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JP2001024636A - 広域ネットワーク装置 - Google Patents

広域ネットワーク装置

Info

Publication number
JP2001024636A
JP2001024636A JP11192970A JP19297099A JP2001024636A JP 2001024636 A JP2001024636 A JP 2001024636A JP 11192970 A JP11192970 A JP 11192970A JP 19297099 A JP19297099 A JP 19297099A JP 2001024636 A JP2001024636 A JP 2001024636A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line switching
line
wan
switching control
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11192970A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Ishida
和徳 石田
Hiroshi Ihaya
洋 井早
Kaoru Nagakura
薫 長倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP11192970A priority Critical patent/JP2001024636A/ja
Publication of JP2001024636A publication Critical patent/JP2001024636A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】LAN10及び11同士を接続するLAN間接続装置20及
び21と、該LAN間接続装置20及び21同士をWAN(中継)回
線60で接続するWANノード40及び41とで構成された広域
ネットワーク装置に関し、網障害等の発生時、バックア
ップルート71及び72への切替を迅速、効率的、且つ確実
に実施する。 【解決手段】LAN間接続装置20及びWANノード40の回線切
替制御部32及び52が、バックアップルート71及び72への
回線切替を連帯して行う。好ましくは、両回線切替制御
部32及び52が、予め決められた優先順位に基づいて回線
切替を実行し、或いは迂回対象パス検索テーブル36及び
56に基づいてバックアップルートを選択する。さらに好
ましくは、WAN回線60に張られるパスの優先順位を指定
したテーブルに基づいて、該パスのバックアップルート
への回線切替を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は広域ネットワーク装
置に関し、特にLAN同士を接続するLAN間接続装置と、該
LAN間接続装置同士をWAN回線で接続するWANノードとで
構成された広域ネットワーク装置に関するものである。
【0002】近年のネットワークシステムにおいては、
クライアント・サーバ化の進展に伴い、LAN間接続装置
を広域のWAN回線で接続した広域(遠隔地間)ネットワ
ーク装置のニーズが急速に高まっている。また、従来、
情報系の伝達を主体に発展してきたLANシステムは基幹
業務と統合される傾向にあり、このようなLANシステム
を接続した広域ネットワーク装置は高い信頼性が要求さ
れる。
【0003】
【従来の技術】図6は、一般的な複数のLAN間を接続し
た広域ネットワーク装置例を示しており、A局におい
て、LAN10はLAN間接続装置20を介してWANノード40に接
続され、B局において、LAN11はLAN間接続装置21を介し
てWANノード41に接続されている。そして、WANノード40
及び41間はWAN回線(中継回線)60(ATMメガリンク等)
で接続されている。
【0004】また、WANノード40及び41はバックアップ
用のINS回線61を介して接続されるようになっており、L
AN間接続装置20及び21はバックアップ用のINS回線62を
介して接続されるようになっている。正常時、LAN10及
び11は、LAN間接続装置20、WANノード40、WAN回線60、W
ANノード41、及びLAN間接続装置21を経由した通常ルー
ト70で通信が行われる。
【0005】例えばWANノード41に障害が発生した場合
(★で図示)、LAN10及び11間の通信はLAN間接続装置2
0、INS回線61、及びLAN間接続装置21を経由したバック
アップルート72で行われる。また、WAN回線60に障害が
発生した場合(★で図示)、LAN10及び11間の通信は、
バックアップルート72の他、WAN回線60の代わりにINS回
線61を用いたバックアップルート71を経由して行われ
る。
【0006】図7は、図6に示したLAN間接続装置20及
びWANノード40の構成例を示している。LAN間接続装置20
は、LAN10に接続されたLAN回線部31、回線切替制御部3
2、WANノード40に接続されたWAN回線部33、INS回線61に
接続されたINS回線部34、及び障害検出部35で構成され
ている。
【0007】WANノード40は、WAN回線部33に接続された
端末回線部51、回線切替制御部52、中継回線60に接続さ
れたWAN回線部53、INS回線62に接続されたINS回線部5
4、及び障害検出部55で構成されている。正常時、LAN10
の通信は、LAN回線部31、回線切替制御部32、WAN回線部
33、端末回線部51、回線切替制御部52、WAN回線部53、
及び中継回線60を経由した通常ルート70を経由して行わ
れる。
【0008】障害検出部55は、対向局障害信号73及び網
障害信号74をWAN回線部53を介して検出すると共に、自
局の装置障害信号75を直接検出し、これを回線切替制御
部52に通知する。回線切替制御部52は、障害の発生した
通常ルート70をINS回線部54及びINS回線62を経由したバ
ックアップルート71に切り替える動作をPNNI(Private N
etwork-Network Interface)等のプロトコルで実施す
る。
【0009】さらに、障害検出部55は、端末回線部51及
びWAN回線部33を介して障害検出部35に障害信号73〜75
を与える。これらを障害検出部35は回線切替制御部32に
通知する。回線切替制御部32は、障害の発生した通常ル
ート70をINS回線部34及びINS回線61を経由したバックア
ップルート72に切り替える動作をRIP(Routing Informat
ion Protocol)、OSPF(Open Shortest Path First)等の
プロトコルで実施する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の広域
ネットワーク装置においては、回線切替制御部52及び回
線切替制御部32が、別個に障害信号73〜75をトリガとし
てバックアップルート71及び72に関するバックアップ動
作を実施しているため、バックアップルート71及び72の
切替タイミングを難しくしている。
【0011】例えば、回線切替制御部32のバックアップ
が先に動作した後、中継回線が正常に戻った場合、バッ
クアップルート72及び通常ルート70でバタツキが発生す
る。このため、切替の時間は数十秒〜数分の長時間を要
し、数秒というシステムの要求に応えられない。また、
不用意にバックアップルートに発呼する等の問題点が生
じ、システムのパフォーマンスの低下、不必要なINS
料金の発生を招いていた。
【0012】従って本発明はLAN同士を接続するLAN間接
続装置と、該LAN間接続装置同士をWAN回線で接続するWA
Nノードとで構成された広域ネットワーク装置におい
て、網障害等の発生時、バックアップルートへの切替を
迅速、効率的、且つ確実に実施することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に係る本発明の広域ネットワーク装置は、
LAN間接続装置及びWANノードが、連帯してバックアップ
ルートへの回線切替を行うように接続された回線切替制
御部をそれぞれ有することを特徴としている。
【0014】すなわち、LAN間接続装置及びWANノードの
回線切替制御部は通信線で接続されている。この通信線
を経由した通知によって、両回線切替制御部はバックア
ップルートへの連帯した回線切替を行うことが可能とな
る。これにより、バックアップルートへの切替を迅速、
効率的、且つ確実に実施することができることになり、
例えば、回線切替時のバタツキ等の発生を起こすことが
なくなる。
【0015】また、請求項2に係る本発明においては、
該LAN間接続装置が障害を検出する障害検出部を有し、
該LAN間接続装置の回線切替制御部は、該障害検出部が
障害を検出したとき、両回線切替制御部の中のいずれが
優先して回線切替を実行するかを、予め決められた優先
順位に基づいて決定することことが可能である。
【0016】すなわち、LAN間接続装置の障害検出部
が、網障害、対向局障害、又は自局の装置障害を検出
し、これを自局の回線切替制御部に通知する。この回線
切替制御部は、予め設定された優先順位に基づいて、両
回線切替制御部のいずれが切替処理を実行するかを決定
し、自局の場合は回線切替を直ちに実行し、他方の回線
切替制御部には切替動作を抑止する指示を与える。ま
た、他方の回線切替制御部の切替動作の優先順位が高い
場合は、切替処理を行うように通知する。
【0017】これにより、バックアップルートへの切替
を優先順位に基づいてバタツキなく実施することができ
ることになる。また、請求項3に係る本発明において
は、該WANノードが障害を検出する障害検出部を有し、
該WANノードの障害検出部は、検出した障害を該LAN間接
続装置の障害検出部に通知してもよい。
【0018】すなわち、WANノードの障害検出部が、該
障害を検出して、これをLAN間接続装置の障害検出部に
通知する。この障害検出部は該障害をLAN間接続装置の
回線切替制御部に通知する。以後の動作は請求項2と同
じである。これにより、WANノードの障害検出部が検出
した障害をトリガとしてLAN間接続装置の回線切替制御
部はバックアップルートへの切替を優先順位に基づいて
実施することが可能となる。
【0019】また、請求項4に係る本発明においては、
該WANノードが障害を検出する障害検出部を有し、該WAN
ノードの回線切替制御部は、該障害検出部が障害を検出
したとき、両回線切替制御部の中のいずれが優先して回
線切替を実行するかを、予め決められた優先順位に基づ
いて決定することが可能である。
【0020】すなわち、WANノードの障害検出部は、該
障害を検出し、これを自局の回線切替制御部に通知す
る。この回線切替制御部は、予め設定された優先順位に
基づいて、請求項2のLAN間接続装置の回線切替制御部
と同様の動作を両回線切替制御部間で行う。
【0021】また、請求項5に係る本発明においては、
該LAN間接続装置又は該WANノードの回線切替制御部は、
自局が実行した該回線切替ができなかったとき、これを
他方の回線切替制御部に通知し、この通知を受けた該他
方の回線切替制御部が回線切替を実行することが可能で
ある。
【0022】すなわち、各回線切替制御部は、バックア
ップルートへの切替の指示等で開始した回線切替ができ
なかったとき、他方の回線切替制御部に別のバックアッ
プルートへの回線切替を任せる通知を行う。これによ
り、優先順位の高いバックアップルートの回線切替がで
きない場合、優先順位の低いバックアップルートの回線
切替に移すことができる。また、両バックアップルート
の回線切替ができない場合は、両バックアップルートい
ずれか一方の回線切替が可能となるまで交互に回線切替
指示を与えることができる。
【0023】また、請求項6に係る本発明においては、
該LAN間接続装置又は該WANノードの回線切替制御部は、
該WAN回線に張られるパスの優先順位を指定したテーブ
ルを有し、該優先順位に基づいて、該パスのバックアッ
プルートへの回線切替を行うことが可能である。
【0024】すなわち、該LAN間接続装置又はWANノード
の回線切替制御部は、WAN回線に張られるパスの優先順
位を指定したテーブルを参照して、優先順位の高いパス
のバックアップルートへの回線切替を行う。これによ
り、重要なパスを優先してバックアップすることが可能
となる。
【0025】また、請求項7に係る本発明においては、
該LAN間接続装置又は該WANノードの回線切替制御部は、
該回線切替を開始後、所定の時間が経過するまでに該回
線切替が終了しなかったとき、該回線切替ができなかっ
たと判定に用いるためのタイマを有することができる。
【0026】すなわち、各回線切替制御部は、回線切替
を開始したとき、タイマをスタートさせる。該回線切替
が終了する前にタイマがタイムアウトした場合は、該回
線切替制御部は、該回線切替ができなっかったと判定し
て他方の回線切替制御部に回線切替を任す。
【0027】これにより、回線切替が終了するまでの時
間が、故障又はルーティング処理等で所定の時間以上か
かった場合、他方の回線切替制御部に回線切替を渡すこ
とが可能となる。また、請求項8に係る本発明において
は、該LAN間接続装置の回線切替制御部が、迂回対象パ
ス検索テーブルを有することが可能である。
【0028】さらに、請求項9に係る本発明において
は、該WANノードの回線切替制御部が、迂回対象パス検
索テーブルを有することが可能である。すなわち、該LA
N間接続装置又はWANノードの回線切替制御部は、複数の
バックアップルートが存在する場合、この迂回対象パス
検索テーブルを参照して最適なバックアップルートを選
択して切り替えることが可能である。
【0029】また、請求項10に係る本発明においては、
該WANノードがATM交換機及びフレームリレー交換機のい
ずれかであり、両回線切替制御部がPVCで該連帯動作を
行ってもよい。さらに、請求項11に係る本発明において
は、該WANノードの障害検出部は、該障害の通知をCLLM
メッセージ及びOAMセルのいずれかで行うこともでき
る。
【0030】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る広域ネット
ワーク装置の実施例を示している。この実施例が図7に
示した従来例と異なる点は、回線切替制御部32及び52
(網掛部)が、WAN回線部33及び端末回線部51を経由す
る信号76及び77でパックアップルート71又は72への切替
制御を連帯してで行うことある。
【0031】以下に、図1に示した広域ネットワーク装
置の動作を図2のフローチャート図を参照して説明す
る。同図のステップS10において、障害検出部55は、網
(中継回線)、対向局、又は自局における障害発生を検
出し、これを障害検出部35に通知する。なお、この通知
は、WANノード40がフレームリレー交換機及びATM交換機
の場合、それぞれ後述するCLLM(Consolidated Link Lay
er Management)メッセージ及びOAMセルを利用して行わ
れる。
【0032】障害検出部35は、回線切替制御部32に切替
指示を与える(同図ステップS11)。制御部32は、回線切
替制御部52に張ったPVCを経由して該切替指示を回線切
替処理命令(信号)76として転送する(同S12)。制御部5
2は、該回線切替処理命令をINS回線部54に転送する(同S
13)。INS回線部54は、該回線切替処理命令を受信してIN
S回線62に発呼して回線切替処理を実行し(同S14)、切替
処理が成功した場合、処理結果(OK)を制御部52に送信
する(同S15及びS16)。
【0033】制御部52は、受信した該処理結果(OK)を制
御部32に転送する(同S17)。制御部32は該処理結果を受
信してバックアップルート変更処理を終了する(同S1
8)。ステップS15において、回線切替処理が成功しなか
った場合は、INS回線部54は処理結果(NG)を制御部52へ
送信し(同S19)、制御部52はPVCを経由して該処理結果を
含む信号77を制御部32へ転送する(同S20)。
【0034】制御部32は処理結果(NG)を受信して、INS
回線部34へ発呼/切替指示を通知する(同S21)。INS回
線部34はINS回線61への切替処理を実行し(同S22)、切替
処理が成功した場合、制御部32に処理結果(OK)を通知す
る(同S23及びS24)。制御部32はバックアップルート変更
処理を終了する(同S25)。
【0035】ステップS23において、回線切替処理が成
功しなかった場合は、INS回線部34は処理結果(NG)を制
御部32へ送信する(同S26)。以後、ステップS12に戻り同
じ動作をバックアップルート(迂回ルート)71又は72が
確立するまで繰り返す。図3は、CLLMメッセージのフォ
ーマットを示しており、オクテット番号はCLLMメッセー
ジを構成する各オクテットの番号を示し、10進数は各オ
クテット中の規定値を10進数で表したものである。
【0036】CLLMメッセージは、オクテット番号「1」
及び「2」のアドレスフィールド、オクテット番号
「3」の制御フィールド、オクテット番号「4」〜「20
+2(n-1)」のXID情報フィールド、及びオクテット番号
「19+2n-1」及び「20+2n-1」のフレームチェックシーケ
ンス(FCS)フィールドで構成される。XID情報フィールド
はフォーマット識別子フィールド及びグループフィール
ドで構成され、このグループフィールドは、さらにグル
ープ識別子フィールド、グループ長フィールド及びグル
ープ値フィールドで構成されている。
【0037】また、グループ値フィールドは、さらにパ
ラメータセット識別フィールド、理由表示識別フィール
ド、及びDLCI識別フィールドで構成される。この内、理
由表示識別フィールドは「理由識別子(=2)」、「パ
ラメータ長(=1)」、及び「理由表示値」で構成され
ている。
【0038】図4は、上記の「理由表示値」のTCC標準J
T-Q922における定義例を示しており、「理由表示値」
“00000010”,“00000011”,“00000110”,“000001
11”,“00001010”,“00001011”,“00010000”,及
び“00010001”にそれぞれ、「軽輻輳通知」、「重輻輳
通知」、「未使用」、「固定故障通知」、「全フレーム
廃棄通知」、「未使用」、「未使用」、及び「未使用」
が対応している。
【0039】本実施例では、この「理由表示値」のうち
“00000110”及び“00000111”を障害通知に用いる。な
お、図2の実施例では、障害検出部55が障害を検出し、
これを障害検出部35に通知し、この通知をトリガとして
回線切替処理を開始したが、障害検出部35が障害検出部
55からの通知を受けずに自局が検出した障害に基づいて
回線切替処理を開始してもよい。
【0040】図5は、広域ネットワーク装置における変
形動作例を示したフローチャート図である。この動作例
では、障害検出部55は、障害信号73,74,又は75が発生
したことを端末回線部51及びWAN回線部33を経由して障
害検出部35に通知すると共に、図2の実施例と異なり、
回線切替制御部52にも直接通知する(同図ステップS3
0)。
【0041】障害検出部35は切替指示を制御部32に与え
ず(同図S31)、障害検出部55は制御部52に対して切替指
示を直接与える(同図S32)。以後のステップS32〜S46の
動作は、図2の実施例のステップS13〜S26と同様に行わ
れるが、制御部32の代わりに制御部52が優先迂回ルート
としてバックアップルート71を選択し(同図S32)、制
御部52に処理結果が送信されてルート変更処理を終了す
ることが異なっている。
【0042】なお、上記の実施例及び変形実施例では、
バックアップルート71への切替が優先されていたが、バ
ックアップルート72への切替を優先するようにフローを
作成してもよい。さらに、回線切替制御部32及び52の優
先順位を設定することができるテーブル用意して、この
テーブルを参照して切替処理を行ってもよい。
【0043】さらに、バックアップルート71及び72のい
ずれかに切り替わるまで切替処理動作を繰り返したが、
所定の回数以上の切替処理動作が行われた場合には、バ
ックアップルートが無いとして処理を終了してもよい。
さらに、回線切替制御部32又は52に複数のバックアップ
ルートがある場合、これらのバックアップルートに優先
順位を設定した迂回対象パス検索テーブル36及び56(図
1参照)を各回線切替制御部に用意し、このテーブルを
参照してバックアップルートを選択してもよい。
【0044】また、実施例のステップS19並びにS26及び
変形実施例のステップS37並びにS45において、回線切替
制御部32及び52は、それぞれINS回線部34及び54からの
回線切替の処理結果(NG)を受信した後、次のステップに
移ったが、所定の時間経過しても処理結果を受信しない
場合に、次のステップに移るようにしてもよい。
【0045】さらに、回線切替制御部32又は52が中継回
線(WAN回線)60に張られるパスの優先順位を指定したテ
ーブルを用意し、この優先順位の高い重要なパスからバ
ックアップルートへの切替を行うようにしてもよい。す
なわち、送信側又は/及び受信側のプレフィックス、ポ
ート番号等でパスを指定し、このパスに優先順位を付け
たテーブルを用意し、優先順位の高いパスからバックア
ップルートへの切替を実施することができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る広域
ネットワーク装置によれば、LAN間接続装置及びWANノー
ドの回線切替制御部が、バックアップルートへの回線切
替を連帯して行うように構成したので、網障害等の発生
時にバックアップルートへの切替を迅速、効率的、且つ
確実に実施することが可能になる。
【0047】また、該LAN間接続装置又は該WANノードの
回線切替制御部が、予め決められた優先順位に基づいて
回線切替を実行し、或いは迂回対象パス検索テーブルに
基づいてバックアップルートを選択するように構成すれ
ば、最適なバックアップルートを選択することが可能と
なる。
【0048】さらに、該LAN間接続装置又は該WANノード
の回線切替制御部が、WAN回線に張られるパスの優先順
位を指定したテーブルに基づいて、該パスのバックアッ
プルートへの回線切替を行うように構成すれば、重要な
パスを優先してバックアップすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る広域ネットワーク装置の実施例を
示したブロック図である。
【図2】本発明に係る広域ネットワーク装置の動作例
(1)を示したフローチャート図である。
【図3】本発明に係る広域ネットワーク装置における障
害検出部間で送受信されるCLLMメッセージのフォーマッ
トを示した図である。
【図4】本発明に係る広域ネットワーク装置における障
害検出部間で送受信されるCLLMメッセージで用いられる
理由表示定義を示した図である。
【図5】本発明に係る広域ネットワーク装置の動作例
(2)を示したフローチャート図である。
【図6】一般的な広域ネットワーク装置におけるINS回
線を用いたバックアップルートの構成例を示したブロッ
ク図である。
【図7】従来の広域ネットワーク装置の構成例を示した
ブロック図である。
【符号の説明】
10,11 LAN 20,21 LAN間接続装置 31 LAN回線部 32 回線切替制御部 33 WAN回線部 34 INS回線部 35 障害検出部 36 迂回対象パス検索テーブル 40,41 WANノード 51 端末回線部 52 回線切替制御部 53 WAN回線部 54 INS回線部 55 障害検出部 56 迂回対象パス検索テーブル 60 中継回線(WAN回線、ATMメガリンク) 61,62 INS回線 70 通常ルート 71,72 バックアップルート 73 対向局障害信号 74 網障害信号 75 装置障害信号 76,77 信号 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 29/14 (72)発明者 長倉 薫 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5K014 AA01 AA04 CA06 EA00 FA01 HA00 5K030 GA12 HA01 HC01 HC14 JL07 KX23 MA01 MB01 MD02 5K033 AA06 BA15 CB08 DA01 DB19 EA04 EB06 5K035 AA03 BB01 CC03 DD01 FF02 HH07 JJ01 LL18 9A001 CC07 JJ25 KK56 LL05 LL07

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】LAN同士を接続するLAN間接続装置と、該LA
    N間接続装置同士をWAN回線で接続するWANノードとで構
    成された広域ネットワーク装置であって、 該LAN間接続装置及び該WANノードが、連帯してバックア
    ップルートへの回線切替を行うように接続された回線切
    替制御部をそれぞれ有することを特徴とした広域ネット
    ワーク装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 該LAN間接続装置が障害を検出する障害検出部を有し、 該LAN間接続装置の回線切替制御部は、該障害検出部が
    障害を検出したとき、両回線切替制御部の中のいずれが
    優先して回線切替を実行するかを、予め決められた優先
    順位に基づいて決定することを特徴とした広域ネットワ
    ーク装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、 該WANノードが障害を検出する障害検出部を有し、 該WANノードの障害検出部は、検出した障害を該LAN間接
    続装置の障害検出部に通知することを特徴とした広域ネ
    ットワーク装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、 該WANノードが障害を検出する障害検出部を有し、 該WANノードの回線切替制御部は、該障害検出部が障害
    を検出したとき、両回線切替制御部の中のいずれが優先
    して回線切替を実行するかを予め決められた優先順位に
    基づいて決定することを特徴とした広域ネットワーク装
    置。
  5. 【請求項5】請求項2又は4において、 該LAN間接続装置又は該WANノードの回線切替制御部は、
    自局が実行した該回線切替ができなかったとき、これを
    他方の回線切替制御部に通知し、この通知を受けた該他
    方の回線切替制御部が回線切替を実行することを特徴と
    した広域ネットワーク装置。
  6. 【請求項6】請求項1において、 該LAN間接続装置又は該WANノードの回線切替制御部は、
    該WAN回線に張られるパスの優先順位を指定したテーブ
    ルを有し、該優先順位に基づいて、該パスのバックアッ
    プルートへの回線切替を行うことを特徴とした広域ネッ
    トワーク装置。
  7. 【請求項7】請求項2又は4において、 該LAN間接続装置又は該WANノードの回線切替制御部は、
    該回線切替を開始後、所定の時間が経過するまでに該回
    線切替が終了しなかったとき、該回線切替ができなかっ
    たと判定に用いるためのタイマを有することを特徴とし
    た広域ネットワーク装置。
  8. 【請求項8】請求項2において、 該LAN間接続装置の回線切替制御部が、迂回対象パス検
    索テーブルを有することを特徴とした広域ネットワーク
    装置。
  9. 【請求項9】請求項4において、 該WANノードの回線切替制御部が、迂回対象パス検索テ
    ーブルを有することを特徴とした広域ネットワーク装
    置。
  10. 【請求項10】請求項1において、 該WANノードがATM交換機及びフレームリレー交換機のい
    ずれかであり、両回線切替制御部がPVCで該連帯動作を
    行うことを特徴とした広域ネットワーク装置。
  11. 【請求項11】請求項3において、 該WANノードの障害検出部は、該障害の通知をCLLMメッ
    セージ及びOAMセルのいずれかで行うことを特徴とした
    広域ネットワーク装置。
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