[go: up one dir, main page]

JP3056106B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

Info

Publication number
JP3056106B2
JP3056106B2 JP9014224A JP1422497A JP3056106B2 JP 3056106 B2 JP3056106 B2 JP 3056106B2 JP 9014224 A JP9014224 A JP 9014224A JP 1422497 A JP1422497 A JP 1422497A JP 3056106 B2 JP3056106 B2 JP 3056106B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
oxide film
forming
conductivity type
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP9014224A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10214963A (ja
Inventor
康弘 小関
Original Assignee
山形日本電気株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 山形日本電気株式会社 filed Critical 山形日本電気株式会社
Priority to JP9014224A priority Critical patent/JP3056106B2/ja
Publication of JPH10214963A publication Critical patent/JPH10214963A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3056106B2 publication Critical patent/JP3056106B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置の製造方法を、図5
(A)乃至図6(E)の工程断面図および図7のフロー
チャートに示す。
【0003】先ず図5(A)において、N+ 型シリコン
基板1上にドレイン層となるN型エピタキシャル層2を
形成する。次いで全面に熱酸化法により酸化膜を形成し
たのちパターンニングし膜厚約400nmのフィールド
酸化膜3を形成する。次いで全面にボロンを、エネルギ
ー70keV、ドーズ量1012cm-2の条件でイオン注
入してP型ウェル層を形成するためのP型領域4Aを形
成する。この工程が図7の工程17である。
【0004】次に図5(B)において、雰囲気N2 +1
%O2 中で、1140℃、120分間の熱処理を行っ
て、P型領域4Aのボロンを熱拡散(ウェル押し込み)
して所定の深さである約3.3μmの深さのP型ウエル
層4を形成する。この工程が図7の工程18である。
【0005】引き続いて、950℃の温度で、ドライO
2 ・10分間+スチーム・150分間の熱酸化処理を行
って、P型ウエル層4の表面に膜厚約200nmのシリ
コン酸化膜6を形成し、同様にシリコン基板1の裏面に
膜厚約200nmの裏面シリコン酸化膜5Aを形成す
る。この工程が図7の工程19である。
【0006】次に図5(C)において、表面をフォトリ
ソグラフィ法によりフィールド酸化膜3およびシリコン
酸化膜6をパターンニングして開孔部を設ける。この工
程において、最初にドライエッチングをウェハー表面の
みに行い、その後、ウエットエッチングをウェハー表面
および裏面に同時に行う。ドライエッチングでシリコン
酸化膜3,6の開孔部を途中までエッチングした後、ウ
エットエッチングで表面の開孔部内のシリコン酸化膜を
完全に除去し、裏面のシリコン酸化膜5Aは膜厚が減少
したシリコン酸化膜5として残余する。このシリコン酸
化膜5が高不純物濃度のN+ 型シリコン基板1からの不
純物外方拡散を抑制するための膜となる。この工程が図
7の工程20である。
【0007】次に図5(D)において、シリコンウェー
ハを窒素雰囲気中で熱処理炉へ導入する熱酸化法により
全面にシリコン酸化膜7Aを形成したのち、CVD法に
より高濃度不純物を含む多結晶シリコン膜8Aを形成す
る。
【0008】すなわちシリコン酸化膜7Aを形成する際
には、窒素雰囲気中で熱処理炉の中央部にウェハーを入
れてから、酸素雰囲気に切り替えて熱酸化膜を形成する
という基本的な熱酸化技術を用いる。この工程が図7の
工程21である。
【0009】次に図5(E)において、裏面の多結晶シ
リコン膜8A、シリコン酸化膜5をエッチング除去し、
表面の多結晶シリコン8Aおよびシリコン酸化膜7Aを
パターニングしてゲート電極8およびゲート絶縁膜7を
