JP3541337B2 - ネットワーク管理システム及びネットワーク構成情報管理方法 - Google Patents
ネットワーク管理システム及びネットワーク構成情報管理方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3541337B2 JP3541337B2 JP9756897A JP9756897A JP3541337B2 JP 3541337 B2 JP3541337 B2 JP 3541337B2 JP 9756897 A JP9756897 A JP 9756897A JP 9756897 A JP9756897 A JP 9756897A JP 3541337 B2 JP3541337 B2 JP 3541337B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- configuration information
- network configuration
- transmission line
- transmission device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Multi Processors (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の伝送装置を伝送路を介して接続したネットワークに於けるネットワーク管理システム及びネットワーク構成情報管理方法に関する。
交換機能や多重化機能等を有する伝送装置を伝送路を介して接続したネットワークに於いては、伝送路及び伝送装置の状態情報や接続構成情報等のネットワーク構成情報を管理して、情報伝送時のルート設定等を行うことができる。その場合に、ネットワークが複雑化するに従って、ネットワーク構成情報の情報量が非常に多くなる。従って、その更新制御等が容易でなくなり、その改善が要望されている。
【0002】
【従来の技術】
パケット形式やフレーム形式等により情報を交換処理或いは多重化処理等によって伝送する伝送装置を、伝送路を介して接続したネットワークに於いては、情報伝送を行う為のルートが正常であるか否かを把握しておく必要があり、その為に、ネットワークを構成する伝送路及び伝送装置の接続構成及び正常か異常かを示す情報のネットワーク構成情報を保持している。伝送装置は、このネットワーク構成情報を参照して、送信先の伝送装置が正常か否かを判定し、正常の場合に情報の送信処理を行うことになる。
【0003】
このネットワーク構成情報を集中管理的に作成,更新して、ネットワーク内の全伝送装置に通知する方式が考えられるが、ネットワーク規模が大きくなると、伝送装置の増設,削除や伝送路の障害発生等に伴うネットワーク構成情報の更新作業が困難となる。
【0004】
そこで、自伝送装置で管理しているネットワーク構成情報を、隣接伝送装置との間の伝送路の障害発生等に伴って更新し、この更新したネットワーク構成情報を総ての隣接伝送装置に伝送し、受信した伝送装置は、ネットワーク構成情報を更新して、隣接伝送装置に伝送することを繰り返して、ネットワーク内の全伝送装置に更新されたネットワーク構成情報を伝送する方式が適用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
伝送装置の増設,削除,障害発生,復旧又は伝送路の障害発生,復旧等に伴ってネットワーク構成情報を更新する必要が生じることになり、その都度、ネットワーク内の全伝送装置は、更新したネットワーク構成情報を順次隣接伝送装置へ伝送することになり、ネットワーク内を流れる情報量が非常に多くなる。特に、ネットワークの規模が大きくなるに従って、ネットワーク構成情報の情報量が多くなり、伝送装置の処理負担が大きくなると共に、輻輳発生の要因となって、重要な情報の伝送に支障を来す問題があった。
本発明は、伝送装置の処理負担を軽減し、且つ輻輳が発生しないようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のネットワーク管理システムは、(1)複数の伝送装置をそれぞれ伝送路により接続し、各伝送装置に於いて前記伝送路及び各伝送装置の状態を示すネットワーク構成情報を保持し、このネットワーク構成情報を参照して伝送制御を行うネットワーク管理システムに於いて、伝送装置は、ネットワーク構成情報を格納するメモリ1と、接続伝送路の状態及び隣接伝送装置の状態に対応したネットワーク構成情報を作成し、且つネットワーク構成の状態変更時に、ネットワーク構成情報を更新して隣接伝送装置に通知すると共に、隣接伝送装置から通知されたネットワーク構成情報を基に自伝送装置のネットワーク構成情報を更新し、ネットワーク構成情報の変更分を他の伝送装置に通知する制御を行う制御部とを備え、ネットワーク構成情報は、装置番号対応に、前記装置番号が示す伝送装置が接続されている伝送路の伝送路番号と該伝送路の状態情報と、前記伝送路番号が示す伝送路を介して接続される伝送装置の装置番号と該伝送装置の状態情報とから成るものである。
【0007】
又(2)ネットワーク管理システムに於ける伝送装置の制御部2は、ネットワーク構成の状態変更時に対応して接続伝送装置との間でネットワーク構成情報の送受信を行う機能と、更新されたネットワーク構成情報の受信時に変更分を他の伝送装置に通知する機能とを有するものである。
【0008】
