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JP3011476U - 車両用灰皿 - Google Patents

車両用灰皿

Info

Publication number
JP3011476U
JP3011476U JP1994015530U JP1553094U JP3011476U JP 3011476 U JP3011476 U JP 3011476U JP 1994015530 U JP1994015530 U JP 1994015530U JP 1553094 U JP1553094 U JP 1553094U JP 3011476 U JP3011476 U JP 3011476U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cigarette
ashtray
vehicle
insertion hole
cigarette holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994015530U
Other languages
English (en)
Inventor
正義 杉山
Original Assignee
ハマウッド株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ハマウッド株式会社 filed Critical ハマウッド株式会社
Priority to JP1994015530U priority Critical patent/JP3011476U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3011476U publication Critical patent/JP3011476U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Passenger Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】火のついた煙草を安定的に車両用灰皿に保持さ
せることができるとともに、残り火からの煙の発散を止
めることができ、また残り火が自然消火する前に車両用
灰皿から取り出すことにより繰り返し吸煙可能な車両用
灰皿を提供する。 【構成】車両の側壁または計器盤などの所定位置に引き
出し自在に設置される箱型の灰皿本体12と、灰皿本体
12の内側壁面の所定位置に突設された煙草保持部14
とにより構成されており、煙草保持部14に、上方より
差し込んだ煙草が通り抜けずに底部で止まる逆円錐状の
挿入口16を少なくとも1個以上形成し、挿入口16の
底部に、口径が煙草の直径とほぼ同径となる煙草挿入孔
18を形成し、煙草挿入孔18により火のついた煙草の
先端部分が保持されるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両用灰皿に関し、さらに詳しくは、火のついた煙草を車両用灰皿 に垂直に差し込むことにより煙の発散を止め、残り火が自然消火する前に取り出 すことにより繰り返し吸煙可能な車両用灰皿に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常に使用されている一般の灰皿は、形状は種々あっても、例えば、図5に示 すように、灰皿本体の上縁に複数個の凹部が形成されており、この凹部に火のつ いた煙草を載せることができるようになっている。そして、煙草の残り火が灰皿 の上縁に接触すると、急激に熱が灰皿に奪われて残り火が自然に消えるようにな っている。
【0003】 また、電車・バス・自動車などの車両用灰皿においては、乗客用の車両用灰皿 は、図6に示すように、車両の窓側側壁、座席の背凭れ背面、あるいはアームレ ストなどの所定位置に引き出し自在に設置されている場合が一般的であるが、乗 務員用の車両用灰皿は、図7に示すように、計器盤などの所定位置に引き出し自 在に設置されている。そして、これらの車両用灰皿には、灰落とし部が設けられ ており、煙草の灰を車両用灰皿内に落下することができるようになされている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の灰皿にあっては、一般用あるいは車両用を問わ ず、灰皿の凹部や灰落とし部などに火のついた煙草を載せると、残り火から煙が 発散するだけでなく、煙草の水分とともにヤニの臭みも蒸発して周囲に悪臭を発 するなどの問題点があった。
【0005】 また、灰皿の凹部や灰落とし部に火のついた煙草を載せ、残り火が自然消火す る前に取り出して繰り返し吸煙する際には、煙やヤニの臭みなどが煙草の吸い口 部に侵入して風味がなくなり、再度吸煙することができないなどの問題点があっ た。
【0006】 さらに、車両用灰皿においては、車両が振動すると、車両用灰皿の灰落とし部 に載せた火のついた煙草が車両内に落下する恐れがあり、危険であるという問題 点があった。
【0007】 本考案は、従来の技術の有する上記したような種々の問題点に鑑みてなされた ものであり、その目的とするところは、火のついた煙草を安定的に車両用灰皿に 保持させることができるとともに、残り火からの煙の発散を止めることができ、 また残り火が自然消火する前に車両用灰皿から取り出すことにより繰り返し吸煙 可能な車両用灰皿を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案における車両用灰皿は、車両の側壁または 計器盤などの所定位置に引き出し自在に設置される箱型の灰皿本体と、上記灰皿 本体の内側壁面の所定位置に突設された煙草保持部とにより構成されており、上 記灰皿本体と上記煙草保持部とを別体または一体的に成形したものである。
【0009】 また、上記煙草保持部に、上方より差し込んだ煙草が通り抜けずに底部で止ま る逆円錐状の挿入口を少なくとも1個以上形成し、上記挿入口の底部に、口径が 煙草の直径とほぼ同径となる煙草挿入孔を形成し、上記煙草挿入孔により火のつ いた煙草の先端部分が保持されるようになっている。
【0010】 さらに、上記煙草保持部における逆円錐状の挿入口の底部に形成された煙草挿 入孔の深さを、上記煙草保持部の厚さのほぼ10分の1としたものである。
【0011】
【作用】
このような構成に基づいて、本考案による車両用灰皿では、煙草が通り抜けず に途中で止まる逆円錐状の挿入口と、その挿入口の底部口径を煙草の直径とほぼ 同径とする煙草挿入孔とを形成した煙草保持部を、灰皿本体の内側壁部に設置し たものであり、この煙草保持部に少なくとも1個以上形成された煙草挿入孔に、 煙草の火のついた先端部分を軽く差し込むことにより、煙草を手元から離しても 、車両用灰皿に安定的に保持させることができる。
【0012】 煙草挿入孔に火のついた煙草が保持されると、煙草の燃焼が煙草挿入孔の下方 で止まるので煙草からは煙の発散が止まり、時間が経つと煙草の残り火が自然消 火する。
【0013】 このように、煙草挿入孔に差し込まれた火のついた煙草からは煙の発散が止ま るので、吸い殻を放置しておいても煙やヤニなどの悪臭の発散がなく、しかも、 残り火が消火する前に取り出すことにより繰り返し吸煙することが可能であり、 残りの吸い口部に悪臭が侵み込んでいないので風味は変わらない。
【0014】
【実施例】
以下、添付の図面に基づいて、本考案による車両用灰皿の実施例を詳細に説明 するものとする。
【0015】 図1は、本考案による第1の実施例を示す車両用灰皿の斜視図、図2は図1の 一部縦断面図であり、図において、車両用灰皿10は、耐熱性樹脂またはアルミ ダイキャストなどにより一体的に成形されており、車両の側壁または計器盤など の所定位置に引き出し自在に設置される箱型の灰皿本体12と、灰皿本体12の 前壁内側または側壁内側の所定位置にほぼ半円状に突設された煙草保持部14と により構成されている。
【0016】 灰皿本体12の内壁側に突設された煙草保持部14は、所定の厚さを有してお り、この煙草保持部14には、上方より差し込んだ煙草が通り抜けずに底部で止 まる逆円錐状の挿入口16が3個形成され、その挿入口16の各底部には口径が 煙草の直径とほぼ同径となる煙草挿入孔18が形成されている。
【0017】 ここで、煙草保持部14は厚さtを有しており、煙草を上方より差し込む際に 差し込みを容易にした逆円錐状の挿入口16の深さをt1とし、この挿入口16 の各底部に形成された煙草挿入孔18の深さをt2としたとき、煙草挿入孔18 の深さt2は極小であり、例えば、煙草保持部14の厚さtを10mmとしたと き煙草挿入孔18の深さは、約1〜2mmとすることが好ましい。
【0018】 以上のように構成された車両用灰皿10では、煙草保持部14に形成された煙 草挿入孔18に、煙草の火のついた先端部分を軽く差し込むことにより、煙草を 手元から離しても、車両用灰皿10に安定的に保持させることができる。
【0019】 また、煙草挿入孔18に火のついた煙草が保持されると、煙草の燃焼が煙草挿 入孔18の下方で止まるので煙草からは煙の発散が止まり、時間が経つと数分で 煙草の残り火が自然消火する。
【0020】 さらに、煙草挿入孔18に差し込まれた火のついた煙草からの煙の発散が止ま るので、吸い殻を放置しておいても煙やヤニなどの悪臭の発散がせず、残り火が 消火する前に取り出すことにより繰り返し吸煙することができるものであり、繰 り返し吸煙する場合でも残りの吸い口部に悪臭が侵み込んでいないので風味は変 わらない。
【0021】 また、図3には、本考案による第2の実施例を示す車両用灰皿の分解斜視図が 示されており、図3において、車両用灰皿20は、箱型の灰皿本体22に対して 、煙草保持部24が適宜固着されるように構成されている。なお、図1に示す第 1の実施例の構成部分と同一あるいは相当する構成部分には、図1と同一の符号 を付して示すことにより、その詳細な説明は省略する。
【0022】 すなわち、車両用灰皿20の灰皿本体22は、通常の車両に設置されている灰 皿がそのまま使用可能であり、これらの灰皿の前壁内側または側壁内側の所定位 置に、煙草保持部24の側面を連結部材26(例えば、マグネット、両面テープ 、吸着テープ、接着剤など)により固着することにより、車両用灰皿20が形成 されるものである。
【0023】 このようにして得られた車両用灰皿20は、上記した第1の実施例と同様の作 用効果を奏することができる。
【0024】 さらに、図4は、本考案による第3の実施例を示す車両用灰皿の一部縦断面図 であり、第1の実施例を示す図2と対応する図である。なお、図1および図2に 示す第1の実施例の構成部分と同一あるいは相当する構成部分には、図1および 図2と同一の符号を付して示すことにより、その詳細な説明は省略する。
【0025】 この第3の実施例においては、挿入口16および煙草挿入孔18が、垂直方向 に対して多少傾けられて形成されているため、挿入口16および煙草挿入孔18 に煙草を差し込んだ際に、煙草が垂直方向に対して多少傾けられて保持されるこ とになる。このため、挿入口16および煙草挿入孔18に煙草が垂直方向に保持 されることになる第1の実施例および第2の実施例と比較すると、視覚的に穏や かな感じを与えることができる。
【0026】 なお、上記実施例における煙草保持部14、24は、ほぼ半円状に成形されて いるが、これに制限されるものではなく、灰皿本体12、22の形状に合わせて 、円盤状、リング状、矩形状など、適宜に設定することによりデザイン的要素を 加味することが可能である。
【0027】 また、上記実施例においては、挿入口16ならびに煙草挿入孔18が3個形成 された状態を示したが、挿入口16ならびに煙草挿入孔18は3個に限られるも のではなく、1個あるいは2個、または4個以上であってもよいことは勿論であ る。
【0028】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような 効果を奏する。
【0029】 煙草が通り抜けずに途中で止まる逆円錐状の挿入口と、その挿入口の底部口径 を煙草の直径とほぼ同径とする煙草挿入孔とを形成した煙草保持部を、灰皿本体 の内側壁部に設置したことにより車両用灰皿を構成したものであり、この煙草保 持部に少なくとも1個以上形成された煙草挿入孔に、煙草の火のついた先端部分 を軽く差し込むことにより、煙草を手元から離しても、灰皿に安定的に保持させ ることができる。
【0030】 また、煙草挿入孔に火のついた煙草が保持されると、煙草の燃焼が煙草挿入孔 の下方で止まるので煙草からの煙の発散が止まり、時間が経つと煙草の残り火が 自然消火する。
【0031】 更に、灰皿の煙草挿入孔に差し込まれた火のついた煙草からの煙の発散が止ま るので、吸い殻を放置しておいても煙やヤニなどの悪臭の発散がなく、しかも、 残り火が消火する前に取り出すことにより繰り返し吸煙することが可能であり、 残りの吸い口部に悪臭が侵み込んでいないので風味は変わらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による第1の実施例を示す車両用灰皿の
斜視図である。
【図2】図1の一部縦断面図である。
【図3】本考案による第2の実施例を示す車両用灰皿の
分解斜視図である。
【図4】本考案による第3の実施例を示す車両用灰皿の
一部縦断面図である。
【図5】通常使用されている一般の灰皿を示す斜視図で
ある。
【図6】一般に座席の背凭れ背面に設置された車両用灰
皿を示す斜視図である。
【図7】一般に車両の計器盤近傍に設置された車両用灰
皿を示す斜視図である。
【符号の説明】
10、20 車両用灰皿 12、22 灰皿本体 14、24 煙草保持部 16 挿入口 18 煙草挿入孔 26 連結部材

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の側壁または計器盤などの所定位置
    に引き出し自在に設置される箱型の灰皿本体と、 前記灰皿本体の内側壁面の所定位置に突設された煙草保
    持部とを有することを特徴とする車両用灰皿。
  2. 【請求項2】 前記灰皿本体と前記煙草保持部とを一体
    成形した請求項1記載の車両用灰皿。
  3. 【請求項3】 前記灰皿本体と前記煙草保持部とを別体
    に形成し、前記灰皿本体と前記煙草保持部とを連結部材
    を介して一体化した請求項1記載の車両用灰皿。
  4. 【請求項4】 前記煙草保持部に、上方より差し込んだ
    煙草が通り抜けずに底部で止まる逆円錐状の挿入口を少
    なくとも1個以上形成し、 前記挿入口の底部に、口径が煙草の直径とほぼ同径とな
    る煙草挿入孔を形成し、 前記煙草挿入孔により火のついた煙草の先端部分が保持
    されるようにした請求項1、2または3のいずれか1項
    に記載の車両用灰皿。
  5. 【請求項5】 前記煙草保持部における逆円錐状の前記
    挿入口の前記底部に形成された前記煙草挿入孔の深さ
    を、前記煙草保持部の厚さのほぼ10分の1とした請求
    項1、2、3または4のいずれか1項に記載の車両用灰
    皿。
JP1994015530U 1994-11-22 1994-11-22 車両用灰皿 Expired - Lifetime JP3011476U (ja)

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