JP3032906B2 - 保護装置 - Google Patents
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- JP3032906B2 JP3032906B2 JP5508985A JP50898593A JP3032906B2 JP 3032906 B2 JP3032906 B2 JP 3032906B2 JP 5508985 A JP5508985 A JP 5508985A JP 50898593 A JP50898593 A JP 50898593A JP 3032906 B2 JP3032906 B2 JP 3032906B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/23—Inflatable members
- B60R21/231—Inflatable members characterised by their shape, construction or spatial configuration
- B60R21/23138—Inflatable members characterised by their shape, construction or spatial configuration specially adapted for side protection
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/06—Safety nets, transparent sheets, curtains, or the like, e.g. between occupants and glass
- B60R21/08—Safety nets, transparent sheets, curtains, or the like, e.g. between occupants and glass automatically movable from an inoperative to an operative position, e.g. in a collision
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air Bags (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、車両の側構と一体であり、横衝撃荷重を受
けると自動応答アクチュエータによって拡げられかつこ
のアクチュエータで作動される牽引手段によって上記側
構の窓部を横切り、窓部の内側に張り巡らすように引張
られる抑制手段を備えた車両好ましくは自動車の乗員を
保護するための装置に関する。
けると自動応答アクチュエータによって拡げられかつこ
のアクチュエータで作動される牽引手段によって上記側
構の窓部を横切り、窓部の内側に張り巡らすように引張
られる抑制手段を備えた車両好ましくは自動車の乗員を
保護するための装置に関する。
質量の大きい障害物によって車両に生じる横衝撃は、
全偶発事故の約35%の割合を占める。そしてこの横衝撃
で車両乗員の頭部は、この横衝撃の衝撃方向とは逆向き
の左右方向に回転される。保護されていない車両乗員の
頭部が、車両の側構、特に窓ガラスから受ける衝撃は、
乗員の頭蓋に甚大な傷を生むかも知れない。また若し車
両の側部窓ガラスが横衝撃荷重により破壊されてガラス
なしの窓部となりかつ車両乗員の頭部が上記左右方向回
転によってこのガラスなしの窓部開口を通り車外に押し
やられれば、車両乗員の頸背骨が傷つけられるであろ
う。偶発事故の場合のこのような障害の危険を画然と減
らして乗員の保護を向上させるためにDE−A−2,249,98
8は、衝撃時の保護用ユニットを車両乗員の頭部の近傍
に設けることを提案している。このユニットは、乗員の
頭部に近い屋根側フレームに収容された空気袋から成
る。そしてこの空気袋が脹らむと、この空気袋は車両乗
員の頭部と、車両の側構との間に位置を占める。DE−C
−3,422,263は、車両の側構近傍に配された容量可変の
ガス発生器が車体の変形によって屋根側レール内に在る
空気袋を膨らまし、横衝撃を受けた車両乗員を保護する
装置を記載している。GB−A−2,220,620は、車両のド
ア内に収容されて横衝撃を受けると膨らみかつ車両乗員
と車両の側壁との間に移動しようとする空気袋から成る
衝撃時の保護用ユニットを開示している。DE−A−3,74
1,637では、前方に突出し、しかも膨張が可能な空気袋
を含む少くとも1つの側方が、座席の背もたれ内の、車
両乗員の肩を支える部分に配設されて、横衝撃に対する
保護が与えられるようにしている。DE−A−4,018,470
にも注目すると、これは車両座席の背もたせの側部に収
容された空気袋を有し、しかも車両乗員と車両の側構と
の間に移動するユニットから成る車両衝撃時の保護用装
置を開示している。FR−A−2,122,189は、衝撃を受け
ると車体の開口を横切って拡げられるネット、しかもそ
こで、このネットに接続されたケーブルが膨張可能なク
ッションにより所定の裂け目に沿って拡げられるネット
により形成された自動車乗員用の抑制手段を記載してい
る。
全偶発事故の約35%の割合を占める。そしてこの横衝撃
で車両乗員の頭部は、この横衝撃の衝撃方向とは逆向き
の左右方向に回転される。保護されていない車両乗員の
頭部が、車両の側構、特に窓ガラスから受ける衝撃は、
乗員の頭蓋に甚大な傷を生むかも知れない。また若し車
両の側部窓ガラスが横衝撃荷重により破壊されてガラス
なしの窓部となりかつ車両乗員の頭部が上記左右方向回
転によってこのガラスなしの窓部開口を通り車外に押し
やられれば、車両乗員の頸背骨が傷つけられるであろ
う。偶発事故の場合のこのような障害の危険を画然と減
らして乗員の保護を向上させるためにDE−A−2,249,98
8は、衝撃時の保護用ユニットを車両乗員の頭部の近傍
に設けることを提案している。このユニットは、乗員の
頭部に近い屋根側フレームに収容された空気袋から成
る。そしてこの空気袋が脹らむと、この空気袋は車両乗
員の頭部と、車両の側構との間に位置を占める。DE−C
−3,422,263は、車両の側構近傍に配された容量可変の
ガス発生器が車体の変形によって屋根側レール内に在る
空気袋を膨らまし、横衝撃を受けた車両乗員を保護する
装置を記載している。GB−A−2,220,620は、車両のド
ア内に収容されて横衝撃を受けると膨らみかつ車両乗員
と車両の側壁との間に移動しようとする空気袋から成る
衝撃時の保護用ユニットを開示している。DE−A−3,74
1,637では、前方に突出し、しかも膨張が可能な空気袋
を含む少くとも1つの側方が、座席の背もたれ内の、車
両乗員の肩を支える部分に配設されて、横衝撃に対する
保護が与えられるようにしている。DE−A−4,018,470
にも注目すると、これは車両座席の背もたせの側部に収
容された空気袋を有し、しかも車両乗員と車両の側構と
の間に移動するユニットから成る車両衝撃時の保護用装
置を開示している。FR−A−2,122,189は、衝撃を受け
ると車体の開口を横切って拡げられるネット、しかもそ
こで、このネットに接続されたケーブルが膨張可能なク
ッションにより所定の裂け目に沿って拡げられるネット
により形成された自動車乗員用の抑制手段を記載してい
る。
もし横の窓ガラスが車両の横衝撃で破壊され、膨張し
た空気袋が窓の開口を経て車内から膨出するなら、車両
乗員の頭部の強烈な左右方向回転は、衝撃防護用ユニッ
トである膨張可能な空気袋によって充分には保護されな
いだろう。すなわちこのような場合には、空気袋内のエ
ネルギーの転化は既述のように生じない。何故ならそこ
には対向力が存在しないからである。
た空気袋が窓の開口を経て車内から膨出するなら、車両
乗員の頭部の強烈な左右方向回転は、衝撃防護用ユニッ
トである膨張可能な空気袋によって充分には保護されな
いだろう。すなわちこのような場合には、空気袋内のエ
ネルギーの転化は既述のように生じない。何故ならそこ
には対向力が存在しないからである。
本発明の目的は、車両乗員の横衝撃下における保護に
有用であり、車両側部の窓ガラスがたとえ破壊された場
合でも、車両乗員の頭部の左右方向回転を制限すると同
時に、この頭部を優しく受け止めて、頭部に強い跳ね返
り力の掛ることがない装置を提供することにある。
有用であり、車両側部の窓ガラスがたとえ破壊された場
合でも、車両乗員の頭部の左右方向回転を制限すると同
時に、この頭部を優しく受け止めて、頭部に強い跳ね返
り力の掛ることがない装置を提供することにある。
この目的は、既に最初に記述された抑制手段と、衝撃
時の保護用空気袋ユニットとの組合わせによって達せら
れる。なお上記ユニットは、車両の側構内に一体で形成
される。ところで上記抑制手段は、その第1局面で車両
ドアの窓部開口を横切り、窓部開口の内側に張り巡らす
ように先づ拡げられ、その後上記ユニットを構成する空
気袋が、上記窓部開口と車両乗員間にぴんと張られた上
記抑制手段と、車両乗員との間に膨張して介在させられ
る。この場合に上記空気袋は、左右に回転する頭部の衝
撃によって窓ガラスのない窓部開口から車外に押しやら
れることは全くない。仮りに車外に押しやられるなら、
上記空気袋の保護機能はも早保証されないであろう。
時の保護用空気袋ユニットとの組合わせによって達せら
れる。なお上記ユニットは、車両の側構内に一体で形成
される。ところで上記抑制手段は、その第1局面で車両
ドアの窓部開口を横切り、窓部開口の内側に張り巡らす
ように先づ拡げられ、その後上記ユニットを構成する空
気袋が、上記窓部開口と車両乗員間にぴんと張られた上
記抑制手段と、車両乗員との間に膨張して介在させられ
る。この場合に上記空気袋は、左右に回転する頭部の衝
撃によって窓ガラスのない窓部開口から車外に押しやら
れることは全くない。仮りに車外に押しやられるなら、
上記空気袋の保護機能はも早保証されないであろう。
この発明のさらなる特徴によれば、上記抑制手段は2
次元の織物類、好ましくは織物、編物、より合わして作
られたもの、あるいはネットから成る。なおこの織物類
は、非作動状態では小さく畳まれて収納される。
次元の織物類、好ましくは織物、編物、より合わして作
られたもの、あるいはネットから成る。なおこの織物類
は、非作動状態では小さく畳まれて収納される。
上記抑制手段が上記窓部開口を横切って窓部開口の内
側に確実に展張されるように上記牽引手段は案内され
る。また上記抑制手段がその作動位置に到達すると、こ
の牽引手段は固定される。
側に確実に展張されるように上記牽引手段は案内され
る。また上記抑制手段がその作動位置に到達すると、こ
の牽引手段は固定される。
この発明に係る保護装置のさらなる特徴によれば、上
記アクチュエータは予め応力を付与されたばね素子から
成る。
記アクチュエータは予め応力を付与されたばね素子から
成る。
また上記アクチュエータとしては、流体にて作動され
るピストン−シリンダユニットが使用される。なおこの
ピストン−シリンダユニットは、圧縮空気または、導火
線を配した固形推進薬1単位で充たされたガス発生器に
接続されるのが好ましい。
るピストン−シリンダユニットが使用される。なおこの
ピストン−シリンダユニットは、圧縮空気または、導火
線を配した固形推進薬1単位で充たされたガス発生器に
接続されるのが好ましい。
上記アクチュエータ、牽引手段および抑制手段はドア
フレーム構造内に適切に収容されるが、上記アクチュエ
ータ、牽引手段および/または抑制手段は、場合によっ
ては上記ドアフレーム近くの車体部分に収容することが
できる。
フレーム構造内に適切に収容されるが、上記アクチュエ
ータ、牽引手段および/または抑制手段は、場合によっ
ては上記ドアフレーム近くの車体部分に収容することが
できる。
上記抑制手段が車両の側構内の窓部開口を横切ってそ
の内側に展張されるとき、小さく畳まれたこの抑制手段
は、その収容場所を何処に選ぶかによって後部から前部
に、前部から後部に、頂部から底部に、底部から頂部
に、または斜方向に拡げられることができる。
の内側に展張されるとき、小さく畳まれたこの抑制手段
は、その収容場所を何処に選ぶかによって後部から前部
に、前部から後部に、頂部から底部に、底部から頂部
に、または斜方向に拡げられることができる。
横衝撃を受けた場合、先づ空気袋と抑制手段とが平面
に拡げられ、続いて空気袋が膨らまされるように、上記
衝撃時の保護用ユニットを構成する空気袋、抑制手段、
および/または牽引手段が本発明と一致するように相互
に接続されるなら、最善の保護が得られるであろう。
に拡げられ、続いて空気袋が膨らまされるように、上記
衝撃時の保護用ユニットを構成する空気袋、抑制手段、
および/または牽引手段が本発明と一致するように相互
に接続されるなら、最善の保護が得られるであろう。
空気袋から成る衝撃時の保護用ユニットはドア内に適
切に収容されるが、このユニットは場合によって、床側
レール、屋根側レール、ドア柱好ましくは中間柱、いわ
ゆるB柱の近傍または、上記屋根側レール近傍の車体屋
根部内に収容されてよい。
切に収容されるが、このユニットは場合によって、床側
レール、屋根側レール、ドア柱好ましくは中間柱、いわ
ゆるB柱の近傍または、上記屋根側レール近傍の車体屋
根部内に収容されてよい。
本発明の実施例が図示されると共に、以下に、より詳
しく記述されるであろう。
しく記述されるであろう。
図1は自動車のドアと、ドアフレームの一部に収容さ
れた保護装置との縦断面図である。
れた保護装置との縦断面図である。
図2は抑制手段のアクチュエータとして働らくピスト
ン−シリンダユニットの縦断面図である。
ン−シリンダユニットの縦断面図である。
図3は保護装置が作動した場合の、図1に示す自動車
のドアの縦断面図である。
のドアの縦断面図である。
図4は自動車のドアと、作動下にある保護装置との横
断面図である。
断面図である。
図5は保護装置が作動した場合の、自動車のドアの縦
断面図である。
断面図である。
小さく畳まれて、横衝撃時には抑制手段として働らく
ネット3は、車体(図示省略)のB柱に近いドアフレー
ム2の上部1に収められている。このネット3は、B柱
に隣接する上隅部と下隅部の近くで、固定手段4、5に
よりドアフレーム2に取付けられている。またネット3
の他方の隅部は、牽引ロープ6、7にそれぞれ取付けら
れている。上方の牽引ロープ6はドアフレーム2の頂部
8および前部9内に延設され、そらせローラ10、11に巻
き掛けられている。下方の牽引ロープ7はドアフレーム
の中間水平部分12内に延設され、そらせローラ13に巻き
掛けられると共に、上記上方の牽引ロープ6と点14で結
合されている。上記上方の牽引ロープ6は、シリンダ15
内で滑動が自在なピストン16に取付けられている。なお
このピストン16は、上記シリンダと共にピストン−シリ
ンダユニット17を構成し、上記ネット3を作動させる。
固形推進薬1単位19を内蔵するガス発生器20は上記シリ
ンダ15の放出口18と接続されている。この固形推進薬1
単位19はセンサ(図示省略)に接続された点火路21で点
火される。なおこの点火が行われると、ガスはシリンダ
15内に急速に流れ込んで、上記ピストン16をシリンダ15
内面に設けたストッパ22の位置まで変位させる。また図
3によれば、牽引ロープ6、7がこれと同時に引張られ
るから、上記ネット3はドアフレーム2の窓部開口23の
面を横切って窓部開口23の内側に張り巡らすように拡げ
られる。上記ピストン16はその最終位置に達すると、シ
リンダ15の上端部に取付けた締付けジョー24によって固
定される。上記ドアの下部に収容されて、衝撃時に保護
用として機能するユニット25もまた作動されるから、空
気袋26は図3に点線で示すごとく脹らんで、車両の側構
と車両乗員との間に拡がる。図4によれば、ガス発生器
27によって膨らまされる空気袋26は上記ネット3に縫い
付けられている。
ネット3は、車体(図示省略)のB柱に近いドアフレー
ム2の上部1に収められている。このネット3は、B柱
に隣接する上隅部と下隅部の近くで、固定手段4、5に
よりドアフレーム2に取付けられている。またネット3
の他方の隅部は、牽引ロープ6、7にそれぞれ取付けら
れている。上方の牽引ロープ6はドアフレーム2の頂部
8および前部9内に延設され、そらせローラ10、11に巻
き掛けられている。下方の牽引ロープ7はドアフレーム
の中間水平部分12内に延設され、そらせローラ13に巻き
掛けられると共に、上記上方の牽引ロープ6と点14で結
合されている。上記上方の牽引ロープ6は、シリンダ15
内で滑動が自在なピストン16に取付けられている。なお
このピストン16は、上記シリンダと共にピストン−シリ
ンダユニット17を構成し、上記ネット3を作動させる。
固形推進薬1単位19を内蔵するガス発生器20は上記シリ
ンダ15の放出口18と接続されている。この固形推進薬1
単位19はセンサ(図示省略)に接続された点火路21で点
火される。なおこの点火が行われると、ガスはシリンダ
15内に急速に流れ込んで、上記ピストン16をシリンダ15
内面に設けたストッパ22の位置まで変位させる。また図
3によれば、牽引ロープ6、7がこれと同時に引張られ
るから、上記ネット3はドアフレーム2の窓部開口23の
面を横切って窓部開口23の内側に張り巡らすように拡げ
られる。上記ピストン16はその最終位置に達すると、シ
リンダ15の上端部に取付けた締付けジョー24によって固
定される。上記ドアの下部に収容されて、衝撃時に保護
用として機能するユニット25もまた作動されるから、空
気袋26は図3に点線で示すごとく脹らんで、車両の側構
と車両乗員との間に拡がる。図4によれば、ガス発生器
27によって膨らまされる空気袋26は上記ネット3に縫い
付けられている。
これらの組合わせは、車体の前部柱(A柱)にヒンジ
29付けされたドア28に設けられかつ窓ガラスがない窓部
開口23を経て、上記空気袋26が車外に膨出するのを防ぐ
ことになろう。上記空気袋26のくびれ部分30では、この
空気袋の内側被膜はその外側被膜に縫い付けられている
から、空気袋が脹らむと平坦な形になる。したがって空
気袋は、短時間内で脹らもうとするだろう。
29付けされたドア28に設けられかつ窓ガラスがない窓部
開口23を経て、上記空気袋26が車外に膨出するのを防ぐ
ことになろう。上記空気袋26のくびれ部分30では、この
空気袋の内側被膜はその外側被膜に縫い付けられている
から、空気袋が脹らむと平坦な形になる。したがって空
気袋は、短時間内で脹らもうとするだろう。
図5でドアフレーム33の頂部31および前部32は、図に
1点鎖線で示すリボン状の抑制手段34を収容している。
そしてこのリボン状抑制手段34の一端は、ストッパ35を
介してドアフレーム33に固定され、またその他端は、牽
引ロープ38にしっかりと接続されている。なおこの牽引
ロープ38は、ローラ36に巻掛けられると共に、ピストン
−シリンダ装置37に結合されている。このピストン−シ
リンダ装置37は、固形推進薬1単位を内蔵したガス発生
器によって作動され、また上記リボン状抑制手段34は、
車体のB柱に近いドアフレーム33の上隅部から上記前部
柱(A柱)の上方ヒンジ39に近い窓部開口40の下隅部に
向って、この窓部開口40を横切り斜めに延ばされる。な
お空気袋42は、上記ドアの下部に収容されている。
1点鎖線で示すリボン状の抑制手段34を収容している。
そしてこのリボン状抑制手段34の一端は、ストッパ35を
介してドアフレーム33に固定され、またその他端は、牽
引ロープ38にしっかりと接続されている。なおこの牽引
ロープ38は、ローラ36に巻掛けられると共に、ピストン
−シリンダ装置37に結合されている。このピストン−シ
リンダ装置37は、固形推進薬1単位を内蔵したガス発生
器によって作動され、また上記リボン状抑制手段34は、
車体のB柱に近いドアフレーム33の上隅部から上記前部
柱(A柱)の上方ヒンジ39に近い窓部開口40の下隅部に
向って、この窓部開口40を横切り斜めに延ばされる。な
お空気袋42は、上記ドアの下部に収容されている。
時刻t=0ミリ秒における車両と障害物との最初の接
触によって、車両乗員の頭部が横衝撃を受けると、この
頭部はその慣性により、衝撃の方向と向い合う車両側構
の方向へと動かされる。約5ミリ秒経過すると、上記抑
制手段と、この抑制手段に面接触する空気袋とが、上記
窓部開口を横切ってその内側で拡がる。その後空気袋が
膨張し始め、その膨張に25ミリ秒を必要とする。30ミリ
秒後に上記頭部は、既に充分脹らんだ上記空気袋に打ち
当る。上記ネットは、窓ガラスのない窓部開口から空気
袋が膨出するのを防ぐ。上記頭部は優しく受け止められ
て強い跳ね返り力は掛らないであろう。何故ならガス
は、制御された条件下で空気袋からその排出口を通り、
逸出されるからである。
触によって、車両乗員の頭部が横衝撃を受けると、この
頭部はその慣性により、衝撃の方向と向い合う車両側構
の方向へと動かされる。約5ミリ秒経過すると、上記抑
制手段と、この抑制手段に面接触する空気袋とが、上記
窓部開口を横切ってその内側で拡がる。その後空気袋が
膨張し始め、その膨張に25ミリ秒を必要とする。30ミリ
秒後に上記頭部は、既に充分脹らんだ上記空気袋に打ち
当る。上記ネットは、窓ガラスのない窓部開口から空気
袋が膨出するのを防ぐ。上記頭部は優しく受け止められ
て強い跳ね返り力は掛らないであろう。何故ならガス
は、制御された条件下で空気袋からその排出口を通り、
逸出されるからである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 999999999 ジーメンス・アクチエンゲゼルシャフト ドイツ連邦共和国8000ミュンヘン2・ビ ッテルスバッハ―・プラッツ2 (72)発明者 クラフト,ヨーゼフ ドイツ連邦共和国8438ベルク・ハインリ ヒスブルクシュトラーセ33 (72)発明者 ロイライン,ヘルマン ドイツ連邦共和国4040ノイス21・ウルメ ンアレー36 (72)発明者 フランツ,ヨアヒム ドイツ連邦共和国8401タールマッシン グ・タキシスシュトラーセ10 (72)発明者 クロイツァー,マルチン ドイツ連邦共和国8751クラインバルシュ タット・ベンデリヌスベーク2 (56)参考文献 実開 平1−117957(JP,U) 実開 昭61−159247(JP,U) 実公 昭51−24663(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/22 B60R 21/08,21/06
Claims (14)
- 【請求項1】車両の側構と一体であり、横衝撃を受ける
と自動応答アクチュエータ17、37によって拡げられかつ
このアクチュエータで作動される牽引手段6、7、38に
よって上記側構の窓部開口23を横切り該窓部開口の内側
に張り巡らすように引張られる抑制手段3、34を備えた
車両好ましくは自動車の乗員の横衝撃下における保護装
置において、 上記抑制手段3、34と、衝撃時の保護用空気袋ユニット
25、42との組合わせからなり、 上記空気袋ユニットは車両側構内に一体的に設けられ、 上記空気袋ユニットを構成する空気袋26は上記横衝撃に
よる膨張時に、上記窓部開口23、40の内側にぴんと張ら
れた上記抑制手段3、34と、上記車両乗員との間に介在
されて、上記抑制手段3、34は上記膨張した空気袋26が
上記窓部開口23から押し出されることを防止することを
特徴とする保護装置。 - 【請求項2】上記抑制手段3、34は非作動時に小さく畳
まれて収納される2次元の織物類から成る請求項1記載
の保護装置。 - 【請求項3】上記抑制手段3、34は織物か、編物か、よ
り合わして作られたものか、あるいはネットから成る請
求項2記載の保護装置。 - 【請求項4】上記抑制手段3、34は、作動時に上記牽引
手段6、7、38によって案内されて固定される請求項
1、2または3記載の保護装置。 - 【請求項5】上記アクチュエータ17、37は予め応力を付
与されたばね素子から成る請求項1記載の保護装置。 - 【請求項6】上記アクチュエータ17、37は流体により作
動されるピストン−シリンダユニット15、16から成る請
求項1記載の保護装置。 - 【請求項7】上記ピストン−シリンダユニット15、16は
ガス発生器20と連通している請求項6記載の保護装置。 - 【請求項8】上記ガス発生器20は圧縮空気で充たされる
請求項7記載の保護装置。 - 【請求項9】上記ガス発生器20は導火線を配した固形推
進薬19で充たされる請求項7記載の保護装置。 - 【請求項10】上記アクチュエータ17、37、牽引手段
6、7、38および抑制手段3、34は上記ドアフレーム
2、33内に収容される請求項1〜9のいずれかに記載の
保護装置。 - 【請求項11】上記アクチュエータ17、37、牽引手段
6、7、38または抑制手段3、34は上記ドアフレーム
2、33近傍の車体構造部分に収容される請求項1〜9の
いずれかに記載の保護装置。 - 【請求項12】衝撃の際の保護用ユニット25、42の空気
袋26、抑制手段3、34または牽引手段6、7、38は相互
にしっかりと結合されている請求項1〜11のいずれかに
記載の保護装置。 - 【請求項13】空気袋から成り、衝撃時の保護に有用で
ある上記ユニット25、42はドア内に収容される請求項1
〜12のいずれかに記載の保護装置。 - 【請求項14】上記ユニット25、42は床側レール、屋根
側レール、ドア柱、好ましくは中間柱の近傍、あるいは
屋根側レール近傍の車体の屋根部分内に収容される請求
項1〜13のいずれかに記載の保護装置。
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