量未満であった
場合に、前記過去受注製品情報記憶手段に記憶されてい
る過去の受注量に基づいて未受注分の受注量を予測する
ことにより、予測された予測受注量分に対しても前記加
工時点割付け手段に加工所要時間を計算させて加工予定
時点の割付けを行わせる受注予測手段と、前記加工時点
割付け手段により割付けが行われた加工所要時間に基づ
いて、前記設備の負荷を平滑化すべく同一加工内容の所
定時間内の生産量を移行して他の所定時間内の生産量を
変更する生産量変更手段と、前記加工時点割付け手段に
より加工予定時点が割付けられた加工対象材を加工して
完成品を生産する所定時間単位の生産予定量を示すチャ
ート、及び前記加工能力記憶手段が記憶している設備の
加工能力を前記所定時間単位に示すチャートを対応付け
て表示する表示装置とを備えたことを特徴とする。
【0011】第1発明及び第2発明では、生産目標量に
関する情報、過去の受注製品に関する情報、及び設備の
加工能力が記憶手段に記憶されており、加工対象材ごと
に、それぞれの加工所要時間が計算されて加工予定時点
が割付けられ、それぞれの加工対象材に加工予定時点
割付けた結果として得られる生産予定量と記憶手段が記
憶している生産目標量とが比較され、この比較の結果、
生産予定量が生産目標量未満であった場合に、記憶手段
が記憶している過去の受注量に基づいて未受注分の受注
量が予測され、この予測された予測受注量分に対しても
加工所要時間が計算されて加工予定時点が割付けられ
る。そして、加工予定時点が割付けられた加工対象材を
加工して完成品を生産する所定時間単位の生産予定量を
示すチャート、及び記憶手段が記憶している設備の加工
能力を所定時間単位に示すチャートが対応づけて表示さ
れるので、設備の負荷を平滑化すべく同一加工内容の所
定時間内の生産量を移行することによって他の所定時間
内の生産量を変更することができる。
【0012】第3発明に係る鉄鋼製品生産計画立案方法
は、生産目標量に関する情報、過去の受注製品に関する
情報、及び設備の圧延能力を記憶した記憶手段から情報
を読み出すことが可能な計算機により鉄鋼製品の生産計
画を立案する方法において、圧延対象材ごとに、それぞ
れの圧延所要時間を計算して圧延予定時点を割付ける処
理と、それぞれの圧延対象材に圧延予定時点の割付けを
行った結果として得られる生産予定量と記憶手段が記憶
している生産目標量とを比較する処理と、該比較の結
果、前記生産予定量が前記生産目標量未満であった場合
に、記憶手段が記憶している過去の受注量に基づいて未
受注分の受注量を予測する処理と、この予測された予測
受注量分に対しても圧延所要時間を計算して圧延予定時
点の割付けを行う処理と、割付けを行った圧延所要時間
に基づいて、前記設備の負荷を平滑化すべく同一圧延内
容の所定時間内の生産量を移行して他の所定時間内の生
産量を変更する処理と、圧延予定時点が割付けられた圧
延対象材を圧延して完成品を生産する所定時間単位の生
産予定量を示すチャート、及び記憶手段が記憶している
設備の圧延能力を前記所定時間単位に示すチャートを対
応付けて表示装置に表示する処理とを前記計算機が行う
ことを特徴とする。
【0013】第4発明に係る鉄鋼製品生産計画立案シス
テムは、生産目標量に関する情報を記憶する生産目標量
記憶手段と、過去の受注製品に関する情報を記憶する過
去受注製品情報記憶手段と、設備の圧延能力を記憶する
圧延能力記憶手段と、圧延対象材ごとに、それぞれの圧
延所要時間を計算して圧延予定時点を割付ける圧延時点
割付け手段と、該圧延時点割付け手段がそれぞれの圧延
対象材に圧延予定時点の割付けを行った結果として得ら
れる生産予定量と前記生産目標量記憶手段に記憶されて
いる生産目標量とを比較する比較手段と、該比較手段に
よる比較の結果、前記生産予定量が前記生産目標量未満
であった場合に、前記過去受注製品情報記憶手段に記憶
されている過去の受注量に基づいて未受注分の受注量を
予測することにより、予測された予測受注量分に対して
前記圧延時点割付け手段に圧延所要時間を計算させて
圧延予定時点の割付けを行わせる受注予測手段と、前記
圧延時点割付け手段により割付けが行われた圧延所要時
間に基づいて、前記設備の負荷を平滑化すべく同一圧延
内容の所定時間内の生産量を移行して他の所定時間内の
生産量を変更する生産量変更手段と、前記圧延時点割付
け手段により圧延予定時点が割付けられた圧延対象材を
圧延して完成品を生産する所定時間単位の生産予定量を
示すチャート、及び前記圧延能力記憶手段が記憶してい
る設備の圧延能力を前記所定時間単位に示すチャートを
対応付けて表示する表示手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0014】第3発明及び第4発明では、生産目標量に
関する情報過去の受注製品に関する情報、及び設備の
圧延能力が記憶手段に記憶されており、圧延対象材ごと
に、それぞれの圧延所要時間が計算されて圧延予定時点
が割付けられ、それぞれの圧延対象材に圧延予定時点
割付けた結果として得られる生産予定量と記憶手段が記
憶している生産目標量とが比較され、この比較の結果、
生産予定量が生産目標量未満であった場合に、記憶手段
が記憶している過去の受注量に基づいて未受注分の受注
量が予測され、この予測された予測受注量分に対しても
圧延所要時間が計算されて圧延予定時点が割付けられ
る。そして、圧延予定時点が割付けられた圧延対象材を
圧延して完成品を生産する所定時間単位の生産予定量を
示すチャート、及び記憶手段が記憶している設備の圧延
能力を所定時間単位に示すチャートが対応付けて表示さ
れるので、設備の負荷を平滑化すべく同一圧延内容の所
定時間内の生産量を移行することによって他の所定時間
内の生産量を変更することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明を、発明の実施の形態
を示す図面により詳述する。図1は本発明に係る鉄鋼製
品生産計画立案システムの構成を示すブロック図であ
る。圧延予定日割付け装置11には、圧延すべきサイズ
毎の圧延順、圧延開始可能日の情報を記憶する圧延順記
憶装置1と、生産目標量の情報を記憶する生産目標量記
憶装置2と、工場の操業時間、休止予定等の情報を記憶
する操業情報記憶装置3と、各製品のサイズ、生産予定
量、納期等の情報を記憶する製品明細記憶装置4と、形
状・サイズ別の圧延諸元、稼働率の情報を記憶する圧延
稼働諸元記憶装置5と、特殊サイズの圧延日及びシリー
ズに対する圧延開始,終了日時を指定する圧延期日指定
装置6と、同一サイズ内の受注量の情報を移行する受注
量移行装置7と、過去の受注情報に基づき未受注分の受
注予測を行う受注予測装置8とが接続されて、夫々の情
報は圧延予定日割付け装置11へ入力されるようになっ
ている。圧延予定日割付け装置11により圧延予定日を
割付けた情報は設備別能力及び生産予定量を表示する表
示装置12へ入力される。
【0016】また、表示装置12には、転炉、炉外精
錬、連続鋳造、徐冷等の各設備の能力の情報を記憶する
設備別能力記憶装置9と、特殊な品種に関する特殊材鋳
込み計画の情報を記憶する特殊材鋳込み計画記憶装置1
0とが接続されて、夫々の情報が表示装置12へ入力さ
れるようになっている。
【0017】表示装置12は、設備別能力記憶装置9及
び特殊材鋳込み計画記憶装置10から取込んだ情報に基
づいて、設備ごとの日別の生産能力を折線グラフ化し、
圧延予定日割付け装置11から取込んだ情報により日別
の圧延予定量(生産量)を棒グラフ化して、設備ごとに
生産能力と圧延予定量とを対応づけて表示するようにな
っている。それにより、この表示内容に基づいて受注予
測装置8及び受注量移行装置7からの情報に基づいて、
圧延予定量の調整を行って、再度、日別の圧延所要時間
を計算して、その計算結果による圧延予定量の表示を見
て、そのような動作を繰り返して、転炉、炉外精錬、連
続鋳造、徐冷等の各設備の負荷が平滑になるように月単
位の圧延計画を立案できるように構成されている。
【0018】次にこのように構成した圧延計画立案装置
により圧延計画を立案する手順を図2,図3に示す立案
手順のフローチャートに基づいて説明する。ここで、圧
延順記憶装置1に記憶される圧延対象材を、計画立案対
象材とし、生産目標量記憶装置2に記憶される1ヶ月分
の予算に対応する生産目標量を決定する(S1)。そし
て、操業情報記憶装置3に、圧延計画を立案する月、翌
月、翌々月の操業情報、つまり日別の操業時間、休止時
間等を入力する(S2)。続いて、圧延期日指定装置6
の情報を調べて、シリーズに対する圧延開始、終了日時
の指定があるか否かを判別し(S3)、指定がないと判
別すると、圧延予定日割付け装置11は、圧延稼動諸元
記憶装置5に記憶されている形状・サイズ別の圧延諸元
及び稼働率により圧延対象材毎の圧延所要時間を計算
(圧延シミュレーション)し(S4)、圧延順記憶装置
1に記憶している圧延順で圧延予定日を割付ける(S
5)。また圧延開始、終了日時を指定していると判別す
ると、前記同様に圧延所要時間を計算する(S6)。
【0019】続いて、圧延開始日時のみを指定している
か否かを判別し(S7)、圧延開始日のみを指定してい
ると判別すると、経日方向から圧延予定日を割付ける
(S8)。そしてシリーズに対し圧延予定日の割付けが
終了したか否かを判別し(S9)、割付けが終了してい
ると判別すると、圧延順記憶装置1に記憶している圧延
順に、圧延予定日を割付ける(S5)。
【0020】また、圧延開始日時のみを指定していない
と判別し(S7)、圧延終了日時のみを指定していると
判別した場合は(S10)、指定されているシリーズに
対し圧延予定日を経日方向と反対方向から割付け(S1
1)、指定されているシリーズに対する割付けを終了し
たか否かを判別し(S9)、割付けを終了していると判
別すると、圧延順記憶装置1に記憶されている圧延順に
圧延予定日を割付ける(S5)。また、圧延終了日時の
みを指定していないと判別すると、即ち圧延開始日時、
圧延終了日時の両方を指定していると判別した場合は
(S10)、圧延開始日が指定されているシリーズに対
し、圧延予定日を経日方向から割付け(S12)、続い
て、指定されているシリーズに対する割付けが終了した
か否かを判別し(S13)、割付けが終了していると判
別すると、次に圧延終了日が指定されているシリーズに
対し、圧延予定日を経日方向と反対方向から割付け(S
14)、指定されているシリーズに対する割付けが終了
したか否かを判別し(S9)、割付けが終了していると
判別すると、続いて、圧延順記憶装置1に記憶されてい
る圧延順で圧延予定日の割付けを行う(S5)。
【0021】このような圧延予定日の割付けにより、圧
延開始、終了日時の指定があるもの優先的に圧延予定
日が割付けられ、シリーズに対する圧延製品が指定期日
に完成する。また、このようにして圧延予定日の割付け
を行った結果として得られる生産予定量が生産目標量記
憶装置2に記憶されている生産目標量未満であるか否か
を判別し(S15)、生産目標量以上であれば、立案手
順を終了する。生産目標量未満であると判別した場合、
即ち、受注量だけでは1ヶ月分の圧延計画を立案できな
い場合は、受注予測装置8の過去の受注情報に基づい
て、サブルーチンによって未受注分の受注量を予測する
(S16)。そして受注予測した予測受注量を生産予定
量に加えて(S17)、立案手順を終了する。そして新
たな生産予定量が決定される。
【0022】図4は受注予測装置8の構成を示すブロッ
ク図である。過去の製品明細を記憶する過去製品明細記
憶装置21の情報及び形状・サイズ別製品番号を記憶す
る製品番号記憶装置22の情報は、形状・サイズ別の過
去の受注製品明細を記憶する過去受注製品明細情報記憶
装置23へ入力される。過去受注製品明細情報記憶装置
23の情報は、予測受注量を計算する受注予測量計算装
置24へ入力される。受注予測量計算装置24が計算し
形状・サイズ別の予測受注量の情報は未受注分量を決
定する未受注分設定装置26へ入力される。この未受注
分設定装置26には圧延稼働諸元記憶装置5の情報が入
力される。
【0023】次にこの受注予測装置8により受注を予測
する手順を示す図5,図6のフローチャートとともに説
明する。ここでの受注量を予測する方法は、過去6ヶ月
間の受注量の趨勢を見極めることにより圧延立案計画対
象月(以下当月という)の受注量の予測を行っている。
【0024】さて、受注予測装置8の過去受注製品明細
情報記憶装置23は、製品明細記憶装置4から過去に受
注があった6ヶ月分の製品に関する明細の情報と、製品
番号情報記憶装置22から過去に受注があった製品の製
品番号を形状・サイズ別に分類した情報とを対応付けて
取込む。そうすると、過去受注製品明細情報記憶装置2
3は、過去6ヶ月間の受注量、即ちN月を当月とする
と、N−6,N−5,N−4,N−3,N−2,N−1
分の受注量の平均値Av1を計算する(S101)。ま
た過去6ヶ月分の受注量の月間差、即ち(N−1)−
(N−2),(N−2)−(N−3),(N−3)−
(N−4)…の平均値Av2を計算する(S102)。
月間差の平均値Av2の絶対値がある程度大きい場合
は、毎月、略一定の間隔で受注が増加(又は減少)して
いると考えることができる。
【0025】そこで月間差の平均値Av2の絶対値が、
平均値Av1に所定係数aを乗じた値より大きいか否か
を判別し(S103)、大きいと判別した場合は、前月
の受注量に月間差の平均値Av2を加えた値を、当月の
受注量と予測する(S104)。またステップ(S10
3)で小さいと判別すると、続いて、6ヶ月間における
受注量の最大値Max及び最小値Minの差が、平均値
Av1に所定係数bを乗じた値より小さいか否かを判別
し(S105)、小さいと判別すると、ステップ(S1
01)で計算した平均値Av1を当月の予測受注量とす
る(S106)。またステップ(S105)において大
きいと判別すると、予測受注量の平均値Av1より大き
い受注量がある月の月数が6ヶ月間に3回であるか否か
を判別し(S107)、3回であると判別すると、2ヶ
月に1回の受注があると考え、前月の受注量にステップ
(S101)で計算した平均値Av1を2倍した数値か
ら前月の受注量を減じた値を、当月の予測受注量とする
(S108)。
【0026】また平均値Av1より大きい受注量がある
月の月数が6ヶ月間に2回であるか否かを判別し(S1
09)、2回でないと判別すると、受注量の趨勢の見極
めは、これ以上不可能であるため、ステップ(S10
1)で計算した平均値Av1を当月の予測受注量とする
(S110)。また6ヶ月間に2回であると判別する
と、3ヶ月に1回の受注があると考え、当月の受注の有
無を判別するため、前月の受注量が平均値Av1より大
きいか否かを判別する(S111)。前月の受注量が平
均値Av1より小さいと判別すると、続いて前々月の受
注量が平均値Av1より大きいか否かを判別する(S1
12)。また前月の受注量が平均値Av1より大きいと
判別した場合(S111)、または前々月の受注量が平
均値Av1より大きいと判別した場合は(S112)、
前月または前々月(3ヶ月以内)に受注があったと判断
し、当月には受注がないと考え、過去6ヶ月間の受注量
の最小値Minを当月の予測受注量とする(S11
3)。また前月の受注量が平均値Av1より小さく、前
々月の受注量も平均値Av1より小さい場合は、前月、
前々月のいずれも受注がなかったと判断し、当月には受
注があると考え、過去6ヶ月間の受注量の最大値Max
を当月の予測受注量とする(S114)。このようにし
て全ての形状・サイズに対して受注量を予測計算した
後、生産目標量記憶装置2に記憶されている生産目標量
を、予測受注量で按分して最終的な予測受注量を決定す
る。
【0027】このように受注予測量計算装置24で計算
した当月の予測受注量の情報を未受注分設定装置26へ
入力し、未受注分設定装置26に設定する。そして、受
注予測結果によって、当月の受注がある程度少ないと判
断した受注量を、自動的に予測受注量として設定するこ
とができる。または、受注予測結果を検討して、どの予
測受注量を予測受注量として設定するかを立案担当者が
選択することもできる。また未受注分設定装置26によ
り、予測受注量として設定した過去の受注製品の製造情
報と、圧延稼働諸元記憶装置5に記憶されている形状・
サイズ別の圧延諸元及び稼働率とにより圧延所要時間を
計算する。その結果、再度、圧延予定日割付け装置11
によって、圧延予定日の割付けを行う。
【0028】なお、設備別能力記憶装置9に、圧延計画
を立案する月の転炉、炉外精錬、連続鋳造、徐冷等の設
備別、日別の生産能力の情報を入力する。また特殊材鋳
込み計画記憶装置10には、圧延計画を立案する月の特
殊品種に関する鋳込み計画の情報を入力するから、前述
したように圧延予定日割付け装置11により割付けられ
た日別の生産予定量を、積上げによる棒グラフで表示装
置12に表示し、また設備別能力記憶装置9の情報によ
り、日別の生産能力を折線グラフで表示装置12に表示
する。このように表示装置12に表示された日別の生産
予定量と設備別の生産能力とを同時に見ることによっ
て、生産予定量が設備の能力を超える日がないか、また
生産予定量が設備の能力に達しない日がないか等を認識
して圧延計画の全体のバランスを調整する。
【0029】そして、このような調整は以下に示す手順
で行うことができる。まず、所定日の生産予定量を多く
する場合は、前述した受注予測装置8による受注予測手
順により予測受注量を計算する。また少なくする場合
は、同様の受注予測方法により、同様に受注調整量を計
算し、受注予測装置8により計算した圧延所要時間を、
その日の圧延所要時間から減算する。一方、同一サイズ
間で、圧延するタイミングが異なる、所定日の受注量を
他の日へ移行させる場合は受注量移行装置7に、移行先
と移行すべき受注量とを入力し、圧延予定日割付け装置
11によって、圧延所要時間を再計算する。そして、圧
延予定日割付け装置11により予定日の再度の割付けを
行って、表示装置12に生産予定量及び日別、設備別の
生産能力のグラフを表示させて、そのグラフにもとづい
て圧延計画の全体のバランスを調整することにより、転
炉、炉外精錬、連続鋳造、徐冷等の各設備の負荷を平滑
にして、最適な月単位の圧延計画を立案することができ
る。
【0030】図7は過去の受注情報により未受注分の受
注予測を説明するための表示装置12に表示された生産
予定量の累計棒グラフであり、(a)は受注分のみを、
(b)は未受注分を加入した場合を示している。この図
7から明らかなように、日別の生産予定量と、生産能力
とのバランスを見て受注不足分を、過去の受注量に基づ
く情報により補充することができる。
【0031】図8は生産能力限界を見て生産予定量の調
整の説明をするため表示装置12に表示された生産量の
累計棒グラフである。この図8から明らかなように、生
産能力を超えた生産予定量が存在する場合、生産能力を
超えた分を、生産能力限界に達していない日へ移行する
ことにより、生産量の平滑化、即ち、転炉、炉外精錬、
連続鋳造、徐冷等の設備の負荷を平滑にすることができ
る。なお、発明の実施の形態においては圧延計画を1ヶ
月単位で立案したが、その単位は例示であり、これに限
定されるものではない。
【0032】また、本発明の実施の形態では、複数の記
憶手段を夫々、各別に備えたが、夫々の記憶手段を一括
にして備えても同様の効果が得られる。また、鉄鋼製造
業における鉄鋼製品の生産計画を立案する場合について
説明したが、鉄鋼製品の生産計画に限定されるものでは
なく、鉄鋼製造業以外の他の製造業における製品の生産
計画を立案することもできる。
【0033】以上詳述したように第1発明及び第2発明
によれば、製造業において、製品の生産計画を立案する
場合、加工所定時間を計算することにより、加工希望時
点と、生産可能量との整合性が確保される。更に、生産
決定以外の分については、過去の生産情報に基づいて生
産予定量を予測して、生産目標量との差に応じて生産計
画を合理的に立案できるとともに、立案する時間を大幅
に短縮できる。そして、製品の生産計画を立案する場
合、所定時間単位の生産予定量を示すチャートに対応づ
けて所定時間単位の設備の生産能力を示すチャートを表
示し、その表示内容を見て生産予定量を調整して、設備
の負荷の平滑化を実現できるという優れた効果を奏す
る。
【0034】第3発明及び第4発明によれば、鉄鋼製造
業における鉄鋼製品を生産する生産計画を立案する場
合、圧延所要時間を計算することにより、圧延希望時点
と、生産可能量との整合性を確保できる。更に、生産決
定以外の分については、過去の生産情報に基づいて生産
予定量を予測できる。これにより、生産目標量との差に
応じて合理的に生産計画を立案できるとともに、立案す
る時間を大幅に短縮でき、生産計画立案業務の効率を大
幅に高めることができる等、本発明は産業界に寄与する
ところ大である。そして、製品の生産計画を立案する場
合、所定時間単位の生産予定量を示すチャートに対応づ
けて所定時間単位の設備の生産能力を示すチャートを表
示し、その表示内容を見て生産予定量を調整して、設備
の負荷の平滑化を実現できるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鉄鋼製品生産計画立案システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】圧延予定日を割付ける手順を示すフローチャー
トの半部である。
【図3】圧延予定日を割付ける手順を示すフローチャー
トの半部である。
【図4】受注予測装置の構成を示すブロック図である。
【図5】受注予測の手順を示すフローチャートの半部で
ある。
【図6】受注予測の手順を示すフローチャートの半部で
ある。
【図7】生産予定量の累計棒グラフと生産能力との関係
を示すグラフである。
【図8】生産予定量の累計棒グラフと生産能力限界との
関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 圧延順記憶装置 2 生産目標量記憶装置 3 操業情報記憶装置 4 製品明細記憶装置 5 圧延稼働諸元記憶装置 6 圧延期日指定装置 7 受注量移行装置 8 受注予測装置 9 設備別能力記憶装置 10 特殊材鋳込み計画記憶装置 11 圧延予定日割付け装置 12 表示装置 22 製品番号情報記憶装置 23 過去受注製品明細情報記憶装置 24 受注予測量計算装置 26 未受注分設定装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−266725(JP,A) 特開 平4−302354(JP,A) 特開 平5−143613(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/418 B23Q 41/08 G06F 17/60

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生産目標量に関する情報、過去の受注製
    品に関する情報、及び設備の加工能力を記憶した記憶手
    段から情報を読み出すことが可能な計算機により生産計
    画を立案する方法において、 加工対象材ごとに、それぞれの加工所要時間を計算して
    加工予定時点を割付ける処理と、 それぞれの加工対象材に加工予定時点の割付けを行った
    結果として得られる生産予定量と記憶手段が記憶してい
    生産目標量とを比較する処理と、 該比較の結果、前記生産予定量が前記生産目標量未満で
    あった場合に、記憶手段が記憶している過去の受注量に
    基づいて未受注分の受注量を予測する処理と、 この予測された予測受注量分に対しても加工所要時間を
    計算して加工予定時点の割付けを行う処理と、 割付けを行った加工所要時間に基づいて、前記設備の負
    荷を平滑化すべく同一加工内容の所定時間内の生産量を
    移行して他の所定時間内の生産量を変更する処理と、 加工予定時点が割付けられた加工対象材を加工して完成
    品を生産する所定時間単位の生産予定量を示すチャー
    ト、及び記憶手段が記憶している設備の加工能力を前記
    所定時間単位に示すチャートを対応付けて表示装置に表
    示する処理と を前記計算機が行うこと を特徴とする生産
    計画立案方法。
  2. 【請求項2】 生産目標量に関する情報を記憶する生産
    目標量記憶手段と、 過去の受注製品に関する情報を記憶する過去受注製品情
    報記憶手段と、設備の加工能力を記憶する加工能力記憶手段と、 加工対象材ごとに、それぞれの加工所要時間を計算して
    加工予定時点を割付ける加工時点割付け手段と、 該加工時点割付け手段がそれぞれの加工対象材に加工予
    定時点の割付けを行った結果として得られる生産予定量
    と前記生産目標量記憶手段に記憶されている生産目標量
    とを比較する比較手段と、 該比較手段による比較の結果、前記生産予定量が前記生
    産目標量未満であった場合に、前記過去受注製品情報記
    憶手段に記憶されている過去の受注量に基づいて未受注
    分の受注量を予測することにより、予測された予測受注
    量分に対しても前記加工時点割付け手段に加工所要時間
    計算させて加工予定時点の割付けを行わせる受注予測
    手段と、 前記加工時点割付け手段により割付けが行われた加工所
    要時間に基づいて、前記設備の負荷を平滑化すべく同一
    加工内容の所定時間内の生産量を移行して他の所定時間
    内の生産量を変更する生産量変更手段と、 前記加工時点割付け手段により加工予定時点が割付けら
    れた加工対象材を加工して完成品を生産する所定時間単
    位の生産予定量を示すチャート、及び前記加工能力記憶
    手段が記憶している設備の加工能力を前記所定時間単位
    に示すチャートを対応付けて表示する表示装置と を備え
    ことを特徴とする生産計画立案システム。
  3. 【請求項3】 生産目標量に関する情報、過去の受注製
    品に関する情報、及び設備の圧延能力を記憶した記憶手
    段から情報を読み出すことが可能な計算機により鉄鋼製
    品の生産計画を立案する方法において、 圧延対象材ごとに、それぞれの圧延所要時間を計算して
    圧延予定時点を割付ける処理と、 それぞれの圧延対象材に圧延予定時点の割付けを行った
    結果として得られる生産予定量と記憶手段が記憶してい
    る生産目標量とを比較する処理と該比較の結果、前記生産予定量が前記生産目標量未満で
    あった場合に、記憶手段が記憶している過去の受注量に
    基づいて未受注分の受注量を予測する処理とこの予測された予測受注量分に対しても圧延所要時間を
    計算して圧延予定時点の割付けを行う処理と、 割付けを行った圧延所要時間に基づいて、前記設備の負
    荷を平滑化すべく同一圧延内容の所定時間内の生産量を
    移行して他の所定時間内の生産量を変更する処理と、 圧延予定時点が割付けられた圧延対象材を圧延して完成
    品を生産する所定時間単位の生産予定量を示すチャー
    ト、及び記憶手段が記憶している設備の圧延能力を前記
    所定時間単位に示すチャートを対応付けて表示装置に表
    示する処理と を前記計算機が行う ことを特徴とする鉄鋼
    製品生産計画立案方法。
  4. 【請求項4】 生産目標量に関する情報を記憶する生産
    目標量記憶手段と、 過去の受注製品に関する情報を記憶する過去受注製品情
    報記憶手段と、 設備の圧延能力を記憶する圧延能力記憶手段と、 圧延対象材ごとに、それぞれの圧延所要時間を計算して
    圧延予定時点を割付ける圧延時点割付け手段と、 該圧延時点割付け手段が それぞれの圧延対象材に圧延予
    定時点の割付けを行った結果として得られる生産予定量
    前記生産目標量記憶手段に記憶されている生産目標量
    とを比較する比較手段と、 該比較手段による 比較の結果、前記生産予定量が前記生
    産目標量未満であった場合に、前記過去受注製品情報
    憶手段に記憶されている過去の受注量に基づいて未受注
    分の受注量を予測することにより、予測された予測受注
    量分に対しても前記圧延時点割付け手段に圧延所要時間
    を計算させて圧延予定時点の割付けを行わせる受注予測
    手段と、 前記圧延時点割付け手段により割付けが行われた圧延所
    要時間に基づいて、前記設備の負荷を平滑化すべく同一
    圧延内容の所定時間内の生産量を移行して他の所定時間
    内の生産量を変更する生産量変更手段と、 前記圧延時点割付け手段により圧延予定時点が割付けら
    れた圧延対象材を圧延して完成品を生産する所定時間単
    位の生産予定量を示すチャート、及び前記圧延能力記憶
    手段が記憶している設備の圧延能力を前記所定時間単位
    に示すチャートを対応付けて表示する表示手段と を備え
    ことを特徴とする鉄鋼製品生産計画立案システム。
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