形状形成する。この工程が図7の工程22,23であ
る。
【0010】次に図6(A)において、ゲート電極8を
マスクとし全面にボロンをイオン注入してP型ベース層
を形成するためのP型領域10Aを形成する。この工程
が図7の工程24である。
【0011】次に図6(B)において、雰囲気N2 +1
%O2 中で、1140℃、210分間の熱処理を行っ
て、P型領域10Aのボロンを熱拡散(ベース押し込
み)して所定の深さである約2.0μmの深さのP型ベ
ース層10を形成する。この工程が図7の工程25であ
る。
【0012】次に図6(C)において、全面にフォトレ
ジスト膜を形成したのちパターンニングし、P型ベース
層10の中央部上に開孔部を形成する。次いで全面にボ
ロンをイオン注入し、マスクとして用いたフォトレジス
ト膜を除去したのち熱処理を行い、P型ベース層10の
表面にP+ 型バックゲート層11を形成する。この工程
が図7の工程26である。
【0013】次に図6(D)において、全面にフォトレ
ジスト膜を形成したのちパターンニングし、P+ 型バッ
クゲート層11の周辺部を含むP型ベース層10の表面
に開孔部を形成する。次いで全面にリンをイオン注入
し、マスクとしてのフォトレジスト膜を除去したのち熱
処理を行い、N+ 型ソース層12を形成する。次いでゲ
ート電極8表面を含む全面にCVD法によりBPSG膜
等からなる層間絶縁膜13を形成し、パターンニングし
てP+ 型バックゲート層11及びN+ 型ソース層12に
達する開孔部を形成する。この工程が図7の工程27で
ある。
【0014】次に図6(E)において、全面にアルミ膜
を堆積してソース電極14を形成する。次いでソース電
極14上にPSG膜からなる表面保護膜15と、N+
シリコン基板1の下面(裏面)にTi−Ni−Ag等か
らなるドレイン電極16を形成して縦型トランジスタで
ある半導体装置を完成させる。この工程が図7の工程2
8である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術における
1番の問題点は、P型ウェル層4は図7に示すウェル押
込み工程18により形成し、P型ベース層10は図7に
示すベース押込み工程25により各々形成するため、製
造工程が複雑で長くかかることである。
【0016】従来技術における次の問題点は、高濃度の
+ 型シリコン基板1からの外方拡散を抑制する手段と
して、ドライエッチングとウェットエッチングの組み合
わせによる残膜として裏面酸化膜5を形成するため、残
膜の膜厚コントロールが困難となり、また製造工程も余
分にかかることである。
【0017】また図7に示すゲート酸化膜形成、ゲート
多結晶シリコン膜形成工程20のゲート酸化膜形成にお
いてシリコンウェーハを熱処理炉へ導入してから酸素雰
囲気中で昇温し熱酸化する方法があるが、この方法では
熱処理炉への導入途中での不純物の外方拡散抑制が不十
分であり、図7のゲート開孔部形成、ドライエッチン
グ、ウェットエッチング工程20に示すドライエッチン
グを削減した場合、ゲート酸化膜の汚染により歩留が低
下することである。
【0018】上述したこれら問題点により、製造工程が
複雑化して製造コストの上昇を招くとともに歩留も低下
する欠点がある。
【0019】本発明の目的は、製造工程を簡略化して製
造コストの減少が図れる半導体装置の製造方法を提供す
ることにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、第1導
電型のエピタキシャル層の表面より第1の深さを有する
第1導電型とは逆導電型である第2導電型のウェル層及
び第2の深さを有する第2導電型のベース層を具備した
半導体装置を製造する方法において、ドレイン層となる
第1導電型高濃度半導体基板上に第1導電型の前記エピ
タキシャル層を形成したのち、第2導電型の前記ウェル
層を形成するための第2導電型不純物の第1のイオン注
入を前記エピタキシャル層の表面に選択的に施す工程
と、前記第1のイオン注入に対する押し込み拡散を省略
して、熱酸化処理を施すことにより前記第1の深さより
も浅いウェル中間層を形成し、該ウェル中間層の表面上
及び前記半導体基板の全裏面上に酸化膜を形成し、前記
酸化膜上に多結晶シリコン膜を形成したのち、この多結
晶シリコン膜と酸化膜とをパターンニングしゲート電極
とゲート酸化膜とを形成する工程と、第2導電型の前記
ベース層を形成するための第2導電型不純物の第2のイ
オン注入を、前記ゲート電極とゲート酸化膜をマスクと
し前記エピタキシャル層と前記ウェル中間層に選択的に
施す工程と、押し込み拡散を施すことにより、前記第2
のイオン注入による第2導電型不純物から前記第2の深
さのベース層を形成すると同時に、前記ウェル中間層か
ら前記第1の深さのウェル層を形成する工程と、前記ベ
ース層の中央部に第2導電型高濃度不純物層からなるバ
ックゲート層を形成する工程と、前記バックゲート層の
周辺部を含む前記ベース層表面に第1導電型高濃度不純
物層からなるソース層を形成する工程とを有する半導体
装置の製造方法にある。ここで、前記ゲート酸化膜とな
る前記酸化膜を形成する前に前記半導体基板の裏面の絶
縁膜を全て除去し、前記ゲート酸化膜となる前記酸化膜
を形成する際に同時に外方拡散防止用の裏面酸化膜を前
記半導体基板の裏面に形成することが好ましい。この際
に前記ウェル層を含む前記エピタキシャル層全面に前記
ゲート酸化膜となる前記酸化膜を形成する際に、導入以
前から酸素雰囲気とした熱処理炉にシリコンウェーハを
導入することがさらに好ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0022】本発明の実施の形態の縦型トランジスタの
製造方法を、図1(A)乃至図2(E)の工程断面図お
よび図3のフローチャートに示す。
【0023】先ず図1(A)において、N+ 型シリコン
基板1上にドレイン層となる1015〜1016cm-3程度
のN型エピタキシャル層2を形成する。次いで全面に熱
酸化法により膜厚約400nmのシリコン酸化膜を形成
したのちパターンニングしてフィールド酸化膜3を形成
する。次いで全面にボロンを、エネルギー70keV、
ドーズ量1012cm-2の条件でイオン注入してP型ウェ
ル層を形成するためのP型領域4Aを形成する。この工
程が図3の工程17である。
【0024】次に図1(B)において、従来技術のウェ
ル押込み工程を省略して、熱酸化処理を行う。この熱酸
化処理により、所定の深さのより浅い中間の深さ、例え
ば2.2μmの深さのP型ウェル層4Bが形成され、こ
の中間の深さのP型ウェル層4B上に厚さ約200nm
のシリコン酸化膜6が形成され、基板1の全裏面上にも
必然的に厚さ約200nmのシリコン酸化膜5Aが形成
される。この工程が図3の工程19である。
【0025】次に図1(C)において、表面をフォトリ
ソグラフィ法によりフィールド酸化膜3およびシリコン
酸化膜6をパターンニングして開孔部を設ける。この工
程において裏面のシリコン酸化膜5Aはウエットエッチ
ングにより全面除去する。この工程が図3の工程20で
ある。
【0026】次に図1(D)において、シリコンウェー
ハを熱酸化法により、表面にゲート絶縁膜となる膜厚2
0〜50nmのシリコン酸化膜7Aを、裏面の全面にも
同様に膜厚20〜50nmの外方拡散抑制膜としてのシ
リコン酸化膜9を同時に形成する。このようにシリコン
酸化膜9は、膜厚の制御性を重要視するゲート絶縁膜と
同時に形成され、かつその後の外方拡散制御まで膜厚を
減少させるエッチング工程がないから、所定の膜厚によ
る所定の外方拡散制御が可能になり、均一化された歩留
まりの良い製品となる。
【0027】その後、CVD法により1018〜1019
-3の高濃度不純物を含む多結晶シリコン膜8Aを表裏
のシリコン酸化膜上にそれぞれ形成する。
【0028】本発明ではシリコン酸化膜7A,9を形成
するに際して、高不純物濃度のN+型シリコン基板1か
らの外方拡散を完全に防止するため、導入以前から酸素
雰囲気とした熱処理炉にシリコンウェーハを導入する熱
酸化法により、上記したように全面に厚さ20〜50n
mの酸化膜7A,9を形成する。
【0029】従来技術で説明したように熱酸化技術の基
本は、窒素雰囲気中で熱処理炉の中央部にウェハーを入
れてから、酸素雰囲気に切り替えて熱酸化膜を形成する
のであるが、特に本実施の形態では、高濃度基板の裏面
の絶縁膜(シリコン酸化膜5A)を全て除去してあるか
ら、ウェーハ導入時から酸素雰囲気にしてこの導入時に
おける外方拡散の抑制も考慮する必要がある。すなわ
ち、このようにウェーハ導入時から酸素雰囲気にする方
法を用いるから、その前に裏面のシリコン酸化5Aを全
面除去することが可能になる。この工程が図3の工程2
1である。
【0030】次に図1(E)において、裏面の多結晶シ
リコン膜8A、シリコン酸化膜9をエッチング除去し、
表面の多結晶シリコン8Aおよびシリコン酸化膜7Aを
パターニングしてゲート電極8およびゲート絶縁膜7を
形状形成する。この工程が図3の工程22,23であ
る。
【0031】次に図2(A)において、ゲート電極8を
マスクとし全面にボロンを1013〜1014cm-2イオン
注入してP型ベース層を形成するためのP型領域10A
を形成する。この工程が図3の工程24である。
【0032】次に図2(B)において、熱処理を行いP
型ウェル層4とP型ベース層10を一括して同時にそれ
ぞれが所定の深さになるように形成する。この工程が図
3の工程25である。
【0033】次に図2(C)において、全面にフォトレ
ジスト膜を形成したのちパターンニングし、P型ベース
層10の中央部上に開孔部を形成する。次いで全面にボ
ロンを1015cm-2程度イオン注入し、マスクとして用
いたフォトレジスト膜を除去したのち熱処理を行い、P
型ベース層10の表面にP+ 型バックゲート層11を形
成する。この工程が図3の工程26である。
【0034】次に図2(D)において、全面にフォトレ
ジスト膜を形成したのちパターンニングし、P+ 型バッ
クゲート層11の周辺部を含むP型ベース層10の表面
に開孔部を形成する。次いで全面にリンを1016cm-2
程度イオン注入し、マスクとしてのフォトレジスト膜を
除去したのち熱処理を行いN+ 型ソース層12を形成す
る。次いでゲート電極8表面を含む全面にCVD法によ
りBPSG膜等からなる層間絶縁膜13を形成し、パタ
ーンニングしてP+ 型バックゲート層11及びN+ 型ソ
ース層12に達する開孔部を形成する。この工程が図3
の工程27である。
【0035】次に図2(E)において、全面に厚さ2〜
5μmのアルミ膜を堆積してソース電極14を形成す
る。次いでソース電極14上にPSG膜からなる表面保
護膜15と、N+型シリコン基板1の下面にTi−Ni
−Ag等からなるドレイン電極16を形成して半導体装
置を完成させる。この工程が図3の工程28である。
【0036】このように構成された本実施の形態の製造
方法によれば、ウェル酸化工程19にてP型ウェル層を
所定の深さより浅い中間深さまで形成したのち、ベース
押込み工程25にてP型ウェル層4とP型ベース層10
を一括して所定の深さまで形成するため、製造工程の簡
略化による製造コストの減少が図れる。
【0037】さらに、ゲート酸化膜の形成において、シ
リコンウェーハを熱処理炉へ導入する際に、導入以前か
ら酸素雰囲気にする熱酸化法とすることにより、高不純
物濃度のN+ 型シリコン基板1からの外方拡散を完全に
防止してゲート酸化膜を形成することが出来るため品質
の向上を図ることができる。
【0038】また外方拡散防止用裏面酸化膜はゲート酸
化膜と同時に形成するから、表面の開孔部形成のための
ドライエッチング、ウェットエッチングの条件に影響さ
れないで、膜厚が制御された膜となり、品質が安定す
る。
【0039】尚、上記実施の形態においては、ドレイン
層をN型の場合について説明したが、P型であってもよ
いことは勿論である。
【0040】
【発明の効果】本発明の効果は、ウェル押込み工程の削
減ができることである。これにより、従来の技術に比べ
10%の製造コストの減少が図れる効果を有する。その
理由は、ウェル酸化工程にてP型ウェル層を所定の深さ
より浅い中間深さまで形成したのち、ベース押込み工程
にてP型ウェル層とP型ベース層を一括して所定の深さ
まで形成するためである。
【0041】さらに、ゲート酸化膜の形成の前に基板裏
面上の絶縁膜を全部除去し、外方拡散防止用裏面酸化膜
はゲート酸化膜と同時に形成するから膜厚が制御された
膜となり品質が安定する。
【0042】そしてこの際に、シリコンウェーハを熱処
理炉へ導入する時に、導入以前から酸素雰囲気にする熱
酸化法とすることにより、高不純物濃度のN+ 型シリコ
ン基板からの外方拡散を完全に防止して汚染を防止して
ゲート酸化膜を形成することができる。
【0043】これらによる効果を図4に示す。図4にお
いて、横軸は本発明の実施の形態の製造方法と従来の半
導体装置の製造方法の別を示し、縦軸はウェーハ1枚当
たりの歩留を示す。この図から明らかなように、従来の
半導体装置の製造方法においては90%の歩留であるの
に対し、本発明の一実施の形態の製造方法では95%の
歩留となっており、歩留の低下が抑えられている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の製造方法を工程順に示し
た断面図である。
【図2】図1の続きの工程を順に示した断面図である。
【図3】本発明の実施の形態の製造方法を工程順に示し
たフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態による効果を従来技術と比
較して示した図である。
【図5】従来技術の製造方法を工程順に示した断面図で
ある。
【図6】図5の続きの工程を順に示した断面図である。
【図7】従来技術の製造方法を工程順に示したフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 N+ 型シリコン基板 2 N型エピタキシャル層 3 フィールド酸化膜 4 P型ウェル層 4A P型ウエル層を形成するためのP型領域 4B 中間の深さのP型領域 5 外方拡散抑制用のシリコン酸化膜 5A 裏面に形成されたシリコン酸化膜 6 表面に形成されたシリコン酸化膜 7 ゲート酸化膜 7A ゲート酸化膜を形成するシリコン酸化膜 8 ゲート電極 8A 多結晶シリコン膜 9 外方拡散抑制用のシリコン酸化膜 10 P型ベース層 10A P型ベース層を形成するためのP型領域 11 P+ 型バックゲート層 12 N+ 型ソース層 13 層間絶縁膜 14 ソース電極 15 表面保護膜 16 ドレイン電極 17〜28 各工程

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型のエピタキシャル層の表面よ
    り第1の深さを有する第1導電型とは逆導電型である第
    2導電型のウェル層及び第2の深さを有する第2導電型
    のベース層を具備した半導体装置を製造する方法におい
    て、 ドレイン層となる第1導電型高濃度半導体基板上に第1
    導電型の前記エピタキシャル層を形成したのち、第2導
    電型の前記ウェル層を形成するための第2導電型不純物
    の第1のイオン注入を前記エピタキシャル層の表面に選
    択的に施す工程と、前記第1のイオン注入に対する押し
    込み拡散を省略して、熱酸化処理を施すことにより前記
    第1の深さよりも浅いウェル中間層を形成し、該ウェル
    中間層の表面上及び前記半導体基板の全裏面上に酸化膜
    を形成し、前記酸化膜上に多結晶シリコン膜を形成した
    のち、この多結晶シリコン膜と酸化膜とをパターンニン
    グしゲート電極とゲート酸化膜とを形成する工程と、第
    2導電型の前記ベース層を形成するための第2導電型不
    純物の第2のイオン注入を、前記ゲート電極とゲート酸
    化膜をマスクとし前記エピタキシャル層と前記ウェル中
    間層に選択的に施す工程と、押し込み拡散を施すことに
    より、前記第2のイオン注入による第2導電型不純物か
    ら前記第2の深さのベース層を形成すると同時に、前記
    ウェル中間層から前記第1の深さのウェル層を形成する
    工程と、前記ベース層の中央部に第2導電型高濃度不純
    物層からなるバックゲート層を形成する工程と、前記バ
    ックゲート層の周辺部を含む前記ベース層表面に第1導
    電型高濃度不純物層からなるソース層を形成する工程と
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ゲート酸化膜となる前記酸化膜を形
    成する前に前記半導体基板の裏面の絶縁膜を全て除去
    し、前記ゲート酸化膜となる前記酸化膜を形成する際に
    同時に外方拡散防止用の裏面酸化膜を前記半導体基板の
    裏面に形成することを特徴とする請求項1記載の半導体
    装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記ウェル層を含む前記エピタキシャル
    層全面に前記ゲート酸化膜となる前記酸化膜を形成する
    際に、導入以前から酸素雰囲気とした熱処理炉にシリコ
    ンウェーハを導入することを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の半導体装置の製造方法。
JP9014224A 1997-01-28 1997-01-28 半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP3056106B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9014224A JP3056106B2 (ja) 1997-01-28 1997-01-28 半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9014224A JP3056106B2 (ja) 1997-01-28 1997-01-28 半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10214963A JPH10214963A (ja) 1998-08-11
JP3056106B2 true JP3056106B2 (ja) 2000-06-26

Family

ID=11855106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9014224A Expired - Fee Related JP3056106B2 (ja) 1997-01-28 1997-01-28 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3056106B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10214963A (ja) 1998-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0434819B2 (ja)
JPH088351A (ja) 半導体装置の製造方法
JP3869325B2 (ja) Mosトランジスタの製造方法
JP2802263B2 (ja) 半導体素子の製造方法
JP2000232075A (ja) 半導体装置の製造方法
JP3056106B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP3088547B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP3371875B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2685034B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2931243B2 (ja) 半導体素子の製造方法
JP2001036071A5 (ja)
JPH07169712A (ja) 半導体素子の製造方法
JPH05218194A (ja) 半導体装置の製造方法
JP3311082B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2768995B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH04303944A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2525186B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP3344162B2 (ja) 電界効果型半導体装置の製造方法
KR100720405B1 (ko) 반도체 소자의 제조방법
JPH04139882A (ja) 薄膜トランジスタ
JP2890550B2 (ja) 半導体装置の製造方法
TW480599B (en) Manufacture method of disposable spacer reverse source/drain process
JP2727576B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH04162519A (ja) Mos型半導体装置の製造方法
JP3108927B2 (ja) 半導体装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000328

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080414

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090414

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees