JP2952134B2 - インクジェットプリント方法、及び、プリント物 - Google Patents
インクジェットプリント方法、及び、プリント物Info
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Description
布帛にプリントを行う方法及びプリント物に関する。
ーラー捺染である。しかしながら、これらの方式は、多
品種少量生産に不向きであり、流行への迅速な対応も困
難であることから最近では、無製版の電子捺染システム
の確立が要望されている。
染方法が数多く提案されており各方面からの期待も大き
くなっている。
(1)発色に十分な濃度を与えること、(2)色素の布
帛に対する染着率が高く洗浄工程後の、廃水処理が容易
であること、(3)布帛上で異色間の混色による不規則
なにじみが目立たないこと、(4)色再現の範囲が広い
こと、(5)常に安定した生産が可能であること、
(6)色彩が鮮明なこと(7)他系色のみならず、同系
色の混色においても彩度の低下が見られないこと、等が
挙げられる。
おいては、主としてインクに様々な添加剤を加えたり、
インクの打込量を操作したり、布帛に前もって処理を施
す等の対応を行ってきた。
えば、ポリエステル布帛に対するインクジェット捺染方
法として、特開昭61−118477に、昇華温度が1
80℃以上の分散染料を使用するという方法が開示され
ている。しかし、昇華温度のみに着目し、彩度の高い色
相を有する分散染料を色素としてもちいたインクを用い
て捺染を行うと、各インクを単独で染着させた場合には
彩度の高い良好な発色を示すのに対し、インクを布上で
混色させた場合、使用する染料の組み合わせにより、彩
度が低下したり、染着後の濃度や、色調、同じ染着条件
で染着したときの再現性が非常に異なり、上記の
(1)、(4)、(5)、(6)、(7)等を同時に満
たさなくなる場合が多く、様々な色表現を行うために
は、係る方法では、まだ不十分であった。
ウエアーの分野では、鮮やかな色調を表現することが要
求されており、彩度を低下させずに、色再現の範囲の広
いプリント物を得ることが重要な問題となる。
は、分散染料で染色可能な繊維を主体として構成される
布帛に、インクジェットプリントする際に、上述のごと
き従来の一般的なインクジェット捺染の問題を解決する
こと、とりわけ、彩度の高い色相を有する分散染料を用
いても、彩度が低下せず、色再現範囲が格段に広いプリ
ント物を得ることができ、更に、加熱による染着処理条
件が多少変化しても、安定な画像が得ることができるイ
ンクジェットプリント方法及びプリント物を提供するこ
とである。
明によって達成される。
クを、インクジェット方式によって、布帛上に付与して
プリントを行う方法であって、(a)前記2種類のイン
クを少なくとも一部が重なるように布帛上に付与する工
程、(b)前記インクを付与した布帛を熱処理する工
程、(c)前記熱処理した布帛を洗浄する工程、の3工
程を少なくとも有し、前記布帛が分散染料で染色可能な
繊維を含有する布帛であり、前記少なくとも2種類のイ
ンクが色素、色素を分散する化合物、及び、水性液媒体
を少なくとも含有し、前記インクは色素としてC. I.デ
ィスパーズイエロー82、100、124、184:
1、186、199、C. I.ディスパーズレッド23
9、240、277、362、C. I.ディスパーズオレ
ンジ118、C.I.ディスパーズブルー354、365よ
りなる群の中から選ばれる少なくとも1種類を各々含有
し、前記少なくとも2種類のインクの混色部における色
素の付着量が、0.01mg〜1mg/ cm2の範囲にあることを特
徴とするインクジェットプリント方法及びかかる方法で
プリントされたプリント物である。
が少なくとも一部重なって染着しているプリント物であ
って、前記色素がC.I.ディスパーズイエロー82、
100、124、184:1、186、199、C.
I.ディスパーズレッド239、240、277、36
2、C.I.ディスパーズオレンジ118、C.I.デ
ィスパーズブルー354、及び365よりなる群の中か
ら少なくとも選ばれるものであり、前記プリント物が分
散染料で染色可能な繊維を含有する布帛にプリントされ
たものであることを特徴とするプリント物である。
て説明する。
材としては、分散染料で染色可能な繊維を含有するもの
である。中でも、ポリエステル、アセテート、トリアセ
テートを含有するものが好ましい。その中でもポリエス
テルを含有するものが特に好ましいものである。上記繊
維は織物、編物、不織布等いずれの形態でも使用でき
る。
00%のものが好適であるが、混紡率30%以上、好ま
しくは、50%以上であれば、分散染料で染色可能な繊
維と他の素材、例えばレーヨン、綿、ポリウレタン、ア
クリル、ナイロン、羊毛、絹等との混紡織布又は混紡不
織布等も本発明の捺染用布帛として使用することができ
る。
捺染用布帛は、必要に応じて従来の前処理方法を併用す
ることができる。特に、尿素、水溶性高分子、水溶性金
属塩等を、0.01〜20重量%含有させたものが好適
である。
シ、小麦等のデンプン物質、カルボキシメチルセルロー
ス、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等
のセルロース系物質、アルギン酸ナトリウム、アラビヤ
ゴム、ローカストビーンガム、トランガトガム、グアー
ガム、タマリンド種子等の多糖類、ゼラチン、カゼイン
等のタンパク質物質、タンニン系物質、リグニン系物質
等の公知の天然水溶性高分子が挙げられる。
ポリビニルアルコール系化合物、ポリエチレンオキサイ
ド系化合物、アクリル酸系水溶性高分子、無水マレイン
酸系水溶性高分子等が挙げられる。これらの中でも多糖
類系高分子やセルロース系高分子が好ましい。
金属、アルカリ土類金属のハロゲン化物のように、典型
的なイオン結晶を形成するものであって、pH4〜10
である化合物が挙げられる。かかる化合物の代表的な例
としては、例えば、アルカリ金属では、NaCl、Na
2 S04 、KCl,CH3 COONa,等があげられ、ア
ルカリ土類金属としてはCaCl2,MgCl2 等が挙げ
られる。中でも、Na,K,Caの塩類が好ましい。
ンク中に含有される特に鮮やかな色相を有する色素につ
いて説明する。
その中でも、単に彩度が高い染料を選択したわけではな
く、染色特性、吐出特性等の観点から、本発明で用いら
れる色素は、極めて限定されたものである。本発明者ら
は、各種の分散染料を含有するインクを作成し、前述し
た布帛上で該インクを混色させて染着させると、従来捺
染に比べてインクジェットプリント方法は、使用する染
料の組み合わせによって、彩度が低下したり、染着後の
濃度や、色調、同じ染着条件で染着したときの繰り返し
の再現性が非常に異なることを発見した。この現象はH
Tスチーミング法、及びサーモゾル法による染着処理を
採用した場合、特に顕著であった。
染色等で2種類の分散染料を一浴で染めようとした場合
に、その2種類の染料の相性によって、まれに染色濃度
が異なることがあることは知られており、これは、その
2種類の染料が水中でどのような構造をとっているか
(お互い独立しているのか、結合しているのか)に起因
するといわれている(「解説 染料化学」色染社)。し
かし、これは、「浸染」染色特有の問題であり、従来の
捺染では、この問題はほとんど議論されることはなかっ
た。
捺染においては、染料の組み合わせによる差が「浸染」
染色以上に顕著となった。
トプリントのように、インク小滴を布帛に順次着滴させ
る方法においては、付与される染料の絶対量が少ないこ
と、及びドット表現であること等により、染料の組み合
わせによる差が従来よりも格段に明確に発現するためと
考えられる。
を行い、以下に記載する非常に限られた色素を使用する
ことにより、色素の組み合わせによって、染着後の濃度
や、色調が変化したりせず、彩度も低下せず、染着後の
色再現性も非常に安定することを知見した。
に限られる。
ディスパーズイエロー82、100、124、184:
1、186、199、C.I.ディスパーズレッド23
9、240、277、362、C.I.ディスパーズオ
レンジ118、C.I.ディスパーズブルー354、3
65よりなる群の中から選ばれる少なくとも一種を含有
させることが必要であり、特に、C.I.ディスパーズ
イエロー82、184:1、186、199、C.I.
ディスパーズレッド239、277、362、C.I.
ディスパーズオレンジ118、C.I.ディスパーズブ
ルー354、365よりなる群の中から選ばれる少なく
とも一種をそれぞれ含有させることがより好ましい。
とも1種以上含有される。含有量は、インク全重量に対
して合計で1〜25重量%、好ましくは1.5〜20重
量%、より好ましくは2〜15重量%の範囲である。
色素、係る色素を分散する化合物、及び、水性液媒体を
含む。
ゆる分散剤、界面活性剤、樹脂等をもちいることができ
る。
ン系、ノニオン系のいずれも使用できるが、例えば、ア
ニオン系のものとしては脂肪酸塩、アルキル硫酸エステ
ル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタ
レンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、アル
キルリン酸エステル塩、ナフタレンスルホン酸ホルマリ
ン縮合物、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル
塩、及びこれらの置換誘導体等;ノニオン系のものとし
てはポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレ
ン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレンアルキルアミン、グリセリン脂肪酸エステル、オ
キシエチレンオキシプロピレンブロックポリマー、及び
これらの置換誘導体等が挙げられる。
体、ビニルナフタレン及びその誘導体、α,β−エチレ
ン性不飽和カルボン酸の脂肪族アルコールエステル等、
アクリル酸及びその誘導体、マレイン酸及びその誘導
体、イタコン酸及びその誘導体、フマール酸及びその誘
導体、酢酸ビニル、ビニルアルコール、ビニルピロリド
ン、アクリルアミド、及びその誘導体等から選ばれた少
なくとも2つ以上の単量体(このうち少なくとも1つは
親水性単量体)からなるブロック共重合体、ランダム共
重合体及びグラフト共重合体、並びにこれらの塩等をあ
げることができる。これらの樹脂は、塩基を溶解させた
水溶液に可溶なアルカリ可溶型樹脂であることが好まし
い。
有し、必須成分である水は、インク全重量に対して10
〜93重量%、好ましくは25〜87重量%、より好ま
しくは30〜82重量%の範囲含有することが好まし
い。
溶剤を併有することが好ましい。有機溶剤については、
例えば、アセトン、ジアセトンアルコールなどのケトン
又はケトアルコール類;テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン等のエーテル類;ジエチレングリコール、トリエチレ
ングリコール、テトラエチレングリコール、ジプロピレ
ングリコール、トリプロピレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール等のオキシエ
チレン又はオキシプロピレン付加重合体;エチレングリ
コール、プロピレングリコール、トリメチレングリコー
ル、ブチレングリコール、1,2,6−ヘキサントリオ
ール、ヘキシレングリコール等のアルキレン基が2乃至
6個の炭素原子を含むアルキレングリコール類;チオジ
グリコール;グリセリン;エチレングリコールモノメチ
ル(又はエチル)エーテル、ジエチレングリコールモノ
メチル(又はエチル)エーテル、トリエチレングリコー
ルモノメチル(又はエチル)エーテル等の多価アルコー
ルの低級アルキルエーテル類;トリエチレングリコール
ジメチル(又はエチル)エーテル、テトラエチレングリ
コールジメチル(又はエチル)エーテル等の多価アルコ
ールの低級ジアルキルエーテル類;スルホラン、N−メ
チル−2−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダ
ゾリジノン等が挙げられる。
混合物としても使用できるが、もっとも好ましい液媒体
組成は、該溶剤が少なくとも1種の多価アルコールを含
有するものである。中でも、チオジグリコール、ジエチ
レングリコールの単独もしくはジエチレングリコール、
チオジグリコール混合系は特に良好なものである。
インクの全重量に対して重量%で5〜60%、好ましく
は5〜50%の範囲である。
の通りであるが、その他公知の各種の粘度調整剤、表面
張力調整剤、蛍光増白剤、消泡剤を必要に応じて添加す
ることができる。例えば、ポリビニルアルコール、セル
ロース類、水溶性樹脂等の粘度調整剤;ジエタノールア
ミン、トリエタノールアミン等の表面張力調整剤;緩衝
液によるpH調整剤、防カビ剤等である。
めに、インクの成分として各種の分散剤、界面活性剤等
を必要に応じて添加することができる。
素を分散させる化合物、溶剤、水、その他添加物ととも
に、従来公知の分散方法、混合方法等をもちいて製造す
ることができる。
上記布帛に上記インクの小滴をインクジェット法で着滴
させて、少なくとも2色以上のインクによる混色部を形
成するものである。
は、0.01〜1mg/cm2 、好ましくは0.015
〜0.6mg/cm2 より好ましくは0.02〜0.4
mg/cm2 とするものである。この値は、インクの吐
出量とインク中の色素濃度を実測することにより求める
ことができる。色素の付着量が0.01mg/cm2未
満では、高濃度の発色が難しいので本発明の効果が明確
にならない。又、1mg/cm2 を超える場合は、濃
度、色再現範囲、染色安定性等の向上の顕著な効果が認
められない。
クジェット方式は、従来公知のいずれのインクジェット
方式でもよいが、例えば、特開昭54−59936号公
報に記載されている方法で、熱エネルギーの作用を受け
たインクが急激な体積変化を生じ、この状態変化による
作用力によって、インクをノズルから吐出させる方式、
即ち、バブルジェット方式が最も有効である。
記録ヘッドを用いる場合、各ノズル間のインクの吐出速
度のばらつきが小さく、インクの吐出速度が5〜20m
/secの範囲に集約されており、この速度で分散染料
を含むインクが布帛に衝突した場合の着滴時の液滴の繊
維に対する浸透の具合が最適となるためと思われる。
ントを行ってもそのヒーター上の異物の沈着や断線が発
生せず、安定したプリントが可能となる。
いて、特に高い効果を得る条件としては、吐出液滴が2
0〜200pl、インク打込量が4〜40nl/mm
2 、駆動周波数1.5KHz以上、及びヘッド温度35
〜60℃が好ましい。
ンクは、この状態では単に付着しているに過ぎないの
で、引続き繊維への色素の染着及び未染着の色素の除去
工程を施す必要がある。この様な染着及び未染着の色素
の除去方法は、従来公知の方法でよい。
ミング法またはサーモゾル法を用いることが好ましい。
さらにHTスチーミング法の場合、140℃〜180℃
で2分〜30分間の処理条件の場合が好ましく、160
℃〜180℃で6分〜8分間の処理条件の場合がより好
ましい。サーモゾル法の場合は、160℃〜210℃で
10秒〜5分の処理条件の場合が好ましく、180℃〜
210℃で20秒〜2分の処理条件の場合がより好まし
い。
て、所望の大きさに切り離され、切り離された片は縫
着、接着、溶着等、最終的な加工品を得るための工程が
施され、ネクタイ、ハンカチ等の加工品を得ることがで
きる。
適な装置の一例としては、記録ヘッドの室内のインクに
記録信号に対応した熱エネルギーを与え、該熱エネルギ
ーにより液滴を発生させる装置が挙げられるが、以下こ
れについて説明する。
1、図2及び図3に示す。
ガラス、セラミック又はプラスチック板等と、感熱記録
に用いられる発熱ヘッド15(図ではヘッドが示されて
いるが、これに限定されるものではない)とを接着して
得られる。発熱ヘッド15は酸化シリコン等で形成され
る保護膜16、アルミニウム電極17−1、17−2、
ニクロム等で形成される発熱抵抗体層18、蓄熱層1
9、アルミナ等の放熱吐出液滴が20〜200pl、イ
ンク打込量が4〜40nl/mm2 、駆動周波数1.5
KHz以上、及びヘッド温度35〜60℃の条件が好ま
しい。
適な装置の一例としては、記録ヘッドの室内のインクに
記録信号に対応した熱エネルギーを与え、該熱エネルギ
ーにより液滴を発生させる装置が挙げられるが、以下こ
れについて説明する。
1、図2及び図3に示す。
ガラス、セラミック又はプラスチック板等と、感熱記録
に用いられる発熱ヘッド15(図ではヘッドが示されて
いるが、これに限定されるものではない)とを接着して
得られる。発熱ヘッド15は酸化シリコン等で形成され
る保護膜16、アルミニウム電極17−1、17−2、
ニクロム等で形成される発熱抵抗体層18、蓄熱層1
9、アルミナ等の放熱性のよい基板20よりなってい
る。
2まで来ており、圧力Pによりメニスカス23を形成し
ている。
加わると、発熱ヘッド15のnで示される領域が急激に
発熱し、ここに接しているインク21に気泡が発生し、
その圧力でメニスカス23が突出し、インク21が吐出
し、オリフィス22より記録小滴24となり、本発明に
使用する布帛25に向かって飛翔する。図3には図1に
示すヘッドを多数並べたマルチヘッドの外観図を示す。
該マルチヘッドはマルチ溝26を有するガラス板27
と、図1に説明したものと同様な発熱ヘッド28を密着
して製作されている。尚、図1は、インク流路に沿った
ヘッド13の断面図であり、図2は図1のA−B線での
切断面である。
ジェット記録装置の一例を示す。
てのブレードであり、その一端はブレード保持部材によ
って保持されて固定端となり、カンチレバーの形態をな
す。ブレード61は記録ヘッドによる記録領域に隣接し
た位置に配設され、又、本例の場合、記録ヘッドの移動
経路中に突出した形態で保持される。62はキャップで
あり、ブレード61に隣接するホームポジションに配設
され、記録ヘッドの移動方向と垂直な方向に移動して吐
出口面と当接し、キャッピングを行う構成を備える。更
に63はブレード61に隣接して設けられる吸収体であ
り、ブレード61と同様、記録ヘッドの移動経路中に突
出した形態で保持される。上記ブレード61、キャップ
62、吸収体63によって吐出回復部64が構成され、
ブレード61及び吸収体63によってインク吐出口面に
水分、塵埃等の除去が行われる。65は吐出エネルギー
発生手段を有し、吐出口を配した吐出口面に対向する布
帛にインクを吐出して記録を行う記録ヘッド、66は記
録ヘッド65を搭載して記録ヘッド65の移動を行う為
のキャリッジである。キャリッジ66はガイド軸67と
慴動可能に係合し、キャリッジ66の一部はモータ68
によって駆動されるベルト69と接続(不図示)してい
る。これによりキャリッジ66はガイド軸67に沿った
移動が可能となり、記録ヘッド65による記録領域及び
その隣接した領域の移動が可能となる。
不図示のモータにより駆動される布送りローラである。
これらの構成によって記録ヘッドの吐出口面と対向する
位置へ布帛が給布され、記録が進行するにつれて排布ロ
ーラ53を配した排布部へ排布される。
了等でホームポジションに戻る際、ヘッド回復部64の
キャップ62は記録ヘッド65の移動経路から退避して
いるが、ブレード61は移動経路中に突出している。こ
の結果、記録ヘッド65の吐出口面がワイピングされ
る。尚、キャップ62が記録ヘッド65の吐出面に当接
してキャッピングを行う場合、キャップ62は記録ヘッ
ドの移動経路中に突出する様に移動する。
録開始位置へ移動する場合、キャップ62及びブレード
61は上述したワイピング時の位置と同一の位置にあ
る。この結果、この移動においても記録ヘッド65の吐
出口面はワイピングされる。
移動は、記録終了時や吐出回復時ばかりでなく、記録ヘ
ッドが記録の為に記録領域を移動する間に所定の間隔で
記録領域に隣接したホームポジションへ移動し、この移
動に伴って上記ワイピングが行われる。図5は、ヘッド
にインク供給部材、例えばチューブを介して供給される
インクを収容したインクカートリッジの一例を示す図で
ある。ここで40は供給用インクを収容したインク収容
部、例えば、インク袋であり、その先端にはゴム製の栓
42が設けられている。この栓42に針(不図示)を挿
入することにより、インク袋40中のインクをヘッドに
供給可能ならしめる。44は廃インクを受容する吸収体
