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JP2006213318A - 非膨張式カーテン付きドア内蔵エアバッグ - Google Patents

非膨張式カーテン付きドア内蔵エアバッグ Download PDF

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JP2006213318A JP2006022949A JP2006022949A JP2006213318A JP 2006213318 A JP2006213318 A JP 2006213318A JP 2006022949 A JP2006022949 A JP 2006022949A JP 2006022949 A JP2006022949 A JP 2006022949A JP 2006213318 A JP2006213318 A JP 2006213318A
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inflatable curtain
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Chinshiyu Cho
鎭洙 張
Kenji Nakamura
健児 中村
Kazuo Watanabe
和夫 渡辺
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Takata Corp
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Abstract

【課題】車両側面に設置するためのエアバッグおよび非膨張式カーテンを提供する。車両転覆事故の際、乗員を頭部損傷から保護し、乗員の包み込みを講じることができる。
【解決手段】エアバッグ装置10は、車両の側面に搭載されたエアバッグ24および車両の側面に搭載されている非膨張式カーテン26を含む。非膨張式カーテンは、エアバッグ用インフレータ12により供給される膨張ガスによって作動することができる。非膨張式カーテンは、エアバッグの展開以前は、エアバッグの上方に配置することができる。エアバッグは、非膨張式カーテンより車両の室内に近く配置することができる。
【選択図】図3

Description

自動車などの乗員を保護するためのエアバッグ。特に、本発明は、車両の側面に搭載されたヘッドエアバッグおよび車両の側面に搭載されている非膨張式カーテンに関する。
図1は、サイドカーテン式エアバッグの側面図である。エアバッグ100は、ひとまとめにされて車両内、たとえば、車両の側面に取り付けられている。インフレータ102は、連結管104を通ってエアバッグ100へ膨張ガスを供給し、矢印Tで示される方向にエアバッグ100を膨張させるために使用される。
図2は、車両の側面に設置され、展開されたサイドカーテン式エアバッグの側面図である。このエアバッグは、また、カーテンエアバッグまたはヘッドサイドエアバッグ(H−SAB)とも呼ぶことができる。エアバッグは、車両のヘッドライナー116内に設置されており、それによって、エアバッグは、センターピラー108を横切ると同時にフロントピラー106とリヤピラー110との間に展開する。フロントピラー106は、また、「A」ピラーとして当技術分野では周知であり、一方、センターピラーは、「B」ピラーとして周知であり、リヤピラーは、「C」ピラーとして周知である。エアバッグは、方向Uに移動する膨張ガスにより矢印Tで示される方向に展開している。エアバッグは、膨張したチャンバー112および非膨張セイルパネル114を含む。このようなエアバッグは、衝突時、特に衝突事故および車両転覆事故の際の頭部負傷および放出から乗員を保護するために一般的に使われている。
車両側面に搭載されている従来のエアバッグには、現在、問題がある。これらのエアバッグは、車両組立の際、エアバッグが車両内側に、例えば車両のルーフ部等に取り付けられているので、長い準備時間の原因となっている。従来のエアバッグは、車両のサイドレール内にひとまとめにするには厚すぎる。エアバッグのどこかの部分が車両の内側部分に引き裂かれたり引っかかったりした場合、衝突事故または転覆事故の際、乗員を保護するためにエアバッグを完全に展開することができない。エアバッグは、内側部品、たとえば、エアバッグの展開を妨げるヘッドライナー、ピラー、トリム、および他の上部内側部品と相互に影響し合う恐れがある。しかも、長く大きなガス管なしでは、エアバッグの充填時間には、かなり長い時間がかかる恐れがある。
