JP2983699B2 - マルチディスクプレーヤ - Google Patents
マルチディスクプレーヤInfo
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- JP2983699B2 JP2983699B2 JP3175300A JP17530091A JP2983699B2 JP 2983699 B2 JP2983699 B2 JP 2983699B2 JP 3175300 A JP3175300 A JP 3175300A JP 17530091 A JP17530091 A JP 17530091A JP 2983699 B2 JP2983699 B2 JP 2983699B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disc
- disk
- diameter
- stopper
- small
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
- Automatic Disk Changers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数枚のディスクを収
納できるディスクマガジンを有したマルチディスクプレ
ーヤに関する。
納できるディスクマガジンを有したマルチディスクプレ
ーヤに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、6〜10枚程度のディスクを1個
所に収納させて各ディスクを任意に順時演奏できるよう
に構成したマルチディスクプレーヤが、種々開発されて
いる。
所に収納させて各ディスクを任意に順時演奏できるよう
に構成したマルチディスクプレーヤが、種々開発されて
いる。
【0003】この種のマルチディスクプレーヤは、例え
ば特開昭63−211159号公報に開示されているよ
うに、基本的には複数枚のディスクを上下方向に重ねて
収納させたマガジンよりディスクを水平方向に搬送し、
そして搬送されたディスクを保持手段により保持した
後、ターンテーブル上にディスクを搬送するようにして
いる。
ば特開昭63−211159号公報に開示されているよ
うに、基本的には複数枚のディスクを上下方向に重ねて
収納させたマガジンよりディスクを水平方向に搬送し、
そして搬送されたディスクを保持手段により保持した
後、ターンテーブル上にディスクを搬送するようにして
いる。
【0004】ところで、ディスクには種々の大きさがあ
り(例えば8cm、12cm)、上記の如き構成の場合
においては、ターンテーブルに対し各々のディスクが所
定の位置関係となるようこの各々のディスクを保持手段
により保持する必要がある。
り(例えば8cm、12cm)、上記の如き構成の場合
においては、ターンテーブルに対し各々のディスクが所
定の位置関係となるようこの各々のディスクを保持手段
により保持する必要がある。
【0005】このような目的を達成する方法として、例
えばディスクの搬送中に該ディスクの大きさを判定し、
これによりディスクの移動最終位置を規制する終点位置
規制板をモータ等で移動させ、ディスクの移動量を定め
るようにしている。
えばディスクの搬送中に該ディスクの大きさを判定し、
これによりディスクの移動最終位置を規制する終点位置
規制板をモータ等で移動させ、ディスクの移動量を定め
るようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】而して、保持手段はデ
ィスクの配列方向に沿って移動するものであり、軽量で
あること(保持手段の駆動源の負荷軽減)、小型である
こと(移動のためのスペースを小さくする)が必要とさ
れるが、上記の如き移動量を規制する構成を付加すると
保持手段の増量、大型化を招くことになった。又、ディ
スクの大きさを検出する手段に応じてモータを制御する
手段、更にモータの出力を終点位置規制板に伝達する手
段が必要になり、構成が複雑になった。
ィスクの配列方向に沿って移動するものであり、軽量で
あること(保持手段の駆動源の負荷軽減)、小型である
こと(移動のためのスペースを小さくする)が必要とさ
れるが、上記の如き移動量を規制する構成を付加すると
保持手段の増量、大型化を招くことになった。又、ディ
スクの大きさを検出する手段に応じてモータを制御する
手段、更にモータの出力を終点位置規制板に伝達する手
段が必要になり、構成が複雑になった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のマルチディスク
プレーヤは、大径、小径の複数枚のディスクを収納でき
るディスクマガジンと、ディスク演奏手段と、前記ディ
スクマガジンより水平搬送されたディスクを保持する保
持手段と、前記保持手段に設けられ、大径ディスクの移
動を停止させる大径用ストッパー及び小径ディスクに対
しては移動を停止させ、大径ディスクに対しては移動を
許容する回動自在な小径用ストッパーとを有し、前記デ
ィスク演奏手段に対して所定の位置にディスクを保持す
るようにしたものにおいて、前記小径用ストッパーは、
小径ディスクの移動により受ける力と回転軸の方向が一
致するように上下方向に回動自在に配置されたことを特
徴とするものである。
プレーヤは、大径、小径の複数枚のディスクを収納でき
るディスクマガジンと、ディスク演奏手段と、前記ディ
スクマガジンより水平搬送されたディスクを保持する保
持手段と、前記保持手段に設けられ、大径ディスクの移
動を停止させる大径用ストッパー及び小径ディスクに対
しては移動を停止させ、大径ディスクに対しては移動を
許容する回動自在な小径用ストッパーとを有し、前記デ
ィスク演奏手段に対して所定の位置にディスクを保持す
るようにしたものにおいて、前記小径用ストッパーは、
小径ディスクの移動により受ける力と回転軸の方向が一
致するように上下方向に回動自在に配置されたことを特
徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明は、上記のように構成したものであり、
大径ディスクは、大径用ストッパーにより移動を停止さ
れ、又、小径ディスクは、小径用ストッパーにより移動
を停止されることになる。
大径ディスクは、大径用ストッパーにより移動を停止さ
れ、又、小径ディスクは、小径用ストッパーにより移動
を停止されることになる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明のマルチディスクプレーヤの要部平面図、
図2は同じく要部側面図を示す。これらの図において、
(1)は基台シャーシ、(2)は前記基台シャーシ
(1)に着脱自在に取付けられるディスクマガジンで、
内部は7つの部屋に区切られ、7枚のディスクが収納で
きるようにしている。そして、ディスクマガジン(2)
の角部には、ディスクを取り出すためのキー(3)が夫
々の部屋に対して設けられている。尚、ディスクマガジ
ン(2)内におけるディスクを取り出すための構成は、
例えば特開昭63−211159号公報に開示されてお
り、ここでは説明を省略する。(4)は前記基台シャー
シ(1)に固定したモータ(5)により回転駆動される
ターンテーブルである。尚、図示していないがピックア
ップも基台シャーシ(1)に移動自在に取付けられてい
る。(6)は前記ディスクマガジン(2)の取出し口に
沿って上下方向に移動するエレベーション機構で、以下
これについて詳述する。
図1は本発明のマルチディスクプレーヤの要部平面図、
図2は同じく要部側面図を示す。これらの図において、
(1)は基台シャーシ、(2)は前記基台シャーシ
(1)に着脱自在に取付けられるディスクマガジンで、
内部は7つの部屋に区切られ、7枚のディスクが収納で
きるようにしている。そして、ディスクマガジン(2)
の角部には、ディスクを取り出すためのキー(3)が夫
々の部屋に対して設けられている。尚、ディスクマガジ
ン(2)内におけるディスクを取り出すための構成は、
例えば特開昭63−211159号公報に開示されてお
り、ここでは説明を省略する。(4)は前記基台シャー
シ(1)に固定したモータ(5)により回転駆動される
ターンテーブルである。尚、図示していないがピックア
ップも基台シャーシ(1)に移動自在に取付けられてい
る。(6)は前記ディスクマガジン(2)の取出し口に
沿って上下方向に移動するエレベーション機構で、以下
これについて詳述する。
【0010】(7)は下板で、前記ディスクマガジン
(2)側の両側を上方に折り曲げて後述するローラー
(13)(14)(17)(18)の取付け板(8)
(8)を形成している。(9)は連結体(10)(1
0)を介して前記下板(7)に固定した上板で、その略
中央にバネ板(11)を介してクランパー(12)を設
けている。(13)(14)は前記取付け板(8)
(8)に形成した切欠き孔(15)(15)…に沿って
上下動自在に配設した上ローラーで、バネ(16)(1
6)により常に下方に附勢されている。(17)(1
8)は前記上ローラー(13)(14)が下方に附勢さ
れている状態においてこの上ローラー(13)(14)
に密着するよう前記取付け板(8)(8)に枢着した下
ローラーである。(19)は前記下板(7)に固定した
モータで、ギヤ(20)(21)(22)(23)を介
して一方の上ローラー(13)を回転駆動する。尚、他
方の上ローラー(14)は一方の上ローラー(13)と
ベルト(24)により連結され、一方の上ローラー(1
3)と共に回転駆動される。(25)(25)は前記上
板(9)に形成した12cm用ストッパーで、前記夫々
のローラー(13)(14)(17)(18)により搬
送された12cmディスクの中心が前記ターンテーブル
(4)の中心と一致するようにこの12cmディスクを
停止させる。尚、12cm用ストッパー(25)の側面
は末拡がり状に形成されている。(26)(26)は前
記上板(9)に形成した軸支板(27)(27)…に軸
支した8cm用ストッパーで、一端にストッパー棒(2
8)を設け、そして他端にギヤ部(29)を設けてい
る。この8cm用ストッパー(26)(26)は図9に
示すように、8cmディスクがストッパー棒(28)
(28)に当接した状態において、その中心軸の延長線
上に8cmディスクの中心が位置するように配置されて
いる。(30)(30)は前記8cm用ストッパー(2
6)(26)に設けたコイルバネで、図2から見て8c
m用ストッパー(26)(26)を時計方向に附勢す
る。(31)(31)は前記上板(9)に設けられ、前
記ストッパー棒(28)(28)の側部に当接して前記
8cm用ストッパー(26)(26)の回転を規制する
規制片である。ところで、8cm用ストッパー(26)
(26)は、この規制片(31)(31)の作用によ
り、通常、図2に示すようにストッパー棒(28)(2
8)がディスクの搬送路中に突出する位置で停止してい
る。
(2)側の両側を上方に折り曲げて後述するローラー
(13)(14)(17)(18)の取付け板(8)
(8)を形成している。(9)は連結体(10)(1
0)を介して前記下板(7)に固定した上板で、その略
中央にバネ板(11)を介してクランパー(12)を設
けている。(13)(14)は前記取付け板(8)
(8)に形成した切欠き孔(15)(15)…に沿って
上下動自在に配設した上ローラーで、バネ(16)(1
6)により常に下方に附勢されている。(17)(1
8)は前記上ローラー(13)(14)が下方に附勢さ
れている状態においてこの上ローラー(13)(14)
に密着するよう前記取付け板(8)(8)に枢着した下
ローラーである。(19)は前記下板(7)に固定した
モータで、ギヤ(20)(21)(22)(23)を介
して一方の上ローラー(13)を回転駆動する。尚、他
方の上ローラー(14)は一方の上ローラー(13)と
ベルト(24)により連結され、一方の上ローラー(1
3)と共に回転駆動される。(25)(25)は前記上
板(9)に形成した12cm用ストッパーで、前記夫々
のローラー(13)(14)(17)(18)により搬
送された12cmディスクの中心が前記ターンテーブル
(4)の中心と一致するようにこの12cmディスクを
停止させる。尚、12cm用ストッパー(25)の側面
は末拡がり状に形成されている。(26)(26)は前
記上板(9)に形成した軸支板(27)(27)…に軸
支した8cm用ストッパーで、一端にストッパー棒(2
8)を設け、そして他端にギヤ部(29)を設けてい
る。この8cm用ストッパー(26)(26)は図9に
示すように、8cmディスクがストッパー棒(28)
(28)に当接した状態において、その中心軸の延長線
上に8cmディスクの中心が位置するように配置されて
いる。(30)(30)は前記8cm用ストッパー(2
6)(26)に設けたコイルバネで、図2から見て8c
m用ストッパー(26)(26)を時計方向に附勢す
る。(31)(31)は前記上板(9)に設けられ、前
記ストッパー棒(28)(28)の側部に当接して前記
8cm用ストッパー(26)(26)の回転を規制する
規制片である。ところで、8cm用ストッパー(26)
(26)は、この規制片(31)(31)の作用によ
り、通常、図2に示すようにストッパー棒(28)(2
8)がディスクの搬送路中に突出する位置で停止してい
る。
【0011】(32)(32)は前記上板(9)、下板
(7)、連結体(10)(10)に螺合するネジ棒で、
図示せぬモータにより回転駆動されることで前記エレベ
ーション機構(6)を上下方向に移動させる。(33)
(33)…は前記上ローラー(13)(14)の端部に
対応して前記基台シャーシ(1)に設けた押圧板で、前
記エレベーション機構(6)が下方に移動してターンテ
ーブル(4)近傍に達したとき、上ローラー(13)
(14)の端部に当接し、バネ(16)(16)の附勢
力に抗してこの上ローラー(13)(14)の下方への
移動を阻止するものである。これにより、ディスクがタ
ーンテーブル(4)に載置された状態では、上ローラー
(13)(14)はディスクから離れることになる。
尚、エレベーション機構(6)は、ディスクがターンテ
ーブル(4)に載置されてもクランパー(12)により
ディスクをクランプできるまで少許下方に移動するよう
設定されているので、ディスクは下ローラー(17)
(18)とも離れることになる。(34)(34)は前
記8cm用ストッパー(26)(26)のギヤ部(2
9)(29)に対応して前記基台シャーシ(1)に設け
たギヤ板で、前記エレベーション機構(6)が下方に移
動したとき前記ギヤ部(29)(29)に噛合うもので
ある。(35)は前記エレベーション機構(6)に連動
して上下動する取出し機構で、前記ディスクマガジン
(2)のキー(3)を操作し、マガジン(2)よりディ
スクを取り出すものであり、その詳細は例えば特開昭6
3−211159号に開示されており、ここでは説明を
省略する。
(7)、連結体(10)(10)に螺合するネジ棒で、
図示せぬモータにより回転駆動されることで前記エレベ
ーション機構(6)を上下方向に移動させる。(33)
(33)…は前記上ローラー(13)(14)の端部に
対応して前記基台シャーシ(1)に設けた押圧板で、前
記エレベーション機構(6)が下方に移動してターンテ
ーブル(4)近傍に達したとき、上ローラー(13)
(14)の端部に当接し、バネ(16)(16)の附勢
力に抗してこの上ローラー(13)(14)の下方への
移動を阻止するものである。これにより、ディスクがタ
ーンテーブル(4)に載置された状態では、上ローラー
(13)(14)はディスクから離れることになる。
尚、エレベーション機構(6)は、ディスクがターンテ
ーブル(4)に載置されてもクランパー(12)により
ディスクをクランプできるまで少許下方に移動するよう
設定されているので、ディスクは下ローラー(17)
(18)とも離れることになる。(34)(34)は前
記8cm用ストッパー(26)(26)のギヤ部(2
9)(29)に対応して前記基台シャーシ(1)に設け
たギヤ板で、前記エレベーション機構(6)が下方に移
動したとき前記ギヤ部(29)(29)に噛合うもので
ある。(35)は前記エレベーション機構(6)に連動
して上下動する取出し機構で、前記ディスクマガジン
(2)のキー(3)を操作し、マガジン(2)よりディ
スクを取り出すものであり、その詳細は例えば特開昭6
3−211159号に開示されており、ここでは説明を
省略する。
【0012】次に上記構成における動作を説明する。ま
ず、図2の状態で、取出し機構を作動させて12cmデ
ィスク(D12)を取出し、上ローラー(13)、下ロ
ーラー(17)間に挿入すると、この12cmディスク
は上ローラー(13)(14)の回転によりクランパー
(12)側に搬送される。搬送されて、図3の如く8c
m用ストッパー(26)(26)のストッパー棒(2
8)(28)に当接すると、この8cm用ストッパー
(26)(26)に対して力(F)の分力(F2)が働
くので、8cm用ストッパー(26)(26)は図2に
おいて反時計方向に回転し、12cmディスクの搬送を
許容する。そして、12cmディスクが更に搬送され、
12cm用ストッパー(25)(25)に当接すると、
搬送が停止されることになる。この状態においては、図
