JP3101482B2 - 液体保持容器の製造方法、及び製造装置 - Google Patents
液体保持容器の製造方法、及び製造装置Info
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Description
ための液体保持容器の製造方法及び製造装置に関し、特
にインクを吐出して記録を行なうインクジェット記録装
置に用いられるインク貯蔵容器の製造方法及び製造装置
に関する。
れるインクを貯蔵するためのインク貯蔵容器は、特開昭
63−87242号公報、実開平5−692号公報等に
開示されているように、液体保持用高分子弾性多孔質体
としてインク貯蔵容器等のインク収容部の容積にほぼ等
しい単体のインク貯蔵用の発泡材を内部に配する構成を
採用していた。
−38816号公報に開示されているように、空孔量と
圧縮率が適切に設定されることにより、安定したインク
供給を可能とする。従って、弾性多孔質体を容器内に充
填する場合には細心の注意が必要となる。
への充填方法としては、特開平4−357046号公報
に開示されている治具により所望の大きさまで力を加え
て圧縮した後、別のピストンで挿入する方法、特開平5
−463号公報に開示されているウレタンフォームをガ
イドに沿って圧縮後移動し充填する方法などがある。
を、容器に挿入する場合には有効であるが、例えば、特
開昭60−245562号公報、特開平2−34353
号公報等に開示されている単体の多孔質体からインク収
納部を形成しない構成の場合には、複数の多孔質体の圧
縮状態を均質に保ってインク貯蔵部に収納することは難
しい。
使用効率を向上させるために、インク吐出部へインクを
供給するためにインク供給口部をインク容器内部に突出
させ、多孔質体の一部を変形させる構成とした場合に
は、インク供給口近傍で多孔質体が変形させられるため
に、特に多孔質体と容器の内壁が接触する周辺部等で、
所望の圧力勾配を設けることも困難である。
形状にしなければならない容器に対して、その形状に相
似な多孔質体を挿入しても、隙間なく圧縮率等を均一に
充填する事が容易ではなく、インクの使用効率が低下し
たり、容器内に無駄な空間が生じていた。
る容器や貯蔵室容積の異なる容器に充填される場合に
は、容器にあわせて空孔率や形状の異なる弾性多孔質体
を複数用意する必要があった。
収納する液体保持容器内に配される多孔質体が、所望の
圧縮分布をなすように充填されず、外部に導出できない
容器内に残留する液体量が増加することを課題としてい
る。
る容器内の多孔質体が配されていない空間に液体が溜ま
り、容器外部に液体が漏れてしまう可能性があることを
課題としている。
を収納する容器や、容積等の形状の異なる容器を用いる
場合に、空孔率や形状の異なる弾性多孔質体を用意する
必要があることを課題としている。
決するための手段として、容器内に弾性多孔質体の充填
部を有する液体保持容器の製造方法において、複数の弾
性多孔質体を圧縮する圧縮工程と、多孔質体を容器内の
中央部では他の多孔質体とのみ隣接するように容器内に
装填する装填工程を有することを特徴とする液体保持容
器の製造方法を提供するものである。
性多孔質体を一定量容器内に装填する工程とし、圧縮工
程を装填工程終了後弾性多孔質体を圧縮する工程とした
上で、装填工程と圧縮工程とが順次繰り返す製造方法と
するか、もしくは、前記圧縮工程の後に、前記装填工程
を行う製造方法とすることにより、より確実に上記課題
を解決する液体保持容器の製造方法を提供するものであ
る。
工程と装填工程の間に、弾性多孔質体の圧縮緩和工程を
設け、この圧縮緩和工程に前記多孔質体への液体供給工
程を有する液体保持容器の製造方法を提供するものであ
る。
体保持容器の製造方法において、前記弾性多孔質体を一
定量容器内に装填する装填工程と、前記弾性多孔質体を
圧縮する圧縮工程とを有し、前記装填工程と前記圧縮工
程とが順次繰り返されることを特徴とする液体保持容器
の製造方法を提供するものである。
有する液体保持容器の製造装置において、複数の前記弾
性多孔質体を貯留する貯留部と、複数の前記弾性多孔質
体を圧縮する圧縮手段と、前記多孔質体を容器内の中央
部では他の多孔質体とのみ隣接するように容器内に装填
する装填手段を有することを特徴とする液体保持容器の
製造装置を提供するものである。
内部の弾性多孔質体の圧縮率を、液体保持容器全体にわ
たって使用目的に適応した分布状態とすることが可能で
ある。
を充填することができる。
の圧縮装填が完了したときに液体の注入を完了させるこ
とができる。
多孔質体を充填される容器を図1及び図2に示す。図1
において10は液体保持容器、8は液体保持容器内部に
収納された液体を外部へ導出するための液体導出口であ
る。
された液体が外部に導出されるのを促進する液体誘導体
であり、9は液体誘導体10aを保持するための液体誘
導体保持壁である。また、図2は図1における保持容器
を底部側(矢印A方向)から見たものである。
び図2に示される形態に限られるものではなく、液体誘
導部材10aを用いずに図1中の液体誘導体保持壁の液
体容器内部先端にフィルターを設けた形状であっても良
いし、図2に示したように断面形状が直方体である必要
性もない。
明を用いて、例えばインクジェット記録装置に用いられ
るインクタンク等として製造された液体保持容器を図3
に示す。図3において、11は液体保持容器の多孔質体
挿入用の開口を塞ぐ蓋であり、11aは蓋11に設けら
れた液体保持容器内部と外部とを連通させる大気連通口
である。
り、液体保持容器の内容積に比して小さく成形される。
この多孔質体50は、液体保持容器内に複数設けられ、
容器内中央部等に配される多孔質体は他の多孔質体にの
み隣接し、液体保持容器の内壁近傍に配された多孔質体
は、他の多孔質体と前記液体保持容器の内壁の双方に隣
接する。
ンク容器内部の全内壁間において複数装填することが可
能であれば良い。従って、直方体や球形などに限るもの
ではなく、また、複数の多孔質体すべての大きさや形状
が等しくなくても良い。以下、多孔質体50を本発明に
おいてフレーク多孔質体と称する。
るための多孔質体として、容器のほぼ全体を占める大き
さを有する単体の多孔質体ではなく、フレーク多孔質体
を用いるが、このフレーク多孔質体は液体保持容器内に
装填された場合において、複数の多孔質体が相互に圧縮
され隣接した状態となるように装填される。
えばインクジェット記録装置等に装着し、インクを確実
にインクジェット記録装置に安定した供給を行う等の必
要性がある場合には、ある程度フレーク多孔質体50の
大きさ、形状をそろえるほうが好ましい。
に用いられる本発明を図面に基づき詳細に説明する。各
実施例では、フレーク多孔質体の大きさを5mm角とし
た。
造方法の第1実施例を図4から図6に示す。図4(a)
及び(b)は、液体保持容器内に装填されるフレーク多
孔質体50をフレーク多孔質体充填装置に供給する工程
を示している。図4(a)はフレーク多孔質体の充填装
置の断面概略図であり、図4(b)は、図4(a)にお
けるP−P断面図概略図である。そして、図5及び図6
はフレーク多孔質体の圧縮工程及び液体保持容器への装
填工程を示している。
充填装置に液体保持部材10装着するための装着ガイド
であり、102a、102bは可動板である。103
3、1034、103bx、1037、1038、10
3axは、図4(b)に示される液体保持容器の断面に
おける長手方向にフレーク多孔質体を圧縮するための可
動壁である。
レーク多孔質体を圧縮するための可動壁が103ayと
103byである。1031、1032、1035、1
036は固定壁であり、前述の2方向の可動壁が移動す
る際のガイドにもなる。
縮後、それと直交する方向に圧縮するが、この工程順序
に限るものではなく、前述の固定壁を可動壁として、1
033、1034、1037、1038を固定壁とし
て、圧縮方向の順序を入れ替えても良い。
104bは可動蓋であり、105は図中の液体保持容器
の高さ方向にフレーク多孔質体を圧縮するためのピスト
ンであり、前述の可動板102a、102b、装着ガイ
ド101、及び可動壁と固定壁とでフレーク多孔質体の
圧縮室を形成する。ここで、フレーク多孔質体を充填装
置に供給する場合は、可動蓋104aまたは104bの
一方もしくは双方を移動させる。供給するフレークの量
は、液体保持容器に要求される容積、圧縮率もしくは毛
細管力等により決定される。
6を用いて説明する。図5(a)は圧縮工程におけるフ
レーク多孔質体の充填装置の断面概略図であり、図5
(b)は、図5(a)におけるP−P断面図概略図であ
る。図6(a)及び図6(b)は、液体保持容器へのフ
レーク多孔質体の充填装置の断面概略図である。
器の長手方向に圧縮するために図5(a)に矢印Xで示
した方向に可動壁1033(不図示)、1034(不図
示)、103bx、1037(不図示)、1038(不
図示)、103axが移動する。その後、図5(b)に
矢印Yで示した方向に、すなわち図2における液体保持
容器の断面の短径方向に可動壁103ay及び103b
yが移動し、フレーク多孔質体の2方向の圧縮が完了す
る。
3ay、103byにより液体保持容器内に圧縮された
フレーク多孔質体を装填するための装填ガイドを形成す
る。
に、前述の装填ガイドを形成する103ax、103b
x、103ay、103byとともにピストン105も
移動する。また、102a及び102bは、装填ガイド
が液体保持容器内に挿入可能なように移動する。このと
き、フレーク多孔質体は103ax、103bx、10
3ay、103byを押圧するように互いに圧接してい
るため、液体保持容器10内に落下することはない。
後、図6(b)に示されたように、ピストン105のみ
矢印Z方向に移動しフレーク多孔質体を圧縮する。従っ
て、液体保持容器内の水平及び垂直方向の3方向にフレ
ーク多孔質体は圧縮され、圧縮工程が終了する。この
後、ピストン105はそのままで、装填ガイドを図中上
方向に移動させ、フレーク多孔質体の装填工程は終了す
る。
体保持容器は、蓋11を超音波溶着等で図3に示したよ
うに固定され、液体保持容器の製造工程が完了する。
多孔質体を圧縮する圧縮工程と、フレーク多孔質体を容
器内の中央部では他のフレーク多孔質体とのみ隣接する
ように容器内に装填する装填工程を有することを特徴と
する液体保持容器の製造方法を用いることにより、液体
保持容器の内部形状に関わらず容器内全体に多孔質体が
充填される。
を変更するだけで、液体保持容器の容積変更や、圧縮率
の変更に対応することができる。また、多孔質体の液体
保持容器内部の圧縮状態に偏りが発生することもない。
従って、液体保持容器内の多孔質体の圧縮率が局所的に
高いことに起因するインク残留も改善することができ
る。
来構成と同様に、液体導出口が設けられている液体導出
部が容器内部に突出しているために、図6の装填時に液
体導出部近傍の圧縮率の勾配をつけることが可能であ
る。
造方法の第2実施例として、多孔質体の充填装置の断面
概略図を図7に示す。
を収容するホッパーである。そして、2はフレーク多孔
質体50の逆流を防止し、定量供給するためのロータリ
ーバルブであり、5及び5aは液体保持容器本体10の
内部にフレーク多孔質体50を挿入するための供給ノズ
ルである。3は液体保持容器にフレーク多孔質体を搬送
するための配管であり、この配管には搬送に用いられる
エアーを配管3内に引き入れるためのエア導入口4が設
けられている。
ー1から、ロータリーバルブ2を通り、図7に示した矢
印D方向に加圧されたエアーにより可撓性の配管3を経
由して、供給ノズル5に搬送される。同様に、フレーク
多孔質体50が別のホッパー(不図示)から供給ノズル
5aに搬送される。供給ノズル5及び5aは共に液体保
持容器本体10の内部に挿入されており、液体保持容器
内に弾性多孔質体を装填する。
保持容器に挿入するために、液体保持容器内を任意の手
段で減圧もしくは真空状態にしておくと、より好まし
い。
記以外に、液体保持容器本体のみを真空もしくは減圧状
態にしてフレーク多孔質体を搬送する方法が挙げられ
る。また、液体保持容器と弾性多孔質体貯蔵部であるホ
ッパー1からみて液体保持容器側の配管を真空もしくは
減圧状態として、フレーク多孔質体を搬送する方法もあ
る。このとき、減圧部は配管の複数箇所に設ける構成と
し、液体保持容器に向かうにつれてより真空に近づくよ
うに減圧勾配を設けても良い。
ーによる加圧搬送するのに比べ、液体保持容器を着脱す
る場合に供給ノズルからフレーク多孔質体が飛び出るの
を防止できると共に、フレーク多孔質体の供給量をより
確実に制御することができる。
フレーク多孔質体の挿入工程及び圧縮行程を有する製造
工程を説明する。
供給ノズル5、及び5aが液体保持容器本体10の内部
に挿入された状態である。本実施例では、供給ノズル
は、2本となっているが、何本でも良い。
フレーク多孔質体50が落下することなどにより所望の
供給量以上にフレーク多孔質体が装填されないように、
多孔質体の圧力バランスを考慮する必要がある。本実施
例のように2本の場合には、通常は供給用の開口部5k
が露出しないためフレーク多孔質体が落下することはな
く、1本の場合よりも好ましい。
後、図8(b)の様に、まず供給ノズル5aを供給ノズ
ル5の開口部5kが完全に露出するまで上昇させる。こ
こで、上昇させる駆動源は、エアーシリンダーでもモー
ター駆動のボールネジでも良いが、後述の動作を加味す
ると、モーター駆動のボールネジの方がよい。
体50は定量供給される。この場合のフレーク多孔質体
の供給量の制御は、エアーの加圧圧力、及びロータリー
バルブ2により行われ、その定量性を確保される。供給
量に対して精度を要求される場合は、スクリュー式の押
し出し機等を使用すると良い。
を供給ノズル5の下端まで下降させる。これにより、フ
レーク多孔質体50は圧縮されて、50bの状態にな
る。ただし、この下降量が、フレーク多孔質体50の圧
縮率を決定するため、必ずしも双方の供給ノズルの下端
が一致するとは限らない。一般にインクジェット記録装
置での圧縮率は、インクの表面張力により異なるが、3
〜6倍に設定される。
ーク多孔質体50を充填するため、図8(d)に示した
様に、供給ノズル5を供給ノズル5aの開口部が完全に
露出するまで上昇させ、次に、供給ノズル5からフレー
ク多孔質体50を定量供給する。
ズル5をフレーク多孔質体50が所望の圧縮率になるま
で下降させる。
と同様に、図9(b)及び図9(c)に示すように、供
給ノズル5aを供給ノズル5の開口部5kが完全に露出
するまで上昇させた後、供給ノズル5aを供給ノズル5
の下端まで下降させ、フレーク多孔質体を圧縮する。
の状態にして、供給ノズル5、及び5aを上昇させる。
このようにフレーク多孔質体の挿入工程と圧縮行程とを
反復させる形態を採るために、供給ノズルによる圧縮行
程の後、挿入工程に移行する場合、供給ノズルの移動方
向に平行に圧縮されたフレーク多孔質体50bの復元力
が働く。しかし、供給ノズルによる圧縮方向に直角をな
す水平方向に隣接するフレーク多孔質体50bにも作用
するため、次の圧縮行程が始まる前にフレーク多孔質体
が圧縮前の大きさにまで復元することはない。
保持容器本体10に充填した後、図3に示したように、
液体保持容器内部に空気を取り入れるための大気連通口
101aの設けられた蓋101を液体保持容器本体10
に超音波溶着等で固定されて液体保持容器の製造工程が
完成する。
ーク多孔質体50bは供給ノズル挿入方向に働く復元力
により、多少その圧縮率を低下させる可能性はあるが、
液体導出口近傍の圧縮率より高くなることはないので、
フレーク多孔質体の復元による液体供給効率への影響は
少ない。一方、圧縮状態の緩和されたフレーク多孔質体
はバッファ室的に働く場合もあり、大気連通口からの液
体漏れの防止効果も望むことができる。
供給ノズルを2本とし、フレーク多孔質体供給手段とし
てだけでなく、フレーク多孔質体圧縮手段として使用し
ているため、容器内に挿入される構成を簡略化すること
ができ、小型の液体保持容器に対しても好適に使用可能
である。また、供給ノズルの挿入方向に直交する方向に
対するフレーク多孔質体の押圧力も、1本の場合よりも
より強くすることができ、圧縮率の適応範囲を広げるこ
とができる。
と同様に、容器形状や圧縮率の変更に対してもフレーク
多孔質体の供給量や供給ノズルによる圧縮量を制御する
だけで柔軟に対応することができる。
液体導出口近傍の多孔質体の圧縮率を高くして液体保持
容器内のインクの使用効率を向上させるためには、供給
ノズルによる圧縮量を液体導出口近傍で高く設定するだ
けで良く、第1実施例に比べ圧力分布の制御が簡単で正
確である。
挿入工程と圧縮行程とを繰り返す場合のフレーク多孔質
体の供給量を制御することによりその精度を調整できる
ので、従来に比べ容器全体において多孔質体のより均質
な圧縮分布を実現することができる。
多孔質体を装填してから圧縮する方法を採用しているの
で、液体保持容器の圧縮率の変更に対しより広範囲に対
応することができる。
器の製造方法の第3実施例として、多孔質体充填装置の
断面概略図を図10に示す。図10の(a)は充填初期
を示し、図10(b)は充填終了時を示している。
び圧縮スクリュー15を組み込んだホッパーであり、送
りスクリュー14及び圧縮スクリュー15は外部のモー
ター13の駆動軸13aと接続されている。ホッパー1
に収容されたフレーク多孔質体50は送りスクリュー1
4で圧縮スクリュー15が設けられた部分に送られる。
フレーク多孔質体50bが圧縮される。この場合の圧縮
率は、圧縮スクリュー15から搬送経路(不図示)を介
して液体保持容器本体10に充填されたときに所望の圧
縮率になるように、フレーク多孔質体の圧縮後の復元を
考慮して決定される。
ュー15は、ピッチ及び外形が異なっている。圧縮スク
リューは、筒径が一定で、スクリューの送りピッチが徐
々に狭くなる構成や、筒径が徐々に小さくなるテーパ状
の筒に、スクリューの送りピッチが一定の構成、もしく
は前述の2つの構成を組み合わせたものが用いられる。
縮スクリューで圧縮後フレーク多孔質体が送られるの
で、搬送経路である配管の内壁を押圧する形で相互にフ
レーク多孔質体は圧縮しあうので、供給ノズルの開口部
での落下は防止できる。
と搬送速度の関係によっては落下する可能性があるの
で、本実施例では、圧縮スクリューから供給ノズル5b
に至る経路中に、ロータリーバルブ2を取り付けて、確
実に落下を防止している。ここで、ロータリーバルブ内
のブレードを、バルブ内の壁面との間に空間を有するよ
うに設定する等の搬送圧力を伝達する構成とすることに
より、フレーク多孔質体の圧縮量、搬送速度供給量を制
御する。
において、フレーク多孔質体50bはホッパー1側は圧
縮スクリュー15により数kg/cm2 に加圧されてい
る状態であるのに対し、供給ノズル5b側では基本的に
は大気圧でフレーク多孔質体50bが落下しないように
供給ノズル5bの内壁を押圧する程度にまで復元してい
る。
ズルの近傍に配置することにより、搬送用の配管長が長
い場合においてもフレーク多孔質体50の供給量や圧縮
率を制御することができる。
(a)の様に、供給ノズル5bを液体保持容器本体10
に挿入した状態で、モーター13、及びロータリーバル
ブ2を動作させ、供給ノズル5bから圧縮されたフレー
ク多孔質体50bを液体保持容器内に押し出す。この
時、押し出しながら供給ノズル5bを上昇させることに
より、液体保持容器本体10内に充填されたフレーク多
孔質体50bの圧縮率をほぼ均等にするように制御す
る。
填したのち、モーター13、及びロータリーバルブ2を
止め、供給ノズル5bを上昇させる。以上で、フレーク
多孔質体50の充填が完了し、第2実施例と同様に、蓋
を液体保持容器本体10に超音波溶着等で固定されて液
体保持容器が完成する。
孔質体50bを押し出しながら供給ノズル5bを上昇さ
せたが、液体保持容器本体10の高さが低い場合等は、
供給ノズル5bを移動させる必要はない。
保持容器内部全体に多孔質体が装填でき、容器形状や所
望の圧縮率に対応できる上に、第1及び第2実施例より
もより均質にフレーク多孔質体を装填することができ
る。
体保持容器が製造された段階では内部に液体は注入され
ていない。従って、図3に示した形態の液体保持容器に
対してインク注入を行うことになる。この場合のインク
注入方法としては、液体導出口8から容器内部の気体を
吸引し、容器内部を真空状態もしくはそれに近い状態と
してから、再び液体導出口8を介してインクを加圧注入
する方法等が挙げられる。
造方法の第4実施例として、弾性多孔質体充填装置の概
略断面図を図11に示す。図11(a)は充填初期を示
し、図11(b)は充填終了時を示している。
あるが、ロータリーバルブ2の途中に、液体配管22が
接続され、この液体配管22にはロータリーバルブ2側
から圧縮されたフレーク多孔質体50bが流入しないよ
うに、フィルター23、及び逆止弁20が取り付けられ
ている点が異なる。
圧縮されたフレーク多孔質体50bが送りスクリューと
圧縮スクリューを通過した後ロータリーバルブ2内に押
し出され、ロータリーバルブ2の途中で、液体配管22
から供給された液体21と混合される。
(連通気泡)は、圧縮状態で液体内に入れた場合、圧縮
状態が緩和されると高分子弾性多孔質体内部に液体が取
り込まれる。
2の前後で圧縮状態の緩和が行われるので、このロータ
リーバルブ2を圧力緩和手段として使用し、ロータリー
バルブ2の途中で液体を供給する構成とすることによ
り、フレーク多孔質体50b内部に液体が取り込まれて
液体含浸フレーク多孔質体50cとなる。
液体含浸フレーク多孔質体50cを液体保持容器本体1
0内に充填し、蓋を液体保持容器本体10に超音波溶着
等で固定することにより液体保持容器が完成する。
入工程は液体保持容器完成後に設けられていたが、本実
施例ではフレーク多孔質体挿入工程前に注入が完了して
いる。従って、第1実施例及び第3実施例では、高分子
弾性多孔質体に十分に液体を浸透させるため、液体保持
容器を一度真空にしてから注入するといった工程が設け
られることになる。
縮量を規制するためのロータリーバルブ2において液体
をフレーク多孔質体に含浸させるため、液体保持容器内
に多孔質体が充填された時にはインク充填も完了してい
るので、圧縮工程から装填工程に至るまでの搬送工程で
液体を注入する工程を併設しているので、工程数は少な
くて済み、生産性が格段に向上する。
造方法の第5実施例として、弾性多孔質体充填装置の概
略断面図を図12に示す。1及び31はそれぞれ内部に
送りスクリュー14、14b及び圧縮スクリュー15、
15bを組み込んだホッパーであり、送りスクリュー1
4、14b及び圧縮スクリュー15、15bは外部のモ
ーター13、16の駆動軸13a、16aと接続されて
いる。
50は、送りスクリュー14で圧縮スクリュー15に送
られ、更に圧縮スクリュー15で圧縮されたフレーク多
孔質体50bが液体ホッパー31に供給される。液体ホ
ッパー31には液体保持容器に注入される液体21が収
容されている。ここで、圧縮されたフレーク多孔質体5
0b(連通気泡)は急激に復元することにより、内部に
液体が含浸される。
50aは、送りスクリュー14bで圧縮スクリュー15
bに送られ、更に圧縮スクリュー15bで液体含浸フレ
ーク多孔質体50cが液体保持容器本体10に充填され
たときに所望の圧縮率になるように復元を考慮して圧縮
され供給ノズル5bに送られる(途中配管不図示)。
質体50cから液体がしみ出るため、フィルター32を
介して排液ノズル33が設けられしみ出た液体を排出す
るようになっている。
本であるためフレーク多孔質体50bの落下防止と、配
管長が長いための定量性の確保のために、供給ノズル5
bの手前に、ロータリーバルブ2が取り付けられている
が、これにこだわらない。このあとは前述の実施例と同
様にして、液体保持容器が完成する。
をかなり圧縮した後、初期状態まで復元するため、フレ
ーク多孔質体50の内部まで、確実に液体を浸透可能で
ある。
すれば、より完全な含浸が可能である。
の効果に加えて、フレーク多孔質体への液体含浸時に圧
縮状態を完全に緩和できるために、前述の第4実施例に
おけるフレーク多孔質体のインク含浸量よりも各々のフ
レーク多孔質体の含浸量を多くでき、従って液体保持容
器内の液体含浸量を多くすることができる。
造方法の第6実施例として、弾性多孔質体充填装置の概
略断面図を図13に示す。図13(a)は充填初期を示
し、図13(b)は充填終了時を示している。
1と多孔質体押さえ42(アジャスター)より構成し、
多孔質体押さえ42の交換により、種々の形状の容器に
も容易に対応可能とした点以外は前述した実施例と同様
である。
に接続されている配管よりも細い円管41に変更したた
め、フレーク多孔質体50bが落下しないための壁面へ
の臨界押圧力を低くなるので、落下防止に対する確実性
が向上する。
体保持容器に供給するための供給ノズルを1本使用する
方法には全て適用可能である。
において、上述の製造方法を用いた場合、大気連通口近
傍の圧縮されたフレーク多孔質体50bは、蓋11方向
に働く復元力により、多少その圧縮率を低下させる可能
性がある。
界面をより確実に形成するために、本実施例では、図1
1に示された液体保持容器の製造装置を用いて、大気連
通口近傍である液体保持容器の開口部(蓋11が取付け
られる部分)付近にフレーク多孔質体を装填する際に、
液体をロータリーバルブに供給しないで、液体が含浸し
ていないフレーク多孔質体を装填する工程を採る。
質体の圧縮率を全体的に均質にすることができ、液体が
含浸したフレーク多孔質体の圧縮率が、液体導出口近傍
の圧縮率より高くなることはないので、バッファ効果と
共に、特に初期段階で液体の供給が安定する。
ては、供給ノズル5bから圧縮されたフレーク多孔質体
50bを押し出しながら供給ノズル5bを矢印Fの方向
に一定速度で上昇させることにより、液体保持容器本体
10内に充填されたフレーク多孔質体50bの圧縮率を
均質にしていた。
に、液体保持容器内部に収容された液体を十分に外部に
供給し、収容された液体の使用効率を向上させるため
に、液体誘導体10a側のフレーク多孔質体50bある
いは液体含浸フレーク多孔質体50c等の弾性多孔質体
の圧縮率(圧縮量)を高くすることが要求される。
て、上述した圧縮率の勾配を実現することは、以下の制
御を行うことで簡単に達成できる。
縮されたフレーク多孔質体50b或いは液体含浸フレー
ク多孔質体50cを押し出しながら供給ノズル5bを上
昇させる際の上昇速度を、液体誘導体10a側近傍ほど
遅くする制御を行う。すなわち、圧縮率を徐々に低くす
るためには供給ノズルの開口部の移動速度を徐々に上げ
る事により、液体保持容器内の弾性多孔質体の圧縮率を
所望の分布状態に制御することができる。
充填速度を、充填開始部分から充填完了部分に至る過程
で異なる様に制御することにより、容器の充填密度分布
が液体取り出し部側を密にする事が可能となり、確実な
液体供給が可能となる。
多孔質体を収容した液体保持容器において、一つの多孔
質体を用いるために液体保持容器本体10の下部の液体
誘導体10aの周辺の空間10bに高分子弾性多孔質体
12が充填されず、漏れ易い液体が貯まったり、高分子
弾性多孔質体12が保持できる液体量が減ってしまうと
いう課題があったが、上述した第1実施例から第6実施
例に示したフレーク多孔質体の製造方法を用いることに
より、図3に示したようにフレーク多孔質体50が空間
10bまで充填されるので、保持できる液体量の増加が
可能となるとともに、インク漏れも防止することができ
る。
液体を収納する液体保持容器内に配される多孔質体を、
均質もしくは所望の圧縮分布をなすように装填すること
ができるので、容器内に残留する液体量を少なくするこ
とができる。
り、容器の内部形状に関わらず、容器内部全体に多孔質
体を充填することが可能であり、容器外部に液体が漏れ
る可能性はほとんどない。
る液体を収納する容器や、容積等の形状の異なる容器を
用いる場合に、空孔率や形状の異なる弾性多孔質体を用
意する必要はなく、同一種類の弾性多孔質体を用いて液
体保持容器を製造することができる。
り、多孔質体装填工程や圧縮工程を完了させるとともに
液体注入工程を完了させることが可能であり、液体保持
容器の製造工程が短縮可能となり、生産性が大幅に向上
した。
面図
面図
面図
の充填装置の概略断面図
の充填装置の概略断面図
の充填装置の概略断面図
の充填装置の概略断面図
を説明した概略図
を説明した概略図
3実施例の充填装置の概略断面図
4実施例の充填装置の概略断面図
5実施例の充填装置の概略断面図
6実施例の充填装置の概略断面図
持容器を示した概略図
動壁(装填ガイド) 104a、104b 可動蓋 105 ピストン 1031、1032、1035、1036 固定壁 1033、1034、1037、1038 可動壁
Claims (15)
- 【請求項1】 容器内に弾性多孔質体の充填部を有する
液体保持容器の製造方法において、 複数の前記弾性多孔質体を圧縮する圧縮工程と、 前記多孔質体を容器内の中央部では他の多孔質体とのみ
隣接するように容器内に装填する装填工程を有すること
を特徴とする液体保持容器の製造方法。 - 【請求項2】 前記弾性多孔質体の装填工程は、前記弾
性多孔質体を所望量容器内に装填する工程であり、 前記圧縮工程は、該装填工程終了後前記弾性多孔質体を
圧縮する工程であって、前記装填工程と前記圧縮工程と
が順次繰り返されることを特徴とする請求項1に記載の
液体保持容器の製造方法。 - 【請求項3】 前記装填工程は、弾性多孔質体供給手段
により前記容器に供給される工程であって、該弾性多孔
質体供給手段は複数設けられていることを特徴とする請
求項1乃至2に記載の液体保持容器の製造方法。 - 【請求項4】 前記圧縮工程は、弾性多孔質体圧縮手段
として前記多孔質供給手段を用いる工程であることを特
徴とする請求項2乃至3に記載の液体保持容器の製造方
法。 - 【請求項5】 前記圧縮工程における前記弾性多孔質体
の圧縮量が異なることを特徴とする請求項2に記載の液
体保持容器の製造方法。 - 【請求項6】 前記圧縮工程の後に、前記装填工程を行
うことを特徴とする請求項1に記載の液体保持容器の製
造方法。 - 【請求項7】 容器内に弾性多孔質体の充填部を有する
液体保持容器の製造方法において、 前記弾性多孔質体を容器内に装填する装填工程と、 前記弾性多孔質体を圧縮する圧縮工程とを有し、 前記圧縮工程と装填工程の間に、前記弾性多孔質体の圧
縮緩和工程を有していることを特徴とする液体保持容器
の製造方法。 - 【請求項8】 前記圧縮緩和工程は、前記多孔質体の前
記容器への供給量制御手段により行われることを特徴と
する請求項7に記載の液体保持容器の製造方法。 - 【請求項9】 前記圧縮緩和工程は、前記多孔質体への
液体供給工程を有することを特徴とする請求項7に記載
の液体保持容器の製造方法。 - 【請求項10】 前記圧縮工程と前記圧縮緩和工程は複
数回繰り返されることを特徴とする請求項9に記載の液
体保持容器の製造方法。 - 【請求項11】 前記装填工程は、弾性多孔質体供給手
段により前記容器に供給される工程であって、該弾性多
孔質体供給手段は前記弾性多孔質体を前記容器内部に装
填するための開口部を有し、該開口部の移動速度を制御
することにより容器内部の弾性多孔質体の圧縮率を制御
することを特徴とする請求項6に記載の液体保持容器の
製造方法。 - 【請求項12】 容器内に弾性多孔質体を有する液体保
持容器の製造方法において、 前記弾性多孔質体を一定量容器内に装填する装填工程
と、 前記弾性多孔質体を圧縮する圧縮工程とを有し、 前記装填工程と前記圧縮工程とが順次繰り返されること
を特徴とする液体保持容器の製造方法。 - 【請求項13】 容器内に弾性多孔質体の充填部を有す
る液体保持容器の製造方法において、 前記弾性多孔質体を容器内に装填する装填工程と、 前記弾性多孔質体を圧縮する圧縮工程とを有し、 前記装填工程は、液体が含浸した前記弾性多孔質体を装
填する工程と、液体が含浸していない前記弾性多孔質体
を装填する工程とからなることを特徴とする液体保持容
器の製造方法。 - 【請求項14】 容器内に弾性多孔質体の充填部を有す
る液体保持容器の製造方法において、 複数の前記弾性多孔質体を、前記弾性多孔質体を貯留す
る貯留部から前記容器へ配管を介して搬送する搬送工程
と前記多孔質体を容器内の中央部では他の多孔質体との
み隣接するように容器内に装填する装填工程と、を有
し、 前記搬送工程は、前記容器及び前記配管を減圧して搬送
する工程であることを特徴とする液体保持容器の製造方
法。 - 【請求項15】 容器内に弾性多孔質体の充填部を有す
る液体保持容器の製造装置において、 複数の前記弾性多孔質体を貯留する貯留部と、 複数の前記弾性多孔質体を圧縮する圧縮手段と、 前記多孔質体を容器内の中央部では他の多孔質体とのみ
隣接するように容器内に装填する装填手段を有すること
を特徴とする液体保持容器の製造装置。
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