JP2976923B2 - 容量性負荷の駆動装置 - Google Patents
容量性負荷の駆動装置Info
- Publication number
- JP2976923B2 JP2976923B2 JP9122986A JP12298697A JP2976923B2 JP 2976923 B2 JP2976923 B2 JP 2976923B2 JP 9122986 A JP9122986 A JP 9122986A JP 12298697 A JP12298697 A JP 12298697A JP 2976923 B2 JP2976923 B2 JP 2976923B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- power supply
- capacitive load
- switch
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G3/00—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
- G09G3/20—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
- G09G3/22—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters using controlled light sources
- G09G3/28—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters using controlled light sources using luminous gas-discharge panels, e.g. plasma panels
- G09G3/288—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters using controlled light sources using luminous gas-discharge panels, e.g. plasma panels using AC panels
- G09G3/296—Driving circuits for producing the waveforms applied to the driving electrodes
- G09G3/2965—Driving circuits for producing the waveforms applied to the driving electrodes using inductors for energy recovery
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Control Of El Displays (AREA)
- Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)
Description
レイパネルあるいはエレクトロルミネセントパネルなど
の表示パネルの駆動装置に関し、特に、表示パネルの静
電容量の充放電電力の回収が可能で、省電力化に貢献す
る、容量性負荷の駆動装置に関する。より詳細には、本
発明は、従来方式よりも高速に動作すると共に、無効電
力が少なく高効率の、容量性負荷にパルスを印加する電
力回収型の駆動装置に関する。
情報端末機器やパーソナルコンピュータ、あるいはテレ
ビジョン等の画像表示装置として用いられる、プラズマ
ディスプレイパネルやエレクトロルミネセントパネル、
液晶パネルなどの表示パネルなどがある。以下では、特
に、プラズマディスプレイパネルの駆動回路の無効電力
を削減する駆動装置を例にとり説明する。
単で大画面化が容易であり、またパネルを作成する基板
として窓ガラスなどに広範に用いられている安価なソー
ダガラスを用いることができるなどの利点を有してい
る。
ダガラスよりなる2枚の透明絶縁基板を用い、それぞれ
の透明絶縁基板上に、電極や表示の単位となる画素を区
切るための隔壁などを形成し、これら構造物を形成した
2枚の透明絶縁基板を張り合わせ、放電用のガスを封入
して完成する。
り、透明絶縁基板の厚さは3mm程度であるから、非常
に薄型で軽量のディスプレイを作ることができる。
プラズマディスプレイパネルは特に近年進展が著しいパ
ーソナルコンピュータやオフィスワークステーション、
ないしは発展が期待されている大画面の壁掛けテレビ等
に用いられようとしている。
いにより、大別して、DC型とAC型に分類される。こ
のうち、DC型は、電極が直接放電ガスに接しており、
一度放電が起こるとDC電流が流れ続けるため「DC
型」と呼ばれる。一方、AC型は、電極と放電ガスの間
に絶縁層が介在するので、電流は電圧印加後、1マイク
ロ秒程度の短時間のパルス状に流れて収束する。電流
は、絶縁層の静電容量に制限されて流れる。絶縁層は、
コンデンサとして働くので、ACパルスを印加すること
により、パルス状の発光が繰り返され、表示がなされ
る。このため「AC型」と呼ばれる。
接放電にさらされるため、電極の消耗が激しく、長寿命
を得ることが難しい。一方、AC型は、絶縁層を形成す
る手間と費用がかかるが、電極が絶縁層で覆われている
ため寿命が長い。また、高輝度発光を可能にするメモリ
ーと呼ばれる機能を容易に実現できるため、近年開発が
進んでいる。
パネルを対象としたもので説明する。以下では、まず、
ACメモリー型プラズマディスプレイパネルの構造を説
明し、さらにその駆動方法と従来の駆動回路について説
明する。
プレイパネルの構造について、図7に、特開平7−29
5506号公報に示されている構成を参照して説明す
る。図7に示す構成は、一般に、面放電型と呼ばれてい
る電極構成を有するACメモリー型プラズマディスプレ
イパネルの構造を示したものであり、後に詳細に説明す
るように、本願発明の容量性負荷の駆動装置が適用され
る表示パネルの例である。図7(a)は平面図、図7
(b)は図7(a)のx−x′線の断面図である。
レイパネルは、3mm厚程度のソーダガラスよりなる第
1絶縁基板11と、同じく3mm厚程度のソーダガラス
よりなる第2絶縁基板12と、第1絶縁基板11上の透
明なネサ膜よりなる維持電極13aと、同じく透明なネ
サ膜よりなる走査電極13bと、透明な維持電極13a
や透明な走査電極13bに十分な電流を供給するため
の、透明な維持電極13aや透明な走査電極13bの上
の一部に設けられる銀の厚膜などよりなる金属電極13
cと、第2絶縁基板12上に設けられる銀の厚膜などよ
りなる列電極14と、全圧で500Torrで3%のX
eを混合した、7対3のHeとNeよりなる放電ガスが
充填される放電ガス空間15と、絶縁層18bの上に設
けられ放電ガス空間を確保するとともに画素を区切るガ
ラスよりなる厚膜の隔壁16と、絶縁層18bの上に積
層され放電ガスの放電により発生する紫外光を可視光に
変換するZn2SiO4:Mnなどよりなる蛍光体17
と、維持電極13a、走査電極13b、及び金属電極1
3cを覆う厚膜の透明グレーズよりなる絶縁層18a
と、列電極14を覆う厚膜の絶縁層18b、および絶縁
層18aを放電より保護する厚さ2μm程度のMgOよ
りなる保護層19と、を備えて構成される。
16で囲まれた区画が、画素20となる。
2、…、m)と列電極DDj(j=1、2、…、n)の
交点の画素をaijで示す。図7(b)の蛍光体17を画
素毎に赤、緑、青の3色に塗り分ければ、フルカラー表
示可能なプラズマディスプレイパネルが得られる。この
プラズマディスプレイパネルの表示方法は、図7(b)
の上面あるいは下面のどちらでも可能であるが、この例
の場合は下面の方が開口率が高く、蛍光体の発光部分を
直接目視するスタイルとなり、より高い輝度を得られる
ので好ましい。
パネルの電極のみに着目した平面図を図8に示す。図8
において、10はプラズマディスプレイパネル、21は
第1絶縁基板11と第2絶縁基板12を張り合わせ、内
部に放電ガスを封入し気密にシールするシール部、CC
1、CC2、…、CCmは維持電極13a、SS1、S
S2、…、SSmは走査電極13b、DD1、DD2、…、
DDn-1、DDnは列電極14である。
は、例えば走査電極SS1、SS2、…、SSmは480
本、維持電極CC1、CC2、…、CCmは480本、列
電極DD1、DD2、…、DDn-1、DDnは1920本で
ある。各画素のピッチは、列電極間は0.35mm、走
査電極間は1.05mmである。走査電極と列電極の距
離は0.2mmである。
パネルを用いて階調表示を行う方法について説明する。
バイスと異なり印加電圧の変更により高輝度の階調表示
を行うことは、印加電圧と輝度の関係が直線的でないた
め、困難であり、一般的には、発光回数を制御すること
により、階調表示を行う。特に、高輝度の階調表示を行
うには、以下で説明されるサブフィールド法が用いられ
る。
ケンスを説明するための図であり、横軸は時間であり、
縦軸は、走査電極を表している。1フィールドの間に1
枚の画像が送られる。1フィールドの時間は個々のコン
ピュータや放送システムによって異なるが、おおむね1
/50秒から1/75秒の範囲内に設定されていること
が多い。
像表示では、図9に示すように、1フィールドをk個の
サブフィールド(図9の場合は、SF1〜SF6のk=
6個のサブフィールド)に分割している。各サブフィー
ルドは、図10で説明する予備放電パルス、予備放電消
去パルス、および走査パルスとデータパルスなどにより
表示データを書き込むための書き込み期間、表示発光の
ための維持放電期間、より構成されている。
ールドにおける、各画素の維持放電の発光回数を2nで
重みづけて次のように制御する。
り、最も輝度が低いサブフィールドを「1」、最も輝度
が高いサブフィールドを「k」とする。L1は最も輝度
が低いサブフィールドの輝度であり、anは「1」また
は「0」の値をとる変数で、n番目のサブフィールドに
おいて当該画素を発光させる場合には「1」、発光させ
ない場合は「0」である。各サブフィールドの発光輝度
が異なることから、各サブフィールドの点灯・非点灯を
選択することで、輝度を制御できる。
赤、緑、青のカラー画素を一組としてカラー表示を行う
場合は、各色で、2k=26=64段階の階調表現ができ
る。色数としては、643=262144色(黒を含
む)の表示ができる。
ィールドであり、各色で2階調(オンかオフ)の表示が
できる。色数としては23=8色(黒を含む)の表示が
できる。
0は、図7、及び図8に示した、従来のプラズマディス
プレイパネルの、1つのサブフィールドにおける駆動電
圧波形、及び発光波形の一例を示す図である。
極CC1、CC2、…、CCmに印加する電圧波形、波形
(B)は、走査電極SS1に印加する電圧波形、波形
(C)は、走査電極SS2に印加する電圧波形、波形
(D)は、走査電極SSmに印加する電圧波形、波形
(E)は、列電極DD1に印加する電圧波形、波形
(F)は、列電極DD2に印加する電圧波形、波形
(G)は、画素a11の発光波形、をそれぞれ示してい
る。
ルスは、書き込みすべきデータの有無に従ってパルスの
有無が決定されていることを示す。
a11、a22にデータを書き込む場合を示している。3行
目以降の画素については、データの有無により表示が行
われることを示している。
維持パルス31と予備放電パルス36を印加する。
には、これらの電極に共通した維持パルス32、消去パ
ルス35、および予備放電消去パルス37のほかに、各
走査電極に独立したタイミングで走査パルス33を線順
次に印加する。各列電極DD j(j=1、2、…、n)
には、発光データがある場合は、データパルス34を走
査パルス33に同期して印加する。
図8に示した構成の従来のプラズマディスプレイパネル
においては、まず、消去パルス35によって、直前のサ
ブフィールドで発光していた画素の放電を消去する。つ
ぎに、予備放電パルス36により、全ての画素を1度強
制的に放電させ、さらに、予備放電消去パルス37で予
備放電を消す。これにより、次に印加する走査パルスで
の書き込み放電を起こり易くしている。
に同じタイミングで走査パルス33とデータパルス34
を印加して、書き込み放電を行わせると、その後は、隣
り合う維持電極と走査電極の間で、維持パルス31と維
持パルス32により維持放電が持続される。
パルス34のみが印加された場合は書き込み放電は発生
せず、その後の維持放電も発生しない。このような機能
はメモリー機能と呼ばれる。維持放電の回数により、各
サブフィールドの発光輝度が制御される。
ルの駆動装置の回路ブロックの構成を示した図11を参
照すると、41はプラズマディスプレイパネルの画素
群、42は予備放電パルス36の発生回路、43は電力
回収回路を有する維持側の維持パルス31の発生回路、
44は走査側の消去パルス35や予備放電消去パルス3
7を発生する回路、45は走査パルス33を発生する回
路、46は複数の走査電極に混合回路47を介して接続
される、電力回収回路を有する維持パルス32の発生回
路、47は走査側の維持パルスと走査パルスを混合する
回路、TP1は維持側維持パルス発生回路43、または
走査側維持パルス発生回路46の出力端子、である。
が大きいため、静電容量の充放電電力を回収するいわゆ
る電力回収回路を用いて維持パルスの充放電電力を回収
し、電力消費が少なくなる回路が維持側維持パルス発生
回路43や走査側維持パルス発生回路46に用いられる
(例えば特開昭61−132997号公報の記載参
照)。
いて以下に説明する。図12は、維持パルスを発生する
ための従来の電力回収回路付きの維持パルス発生回路の
基本構成を示す図である。
力のコンデンサ、C101は回路内の漂遊容量などを含む
外部容量、C102はプラズマディスプレイパネルの走査
電極と維持電極間の等価静電容量、S100、S101、S
102、S103は高電圧のスイッチ、D100、D101、
D102、D103はダイオード、L100は電力回収用のコイ
ル、TP1は図11に示した維持側維持パルス発生回路
43、または走査側維持パルス発生回路46の出力端
子、TP2は維持パルス電圧(VS)を与える直流電源
を接続する端子、である。
のタイミングチャートを参照して簡単に説明すると、ま
ず時刻T100において維持パルス電圧を与えるためにス
イッチS103を開きスイッチS100を閉じてコイルL100
を通して外部容量C101、パネル容量C102を充電する。
P2の電圧(VS)より高くなる時刻T101においてダイ
オードD102が導通し、端子TP1の電圧は端子TP2の
電圧(VS)にクランプされる。
しておくと、コイルL100、ダイオードD102、スイッチ
S100の閉回路をコイルL100の起電力による電流が流れ
る。この電力はこの閉回路内で無駄に消費されてしまう
ので、端子TP1の電圧が端子TP2の電圧より高くなっ
た時刻T101に精確に同期して、スイッチS100を開く。
このようにすれば、コイルL100に蓄えられたエネルギ
ーはコイルL100、ダイオードD102、コンデンサ
C100、ダイオードD101を通して端子TP2につながっ
ているコンデンサC100に回収される。
り高くなった時刻T101で、スイッチS102を閉じ、端子
TP2を通して直流電源に接続し、端子TP1の電圧を維
持パルス電圧(VS)に固定する。
時刻T102においてスイッチS102を開き、同時にスイッ
チS101を閉じる。すると、コイルL100を通して、端子
TP1はゼロ電圧に落ちてゆく。端子TP1の電圧がゼロ
電圧より低くなる時刻T103においてダイオードD103が
導通し、端子TP1はゼロ電圧にクランプされる。
しておくと、コイルL100、スイッチS101、ダイオード
D103の閉回路をコイルL100の起電力による電流が流れ
る。この電力は、この閉回路内で無駄に消費されてしま
うので、端子TP1の電圧が零電圧より低くなった時刻
T103に精確に同期してスイッチS101を開く。このよう
にすれば、コイルL100に蓄えられたエネルギーはコイ
ルL100、ダイオードD100、コンデンサC100、ダイオ
ードD103を通して端子TP2につながっているコンデン
サC100に回収される。
発生しているが、従来の駆動波形を示す図10では、負
極性のパルス用いている。この場合は、電源端子TP2
を接地し、接地側の回路部分を直流電源の負極側に接続
すればよい。そして、この場合、外部容量C101、パネ
ル静電容量C102の一端は、従来通り、図12に示すよ
うに、等価的に接地してあればよい。
行うにはスイッチS100、S101のオフするタイミングを
精確に調整することが要求される。調整が不正確である
と、電力回収回路内部での電力損失が増大し電力回収効
率が著しく悪化するとともに、最悪の場合はダイオード
D102、D103やスイッチS100、S101の焼損を招く。
97号公報においてその実施例として記載されている、
比較的動作が遅くともよいエレクトロルミネセントパネ
ル(列電極に印加されるデータパルスの立ち上がりまた
は立ち下がり時間は数マイクロ秒以上である)には対応
することはできる。なぜならば、スイッチS100やS101
として動作遅れが0.1マイクロ秒程度のパワーMOS
FET素子を用いて、この立ち上がり、または立ち下が
り時間に対応した数マイクロ秒の時間幅だけオンするス
イッチS100やS101を実現することは可能だからであ
る。
比較して、非常な高速動作が要求されるプラズマディス
プレイパネル(維持パネルの立ち上がりまたは立ち下が
り時間は0.2〜0.5マイクロ秒程度である)等に
は、この立ち上がり、または立ち下がり時間の間だけ精
確にオン動作できる十分早い動作速度(好ましくは動作
遅れ時間が0.1マイクロ秒以下)を持つ高電力・高耐
圧のスイッチがない。または有っても高価である。
7号公報に記載の回路構成を以てしては十分に対応でき
ない。
号公報や、特開平8−160901号公報に記載のプラ
ズマディスプレイパネルにパルスを供給する電力回収型
の駆動装置について第2の従来技術として以下に説明す
る。
図を示す図である。図14を参照すると、S11〜S14は
スイッチ、D11〜D14はダイオード、L1は電力回収用
のコイル、C2は負荷となるプラズマディスプレイパネ
ルの静電容量、C10は静電容量C2の100倍以上の容
量値を持つ電力回収用のコンデンサ、TP1は、図11
に示したように維持側、または走査側の維持パルス発生
器の出力端子、TP2は維持パルス電圧を与える電源に
接続する端子、である。
記第1の従来技術と同じく、正極性パルスを発生する回
路として説明する。
形を示す図15を参照すると、定常的にプラズマディス
プレイパネルにパルスを供給している状態においては、
コンデンサC10の端子電圧は、端子TP2の電圧(V
S)の略1/2となっている。
電圧にクランプしているスイッチS14をオフとし、スイ
ッチS11をオンとしてコンデンサC10からスイッチ
S11、ダイオードD11、コイルL1を通して直列共振状
態で電流を供給する。コイルL1と静電容量C2の共振に
よって端子TP1の電圧が最大となったところで、スイ
ッチS13を閉じて端子TP1の電圧を維持パルス電圧源
の電圧を与える端子TP2の値(VS)にクランプす
る。
S13をオフとしてスイッチS12をオンすると端子TP1
の電圧が下がる。パルスの立ち上がりと同様、コイルL
1と静電容量C2の共振により、端子TP1の電圧が下が
りきったところで、スイッチS14を閉じて端子TP1の
電圧を接地電圧にクランプする。
容量C2の100倍以上と記したが、必ずしもこれに限
る必要はなく、コンデンサC10の値はパネル静電容量C
2と同程度の値でも十分である(例えば特開平8−13
7432号公報の記載参照)。
S11やS12は、図15に示したように、オン期間は必ず
しも出力パルスの立ち上がり、または立ち下がり時間に
限定する必要はなく、その後のクランプ時間(時刻T12
から時刻T13までの期間で、1から5マイクロ秒以上の
時間幅を持つ)まで延長されていても動作上は問題な
い。
り時間が0.2〜0.5マイクロ秒と短くとも、従来の
パワーMOSFETなどを用いて容易に実現可能である
利点がある。
ては、有限のオン抵抗を持つパワーMOSFETなどに
よる電力回収回路の電力ロスのために、図15に、端子
TP1の電圧波形として示したように、パルスの立ち上
がりまたは立ち下がり部分においてクランプ回路がオン
するタイミング(時刻T12やT14)で、電圧ΔVのジャ
ンプが必ず発生する。
グにおいてクランプ回路にラッシュ電流が流れ、スイッ
チS13やS14で電力ロスが発生するとともに、このラッ
シュ電流がノイズ源となる問題点があった。
記載の、プラズマディスプレイパネルにパルスを供給す
る電力回収型の駆動装置を第3の従来技術として説明す
る。図16は、この第3の従来技術の基本ブロック構成
を示す図である。
技術において使用していた維持側維持パルス発生回路4
3、走査側維持パルス発生回路46の代わりに維持パル
ス発生回路48が設置されており、その出力端子がTP
21、TP22である。
基本回路図を示す図である。図17を参照すると、TP
3は維持パルスの電圧を供給するための電源に接続する
端子、TP21、TP22は図16に示す維持パルスの出力
端子、S21〜S24は出力端子TP21、TP22を接地電
圧、または維持パルス電圧にクランプするためのスイッ
チ、S25、S26は電力回収用のスイッチ、L21は電力回
収用のコイル、D25、D26は電力回収用のダイオード、
である。
技術や上記第2の従来技術と異なり、負極性の維持パル
スを発生する回路として説明する。
形を示すタイミング波形図である図18を参照すると、
まず時刻T20において、スイッチS21とスイッチS24は
閉じており、スイッチS25はオンまたはオフの状態にあ
る。端子TP22には負極性の維持パルス電圧(−VS)
が印加されている。
S24、S25を開き、スイッチS26を閉じるとパネルの静
電容量C2に充電されていた電荷がスイッチS26、ダイ
オードD26、コイルL21を通して放電を開始し、共振電
流がこの閉回路を流れる。
P22の電圧波形として示すように、時刻T22において、
端子TP22の電圧が立ち上がる。この時刻において、ス
イッチS22、S23を閉じると、端子TP21は維持パルス
電圧(−VS)にクランプされ、端子TP22は零電圧に
クランプされる。
S22、S23、S26を開き、スイッチS25を閉じるとパネ
ルの静電容量C2に充電されていた電荷がスイッチ
S25、ダイオードD25、コイルL21を通して放電し、共
振電流がこの閉回路を流れる。
P21の電圧波形として示すように、時刻T24において、
端子TP21の電圧が立ち上がる。この時刻においてスイ
ッチS21、S24を閉じると、端子TP21は零電圧にクラ
ンプされ、端子TP22は維持パルス電圧(−VS)にク
ランプされる。
S25、S26は、図18に示したように、オン期間は、必
ずしも出力パルスの立ち上がり、または立ち下がり時間
に限定する必要はなく、その後のクランプ時間(1から
5マイクロ秒以上の時間幅を持つ)まで延長されていて
も動作上は問題ない。
り時間が0.2〜0.5マイクロ秒と短くとも、従来の
パワーMOSFETなどを用いて容易に実現可能である
利点がある。
ては、有限のオン抵抗を持つパワーMOSFETなどに
よる電力回収回路の電力ロスのために、図18に、端子
TP21、TP22の電圧波形として示したように、パルス
の立ち上がりまたは立ち下がり部分においてクランプ回
路がオンするタイミング(時刻T22やT24)で電圧ΔV
のジャンプが必ず発生する。
グにおいてクランプ回路にラッシュ電流が流れ、スイッ
チS21〜S24で電力ロスが発生するとともに、ノイズ源
となる問題点があった。
うに、上記従来技術は以下に記載するような問題点を有
している。
時に高効率な電力回収動作が難しい。
来技術においては、電圧をクランプするスイッチが動作
した時点において、ラッシュ電流が流れ、ノイズと電力
ロスが発生する。
題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、ま
ず、上記第1の従来技術において問題点とされた高速パ
ルス発生時に高効率な電力回収動作が難しいという問題
を解消し、高速で高効率な動作を可能にする電力回収型
の容量性負荷の駆動装置を提供することにある。また、
本発明の目的は、上記第2の従来技術や、上記第3の従
来技術で問題点とされた、電圧をクランプするスイッチ
が動作した時点においてラッシュ電流が流れノイズと電
力ロスが発生する点を改良し、電圧をクランプするスイ
ッチが動作した時点において、ラッシュ電流が流れず、
このためこのラッシュ電流に起因するノイズや電力ロス
のない、表示パネルなどの容量性負荷にパルスを印加す
る、電力回収型の容量性負荷の駆動装置を提供すること
にある。
め、本発明は、容量性負荷にパルスを供給する駆動装置
において、前記容量性負荷の第1の電極には、直列接続
したコイルとコンデンサの一端と、直流電源の高電圧側
端子に接続する第1のクランプ用スイッチと、前記直流
電源の低電圧側端子に接続する第2のクランプ用スイッ
チと、を接続し、直列接続した前記コイルと前記コンデ
ンサの他端には、前記直流電源の高電圧側端子に接続す
る第1の回収用スイッチと、前記直流電源の低電圧側端
子に接続する第2の回収用スイッチと、を接続し、前記
各スイッチにはそれぞれダイオードを並列接続し、前記
各ダイオードは、前記直流電源の高電圧側に近い端子側
をカソードとする、ことを特徴とする。
1)と直列接続された前記コンデンサ(C3)と並列
に、直列に逆接続されたツェナ電圧の等しい2個のツェ
ナダイオードを接続したことを特徴とする。
回収用スイッチに並列接続されるダイオードは、直列抵
抗が挿入されることを特徴とする。
給する駆動装置において、前記容量性負荷の第1の電極
には、直列接続した第1のコイル(L2)とコンデンサ
(C3)の一端と、直流電源の高電圧側端子に接続する
第1のクランプ用スイッチ(S3)と、直流電源の低電
圧側端子に接続する第2のクランプ用スイッチ(S4)
と、を接続し、前記各クランプ用スイッチにはダイオー
ドを並列接続し、直列接続した前記第1のコイル(L
2)と前記コンデンサ(C3)の他端には前記直流電源
の高電圧側端子に接続するダイオードと、前記直流電源
の低電圧側端子に接続するダイオードと、第2のコイル
(L3)の一端を接続し、前記第2のコイル(L3)の
他端には、前記直流電源の高電圧側端子に接続する第1
の回収用スイッチ(S1)と、前記直流電源の低電圧側
端子に接続する第2の回収用スイッチ(S2)と、を接
続し、前記各ダイオードは、前記直流電源の高電圧側に
近い端子側をカソードとすることを特徴とする。
に説明する。本発明の容量性負荷の駆動装置は、その好
ましい実施の形態において、例えば、後述する実施例の
説明で参照する図1を参照して、容量性負荷(C2)の
第1の電極には、直列接続したコイル(L1)とコンデ
ンサ(C3)の一端と、直流電源の高電圧側端子に接続
するクランプ用スイッチ(S3)と、直流電源の低電圧
側端子に接続するクランプ用スイッチ(S4)とを接続
し、直列接続したコイルL1とコンデンサC3の他端に
は直流電源の高電圧側端子に接続する回収用スイッチ
(S1)と、直流電源の低電圧側端子に接続する回収用
スイッチ(S2)とを接続し、それぞれのスイッチには
ダイオードを並列接続し、それぞれのダイオードは直流
電源の高電圧側に近い端子側をカソードとする。
の好ましい実施の形態において、(a)容量性負荷(C
2)の第1の電極の電圧を直流電源の高電圧端子側の電
圧に固定するために直流電源の高電圧側端子に接続する
クランプ用スイッチ(S1)のみを閉じる第1のステッ
プ、(b)容量性負荷(C2)の第1の電極の電圧を直
流電源の高電圧端子側の電圧から、直流電源の低電圧端
子側の電圧に立ち下げるために、クランプ用スイッチ
(S1、S2)を開き、直流電源の低電圧側に接続した
回収用スイッチ(S2)を閉じ、第1の共振電流を流す
第2のステップ、(c)容量性負荷の第1の電極の電圧
を直流電源の低電圧端子側の電圧に固定するために直流
電源の低電圧側端子に接続するクランプ用スイッチ(S
4)を閉じる第3のステップ、(d)コイル(L1)を
流れる第1の共振電流の電流方向が反転し第2の共振電
流がこの反転した方向に流れている期間に直流電源の低
電圧側に接続した回収用スイッチ(S2)を開く第4の
ステップ、(e)容量性負荷の第1の電極の電圧を直流
電源の低電圧端子側の電圧に固定するために直流電源の
低電圧側端子に接続するクランプ用スイッチ(S4)の
みを閉じる第5のステップ、(f)容量性負荷の第1の
電極の電圧を直流電源の低電圧端子側の電圧から、直流
電源の高電圧端子側の電圧に立ち上げるために、クラン
プ用スイッチを全て開き、直流電源の高電圧側に接続し
た回収用スイッ(チS1)を閉じ第3の共振電流を流す
第6のステップ、(g)容量性負荷の第1の電極の電圧
を直流電源の高電圧端子側の電圧に固定するために直流
電源の高電圧側端子に接続するクランプ用スイッチ(S
3)を閉じる第7のステップ、及び、(h)コイル(L
1)を流れる第3の共振電流の電流方向が反転し第4の
共振電流がこの反転した方向に流れている期間に直流電
源の高電圧側に接続した回収用スイッチ(S1)を開く
第8のステップ、の8段階のステップを繰り返すことに
より、容量性負荷の無効電力を回収しながら容量性負荷
にパルスを供給することを特徴とする。
ル(L1)と直列接続されたコンデンサ(C3)と並列
に、直列に逆接続されたツェナ電圧の等しい2個のツェ
ナダイオード(ZD1、ZD2)を接続したことを特徴
とする(図4参照)。
用スイッチに並列接続されるダイオードには直列抵抗が
挿入されることを特徴とする(図6参照)。
性負荷にパルスを供給する駆動装置において、容量性負
荷の第1の電極には、直列接続した第1のコイル(L
2)とコンデンサ(C3)の一端と、直流電源の高電圧
側端子に接続するクランプ用スイッチと、直流電源の低
電圧側端子に接続するクランプ用スイッチとを接続し、
それぞれのクランプ用スイッチにはダイオードを並列接
続し、直列接続した第1のコイル(L2)とコンデンサ
(C3)の他端には直流電源の高電圧側端子に接続する
ダイオードと、直流電源の低電圧側端子に接続するダイ
オードと、第2のコイル(L3)の一端を接続し、第2
のコイル(L3)の他端には直流電源の高電圧側端子に
接続する回収用スイッチと、直流電源の低電圧側端子に
接続する回収用スイッチとを接続し、それぞれのダイオ
ードは直流電源の高電圧側に近い端子側をカソードとす
ることを特徴とする。
回路を動作させるにあたって、(a)容量性負荷の第1
の電極の電圧を直流電源の高電圧端子側の電圧に固定す
るために直流電源の高電圧側端子に接続するクランプ用
スイッチS3のみを閉じる第1のステップ、(b)容量
性負荷の第1の電極の電圧を直流電源の高電圧端子側の
電圧から、直流電源の低電圧端子側の電圧に立ち下げる
ために、クランプ用スイッチを全て開き、直流電源の低
電圧側に接続した回収用スイッチS2を閉じ第1の共振
電流を流す第2のステップ、(c)容量性負荷の第1の
電極の電圧を直流電源の低電圧端子側の電圧に固定する
ために直流電源の低電圧側端子に接続するクランプ用ス
イッチS4を閉じる第3のステップ、(d)第1のコイ
ルL2を流れる第1の共振電流の電流方向が反転し第2
の共振電流がこの反転した方向に流れている期間に直流
電源の低電圧側に接続した回収用スイッチS2を開く第
4のステップ、(e)容量性負荷の第1の電極の電圧を
直流電源の低電圧端子側の電圧に固定するために直流電
源の低電圧側端子に接続するクランプ用スイッチS4の
みを閉じる第5のステップ、(f)容量性負荷の第1の
電極の電圧を直流電源の低電圧端子側の電圧から、直流
電源の高電圧端子側の電圧に立ち上げるために、クラン
プ用スイッチを全て開き、直流電源の高電圧側に接続し
た回収用スイッチS1を閉じ第3の共振電流を流す第6
のステップ、(g)容量性負荷の第1の電極の電圧を直
流電源の高電圧端子側の電圧に固定するために直流電源
の高電圧側端子に接続するクランプ用スイッチS3を閉
じる第7のステップ、及び、(h)第1のコイルL2を
流れる第3の共振電流の電流方向が反転し第4の共振電
流がこの反転した方向に流れている期間に直流電源の高
電圧側に接続した回収用スイッチS1を開く第8のステ
ップ、の8段階のステップを繰り返すことにより、容量
性負荷の無効電力を回収しながら容量性負荷にパルスを
供給することを特徴とする。
のクランプ用スイッチと回収用スイッチが電界効果トラ
ンジスタ(FET)、またはバイポーラトランジスタで
あることを特徴とする。
性負荷がプラズマディスプレイパネル、あるいはエレク
トロルミネセントパネルであることを特徴とする。
しくは、コンデンサC3の静電容量の値が容量性負荷の
静電容量の値の2倍以上、30倍以下であることを特徴
とする。
ば、上記従来技術の問題点を全て解消した。すなわち、
上記のように回路を構成することにより、従来技術で
は、高速動作では電力回収効率が低かった電力回収を行
う容量性負荷の駆動装置をプラズマディスプレイパネル
の駆動にも用いることができるように高速化できた。
なく、ラッシュ電流に起因したノイズと電力ロスのない
電力回収可能な容量性負荷の駆動装置を実現できる。以
下実施例により、詳しく説明する。
細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照し
て以下に説明する。容量性負荷として従来技術の説明で
参照した図7、及び図8に示したプラズマディスプレイ
パネルを構成を例として本発明の一実施例を説明する。
走査電極SS1、SS2、…、SSmは480本、維持電
極CC1、CC2、…、CCmは480本、列電極DD1、
DD2、…、DDn-1、DDnは1920本である。各画
素のピッチは、列電極間は0.35mm、走査電極間は
1.05mmである。走査電極と列電極の距離は0.2
mmである。
り、走査側維持パルス発生回路46、維持側維持パルス
発生回路43に本発明の容量性負荷の駆動装置を適用す
る。
の駆動装置の第1の実施例の回路構成を示す図である。
図1を参照すると、C1は直流電源出力のコンデンサ、
C2は回路内の漂遊容量などを含む外部容量とプラズマ
ディスプレイパネルの走査電極と、維持電極および列電
極間の等価静電容量の合成容量、S1、S2、S3、S4は
高電圧のスイッチ、D1、D2、D3、D4はダイオード、
L1は電力回収用のコイル、TP1は図11に示した維持
側維持パルス発生回路43、または走査側維持パルス発
生回路46の出力端子、TP3は維持パルス電圧(−V
S)を与える直流電源を接続する端子、TP4はコイル
L1とコンデンサC3に接続される端子、である。
した上記従来技術の構成と相違する点は、本実施例にお
いては、電力回収のためのコンデンサC3が追加されて
いることであり、それ以外の構成は、図12に示した上
記従来技術と同じ構成となっている。
12に示した従来技術に対して、電力回収コンデンサC
3が追加されただけの相違しかないが、本実施例におい
ては、回路の動作は、上記従来技術と全く相違してい
る。以下に、本実施例の容量性負荷の駆動装置の回路の
基本動作を詳しく述べる。発生する維持パルスは負極性
とする。
収用スイッチS1、S2、クランプ用スイッチS3、S4の
動作と、端子TP1の電圧波形、電流波形I1〜I3(電
流の極性は図1に示す矢印の方向を正とする)、及びコ
ンデンサC3の両端の電圧波形(端子TP4を基準とす
る)を示している。T0〜T8はそれぞれの時刻を示す。
ておらず、端子TP1の電圧は零である。クランプ用ス
イッチS3のみオンとなっている。また静電容量C3の電
圧(−VR、ただしVR>0とする)は、定常的にパル
スを発生している状態では維持パルス電圧(−VS、た
だしVS>0とする)の約半分の値に近く、かつ維持パ
ルス電圧より小さな値となっている。
き、回収用スイッチS2を閉じると、図2の電流I1の波
形に示すように、コイルL1、コンデンサC3、回収用ス
イッチS2を通って、第1の共振電流がパネル静電容量
C2を充電する。コンデンサの電圧が|VS|/2より
小さいため、コイルL1の両端の電圧は時刻T1において
は、|VS|/2よりも大きい。このため、第1の共振
電流がほぼ収束する時刻T2において、端子TP1の電圧
は、−VSよりも低くなる。
電圧を与える端子TP3の電圧(−VS)よりも低くな
ると、ダイオードD4が導通する。
スの電圧(−VS)にクランプされる。これと同時に、
クランプ用スイッチS4を閉じる。この状態で、コイル
L1、コンデンサC3、回収用スイッチS2、ダイオード
D4またはクランプ用スイッチS4の閉回路を第2の共振
電流が流れ始める。
値をL、コンデンサの静電容量値をCとすると、 T=2π(LC)1/2 である。
るため、第2の共振電流はパネルの充電電流と比較して
ゆっくりと流れる。
る。回収用スイッチS2は時刻T3までは必ずオンとして
おき、時刻T3から時刻T4までの間にオフすればよい。
このようにすると、第2の共振電流は時刻T4まで流れ
続けて収束する。
オードD2を流れていればよいので、回収用スイッチS2
は、その両端の電圧がダイオードの電圧降下分だけの電
圧で電流を零とできる。したがって、非常に損失の少な
い状態でオフすることができる。
刻T5にてクランプ用スイッチS4を開き、回収用スイッ
チS1を閉じると、コイルL1、コンデンサC3、回収用
スイッチS1を通って第3の共振電流がパネル静電容量
C2を放電する。コンデンサの電圧が|VS|/2より
小さいため、コイルL1の両端の電圧は時刻T5において
は、|VS|/2よりも大きい。このため、第3の共振
電流がほぼ収束する時刻T6において端子TP1の電圧は
零電圧よりも高くなる。
圧より高くなると、ダイオードD3が導通する。これに
より、端子TP1の電圧が零電圧にクランプされる。こ
れと同時にクランプ用のスイッチS3を閉じる。この状
態で、コイルL1、コンデンサC3、回収用スイッチ
S1、ダイオードD3またはクランプ用スイッチS3の閉
回路を第4の共振電流が流れ始める。
る。、回収用スイッチS1は、時刻T7までは必ずオンと
しておき、時刻T7から時刻T8までの間にオフする。こ
れにより、第4の共振電流は時刻T6まで流れ続けて収
束する。時刻T7からT8までの間、電流I3はダイオー
ドD1を流れていればよいので、回収用スイッチS1はそ
の両端の電圧がダイオードの電圧降下分だけの電圧で電
流を零とできる。したがって、非常に損失の少ない状態
でオフすることができる。
は、パネル静電容量C2の値より2倍以上、望ましくは
3倍以上とする。コンデンサC3の静電容量値がパネル
静電容量C2の値より小さいと、共振時にパネル側に十
分電圧がかからず、たとえば時刻T2において端子TP1
の電圧が、−VSまで下がりきらなくなる。
容量値は、パネル静電容量C2の値より30倍以下、望
ましくは15倍以下とする。コンデンサC3の静電容量
値がパネル静電容量C2の値より極端に大きいと、第2
または第4の共振電流のピーク値が大きくなり、電力ロ
スが増大する。このピーク電流の値のいくつかの比較を
表1に示す。
たは立ち上がり期間において毎回コンデンサC3に蓄え
られる電力エネルギーは、 (コンデンサC3の静電容量値とパネル静電容量C2の静
電容量値の直列合成容量に蓄えられるパルスのエネルギ
ー)×(パネル静電容量C2の静電容量値)/(コンデ
ンサC3の静電容量値) に比例する。
すると、パルスの立ち下がりまたは立ち上がり期間にお
いて、毎回コンデンサC3に蓄えられる電力エネルギー
は小さくなる。
デンサC3の端子間電圧値VRは、電力を回収している
パルスの立ち下がりまたは立ち上がり期間において、毎
回コンデンサC3に蓄えられる電力エネルギーと、本実
施例の電力回収回路内での抵抗分による電力損失が平衡
する状態で決定される。
2以下となるように調整しないと、パルスの立ち下がり
終了時点において、端子TP1の電圧が維持パルス電圧
(−VS)まで下がらず、クランプ用のスイッチS4を
通してラッシュ電流が流れてしまう。
るように調整しないと、パルスの立ち上がり終了時点に
おいて端子TP1の電圧が接地電圧まで上がらず、クラ
ンプ用のスイッチS3を通してラッシュ電流が流れてし