4、図5に示すように8cm用ストッパー(26)(2
6)のストッパー棒(28)(28)は12cmディス
クの上面に当接し、そして12cmディスクの中心はタ
ーンテーブル(4)の中心に一致した位置にある。又、
12cmディスクは、上ローラー(13)(14)、下
ローラー(17)(18)によって挟持され、このエレ
ベーション機構(6)に保持された状態にある。
ず、図2の状態で、取出し機構を作動させて12cmデ
ィスク(D12)を取出し、上ローラー(13)、下ロ
ーラー(17)間に挿入すると、この12cmディスク
は上ローラー(13)(14)の回転によりクランパー
(12)側に搬送される。搬送されて、図3の如く8c
m用ストッパー(26)(26)のストッパー棒(2
8)(28)に当接すると、この8cm用ストッパー
(26)(26)に対して力(F)の分力(F2)が働
くので、8cm用ストッパー(26)(26)は図2に
おいて反時計方向に回転し、12cmディスクの搬送を
許容する。そして、12cmディスクが更に搬送され、
12cm用ストッパー(25)(25)に当接すると、
搬送が停止されることになる。この状態においては、図
4、図5に示すように8cm用ストッパー(26)(2
6)のストッパー棒(28)(28)は12cmディス
クの上面に当接し、そして12cmディスクの中心はタ
ーンテーブル(4)の中心に一致した位置にある。又、
12cmディスクは、上ローラー(13)(14)、下
ローラー(17)(18)によって挟持され、このエレ
ベーション機構(6)に保持された状態にある。
【0013】図4、図5の状態を図示せぬ検出手段によ
り検出すると、ギヤ棒(32)(32)を回転させ、エ
レベーション機構(6)を下方に移動させる。エレベー
ション機構(6)の下方への移動が進むと、8cm用ス
トッパー(26)(26)のギヤ部(29)(29)が
ギヤ板(34)(34)に噛み合う。この状態でエレベ
ーション機構(6)が更に下方に移動すると、8cm用
ストッパー(26)(26)はギヤ部(29)(29)
とギヤ板(34)(34)の噛み合いにより、図2にお
いて反時計方向に回転し、12cmディスクがクランプ
されたときには、図6に示すようにストッパー棒(2
8)(28)が12cmディスクから離れた状態にな
る。
り検出すると、ギヤ棒(32)(32)を回転させ、エ
レベーション機構(6)を下方に移動させる。エレベー
ション機構(6)の下方への移動が進むと、8cm用ス
トッパー(26)(26)のギヤ部(29)(29)が
ギヤ板(34)(34)に噛み合う。この状態でエレベ
ーション機構(6)が更に下方に移動すると、8cm用
ストッパー(26)(26)はギヤ部(29)(29)
とギヤ板(34)(34)の噛み合いにより、図2にお
いて反時計方向に回転し、12cmディスクがクランプ
されたときには、図6に示すようにストッパー棒(2
8)(28)が12cmディスクから離れた状態にな
る。
【0014】ところで、12cmディスクがターンテー
ブル(4)に載置されてもエレベーション機構(6)は
前述したように少許下方に移動するように設定されてい
るので、12cmディスクはターンテーブル(4)への
載置後、エレベーション機構(6)内を相対的に上方に
移動することになり、図7から図8の状態に移行する。
従って、クランプ時は、12cmディスクと12cm用
ストッパー(25)の当接は解除されることになる。
ブル(4)に載置されてもエレベーション機構(6)は
前述したように少許下方に移動するように設定されてい
るので、12cmディスクはターンテーブル(4)への
載置後、エレベーション機構(6)内を相対的に上方に
移動することになり、図7から図8の状態に移行する。
従って、クランプ時は、12cmディスクと12cm用
ストッパー(25)の当接は解除されることになる。
【0015】次に図2の状態で8cmディスク(D8)
が取出されると、この8cmディスクは、12cmディ
スクの場合と同様に夫々のローラー(13)(14)
(17)(18)によってクランパー(12)側に搬送
される。搬送が進み図9の如く8cm用ストッパー(2
6)(26)のストッパー棒(28)(28)に当接す
ると、この8cm用ストッパー(26)(26)の中心
軸方向にのみ力(F)が働くので、8cm用ストッパー
(26)(26)は回転せず、8cmディスクの搬送を
停止することになる。この状態においては、図9、図1
0に示すように、8cmディスクの中心はターンテーブ
ル(4)の中心に一致した位置にあり、又上ローラー
(13)(14)下ローラー(17)(18)によって
挟持され、このエレベーション機構(6)に保持された
状態にある。これを図示せぬ検出手段が検出すると、ギ
ヤ棒(32)(32)を回転させ、エレベーション機構
(6)を下方に移動させる。エレベーション機構(6)
の下方への移動が進むと、8cm用ストッパー(26)
(26)のギヤ部(29)(29)がギヤ板(34)
(34)に噛み合う。この状態でエレベーション機構
(6)が更に下方に移動すると、8cm用ストッパー
(26)(26)はギヤ部(29)(29)とギヤ板
(34)(34)の噛み合いにより、図2において反時
計方向に回転し、8cmディスクがクランプされたとき
には、図11に示すようにストッパー棒(28)(2
8)と8cmディスクの当接は解除された状態になる。
が取出されると、この8cmディスクは、12cmディ
スクの場合と同様に夫々のローラー(13)(14)
(17)(18)によってクランパー(12)側に搬送
される。搬送が進み図9の如く8cm用ストッパー(2
6)(26)のストッパー棒(28)(28)に当接す
ると、この8cm用ストッパー(26)(26)の中心
軸方向にのみ力(F)が働くので、8cm用ストッパー
(26)(26)は回転せず、8cmディスクの搬送を
停止することになる。この状態においては、図9、図1
0に示すように、8cmディスクの中心はターンテーブ
ル(4)の中心に一致した位置にあり、又上ローラー
(13)(14)下ローラー(17)(18)によって
挟持され、このエレベーション機構(6)に保持された
状態にある。これを図示せぬ検出手段が検出すると、ギ
ヤ棒(32)(32)を回転させ、エレベーション機構
(6)を下方に移動させる。エレベーション機構(6)
の下方への移動が進むと、8cm用ストッパー(26)
(26)のギヤ部(29)(29)がギヤ板(34)
(34)に噛み合う。この状態でエレベーション機構
(6)が更に下方に移動すると、8cm用ストッパー
(26)(26)はギヤ部(29)(29)とギヤ板
(34)(34)の噛み合いにより、図2において反時
計方向に回転し、8cmディスクがクランプされたとき
には、図11に示すようにストッパー棒(28)(2
8)と8cmディスクの当接は解除された状態になる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上記のように、小径ディスク
の移動により受ける力と回転軸の方向が一致するように
上下方向に回動自在に小径用ストッパーを配置したもの
であるから、従来のように、保持手段に、ディスクの移
動量を制御するためのモータ等を設ける必要がなく保持
手段の小型化、軽量化を実現できる。又、ディスクの大
きさの検出に応じて各々のストッパーを制御する必要が
ないので構成が簡単になる。
の移動により受ける力と回転軸の方向が一致するように
上下方向に回動自在に小径用ストッパーを配置したもの
であるから、従来のように、保持手段に、ディスクの移
動量を制御するためのモータ等を設ける必要がなく保持
手段の小型化、軽量化を実現できる。又、ディスクの大
きさの検出に応じて各々のストッパーを制御する必要が
ないので構成が簡単になる。
【図1】本発明のマルチディスクプレーヤの要部の平面
図である。
図である。
【図2】同じく、図1においてA方向から見た要部の側
面図である。
面図である。
【図3】同じく、12cmディスクの搬送途中の要部の
平面図である。
平面図である。
【図4】同じく、12cmディスクの搬送が終了した時
の要部の平面図である。
の要部の平面図である。
【図5】同じく、図1においてB方向から見た12cm
ディスクの搬送が終了した時の要部の側面図である。
ディスクの搬送が終了した時の要部の側面図である。
【図6】同じく、図1においてB方向から見た12cm
のクランプが終了した時の要部の側面図である。
のクランプが終了した時の要部の側面図である。
【図7】同じく、図1においてA方向から見た12cm
ディスクがクランプされる前の要部の側面図である。
ディスクがクランプされる前の要部の側面図である。
【図8】同じく、図1においてA方向から見た12cm
ディスクがクランプされた時の要部の側面図である。
ディスクがクランプされた時の要部の側面図である。
【図9】同じく、8cmディスクの搬送が終了した時の
要部の平面図である。
要部の平面図である。
【図10】同じく、図1においてB方向から見た8cm
ディスクの搬送が終了した時の要部の側面図である。
ディスクの搬送が終了した時の要部の側面図である。
【図11】同じく、図1においてB方向から見た8cm
ディスクのクランプが終了した時の要部の側面図であ
る。
ディスクのクランプが終了した時の要部の側面図であ
る。
2 ディスクマガジン 4 ターンテーブル 6 エレベーション機構 13 上ローラー 14 上ローラー 17 下ローラー 18 下ローラー 25 12cm用ストッパー 26 8cm用ストッパー 28 ストッパー棒 29 ギヤ部 34 ギヤ板
Claims (1)
- 【請求項1】 大径、小径の複数枚のディスクを収納で
きるディスクマガジンと、ディスク演奏手段と、前記デ
ィスクマガジンより水平搬送されたディスクを保持する
保持手段と、前記保持手段に設けられ、大径ディスクの
移動を停止させる大径用ストッパー及び小径ディスクに
対しては移動を停止させ、大径ディスクに対しては移動
を許容する回動自在な小径用ストッパーとを有し、前記
ディスク演奏手段に対して所定の位置にディスクを保持
するようにしたものにおいて、前記小径用ストッパー
は、小径ディスクの移動により受ける力と回転軸の方向
が一致するように上下方向に回動自在に配置されたこと
を特徴とするマルチディスクプレーヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3175300A JP2983699B2 (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | マルチディスクプレーヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3175300A JP2983699B2 (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | マルチディスクプレーヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0528617A JPH0528617A (ja) | 1993-02-05 |
JP2983699B2 true JP2983699B2 (ja) | 1999-11-29 |
Family
ID=15993689
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3175300A Expired - Lifetime JP2983699B2 (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | マルチディスクプレーヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2983699B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW403894B (en) | 1997-08-12 | 2000-09-01 | Kenwood Corp | Disc loading mechanism of disc apparatus |
DE69936108T2 (de) | 1998-10-20 | 2008-02-14 | Omron Healthcare Co., Ltd. | Infrarotthermometer |
JP4226985B2 (ja) | 2003-10-06 | 2009-02-18 | 日本航空電子工業株式会社 | 光学センサの製造方法 |
-
1991
- 1991-07-16 JP JP3175300A patent/JP2983699B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0528617A (ja) | 1993-02-05 |
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