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JP3084712U - 秘密情報を隠蔽するための目隠しシール構造 - Google Patents

秘密情報を隠蔽するための目隠しシール構造

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JP3084712U
JP3084712U JP2001006094U JP2001006094U JP3084712U JP 3084712 U JP3084712 U JP 3084712U JP 2001006094 U JP2001006094 U JP 2001006094U JP 2001006094 U JP2001006094 U JP 2001006094U JP 3084712 U JP3084712 U JP 3084712U
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JP
Japan
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confidential information
separator paper
cut
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP2001006094U
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English (en)
Inventor
孝 小村
啓太 石井
良久 揖斐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyodo Printing Co Ltd
Original Assignee
Kyodo Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
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Publication of JP3084712U publication Critical patent/JP3084712U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 秘密情報の記載面に貼付して秘密情報を隠蔽
するのに最適なものであって、押印欄に印鑑を押印した
のち直ちにシールを貼付しても朱肉が滲んで印影が不鮮
明になることを防止した目隠しシール構造を提供するこ
と。 【解決手段】 セパレータ紙10の剥離剤11の塗布面
に粘着剤13を塗布した表層紙12を剥離可能かつ再剥
離可能に密着する。表層紙12をセパレータ紙10から
剥がして秘密情報記載面に貼付したとき、押印欄と一致
する位置に押印欄を被覆する大きさの切込み24をセパ
レータ紙10から剥離剤11に達する深さで設けて該切
込み24の内側に印影被覆片25を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、秘密情報の記載面に貼付して当該秘密情報を隠蔽するための目隠し シール構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、各種の申込書の中に料金を支払ったり又は配当金を受け取るための申 込書があり、この場合は、申込書に金融機関名、口座名義人、口座番号を記載す るとともに届出印を押印している。一般に、これらの申込書が葉書の時は上記記 載事項に目隠しシールと称するシールを貼って秘密情報が他人に知られるのを防 いでいる。
【0003】 従来技術における目隠しシールは、剥離剤を塗布したセパレータ紙に粘着剤を 塗布したシールを剥離可能に密着したものであって、シール使用時は、シールを セパレータ紙から剥がし、申込書の必要事項が記載された面に貼付して秘密情報 を隠蔽している。上記したように申込書に押印欄があれば印鑑を押印する必要が あるが、朱肉が乾く前にシールを貼付するとシールに塗布された粘着剤によって 朱肉の乾燥が妨げられるだけでなく、シールの貼付によって朱肉が滲んで印影が 不鮮明となってしまうという問題が生じていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、秘密情報の記載面に貼付して秘密情報を隠蔽するのに最適な目隠し シール構造であって、押印欄に印鑑を押印したのち、直ちにシールを貼付しても 朱肉が滲んで印影が不鮮明になることを防止した目隠しシール構造を提供しよう とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の解決手段は、セパレータ紙の剥離剤塗布面に表層紙を剥離可能でかつ該 セパレータ紙以外の用紙に貼付した後も再剥離可能な粘着剤を塗布して密着し、 上記表層紙をセパレータ紙から剥がして秘密情報記載面に貼付したとき該秘密情 報記載面の押印欄と一致する位置に当該押印欄を被覆する大きさの切込みをセパ レータ紙から剥離剤に達する深さで設けて当該切込みの内側に印影被覆片を形成 し、上記表層紙をセパレータ紙から剥がす時に上記印影被覆片を当該表層紙に密 着したまま剥がして秘密情報記載面に貼付することを特徴とするものである。 第2の解決手段は、第1の解決手段において、印影被覆片の表面にインクの吸 収を促進させるコーティング材を塗布したことを特徴とする。 第3の解決手段は、第1又は第2の解決手段において、セパレータ紙の端縁部 の近傍に端縁に沿って帯状の切込みを設け、該切込みの内側に帯状片を形成した ことを特徴とする。 第4の解決手段は、第3の解決手段において、帯状片はセパレータ紙の上端及 び下端部の近傍に形成したことを特徴とする。
【0006】
【考案の実施の形態】
第1実施例 図1から3が第1実施例を示しており、図1は目隠しシール構造の表面及び裏 面の平面図、図2は図1の2−2線拡大断面図、図3は目隠しシールの使用状態 を示す平面図である。
【0007】 図において、10はセパレータ紙で表面に剥離剤11を塗布したものであり、 12は表層紙で裏面に粘着剤13を塗布したものであって、表層紙12は粘着剤 13の塗布面を上記セパレータ紙10の剥離剤11の塗布面に剥離可能かつ該セ パレータ紙以外の用紙に貼付した後も再剥離可能に密着したものである。なお、 上記表層紙12が目隠しシールとなるものであって、表面に「記載面保護シール 」の文字14をはじめ、注意事項を記載した文字及び剥がす位置を指示した文字 などを記載している。
【0008】 図1(b)を参照し、セパレータ紙10には上端及び下端部の近傍に端縁に沿 って平行する帯状の上部切込み20と下部切込み21を設け、これら上部及び下 部切込み20,21の内側に上部帯状片22、下部帯状片23を形成している。 又、上部及び下部帯状片22,23の間に4角切込み24を設けて該4角切込み 24の内側に印影被覆片25を形成している。
【0009】 図2(a)を参照して、上部及び下部切込み20,21並びに4角切込み24 の切込み深さは、セパレータ紙10から剥離剤11に達するまでとする。このた め、表層紙12をセパレータ紙10から剥がすと、図2(b)に示すように、表 層紙12に上部帯状片22、下部帯状片23、印影被覆片25の各部材が密着し た状態のままセパレータ紙10から分離される。このため、上部帯状片22、下 部帯状片23、印影被覆片25の表面には粘着力が露出せず、粘着剤を塗布しな い状態が形成される。
【0010】 又、印影被覆片25の位置が、実施例では上部帯状片22の直下でかつ図1( b)において左側に寄った位置に設けられているが、これは図3に示す申込書3 0に表層紙12を貼付したとき、該申込書30の押印欄31と一致し該押印欄3 1を確実に被覆できる位置を選択したのであり、従って申込書30の押印欄31 の位置が変われば当該印影被覆片25を設ける位置は変更される。なお、申込書 30には表層紙12を貼付したときに、押印欄31に印影被覆片25が重合でき るように、表層紙12を貼付する位置を示すガイドライン32を設けている。
【0011】 上部及び下部帯状片22,23並びに印影被覆片25は、何れもセパレータ紙 10から形成するのであるが、表層紙12(目隠しシール)をセパレータ紙10 から剥がしたときに当該表層紙12に密着状態でセパレータ紙10から分離され るが、これら各部材を表層紙12に密着したまま申込書30に貼付することを促 す注意書をセパレータ紙10に記載しておくとよく、さらには上部及び下部帯状 片22,23並びに印影被覆片25がセパレータ紙10の地色と異なる色彩に着 色しておくとよい。
【0012】 実施例において、セパレータ紙10及び表層紙12は上質紙を使用する。又、 表層紙12に塗布する粘着剤13は、セパレータ紙10と表層紙12が剥離可能 となると共に、表層紙12を他の用紙となる申込書30に貼付した後も再剥離可 能な粘着性能を有するものを使用する。
【0013】 表層紙12をセパレータ紙10から剥がして申込書30の所定位置に貼付する と、印影被覆片25が押印欄31に一致して重合される。この時、押印欄31に 押印された朱肉が乾いていなくても、印影被覆片25の紙質は吸収性能を有する 上質紙であるから、押印後すぐに目隠しシールとなる表層紙12を貼付しても印 影被覆片25が朱肉を吸収するので印影が滲んだりすることを防止し、申込書3 0が回収されて貼付されていた表層紙12を剥がした時に、押印された印影が鮮 明な状態で維持されているものとなる。
【0014】 又、実施例は、表層紙12の上端及び下端近くに帯形状の上部及び下部帯状片 22,23が設けられているが、これら帯状片22,23はセパレータ紙であっ て表面に粘着剤が塗布されていないので、表層紙12を申込書30に貼付した時 に当該部分は上記印影被覆片25と同様に申込書30に接着されていない。この ため、表層紙12を申込書30から剥がす時、申込書30の上端又は下端部を曲 げることで表層紙12を簡単に剥がすことができる。
【0015】 第2実施例 図4,5が第2実施例を示しており、図4は目隠しシール構造の裏面図、図5 は図4の5−5線拡大断面図である。 第2実施例は、第1実施例と構造並びに使用方法は同じであるが、第2実施例 ではセパレータ紙10に区画形成した印影被覆片25の表面に、インクジェット 用受像層の形成などで使用されるインクの吸収を促進させるコーティング材26 を塗布したものである。
【0016】 第2実施例においては、押印した後にすぐに表層紙12を貼付したとしても、 印影被覆片25のコーティング材26が朱肉の吸収を促進するので一そう印影の 鮮明度を維持する。
【0017】 第1及び第2実施例において、セパレータ紙10は上質紙を使用しているが、 上質紙の他にグラシン紙やフィルムを使用することも可能であり、セパレータ紙 10がフィルムであれば印影被覆片25にインクの吸収を促進するコーティング 材26を塗布することは有利である。
【0018】
【考案の効果】
本考案は、セパレータ紙に、粘着剤を塗布した表層紙を剥離可能でかつセパレ ータ紙以外の用紙に貼付した後も再剥離可能に密着し、該表層紙に粘着剤を塗布 しない印影被覆片を設けたものであるから、表層紙(目隠しシール)を各種申込 書に押印したのち直ちに貼付しても、粘着剤が塗布されていない印影被覆片が押 印部分に重合するので、朱肉が滲まず印影を鮮明に維持することができるもので ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の目隠しシール構造を示し、(a)
は表面図、(b)は裏面図。
【図2】図1の2−2線拡大断面図であり、(a)はセ
パレータ紙に表層紙が密着された状態を示す断面図、
(b)はセパレータ紙から剥がした表層紙を示す断面
図。
【図3】申込書に表層紙を貼付した状態を示す一部破断
の表面図。
【図4】第2実施例の目隠しシール構造を示す裏面図。
【図5】図4の5−5線拡大断面図であり、(a)はセ
パレータ紙に表層紙が密着された状態を示す断面図、
(b)はセパレータ紙から剥がした表層紙を示す断面
図。
【符号の説明】
10 セパレータ紙 11 剥離剤 12 表層紙 13 粘着剤 14 「記載面保護シール」の文字 20 上部切込み 21 下部切込み 22 上部帯状片 23 下部帯状片 24 4角切込み 25 印影被覆片 26 コーティング材 30 申込書 31 押印欄 32 ガイドライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 石井 啓太 東京都文京区小石川4丁目14番12号 共同 印刷株式会社内 (72)考案者 揖斐 良久 東京都文京区小石川4丁目14番12号 共同 印刷株式会社内

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セパレータ紙(10)の剥離剤塗布面に
    表層紙(12)を剥離可能でかつ該セパレータ紙(1
    0)以外の用紙に貼付した後も再剥離可能な粘着剤を塗
    布して密着し、上記表層紙(12)をセパレータ紙(1
    0)から剥がして秘密情報記載面に貼付したとき該秘密
    情報記載面の押印欄と一致する位置に当該押印欄を被覆
    する大きさの切込みをセパレータ紙(10)から剥離剤
    に達する深さで設けて当該切込みの内側に印影被覆片
    (25)を形成し、上記表層紙(12)をセパレータ紙
    (10)から剥がす時に上記印影被覆片(25)を当該
    表層紙(12)に密着したまま剥がして秘密情報記載面
    に貼付することを特徴とする秘密情報を隠蔽するための
    目隠しシール構造。
  2. 【請求項2】 印影被覆片(25)は、表面にインクの
    吸収を促進させるコーティング材(26)を塗布したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の秘密情報を隠蔽するた
    めの目隠しシール構造。
  3. 【請求項3】 セパレータ紙(10)は、端縁部の近傍
    に端縁に沿って帯状の切込みを設けて該切込みの内側に
    帯状片を形成したことを特徴とする請求項1又は2に記
    載の秘密情報を隠蔽するための目隠しシール構造。
  4. 【請求項4】 帯状片は、セパレータ紙(10)の上端
    及び下端部の近傍に形成したことを特徴とする請求項3
    に記載の秘密情報を隠蔽するための目隠しシール構造。
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