まう。
みる。例えばパネルの静電容量C2の値は10nF、コ
ンデンサC3の静電容量値は100nF、コイルL1のイ
ンダクタンス値は1マイクロヘンリーとする。従って、
静電容量C2とコンデンサC3の直列合成容量は9.09
nFである。
T1からT2までの時間)をTR1とすると、時間TR1は
第1の共振周期の1/2であるから、 TR1=π(L1×(C2とC3の直列合成容量))1/2 =0.30マイクロ秒 である。
R1より一桁小さい値なので、ほとんど無視できる。
とする。時間TR2は、第2の共振周期の1/2である
ことから、 TR2=π(L1×C3)1/2 =1.00マイクロ秒 である。パルスの立ち上がりでの時間も同様である。
第1の共振のピーク電流は、パネル静電容量C2に充電
する電気量をQ1とし、維持パルス電圧VS=200V
とすると、Q1=C2×VS=2マイクロクーロンであ
る。これが0.3マイクロ秒の間にほぼ正弦波状に流れ
るので、ピーク電流は9.4アンペアとなる。
ンサC3に充電する電気量をQ2とし、維持パルス電圧V
S=200Vとすると、Q2≒C3×(VS/2)=10
マイクロクーロンである。これが1マイクロ秒の間にほ
ぼ正弦波状に流れるので、ピーク電流は14.1アンペ
アとなる。
によれば、上記第1の従来技術に比べて高速のパルス発
生動作に対応できる。しかも、電力回収用のスイッチS
1やS2のオフを、ほとんど零電圧の状態で行え、さら
に、この状態においては電流はスイッチに並列のダイオ
ードD1やD2に側流されるので、電力回収用のスイッチ
S1やS2のオフ時の電力ロスがほどんどない特徴があ
る。
では、パルスの立ち下がり終了時点において、電力回収
回路によって端子TP1の電圧は維持パルス電圧(−V
S)まで完全に立ち下がるので、クランプ用のスイッチ
S4にラッシュ電流が流れることがない。
では、パルスの立ち上がり終了時点においては、電力回
収回路によって端子TP1の電圧は零電圧まで、完全に
立ち上がるので、クランプ用のスイッチS3にラッシュ
電流が流れることがない。したがってラッシュ電流によ
るクランプ用のスイッチS3やS4の電力ロスを非常に小
さくできるとともにノイズの発生を完全に防止できる。
構成の一例を示した図である。図3と、図1に示した基
本回路図と比較するとわかるように、スイッチS1、S3
がPチャンネルFETであるQ1、Q3により実現され、
スイッチS2、S4がNチャンネルFETであるQ2、Q4
で実現される。
のは、電圧変動のない接地電圧をFET、Q1、Q3のゲ
ート駆動の基準電圧とできるからであり、Q2、Q4をN
チャンネルFETとしているのは、電圧変動のない端子
TP3の電圧である維持パルス電源の電圧をFET、
Q2、Q4のゲート駆動の基準電圧とできるからである。
ランスなどにより行う場合は、スイッチS1〜S4の全て
をNチャンネルFETで構成しても良い。また、FET
に限らずFETのかわりにバイポーラトランジスタを用
いたりしても良いことはいうまでもない。
例の基本回路構成を示す図である。この実施例は、第1
の実施例に対して、ツェナダイオードZD1、ZD2が追
加されている。
VS/2以上に上昇して、パルスの立ち下がりにおいて
パネル静電容量C2の電圧が維持パルス電圧(−VS)
まで十分立ち下がりきらなくなることを防止する。
ル静電容量C2の電圧が接地電圧まで十分に立ち上がり
きらなくなることを防止することに有効である。
D2のツェナ動作電圧値は、VS/2以下に設定する。
望ましくは、(VS/2)の7/10から9/10の範
囲に設定する。
例の基本回路構成を示す図である。この実施例では、第
1の実施例のコイルL1を分割し、コイルL2とコイルL
3に降り分けている。このような構成とすることによ
り、図2の第2の共振電流や第4の共振電流の流れる期
間を短くすることができる。
例の基本回路構成を示す図である。この実施例では、ダ
イオードD1、D2にそれぞれ直列に抵抗R1、R2を挿入
している。このようにすることで、第2の共振電流や、
第4の共振電流が流れる期間における回路損失をより一
定化し、安定した回路損を発生させることで、パルス電
圧を発生していない期間(図2の時刻T0からT1、およ
びT8以降)におけるコンデンサC3の両端の電圧VRを
特に安定化できる利点がある。
電力回収型の駆動回路を用いることにより、高速で高効
率な動作が可能であり、しかも電圧をクランプするスイ
ッチが動作した時点において、ラッシュ電流が流れず、
このためこのラッシュ電流に起因するノイズや電力ロス
のない、表示パネルなどの容量性負荷にパルスを印加す
る電力回収型の駆動装置を実現することができる。
用いることにより、電力の使用効率を向上し、回路で発
生するノイズを抑え、また回路の信頼性を向上できるの
で工業上非常に有用である。
の基本回路構成を示す図である。
形を示す図である。
回路図である。
の基本回路構成を示す図である。
の基本回路構成を示す図である。
の基本回路構成を示す図である。
面放電型プラズマディスプレイパネルの構造を示す図で
(a)は平面図、(b)はx−x′断面図である。
ディスプレイパネルの電極配置図である。
図である。
イパネルの駆動波形の一例を示す図である。
イパネルの駆動回路のブロック図である。
回路付きの維持パルス発生回路の基本構成図である。
た図である。
イパネルの駆動回路の第2の従来技術を示す図である。
た図である。
イパネルの駆動回路の第3の従来技術のブロック図であ
る。
回路付きの維持パルス発生回路の第3の従来技術の基本
構成図である。
た図である。
イオード L1、L2、L3、L21、L100 コイル Q1、Q3 PチャンネルFET Q2、Q4 NチャンネルFET R1、R2 抵抗 S1〜S4、S100〜S103、S11〜S14、S21〜S24 ス
イッチ SF1〜SF6 サブフィールド TP1、TP2、TP3、TP4、TP21、TP22 端子 ZD1、ZD2 ツェナダイオード
Claims (9)
- 【請求項1】容量性負荷にパルスを供給する駆動装置に
おいて、 前記容量性負荷の第1の電極には、直列接続したコイル
とコンデンサの一端と、直流電源の高電圧側端子に接続
する第1のクランプ用スイッチと、前記直流電源の低電
圧側端子に接続する第2のクランプ用スイッチと、を接
続し、 直列接続した前記コイルと前記コンデンサの他端には、
前記直流電源の高電圧側端子に接続する第1の回収用ス
イッチと、前記直流電源の低電圧側端子に接続する第2
の回収用スイッチと、を接続し、 前記各スイッチにはそれぞれダイオードを並列接続し、
前記各ダイオードは、前記直流電源の高電圧側に近い端
子側をカソードとする、ことを特徴とする容量性負荷の
駆動装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の容量性負荷の駆動装置に
おいて、(a)前記容量性負荷の第1の電極の電圧を前
記直流電源の高電圧端子側の電圧に固定するために、前
記直流電源の高電圧側端子に接続する前記第1のクラン
プ用スイッチ(S3)のみを閉じる第1のステップ、
(b)前記容量性負荷の第1の電極の電圧を、前記直流
電源の高電圧端子側の電圧から、前記直流電源の低電圧
端子側の電圧にたち下げるために、前記第1、第2のク
ランプ用スイッチ(S3、S4)を開き、前記直流電源
の低電圧側に接続した前記第2の回収用スイッチ(S
2)を閉じ、第1の共振電流を流す第2のステップ、
(c)前記容量性負荷の第1の電極の電圧を前記直流電
源の低電圧端子側の電圧に固定するために、前記直流電
源の低電圧側端子に接続する前記第2のクランプ用スイ
ッチ(S4)を閉じる第3のステップ、(d)前記コイ
ル(L1)を流れる第1の共振電流の電流方向が反転
し、第2の共振電流がこの反転した方向に流れている期
間に、前記直流電源の低電圧側に接続した前記第2の回
収用スイッチ(S2)を開く第4のステップ、(e)前
記容量性負荷の第1の電極の電圧を前記直流電源の低電
圧端子側の電圧に固定するために、前記直流電源の低電
圧側端子に接続する前記第2のクランプ用スイッチ(S
4)のみを閉じる第5のステップ、(f)前記容量性負
荷の第1の電極の電圧を前記直流電源の低電圧端子側の
電圧から、前記直流電源の高電圧端子側の電圧にたち上
げるために、前記第1、第2のクランプ用スイッチ(S
3、S4)を全て開き、前記直流電源の高電圧側に接続
した前記第1の回収用スイッチ(S1)を閉じ第3の共
振電流を流す第6のステップ、(g)前記容量性負荷の
第1の電極の電圧を前記直流電源の高電圧端子側の電圧
に固定するために、前記直流電源の高電圧側端子に接続
する前記第1のクランプ用スイッチ(S3)を閉じる第
7のステップ、及び、(h)前記コイル(L1)を流れ
る第3の共振電流の電流方向が反転し第4の共振電流
が、この反転した方向に流れている期間に、前記直流電
源の高電圧側に接続した前記第1の回収用スイッチ(S
1)を開く第8のステップ、 の8段階の上記ステップを繰り返すことにより、容量性
負荷の無効電力を回収しながら容量性負荷にパルスを供
給することを特徴とする容量性負荷の駆動装置。 - 【請求項3】前記コイル(L1)と直列接続された前記
コンデンサ(C3)と並列に、直列に逆接続されたツェ
ナ電圧の等しい2個のツェナダイオードを接続したこと
を特徴とする請求項1または2に記載の容量性負荷の駆
動装置。 - 【請求項4】前記第1、第2の回収用スイッチに並列接
続されるダイオードは、直列抵抗が挿入されることを特
徴とする請求項1から3のいずれか一に記載の容量性負
荷の駆動装置。 - 【請求項5】容量性負荷にパルスを供給する駆動装置に
おいて、 前記容量性負荷の第1の電極には、直列接続した第1の
コイル(L2)とコンデンサ(C3)の一端と、直流電
源の高電圧側端子に接続する第1のクランプ用スイッチ
(S3)と、直流電源の低電圧側端子に接続する第2の
クランプ用スイッチ(S4)と、を接続し、前記各クラ
ンプ用スイッチにはダイオードを並列接続し、 直列接続した前記第1のコイル(L2)と前記コンデン
サ(C3)の他端には前記直流電源の高電圧側端子に接
続するダイオードと、前記直流電源の低電圧側端子に接
続するダイオードと、第2のコイル(L3)の一端を接
続し、 前記第2のコイル(L3)の他端には、前記直流電源の
高電圧側端子に接続する第1の回収用スイッチ(S1)
と、前記直流電源の低電圧側端子に接続する第2の回収
用スイッチ(S2)と、を接続し、 前記各ダイオードは、前記直流電源の高電圧側に近い端
子側をカソードとすることを特徴とする容量性負荷の駆
動装置。 - 【請求項6】請求項5に記載の容量性負荷の駆動装置に
おいて、(a)前記容量性負荷の第1の電極の電圧を前
記直流電源の高電圧端子側の電圧に固定するために、前
記直流電源の高電圧側端子に接続する前記第1のクラン
プ用スイッチ(S3)のみを閉じる第1のステップ、
(b)前記容量性負荷の第1の電極の電圧を前記直流電
源の高電圧端子側の電圧から、前記直流電源の低電圧端
子側の電圧に立ち下げるために、クランプ用スイッチを
全て開き、直流電源の低電圧側に接続した前記第2の回
収用スイッチ(S2)を閉じ第1の共振電流を流す第2
のステップ、(c)前記容量性負荷の第1の電極の電圧
を前記直流電源の低電圧端子側の電圧に固定するために
前記直流電源の低電圧側端子に接続する前記第2のクラ
ンプ用スイッチ(S4)を閉じる第3のステップ、
(d)前記第1のコイル(L2)を流れる第1の共振電
流の電流方向が反転し第2の共振電流がこの反転した方
向に流れている期間に前記直流電源の低電圧側に接続し
た前記第2の回収用スイッチ(S2)を開く第4のステ
ップ、(e)前記容量性負荷の第1の電極の電圧を前記
直流電源の低電圧端子側の電圧に固定するために前記直
流電源の低電圧側端子に接続する前記第2のクランプ用
スイッチ(S4)のみを閉じる第5のステップ、(f)
前記容量性負荷の第1の電極の電圧を前記直流電源の低
電圧端子側の電圧から、前記直流電源の高電圧端子側の
電圧に立ち上げるために、クランプ用スイッチを全て開
き、直流電源の高電圧側に接続した前記第1の回収用ス
イッチ(S1)を閉じ第3の共振電流を流す第6のステ
ップ、(g)前記容量性負荷の第1の電極の電圧を前記
直流電源の高電圧端子側の電圧に固定するために前記直
流電源の高電圧側端子に接続する前記第1のクランプ用
スイッチ(S3)を閉じる第7のステップ、及び、
(h)前記第1のコイル(L2)を流れる第3の共振電
流の電流方向が反転し第4の共振電流がこの反転した方
向に流れている期間に前記直流電源の高電圧側に接続し
た前記第1の回収用スイッチ(S1)を開く第8のステ
ップ、 の8段階のステップを繰り返すことにより、容量性負荷
の無効電力を回収しながら容量性負荷にパルスを供給す
ることを特徴とする容量性負荷の駆動装置。 - 【請求項7】請求項1から6のいずれか一に記載の駆動
装置に於いて、 前記クランプ用スイッチと前記回収用スイッチが電界効
果トランジスタ(FET)、またはバイポーラトランジ
スタである、ことを特徴とする容量性負荷の駆動装置。 - 【請求項8】前記容量性負荷がプラズマディスプレイパ
ネルあるいはエレクトロルミネセントパネルである、こ
とを特徴とする請求項1から7のいずれか一に記載の容
量性負荷の駆動装置。 - 【請求項9】前記コンデンサ(C3)の静電容量の値
が、前記容量性負荷の静電容量の値の略2倍以上、30
倍以下であることを特徴とする請求項1から8のいずれ
か一に記載の容量性負荷の駆動装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9122986A JP2976923B2 (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | 容量性負荷の駆動装置 |
KR1019980014869A KR100354286B1 (ko) | 1997-04-25 | 1998-04-25 | 표시패널의구동장치 |
US09/066,981 US5994929A (en) | 1997-04-25 | 1998-04-27 | Driver for display panel |
FR9805249A FR2762705B1 (fr) | 1997-04-25 | 1998-04-27 | Circuit d'attaque pour panneau d'affichage |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9122986A JP2976923B2 (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | 容量性負荷の駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10301530A JPH10301530A (ja) | 1998-11-13 |
JP2976923B2 true JP2976923B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=14849474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9122986A Expired - Fee Related JP2976923B2 (ja) | 1997-04-25 | 1997-04-25 | 容量性負荷の駆動装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5994929A (ja) |
JP (1) | JP2976923B2 (ja) |
KR (1) | KR100354286B1 (ja) |
FR (1) | FR2762705B1 (ja) |
Families Citing this family (54)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3630290B2 (ja) * | 1998-09-28 | 2005-03-16 | パイオニアプラズマディスプレイ株式会社 | プラズマディスプレイパネルの駆動方法およびプラズマディスプレイ |
US6424095B1 (en) | 1998-12-11 | 2002-07-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | AC plasma display panel |
DE19917364A1 (de) * | 1999-04-16 | 2000-10-19 | Patent Treuhand Ges Fuer Elektrische Gluehlampen Mbh | Schaltungsanordnung mit Halbbrücke |
JP3369535B2 (ja) | 1999-11-09 | 2003-01-20 | 松下電器産業株式会社 | プラズマディスプレイ装置 |
KR100462778B1 (ko) * | 2000-02-09 | 2004-12-20 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 표시 패널의 구동 회로 |
US7053869B2 (en) * | 2000-02-24 | 2006-05-30 | Lg Electronics Inc. | PDP energy recovery apparatus and method and high speed addressing method using the same |
US6973153B1 (en) * | 2000-03-01 | 2005-12-06 | Agere Systems Inc. | Transmit and receive protection circuit |
JP4500403B2 (ja) * | 2000-03-17 | 2010-07-14 | キヤノン株式会社 | プラズマディスプレイパネルユニット |
US6483490B1 (en) * | 2000-03-22 | 2002-11-19 | Acer Display Technology, Inc. | Method and apparatus for providing sustaining waveform for plasma display panel |
US6366063B1 (en) * | 2000-03-22 | 2002-04-02 | Nec Corporation | Circuit and method for driving capacitive load |
JP3512075B2 (ja) * | 2000-03-23 | 2004-03-29 | 日本電気株式会社 | プラズマディスプレイパネルの駆動方法 |
JP3644867B2 (ja) | 2000-03-29 | 2005-05-11 | 富士通日立プラズマディスプレイ株式会社 | プラズマディスプレイ装置及びその製造方法 |
KR100697934B1 (ko) * | 2000-09-04 | 2007-03-21 | 오리온피디피주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널의 에너지회수회로 |
IT1318881B1 (it) * | 2000-09-19 | 2003-09-10 | St Microelectronics Srl | Circuito di pilotaggio ad alta efficienza per carichi capacitivi. |
KR100365693B1 (ko) * | 2000-09-26 | 2002-12-26 | 삼성에스디아이 주식회사 | 교류 플라즈마 디스플레이 패널의 유지방전 회로 |
JP2002123213A (ja) * | 2000-10-18 | 2002-04-26 | Fujitsu Ltd | 画像表示のためのデータ変換方法 |
KR100373531B1 (ko) * | 2001-01-18 | 2003-02-25 | 엘지전자 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널의 전력 회수장치 및 그 구동방법 |
GB0109971D0 (en) * | 2001-04-24 | 2001-06-13 | Harvey Geoffrey P | Electronic logic driver circuit utilizing mutual induction between coupled inductors to drive capacitive loads with low power consumption |
KR20030003564A (ko) * | 2001-07-03 | 2003-01-10 | 주식회사 유피디 | 교류형 플라즈마 디스플레이 패널의 유지 구동 장치의에너지 회수 회로 |
KR20010088661A (ko) * | 2001-08-18 | 2001-09-28 | 이규찬 | 방전표시장치용 에너지 회수 서스테인 구동회로 및 구동방법 |
JP3944629B2 (ja) * | 2001-11-07 | 2007-07-11 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | 駆動回路 |
US6850213B2 (en) | 2001-11-09 | 2005-02-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Energy recovery circuit for driving a capacitive load |
KR100538324B1 (ko) | 2001-11-28 | 2005-12-22 | 엘지전자 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널의 전극 구동회로 |
KR100456680B1 (ko) * | 2002-01-11 | 2004-11-10 | 재단법인서울대학교산학협력재단 | 플라즈마 디스플레이 패널의 전력 회수 구동 회로 |
KR100492816B1 (ko) * | 2002-02-28 | 2005-06-03 | 학교법인 대양학원 | 플라즈마 디스플레이 패널의 전하 제어 구동 회로 |
KR100450203B1 (ko) | 2002-03-05 | 2004-09-24 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널과 그 구동 장치 및 그 구동 방법 |
US6563272B1 (en) | 2002-04-22 | 2003-05-13 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Combined scan/sustain driver for plasma display panel using dynamic gate drivers in SOI technology |
KR100477990B1 (ko) * | 2002-09-10 | 2005-03-23 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널 및 그 구동 장치와 구동 방법 |
CN1682261A (zh) * | 2002-09-10 | 2005-10-12 | 皇家飞利浦电子股份有限公司 | 具有能量恢复电路的矩阵显示设备 |
KR100499085B1 (ko) * | 2003-05-22 | 2005-07-01 | 엘지전자 주식회사 | 에너지 회수회로 및 그의 구동방법 |
JP4510422B2 (ja) * | 2003-06-12 | 2010-07-21 | パナソニック株式会社 | 容量性発光素子の駆動装置 |
FR2857145A1 (fr) * | 2003-07-02 | 2005-01-07 | Thomson Plasma | Procede de generation d'impulsions breves sur une pluralite de colonnes ou lignes d'un panneau plasma et dispositif pour mettre en oeuvre ledit procede |
FR2858708A1 (fr) * | 2003-08-07 | 2005-02-11 | Thomson Plasma | Dispositif de commande dans un panneau de visualisation au plasma |
KR100529095B1 (ko) * | 2004-05-25 | 2005-11-15 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 표시 패널의 구동 장치 및 그 구동 방법 |
JP4611677B2 (ja) | 2004-07-15 | 2011-01-12 | 日立プラズマディスプレイ株式会社 | 駆動回路 |
JP2006047469A (ja) * | 2004-08-02 | 2006-02-16 | Pioneer Electronic Corp | 表示パネル駆動装置 |
US20060033680A1 (en) * | 2004-08-11 | 2006-02-16 | Lg Electronics Inc. | Plasma display apparatus including an energy recovery circuit |
JP3840241B2 (ja) * | 2004-08-11 | 2006-11-01 | 株式会社東芝 | 電力用mosfetのゲート駆動回路及びゲート駆動方法 |
KR100590116B1 (ko) * | 2004-11-17 | 2006-06-14 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 표시 장치와 그의 구동 방법 |
KR100625573B1 (ko) * | 2004-12-09 | 2006-09-20 | 엘지전자 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널의 구동 장치 및 구동 방법 |
CA2593847A1 (en) * | 2005-01-24 | 2006-07-27 | Ifire Technology Corp. | Energy efficient column driver for electroluminescent displays |
KR100749485B1 (ko) * | 2005-05-25 | 2007-08-14 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 표시 장치와 그의 구동 방법 |
KR100748507B1 (ko) | 2005-11-29 | 2007-08-13 | 엘지전자 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널의 서스테인 구동 회로 |
JP4946593B2 (ja) * | 2007-04-20 | 2012-06-06 | パナソニック株式会社 | プラズマディスプレイ装置およびプラズマディスプレイパネルの駆動方法 |
EP2149896B1 (en) * | 2007-05-18 | 2012-06-27 | Panasonic Corporation | Relay driving circuit and battery pack using same |
JP5080213B2 (ja) * | 2007-11-14 | 2012-11-21 | ローム株式会社 | 表示パネルの駆動装置およびそれを利用したディスプレイ装置 |
CA2655013A1 (en) * | 2008-02-22 | 2009-08-22 | Queen's University At Kingston | Current-source gate driver |
WO2010088954A1 (de) * | 2009-02-04 | 2010-08-12 | Osram Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Schaltungsanordnung und verfahren zum betreiben einer elektrolumineszenzfolie |
TW201112590A (en) * | 2009-09-22 | 2011-04-01 | Chunghwa Picture Tubes Ltd | Driving circuit for power MOSFET |
US20110273207A1 (en) * | 2010-05-10 | 2011-11-10 | Asic Advantage Inc. | Junction gate driver |
JP5263316B2 (ja) * | 2011-02-15 | 2013-08-14 | 株式会社デンソー | 半導体スイッチング素子の駆動回路 |
CN103915995A (zh) * | 2013-01-07 | 2014-07-09 | 永济新时速电机电器有限责任公司 | 电压抑制单元和功率转换装置 |
US9893604B2 (en) | 2015-07-21 | 2018-02-13 | Robert W. Horst | Circuit with low DC bias storage capacitors for high density power conversion |
CN115133752A (zh) * | 2021-03-25 | 2022-09-30 | 台达电子企业管理(上海)有限公司 | 驱动装置及其控制方法 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3037305C2 (de) * | 1980-10-02 | 1986-04-03 | Flowtec AG, Reinach, Basel | Anordnung zur Erzeugung magnetischer Gleichfelder wechselnder Polarität für die magnetisch-induktive Durchflußmessung |
JPS60190010A (ja) * | 1984-03-12 | 1985-09-27 | Sony Corp | パルス幅変調信号による制御回路 |
US4707692A (en) * | 1984-11-30 | 1987-11-17 | Hewlett-Packard Company | Electroluminescent display drive system |
US5081400A (en) * | 1986-09-25 | 1992-01-14 | The Board Of Trustees Of The University Of Illinois | Power efficient sustain drivers and address drivers for plasma panel |
US4866349A (en) * | 1986-09-25 | 1989-09-12 | The Board Of Trustees Of The University Of Illinois | Power efficient sustain drivers and address drivers for plasma panel |
DE3907057A1 (de) * | 1989-03-04 | 1990-09-13 | Thomson Brandt Gmbh | Schaltungsanordnung zur umkehrung eines magnetfeldes |
JPH0581912A (ja) * | 1991-09-24 | 1993-04-02 | Toshiba Lighting & Technol Corp | 照明装置 |
DE4321945A1 (de) * | 1993-07-02 | 1995-01-12 | Thomson Brandt Gmbh | Wechselspannungsgenerator zur Steuerung eines Plasma-Wiedergabeschirms |
JP2655076B2 (ja) * | 1994-04-27 | 1997-09-17 | 日本電気株式会社 | プラズマディスプレイパネルの駆動方法 |
JP2755201B2 (ja) * | 1994-09-28 | 1998-05-20 | 日本電気株式会社 | プラズマディスプレイパネルの駆動回路 |
JP2715939B2 (ja) * | 1994-11-08 | 1998-02-18 | 日本電気株式会社 | 表示パネルの駆動回路 |
JP2735014B2 (ja) * | 1994-12-07 | 1998-04-02 | 日本電気株式会社 | 表示パネルの駆動回路 |
US5907465A (en) * | 1998-08-13 | 1999-05-25 | Sensormatic Electronics Corporation | Circuit for energizing EAS marker deactivation device with DC pulses of alternating polarity |
-
1997
- 1997-04-25 JP JP9122986A patent/JP2976923B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-04-25 KR KR1019980014869A patent/KR100354286B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1998-04-27 US US09/066,981 patent/US5994929A/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-04-27 FR FR9805249A patent/FR2762705B1/fr not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2762705B1 (fr) | 2001-06-08 |
FR2762705A1 (fr) | 1998-10-30 |
KR100354286B1 (ko) | 2002-12-18 |
KR19980081751A (ko) | 1998-11-25 |
US5994929A (en) | 1999-11-30 |
JPH10301530A (ja) | 1998-11-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2976923B2 (ja) | 容量性負荷の駆動装置 | |
US6686912B1 (en) | Driving apparatus and method, plasma display apparatus, and power supply circuit for plasma display panel | |
US6072447A (en) | Plasma display panel drive circuit provided with series resonant circuits | |
JP2874671B2 (ja) | プラズマディスプレイパネルの駆動回路 | |
US7242373B2 (en) | Circuit for driving flat display device | |
JP3384809B2 (ja) | 平面表示パネルとその製造方法 | |
JP3114865B2 (ja) | プラズマディスプレイパネルの駆動装置 | |
US20020030642A1 (en) | Energy recovery circuit for plasma display panel | |
JPH1173156A (ja) | プラズマディスプレイパネルの駆動装置 | |
US6914584B2 (en) | Plasma display device with reduced power consumption while preventing erroneous write-in | |
JPH1185093A (ja) | 表示パネル駆動装置 | |
US8199072B2 (en) | Plasma display device and method of driving the same | |
US7852292B2 (en) | Plasma display apparatus and driving method thereof | |
US20070139307A1 (en) | Apparatus and method for driving display panel | |
US20060250327A1 (en) | Energy recovery device for plasma display panel | |
CN101971238B (zh) | 等离子显示装置和等离子显示面板的驱动方法 | |
KR100438914B1 (ko) | 플라즈마 디스플레이 패널의 구동장치 | |
US7598932B2 (en) | Plasma display apparatus and driving method thereof | |
JP3655899B2 (ja) | 平面表示パネルの制御装置及びその駆動方法 | |
KR100381267B1 (ko) | 플라즈마 디스플레이 패널의 구동장치 및 그의 구동방법 | |
US20060192731A1 (en) | Plasma display device | |
EP1758080A1 (en) | Apparatus and method for driving plasma display panel | |
JP2002072962A (ja) | 表示装置とその駆動回路及びその駆動方法 | |
JP2005031615A (ja) | 表示装置およびその駆動方法 | |
US20100321371A1 (en) | Method of driving plasma display panel, and plasma display apparatus |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990810 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070910 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080910 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090910 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090910 Year of fee payment: 10 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090910 Year of fee payment: 10 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090910 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100910 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100910 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110910 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |