JP3053435B2 - エアバッグモジュール - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、請求項1の前文に記載されているエアバ
ッグモジュールに関する。
ッグモジュールに関する。
(従来の技術) 自動車が衝突したときに、乗員の前側でガス発生器に
よってクッションが自動的に膨張するようになっている
エアーバッグシステムは、運転席用と助手席用の両方が
ある。
よってクッションが自動的に膨張するようになっている
エアーバッグシステムは、運転席用と助手席用の両方が
ある。
自動車が衝突したときに乗員の安全を保証するために
は、ガスバッグは短い時間の間に膨張する必要がある。
実際、この膨張は数ミリ秒の間に行われる。従って、事
故が起きたときには、乗員がガスバッグの方へ投げ飛ば
される前にガスバッグはすでに膨張しているようになっ
ている。従って、膨張しているときに乗員がガスバッグ
に触れることがないように、乗員は座席によって予め決
まる通常の位置に座っているものと仮定されている。
は、ガスバッグは短い時間の間に膨張する必要がある。
実際、この膨張は数ミリ秒の間に行われる。従って、事
故が起きたときには、乗員がガスバッグの方へ投げ飛ば
される前にガスバッグはすでに膨張しているようになっ
ている。従って、膨張しているときに乗員がガスバッグ
に触れることがないように、乗員は座席によって予め決
まる通常の位置に座っているものと仮定されている。
しかし、自動車が衝突するときに乗員の前の方にかが
んでいて、一般に、膨張してくるガスバッグが占めるス
ペースの中に彼の頭が位置する場合には、こうした通常
のケースにはならない。このときには前述したような短
い時間で膨張するガスバッグが乗員の頭に当り、怪我を
する可能性がある。
んでいて、一般に、膨張してくるガスバッグが占めるス
ペースの中に彼の頭が位置する場合には、こうした通常
のケースにはならない。このときには前述したような短
い時間で膨張するガスバッグが乗員の頭に当り、怪我を
する可能性がある。
こうした欠点を克服するため、ドイツ連邦共和国特許
公報第42 27 559号(DE 42 27 559)には、乗員の方向
(軸方向)には比較的遅い速度で膨張し、側方には比較
的速い速度で膨張するようなガスバッグが開示されてい
る。しかし、この装置は、衝突したときに乗員が前方へ
放り出されたときにガスバッグが軸方向においてまだ完
全には膨張しておらず、乗員がガスバッグによって怪我
をしてしまうという欠点がある。
公報第42 27 559号(DE 42 27 559)には、乗員の方向
(軸方向)には比較的遅い速度で膨張し、側方には比較
的速い速度で膨張するようなガスバッグが開示されてい
る。しかし、この装置は、衝突したときに乗員が前方へ
放り出されたときにガスバッグが軸方向においてまだ完
全には膨張しておらず、乗員がガスバッグによって怪我
をしてしまうという欠点がある。
一方においては、ガスバッグが膨張するときに乗員が
ガスバッグに触れないようにする必要があるけれども、
衝突のときに乗員が通常の位置に座っているのであれ
ば、ガスバッグが膨張したあとは、怪我をせずに乗員が
できる限り早くそれに触れることが望ましい。このこと
は、特に助手席用ガスバッグの場合には、保証されてい
ない。なぜなら、この場合に運転者の方向以外の方向に
はガスバッグがある特別な範囲までしか膨張しないから
である。ここでの欠点は、膨張したガスバッグと乗員と
の間の距離が比較的大きいこと、そして乗員が接触する
ガスバッグ表面が小さいことである。従って、表面圧力
によって乗員は好ましくない影響を受ける。
ガスバッグに触れないようにする必要があるけれども、
衝突のときに乗員が通常の位置に座っているのであれ
ば、ガスバッグが膨張したあとは、怪我をせずに乗員が
できる限り早くそれに触れることが望ましい。このこと
は、特に助手席用ガスバッグの場合には、保証されてい
ない。なぜなら、この場合に運転者の方向以外の方向に
はガスバッグがある特別な範囲までしか膨張しないから
である。ここでの欠点は、膨張したガスバッグと乗員と
の間の距離が比較的大きいこと、そして乗員が接触する
ガスバッグ表面が小さいことである。従って、表面圧力
によって乗員は好ましくない影響を受ける。
この欠点は、アメリカ合衆国特許公報第5 306 042号
(US PS 5306042)に開示されているエアバッグモジュ
ールでは回避されている。この装置では、ガス発生器と
フロントガラスとの間に回転可能で可動式のカバーフラ
ップが設けられている。このカバーフラップはフロント
ガラスの方向には閉じられているが、ガス発生器と自動
車の乗員の方向には開いている。ガス発生器から流出す
るガスはカバーフラップの方へ流れ、これをストップま
で回転させる。その結果、ガスバッグは閉じた部分の下
方において乗員の方へ膨張する。
(US PS 5306042)に開示されているエアバッグモジュ
ールでは回避されている。この装置では、ガス発生器と
フロントガラスとの間に回転可能で可動式のカバーフラ
ップが設けられている。このカバーフラップはフロント
ガラスの方向には閉じられているが、ガス発生器と自動
車の乗員の方向には開いている。ガス発生器から流出す
るガスはカバーフラップの方へ流れ、これをストップま
で回転させる。その結果、ガスバッグは閉じた部分の下
方において乗員の方へ膨張する。
このカバーフラップの欠点は、ライニングと一体化さ
れた構成部材である一般的なカバーフラップに比べると
かなり高価なことである。
れた構成部材である一般的なカバーフラップに比べると
かなり高価なことである。
欧州特許公開公報第0 593 010号(EP 0 593 010 A1)
に開示されているように、膨張方向に影響を与えるため
の別の方法はアレスタストラップの使用である。しか
し、アレスタストラップを縫いつけることは同様に経費
がかかる。
に開示されているように、膨張方向に影響を与えるため
の別の方法はアレスタストラップの使用である。しか
し、アレスタストラップを縫いつけることは同様に経費
がかかる。
(発明が解決しようとする課題) この発明の目的は、従来のエアバッグモジュールに比
べてあまり高価にならずに、自動車が衝突したときに表
面圧力を小さくした状態でガスバッグと乗員とを早く接
触させることができるエアバッグモジュールを提供する
ことである。
べてあまり高価にならずに、自動車が衝突したときに表
面圧力を小さくした状態でガスバッグと乗員とを早く接
触させることができるエアバッグモジュールを提供する
ことである。
(課題を解決するための手段) この発明においては、この目的は請求項1の特徴を記
載している部分によって実現されている。
載している部分によって実現されている。
関連するガスバッグとガス発生器とガスディフューザ
とを有する特に助手席用のこの発明によるエアバッグモ
ジュールにおいては、ガスディフューザに異なる寸法の
流出開口部が設けられており、ガスバッグは折り畳まれ
た状態で、ガスディフューザのほぼ側方に延びている。
こうした構造のアセンブリでは、ガスバッグはある方
向、詳しくは乗員の方向において、表面の広がりが大き
い。
とを有する特に助手席用のこの発明によるエアバッグモ
ジュールにおいては、ガスディフューザに異なる寸法の
流出開口部が設けられており、ガスバッグは折り畳まれ
た状態で、ガスディフューザのほぼ側方に延びている。
こうした構造のアセンブリでは、ガスバッグはある方
向、詳しくは乗員の方向において、表面の広がりが大き
い。
また、ガスバッグのカバーフラップに隣接するガスデ
ィフューザ部分にガスバッグの一つの層のみを設けるこ
とによって、展開の方向性をさらに強めることができ
る。
ィフューザ部分にガスバッグの一つの層のみを設けるこ
とによって、展開の方向性をさらに強めることができ
る。
ある実施の形態においては、ガスディフューザは、ガ
スバッグに望まれる主展開方向においては残りの方向の
ものに比べて大きな流出開口部を有している。つまり、
フロントガラスの方向へのガスバッグの広がりを犠牲に
して、ガスバッグは乗員の方向へも広がるようになって
いる。
スバッグに望まれる主展開方向においては残りの方向の
ものに比べて大きな流出開口部を有している。つまり、
フロントガラスの方向へのガスバッグの広がりを犠牲に
して、ガスバッグは乗員の方向へも広がるようになって
いる。
この発明の別の設計においては、ガスディフューザは
管状のガス発生器に対して非対称な形に配置されてい
る。
管状のガス発生器に対して非対称な形に配置されてい
る。
さらに、ガスバッグが非対称な外形を有していると都
合がよい。好ましい方向におけるガスバッグの膨張がこ
れによって保証される。
合がよい。好ましい方向におけるガスバッグの膨張がこ
れによって保証される。
一つの実施の形態においては、ガスバッグはガス発生
器のガスディフューザに隣接して、これに対して非対称
な形に折り畳まれている。また、ガスバッグの最も多く
の折り畳みが存在する側には、残りの側、詳しく言え
ば、カバーフラップと反対側でありガスバッグが一層の
みである部位におけるよりも大きな流出開口部がガスデ
ィフューザに設けられている。この設計によれば、ガス
バッグはガスバッグの個々の層のガス付勢によって、そ
の折り畳まれた状態から引き出される。最も多くの折り
畳みが存在する側に大きな流出開口部が設けられている
ために、この方向において展開が強められる。
器のガスディフューザに隣接して、これに対して非対称
な形に折り畳まれている。また、ガスバッグの最も多く
の折り畳みが存在する側には、残りの側、詳しく言え
ば、カバーフラップと反対側でありガスバッグが一層の
みである部位におけるよりも大きな流出開口部がガスデ
ィフューザに設けられている。この設計によれば、ガス
バッグはガスバッグの個々の層のガス付勢によって、そ
の折り畳まれた状態から引き出される。最も多くの折り
畳みが存在する側に大きな流出開口部が設けられている
ために、この方向において展開が強められる。
さらに別の実施の形態においては、管状のガス発生器
の長手方向に延びるガスディフューザは、この方向に異
なる寸法の流出開口部も有している。
の長手方向に延びるガスディフューザは、この方向に異
なる寸法の流出開口部も有している。
一つの実施の形態においては、ガスバッグの折り畳み
が最も多いガスバッグの側と反対側のガスバッグ側に
は、ガスバッグの一層のみが設けられるようになってい
る。
が最も多いガスバッグの側と反対側のガスバッグ側に
は、ガスバッグの一層のみが設けられるようになってい
る。
方向付けされたガスバッグの展開は、上側部分と下側
部分とを有するガスバッグが乗員の方へ向いた側におい
て引っ込んでいてポケットが形成されており、また上側
部分にはポケットの部分にリップシールム(rip seam)
が設けられていることによって補助される。この実施の
形態においては、上側及び下側において引っ込んでいる
ことによって、膨張していない状態におけるガスバッグ
の広がりが短くなっている。膨張過程においては、ポケ
ット部分において下側部分によって形成されている容積
がまず膨張する。一方、ポケット部分における上側部分
によって形成されている部分はリップシームによって展
開が妨げられる。垂直方向へ上昇するかわりに、ガスバ
ッグは乗員の尻の方へ向けられる。ガスバッグが十分に
充填され、ファブリックの張力がある値を越えるとすぐ
に、リップシームが破れて、ガスバッグが完全に展開す
る。
部分とを有するガスバッグが乗員の方へ向いた側におい
て引っ込んでいてポケットが形成されており、また上側
部分にはポケットの部分にリップシールム(rip seam)
が設けられていることによって補助される。この実施の
形態においては、上側及び下側において引っ込んでいる
ことによって、膨張していない状態におけるガスバッグ
の広がりが短くなっている。膨張過程においては、ポケ
ット部分において下側部分によって形成されている容積
がまず膨張する。一方、ポケット部分における上側部分
によって形成されている部分はリップシームによって展
開が妨げられる。垂直方向へ上昇するかわりに、ガスバ
ッグは乗員の尻の方へ向けられる。ガスバッグが十分に
充填され、ファブリックの張力がある値を越えるとすぐ
に、リップシームが破れて、ガスバッグが完全に展開す
る。
以下、添付図面に示した実施の形態を参照してこの発
明を説明する。
明を説明する。
(図面の簡単な説明) 図1は、乗用車(PKW)におけるアレスタストラップ
を備えた従来型のエアバッグモジュールを示している。
を備えた従来型のエアバッグモジュールを示している。
図2a、図2b及び図2cは、ガス発生器の上方に配置され
たガスディフューザを、二つの方向から見た図と断面図
とで示すものである。
たガスディフューザを、二つの方向から見た図と断面図
とで示すものである。
図3a及び図3bは、対称な配置のガスディフューザを有
するエアバッグモジュールの長手方向及び横方向の断面
図である。
するエアバッグモジュールの長手方向及び横方向の断面
図である。
図4a及び図4bは、非対称な配置のガスディフューザを
有するエアバッグモジュールの横方向及び長手方向の断
面図である。
有するエアバッグモジュールの横方向及び長手方向の断
面図である。
図5a及び図5bは、非対称な配置のガスディフューザを
有するエアバッグモジュールの別の実施の形態の横方向
及び長手方向の断面図である。
有するエアバッグモジュールの別の実施の形態の横方向
及び長手方向の断面図である。
図6は、突出形状部分からなるデュフューザを有する
ハウジングを示している。
ハウジングを示している。
図7a及び図7bは、制御された展開を行う助手席用エア
バッグのガスバッグを示す断面図及び平面図である。
バッグのガスバッグを示す断面図及び平面図である。
図8a、図8b及び図8cは助手席用エアバッグの設置位置
を示している。
を示している。
(発明の実施の形態) 図1は、まず周知の助手席用エアバッグを示してい
る。図に示されている乗用車における配置は“トップマ
ウンティド(top−mounted)”と呼ばれている。乗員前
方のダッシュボードの中に設置される助手席用エアバッ
グモジュールの配置は、“ミッドマウンティド(mid−m
ounted)”と呼ばれ、床の方を向いたエアバッグモジュ
ールは“ローマウンティド(low−mounted)”と呼ばれ
る。
る。図に示されている乗用車における配置は“トップマ
ウンティド(top−mounted)”と呼ばれている。乗員前
方のダッシュボードの中に設置される助手席用エアバッ
グモジュールの配置は、“ミッドマウンティド(mid−m
ounted)”と呼ばれ、床の方を向いたエアバッグモジュ
ールは“ローマウンティド(low−mounted)”と呼ばれ
る。
ダッシュボード1の下方に取り付けられているエアバ
ッグモジュールのガス発生器4の上へガスバッグを固定
する部分にアレスタストラップ2が設けられている。ア
レスタストラップ2は、ガス発生器4の部分から、自動
車のフロントガラス5の方へ向けてガスバッグの中へ延
びており、ガスバッグが膨張するときに、フロントガラ
ス5の方向へガスバッグがそれ以上膨張しないようにす
る。
ッグモジュールのガス発生器4の上へガスバッグを固定
する部分にアレスタストラップ2が設けられている。ア
レスタストラップ2は、ガス発生器4の部分から、自動
車のフロントガラス5の方へ向けてガスバッグの中へ延
びており、ガスバッグが膨張するときに、フロントガラ
ス5の方向へガスバッグがそれ以上膨張しないようにす
る。
アレスタストラップはガスの流れを乗員の方へ向ける
ようになっている。従って、自動車の乗員の方向にガス
バッグはさらに膨張する。すなわち、ガスバッグは対称
な構造を有しているけれども、特にアレスタストラップ
が設けられている結果、自動車の乗員の方への非対称な
膨張が生じる。従って、衝突が起きたときに乗員が投け
付けられるガスバッグ表面が大きくなり、その結果、乗
員の体の表面圧力は小さくなる。この効果は、フロント
ガラス上でのサポートや、ガスバッグのかなり非対称な
形状によってさらに補助される。
ようになっている。従って、自動車の乗員の方向にガス
バッグはさらに膨張する。すなわち、ガスバッグは対称
な構造を有しているけれども、特にアレスタストラップ
が設けられている結果、自動車の乗員の方への非対称な
膨張が生じる。従って、衝突が起きたときに乗員が投け
付けられるガスバッグ表面が大きくなり、その結果、乗
員の体の表面圧力は小さくなる。この効果は、フロント
ガラス上でのサポートや、ガスバッグのかなり非対称な
形状によってさらに補助される。
図2a〜図2cにおいては、ガスディフューザ27にはハウ
ジング(図示しない)の上方にガス発生器を備えてお
り、ガス発生器の点火のあとにガスがガスバッグ(図示
しない)の中に流れ込む。ガスディフューザ27は流出開
口部28、29を有している。乗員の方向における、すなわ
ち提案されているガスバッグの主展開方向における流出
開口部29は、反対方向或いは交差方向の流出開口部28よ
りもかなり大きくなっている。図2aは主展開方向に設け
られた大きな流出開口部が見える方向からのガスディフ
ューザ27を示している。図2cは、主展開方向に対向して
配置されている小さい流出開口部28を見える方向からの
ガスディフューザ27を示している。図2bは、ディフュー
ザ27の中央部分の断面を示している。主展開方向と交差
する方向には小さい流出開口部のみが同様に設けられて
いることが理解できよう。異なる寸法の流出開口部を有
するこの発明の図示されているガスディフューザによっ
て、図1に示されているガスバッグの乗員の方向への膨
張を、カバーフラップやアレスタストラップを用いなく
ても実現することができる。
ジング(図示しない)の上方にガス発生器を備えてお
り、ガス発生器の点火のあとにガスがガスバッグ(図示
しない)の中に流れ込む。ガスディフューザ27は流出開
口部28、29を有している。乗員の方向における、すなわ
ち提案されているガスバッグの主展開方向における流出
開口部29は、反対方向或いは交差方向の流出開口部28よ
りもかなり大きくなっている。図2aは主展開方向に設け
られた大きな流出開口部が見える方向からのガスディフ
ューザ27を示している。図2cは、主展開方向に対向して
配置されている小さい流出開口部28を見える方向からの
ガスディフューザ27を示している。図2bは、ディフュー
ザ27の中央部分の断面を示している。主展開方向と交差
する方向には小さい流出開口部のみが同様に設けられて
いることが理解できよう。異なる寸法の流出開口部を有
するこの発明の図示されているガスディフューザによっ
て、図1に示されているガスバッグの乗員の方向への膨
張を、カバーフラップやアレスタストラップを用いなく
ても実現することができる。
図3a及び図3bは完全なエアバッグモジュール35を示し
ている。図2a〜図2cに示した円錐台形状のガスディフュ
ーザは特にポット形状のガス発生器に適しているが、図
3a及び図3bは管状のガス発生器37と組み合わせた矩形の
ガスディフューザ36を示している。ガスディフューザ36
は管状のガス発生器37の仮想的な中心線37aに対して対
称な形に配置されている。この実施の形態においては、
エアバッグモジュール35のカバーフラップ40の方向にお
けるガスディフューザの流出開口部38は、ガスディフュ
ーザに隣接して折り畳まれているガスバッグ41の方向に
おける流出開口部39よりも大きい。流出開口部38とカバ
ーフラップとの間に折り畳まれたガスバッグの一つの層
41aのみが存在するように、ガスバッグはガスディフュ
ーザのまわりに折り畳まれている。これによって、衝突
が起きたときにガスバッグの折り畳みが出て来るように
なる。カバーフラップ40のリップ端部42の真下に位置す
る大きな流出開口部38は、一方においてはガスバッグ41
が膨張するときにカバーフラップ40が迅速に破れるよう
にし、他方においてはガスバッグがエアバッグモジュー
ルから好ましくは大きな流出開口部38の方向へ急速に広
がるようにしている。
ている。図2a〜図2cに示した円錐台形状のガスディフュ
ーザは特にポット形状のガス発生器に適しているが、図
3a及び図3bは管状のガス発生器37と組み合わせた矩形の
ガスディフューザ36を示している。ガスディフューザ36
は管状のガス発生器37の仮想的な中心線37aに対して対
称な形に配置されている。この実施の形態においては、
エアバッグモジュール35のカバーフラップ40の方向にお
けるガスディフューザの流出開口部38は、ガスディフュ
ーザに隣接して折り畳まれているガスバッグ41の方向に
おける流出開口部39よりも大きい。流出開口部38とカバ
ーフラップとの間に折り畳まれたガスバッグの一つの層
41aのみが存在するように、ガスバッグはガスディフュ
ーザのまわりに折り畳まれている。これによって、衝突
が起きたときにガスバッグの折り畳みが出て来るように
なる。カバーフラップ40のリップ端部42の真下に位置す
る大きな流出開口部38は、一方においてはガスバッグ41
が膨張するときにカバーフラップ40が迅速に破れるよう
にし、他方においてはガスバッグがエアバッグモジュー
ルから好ましくは大きな流出開口部38の方向へ急速に広
がるようにしている。
図4a及び図4bの実施の形態においては、ガスディフュ
ーザ43は管状のガス発生器44の仮想的な中心面44aに対
して非対称な形に配置されている。この実施の形態にお
いても、ガスバッグ45はガスディフューザの側方で折り
畳まれている。これまでの実施の形態と比べたときの折
り畳みの違いは、ガスバッグがガスディフューザ43の一
つの長い側部43aと二つの端部43b、43cにおいてのみ折
り畳まれていて、ガスディフューザ43とカバーフラップ
46の間のガスディフューザの残りの側部43dにおいてガ
スバッグの一つの層45aのみが設けられていることであ
る。
ーザ43は管状のガス発生器44の仮想的な中心面44aに対
して非対称な形に配置されている。この実施の形態にお
いても、ガスバッグ45はガスディフューザの側方で折り
畳まれている。これまでの実施の形態と比べたときの折
り畳みの違いは、ガスバッグがガスディフューザ43の一
つの長い側部43aと二つの端部43b、43cにおいてのみ折
り畳まれていて、ガスディフューザ43とカバーフラップ
46の間のガスディフューザの残りの側部43dにおいてガ
スバッグの一つの層45aのみが設けられていることであ
る。
この実施の形態においては、ガスディフューザの流出
開口部47はエアバッグモジュール49のカバーフラップ46
の方向の流出開口部48よりも大きい。さらに、図4bから
明かなように、大きな流出開口部47は寸法の異なるもの
からなっている。この実施の形態におけるガスディフュ
ーザのサイド43dには流出開口部が設けられていない。
開口部47はエアバッグモジュール49のカバーフラップ46
の方向の流出開口部48よりも大きい。さらに、図4bから
明かなように、大きな流出開口部47は寸法の異なるもの
からなっている。この実施の形態におけるガスディフュ
ーザのサイド43dには流出開口部が設けられていない。
さらに、この実施の形態においてはカバーフラップ46
のリップ端部50は、管状のガス発生器44の中心面44aに
対して非対称であるガスディフューザ43の非対称位置に
対応するように配置されている。この実施の形態におい
ては、カバーフラップ46が破れたあとでガスバッグが膨
張するときに、ガスバッグは特に大きな流出開口部47の
方向において大きく展開する。すなわち管状のガス発生
器の中心面44aに対して非対称な形に展開する。流出開
口部47が様々な寸法を有するために、エアバッグは中心
面44bに対しても非対称な形で展開する。
のリップ端部50は、管状のガス発生器44の中心面44aに
対して非対称であるガスディフューザ43の非対称位置に
対応するように配置されている。この実施の形態におい
ては、カバーフラップ46が破れたあとでガスバッグが膨
張するときに、ガスバッグは特に大きな流出開口部47の
方向において大きく展開する。すなわち管状のガス発生
器の中心面44aに対して非対称な形に展開する。流出開
口部47が様々な寸法を有するために、エアバッグは中心
面44bに対しても非対称な形で展開する。
図4a及び図4bの実施の形態を変形した形態が図5a及び
図5bに示されている。この実施の形態は、ガスディフュ
ーザの長い側部43dに一つの層45aを設ける代わりに、ガ
スバッグは同じようにこの側部で展開するが、図5aから
明かなように折り畳みの数が反対側の側部43aにおける
よりも少なくなっている点が違っている。この折り畳み
によって、主展開方向が前の実施の形態と変わってい
る。
図5bに示されている。この実施の形態は、ガスディフュ
ーザの長い側部43dに一つの層45aを設ける代わりに、ガ
スバッグは同じようにこの側部で展開するが、図5aから
明かなように折り畳みの数が反対側の側部43aにおける
よりも少なくなっている点が違っている。この折り畳み
によって、主展開方向が前の実施の形態と変わってい
る。
ガスバッグの展開方向は、ガスディフューザに設けら
れる流出開口部のいろいろな寸法によって、またガスデ
ィフューザの様々な側に設けられるガスバッグの折り畳
みの数によって変更できることが理解されよう。
れる流出開口部のいろいろな寸法によって、またガスデ
ィフューザの様々な側に設けられるガスバッグの折り畳
みの数によって変更できることが理解されよう。
エアバッグモジュールのさらに別の実施の形態の断面
図が図6に示されている。この実施の形態においては、
管状のガス発生器51は突出形状部分の中に取り付けられ
ている。突出形状部分はハウジング52とガスディフュー
ザ53の両方を形成している。この突出形状部分は必要と
する長さに切断して、カバー(図6には図示されていな
い)で端部を閉じるだけでよい。突出形状部分はガスデ
ィフューザの領域の一つの側で開口しており、この部位
に二つのガイド溝54、55を有している。カバーの上に取
り付けるまえに、これらの溝の中に多孔性のプレート56
を押し込むことができる。これらのプレートはガスディ
フューザの流出開口部を有している。多孔性プレートを
取り替えることによって、異なる寸法を有する流出開口
部を備えたガスディフューザを提供する簡単でコスト的
に有効な方法が可能になる。管状のガス発生器51と、ガ
スディフューザ53を備えた閉じられたハウジング52は、
この実施の形態においてはガスバッグ(図示しない)の
中に配置されている。ガスバッグの折り畳みはディフュ
ーザに隣接するスペース58の中に配置されている。全体
は一体化されたカバーフラップ60を備えたハウジング59
によって閉じられている。
図が図6に示されている。この実施の形態においては、
管状のガス発生器51は突出形状部分の中に取り付けられ
ている。突出形状部分はハウジング52とガスディフュー
ザ53の両方を形成している。この突出形状部分は必要と
する長さに切断して、カバー(図6には図示されていな
い)で端部を閉じるだけでよい。突出形状部分はガスデ
ィフューザの領域の一つの側で開口しており、この部位
に二つのガイド溝54、55を有している。カバーの上に取
り付けるまえに、これらの溝の中に多孔性のプレート56
を押し込むことができる。これらのプレートはガスディ
フューザの流出開口部を有している。多孔性プレートを
取り替えることによって、異なる寸法を有する流出開口
部を備えたガスディフューザを提供する簡単でコスト的
に有効な方法が可能になる。管状のガス発生器51と、ガ
スディフューザ53を備えた閉じられたハウジング52は、
この実施の形態においてはガスバッグ(図示しない)の
中に配置されている。ガスバッグの折り畳みはディフュ
ーザに隣接するスペース58の中に配置されている。全体
は一体化されたカバーフラップ60を備えたハウジング59
によって閉じられている。
制御されたガスバッグの展開プロセスを達成する別の
可能性が、図7a及び図7bに示されている。図7aからわか
るように、乗員の方を向いたガスバッグの側は内側へ引
っ込んでいる。点線は引っ込む前のガスバッグのアウト
ラインを示している。引っ込みによって、膨張していな
い状態のガスバッグの広がりは短くなっており、引っ込
んだ部分ではガスバッグのファブリックは互いに4層に
重ねられている。このようにして、ガスバッグの上側部
分30と下側部分31の間にはポケット32が形成されてい
る。上側部分30にはポケット32の部分にリップシーム33
が設けられている。
可能性が、図7a及び図7bに示されている。図7aからわか
るように、乗員の方を向いたガスバッグの側は内側へ引
っ込んでいる。点線は引っ込む前のガスバッグのアウト
ラインを示している。引っ込みによって、膨張していな
い状態のガスバッグの広がりは短くなっており、引っ込
んだ部分ではガスバッグのファブリックは互いに4層に
重ねられている。このようにして、ガスバッグの上側部
分30と下側部分31の間にはポケット32が形成されてい
る。上側部分30にはポケット32の部分にリップシーム33
が設けられている。
この実施の形態においては、短くなったガスバッグ部
分において、ポケット32の部分の下側部分31によって形
成された容積にまずガスが充填されるようにして、ガス
バッグの展開プロセスが行われる。ガスバッグは乗員の
方へ下方に強く展開するようにされる。垂直方向に上昇
するかわりに、ガスバッグはダッシュボードのまわりを
曲がるように乗員の尻の方へ向かう。
分において、ポケット32の部分の下側部分31によって形
成された容積にまずガスが充填されるようにして、ガス
バッグの展開プロセスが行われる。ガスバッグは乗員の
方へ下方に強く展開するようにされる。垂直方向に上昇
するかわりに、ガスバッグはダッシュボードのまわりを
曲がるように乗員の尻の方へ向かう。
ガスバッグが十分に充填され、ファブリックの張力が
ある量を越えるとすぐに、リップシーム33が破れて開
き、ガスバッグが完全に展開する。
ある量を越えるとすぐに、リップシーム33が破れて開
き、ガスバッグが完全に展開する。
上述した実施の形態においては、ガスバッグは自動車
の乗員の方向において大きな表面広がりが達成されてい
る。これは、自動車が衝突したときに乗員に対して有効
でない方向であるフロントガラスの方向でのガスバッグ
の広がりを小さくすることによって達成されている。自
動車の乗員と反対側におけるガスバッグの表面の広がり
を大きくすることによって、乗員がガスバッグに衝突し
たときの表面圧力はさらに小さくなる。
の乗員の方向において大きな表面広がりが達成されてい
る。これは、自動車が衝突したときに乗員に対して有効
でない方向であるフロントガラスの方向でのガスバッグ
の広がりを小さくすることによって達成されている。自
動車の乗員と反対側におけるガスバッグの表面の広がり
を大きくすることによって、乗員がガスバッグに衝突し
たときの表面圧力はさらに小さくなる。
図8a〜図8cは、助手席用のエアバッグモジュールの様
々な設置可能性を示している。図8aは“トップマウンデ
ィド”の、図8bは“ミッドマウンティド”の、そして図
8cは“ローマウンティド”のエアバッグモジュール34を
示している。
々な設置可能性を示している。図8aは“トップマウンデ
ィド”の、図8bは“ミッドマウンティド”の、そして図
8cは“ローマウンティド”のエアバッグモジュール34を
示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブラウン,エレノレ ドイツ国 デー−13505 ベルリン,ゲ ルリンデヴェク 32 (72)発明者 ヤーンケ,ハラルド ドイツ国 デー−14052 ベルリン,バ イエルナーレ 3 (56)参考文献 特開 平6−312644(JP,A) 特開 平6−219230(JP,A) 特開 平6−298035(JP,A) 実開 平1−98760(JP,U) 実開 平1−125753(JP,U) 実開 昭49−42636(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/16 - 21/32
Claims (8)
- 【請求項1】関連するガスバッグとガス発生器とガスデ
ィフューザとを有する、特に助手席用のエアバッグモジ
ュールであって、前記ガスディフューザ36が互いに異な
る寸法の複数の流出開口部38,39を有し、またガスバッ
グ41が折り畳まれた状態でその大部分がガスディフュー
ザの側方に延びており、ガスバッグのカバーフラップ46
に隣接するガスディフューザ部分にガスバッグ45の一つ
の層45aのみが設けられていることを特徴とするエアバ
ッグモジュール。 - 【請求項2】前記ガスディフューザ36が、ガスバッグ41
に望まれる主展開方向に、他の方向のものよりも大きな
流出開口部29,38を有している請求項1記載のエアバッ
グモジュール。 - 【請求項3】前記ガスディフューザ43が、管状のガス発
生器44に対し、該ガス発生器の軸に垂直な断面において
非対称な形に配置されている請求項1もしくは請求項2
記載のエアバッグモジュール。 - 【請求項4】前記ガスバッグが非対称な外形を有してい
る請求項1〜請求項3のいずれか1項記載のエアバッグ
モジュール。 - 【請求項5】前記ガスバッグ45が管状のガス発生器44の
ガスディフューザ43に隣接してこれに対して非対称な形
に折り畳まれており、ガスバッグの最も多くの折り畳み
部分に面するガスディフューザの側部43aが、カバーフ
ラップ46に隣接するガスバッグの一つの層45aに面する
部位の流出開口部48よりも大きな流出開口部47を有して
いる請求項1〜請求項4のいずれか1項記載のエアバッ
グモジュール。 - 【請求項6】ガスディフューザ43が前記管状のガス発生
器44の長手方向に延びており、かつこの長手方向に沿っ
て、互いに異なる寸法の複数の流出開口部47を有してい
る請求項1〜請求項5のいずれか1項記載のエアバッグ
モジュール。 - 【請求項7】ガスディフューザ43はガスバッグ45の最も
多くの折り畳み部分に面する側部43aと、該側部43aと反
対側の側部43dとを有しており、この側部43dに面して、
ガスバッグの一つの層45aのみが設けられている請求項
1〜請求項6のいずれか1項記載のエアバッグモジュー
ル。 - 【請求項8】前記ガスバッグが上側部分30と下側部分31
からなっており、乗員の法を向いた側において引っ込ん
でポケット32を形成しており、また上側部分がポケット
32の部分にリップシーム33を有している請求項1〜請求
項7のいずれか1項記載のエアバッグモジュール。
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DE19506886A DE19506886A1 (de) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | Airbagmodul |
DE19506886.6 | 1995-02-17 | ||
PCT/DE1996/000294 WO1996025309A1 (de) | 1995-02-17 | 1996-02-16 | Airbagmodul |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH10510232A JPH10510232A (ja) | 1998-10-06 |
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Family
ID=7755210
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EP (1) | EP0808259B1 (ja) |
JP (1) | JP3053435B2 (ja) |
BR (1) | BR9607502A (ja) |
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ES (1) | ES2158285T3 (ja) |
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US5873598A (en) * | 1996-08-27 | 1999-02-23 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Air bag device |
DE19701502C2 (de) * | 1997-01-17 | 2000-05-31 | Daimler Chrysler Ag | Cockpit für ein Kraftfahrzeug |
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DE29721678U1 (de) | 1997-11-26 | 1998-02-05 | Petri Ag | Vorrichtung zur Beeinflussung der Entfaltung eines Gassacks eines Airbagmoduls |
DE19843191A1 (de) | 1998-09-15 | 2000-03-23 | Petri Ag | Airbagmodul |
JP4131356B2 (ja) | 1999-07-12 | 2008-08-13 | マツダ株式会社 | エアバッグ装置 |
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