JP3034169U - 脚腰力トレーニング用負荷具 - Google Patents
脚腰力トレーニング用負荷具Info
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- JP3034169U JP3034169U JP1996008244U JP824496U JP3034169U JP 3034169 U JP3034169 U JP 3034169U JP 1996008244 U JP1996008244 U JP 1996008244U JP 824496 U JP824496 U JP 824496U JP 3034169 U JP3034169 U JP 3034169U
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- fiber cloth
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 脚力と腰力を増強するのに適し、走行中も最
適な姿勢が保持され、かつ軽量で携帯自在であり、安価
なトレーニング負荷用具を提供する。 【解決手段】 トレーニングシャツの背部に取付けら
れ、横方向は肩幅長を有し縦方向は丈長より長い第1の
合成繊維布帛3と横方向は肩幅長の1.5ないし2倍の
幅長を有し縦方向は前記横方向と略同一長を有する第2
の合成繊維布帛10と前記第1の合成繊維布帛と第2の
合成繊維布帛とを連結する紐12とからなる脚腰力トレ
ーニング用負荷具を構成したものである。
適な姿勢が保持され、かつ軽量で携帯自在であり、安価
なトレーニング負荷用具を提供する。 【解決手段】 トレーニングシャツの背部に取付けら
れ、横方向は肩幅長を有し縦方向は丈長より長い第1の
合成繊維布帛3と横方向は肩幅長の1.5ないし2倍の
幅長を有し縦方向は前記横方向と略同一長を有する第2
の合成繊維布帛10と前記第1の合成繊維布帛と第2の
合成繊維布帛とを連結する紐12とからなる脚腰力トレ
ーニング用負荷具を構成したものである。
Description
【0001】
本考案は、陸上競技において、短距離走行からマラソンに至るまで走力競技に 用いる脚力と腰力を増強するためのトレーニング用負荷具に関するものである。
【0002】
陸上競技において、走行速度を高めるために脚力と腰力を増強することが必須 うとされ、そのためにランニングを反復繰り返し練習している。更に、腰に紐を つけ、紐の先端に自動車用タイヤを取付けてタイヤを地上に設置し、走行するこ とにより人体に負荷を加えて脚力と腰力を増強することも試まれている。
【0003】 上記タイヤの重力により人体に負荷を与えるトレーニングでは、脚力と腰力か 強化されるが、地上のタイヤと腰部に取付けられた紐との間の加重の方向が下向 きになるため、これに対抗する力が人体の腰を中心として過度に折れ曲がり、前 傾姿勢になるので、最適の走行姿勢と異なり、合理的なトレーニング方法になら ないおそれがある。
【0004】 また、シートの周縁に複数の紐を取付け、これらを集合して先端に係止具を取 付けたパラシュートを人体の腰部に設けたベルトに係止させたトレーニング用具 も公知である。
【0005】 上記パラシュート式トレーニング用具にあっては、走行中、パラシュートの揚 力がかかり、過度の前傾姿勢による走行が改善され、タイヤを引きずるトレーニ ング方法より合理的であるが、走行中パラシュートが横方向に拡張し、たとえば 市街地等の道路で走行練習をする際、他の通行人にパラシュートが触れたりぶつ かったりして迷惑をかけることがある。それゆえ、通行人がいるような任意の場 所でのトレーニングには適していない。また、パラシュートは複数の曲面を有す る布帛を縫製し一体化する作業が面倒であり、コストコストも高くなり、生産性 もひくい当の欠点がある。
【0006】
本考案は、上記のようなトレーニング用具を改良し、脚力と腰力を増強するの に適し、走行中も最適な姿勢が保持され、かつ軽量で携帯自在であり、安価なト レーニング負荷用具を提供することを課題とするものである。
【0007】
本考案は、上記課題を解決するために、トレーニングシャツの背部に取付けら れ、横方向は肩幅長を有し縦方向は丈長より長い第1の合成繊維布帛と横方向は 肩幅長の1.5ないし2倍の幅長を有し縦方向は前記横方向と略同一長を有する 第2の合成繊維布帛と前記第1の合成繊維布帛と第2の合成繊維布帛とを連結す る紐とからなる脚腰力トレーニング用負荷具を構成したものである。
【0008】
本考案の実施例を図面に沿って説明する。図1に示すように、トレーニングシ ャツ1の背部2には、横方向は肩幅と略同一長を有し、縦方向はトレーニングシ ャツ1の丈長より5ないし15%長い第1の合成繊維布帛3が設けられている。 合成繊維布帛3は上辺部4と下辺部5はミシン等で縫着されており、左辺部6と 右辺部7とはトレーニングシャツ1と間隙を有するように離れている。たとえば 、トレーニングシャツ1の寸法がMサイズの場合、第1の合成繊維布帛3の横方 向は50cm、縦方向は75cmの長さを有するのが適当である。合成繊維布帛 3はポリエステル、ナイロン等の合成繊維で30ないし50デニールの長繊維か らなるフィラメンント糸を40ないし60本/cmの密度で平織、綾織等適宜の 組織で製織したものがよい。また、識別性を向上させるために、着色する方が好 適である。
【0009】 第1の合成繊維布帛3の周縁部の適宜箇所には輪状留め具8が取り付けられて いる。留め具8は、図1に示すように、合成繊維布帛3の上辺部4に3か所、下 辺部5からやや上方中央部に1か所、左辺部6と右辺部7とに2か所取付けられ るのが好適である。なお、合成繊維布帛3を袋状に形成し、内部に空気を充填 下物を用いてもよい。
【0010】 図2に示すように、第1の合成繊維布帛と別体に、横方向はトレーニングシャ ツ1の肩幅長の1.5ないし2倍の幅長を有し、縦方向は前記横方向と略同一長 を有する第2の合成繊維布帛10を備えている。合成繊維布帛10の中央には円 形の孔部11を有している。たとえば、トレーニングシャツ1の寸法がMサイズ の場合、第2の合成繊維布帛10の縦横方向は120cm、孔部11の円形直径 は10cm前後の長さを有するのが好適である。合成繊維布帛10もポリエステ ル、ナイロン等の合成繊維において、30ないし50デニールの長繊維からなる フィラメンント糸を40ないし60本/cmの密度で平織、綾織等適宜の組織で 製織したものがよい。また、識別性を向上させるために、着色する方が好適であ る。色は第1合成繊維布帛3と別色にしてもよい。
【0011】 第2の合成繊維布帛10の周縁部には、第1の合成繊維布帛3の周縁部に取り 付けられた留め具8に対応した適宜箇所に、紐12と紐12の先端には係止具1 3が設けてられている。紐12は、図2に示すように、合成繊維布帛10の角部 に各1か所、上辺部14、下辺部15、左辺部16、右辺部17に各1か所取付 けられるのが好適である。紐12の長さは、たとえば、トレーニングシャツ1の 寸法がMサイズの場合、20cm乃至30cmにするのが好適である。円形の孔 部11には中央を横切るように紐18を設けてもよい。係止具13は、第1の合 成繊維布帛3の周縁部に取付けられた留め具8を係止するものであればいずれの 形状、構造のものであってもよい。たとえば、図2に示すものは、輪状留め具8 を係止する弾性体からなり、挿入口を有する係脱自在のフック形状のものを用い ている。なお、合成繊維布帛10を袋状に形成し、内部に空気を充填したものに してもよい。
【0012】 上記、脚腰力トレーニング用負荷具を使用する際には、トレーニングシャツを 着用し、第1の合成繊維布帛3の周縁部に取り付けられた留め具8に対応した箇 所に、第2の合成繊維布帛10の周縁部に取り付けられた紐12の先端に設けて られている係止具13を係止する。この状態で走行すると、図3に示すように、 空気が第1の合成繊維布帛3と第2の合成繊維布帛10との間に入り、第2の合 成繊維布帛10ははらみ、空気抵抗により後方に浮揚する。更に、トレーニング シャツの背部に取付けられた第1の合成繊維布帛3は背部と第1の合成繊維布帛 3との間に空気が入り、空気抵抗により後方に浮揚するので、第2の合成繊維布 帛10は大きくはらみ、空気抵抗により後方上方に浮揚する。第2の合成繊維布 帛10に設けた円形の孔部11は、適度に第2の合成繊維布帛10の空気抵抗を 緩和する。そして、トレーニング用負荷具を使用している走行者は、その負荷具 の空気抵抗に抗して走行するので、トレーニング効果が向上する。
【0013】 この使用に際して、第1の合成繊維布帛3の縦方向の長さが、トレーニングシ ャツ1の丈長より5%以下であると、着用して走行中に背部と第1の合成繊維布 帛3との間に空気が入らないので、空気抵抗による後方への浮揚力がほとんどな い。又、第1の合成繊維布帛3の縦方向の長さが、トレーニングシャツ1の丈長 より15%以上であると、空気抵抗による第1の合成繊維布帛3の後方への浮揚 力が大きすぎ、走行者の人体が動揺して安定した走行ができない。
【0014】 第2の合成繊維布帛10の寸法が、トレーニングシャツ1の肩幅長の1.5以 下であると、第1の合成繊維布帛3と第2の合成繊維布帛10との間に空気が入 りにくいので、第2の合成繊維布帛10の空気抵抗による後方への浮揚力が小さ いので、トレーニング効果が小さい。又、第2の合成繊維布帛10の寸法が、ト レーニングシャツ1の肩幅長の2倍以上であると、第1の合成繊維布帛3と第2 の合成繊維布帛10との間に空気が入りすぎ、第2の合成繊維布帛10の空気抵 抗による後方への浮揚力が大きすぎるので、空気抵抗が過剰で走行者が疲労しや すい。更に、紐の長さが30cmより長すぎると、空気が逃げやすく第2の合成 繊維布帛10が空気抵抗により乱流を生じ、第2の合成繊維布帛10が不安定に なり、人体が振動動揺する。紐の長さが20cmより短かすぎると、第2の合成 繊維布帛10の後方への浮揚力が小さく、トレーニング効果がない。
【0015】
本考案は、上記のように構成したので、これを着用して走行すると、第1の合 成繊維布帛と第2の合成繊維布帛との空気抵抗による後方への浮揚力が生じ、脚 力及び腰力を大にして走行しなければならないため、ランニングの速度をあげ、 脚間のピッチスライドの大きさを変化させながら走行する訓練もでき、又、耐久 力を向上することができる。更に前傾姿勢を矯正しながら走行することができる 。
【0016】 第1の合成繊維布帛と第2の合成繊維布帛は軽量で収納自在であるので、携帯 が容易であり、折り畳み収納容積が小さいので、かさばらない。また、市街地等 の道路で走行練習をする際、他の通行人に触れたりぶつかったりして迷惑をかけ ることがないので、通行人がいるような任意の場所でのトレーニングに適してい る。
【図1】本考案の実施例を示す第1の合成繊維布帛の斜
視図である。
視図である。
【図2】本考案の実施例を示す第2の合成繊維布帛の斜
視図である。
視図である。
【図3】本考案の実施例の脚腰力トレーニング用負荷具
の使用状態の斜視図である。
の使用状態の斜視図である。
1 トレーニングシャツ 2 背部 3 第1の合成繊維布帛 4 上辺部 5 下辺部 6 左辺部 7 右辺部 8 留め具 10 第2の合成繊維布帛 11 孔部 12 紐 13 係止具 14 上辺部 15 下辺部 16 左辺部 17 右辺部
Claims (4)
- 【請求項1】 トレーニングシャツの背部に取付けら
れ、横方向は肩幅長を有し縦方向は丈長より長い第1の
合成繊維布帛と横方向は肩幅長の1.5ないし2倍の幅
長を有し縦方向は前記横方向と略同一長を有する第2の
合成繊維布帛と前記第1の合成繊維布帛と第2の合成繊
維布帛とを連結する紐とからなることを特徴とする脚腰
力トレーニング用負荷具。 - 【請求項2】 前記紐は第2の合成繊維布帛の周縁部の
適宜箇所に取り付けられ紐の先端には第1の合成繊維布
帛の周縁部の適宜箇所に取り付けられた留め具に対応し
た係止具を設けてなる請求項1記載の脚腰力トレーニン
グ用負荷具。 - 【請求項3】 前記紐の長さ20cm乃至30cmにし
た請求項1記載の脚腰力トレーニング用負荷具。 - 【請求項4】 前記第2の合成繊維布帛の中央に孔部を
設けてなる請求項1記載の脚腰力トレーニング用負荷
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996008244U JP3034169U (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | 脚腰力トレーニング用負荷具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996008244U JP3034169U (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | 脚腰力トレーニング用負荷具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3034169U true JP3034169U (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=43169020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996008244U Expired - Lifetime JP3034169U (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | 脚腰力トレーニング用負荷具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3034169U (ja) |
-
1996
- 1996-07-30 JP JP1996008244U patent/JP3034169U/ja not_active Expired - Lifetime
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