JP3000932B2 - 通信ネットワークの迂回ルート管理方法と装置 - Google Patents
通信ネットワークの迂回ルート管理方法と装置Info
- Publication number
- JP3000932B2 JP3000932B2 JP8163102A JP16310296A JP3000932B2 JP 3000932 B2 JP3000932 B2 JP 3000932B2 JP 8163102 A JP8163102 A JP 8163102A JP 16310296 A JP16310296 A JP 16310296A JP 3000932 B2 JP3000932 B2 JP 3000932B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- node
- route
- network
- communication
- routing table
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
- Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信ネットワークの
迂回ルート管理方法とその装置に関し、特にバックアッ
プ回線のメディアとトポロジーを一括して管理する通信
ネットワークの迂回ルート管理方法と装置に関する。
迂回ルート管理方法とその装置に関し、特にバックアッ
プ回線のメディアとトポロジーを一括して管理する通信
ネットワークの迂回ルート管理方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の通信ネットワークの迂回
ルート管理方法は、ルート情報を各ノードが入手し、ノ
ード毎にルーティングテーブルを変更することで、同一
メディア内での迂回ルートを確保していた。従来の迂回
ルート管理方式の一例が特開平2ー13154号公報に
記載されている。この公報に記載された迂回ルート選択
処理方式は、ネットワークの障害情報を網管理センタに
通知し、それを基に各ノードにルート情報を提供するシ
ステムである。
ルート管理方法は、ルート情報を各ノードが入手し、ノ
ード毎にルーティングテーブルを変更することで、同一
メディア内での迂回ルートを確保していた。従来の迂回
ルート管理方式の一例が特開平2ー13154号公報に
記載されている。この公報に記載された迂回ルート選択
処理方式は、ネットワークの障害情報を網管理センタに
通知し、それを基に各ノードにルート情報を提供するシ
ステムである。
【0003】障害情報を網管理センタに通知するルート
は既存のネットワークを用いており、また、迂回ルート
も既存のネットワークを用いている。
は既存のネットワークを用いており、また、迂回ルート
も既存のネットワークを用いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の通信ネ
ットワークの迂回ルート管理方式は、通信に支障が発生
したノードがバックアップ回線を選択する際に、バック
アップ回線のメディア、および、宛先は既存のネットワ
ーク内に限られていた。したがって、バックアップ回線
の選択が既存のネットワークに限られてしまい、別のメ
ディアを用いたネットワークトポロジーを追加すること
ができなという欠点があった。
ットワークの迂回ルート管理方式は、通信に支障が発生
したノードがバックアップ回線を選択する際に、バック
アップ回線のメディア、および、宛先は既存のネットワ
ーク内に限られていた。したがって、バックアップ回線
の選択が既存のネットワークに限られてしまい、別のメ
ディアを用いたネットワークトポロジーを追加すること
ができなという欠点があった。
【0005】また、網管理センタのルートリストテーブ
ルは、予め用意されたテーブルであり、バックアップル
ートの追加を運用中に行うことが困難であるので、バッ
クアップ回線の追加に対して、ルーティングテーブルを
ダイナミックに拡大することが困難であるという欠点が
あった。
ルは、予め用意されたテーブルであり、バックアップル
ートの追加を運用中に行うことが困難であるので、バッ
クアップ回線の追加に対して、ルーティングテーブルを
ダイナミックに拡大することが困難であるという欠点が
あった。
【0006】本発明の目的は、バックアップ回線の割り
当てを既存のネットワーク内に限定されないように総合
的に管理できる通信ネットワークの迂回ルート管理方法
と装置の提供であります。
当てを既存のネットワーク内に限定されないように総合
的に管理できる通信ネットワークの迂回ルート管理方法
と装置の提供であります。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の通信ネットワー
クの迂回ルート管理方法は、バックアップ回線を有する
通信ネットワークの迂回ルート管理方法において 、各
ノードからの回線障害による切替え先ルートの指定要求
に対して、切替え可能なルートと、当該指定ルートから
経由すべきノードの接続番号との指示を全ネットワーク
の網管理を行う統括センタが総合的に統括して指示する
ことを特徴とする。
クの迂回ルート管理方法は、バックアップ回線を有する
通信ネットワークの迂回ルート管理方法において 、各
ノードからの回線障害による切替え先ルートの指定要求
に対して、切替え可能なルートと、当該指定ルートから
経由すべきノードの接続番号との指示を全ネットワーク
の網管理を行う統括センタが総合的に統括して指示する
ことを特徴とする。
【0008】また、前記切替え先ルートの指定が通信種
別、料金、を含む所定の条件の考慮によって選択するこ
とを含み、前記切替え先ルートの指定に基づき、ノード
側が接続操作を実行するも接続が不能な場合、他のメデ
ィアの指定を要求し、前記統括センタが該要求に対応し
て他の接続可能なルートと、経由ノードの接続番号とを
再度指定すること、および、前記ノード別切替え先ルー
トの指定が前記統括センタに格納されているノード別に
編集されたルーティングテーブルに基づいて行われ、か
つ、ルート切替えが実行されると、当該ノード別ルーテ
ィングテーブルの変更が前記統括センタにより総合的に
処理され、変更結果が関連するノードに通知され、通知
されたノードは保有する自ノードのルーティングテーブ
ルを、受信した通知により更新すること、さらには、回
線障害の復旧通知により統合センタが前記ルーティング
テーブルを復旧更新し、更新結果を関連するノードに通
知し、該通知を受信したノードが自ノードのルーティン
グテーブルを受信結果に基づいて更新することも本発明
の通信ネットワークの迂回ルート管理方法に含まれる。
別、料金、を含む所定の条件の考慮によって選択するこ
とを含み、前記切替え先ルートの指定に基づき、ノード
側が接続操作を実行するも接続が不能な場合、他のメデ
ィアの指定を要求し、前記統括センタが該要求に対応し
て他の接続可能なルートと、経由ノードの接続番号とを
再度指定すること、および、前記ノード別切替え先ルー
トの指定が前記統括センタに格納されているノード別に
編集されたルーティングテーブルに基づいて行われ、か
つ、ルート切替えが実行されると、当該ノード別ルーテ
ィングテーブルの変更が前記統括センタにより総合的に
処理され、変更結果が関連するノードに通知され、通知
されたノードは保有する自ノードのルーティングテーブ
ルを、受信した通知により更新すること、さらには、回
線障害の復旧通知により統合センタが前記ルーティング
テーブルを復旧更新し、更新結果を関連するノードに通
知し、該通知を受信したノードが自ノードのルーティン
グテーブルを受信結果に基づいて更新することも本発明
の通信ネットワークの迂回ルート管理方法に含まれる。
【0009】本発明の各ノード毎にバックアップ回線を
有する通信ネットワークの迂回ルート管理装置は、各ノ
ードからの回線障害による切替え先ルートの指定要求に
対して、切替え可能なルートと、当該指定ルートから経
由すべきノードの接続番号との指示を統括センタが総合
的に統括して指示する手段を有する。
有する通信ネットワークの迂回ルート管理装置は、各ノ
ードからの回線障害による切替え先ルートの指定要求に
対して、切替え可能なルートと、当該指定ルートから経
由すべきノードの接続番号との指示を統括センタが総合
的に統括して指示する手段を有する。
【0010】また、前記切替え先ルートの指定を通信種
別、料金、を含む所定の条件の考慮によって選択する手
段を有すること、前記切替え先ルートの指定に基づき、
ノード側が接続操作を実施するも接続が不能な場合、他
のメディアの指定を要求する手段と、前記統括センタが
該要求に対応して他の接続可能なルートと、経由ノード
の接続番号とを再度指定する手段を有すること、また、
統括センタは、ノードに対する切替え先ルートの指定を
前記統括センタに格納されているノード別に編集された
ルーティングテーブルに基づいて行う手段と、ノードが
指定したルート切替えに成功した場合、当該ノードのル
ーティングテーブルの該当内容を変更更新する手段と、
変更結果を関連するノードに通知する手段とを有し、各
ノードは前記変更通知を受信すると、保有する自ノード
のルーティングテーブルを受信内容により更新する手段
を有すること、および、統括センタは、任意のノードか
らの回線障害の復旧通知により前記ルーティングテーブ
ルを復旧更新する手段を有することも本発明の通信ネッ
トワークの迂回ルート管理装置に含まれる。
別、料金、を含む所定の条件の考慮によって選択する手
段を有すること、前記切替え先ルートの指定に基づき、
ノード側が接続操作を実施するも接続が不能な場合、他
のメディアの指定を要求する手段と、前記統括センタが
該要求に対応して他の接続可能なルートと、経由ノード
の接続番号とを再度指定する手段を有すること、また、
統括センタは、ノードに対する切替え先ルートの指定を
前記統括センタに格納されているノード別に編集された
ルーティングテーブルに基づいて行う手段と、ノードが
指定したルート切替えに成功した場合、当該ノードのル
ーティングテーブルの該当内容を変更更新する手段と、
変更結果を関連するノードに通知する手段とを有し、各
ノードは前記変更通知を受信すると、保有する自ノード
のルーティングテーブルを受信内容により更新する手段
を有すること、および、統括センタは、任意のノードか
らの回線障害の復旧通知により前記ルーティングテーブ
ルを復旧更新する手段を有することも本発明の通信ネッ
トワークの迂回ルート管理装置に含まれる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の通信ネットワークの迂回
ルート管理方法が摘要されたネットワークの主要部の説
明図である。
て説明する。図1は、本発明の通信ネットワークの迂回
ルート管理方法が摘要されたネットワークの主要部の説
明図である。
【0012】網11は、専用線により構成された特定の
ネットワークであり、ノード01、および、ノード02
は特定ネットワークを構成しているノードの一つであ
る。網11、網12は、回線20のバックアップネット
ワークとして予め割り当てられている網である。網15
は、各ノードとルートを統括的に管理するサーバ06と
が任意に通信するために接続されるネットワークであ
る。メディア22、メディア21、メディア23は各網
の種類を表している。サーバ06は、ネットワーク内の
ネットワークトポロジーや回線容量等の情報を持ち、各
ノードのルーティングテーブルを管理しているルート管
理サーバである。
ネットワークであり、ノード01、および、ノード02
は特定ネットワークを構成しているノードの一つであ
る。網11、網12は、回線20のバックアップネット
ワークとして予め割り当てられている網である。網15
は、各ノードとルートを統括的に管理するサーバ06と
が任意に通信するために接続されるネットワークであ
る。メディア22、メディア21、メディア23は各網
の種類を表している。サーバ06は、ネットワーク内の
ネットワークトポロジーや回線容量等の情報を持ち、各
ノードのルーティングテーブルを管理しているルート管
理サーバである。
【0013】本発明の通信ネットワークの迂回ルート管
理方法について図2、および、図3に示すフローチャー
トを参照して説明する。いま、ノード01が図1に示す
回線20の回線障害を検出すると(ステップ61)、網
10との通信ができなくなり、ノード01はメディア2
3を通じ網15を介してサーバ06に、回線20が障害
中であることと、使用可能なバックアップ回線のメディ
アを通知し(ステップ62)、最適なルートを問い合わ
す(ステップ63)。サーバ06は、この問い合わせを
受信し(ステップ81)ノード01の使用可能なメディ
アからネットワークトポロジーや、料金や、通信種別等
通信条件を考慮してバックアップ回線に適したメディア
21と経由接続宛先ノード02の接続番号を選択し、そ
れをノード01に通知する(ステップ82)。この場合
迂回ルートが割り当てられていることが前提である。迂
回ルートがない場合はそれを新たに設定するまで、ある
一定の時間おきに迂回候補があるかどうかのチェックを
行う(ステップ66)。
理方法について図2、および、図3に示すフローチャー
トを参照して説明する。いま、ノード01が図1に示す
回線20の回線障害を検出すると(ステップ61)、網
10との通信ができなくなり、ノード01はメディア2
3を通じ網15を介してサーバ06に、回線20が障害
中であることと、使用可能なバックアップ回線のメディ
アを通知し(ステップ62)、最適なルートを問い合わ
す(ステップ63)。サーバ06は、この問い合わせを
受信し(ステップ81)ノード01の使用可能なメディ
アからネットワークトポロジーや、料金や、通信種別等
通信条件を考慮してバックアップ回線に適したメディア
21と経由接続宛先ノード02の接続番号を選択し、そ
れをノード01に通知する(ステップ82)。この場合
迂回ルートが割り当てられていることが前提である。迂
回ルートがない場合はそれを新たに設定するまで、ある
一定の時間おきに迂回候補があるかどうかのチェックを
行う(ステップ66)。
【0014】ノード01では、ステップ82の情報に従
い、網11への接続を試みる(ステップ64)。選択さ
れたメディア21を介してのバックアップルートの確保
が完了したとき、ノード01はサーバ06にそれを通知
する(ステップ65)。サーバ06は、その通知を受け
て、網11内の必要なノードのルーティングテーブルを
変更更新し、関連する各ノードに、それを通知する(ス
テップ84)。この変更更新通知を受信したノードは
(ステップ71)、自己のルーティングテーブルを更新
する(ステップ72)。次に、サーバ06は、網15を
用いてノード01と通信を行い、バックアップ回線が確
保されたことを確認する。
い、網11への接続を試みる(ステップ64)。選択さ
れたメディア21を介してのバックアップルートの確保
が完了したとき、ノード01はサーバ06にそれを通知
する(ステップ65)。サーバ06は、その通知を受け
て、網11内の必要なノードのルーティングテーブルを
変更更新し、関連する各ノードに、それを通知する(ス
テップ84)。この変更更新通知を受信したノードは
(ステップ71)、自己のルーティングテーブルを更新
する(ステップ72)。次に、サーバ06は、網15を
用いてノード01と通信を行い、バックアップ回線が確
保されたことを確認する。
【0015】サーバ06から指定されたバックアップ回
線の接続に失敗した場合ステップ(64)、ノード01
は、可能な限り他のバックアップ回線のメディアと、宛
先ノード接続番号をサーバ06に問い合わせ、順次接続
を試みる(ステップ62〜64、82、83)。
線の接続に失敗した場合ステップ(64)、ノード01
は、可能な限り他のバックアップ回線のメディアと、宛
先ノード接続番号をサーバ06に問い合わせ、順次接続
を試みる(ステップ62〜64、82、83)。
【0016】上記の方法の実行のために、各ノードは、
図5に示す構成を有し、障害を検出するとサーバ06を
呼び出して障害と、割り当てられているバックアップル
ートを通知する障害検出通知部1と、自己のルーティン
グテーブル2と、サーバ06の指示によりルーティング
テーブルを更新するルーティングテーブル更新部3と、
サーバ06から指示されたバックアップルートの接続操
作を実行し成功すると成功を、失敗すると不成功をサー
バに通知するルート切替え操作部4を有する。
図5に示す構成を有し、障害を検出するとサーバ06を
呼び出して障害と、割り当てられているバックアップル
ートを通知する障害検出通知部1と、自己のルーティン
グテーブル2と、サーバ06の指示によりルーティング
テーブルを更新するルーティングテーブル更新部3と、
サーバ06から指示されたバックアップルートの接続操
作を実行し成功すると成功を、失敗すると不成功をサー
バに通知するルート切替え操作部4を有する。
【0017】また、サーバ06は、図6に示す全ノード
からの障害通知を受信する障害通知受信部24と、全ノ
ードのルーティングテーブルが格納されているルーティ
ングテーブル格納部25と、ルーティングテーブルを変
更するルーティングテーブル更新部26と、ノードが通
知してきたバックアップルートの中から、適切なルート
を選択するルート選択部27と、ノードに対して選択し
たバックアップルートを指示するルート指示部28と、
更新されたルーティングテーブルを関連するノードに通
知するルーティングテーブル更新指示部29を有する。
からの障害通知を受信する障害通知受信部24と、全ノ
ードのルーティングテーブルが格納されているルーティ
ングテーブル格納部25と、ルーティングテーブルを変
更するルーティングテーブル更新部26と、ノードが通
知してきたバックアップルートの中から、適切なルート
を選択するルート選択部27と、ノードに対して選択し
たバックアップルートを指示するルート指示部28と、
更新されたルーティングテーブルを関連するノードに通
知するルーティングテーブル更新指示部29を有する。
【0018】
【実施例】本発明の詳細について、第2の実施例を挙げ
て説明する。図4は、5つのノードが専用線により接続
されている特定ネットワークに、ノード31とノード3
2との間のバックアップのため、ISDN網52と、フ
レームリレー網(以下FR網と略称する)51とが用意
されている例である。各ノードとサーバ36との通信に
は電話網53が使用される。
て説明する。図4は、5つのノードが専用線により接続
されている特定ネットワークに、ノード31とノード3
2との間のバックアップのため、ISDN網52と、フ
レームリレー網(以下FR網と略称する)51とが用意
されている例である。各ノードとサーバ36との通信に
は電話網53が使用される。
【0019】回線42に障害が発生すると、ノード31
は電話網53を通じて、サーバ36と接続し、リンク4
2が障害中であることと、ISDN網とFR網がバック
アップ回線としての使用が割り当てられていることを通
知する。サーバ36はネットワークトポロジー情報と予
め設定してあるリンク42の情報から、バックアップ回
線にはISDN網52によりノード32へ接続すること
を選択し、ノード32に対応する宛先接続番号をノード
31に通知する。この情報に基づき、ノード31ではI
SDN網52を用い、ノード32に接続信号を発信して
ノード32への接続を試みる。ノード31はノード32
への接続が成功したならば、この成功をサーバ36に通
知する。サーバ36は、管理しているノード31に関す
るルーティングテーブルを表1のように、ノード32に
関するルーティングテーブルを表2のように更新し、そ
れぞれ、ノード31と32へ通知する。ノード31とノ
ード32では、この通知により自己のルーティングテー
ブルを更新する。
は電話網53を通じて、サーバ36と接続し、リンク4
2が障害中であることと、ISDN網とFR網がバック
アップ回線としての使用が割り当てられていることを通
知する。サーバ36はネットワークトポロジー情報と予
め設定してあるリンク42の情報から、バックアップ回
線にはISDN網52によりノード32へ接続すること
を選択し、ノード32に対応する宛先接続番号をノード
31に通知する。この情報に基づき、ノード31ではI
SDN網52を用い、ノード32に接続信号を発信して
ノード32への接続を試みる。ノード31はノード32
への接続が成功したならば、この成功をサーバ36に通
知する。サーバ36は、管理しているノード31に関す
るルーティングテーブルを表1のように、ノード32に
関するルーティングテーブルを表2のように更新し、そ
れぞれ、ノード31と32へ通知する。ノード31とノ
ード32では、この通知により自己のルーティングテー
ブルを更新する。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】 ノード31がISDN網へのバックアップ回線の接続に
失敗すると、そのことを電話網53を介してサーバ36
に通知する。サーバ36は第2のバックアップ回線候補
としてFR網51による接続が可能かどうかを判定し、
それをノード31に通知する。FR網51による接続が
可能であれば、ノード31に通知する。FR網による接
続が可能であれば、ノード31はFR網51を用いてバ
ックアップ回線の確保を試みる。
失敗すると、そのことを電話網53を介してサーバ36
に通知する。サーバ36は第2のバックアップ回線候補
としてFR網51による接続が可能かどうかを判定し、
それをノード31に通知する。FR網51による接続が
可能であれば、ノード31に通知する。FR網による接
続が可能であれば、ノード31はFR網51を用いてバ
ックアップ回線の確保を試みる。
【0022】バックアップ回線に切替え後、リンク42
が復旧すると、ノード31は該復旧サーバ36に報告す
る。サーバ36は、サーバ36内のノード31と32の
ルーティングテーブルを更新し、それぞれのノードに通
知し、ノード31と32はこの通知によりそれぞれのル
ーティングテーブルを復旧更新し、切り換えたISDN
網52あるいは、フレームリレー網51の回線を使用中
の呼の終了を待って切断する。
が復旧すると、ノード31は該復旧サーバ36に報告す
る。サーバ36は、サーバ36内のノード31と32の
ルーティングテーブルを更新し、それぞれのノードに通
知し、ノード31と32はこの通知によりそれぞれのル
ーティングテーブルを復旧更新し、切り換えたISDN
網52あるいは、フレームリレー網51の回線を使用中
の呼の終了を待って切断する。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、各種メデ
ィアおよび網を総括して管理するサーバが総合してルー
トの現状を把握し、ノード毎のルーティングテーブルを
更新して保持し、各ノードに対してその情報を通知する
ので、各ノードにおいて複数の接続可能メディアがある
場合、全ての接続可能メディアを利用して迂回ルートが
バックアップルートとして利用できる効果があり、ま
た、各ノードにおけるルーティングテーブルの更新およ
び復旧更新にかかる負荷の軽減が行われる効果がある。
ィアおよび網を総括して管理するサーバが総合してルー
トの現状を把握し、ノード毎のルーティングテーブルを
更新して保持し、各ノードに対してその情報を通知する
ので、各ノードにおいて複数の接続可能メディアがある
場合、全ての接続可能メディアを利用して迂回ルートが
バックアップルートとして利用できる効果があり、ま
た、各ノードにおけるルーティングテーブルの更新およ
び復旧更新にかかる負荷の軽減が行われる効果がある。
【図1】本発明の通信ネットワークの迂回ルート管理方
法が適用されたネットワークの主要部の説明図である。
法が適用されたネットワークの主要部の説明図である。
【図2】図1に示す第1の実施例のノード01の回線障
害時の迂回ルート照会動作のフローチャートである。
害時の迂回ルート照会動作のフローチャートである。
【図3】図1に示す第1の実施例のサーバ06の、ノー
ド01における回線障害時の迂回ルート照会に対する動
作のフローチャートである。
ド01における回線障害時の迂回ルート照会に対する動
作のフローチャートである。
【図4】本発明の通信ネットワークの迂回ルート管理方
法が適用された実施例の主要部の説明図である。
法が適用された実施例の主要部の説明図である。
【図5】本発明の通信ネットワークの迂回ルート管理装
置のノード側装置の一実施例のブロック図である。
置のノード側装置の一実施例のブロック図である。
【図6】図4に示すノード側装置に対応するサーバ側装
置の一実施例のブロック図である。
置の一実施例のブロック図である。
1 障害検出通知部 2 ルーティングテーブル 3 ルーティングテーブル更新部 4 ルート切替え操作部 01 ノード 02 ノード 06 サーバ 10 網 11 網 12 網 15 網 20 回線 21 メディア 22 メディア 23 メディア 24 障害通知受信部 25 ルーティングテーブル格納部 26 ルーティングテーブル更新部 27 ルート選択部 28 ルート指示部 29 ルーティングテーブル更新指示部 31 ノード 32 ノード 33 ノード 34 ノード 35 ノード 36 サーバ 42 リンク 43 リンク 44 リンク 45 リンク 46 リンク 47 リンク 51 フレームリレー網 52 ISDN網 53 電話網
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/00 H04M 3/08 - 3/40 H04M 7/00 - 7/16 H04Q 1/20 - 1/26 H04L 12/00 - 12/66
Claims (8)
- 【請求項1】 各ノードがバックアップ回線を他メディ
アの網に有する通信ネットワークの迂回ルート管理方法
において 、 ノード毎のバックアップ回線を復数の網を統括する統括
センタに登録する手順と、 前記統括センタが、ノードからの回線障害による切替先
ルートの指定要求に対し、ネットワークトポロジー、通
信種別、料金、を含む通信条件を考慮して登録されてあ
るバックアップ回線から回線障害になったルートの通信
条件に適合した切替え可能な網のルートを選択し、当該
指定ルートによる経由ノードの接続番号を指示する手順
と、 関連するノードに当該ルート変更情報を通知する手順と
を有することを特徴とする通信ネットワークの迂回ルー
ト管理方法。 - 【請求項2】 前記切替え先ルートの指定に基づき、ノ
ード側が接続操作を実行するも接続が不能な場合、統括
センタに対して、他のメディアの指定を要求し、前記統
括センタが該要求に対応して、当初選定した回線と同等
の通信条件をに適合する他の接続可能なバックアップル
ートと、その経由ノードをアクセスする接続番号とを再
度指定する請求項1記載の通信ネットワークの迂回ルー
ト管理方法。 - 【請求項3】 前記ノード別切替え先ルートの指定が前
記統括センタに格納されているノード別に編集されてい
るルーティングテーブルに基づいて行われ、かつ、ルー
ト切替えが実行されると、当該ノード別ルーティングテ
ーブルの変更が前記統括センタにより総合的に処理さ
れ、変更結果が関連するノードに通知され、通知された
ノードは保有する自ノードのルーティングテーブルを、
受信した通知により更新する請求項1記載の通信ネット
ワークの迂回ルート管理方法。 - 【請求項4】 回線障害の復旧通知により統括センタが
前記ルーティングテーブルを復旧更新し、更新結果を関
連するノードに通知し、該通知を受信したノードが自ノ
ードのルーティングテーブルを受信結果に基づいて更新
する請求項3記載の通信ネットワークの迂回ルート管理
方法。 - 【請求項5】 各ノードがバックアップ回線を他メディ
アの網に有し、複数の網を統括する統括センタによりル
ーティングが管理される通信ネットワークの迂回ルート
管理装置において 、 ノード毎のバックアップ回線を前記統括センタに登録す
る手段と、 前記統括センタが、ノードからの回線障害による切替先
ルートの指定要求に対し、ネットワークトポロジー、通
信種別、料金、を含む通信条件を考慮して登録されてあ
るバックアップ回線から回線障害になったルートの通信
条件に適応した切替え可能な網のルートを選択し、当該
指定ルートによる経由ノードの接続番号を指示する手段
と、 関連するノードに当該ルート変更情報を通知する手段と
を有することを特徴とする通信ネットワークの迂回ルー
ト管理装置。 - 【請求項6】 前記統括センタからの切替え先ルートの
指定に基づき、ノード側が接続操作を実施するも接続が
不能な場合、ノード側が他のルートの指定を要求する手
段を有し、前記統括センタが該要求に対応して、当初選
定した回線と同等の通信条件をに適合する他の接続可能
なルートと、経由ノードの接続番号とを再度指定する手
段を有する請求項5記載の通信ネットワークの迂回ルー
ト管理装置。 - 【請求項7】 統括センタは、ノードに対する切替え先
ルートの指定を前記統括センタに格納されているノード
別に編集されたルーティングテーブルに基づいて行う手
段と、 ノードが指定したルート切替えに成功した場合、当該ノ
ードのルーティングテーブルの該当内容を変更更新する
手段と、 変更結果を関連するノードに通知する手段とを有し、 各ノードは前記変更通知を受信すると、保有する自ノー
ドのルーティングテーブルを受信内容により更新する手
段を有する請求項5記載の通信ネットワークの迂回ルー
ト管理装置。 - 【請求項8】 統括センタは、任意のノードからの回線
障害の復旧通知により前記ルーティングテーブルを復旧
更新する手段を有する請求項9記載の通信ネットワーク
の迂回ルート管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8163102A JP3000932B2 (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 通信ネットワークの迂回ルート管理方法と装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8163102A JP3000932B2 (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 通信ネットワークの迂回ルート管理方法と装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1013533A JPH1013533A (ja) | 1998-01-16 |
JP3000932B2 true JP3000932B2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=15767217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8163102A Expired - Lifetime JP3000932B2 (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 通信ネットワークの迂回ルート管理方法と装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3000932B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6253230B1 (en) | 1998-09-22 | 2001-06-26 | International Business Machines Corporation | Distributed scalable device for selecting a server from a server cluster and a switched path to the selected server |
US9538430B2 (en) | 2014-05-30 | 2017-01-03 | Apple Inc. | System and method for network selection to transfer call session |
-
1996
- 1996-06-24 JP JP8163102A patent/JP3000932B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1013533A (ja) | 1998-01-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3974652B2 (ja) | 通信システムにおけるノードのためのハードウェアおよびデータ冗長アーキテクチャ | |
JP2950369B2 (ja) | Atm網における現用予備経路設定方式 | |
EP0221360B1 (en) | Digital data message transmission networks and the establishing of communication paths therein | |
US6061735A (en) | Network restoration plan regeneration responsive to network topology changes | |
CN102771092B (zh) | 通信装置以及地址学习方法 | |
JPH11508421A (ja) | 情報に基づくパスの設定とネットワークの分散回復用のスペア容量の割当て | |
US7013139B1 (en) | HLR data migration | |
JP2000083065A (ja) | 音声ゲートウェイ方路選択方法、音声ゲートウェイ装置及び音声ゲートウェイ制御プログラムを記録した記録媒体 | |
JP3000932B2 (ja) | 通信ネットワークの迂回ルート管理方法と装置 | |
CN113824595B (zh) | 链路切换控制方法、装置和网关设备 | |
US6498779B1 (en) | Multiple endpoint paths | |
JP3754308B2 (ja) | 通信サービス提供システムのサービス契約者データ移行方式 | |
JPH1141282A (ja) | 二重化中継装置 | |
JP3246409B2 (ja) | 障害監視方式 | |
JP3398682B2 (ja) | 通信系における冗長構成管理方法ならびにシステム | |
JPH06132959A (ja) | ルーティング管理システム | |
JPH06334754A (ja) | 代表番号サービス方式 | |
JP3102353B2 (ja) | 通信ルート切り戻し制御方式 | |
KR100600953B1 (ko) | 비동기식 전송모드망에서의 장애복구 장치 및 방법 | |
JP3541337B2 (ja) | ネットワーク管理システム及びネットワーク構成情報管理方法 | |
JP3484351B2 (ja) | ルーチングテーブル変更方法および装置 | |
JP3497757B2 (ja) | 遠隔集線装置帰属交換機の帰属制御方法及びその装置 | |
JPH04328941A (ja) | リルート制御方式 | |
JPH10107797A (ja) | Atmネットワーク | |
JP2001024636A (ja) | 広域ネットワーク装置 |