又(3)本発明のネットワーク構成情報管理方法は、複数の伝送装置をそれぞれ伝送路により接続し、各伝送装置は、前記伝送路及び各伝送装置の状態を示すネットワーク構成情報を管理し、このネットワーク構成情報を参照して伝送制御を行うネットワーク管理システムに於けるネットワーク構成情報管理方法に於いて、伝送装置は、この伝送装置の立上げ時に、伝送路の接続状態のネットワーク構成情報を作成し、且つ正常状態の伝送路を介した隣接伝送装置のネットワーク構成情報を要求して受信し、この受信ネットワーク構成情報を参照し、先に作成したネットワーク構成情報を更新する。そして、更新したネットワーク構成情報を前記隣接伝送装置に送信する。この隣接伝送装置は、受信ネットワーク構成情報と自伝送装置のネットワーク構成情報との差分を変更分として、自伝送装置のネットワーク構成情報を更新する過程を含み、ネットワーク構成情報は、装置番号対応に、前記装置番号が示す伝送装置が接続されている伝送路の伝送路番号と該伝送路の状態情報と、前記伝送路番号が示す伝送路を介して接続される伝送装置の装置番号と該伝送装置の状態情報とから成るものである。
【0009】
又(4)ネットワーク構成情報管理方法は、伝送装置の立上げ時に、伝送路の接続状態のネットワーク構成情報を作成し、且つ正常状態の伝送路を介した隣接伝送装置のネットワーク構成情報を要求して受信し、この受信ネットワーク構成情報を参照し、先に作成したネットワーク構成情報を更新する。この更新したネットワーク構成情報を前記隣接伝送装置に送信する。隣接伝送装置は、受信ネットワーク構成情報と自伝送装置のネットワーク構成情報との差分を変更分として、自伝送装置のネットワーク構成情報を更新し、且つ変更分をネットワークに接続された他の全伝送装置へ送信する過程を含むものである。それによって、ネットワークに接続された多数の伝送装置に対して、殆どは変更分を送信するだけで済むことになる。
【0010】
又(5)ネットワーク構成情報管理方法は、複数の伝送装置をそれぞれ伝送路により接続し、各伝送装置は、伝送路及び各伝送装置の状態を示すネットワーク構成情報を管理し、このネットワーク構成情報を参照して伝送制御を行うネットワーク管理システムに於けるネットワーク構成情報管理方法に於いて、伝送装置は、伝送路の増設又は障害復旧時に、この伝送路に接続された伝送装置が管理しているネットワーク構成情報を要求して受信し、自伝送装置で管理しているネットワーク構成情報と比較して、増加した正常状態の伝送路が存在する時に、伝送路の増設又は障害復旧として、自伝送装置で管理しているネットワーク構成情報を更新し、且つ更新による変更分を他の伝送装置へ送信する過程を含み、ネットワーク構成情報は、装置番号対応に、前記装置番号が示す伝送装置が接続されている伝送路の伝送路番号と該伝送路の状態情報と、前記伝送路番号が示す伝送路を介して接続される伝送装置の装置番号と該伝送装置の状態情報とから成るものである。
【0011】
又(6)ネットワーク構成情報管理方法は、複数の伝送装置をそれぞれ伝送路により接続し、各伝送装置は、伝送路及び各伝送装置の状態を示すネットワーク構成情報を管理し、このネットワーク構成情報を参照して伝送制御を行うネットワーク管理システムに於けるネットワーク構成情報管理方法に於いて、伝送装置は、伝送路の削除時又は障害発生時に、削除伝送路に関連する情報を削除又は該障害発生伝送路を異常状態としたネットワーク構成情報に更新し、この更新ネットワーク構成情報の変更分を正常な伝送路を介して他の伝送装置に送出し、この更新ネットワーク構成情報の変更分を受信した伝送装置は、自伝送装置で管理しているネットワーク構成情報と比較して、ネットワーク構成情報を更新する過程を含み、ネットワーク構成情報は、装置番号対応に、前記装置番号が示す伝送装置が接続されている伝送路の伝送路番号と該伝送路の状態情報と、前記伝送路番号が示す伝送路を介して接続される伝送装置の装置番号と該伝送装置の状態情報とから成るものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1はネットワーク構成の説明図であり、▲1▼〜▲7▼は伝送装置、A〜Gは伝送路、1はメモリ、2は制御部を示す。各伝送装置▲1▼〜▲7▼は、更に多数設けることができるものであるが、説明の便宜上、7台の伝送装置を有するネットワークを示している。又各伝送装置▲1▼〜▲7▼は、パケットやフレーム等の交換処理を行う機能や、多重化処理を行う機能等を含み、図示を省略した端末装置への分岐接続や、伝送装置間の中継伝送を行う機能を備えている。又メモリ1にネットワーク構成情報を格納し、制御部2によりネットワーク構成情報の作成,更新の制御も行うものである。
【0013】
図2は本発明の実施の形態の伝送装置の要部説明図であり、図1の各伝送装置▲1▼〜▲7▼の要部の構成を示すもので、1はメモリ、2は制御部、3は送信部、4は受信部、5は障害検出部、6は伝送路インタフェース部、7は伝送路である。メモリ1はネットワーク構成情報を格納するもので、制御部2によって更新制御が行われる。又制御部2は、立上げ処理,ネットワーク構成情報作成/更新処理,伝送路増設/削除処理等を行うものである。
【0014】
例えば、フレーム伝送を行う場合、送信部3は、制御部2からの送信要求又は受信部4からの中継要求を受けると、メモリ1に格納されたネットワーク構成情報を参照し、送信先伝送装置がネットワーク構成情報に含まれているか否か、及び送信先伝送装置に対する伝送路が正常か否かを判定する。送信先伝送装置がネットワーク構成情報に含まれており、且つ伝送路も正常な場合は、その送信先伝送装置に対して、伝送路インタフェース部6を介して伝送路7に、制御部2からの要求によるフレーム又は受信部4からの中継フレームを送信する。
【0015】
又伝送路障害の場合及びネットワーク構成情報に送信先伝送装置が含まれていない場合、中継フレームか否かを判定し、中継フレームの場合は送信元伝送装置に送信不可通知を行い、又中継フレームでない場合は制御部2に送信不可通知を行う。
【0016】
又受信部4は、受信フレームを判定して、自伝送装置宛の場合は制御部2に処理要求を行い、又中継フレームの場合は送信部3に中継要求を行い、又同報フレームの場合は制御部2に処理要求を行うと共に送信部3に中継要求を行う。又障害検出部5は、伝送路インタフェース部6を介した受信情報により、伝送路の障害発生/復旧及び隣接伝送装置の障害発生/復旧を検出して、制御部2に通知する。
【0017】
又制御部2は、立上げ時,伝送路の増設時,隣接伝送装置及び伝送路の障害復旧時に、ネットワーク構成情報要求コマンドを作成して、送信部3に送信要求を行い、このネットワーク構成情報要求コマンドに従った隣接伝送装置からのレスポンス(ネットワーク構成情報)を受信部4に於いて受信すると、そのレスポンスに従って自伝送装置のメモリ1に格納されたネットワーク構成情報の作成/更新を行い、且つネットワーク構成情報の変更分について送信部3から隣接伝送装置に送信するように制御する。
【0018】
又伝送路の削除時,隣接伝送装置及び伝送路の障害発生時に、障害検出部5により検出して制御部2に通知すると、それに従ってネットワーク構成情報を更新し、送信可能な全伝送装置に変更分を送信部3を介して送信する。又受信部4に於いて変更分を示すネットワーク構成情報を受信した場合、このネットワーク構成情報と自装置のネットワーク構成情報とを比較し、変更分について自伝送装置のネットワーク構成情報を更新する。即ち、メモリ1のネットワーク構成情報の作成/更新を制御部2によって制御するものである。
【0019】
図3は本発明の実施の形態のネットワーク構成情報受信時のフローチャートであり、受信部4により受信したネットワーク構成情報(受信データ)と自装置(以下「伝送装置」の「伝送」を省略する)のメモリ1に格納されたネットワーク構成情報とを比較し(A1)、自装置のネットワーク構成情報に送信元装置番号が無いか否かを判定し(A2)、無い場合は、受信データから自装置に接続される伝送路を検索し、不足ネットワーク構成情報を追加することにより(A7)、自装置のネットワーク構成情報を更新する。
【0020】
又自装置のネットワーク構成情報に送信元装置番号が有る場合は、送信元装置に接続される伝送路が無くなっているか否かを判定し(A3)、無くなっている場合は、その伝送路を削除し(A8)、次のステップ(A4)に移行する。即ち、自ネットワーク構成情報から該当伝送路とそれ以降の全装置及び伝送路を削除する。
【0021】
又送信元装置に接続される伝送路が無くなっていない場合は、送信元装置に接続される伝送路が増加したか否かを判定し(A4)、増加した場合は、伝送路追加を行い(A9)、次のステップ(A5)に移行する。即ち、自ネットワーク構成情報に該当伝送路と、それ以降の全装置及び伝送路を追加する。
【0022】
又送信元装置に接続される伝送路が増加していない場合は、送信元装置に接続される伝送路状態が変化しているか否かを判定し(A5)、変化している場合は、伝送路状態変化とし(A10)、次のステップ(A6)に移行する。即ち、自ネットワーク構成情報の該当伝送路の状態を変化させる。
【0023】
又送信元装置に接続される伝送路状態が変化していない場合は、送信元装置に接続される隣接装置状態が変化しているか否かを判定し(A6)、変化していない場合は終了とし、変化している場合は、自ネットワーク構成情報の該当装置の状態を変化させ(A11)、終了とする。
【0024】
図4は本発明の実施の形態の送信部の動作フローチャートであり、送信部3は制御部2又は受信部4からの要求によってメモリ1に格納されたネットワーク構成情報を参照し(B1)、送信先装置がネットワーク構成情報に無いか否かを判定し(B2)、有る場合はステップ(B4)に移行し、又無い場合はネットワーク構成情報要求コマンド又はレスポンスか否かを判定し(B3)、ネットワーク構成情報要求コマンド又はレスポンスの場合はステップ(B4)に移行し、ネットワーク構成情報要求コマンド又はレスポンスでない場合はステップ(B5)に移行する。
【0025】
ステップ(B4)に於いては、送信先装置に通じる伝送路が障害中か否かを判定し、障害中の場合はステップ(B5)に移行し、障害中でない場合はステップ(B6)に移行する。このステップ(B6)に於いては、送信先装置に通じる伝送路に送信する。又ステップ(B5)に於いては、中継フレームか否かを判定し、中継フレームの場合は、送信元装置に送信不可通知を行い(B7)、中継フレームでない場合は、制御部2に送信不可通知を行う(B8)。
【0026】
図5は本発明の実施の形態の受信部の動作フローチャートであり、受信部4は、伝送路インタフェース部6を介して受信したデータが自装置宛か否かを判定し(C1)、自装置宛の場合は制御部2に処理要求を行い(C5)、又自装置宛でない場合は、ネットワーク構成情報要求コマンド又はレスポンスか否かを判定し(C2)、ネットワーク構成情報要求コマンド又はレスポンスの場合は、制御部2に処理要求を行う(C5)。
【0027】
又ネットワーク構成情報要求コマンド又はレスポンスでない場合は、送信部3に中継通知を行い(C3)、次に同報フレームか否かを判定し(C4)、同報フレームの場合は制御部2に処理要求を行い(C5)、同報フレームでない場合は終了とする。
【0028】
図6は本発明の実施の形態の障害検出部の動作フローチャートであり、障害検出部5は、伝送路又は隣接装置の異常検出か否かを判定し(D1)、異常検出の場合は制御部2に障害発生通知を行う(D2)。又異常検出でない場合は、伝送路又は隣接装置の復旧検出か否かを判定し(D3)、復旧検出の場合は制御部2に障害復旧通知を行い(D4)、復旧検出でない場合は、障害の発生又は復旧でないので終了とする。
【0029】
図7は本発明の実施の形態の制御部の動作フローチャートであり、立上げ時,伝送路増設時,隣接装置障害復旧時,伝送路障害復旧時の動作を示し、装置立上げか否かを判定し(E1)、装置立上げではない場合は、ステップ(E3)に移行し、装置立上げ時は、自装置と自装置に繋がる伝送路でネットワーク構成情報を作成し(E2)、次のステップ(E3)に移行する。
【0030】
ステップ(E3)に於いては、伝送路状態をチェックし、正常伝送路無しか否かを判定し(E4)、正常伝送路無しの場合は終了とする。又正常伝送路有りの場合は、対向装置番号が不明か否かを判定する(E5)。即ち、障害復旧直後等に於いて正常状態の伝送路に接続された装置の装置番号が不明の場合もあり、このような状態か否かを判定する。そして、対向装置番号が不明の場合は終了とする。又対向装置番号が判る場合は、送信可能な隣接装置にネットワーク構成情報要求を送出する(E6)。
【0031】
そして、隣接装置のネットワーク構成情報を受信して、自装置のネットワーク構成情報と異なるか否かを判定し(E7)、同一の場合は、自装置に接続される伝送路と隣接装置の情報とを全装置に通知し(E8)、ステップ(E10)に移行する。又隣接装置のネットワーク構成情報と自装置のネットワーク構成情報とが異なる場合、不足しているネットワーク構成情報に自装置に接続される伝送路と隣接装置の情報とを加えて、不足している装置に通知し、ステップ(E10)に移行する。ステップ(E10)に於いては、自装置のネットワーク構成情報を更新して、終了とする。
【0032】
図8は本発明の実施の形態の制御部の動作フローチャートであり、伝送路削除時と障害発生時とに於ける動作を示し、伝送路削除(F1)の場合は、削除された伝送路を除いた自装置に接続される伝送路と隣接装置の情報を全装置に通知し(F2)、自装置のネットワーク構成情報を更新する(F3)。又障害発生時は、障害検出部5からの装置又は伝送路の状態変化通知を受け(G1)、自装置に接続される伝送路と隣接装置の情報に変化した状態を加え、全装置に通知し(G2)、自装置のネットワーク構成情報を更新する(G3)。
【0033】
図9は本発明の実施の形態のネットワーク構成情報の説明図であり、丸付き数字は装置番号、黒丸印は装置不明状態、白丸印は正常状態、×印は異常状態、A,B,C,・・・は伝送路番号を示し、装置番号対応に、接続装置番号とその装置の状態と、接続伝送路番号とその伝送路の状態とからネットワーク構成情報を構成した場合を示し、各伝送装置のメモリ1に格納される。なお、伝送装置とその装置番号とを同一の符号で表し、又接続伝送路番号と伝送路とを同一の符号で表している。
【0034】
例えば、装置番号▲3▼の装置は、装置番号▲1▼の装置に接続され、その装置番号▲1▼の装置は正常(白丸印)であり、又接続伝送路番号はBで、その伝送路は異常状態(×印)であることを示している。同様に、装置番号▲4▼の装置は、接続装置番号▲6▼の装置に接続され、その装置は正常(白丸印)であり、接続伝送路番号Fの伝送路は正常(白丸印)である。更に接続装置番号▲7▼の装置が伝送路番号Gの伝送路により接続され、装置番号▲7▼の装置は正常(白丸印)であるが、伝送路番号Fの伝送路は異常(×印)であることを示している。
【0035】
図10は本発明の実施の形態の立上げ時のネットワーク構成情報の説明図であり、図1に示すネットワーク構成に於いて、装置▲5▼のみを立上げて、他の装置は接続されていないか或いは動作していない場合、装置▲5▼に於いては、制御部2の制御によって伝送路インタフェース部6を介して接続される伝送路は、C,E,Fであることを識別できるが、それらの伝送路C,E,Fを介して接続される対向装置番号は不明であり、且つ伝送路を介してデータ伝送が不可能であるから、(11)に示すように、装置番号▲5▼対応の接続装置番号は黒丸印で示す不明とし、その接続装置と接続伝送路番号C,E,Fの伝送路とは×印で示す異常状態のネットワーク構成情報が作成されてメモリ1に格納される。
【0036】
次に、伝送路Eを介して装置▲5▼に接続された装置▲4▼を立上げると、装置▲4▼の制御部2は、伝送路インタフェース部6を介して接続された伝送路Eは、既に立上った装置▲5▼と接続されているから、伝送路Eは使用可能状態であり、この装置▲4▼のネットワーク構成情報は、(12)に示すように、伝送路Eは装置▲5▼とデータ伝送が可能の白丸印で示す正常状態とし、又データ伝送を開始していないので、接続装置番号は黒丸印で示す不明の内容となる。
【0037】
そして、装置▲4▼が立上ることにより、装置▲5▼に於いては、伝送路Eが正常状態となるから、(11)に示すネットワーク構成情報を(13)に示すように更新する。この場合、接続装置番号が黒丸印で示すように不明であるから、装置▲5▼に於けるネットワーク構成情報を(11)から(13)に更新しても、そのネットワーク構成情報の更新結果を他の装置には通知しない。
【0038】
又装置▲4▼は、正常状態の伝送路Eに繋がる装置に対してネットワーク構成情報要求を送信する。このネットワーク構成情報要求を受信した装置▲5▼は、自装置のネットワーク構成情報(13)をレスポンスとして装置▲4▼に送信する。装置▲4▼は、受信したネットワーク構成情報(13)を基に、自装置のネットワーク構成情報を(14)に示すように更新する。即ち、装置▲4▼は、接続装置番号▲5▼と接続伝送路番号Eを介して接続されているネットワーク構成情報に更新される。
【0039】
そして、装置▲4▼は、伝送路Eに繋がる装置が▲5▼であることを識別して、自装置のネットワーク構成情報(14)を装置▲5▼に送信する。装置▲5▼は、このネットワーク構成情報(14)を受信し、装置▲5▼は、装置番号▲4▼対応のネットワーク構成情報を保持していないから、受信したネットワーク構成情報(14)を付加し、且つ接続伝送路番号Eに対応する接続装置番号を▲4▼とし、且つ正常状態とする更新を行う。従って、装置▲4▼,▲5▼に於けるネットワーク構成情報は、立上げ時にそれぞれ自動的に作成されて更新され、(15)に示す内容となる。
【0040】
次に、装置▲2▼,▲3▼を立上げた場合も、前述の立上げ時の処理と同様にして、伝送路Aを介して接続された装置▲2▼,▲3▼間のみが正常であるネットワーク構成情報が(16)に示すように作成される。即ち、装置▲2▼は伝送路Bを介して装置▲3▼と接続され、伝送路A,Dは異常状態で送信不可の状態を示し、装置▲3▼は伝送路Bを介して装置▲2▼と接続された内容を示すネットワーク構成情報(16)が、相互のネットワーク構成情報の送受信によって作成される。
【0041】
次に、装置▲1▼を立上げると、既に、装置▲2▼,▲5▼は立上っているから、装置▲1▼は、接続伝送路番号A,Cは正常のネットワーク構成情報を図11の(17)に示すように作成する。そして、装置▲1▼は、正常状態の伝送路A,Cを介してネットワーク構成情報要求を送出する。伝送路Cを介してネットワーク構成情報要求を受信した装置▲5▼は、(15)に示すネットワーク構成情報の中の接続伝送路番号Cの状態を×印の異常状態から、(18)に示すネットワーク構成情報のように、白丸印の正常状態に更新して、装置▲1▼に送信する。
【0042】
又装置▲1▼から伝送路Aを介してネットワーク構成情報要求を受信した装置▲2▼は、(16)に示す自装置のネットワーク構成情報の接続伝送路番号Aを正常状態に更新した(19)に示すネットワーク構成情報を装置▲1▼に送信する。装置▲1▼は、ネットワーク構成情報(18),(19)を基に自装置のネットワーク構成情報を更新し、装置▲2▼に対しては、装置▲2▼から受信したネットワーク構成情報との差分に相当する(20)に示すネットワーク構成情報を送信し、又装置▲5▼に対しては、装置▲5▼から受信したネットワーク構成情報との差分に相当する(21)に示すネットワーク構成情報を送信する。
【0043】
又装置▲2▼に於いては、自装置のネットワーク構成情報に含まれていない受信ネットワーク構成情報、即ち、変更分を装置▲3▼に送信し、同様に、装置▲5▼に於いても、自装置のネットワーク構成情報に含まれていない受信ネットワーク構成情報、即ち、変更分を装置▲4▼へ送信する。従って、装置▲1▼〜▲5▼のネットワーク構成情報は、図12の(22)に示す内容に更新される。
【0044】
又図1に於ける装置▲6▼,▲7▼も立上げると、前述のように、隣接装置のネットワーク構成情報を受信して自装置のネットワーク構成情報を更新し、更新したネットワーク構成情報を返送することにより、隣接装置のネットワーク構成情報を更新し、その場合の更新による変更分の情報のみを更に他の装置へ転送することを繰り返して、ネットワーク内の全装置のネットワーク構成情報を更新する。従って、装置▲1▼〜▲7▼のネットワーク構成情報は(23)に示す内容となる。この場合、変更分の情報のみを転送することにより、ネットワーク構成情報の更新が可能となるから、ネットワーク内に流れる情報量を抑制することができる。
【0045】
図13は本発明の実施の形態の伝送路削除時のネットワーク構成情報の説明図であり、例えば、装置▲5▼に於いて、伝送路Eを削除し、装置▲4▼を切り離した場合に、装置▲5▼のネットワーク構成情報は、図12の(23)に示す内容から、装置番号▲4▼対応の情報と、装置番号▲5▼対応の情報の中の装置▲4▼と伝送路Eとに関連する情報とを削除し、装置番号▲5▼対応の情報から装置番号▲4▼と伝送路Eとに関する情報を削除して(24)に示すネットワーク構成情報を、装置▲5▼から装置▲1▼,▲6▼に送信する。
【0046】
従って、装置▲2▼,▲3▼,▲7▼に対しても、変更分としてネットワーク構成情報が伝送されるから、各装置に於けるネットワーク構成情報は、(25)に示す内容に更新される。又装置▲4▼は、伝送路Eの削除により孤立状態となるから、そのネットワーク構成情報は、(26)に示すように、伝送路の接続情報もない自装置番号▲4▼だけのものとなる。
【0047】
図14は本発明の実施の形態の伝送路追加時及び異常時のネットワーク構成情報の説明図であり、図1に於ける装置▲4▼,▲5▼間の伝送路Eを削除した状態に於いて、再び伝送路Eを追加した場合、伝送路Eが正常状態となるから、装置▲4▼は、接続装置番号が不明で、接続伝送路番号Eが正常状態を示す自装置のネットワーク構成情報(27)を装置▲5▼に送出する。又装置▲5▼は、装置番号▲5▼対応の接続伝送路番号Eが正常状態であるが接続装置番号が不明の自装置のネットワーク構成情報(28)を装置▲4▼に送出する。
【0048】
この伝送路Eの追加により更新されたネットワーク構成情報の変更分に相当する(29)に示すネットワーク構成情報を、装置▲5▼から装置▲1▼,▲6▼及びそれらを介して他の装置▲2▼,▲3▼,▲7▼に送出する。それによって、各装置は、変更分に相当するネットワーク構成情報を受信して、自装置のネットワーク構成情報を更新する。更新結果は、図18の(23)に示す内容となる。
【0049】
又伝送路Eが異常の場合、装置▲5▼は伝送路Eの異常を検出して、ネットワーク構成情報を更新する。その場合、装置番号▲5▼対応の情報は、接続伝送路番号Eが異常状態を示す×印に更新されて(30)に示すものとなる。このネットワーク構成情報の変更分を装置▲1▼,▲6▼及びそれらを介して他の装置▲2▼,▲3▼,▲7▼に送出する。それによって、各装置に於けるネットワーク構成情報は(31)に示す内容に更新される。従って、送信先装置を▲4▼とした場合に、伝送路Eが異常であることにより、送信元装置に送信不可通知を行うことになる。
【0050】
図15は本発明の実施の形態の伝送路復旧時のネットワーク構成情報の説明図であり、図14の(31)に示すネットワーク構成情報のように、伝送路Eが異常状態から復旧すると、装置▲4▼,▲5▼は伝送路Eを正常状態に更新して、(32)に示すネットワーク構成情報とし、装置▲4▼,▲5▼間で相互に転送し、装置▲5▼は更新処理による変更分の(33)で示すネットワーク構成情報を、装置▲1▼,▲6▼及びそれらを介して他の装置▲2▼,▲3▼,▲7▼に送出する。それによって、各装置に於けるネットワーク構成情報は(32)に示す内容に更新される。
【0051】
図16は本発明の実施の形態の障害時のネットワーク構成情報の説明図であり、装置▲1▼,▲5▼間を接続する伝送路Cに障害が発生した場合、ネットワーク構成情報は(34)に示す内容となる。例えば、装置▲4▼から装置▲3▼に対して送信する場合、装置▲4▼から伝送路Eと装置▲5▼と伝送路Cと装置▲1▼と伝送路Aと装置▲2▼と伝
送路Bとを介した装置▲3▼への経路L1と、装置▲4▼から伝送路Eと装置▲5▼と伝送路Fと装置▲6▼と伝送路Dと装置▲2▼と伝送路Bとを介した装置▲3▼への経路L2とがあるが、伝送路Cに障害が発生した場合は経路L1を使用できないので、装置▲5▼は伝送路Fに装置▲4▼から装置▲3▼宛の情報を送出する。
【0052】
又装置▲6▼は、装置▲3▼宛の情報を識別すると、メモリ1に格納されたネットワーク構成情報を参照して正常状態の伝送路Dに送出する。又装置▲2▼は、装置▲3▼宛の情報であるから、正常状態の伝送路Bに送出する。それによって、伝送路Cに障害が発生しても、健全な経路L2を介して装置▲4▼から装置▲3▼へ情報を伝送することができる。
【0053】
なお、伝送路Cが正常状態の時に経路L1を介して装置▲3▼から装置▲4▼に情報を伝送している時に、伝送路Cに障害が発生し、前述のように、ネットワーク構成情報の更新中に伝送路Aを介して装置▲4▼宛の情報を装置▲1▼が受信すると、装置▲1▼は、装置▲4▼宛の経路の伝送路Cの異常状態を識別して、送信元の装置▲2▼に送信不可通知を行う。この場合、伝送路Cの異常状態を示すネットワーク構成情報を基に経路L2による再送処理を行うことができる。
【0054】
図17は本発明の実施の形態の立上げ時のネットワーク構成情報の説明図であり、図12の(22)に示すネットワーク構成情報が形成された後、装置▲6▼,▲7▼を立上げる場合について示す。装置▲7▼の立上げ時の装置▲7▼のネットワーク構成情報は(35)に示す内容となる。又装置▲6▼の立上げ時に、装置▲2▼,▲5▼から通知されるネットワーク構成情報は(36)に示すものとなる。即ち、装置▲2▼,▲5▼は接続装置番号が不明の内容となっている。又装置▲7▼は装置▲6▼の立上げにより、ネットワーク構成情報を(37)に示すように更新し、この更新したネットワーク構成情報を、装置▲6▼からの要求によって送信する。
【0055】
従って、装置▲6▼は、自装置のネットワーク構成情報と、装置▲2▼,▲5▼からのネットワーク構成情報(36)と、装置▲7▼からのネットワーク構成情報(37)とを基に、自装置のネットワーク構成情報を更新し、装置▲7▼へこのネットワーク構成情報(37)を通知し、又装置▲2▼,▲5▼から通知されたネットワーク構成情報と
の差分に相当するネットワーク構成情報(39)を、装置▲2▼,▲5▼とそれらを介して他の装置▲1▼,▲3▼,▲4▼へ通知する。それによって、図12の(23)に示すネットワーク構成情報を各装置▲1▼〜▲7▼が保持することになる。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、変更分に相当する比較的情報量を少なくしたネットワーク構成情報を送受信して、各伝送装置で管理するネットワーク構成情報の更新を行うものであり、伝送装置の立上げ,増設,削除,障害発生,障害復旧等に於いて、自動的にネットワーク構成情報の更新処理が可能となり、且つネットワークを流れる情報量を削減することにより、伝送装置の処理負担及び輻輳発生を抑制することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ネットワーク構成の説明図である。
【図2】本発明の実施の形態の伝送装置の要部説明図である。
【図3】本発明の実施の形態のネットワーク構成情報受信時のフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態の送信部の動作フローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態の受信部の動作フローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態の障害検出部の動作フローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態の制御部の動作フローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態の制御部の動作フローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態のネットワーク構成情報の説明図である。
【図10】本発明の実施の形態の立上げ時のネットワーク構成情報の説明図である。
【図11】本発明の実施の形態の立上げ時のネットワーク構成情報の説明図である。
【図12】本発明の実施の形態の立上げ時のネットワーク構成情報の説明図である。
【図13】本発明の実施の形態の伝送路削除時のネットワーク構成情報の説明図である。
【図14】本発明の実施の形態の伝送路追加時及び異常時のネットワーク構成情報の説明図である。
【図15】本発明の実施の形態の伝送路復旧時のネットワーク構成情報の説明図である。
【図16】本発明の実施の形態の障害時のネットワーク構成情報の説明図である。
【図17】本発明の実施の形態の立上げ時のネットワーク構成情報の説明図である。
【符号の説明】
▲1▼〜▲7▼ 伝送装置
A〜G 伝送路
1 メモリ
2 制御部
Claims (6)
- 複数の伝送装置をそれぞれ伝送路により接続し、各伝送装置に於いて前記伝送路及び各伝送装置の状態を示すネットワーク構成情報を保持し、該ネットワーク構成情報を参照して伝送制御を行うネットワーク管理システムに於いて、
前記伝送装置は、前記ネットワーク構成情報を格納するメモリと、
接続伝送路の状態及び隣接伝送装置の状態に対応したネットワーク構成情報を作成し、且つネットワーク構成の状態変更時に該ネットワーク構成情報を更新して隣接伝送装置に通知すると共に、隣接伝送装置から通知されたネットワーク構成情報を基に自伝送装置のネットワーク構成情報を更新し、ネットワーク構成情報の変更分を他の伝送装置に通知する制御を行う制御部とを備え、
前記ネットワーク構成情報は、装置番号対応に、前記装置番号が示す伝送装置が接続されている伝送路の伝送路番号と該伝送路の状態情報と、前記伝送路番号が示す伝送路を介して接続される伝送装置の装置番号と該伝送装置の状態情報とから成ること
を特徴とするネットワーク管理システム。 - 前記制御部は、ネットワーク構成の状態変更時に対応して接続伝送装置との間でネットワーク構成情報の送受信を行う機能と、更新されたネットワーク構成情報の受信時に変更分を他の伝送装置に通知する機能とを有することを特徴とする請求項1記載のネットワーク管理システム。
- 複数の伝送装置をそれぞれ伝送路により接続し、各伝送装置は、前記伝送路及び各伝送装置の状態を示すネットワーク構成情報を管理し、該ネットワーク構成情報を参照して伝送制御を行うネットワーク管理システムに於けるネットワーク構成情報管理方法に於いて、
前記伝送装置は、該伝送装置の立上げ時に、伝送路の接続状態のネットワーク構成情報を作成し、且つ正常状態の伝送路を介した隣接伝送装置のネットワーク構成情報を要求して受信し、該受信ネットワーク構成情報を参照して先に作成したネットワーク構成情報を更新し、該更新したネットワーク構成情報を前記隣接伝送装置に送信し、該隣接伝送装置は、受信ネットワーク構成情報と自伝送装置のネットワーク構成情報との差分を変更分として、自伝送装置のネットワーク構成情報を更新する過程を含み、
前記ネットワーク構成情報は、装置番号対応に、前記装置番号が示す伝送装置が接続されている伝送路の伝送路番号と該伝送路の状態情報と、前記伝送路番号が示す伝送路を介して接続される伝送装置の装置番号と該伝送装置の状態情報とから成る
ことを特徴とするネットワーク構成情報管理方法。 - 前記伝送装置の立上げ時に、伝送路の接続状態のネットワーク構成情報を作成し、且つ正常状態の伝送路を介した隣接伝送装置のネットワーク構成情報を要求して受信し、該受信ネットワーク構成情報を参照して先に作成したネットワーク構成情報を更新し、該更新したネットワーク構成情報を前記隣接伝送装置に送信し、該隣接伝送装置は、受信ネットワーク構成情報と自伝送装置のネットワーク構成情報との差分を変更分として、自伝送装置のネットワーク構成情報を更新し、且つ前記変更分をネットワークに接続された他の全伝送装置へ送信する過程を含むことを特徴とする請求項3記載のネットワーク構成情報管理方法。
- 複数の伝送装置をそれぞれ伝送路により接続し、各伝送装置は、前記伝送路及び各伝送装置の状態を示すネットワーク構成情報を管理し、該ネットワーク構成情報を参照して伝送制御を行うネットワーク管理システムに於けるネットワーク構成情報管理方法に於いて、
前記伝送装置は、前記伝送路の増設又は障害復旧時に、該伝送路に接続された伝送装置が管理しているネットワーク構成情報を要求して受信し、自伝送装置で管理しているネットワーク構成情報と比較して、増加した正常状態の伝送路が存在する時に該伝送路の増設又は障害復旧として、自伝送装置で管理しているネットワーク構成情報を更新し、且つ更新による変更分を他の伝送装置へ送信する過程を含み、
前記ネットワーク構成情報は、装置番号対応に、前記装置番号が示す伝送装置が接続さ れている伝送路の伝送路番号と該伝送路の状態情報と、前記伝送路番号が示す伝送路を介して接続される伝送装置の装置番号と該伝送装置の状態情報とから成る
ことを特徴とするネットワーク構成情報管理方法。 - 複数の伝送装置をそれぞれ伝送路により接続し、各伝送装置は、前記伝送路及び各伝送装置の状態を示すネットワーク構成情報を管理し、該ネットワーク構成情報を参照して伝送制御を行うネットワーク管理システムに於けるネットワーク構成情報管理方法に於いて、
前記伝送装置は、前記伝送路の削除時又は障害発生時に、該削除伝送路に関連する情報を削除又は該障害発生伝送路を異常状態としたネットワーク構成情報に更新し、該更新ネットワーク構成情報の変更分を正常な伝送路を介して他の伝送装置に送出し、該更新ネットワーク構成情報の変更分を受信した伝送装置は、自伝送装置で管理しているネットワーク構成情報と比較して、該ネットワーク構成情報を更新する過程を含み、
前記ネットワーク構成情報は、装置番号対応に、前記装置番号が示す伝送装置が接続されている伝送路の伝送路番号と該伝送路の状態情報と、前記伝送路番号が示す伝送路を介して接続される伝送装置の装置番号と該伝送装置の状態情報とから成る
ことを特徴とするネットワーク構成情報管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9756897A JP3541337B2 (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | ネットワーク管理システム及びネットワーク構成情報管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9756897A JP3541337B2 (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | ネットワーク管理システム及びネットワーク構成情報管理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10290261A JPH10290261A (ja) | 1998-10-27 |
JP3541337B2 true JP3541337B2 (ja) | 2004-07-07 |
Family
ID=14195850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9756897A Expired - Fee Related JP3541337B2 (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | ネットワーク管理システム及びネットワーク構成情報管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3541337B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5033856B2 (ja) * | 2009-10-20 | 2012-09-26 | 株式会社日立製作所 | ネットワーク構成の想定のための装置、システム |
JP5810051B2 (ja) * | 2012-08-23 | 2015-11-11 | 日本電信電話株式会社 | ネットワークシステム及びネットワークシステムにおける構成定義設定方法 |
-
1997
- 1997-04-15 JP JP9756897A patent/JP3541337B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10290261A (ja) | 1998-10-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0804842B1 (en) | A hardware and data reduntant architecture for nodes in a communications system | |
US6999459B1 (en) | System and method for facilitating recovery from communication link failures in a digital data network | |
CN101702663B (zh) | 一种环网拓扑信息的更新方法和装置 | |
CN102771092B (zh) | 通信装置以及地址学习方法 | |
JPH088972A (ja) | パス設定制御システム | |
CN107547374B (zh) | 一种聚合路由处理方法和装置 | |
JP4580372B2 (ja) | ネットワークシステム | |
CN109120386A (zh) | 无线通信装置、系统和方法 | |
JP3541337B2 (ja) | ネットワーク管理システム及びネットワーク構成情報管理方法 | |
JP2003224571A (ja) | リング制御ノード | |
JPH07250067A (ja) | 伝送装置の制御システム | |
JP4405941B2 (ja) | 回線冗長化方法およびこれに用いる中継装置 | |
JP2003087279A (ja) | 伝送装置 | |
JPH09186718A (ja) | ネットワークの経路を制御する経路制御装置および方法 | |
KR20010065409A (ko) | 분산형 지능망 시스템에서 마스터 머신 결정 방법 | |
CN100413261C (zh) | 数据恢复的方法和系统 | |
KR0152237B1 (ko) | 전송망 링크 장애 자동 복구 장치 및 그 방법 | |
JPH07264240A (ja) | Pvcバックアップ方式 | |
JP3568985B2 (ja) | 装置間制御システム | |
JPH104405A (ja) | ネットワークの経路情報管理方法 | |
JP3547308B2 (ja) | 加入者回線切替方法 | |
JP4760745B2 (ja) | ネットワーク管理装置及びプログラム | |
JPH1023060A (ja) | ネットワークシステム | |
JPH10150469A (ja) | フレームリレー・バックアップ・システム及びバックアップ方法 | |
JPH04154341A (ja) | 通信経路管理方式 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20031216 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040216 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040316 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040318 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080409 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090409 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090409 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100409 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110409 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |