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JP3062141B2 - マッドガードの製造方法 - Google Patents

マッドガードの製造方法

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Publication number
JP3062141B2
JP3062141B2 JP9316395A JP31639597A JP3062141B2 JP 3062141 B2 JP3062141 B2 JP 3062141B2 JP 9316395 A JP9316395 A JP 9316395A JP 31639597 A JP31639597 A JP 31639597A JP 3062141 B2 JP3062141 B2 JP 3062141B2
Authority
JP
Japan
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mudguard
resin
mold
hanging
space
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Expired - Lifetime
Application number
JP9316395A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11129287A (ja
Inventor
浩路朗 福原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inoac Corp
Original Assignee
Inoac Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Inoac Corp filed Critical Inoac Corp
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Publication of JPH11129287A publication Critical patent/JPH11129287A/ja
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は車両のマッドガー
ドの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】車両にはタイヤの回転による泥跳ねを防
ぐため、マッドガード(泥よけ)が取り付けられてい
る。このマッドガードとしては、図5及びその断面を示
す図6のように、本体部51と車体への取付部53と、
それらから下方へ伸びる垂下部55とで構成され、断面
略Y字形状のものが一般的である。符号56は車体への
固定用ボルト穴である。
【0003】前記マッドガードは、車体への取り付け強
度等の点から本体部51及び取付部53を硬くし、それ
に対し垂下部55は段差部走行時の下端接触等を考慮し
て柔軟なものが好ましいとされている。さらに、前記本
体部51及び取付部53の表面は小石等の衝突で破損す
るのを防ぐため柔軟にするのが好ましい。そこで、前記
本体部51及び取付部53については、硬い芯材樹脂6
1の表面を柔軟な表面樹脂63で覆った構成とし、また
前記垂下部55については主として柔軟な表面樹脂63
で構成するサンドイッチ構造のマットガードが提案され
ている。
【0004】従来、前記サンドイッチ構造のマッドガー
ドを得るため、図7の(A),(B)に示すように、射
出成形型70におけるマッドガード本体部成形空間71
の先端に位置するゲート72から、まず柔軟な表面樹脂
53を溶融状態でマッドガード成形空間73に射出し、
次いで硬い芯材樹脂51を溶融状態でマッドガード成形
空間73に射出して、芯材樹脂51を表面樹脂53内に
進入させるサンドイッチ成形法が行われている。しか
し、この方法では、ゲート72からマッドガード成形空
間73に注入された表面樹脂53に対してマッドガード
取付部成形空間75と垂下部成形空間76へ流入する量
をコントロール出来ず、形状等により取付部成形空間7
5と垂下部成形空間76への流入量が大きく左右され
る。従って、芯材樹脂51の射出の際に、表面樹脂51
の充填率の少ない方へ芯材樹脂51が多く流れ込むこと
になり、本来柔軟性や剛性が必要とされる部分を所望の
柔軟性あるいは剛性に出来ない問題があった。
【0005】そこで、前記射出成形型70において、マ
ッドガード取付部成形空間75の根本付近の型面77に
流動抵抗用凸部(図示せず)を形成しておき、前記ゲー
ト72からマッドガード本体部成形空間71を通って射
出された表面樹脂53を、前記流動抵抗用凸部によりマ
ッドガード取付部成形空間75へ自由に進入できないよ
うにしてマッドガード垂下部成形空間76へ導くことが
行われている。
【0006】ところが、前記流動抵抗用凸部は、表面樹
脂53のみならず芯材樹脂51も取付部成形空間75へ
進入しずらくして該取付部成形空間75に芯材樹脂51
を十分充填出来なくし、その結果、得られるマッドガー
ドの取付部の剛性を低下させたり、樹脂の充填不足(シ
ョートショット)を生じさせる恐れがある。また、マッ
ドガード取付部成形空間75と垂下部成形空間76への
樹脂流入のバランスをとるには、前記流動性抵抗用凸部
の高さを調節しなければならないが、その調整が難し
く、工数も多くかかる問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は前記の問題
点に鑑みなされたもので、本体部及び取付部で硬く、垂
下部で柔軟となっているマッドガードを確実かつ簡単に
得ることのできる製造方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、本体部と取
付部とそれらから下方へ伸びる垂下部とよりなって硬い
芯材樹脂と柔軟な表面樹脂とで構成されるサンドイッチ
構造のマッドガードを射出成形するに際し、射出成形型
におけるマッドガード本体部及び取付部の下面側と垂下
部とを形成する型面の温度を、前記マッドガード本体部
及び取付部の上面側を形成する型面の温度よりも高く
し、前記射出成形型のマッドガード成形空間全体容量よ
り小でマッドガード垂下部成形空間の容量より大なる量
の溶融状態の表面樹脂を前記マッドガード成形空間に射
出して前記マッドガード垂下部成形空間に充填した後、
溶融状態の芯材樹脂を前記マッドガード成形空間に射出
することによって、前記垂下部を柔軟な表面樹脂で形成
することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の一実施例におけ
る射出成形型の断面図、図2は表面樹脂の射出時を示す
射出成形型の断面図、図3は芯材樹脂の射出時を示す射
出成形型の断面図、図4はこの発明の実施例により得ら
れたマッドガードの断面図である。
【0010】図1に示す射出成形型10は、この発明の
マッドガードの製造方法の一実施例に用いられるもの
で、上型11と分割式の下型15,19とよりなり、閉
型によってマッドガード成形空間23が内部に形成さ
れ、図示しない公知のサンドイッチ成形用射出成形機が
接続される。前記マッドガード成形空間23は、前記従
来技術の説明で示した図5におけるマッドガードの形状
からなり、上型11の型面12と一方の下型15の型面
16間で構成される本体部成形空間24と、上型11の
型面13と他方の下型19の型面20間で構成される取
付部成形空間25と、対向する下型15,19の型面1
7,21間で構成される垂下部成形空間26とよりな
る。符号27は前記本体部成形空間24の先端と連通し
て形成された射出用ゲート、また28は前記取付部成形
空間25の根本に形成された流動抵抗用凸部である。
【0011】前記射出成形型10は、射出樹脂を効率よ
くマッドガード成形空間23に充填し、所望の硬さ及び
柔軟性からなるマッドガードを成形するするために温調
可能される。その温調は、マッドガードの本体部下面及
び取付部の下面を成形する下型15,19の型面16,
20と、マッドガードの垂下部を成形する下型15,1
9の型面17,21の温度が、マッドガードの本体部及
び取付部の上面を成形する上型11の型面12,13の
温度よりも高くされる。この温度差は射出する樹脂によ
り異なるが、通常数度から数十度とされ、さらに射出樹
脂が硬化可能な温度とされる。また、前記温調は、この
例のように射出成形型10内にパイプ29を配設して、
そのパイプに流す水の温度を射出成形型の部位によって
異ならせることにより、またはパイプ29の間隔を射出
成形型の部位によって異ならせて同一温度の水を循環さ
せることにより、あるいは適宜他の方法で行われる。
【0012】次に前記射出成形型10を用いて行うマッ
ドガードの製造実施例について述べる。まず、前記マッ
ドガードの本体部下面及び取付部の下面を成形する下型
15,19の型面16,20と、マッドガードの垂下部
を成形する下型15,19の型面17,21の温度を、
マッドガードの本体部及び取付部の上面を成形する上型
11の型面12,13の温度よりも高く温調する。一例
として、下型15,19の型面16,17,20,21
を50℃、上型11の型面12,13を5℃とした場合
を示す。
【0013】前記温調された射出成形型10内に、図2
の(A)に示すように、溶融状態の表面樹脂31をゲー
ト27から射出する。使用する表面樹脂31は後記する
芯材樹脂よりも剛性の低い柔軟なもの、例えばオレフィ
ン系エラストマーが用いられ、また射出量はマッドガー
ド成形空間23の全体容量より少なく、かつマッドガー
ド垂下部成形空間26の容量より大なる量とされる。
【0014】前記表面樹脂31の射出された射出成形型
10は、型面温度の低い部分では表面樹脂31の硬化が
進んで流動性が低下し、逆に型面温度の高い部分では表
面樹脂31の硬化が遅れて流動性が良好に維持される。
そのため、前記射出成形型のマッドガード成形空間23
に射出された溶融状態の表面樹脂31は、図2の
(A),(B)に示すように、型面温度の高い下型1
5,19の型面16,17,21,20に沿って流れ、
マッドガード本体部成形空間24から直接取付部成形空
間25進入することなくマッドガード垂下部成形空間2
6へ導かれ、該垂下部成形空間26を満たした後、残り
の表面樹脂がマッドガード取付部成形空間25に進入す
る。さらに、この例では、前記マッドガード取付部成形
空間25の根本に形成されている流動抵抗用凸部28に
よっても表面樹脂31がマッドガード本体部成形空間2
4から直接取付部成形空間25へ進入するのが阻止さ
れ、マッドガード垂下部成形空間26へ誘導される。こ
れによって、マッドガード垂下部成形空間26が表面樹
脂31で確実に満たされ、かつ取付部成形空間25には
溶融表面樹脂31の充填されていない空隙Sが形成され
る。また、前記マッドガード成形空間23内の表面樹脂
31は、射出後の温度低下により流動性が低下する。
【0015】次いで、図3に示すように、前記ゲート2
7から硬い芯材樹脂33、例えば硬質のポリプロピレン
を溶融状態でマッドガードの成形空間23へ射出する。
その射出量は、前記マッドガード成形空間23の空隙S
を満たす量あるいはそれより僅か多い量とされる。マッ
ドガード成形空間23へ射出された芯材樹脂33は、図
3の(A),(B)のように、ゲート27から続くマッ
ドガード本体部成形空間24の表面樹脂31内を押し進
み、最終的にマッドガード取付部成形空間25に至る。
その際、すでにマッドガード垂下部成形空間26が表面
樹脂で31満たされ、しかもその表面樹脂31は前記の
とおり射出後の温度低下によって流動性が低下している
ため、芯材樹脂33はマッドガード垂下部成形空間26
に殆ど進入せず、前記空隙Sが存在して表面樹脂31の
押圧が容易なマッドガード取付部成形空間25へ進入
し、前記表面樹脂31と芯材樹脂33とでマッドガード
成形空間23全体を満たす。
【0016】その後、射出成形型を開けて成形品を脱型
すれば、図4に示すように、本体部41と取付部43が
硬い芯材樹脂33と柔軟な表面樹脂31で構成され、ま
た垂下部45が柔軟な表面樹脂31で構成され、前記本
体部41及び取付部43が硬く、垂下部45が柔軟に形
成された所望のマッドガード40が得られる。
【0017】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明に
よれば、射出成形型におけるマッドガードの本体部及び
取付部の下面側と垂下部を形成する型面をマッドガード
の本体部及び取付部の上面側を形成する型面よりも温度
を高くして柔軟な表面樹脂を射出成形型のマッドガード
成形空間へ射出し、次いで硬い芯材樹脂をマッドガード
成形空間へ射出するため、先に射出された表面樹脂は温
度の高い型面によって流動性よくマッドガード垂下部成
形空間へ確実に導かれ、そのマッドガード垂下部成形空
間を満たすことから、柔軟な垂下部と硬い本体部及び取
付部を有するマッドガードが簡単かつ確実に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における射出成形型の断面
図である。
【図2】表面樹脂の射出時を示す射出成形型の断面図で
ある。
【図3】芯材樹脂の射出時を示す射出成形型の断面図で
ある。
【図4】この発明の実施例により得られたマッドガード
の断面図である。
【図5】一般的なマッドガードの斜視図である。
【図6】図5の断面図である。
【図7】従来のマッドガードの製造に用いられる射出成
形型の断面図である。
【符号の説明】
10 射出成形型 11 上型 12,13 マッドガードの本体部及び取付部の上面を
成形する型面 15 下型 16,20 マッドガードの本体部及び取付部の下面を
成形する型面 17,21 マッドガードの垂下部を成形する型面 23 マッドガード成形空間 24 マッドガード本体部成形空間 25 マッドガード取付部成形空間 26 マッドガード垂下部成形空間 27 ゲート 28 流動抵抗用凸部 31 表面樹脂 33 芯材樹脂 41 マッドガード本体部 43 マッドガード取付部 45 マッドガード垂下部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−126212(JP,A) 特開 平1−233178(JP,A) 特開 平3−86509(JP,A) 特開 平7−16878(JP,A) 特開 平4−365681(JP,A) 特開 昭63−139719(JP,A) 特開 平3−272824(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/16 B29C 45/73 B62D 25/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部と取付部とそれらから下方へ伸び
    る垂下部とよりなって硬い芯材樹脂と柔軟な表面樹脂と
    で構成されるサンドイッチ構造のマッドガードを射出成
    形するに際し、 射出成形型におけるマッドガード本体部及び取付部の下
    面側と垂下部とを形成する型面の温度を、前記マッドガ
    ード本体部及び取付部の上面側を形成する型面の温度よ
    りも高くし、前記射出成形型のマッドガード成形空間全
    体容量より小でマッドガード垂下部成形空間の容量より
    大なる量の溶融状態の表面樹脂を前記マッドガード成形
    空間に射出して前記マッドガード垂下部成形空間に充填
    した後、溶融状態の芯材樹脂を前記マッドガード成形空
    間に射出することによって、前記垂下部を柔軟な表面樹
    脂で形成することを特徴とするマッドガードの製造方
    法。
JP9316395A 1997-10-30 1997-10-30 マッドガードの製造方法 Expired - Lifetime JP3062141B2 (ja)

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