発明の要約
本発明の目的は、車両側面に設置するためのエアバッグおよび非膨張式カーテンを提供することにある。さらに詳しくは、エアバッグおよび非膨張式カーテンは、車両転覆事故の際、乗員を頭部損傷から保護し、乗員の包み込みを講じることができるように車両のドア内に設置することができる。
好ましい実施形態の目的は、車両製造ライン内でエアバッグの組立設置を容易にすることができることである。例えば、車両へのエアバッグおよびエアバッグモジュールの組立設置は、ドアモジュール内にエアバッグもしくはエアバッグモジュールを設置することで容易にすることができ、その後製造ライン上で車両に搭載されます。エアバッグもしくはエアバッグモジュールをドアモジュールにまず設置して、その後製造ライン内で車両に搭載することで、製造ライン上での車両製造をより効率良く実施でき、かつ車両をより容易に組み立てることができます。
好ましい実施形態の別の目的は、エアバッグ展開の際、エアバッグと車両上部内側部分との間の相互の影響をより少なくすることである。好ましい実施形態の別の目的は、車両の側面からの高速安定展開を提供することである。好ましい実施形態の別の目的は、側面衝突事故および車両転覆事故の際、頭部保護および包み込みのために独立した拘束を提供することである。
好ましい実施形態によれば、エアバッグ装置は、車両室内空間の側面に沿って展開するように構成されたエアバッグと、車両室内空間の側面とエアバッグとの間に展開するように構成された非膨張式カーテンとを含む。エアバッグは、非膨張式カーテンを展開するための機構を含むことができる。
好ましい実施形態において、装置は、エアバッグが上向きに展開し、非膨張式カーテンが車両の屋根から下向きに展開するように配置されている。
1つの好ましい実施形態によれば、装置は、エアバッグが非膨張式カーテンより車両の内側に近く位置付けられるように配置されている。さらなる好ましい実施形態においては、非膨張式カーテンとエアバッグは、重なり合っている。
1つの好ましい実施形態においては、エアバッグ装置は、車両室内空間の側面に沿って展開するように構成されたエアバッグと車両室内空間の側面に沿って展開するように構成された非膨張式カーテンとを含み、装置は、エアバッグが上向きに展開し、非膨張式カーテンが車両屋根から展開するように配置された状態になっている。
1つの好ましい実施形態においては、エアバッグ装置は、車両室内空間の側面に沿って展開するように構成されたエアバッグと車両室内空間の側面に沿って展開するように構成された非膨張式カーテンとを含み、装置は、エアバッグが上向きに展開するように配置された状態になっている。
1つの好ましい実施形態においては、エアバッグ機器は、車両室内空間の側面に沿って展開するように構成されたエアバッグと車両室内空間の側面とエアバッグとの間に展開するように構成された非膨張式カーテンとを含み、カーテンは、展開以前はエアバッグの上方に格納された状態になっている。
エアバッグは、単一のチャンバーを有しまたは複数のチャンバーを有することができる。非膨張式パネルは、エアバッグ内に含むことができる。エアバッグは、エアバッグ当たり1つのインフレータまたは2つ以上のインフレータを有することができる。インフレータは、また、複数のインフレータを膨張させるのに使うことができる。エアバッグは、車両の隣接する2つのピラー、たとえば、フロントピラーとセンターピラー間に適合するように構成することができる。エアバッグは、ドアまたはドア内の開口部を覆い、またはエアバッグがセンターピラーにまたがるように車両のフロントピラーとリヤピラーとの間に適合するように構成することができる。
エアバッグは、車両の側面に格納または設置することができる。たとえば、エアバッグは、車両のサイドドア、トリム、シャーシ、パネル、または他の側面領域に配置することができる。
インフレータは、不燃性ガスまたは可燃性ガスを使うインフレータと、可燃性ガスおよび不燃性ガスの混合物を使うハイブリッド型インフレータとを含む。
前述の一般的な記載および以下の詳細な記載はともに、典型例および説明例にすぎず、特許請求の範囲と同程度に本発明を限定するものではないことは明白である。
発明の詳細な説明
本発明の好ましい実施形態を添付の図を参照しながら下に、説明する。
図3に示されるとおり、本発明の好ましい実施形態によれば、エアバッグ装置10は、エアバッグ24および非膨張式カーテン26を含む。図3は、車両の室内からの装置の側面図を示す。エアバッグ24は、エアバッグ用膨張ガスを供給するように構成されたインフレータ12により展開することができる。非膨張式カーテン26は、機構16により展開することができる。図4は、エアバッグ24がインフレータ12とともに示されている図3のエアバッグ装置の分解組立図を示す。図5は、非膨張式カーテン26が機構16とともに示されている図3のエアバッグ装置の分解組立図を示す。
図6は、エアバッグ装置10が車両の側面内、特にドア内に設置されている本発明の好ましい実施形態を示す。エアバッグ14は、格納状態、すなわち、ひとまとめにされた状態で示されている。インフレータ12は、エアバッグに膨張ガスを供給するために使われている。非膨張式カーテン20は、格納状態、すなわち、ひとまとめにされた状態で示されている。機構16は、非膨張式カーテンの展開に使うことができる。ワイヤ18は、機構16を非膨張式カーテンに連結するために使うことができる。たとえば、ワイヤ18は、非膨張式カーテン20を引き下ろすために機構16によって使うことができる。ワイヤは、綱、細線、ワイヤロープ、ひも、リボン、プレート、シート、または当技術分野で周知の他の連結手段を含む。
エアバッグ装置のさらなる好ましい実施形態においては、機構16は、インフレータ12により作動することができる。たとえば、インフレータにより供給される膨張ガスは、機構16の作動に使うことができる。さらなる例においては、インフレータにより供給される膨張ガスは、エアバッグ24および非膨張式カーテン26の同時展開のために機構16の作動に使うことができる。本発明のさらなる好ましい実施形態においては、非膨張式カーテンおよびエアバッグは、車両の隣接する2つのピラー間に展開するように配置することができる。
図7は、エアバッグ装置10がフロントドア44内に設置され、別のエアバッグ装置11がリヤドア46内に設置されている本発明の好ましい実施形態を示す。図7は、エアバッグと非膨張式カーテンがまさに展開しようとしている半展開状態のエアバッグ装置10およびエアバッグ装置11を示す。格納された、すなわち、ひとつにまとめられたエアバッグ14、34は、実線で描かれている一方、半展開されたエアバッグ24、40は、破線で示されている。インフレータ12、32は、エアバッグ24、40を展開させるために膨張ガスを供給する。たとえば、インフレータは、矢印Aで示される方向にエアバッグと膨張エアを展開するように使うことができる。格納された、すなわち、ひとつにまとめられた非膨張式カーテン20,30は、実線で示されている一方、半展開状態の非膨張式カーテン26、42は、破線で示されている。機構16、36は、非膨張式カーテン26、42を展開させる。たとえば、機構は、矢印Bで示される方向に非膨張式カーテンを展開するように使うことができる。さらなる好ましい実施形態においては、ワイヤ18、38は、機構16、36を非膨張式カーテンに連結することができる。
図8は、完全に展開した状態の図7の好ましい実施形態を示す。図8の矢印Aは、インフレータ12、32からの膨張エアの流れを示す。非膨張式カーテン26,42およびエアバッグ24、40は、車両の側面に沿って完全に展開している。本発明のさらなる好ましい実施形態においては、非膨張式カーテン20、30が展開以前はエアバッグの上方に格納されていた状態に対して、非膨張式カーテン26,42は、エアバッグ24,40と車両室内空間の側面との間で車両の側面に沿って展開することができる。
図9は、図8のエアバッグ装置11を線X〜Xで切った断面図を示す。本発明の好ましい実施形態においては、非膨張式カーテン42は、車両の屋根から車両室内空間の側面に沿って展開するように構成することができる一方、エアバッグ40は、車両室内空間の側面に沿って上向きに展開するように配置されている。さらなる好ましい実施形態においては、非膨張式カーテン42とエアバッグ40は、重なり合っている。たとえば、非膨張式カーテン42とエアバッグ40は、ドアの窓22に沿って展開するように構成することができ、それによって、エアバッグ40は、非膨張式カーテン42より車両の室内に近くなる。
図10は、非膨張式カーテンを展開するための機構に対する本発明のさらなる好ましい実施形態を示す。図10において、機構の準備が整った状態が示されている。この好ましい実施形態においては、膨張ガスは、インフレータ12により矢印Aで示される方向に放出され、(図示されていない)エアバッグを膨張させ、導管50に沿って流れ、ピストン52に接触する。ピストン52は、開口部56を有するプレート54に連結されている。プレート54は、管55内において矢印Hで示される方向に沿って移動するように構成されている。プレート54は、また、開口部60を有するプレート58の上をHの方向に沿って移動するようにも構成されている。ばね64は、管55の底66と、プレート54に連結されているストップ62との間に連結されている。ストップ62は、そして次に(図示されていない)非膨張式カーテンに連結されているワイヤ18にも連結されている。図10に示されている好ましい実施形態においては、ばね64は、引き伸ばされており、プレート54が移動し、ストップ62が解放されたとたん縮む態勢になっている。
図11は、機構が作動した後の図10の好ましい実施形態を示す。導管50に沿って矢印Aの方向に移動している、インフレータ12からの膨張ガスは、ピストン52上に力を作用させている。その力は、そして今度は、プレート54を移動させ、開口部56と60の位置をそろえ、ストップ62を解放させる。いったんストップ62が解放されると、スプリング64は、自由に縮み、ばね自体の自然状態に丸くなり、ワイヤ18によって非膨張式カーテンが引かれることになる。
図12は、非膨張式カーテンを展開するための機構のさらなる好ましい実施形態を示す。この好ましい実施形態においては、軸80に回転運動を与えるために球74が使われている。この回転運動を与えるために、球74は、加速され、それによって、それらの球がそれらの移動経路内にある歯車76に接触し、移動させる。歯車76は、軸80に連結されており、それによって、歯車76の回転運動は、軸80へ伝達される。たとえば、インフレータ70は、矢印Aで示される方向に膨張ガスを供給するように使うことができる。この場合、膨張ガスが接触する最初の球72は、シリンダ内のピストンのように作動し、その他の球74を加速させる。歯車76は、ケーシング78の内部に置かれており、それによって、球74が矢印Dで示される方向に移動するにつれて、球74は、歯車76と接触しつづける。たとえば、球74は、歯車76に反時計方向の回転を与えることができる。
図13は、図12に示された好ましい実施形態の側面図である。軸80は、ワイヤ18に連結されており、ワイヤ18は、そして次に、(図示されていない)非膨張式カーテンに連結されている。歯車76が球74の移動によって回転されると、軸80もまた回転される。この軸80の回転により、ワイヤ18が引っ張られ、非膨張式カーテンが展開される。
図14は、非膨張式カーテンを展開するための機構の別の好ましい実施形態を示す。この好ましい実施形態においては、インフレータ12は、矢印Aで示される方向に流れる膨張ガスを(図示されていない)エアバッグへ供給し、かつ、導管86に沿ってシリンダ81内のピストン80へ供給する。ワイヤ18は、ピストン80に取り付けられ、かつ、(図示されていない)非膨張式カーテンに取り付けられている。ピストン80は、ピストンの周縁に配置されたオーリング82およびピストン80の断面積が縮小された部分の周りに配置された環状球84を含む。環状球84は、それら環状球がピストン80とシリンダ81の側壁との間にくい込むまで断面積の縮小された部分に沿って移動することによりピストン80用ブレーキとして機能する。図14において、実線は、準備が整った状態のピストン80および環状球84の図示に使われている一方、破線は、この機構が作動した後のピストン80および環状球84の図示に使われている。
インフレータ12が作動したとき、膨張ガスは、導管86に沿って方向Aに移動し、ピストン80上に力を作用させる。この作用により、ピストン80は、矢印Eで示される方向にシリンダの中を移動する。ピストン80が方向Eに移動することによって、ピストン80は、ワイヤ18を引っ張り、非膨張式カーテンは、展開される。
図15は、ワイヤ18がエアバッグ24に取り付けられている本発明の好ましい実施形態を示す。図15は、展開した状態のエアバッグ24を示す。
図16は、エアバッグ装置10が車両の側面内に設置されている本発明のさらなる好ましい実施形態を示す。この好ましい実施形態においては、図15に示されているエアバッグは、エアバッグ92として車両の側面内に格納または設置されている。インフレータ90は、膨張ガスをエアバッグ92に供給し、エアバッグが矢印Fで示される方向に展開するように構成されている。エアバッグ92に連結されているワイヤ18は、そして次に非膨張式カーテンに連結されている。矢印Gは、非膨張式カーテン94が展開するように構成されている方向を示している。
図17は、エアバッグ92および非膨張式カーテン94が展開しつつあるときの半展開状態の図16の好ましい実施形態を示す。インフレータ90は、矢印Aで示される方向にエアバッグ92へ膨張ガスを供給し、エアバッグを展開させ膨張させる。エアバッグ94が膨張することにより、ワイヤ18は、Iで示される方向に引っ張られる。この引っ張りにより、その結果として、非膨張式カーテン94は、方向Gに展開する。したがって、エアバッグ94が展開するにつれて、非膨張式カーテン94は、同時に展開する。
開示にあたって、技術分野の当業者には明らかなように、本発明の精神と範囲内で他の好ましい実施形態および変形が可能である。したがって、本発明の精神と範囲内で本開示から技術分野の当業者によって達成可能なすべての変形は、本発明のさらなる好ましい実施形態として含まれるものとする。本発明の範囲は、以下の特許請求の範囲で述べるとおり定義されるものとする。
図1は、当技術分野で現在周知のサイドカーテンエアバッグの側面図である。 図2は、展開された状態の図1のエアバッグの側面図である。 図3は、本発明の好ましい実施形態による車両の室内から見た展開されたエアバッグおよび非膨張式カーテンの側面図である。 図4は、図3に示されたエアバッグの分解組立図である。 図5は、図3に示された非膨張式カーテンの分解組立図である。 図6は、本発明の別の好ましい実施形態によるエアバッグおよび非膨張式カーテンを含むエアバッグ装置の側面図である。 図7は、本発明の別の好ましい実施形態による車両のフロントドア内に搭載されたエアバッグ装置およびリヤドア内に搭載されたエアバッグ装置の側面図である。 図8は、エアバッグおよび非膨張式カーテンが展開している状態の図7に示された好ましい実施形態の側面図である。 図9は、図8の線X〜Xに沿って切った断面図である。 図10は、本発明の別の好ましい実施形態による非膨張式カーテンを展開するための機構の斜視図である。 図11は、作動した状態の図10に示された機構の斜視図である。 図12は、本発明の別の好ましい実施形態による非膨張式カーテンを展開するための機構の斜視図である。 図13は、図12に示された機構の側面図である。 図14は、本発明の別の好ましい実施形態による非膨張式カーテンを展開するための機構の斜視図である。 図15は、本発明の別の好ましい実施形態によるエアバッグにワイヤが取り付けられているエアバッグ装置の斜視図である。 図16は、本発明の別の好ましい実施形態によるエアバッグおよび非膨張式カーテンにワイヤが取り付けられているエアバッグ装置の側面図である。 図17は、半展開状態の図16に示された好ましい実施形態の側面図である。

Claims (24)

  1. 車両室内空間の側面に沿って展開するように構成されたエアバッグと、
    前記車両室内空間の前記側面と、前記エアバッグとの間に展開するように構成された非膨張式カーテンと、
    を含むことを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 前記非膨張式カーテンを展開するための機構をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の前記エアバッグ装置。
  3. 前記機構は、前記エアバッグ用膨張ガスを供給するように構成されたインフレータにより作動されることを特徴とする請求項2に記載の前記エアバッグ装置。
  4. 前記機構は、ワイヤによって前記非膨張式カーテンに連結されていることを特徴とする請求項3に記載の前記エアバッグ装置。
  5. 前記機構は、ピストン−シリンダ作動装置を含むことを特徴とする請求項4に記載の前記エアバッグ装置。
  6. 前記機構は、
    ばねと、
    管内に配置された第1のプレートであって、前記第1のプレートは、開口部を含むことを特徴とする第1のプレートと、
    前記ばねに取り付けられたストップと、
    前記ピストン−シリンダ作動装置に連結された第2のプレートであって、前記第2のプレートは、開口部を有し、かつ、前記第2のプレートは、前記第2のプレートが前記第1のプレートに対して摺動し、それによって、前記第1および第2のプレートの前記開口部の位置がそろい、前記ストップが前記開口部を貫通することができるように配置されていることを特徴とする第2のプレートと、
    を含み、
    前記ピストン−シリンダ作動装置は、前記ピストン−シリンダ作動装置が作動するとき、前記第2のプレートの移動を経て前記ばねを作動させることができるように配置されている
    ことを特徴とする請求項5に記載の前記エアバッグ装置。
  7. 前記インフレータにより供給されるガスにより移動されるように構成され、かつ、前記シリンダ内に配置された複数の球と、
    前記球の移動によって歯車が回転するように前記球の前記移動の経路内に配置されている前記歯車と、
    をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の前記エアバッグ装置。
  8. 前記ワイヤが前記ピストンおよび前記非膨張式カーテンに連結されていることを特徴とする請求項5に記載の前記エアバッグ装置。
  9. 前記機構は、前記エアバッグおよび前記非膨張式カーテンの両方に連結されているワイヤを含むことを特徴とする請求項4に記載の前記エアバッグ装置。
  10. 前記装置は、前記非膨張式カーテンが前記エアバッグの移動に応じて移動するように配置されていることを特徴とする請求項9に記載の前記エアバッグ装置。
  11. 前記ワイヤは、ワンウエイプーリーを通過することを特徴とする請求項9に記載の前記エアバッグ装置。
  12. 前記装置は、前記エアバッグが上向きに展開し、前記非膨張式カーテンが前記エアバッグ上部から下向きに展開するように配置されていることを特徴とする請求項3に記載の前記エアバッグ装置。
  13. 前記装置は、前記エアバッグが前記非膨張式カーテンより前記車両の前記室内に近く位置付けられるように配置されていることを特徴とする請求項3に記載の前記エアバッグ装置。
  14. 前記非膨張式カーテンおよびエアバッグは、重なり合っていることを特徴とする請求項13に記載の前記エアバッグ装置。
  15. 前記エアバッグおよび前記非膨張式カーテンは、展開前および展開後、前記車両の2つのピラー間に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の前記エアバッグ装置。
  16. 前記エアバッグ装置全体が、車両用ドアモジュール内に含まれることを特徴とする請求項2に記載の前記エアバッグ装置。
  17. 車両室内空間の側面に沿って展開するように構成されたエアバッグと、
    前記車両室内空間の前記側面に沿って展開するように構成された非膨張式カーテンと、
    を含み、
    前記装置は、前記エアバッグが上向きに展開し、前記非膨張式カーテンが前記エアバッグ上部から展開するように配置されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  18. 車両室内空間の側面に沿って展開するように構成されたエアバッグと、
    前記車両室内空間の前記側面に沿って展開するように構成された非膨張式カーテンと、
    を含み、
    前記装置は、前記エアバッグが上向きに展開するように配置されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  19. 前記非膨張式カーテンを展開するための機構は、前記エアバッグ用膨張ガスを供給するように構成されたインフレータによって作動されることを特徴とする請求項18に記載の前記エアバッグ装置。
  20. 前記装置は、前記エアバッグが前記非膨張式カーテンより前記車両の前記室内に近く位置付けられるように配置されていることを特徴とする請求項18に記載の前記エアバッグ装置。
  21. 前記エアバッグおよび前記非膨張式カーテンは、展開前および展開後、前記車両の隣接する2つのピラー間に配置されていることを特徴とする請求項18に記載の前記エアバッグ装置。
  22. 前記エアバッグ装置全体が、車両用ドアモジュール内に含まれることを特徴とする請求項18に記載の前記エアバッグ装置。
  23. 車両室内空間の側面に沿って展開するように構成されたエアバッグおよび前記車両室内空間の前記側面と前記エアバッグとの間に展開するように構成された非膨張式カーテンを含むエアバッグ機器であって、展開以前は、前記カーテンが前記エアバッグの上方に格納されていることを特徴とするエアバッグ機器。
  24. 前記非膨張式カーテンを展開するための機構は、前記エアバッグ用膨張ガスを供給するように構成されたエアバッグインフレータによって作動されることを特徴とする請求項23に記載の前記エアバッグ装置。
JP2006022949A 2005-02-04 2006-01-31 非膨張式カーテン付きドア内蔵エアバッグ Withdrawn JP2006213318A (ja)

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