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JP3218530B2 - 数値制御加工方法及び数値制御加工システム - Google Patents

数値制御加工方法及び数値制御加工システム

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JP3218530B2
JP3218530B2 JP14910994A JP14910994A JP3218530B2 JP 3218530 B2 JP3218530 B2 JP 3218530B2 JP 14910994 A JP14910994 A JP 14910994A JP 14910994 A JP14910994 A JP 14910994A JP 3218530 B2 JP3218530 B2 JP 3218530B2
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JP
Japan
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processing
numerical control
data
mold
machining
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JP14910994A
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均 近藤
佑二 関
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Priority to US08/408,144 priority patent/US5684708A/en
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/418Total factory control, i.e. centrally controlling a plurality of machines, e.g. direct or distributed numerical control [DNC], flexible manufacturing systems [FMS], integrated manufacturing systems [IMS] or computer integrated manufacturing [CIM]
    • G05B19/41865Total factory control, i.e. centrally controlling a plurality of machines, e.g. direct or distributed numerical control [DNC], flexible manufacturing systems [FMS], integrated manufacturing systems [IMS] or computer integrated manufacturing [CIM] characterised by job scheduling, process planning, material flow
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/31From computer integrated manufacturing till monitoring
    • G05B2219/31423After cap, send resulting programs to different nc machines
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
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    • G05B2219/32Operator till task planning
    • G05B2219/32108From order, production time divide into special and normal operations
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/32Operator till task planning
    • G05B2219/32109Divide process into machining methods
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

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  • Automation & Control Theory (AREA)
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  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Punching Or Piercing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、数値制御加工を行う為
の数値制御加工方法及び数値制御加工システムに関す
る。各種の加工機械を加工工程に従って配列し、各加工
機械対応に数値加工データを加えて制御することによ
り、各種加工して各種部品を製作する数値制御加工シス
テムが知られている。このような数値制御加工システム
を用いて多品種少量生産を行う場合でも、加工効率の向
上を図ることが要望されている。
【0002】
【従来の技術】各種の筐体や各種の部品搭載用等の為の
基板の製作等に於いては、所定の位置に所定の大きさの
穴を形成する穴抜き加工機と、ねじ止め等を行う為の穴
にねじ切りを行うねじ切り加工機と、所定の寸法に切断
する切断加工機とを順次配列し、数値制御加工データに
従ってそれぞれの加工機を制御する数値制御加工システ
ムが知られている。この数値制御加工システムに於いて
は、更に、基板を所定角度に曲げる曲げ加工機と、基板
間をスポット溶接するスポット溶接機とを含む構成とす
ることもある。
【0003】又穴抜き加工機は、基板に形成する丸,四
角,長方形等の穴の形状及び寸法に対応した打ち抜き型
を取り付けて、数値制御加工データに従って選択使用す
るものであり、通常は、例えば、50種類程度の型が取
り付けられる。しかし、穴の種類が多数となると、この
打ち抜き型を取り替えて、穴抜きの工程を継続すること
が必要となる。又一つの打ち抜き型を用いて追い抜きを
行うことにより大きな寸法の各種形状の穴を形成するこ
ともできる。
【0004】又ねじ切り加工機も、複数種類のタップを
取り付けて、ねじ穴の大きさに対応したタップを選択使
用するものである。又切断加工機は、2辺同時切断を行
う構成が一般的であり、大きな基板に複数の加工基板用
の穴抜き,ねじ立てを行った後、所望の寸法の加工基板
毎に分離する為に切断を行うものである。
【0005】前述のような基板を加工する数値制御加工
システムに於いて、多品種少量生産を行う場合に、
(1)完成度を重視した加工方法(以下「NCサポート
1」と称する)、(2)型交換最小化の加工方法(以下
「NCサポート2」と称する)、(3)1図番最適化の
加工方法(以下「NCサポート0」と称する)が知られ
ている。
【0006】(1)のNCサポート1は、複数図番をグ
ルーピングして、型選択と配置処理(ネスティング)と
を行い、1回の型交換で1基板が完成するように加工す
る方法で、基板毎の完成度が早いものであるから特急加
工に適している。
【0007】又(2)のNCサポート2は、全図番を対
象に使用頻度の高い型を抽出し、その型で加工する図番
を選択した時に、加工が完成する図番だけを配置し、次
に、未完成の図番の中の残り型数が少ない図番順に型を
セットして加工を繰り返す方法であり、同一の型は1回
しかセットしないので、使用型数は少なくなる。
【0008】又(3)のNCサポート0は、1図番毎に
型交換,配置処理が最適となるように加工する方法であ
り、基板内の型数,配置率は最適化される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来例の数値制御加工
システムに於いて、前述のNCサポート0,1,2の何
れかの選択は、納期,指令数等を基に作業者が経験と勘
とを頼りに行っており、最適化されていない場合が多い
問題があった。又数値制御加工データは、特定の加工機
を対象に作成されるものであり、従って、特定の加工機
の故障等によって他の加工機で加工する必要が生じた時
は、新たに数値制御加工データを作成しなければならな
い問題があった。
【0010】又従来例の前述のNCサポート0は、1図
番多数個配置で加工する方法であり、1基板内では、型
選択,図番配置が最適化されるが、基板間(図番の変り
目)では、型交換情報や使用材料等のグルーピング処理
を、作業者の経験と勘とを頼りに行っている為、型の共
通化処理が困難であり、型交換の効率が低下する問題が
ある。
【0011】又従来例の前述のNCサポート1は、以前
の型交換情報を無視して、その都度必要な型をセットす
るもので、1度取り外した型を繰り返しセットする頻度
が高くなり、型交換回数が多くなることから、段取り効
率が低い問題がある。
【0012】又従来例の前述のNCサポート2は、1回
目の型交換時に使用頻度の高い型として、例えば、
型をセットし、集中的に加工するもので、1工程目の加
工時間が増大する反面、それ以後の工程で加工時間が極
端に少なくなる。又1工程目の加工後に未加工の工程が
発生するラックは、仕掛り期間(未完成状態の期間)が
長くなり、この期間が長過ぎる場合は、錆の発生等の品
質低下の問題がある。本発明は、数値制御オーダを基に
最適な処理を選択し、且つ各処理工程を最適化すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の数値制御加工方
法及び数値制御加工システムは、(1)入力された全数
値制御オーダについてそれぞれ手番を求め、その手番と
基準値とを比較して、手番が基準値より小さい数値制御
オーダを特急処理のグループとし、手番が基準値以上の
数値制御オーダを通常処理のグループとし、且つ加工デ
ータを基に、完成期間を短くした完成度重視の加工方法
と、型交換の回数を少なくした型交換最小化の加工方法
と、1図番毎に型交換,配置処理を考慮した1図番最適
化の加工方法との何れか加工効率が高くなるようにグル
ープ化し、各グループ毎に数値制御加工データを作成す
る処理工程を含むものである。
【0014】又(2)入力された全数値制御オーダにつ
いてそれぞれ手番を求め、その手番と基準値とを比較
し、手番が前記基準値より小さい数値制御オーダを特急
処理のグループとし、他の数値制御オーダを通常処理の
グループに分け、前記特急処理のグループを完成度重視
の加工方法のグループとし、前記通常処理のグループ
を、そのグループの加工データを基に、型交換最小化の
加工方法と1図番最適化の加工方法とのグループに分
け、各グループ毎に数値制御加工データを作成する処理
工程を含むものである。
【0015】又(3)完成度重視の加工方法は、加工デ
ータを基に、許容寸法範囲内の型を統一型とすると共
に、選択済みの型の中から追い抜き条件に合う型を選択
し、この追い抜き条件に合う型がない時にのみ新たな型
を選択する数値制御加工データを作成する処理工程を含
むものである。
【0016】又(4)完成度重視の加工方法は、加工デ
ータを基に、使用頻度の高い型を抽出して固定型とし、
型交換時に、それ以後の加工に使用しない型,加工に使
用するが使用図番数が少ない型,取り外し回数が多い型
の順に型交換を行い、型交換回数が許容値を越えた型を
固定型とする数値制御加工データを作成する処理工程を
含むものである。
【0017】又(5)完成度重視の加工方法は、加工デ
ータを基に、配置対象図番の外形寸法が大きい順に、且
つ配置率が基準値以上となるように配置処理する数値制
御加工データを作成する処理工程を含むものである。
【0018】又(6)型交換最小化の加工方法は、加工
データを基に、許容寸法範囲内の型を統一型とすると共
に、選択済みの型の中から追い抜き条件に合う型を選択
し、この追い抜き条件に合う型がない時にのみ新たな型
を選択する数値制御加工データを作成する処理工程を含
むものである。
【0019】又(7)型交換最小化の加工方法は、加工
データを基に、1工程目を使用頻度が高い型を含む固定
型で加工して該1工程目以降に空き工程が生じる場合、
次の連続した先頭工程に該1工程目の加工の一部を移動
し、又前記1工程目を固定型と他の型で加工して該1工
程目以降に空き工程が生じる場合、この1工程以降の最
も加工時間が少なく且つ最終工程以外の工程へこの1工
程目の加工の一部を移動して、数値制御加工データを作
成する処理工程を含むものである。
【0020】又(8)1図番最適化の加工方法は、加工
データを基に、型の使用頻度を求め、使用頻度の高い型
を用いる図番を優先して加工するように並べ替えて、数
値制御加工データを作成する処理工程を含むものであ
る。
【0021】又(9)図1を参照して説明すると、加工
工程に対応して配列した数値制御加工機102と、この
数値制御加工機を制御する制御装置101と、入力され
た全数値制御オーダについてそれぞれ手番を求め、この
手番と基準値とを比較して、この手番が前記基準値より
小さい数値制御オーダを特急処理のグループとし、前記
手番が前記基準値以上の数値制御オーダを通常処理のグ
ループとし、且つ加工データを基に、完成期間を短くし
た完成度重視の加工方法と、型交換の回数を少なくした
型交換最小化の加工方法と、1図番毎に型交換,配置処
理を考慮した1図番最適化の加工方法との何れか加工効
率が高くなるようにグループ化し、各グループ毎に数値
制御加工データを作成し、該数値制御加工データを前記
制御装置101に分配する数値制御処理装置100とを
備えて数値制御加工システムを構成する。
【0022】又(10)数値制御処理装置100は、入
力された数値制御オーダを管理し、且つ加工進度及び数
値制御加工機の負荷状態を管理する機構管理部と、前記
数値制御オーダを基に特急処理の完成度重視の加工方法
のグループと、通常処理の型交換最小化の加工方法及び
1図番最適化の加工方法とのグループに分けて数値制御
加工データを前記制御装置に分配するNCサポート群管
理部と、型マスタ,加工マスタデータの管理を行うサブ
システム制御部とを含むものである。
【0023】
【作用】
(1)入力された全数値制御オーダについて、納期と加
工着手日との差の手番を求め、この手番が基準値の例え
ば7日より小さい場合は、7日間以内に完成する必要が
あるから、その数値制御オーダは特急処理のグループと
し、それ以外の数値制御オーダは通常処理のグループと
する。又加工データを基に、加工効率が良くなるように
完成度重視と、型交換最小化と、1図番最適化とのそれ
ぞれの加工方法のグループに分ける。従って、特急処理
と通常処理とのグループを、更に加工方法のグループに
分けて、そのグループ毎に数値制御加工データを作成す
るものである。
【0024】(2)又図1に示すように、数値制御オー
ダについての手番が基準値より小さい特急処理のグルー
プは、短期間に加工を完了する必要があるから、完成度
重視の加工方法のグループとし、それ以外の通常処理の
グループは、加工データを基に仮配置して加工効率を検
討し、型交換最小化と1図番最適化との何れか加工効率
の良い方の加工方法のグループに分ける。そして、各グ
ループ毎に数値制御加工データを作成する。
【0025】(3)又完成度重視の加工方法は、多種類
の型について、許容寸法範囲内の型は統一した一つの型
とすることにより型の種類を少なくする。又追い抜きに
より各種形状の穴を形成する場合に、既に加工データに
基づいて選択された型の中で、追い抜き条件に適合した
型が存在すれば、その型を追い抜き用として選択し、適
合する型が存在しない場合は、新たな型を選択し、型の
種類を少なくする。従って、使用する型の絶対数を少な
くして型交換の頻度を低減する。
【0026】(4)又完成度重視の加工方法は、使用頻
度の高い型を固定型として選択し、又型交換時に、新た
な型を取り付ける為に、それ以後の加工に使用しない型
を優先して取り外し、次はそれ以後の加工に使用するが
使用図番数が少ない型を選択して取り外し、更に取り外
す場合は、それ以前の取り外し回数が多い型を選択す
る。そして、型交換回数を予め定めた許容値を越えた型
は、繰り返し使用する型であるから、固定型に割付ける
ことにより、型交換の回数を低減する。
【0027】(5)又完成度重視の加工方法は、複数種
類の基板を形成する場合、配置対象図番の外形寸法、例
えば、縦方向の寸法が大きい順に配置する。その場合、
掴み代,捨て代等を除く有効板取り範囲内に配置できる
率が基準値以上となるように配置して、平均配置率を向
上する。
【0028】(6)又型交換最小化の加工方法は、多種
類の型について、許容寸法範囲内の型は統一した型と
し、又追い抜きにより各種形状の穴を形成する場合に、
既に加工データに基づいて選択された型の中で、追い抜
き条件に適合した型が存在すれば、その型を追い抜き用
として選択し、適合する型が存在しない場合は、新たな
型を選択する。それによって、加工に使用する型の絶対
数を少なくして、型交換の頻度を低減する。
【0029】(7)又型交換最小化の加工方法は、1工
程目を固定型で加工すると仮定した時、それ以降に空き
工程が生じる場合、その空き工程が生じないように、次
の連続した先頭工程に1工程目の一部の工程を移動す
る。又1工程目を固定型と他の型とを用いて加工すると
過程した時、それ以降に空き工程が生じる場合、その1
工程目以降の最も加工時間が少ない工程で且つ最終工程
以外の工程へ、1工程目の一部の工程を移動し、1工程
目に於ける加工集中が生じないように、後工程へ移動す
る。
【0030】(8)又1図番最適化の加工方法は、型の
使用頻度(使用図番数)を求め、使用頻度の高い型を使
用している図番を優先して加工するように並べ替えて、
型交換を低減する。
【0031】(9)又数値制御加工システムは、穴抜き
加工機,ねじ切り加工機,切断加工機等の数値制御加工
機102を加工工程に対応して配列し、それぞれの数値
制御加工機102対応に制御装置101を設け、数値制
御処理装置100に於いて数値制御オーダに従った数値
制御加工データを作成して制御装置101に分配する構
成であり、数値制御処理装置100は、全数値制御オー
ダを基にグループ分けし、所定の納期に完成するよう
に、又型交換回数を低減できるように型選択を行って数
値制御加工データを作成する。そして、その数値制御加
工データを制御装置101に分配するものである。
【0032】(10)又数値制御処理装置100は、機
構管理部と、NCサポート群管理部と、サブシステム制
御部とを含み、機構管理部によって数値制御オーダの管
理と各数値制御加工機の負荷状態等の管理とを行い、N
Cサポート群管理部により、入力数値制御オーダを基に
グルーピング処理と各グループ毎の数値制御加工データ
の作成とを行い、数値制御加工機を制御する制御装置へ
数値制御加工データを分配する。又サブシステム制御部
は、数値制御加工データを作成する時に参照する型マス
タデータや加工マスタデータ等を管理する。
【0033】
【実施例】図2は本発明の実施例のシステム構成説明図
であり、1は数値制御処理装置、1−1は機構制御部、
1−2はNCサポート群管理部、1−3はサブシステム
制御部、2−1〜2−5はセルコントローラ(制御装
置)、3−1は穴抜き加工機、3−2はねじ切り加工
機、3−3は切断加工機、3−4は曲げ加工機、3−5
はスポット加工機、4はLAN(ローカルエリアネット
ワーク)等の通信線、5は文字,塗装等を管理する外装
処理管理部である。
【0034】数値制御処理装置1は、図1の数値制御処
理装置100に相当し、機構制御部1−1と、NCサポ
ート群管理部1−2と、サブシステム制御部1−3とを
含む構成を示し、機構制御部1−1は、入力された数値
制御オーダを管理し、NCサポート群管理部1−2に指
令データを送出し、NCサポート群管理部1−2は、全
数値制御オーダについて手番を求め、その手番と基準値
とを比較して、特急処理と通常処理とに分類し、又加工
データを基に、完成度重視の加工方法と、型交換最小化
の加工方法と、1図番最適化の加工方法とのグループに
分類し、各グループ毎に数値制御加工データを作成し、
数値制御加工データ(NCデータ)として、図1の制御
装置101に相当するセルコントローラ2−1〜2−5
に分配する。
【0035】又図1の数値制御加工機102に相当する
加工機は、各種の基板を製作する場合の工程の穴抜き工
程,ねじ切り工程,切断工程,曲げ工程,スポット工程
に対応して配列した穴抜き加工機3−1,ねじ切り加工
機3−2,切断加工機3−3,曲げ加工機3−4,スポ
ット加工機3−5の場合を示す。又各工程に於いて、穴
抜きが多い場合、例えば、穴抜き加工機3−1を8台と
し、他の加工機を1台とすることができる。
【0036】図3は本発明の実施例の処理フローチャー
トを含む説明図であり、数値制御加工機として、穴抜き
加工機3−1とねじ切り加工機3−2と切断加工機3−
3とを配列した場合を示し、以後の実施例に於いて、こ
の数値制御加工機の配列を用いた場合について説明す
る。しかし、他の種類の数値制御加工機を含む配列の場
合にも本発明を適用できることは勿論である。
【0037】又数値制御処理装置1は、(a)〜(t)
の処理工程を含み、ステップ(a)に於いては、入力さ
れた製番,図番,版数,指令数,納期,ライン番号等を
含む複数の数値制御オーダ(NCオーダ)と、サブシス
テム制御部1−3等に格納されている図番,版数,穴形
状,座標等を含む標準加工データと、図番,版数,型,
座標等を含むループ加工データとを基にオーダ編集を行
う。
【0038】このオーダ編集を行うステップ(a)に於
いては、各NCオーダについて納期や加工データ等を基
に、NCサポート0,1,2(b),(c),(d)に
グループ分けする。NCサポート0は1図番最適化の加
工方法、NCサポート1は完成度重視の加工方法、NC
サポート2は型交換最小化の加工方法にそれぞれ相当す
る。
【0039】又NCサポート0(b)は、型選択2
(e),配置1(h),NCデータ作成1(k),NC
加工データ(n),加工指示リスト(q)の処理工程を
含み、又NCサポート1(c)は、型選択1(f),配
置1(i),NCデータ作成1(l),NC加工データ
(o),加工指示リスト(r)の処理工程を含み、又N
Cサポート2(d)は、型選択1(g),配置2
(j),NCデータ作成2(m),NC加工データ
(p),加工指示リスト(s)の処理工程を含むもので
あり、NC群管理(t)によって、NC加工データがそ
れぞれセルコントローラ2−1〜2−3に分配される。
【0040】図4はNCサポート0の概念説明図であ
り、このNCサポート0は、ねじ切りは実施せず、又穴
抜きにより抜き落としを行う為に切断工程がないもので
あり、指令処理として、指令データ11と加工マスタデ
ータ12との図番マッチング処理を行い、指令データの
図番、例えば、図番Aと加工マスタデータの図番Aとの
マッチングによりその図番Aを加工データ13とし、基
板14に配置し、穴抜き用NCデータ15を作成する。
【0041】図5はNCサポート0の説明図であり、機
構制御部1−1からの指令データにより、NCサポート
群管理部1−2は、サブシステム制御部1−3の加工マ
スタ,型マスタファイル1−3Aを参照して、各種のリ
スト1−2AとNCデータ1−2Bとを作成し、加工状
況リストは工程管理者(図示せず)へ転送する。又前準
備工程では材料所要情報リストを用い、穴抜き工程で
は、加工基板別型交換情報リストと加工基板別切断情報
リストとを用い、この加工基板別切断情報リストを、製
品毎にチケットとして付加する。
【0042】前準備工程では、材料所要情報リストに従
った寸法の基板を用意する。又穴抜き加工機3−1によ
る穴抜き工程では、段取りとして、加工基板別型交換情
報リストに従った型を取り付け、加工工程として、加工
基板別型交換情報リストに従った基板順に、NCデータ
1−2Bに従って穴抜き加工を実施する。この場合、前
述のように、抜き落としを行うものであるから、ねじ切
り工程,切断工程は実施しない。
【0043】図6はNCサポート1,2の概念説明図で
あり、指令処理として、指令データ21と加工マスタデ
ータ22との図番マッチング処理を行い、加工データ2
3を作成する。次に型選択処理として、型マスタデータ
25を参照して加工穴データ24を作成する。次に配置
処理及びCNデータ作成処理として、ネスティング(配
置)処理26を行い、穴抜き用NCデータとタップ用N
Cデータと切断用NCデータとを含むNCデータ27を
作成する。
【0044】図7はNCサポート1の説明図であり、機
構制御部1−1からの指令データにより、NCサポート
群管理部1−2は、サブシステム制御部1−3の加工マ
スタ,型マスタファイル1−3Aを参照して、各種のリ
スト1−2AとNCデータ1−2Bとを作成し、加工状
況リストは工程管理者(図示せず)へ転送する。又前準
備工程では材料所要情報リストを用い、穴抜き工程では
加工基板別型交換情報リストを用い、ねじ切り工程では
加工基板別加工情報を用い、切断工程では加工基板別切
断情報リストを用い、次工程では、この加工基板別切断
情報リストをチケットとして付加する。
【0045】前準備工程は、材料所要情報リストに従っ
た寸法の基板を用意する。又穴抜き工程は、穴抜き加工
機に加工基板別交換情報リストに従って型を取り付け、
NCデータ1−2Bに従って穴抜き加工を実施する。又
ねじ切り工程は、ねじ切り加工機に、加工基板別加工情
報に従ったタップを取り付けて、NCデータ1−2Bに
従ってねじ切り加工を実施する。又切断工程は、切断加
工機により加工基板別切断情報リストに従って切断加工
を実施する。
【0046】図8はNCサポート2の説明図であり、機
構制御部1−1からの指令データにより、NCサポート
群管理部1−2は、サブシステム制御部1−3の加工マ
スタ,型マスタファイル1−3Aを参照して、各種のリ
スト1−2AとNCデータ1−2Bとを作成し、加工状
況リストは工程管理者(図示せず)へ転送する。又前準
備工程では材料所要情報リストと材料搭載情報リストと
を用い、穴抜き工程では工程別交換情報リストとラック
別工程情報リストと材料搭載情報リストとを用いる。又
ねじ切り工程ではラック別加工情報リストと材料搭載情
報リストとを用い、切断工程ではラック別加工情報リス
トと材料搭載情報リストと切断情報リストとを用いる。
この切断情報リストを次工程では製品毎にチケットとし
て付加する。
【0047】前準備工程では、材料所要情報リストと材
料搭載情報リストとに従ってラック31に基板30を搭
載する。このラック31には例えば45枚の基板30を
搭載することができる。又穴抜き工程では、工程別型交
換情報リストに従って穴抜きの型を取り付け、ラック別
工程情報リストに従ったラック順に、NCデータ1−2
Bに従って穴抜き工程を実施する。又ねじ切り工程で
は、ラック別加工情報に従ったラック順に、NCデータ
1−2Bに従ってねじ切り工程を実施する。又切断工程
では、ラック別加工情報リストに従ったラック順に、切
断情報リストに従って切断工程を実施する。
【0048】図9は本発明の実施例のオーダ編集処理の
フローチャートであり、(A1)〜(A17)のステッ
プについて示す。NCオーダ(A1)は、製番,図番,
版数,オーダ管理番号,等級,指令数,着手日,納期,
マニュアル作業,工程経路等を含み、必要に応じて処理
指示ロット番号入力(A2)が行われ、又各種の外部条
件(A3)が入力される。
【0049】処理指示が、特急処理か自動選択処理か通
常処理かを判定し(A4)、処理指示が自動選択処理以
外の場合は、その処理指示に無条件に従って特急処理又
は通常処理となり、自動選択処理の場合は条件式1に従
って手番計算を行い(A5)、この手番について判定1
の条件で判定する(A6)。
【0050】図10は本発明の実施例の条件式の説明図
であり、(A)は条件式1,2を示し、(B)は基板寸
法を示すものである。又図11は本発明の実施例の判定
条件の説明図であり、判定1〜4の条件を含む場合を示
す。
【0051】図9のステップ(A5)に於ける手番計算
は、図10の(A)の条件式1として示すように、製造
手番=オーダNC納期−オーダNC着手日の計算によっ
て求めることができる。そして、ステップ(A6)に於
ける判定は、基準値を7日として製造手番と比較し、図
11の判定1に従って、製造手番が基準値の7日より小
さい値の時に特急処理と判定し、基準値の7日以上の値
の時に通常処理と判定する。
【0052】通常処理と判定された場合は、加工データ
の標準データ(A7),ループデータ(A8)を参照し
て加工データをチェックする(A9)。そして、ループ
データと判定した場合はループ加工とし、標準データと
判定した場合は標準加工とする。この標準加工は、先ず
配置率計算と基板枚数計算とを、図10の(A)の条件
式2によって求める(A10)。その場合の基板有効X
寸法と基板有効Y寸法と図番X寸法と図番Y寸法との関
係は、図10の(B)に示すものとなる。
【0053】次に、配置率と基板数とを基に、図11の
判定2に従って非定尺処理か定尺処理かを判定する。図
11の判定2は、配置率が60%より小さく且つ基板枚
数が10枚より多い場合、及び配置率が60%以上で基
板枚数が20枚より多い場合に、非定尺処理とし、それ
以外の時に定尺処理と判定するものである。
【0054】定尺処理と判定した時は、基板の板厚によ
り、図11の判定3に従った判定を行う(A12)。即
ち、基板の厚さによって、薄板グループと中厚グループ
と厚板グループとにグループ分けする。中厚グループの
場合は、外形寸法により、図11の判定4に従った判定
を行う(A13)。即ち、図番X寸法と図番Y寸法とに
より、中小物処理と大物処理とに分ける。そして、中小
物処理については、機械別オーダ(A14)と基準デー
タ(A15)とを作成し、大物処理については、機械別
オーダ(A16)と基準データ(A17)とを作成す
る。
【0055】図12は処理別機械別オーダ関連説明図で
あり、通常処理と特急処理とにグループ分けされ、通常
処理は、標準加工とループ加工とにグループ分けされ、
標準加工グループとループ加工グループとは、それぞれ
定尺処理と非定尺処理とに分けられ、それらはそれぞれ
板厚によって薄板グループと中厚グループと厚板グルー
プと分けられ、更にそれぞれは寸法によって中小物と大
物とに分けられる。
【0056】図13は本発明の実施例の型選択1のフロ
ーチャート、図14は本発明の実施例の型選択2のフロ
ーチャート、図15は本発明の実施例の条件データの説
明図である。図13は図3に於けるステップ(f),
(g)の型選択1の処理を示し、型マスタ(B1),マ
ッチング加工データ(B2),基準データ(B3),外
部条件(B4)を基に、指定寸法の穴を、その許容寸法
範囲内に統一して、標準寸法に変換する統一穴径変換を
行う(B5)。この場合の条件14は図15に示すファ
イルの条件データに従った許容寸法範囲を示す。又図1
5に於いては、更に多数の条件が存在するものである
が、その中の条件1〜32までを示し、ファイル名と日
本語のファイル名と概要とを対応させて示す。
【0057】次に1回抜き指定穴の型選択を行い(B
6)、追い抜き条件を示す条件18に従って追い抜き穴
の型選択を行う(B7)。そして、オーダに対する処理
の終了か否かを判定し(B8)、処理終了により選択型
データ(B9)が得られる。この型選択データを基に、
追い抜き用型の共通化等の型の共通化処理を行う(B1
0)。次に、型別使用図番数をカウントして、カウント
数の多い順に並べ替える型別汎用度チェックを行い(B
11)、条件8に従って汎用性の高い型から選択する仮
固定型選択を行し(B12)、図番別型データ(B1
3)と使用型データ(B14)とを形成する。
【0058】図14は、図3に於けるステップ(3)の
型選択2の処理を示し、型マスタ(C1),ループ加工
データ(C2),基準データ(C3),外部条件(C
4)を基に図番別使用型を抽出し(C5)、オーダに対
する処理の終了か否かを判定し(C6)、処理終了によ
り選択型データが得られる(C7)。そして、追い抜き
用型の共通化を行う型の共通化処理を行い(C8)、型
別使用図番数をカウントし、そのカウント内容の多い順
に並べ替える型別汎用度チェックを行い(C9)、汎用
性が高い型から条件8に従って選択する仮固定型選択を
行い(C10)、図番別型データ(C11)と使用型デ
ータ(C12)とを形成する。
【0059】図16及び図17は本発明の実施例の配置
1のフローチャートであり、図3のステップ(h),
(i)の配置1の処理を示す。図番別型データ(D
1),使用型データ(D2),号機別オーダ(D3),
外部条件(D4),加工号機入力(D5)を基に号機判
定を行う(D6)。この場合、オーダ対応に加工号機が
設定されるものであるから、加工号機入力(D5)がな
ければ、オーダ分類ファイル別の加工機番号の条件5に
従って、号機=自動設定とする(D7)。又加工号機入
力(D5)によりオーダファイル号機と異なる加工機番
号を入力すると、入力号機≠オーダファイル号機とな
り、この場合は、入力号機を優先させて、号機=入力号
機とする(D8)。
【0060】次に初回の型セットを行う(D9)。固定
型は、通常使用される小径の丸穴の数個の型を固定型に
設定しており、又仮固定型は、今回のオーダに限定し
て、使用頻度が高い数個の型を一時的に固定型とするこ
とを示し、(1) 汎用度が高い型を仮固定型とする仮固定
型セットを条件8により行い、(2) 汎用性が高い型から
順にステーションへのセットを条件29により行う。
【0061】次に初回の配置処理を行う(D10)。即
ち、(1) 今回セットした型のみで完成する図番を抽出す
る対象図番抽出を行い、(2) 図番を材質, 板厚で分類し
てグルーピングする材質, 板厚分類を行い、(3) 規定寸
法の基板に指令数分の図番を配置する配置を行い、(4)
1基板の配置率が規定条件未満の時は多図面を配置する
多図面配置を条件7により行い、(5) 形状,寸法で優先
抜き型を識別する優先抜き型識別を条件17により行
う。
【0062】次に2回目以降の型セット準備を行う(D
11)。即ち、(1) 加工を終了した型を削除(取り外
し)、又(2) 仮固定型削除の場合、次の仮固定型を再設
定する。そして、2回目以降の型セットを行う(D1
2)。 即ち、(1) 型選択用の図番を選択し、(2) 未完
成図番を完成するように型をセットする。その場合、ス
テーションに空きがある場合は次に使用する型をセット
し、ステーションに空きがない場合は使用頻度が低い型
を取り外して空きを形成する。その場合、該当の型が前
回セットされた型の場合、条件10に従ってパスする
(取り外さない)。又該当の型が固定型又は仮固定型の
場合はパスする(取り外さない)。
【0063】次に2回目以降の仮配置を行う(D1
3)。即ち、(1) 対象図番抽出,(2) 材質, 板厚分類,
(3)配置,(4)条件7により多図番配置,(5) 条件9によ
り完成基板枚数チェックを行う。この完成基板枚数チェ
ック(D14)によりOKかNGかを判定する。即ち、
完成基板枚数が規定数となる場合はOK、そうでない場
合はNGであり、OKの場合はステップ(D17)に移
行し、NGの場合はステップ(D15)に移行する。ス
テップ(D15)では完成基板枚数が規定数でない場合
に既に調整を行ったか否かを判定し、調整を行っても完
成基板枚数が規定数に達しない場合は、ステップ(D1
7)に移行し、調整を行っていない場合は、ステップ
(D16)に以降する。
【0064】ステップ(D16)に於いては、完成基板
枚数調整を行うものであり、(1) 頻度が低い型を交換す
る。即ち、セットされている型で使用頻度が低い型を取
り外して、他の型をセットする。この場合、該当の型が
前回セットされた型の場合は条件10によりパス(取り
外さない)し、又該当の型が固定型又は仮固定型の場合
もパス(取り外さない)する。このような処理を行って
ステップ(D13)に戻る。
【0065】又ステップ(D17)に於いては、2回目
以降の配置を行うものであり、(1)今回セットした型の
みで完成する図番を抽出する対象図番抽出、(2) 図番を
材質, 板厚で分類してグルーピングする材質, 板厚分
類、(3) 規定寸法の基板に指令数分周の図番を配置する
配置、(4) 1基板の配置率が規定値未満の時は条件7に
より多図番を配置する多図番配置、(5) 形状, 寸法で優
先抜き型を条件17により識別する優先抜き型識別を行
い、基板別配置データ(D19),ステーションセット
型データ(D20)を形成し、オーダ終了か否かを判定
し、終了でない場合はステップ(D11)に移行する。
【0066】図18及び図19は本発明の実施例の配置
2のフローチャートであり、図3のステップ(j)の配
置2の処理を示す。図番別型データ(E1)と、使用型
データ(E2)と、号機別オーダ(E3)と、外部条件
(E4)と、加工号機入力(E5)とを基に号機判定を
行う(E6)。この場合、オーダ対応に加工号機が設定
されるものであるから、加工号機入力(E5)がなけれ
ば、オーダ分類ファイル別の加工機番号の条件5に従っ
て、号機=自動設定とする(E7)。又加工号機入力
(E5)によりオーダファイル号機と異なる加工機番号
を入力すると、入力号機≠オーダファイル号機となるか
ら、この場合は、入力号機を優先するものであるから、
号機=入力号機とする(E8)。
【0067】次に初回の型セットを行う(E9)。即
ち、(1) 形状, 寸法で優先抜き型をステーションに条件
12によりセットする優先抜き型セットを行い、(2) 汎
用性が高い型を条件8により仮固定型に割付ける仮固定
型セットを行い、(3) 汎用性が高い型から順に条件29
によりステーションにセットする型セットを行う。
【0068】次に初回の配置処理を行う(E10)。即
ち、(1) セットした型で加工される全図番を抽出し、そ
の中で完成できる図番を配置図番として区別する加工対
象図番抽出を行い、(2) 図番を材質, 板厚で分類してグ
ルーピングする材質, 板厚分類を行い、(3) 規定寸法の
基板に指令数分の図番を配置し、(4) 1基板の配置率が
規定値未満の時は、条件7により多図番を配置し、次に
(5) ラック搭載処理を行う。このラック搭載処理は、条
件13により、ラック搭載上限を越える場合はラックを
交換し、ラック搭載下限に満たない場合は次の型セット
分を継続してそのラックに搭載する。又条件31によ
り、複数回の型セット分を搭載したラックは、搭載基板
のグルーピングを行う。
【0069】次に2回目以降の型セットを行う(E1
1)。即ち、前回未完成の図番で残りの型数が少ない図
番から順に完成さるように型をセットする。次に2回目
以降の配置処理を行う(E12)。即ち、(1) 今回の型
セットで加工が完了する図番を抽出する対象図番抽出を
行い、(2) 図番を材質, 板厚で分類してグルーピングす
る材質, 板厚分類を行い、(3) 規定寸法の基板に指令数
分の図番を配置し、(4)1基板の配置率が規定値未満の
時は条件7により多図番配置を行い、(5) ラック搭載処
理を行う。このラック搭載処理は、ステップ(E10)
の場合と同様に条件13により、ラック搭載上限を越え
る場合はラックを交換し、ラック搭載下限に満たない場
合は次の型セット分を継続してそのラックに搭載する。
又条件31により、複数回の型セット分を搭載したラッ
クは、搭載基板のグルーピングを行う。そして、ラック
別基板別配置データ(E14)とステーションセット型
データ(E15)とを形成する。又オーダ終了か否かを
判定し(E13)、終了でない場合はステップ(E1
1)に移行する。
【0070】図20は本発明の実施例のNCデータ作成
1のフローチャートであり、図3のステップ(k),
(l)に於けるNCデータ作成1の処理を示す。前述の
配置1の処理によって得られたステーションセット型デ
ータ(F1),基板別配置データ(F2)と、外部条件
(F3)と、基準データ(F4)とを基に穴抜きデータ
作成を行う(F5)。即ち、(1) 基板別配置データと基
準データとから、右側の(a) の黒丸で示す基板原点から
の座標に変換する。なお、基板は加工機のクランプ部に
固定されるものであり、又基板上の複数の図番の原点を
×印で示す。そして、(2) ステーションセット型データ
を基に型の形状, 寸法で抜き順序を条件17により決定
し、(3) 軌跡処理を行う。この軌跡処理は、抜き順序に
従ってスタート位置を変更し、右側の(b) の実線矢印又
は点線矢印で示すつづら折り状の軌跡に沿って移動しな
がら加工するように座標を並べ替え、Y方向の層は配置
してある図番のY寸法とする。
【0071】次にタップデータを作成する(F6)。即
ち、(1) 材質別にグループ分けし、材質別にステーショ
ン,降下スピード,ドリル回転数をセットする材質別分
類を条件16により行い、(2) タップ対象の穴データを
抽出し、基板原点からの座標に変換し、条件28により
タップ非対象コマンドをカットし、又コマンド座標分解
を行い、ネジ穴データを抽出し、(3) 穴抜きデータ作成
の場合と同様に、右側の(b) に於ける実線矢印又は点線
矢印のようにつづら折り状に移動する軌跡処理を行う。
【0072】次に切断データを作成する(F7)。即
ち、(1) 配置図番の図番原点を抽出し、基板原点からの
座標に変換して切断ポイント抽出を行い、(2) 残材のY
寸法を計算し、そのY寸法により残材ランクを条件6に
より決定し、(3) 残りのY寸法が規定値より大きい場
合、規定値で切断する為の座標を発生し、現在の寸法よ
り小さい基板を作成する基板再生処理を行う。これは、
右側の(c) に示すように、残材寸法をLとし、小基板寸
法をL1 とすると、L>L1 の小基板を、残材基板から
再生基板として作成することができる。即ち、基板の有
効利用を図ることができる。前述の処理によってNCデ
ータ(F8)が作成される。
【0073】図21は本発明の実施例のNCデータ作成
2のフローチャートであり、図3のステップ(m)のN
Cデータ作成2の処理を示す。前述の配置2の処理によ
って得られたステーションセット型データ(G1),基
板別配置データ(G2)と、外部条件(G3)と、基準
データ(G4)とを基に、前述のステップ(F5)と同
様に、穴抜きデータ作成を行う(G5)。即ち、(1) 基
板別配置データと基準データとから、右側の(a) の黒丸
で示す基板原点からの座標に変換する。なお、基板は加
工機のクランプ部に固定されるものであり、又基板上の
複数の図番の原点を×印で示す。そして、(2) ステーシ
ョンセット型データを基に型の形状, 寸法で抜き順序を
条件17により決定し、(3) 軌跡処理を行う。この軌跡
処理は、抜き順序に従ってスタート位置を変更し、右側
の(b) の実線矢印又は点線矢印で示すつづら折り状の軌
跡に沿って移動しながら加工するように座標を並べ替
え、Y方向の層は配置してある図番のY寸法とする。
【0074】次に工程間加工時間調整の処理を行う(G
6)。即ち、固定型,仮固定型,優先抜き型等を優先的
にセットした場合のラック別の加工時間を計算し、型交
換によって加工時間が連続しないラックに対して対して
は、固定型の加工を加工時間が少ない所へ移動して、加
工時間の平準化を図る。
【0075】次に前述の図20に於けるステップ(F
6)と同様に、(1) 材質別分類、(2)ネジ穴データ抽
出、(3) 軌跡処理を含むタップデータの作成処理を行う
(G7)。次に図20に於けるステップ(F7)と同様
に、(1) 切断ポイント抽出、(2)残材ランク決定、(3)
基板再生処理を含む切断データの作成処理を行い(G
8)、NCデータ(G9)を作成する。
【0076】図23は本発明の実施例のNC群管理及び
セルコントローラのフローチャートを示し、図2に於け
る数値制御処理装置1とセルコントローラ2−1〜2−
5の動作の概要を示す。NC群管理(H3)として、前
述の処理によって得られたNCデータ(H1)と外部条
件(H2)とを基に、(1) NCデータ管理、(2) NCデ
ータの進度管理、(3) 稼働状況監視が行われ、そして、
セルコントローラの制御が行われる(H4)。
【0077】前述の(1) のNCデータ管理は、新たにN
Cデータが作成されると、例えば、1か月以前のNCデ
ータを自動的に抹消する。即ち、古いNCデータを廃棄
する。又磁気テープやフロッピーディスク等の外部媒体
に随時NCデータを書込み、オフライン接続としてセル
コントローラへNCデータを加えることができる。又
(2) のNCデータの進度管理は、1基板毎のNCデータ
の進度を管理し、又重複加工の防止及び再加工の明確化
を行うものである。又(3) の稼働状況監視は、セルコン
トローラから情報を収集して保管し、稼働状況を規定の
表示サイクルで監視用端末に表示し、一定時間経過して
も監視データの更新が行われない場合は、自動的にアラ
ームを発生する。
【0078】又数値制御処理装置1とセルコントローラ
2−1〜2−5が通信線4を介して接続されている場
合、即ち、オンライン接続されている場合、セルコント
ローラは、(1) 機械間のデータコンバート、(2) 穴抜き
機認識機能、(3) NC加工状況収集が行われる。
【0079】前述の(1) の機械間のデータコンバートに
ついては、NCデータを共通的に作成しておいて、個別
のNC加工機へ送信する時に個別のNC加工機対応に変
換する。例えば、ステーション構成が異なる場合に、工
程の分割等の変換処理を行うことになる。又コマンドデ
ータを分解してそれぞれ実行する。又(2) の穴抜き機認
識機能は、NCデータが或る号機専用に作成されている
場合、それ以外の号機を用いて呼出された時にアラーム
を表示し、故意に号機を変更して加工する場合は、アラ
ーム表示に対してOKの返答を返すことにより、条件2
1により呼出し号機のステーションに合わせたデータに
自動的に変換する。又(3) のNC加工状況収集は、通常
の加工以外について状況コードを手動によって入力して
NC加工機の状態を、数値制御処理装置1を含む群管理
システムへ通知する。
【0080】又セルコントローラによって制御されるN
C加工機の加工工程の終了により、次のNCデータを要
求した場合、作成されたNCデータが或る号機に対する
ものであり、それと異なる号機からの要求であると判定
した場合、座標データ等はそのままとし、ステーション
番号の付け替え,ステーション数不一致の時の工程分
割,NC加工機別処理コードの付け替え等の変換処理が
行われた後、そのNCデータを送信することになる。従
って、NCデータの再作成を行うことなく、他のNC加
工機によりNCデータを基に加工を行わせることが可能
となる。
【0081】本発明は前述の実施例にのみ限定されるも
のではなく、種々付加変更することができるものであ
り、例えば、NC加工機としては、図2に示す種類以外
の加工機を備えたシステムに於いても適用可能であり、
又数値制御処理装置1に於ける処理の一部をセルコント
ローラ(制御装置)側に分担させることも可能である。
又大きな基板から各種寸法の加工基板を製作する場合に
ついて示すが、基板以外の数値制御加工に対しても本発
明を適用できるものである。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、(1)
全数値制御オーダについて、納期や加工効率を最適化で
きるようにグルーピングするもので、経験と勘とに頼る
従来例に比較して、数値制御加工の効率を向上すること
が可能となる。又(2)納期を基に手番を求めて、基準
値より小さい場合を特急処理とし、その特急処理を完成
度重視の加工方法のグループとすることにより、所望の
納期に間に合うように数値制御加工を実施することがで
き、又特急処理以外を通常処理とし、この通常処理につ
いて、型交換最小化と1図番最適化との何れが加工効率
が良いかを判定して、それぞれの加工方法のグループと
することにより、加工効率の向上を図ることができる利
点がある。
【0083】又(3)完成度重視の加工方法は、NCサ
ポート1に相当し、許容寸法範囲内の型を統一して同一
の型とし、又選択した型の中で追い抜き条件に合う型が
存在するか否かを判定し、追い抜き条件に合う型がない
場合のみ新たな型を選択することにより、使用する型の
絶対数を少なくして型交換の回数を低減し、加工効率を
向上することができる。又(4)使用頻度の高い型を固
定型と、型交換時には、それ以降に使用しない型を優先
的に取り外し、次に使用図番数が少ない型,取り外し回
数の多い型の順に型交換を行い、又型交換回数が多い型
は固定型とすることにより、同一の型を繰り返しセット
する回数を低減し、型交換の回数を低減することができ
る。又(5)図番の配置率を所定値以上となるように図
番配置を変更し、平均配置率を向上して基板の有効利用
を図ることができる。
【0084】又(6)型交換最小化の加工方法に於いて
も、許容寸法範囲内の型を同一の型に統一し、型交換時
には、型の使用状態等を基に取り外しの順序を定め、或
いは固定型に割付けることにより、型交換の回数を低減
することができる。又(7)使用頻度が高い型を含む固
定型で1工程目の加工を行った時に、その後に空き工程
が生じるような場合、1工程目の工程の一部を後工程に
移動することにより、平準化することが可能となって、
未完成で長時間待ち合わせとなる基板が生じない利点が
ある。それによって、ラックを用いる場合の仕掛期間が
短縮し、ラック使用総数を低減することにより、保管ス
ペースも小さくすることができる。
【0085】又(8)1図番最適化の方法に於いて、使
用頻度の高い型を用いる図番を優先して加工するように
並べ替えることにより、型交換の回数を低減すると共
に、ループ加工に於ける完成までの所要時間を低減する
ことができる。
【0086】又(9)数値制御処理装置100と制御装
置101と数値制御加工機102とを含む数値制御加工
システムに於いて、数値制御処理装置100は、数値制
御オーダを基に、グルーピングを行って数値制御加工デ
ータを作成し、その数値制御加工データを制御装置10
1に分配するもので、自動的に最適化して数値制御加工
機102による数値制御加工を実施させることができ
る。又数値制御処理装置100又は制御装置101に於
いて数値制御加工機の番号に対応したステーション数等
に従って数値制御加工データを変換することができるか
ら、或る数値制御加工機の障害発生により他の数値制御
加工機により加工を実行させる場合でも、新たに数値制
御加工データを作成し直す必要がなく、数値制御加工の
効率を向上することができる。
【0087】又(10)数値制御処理装置1,100
は、機構管理部1−1と、NCサポート群管理部1−2
と、サブシステム制御部1−3とから構成され、機構管
理部1−2により数値制御オーダの管理等を行い、又サ
ブシステム制御部1−3により型マスタ,加工マスタデ
ータの管理等を行い、NCサポート群管理部1−2によ
り、数値制御オーダを基にグルーピングを行い、サブシ
ステム制御部1−3の型マスタ,加工マスタデータ等を
参照して数値制御加工データを作成するものであり、複
数の数値制御加工機に対する群管理を効率良く行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施例のシステム構成説明図である。
【図3】本発明の実施例の処理フローチャートを含む説
明図である。
【図4】NCサポート0の概念説明図である。
【図5】NCサポート0の説明図である。
【図6】NCサポート1,2の概念説明図である。
【図7】NCサポート1の説明図である。
【図8】NCサポート2の説明図である。
【図9】本発明の実施例のオーダ編集処理のフローチャ
ートである。
【図10】本発明の実施例の条件式の説明図である。
【図11】本発明の実施例の判定条件の説明図である。
【図12】処理別機械別オーダ関連説明図である。
【図13】本発明の実施例の型選択1のフローチャート
である。
【図14】本発明の実施例の型選択2のフローチャート
である。
【図15】本発明の実施例の条件データの説明図であ
る。
【図16】本発明の実施例の配置1のフローチャートで
ある。
【図17】本発明の実施例の配置1のフローチャートで
ある。
【図18】本発明の実施例の配置2のフローチャートで
ある。
【図19】本発明の実施例の配置2のフローチャートで
ある。
【図20】本発明の実施例のNCデータ作成1のフロー
チャートである。
【図21】本発明の実施例のNCデータ作成2のフロー
チャートである。
【図22】本発明の実施例のNCデータ作成2のフロー
チャートである。
【図23】本発明の実施例のNC群管理及びセルコント
ローラのフローチャートである。
【符号の説明】
100 数値制御処理装置 101 制御装置 102 数値制御加工機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−275528(JP,A) 特開 平2−22705(JP,A) 特開 平4−176544(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/418 B23Q 41/08

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工工程に対応して配列した複数の数値
    制御加工機を制御装置によって制御して、数値制御加工
    を行う数値制御加工方法に於いて、 入力された全数値制御オーダのそれぞれの手番を基準値
    比較して、前記手番が前記基準値より小さい数値制御
    オーダを特急処理のグループとし、前記手番が前記基準
    値以上の数値制御オーダを通常処理のグループとするグ
    ループ分けの処理工程と、 該処理工程によりグループ分けされた前記グループ毎
    に、更に、前記数値制御オーダによる 加工データを基
    に、完成期間を短くする完成度重視の加工方法と、型交
    換の回数を少なくする型交換最小化の加工方法と、1図
    番毎に型交換,配置処理を行う1図番最適化の加工方法
    との何れか加工効率が高くなるようにグループ化し、各
    グループ毎に数値制御加工データを作成して前記制御装
    置に分配する処理工程とを含むことを特徴とする数値制
    御加工方法。
  2. 【請求項2】 入力された全数値制御オーダのそれぞれ
    の手番を基準値と比較して、前記手番が前記基準値より
    小さい数値制御オーダを特急処理のグループとし、前記
    手番が前記基準値以上の数値制御オーダを通常処理のグ
    ループとするグループ分けの処理工程と、該処理工程の
    後、前記特急処理のグループを前記完成度重視のグルー
    プとし、且つ前記通常処理のグループを、該グループの
    加工データを基に、前記型交換最小化の加工方法と前記
    1図番最適化の加工方法との何れかのグループに分け
    、各グループ毎に数値制御加工データを作成する処理
    工程を含むことを特徴とする請求項1記載の数値制御
    加工方法。
  3. 【請求項3】 前記完成度重視の加工方法は、加工デー
    タを基に、許容寸法範囲内の型を統一型とすると共に、
    選択済みの型の中から追い抜き条件に合う型を選択し、
    該追い抜き条件に合う型がない時にのみ新たな型を選択
    する数値制御加工データを作成する処理工程を含むこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の数値制御加工方法。
  4. 【請求項4】 前記完成度重視の加工方法は、加工デー
    タを基に、使用頻度の高い型を抽出して固定型とし、且
    つ型交換時に、それ以後の加工に使用しない型,加工に
    使用するが使用図番数が少ない型,取り外し回数が多い
    型の順に型交換を行い、型交換回数が許容値を越えた型
    を固定型とする数値制御加工データを作成する処理工程
    を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の数値制御
    加工方法。
  5. 【請求項5】 前記完成度重視の加工方法は、加工デー
    タを基に、配置対象図番の外形寸法が大きい順に、且つ
    配置率が基準値以上となるように配置処理する数値制御
    加工データを作成する処理工程を含むことを特徴とする
    請求項1又は2記載の数値制御加工方法。
  6. 【請求項6】 前記型交換最小化の加工方法は、加工デ
    ータを基に、許容寸法範囲内の型を統一型とすると共
    に、選択済みの型の中から追い抜き条件に合う型を選択
    し、該追い抜き条件に合う型がない時にのみ新たな型を
    選択する数値制御加工データを作成する処理工程を含む
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の数値制御加工方
    法。
  7. 【請求項7】 前記型交換最小化の加工方法は、加工デ
    ータを基に、1工程目を使用頻度が高い型を含む固定型
    で加工して該1工程目以降に空き工程が生じる場合、次
    の連続した先頭工程に該1工程目の加工の一部を移動
    し、又前記1工程目を固定型と他の型で加工して該1工
    程目以降に空き工程が生じる場合、該1工程以降の最も
    加工時間が少なく且つ最終工程以外の工程へ該1工程目
    の加工の一部を移動して、数値制御加工データを作成す
    る処理工程を含むことを特徴とする請求項1又は2記載
    の数値制御加工方法。
  8. 【請求項8】 前記1図番最適化の加工方法は、加工デ
    ータを基に、型の使用頻度を求め、使用頻度の高い型を
    用いる図番を優先して加工するように並べ替えて、数値
    制御加工データを作成する処理工程を含むことを特徴と
    する請求項1又は2記載の数値制御加工方法。
  9. 【請求項9】 加工工程に対応して配列した複数の数値
    制御加工機と、 該数値制御加工機対応に設けて該数値制御加工機を制御
    する制御装置と、該制御装置に数値制御加工データを分配する数値制御処
    理装置とを備え、 該数値制御処理装置は、 入力された全数値制御オーダ
    それぞれの手番を基準値と比較する手段と、該手段によ
    り前記手番が前記基準値より小さい数値制御オーダを特
    急処理のグループとし、前記手番が前記基準値以上の数
    値制御オーダを通常処理のグループとするグループ分け
    の処理手段と、加工データを基に、完成度重視の加工
    と、型交換最小化の加工と、1図番最適化の加工とにそ
    れぞれグループ化して、各グループ毎に前記数値制御加
    工データを作成する手段とを含む構成を有することを特
    徴とする数値制御加工システム。
  10. 【請求項10】 前記数値制御処理装置は、入力された
    数値制御オーダを管理し、且つ加工進度及び前記数値制
    御加工機の負荷状態を管理する機構管理部と、型マス
    タ,加工マスタデータを管理するサブシステム制御部
    と、前記機構管理部からの指令に基づいて、前記入力さ
    れた数値制御オーダを基に特急処理の完成度重視の加工
    のグループと通常処理の型交換最小化の加工及び1図番
    最適化の加工とのグループとに分類し、且つ前記サブシ
    ステム制御部が管理する前記型マスタ,加工マスタデー
    タを参照して前記数値制御加工データを作成し、該数値
    制御加工データを前記制御装置に分配するNCサポート
    群管理部とを含む構成を有することを特徴とする請求項
    9記載の数値制御加工システム。
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