である。インク収容部としては、インクとの接液面がポ
リオレフィン、特にポリエチレンで形成されているもの
が本発明にとって好ましい。本発明で使用されるインク
ジェット記録装置としては、上記の如きヘッドとインク
カートリッジとが別体となったものに限らず、図6に示
す如きそれらが一体になったものにも好適に用いられ
る。
て、この中にはインクを収容したインク収容部、例え
ば、インク吸収体が収納されており、かかるインク吸収
体中のインクが複数のオリフィスを有するヘッド部71
からインク滴として吐出される構成になっている。イン
ク吸収体の材料としては、ポリウレタンを用いることが
本発明にとって好ましい。72は記録ユニット内部を大
気に連通させる為の大気連通口である。この記録ユニッ
ト70は、図4で示す記録ヘッドに代えて用いられるも
のであって、キャリッジ66に対し着脱自在になってい
る。
能であるが、特にオフィスユース以外のインダストリア
ルユースに好適である。
具体的に説明する。尚、文中部及び%とあるのは特に断
りのない限り重量基準である。
部をそれぞれ加え、30分間プレミキシングを行った
後、下記の条件で分散処理を行った。 分散染料 C.I.ディスパーズ オレンジ 118(染料分散液I用) C.I.ディスパーズ レッド 362(染料分散液II用) 分散機 サンドグラインダー(五十嵐機械製) 粉砕メディア ジルコニウムビーズ1mm径 粉砕メディアの充填率 50%(体積) 粉砕時間 3時間 さらに遠心分離処理(12000RPM、20分間)を
行った後、フロロポアフィルターFP−250(住友電
工社製)にてろ過し粗大粒子を除去して分散染料液
(I、II)を得た。
整し、インク(A、B)を得た。
液(尿素10%、アルギン酸ソーダ2%、水88%)に
浸し、絞り率30%で脱水後乾燥した。
(A、B)をカラーバブルジェットプリンターBJC8
20(商品名 キヤノン製)に搭載し、各3×3cmの
下記のパターンの印字を行った。 パターン 使用インク 各色印字密度 印字密度(合計) 1 A、B 各50% 100% 2 A、B 各100% 200% ついで160℃で6〜8分間の蒸熱処理による定着を行
った。その後、これを中性洗剤で洗浄して、プリント物
の発色濃度、及び、発色安定性について評価した。その
結果、表1に示したようにK/S値の相対評価によって
判定した混色部の発色安定性が格段に良好で、しかも印
字密度100%部でも濃色が得られた。
部をそれぞれ加え、30分間プレミキシングを行った
後、下記の条件で分散処理を行った。 分散染料 C.I.ディスパーズ ブルー 354(染料分散液III用) C.I.ディスパーズ イエロー 82(染料分散液IV用) 分散機 サンドグラインダー(五十嵐機械製) 粉砕メディア ガラスビーズ0.5mm径 粉砕メディアの充填率 70%(体積) 粉砕時間 3時間 さらに遠心分離処理(12000RPM、20分間)を
行った後、フロロポアフィルターFP−250(住友電
工社製)にてろ過し粗大粒子を除去して分散染料液(I
II、IV)を得た。
整し、インク(C,D)を得た。
得られたインク(C,D)を実施例1と同様の方法で同
様のパターンを印字した。ついで200℃で40〜50
秒間のサーモゾル処理による定着を行なった。その後、
これを中性洗剤で洗浄して、プリント物の発色濃度、及
び、発色安定性について評価した。その結果、表1に示
したようにK/S値の相対評価によって判定した混色部
の発色安定性が格段に良好で、しかも印字密度100%
部でも濃色が得られた。
部をそれぞれ加え、30分間プレミキシングを行った
後、下記の条件で分散処理を行った。 分散染料 C.I.ディスパーズ レッド 239(染料分散液V用) C.I.ディスパーズ レッド 277(染料分散液VI用) 分散機 パールミル(アシザワ製) 粉砕メディア ガラスビーズ1mm径 粉砕メディアの充填率 50%(体積) 吐出速度 100ml/min さらに遠心分離処理(12000RPM、20分間)を
行った後、フロロポアフィルターFP−250(住友電
工社製)にてろ過し粗大粒子を除去して分散染料液
(V,VI)を得た。
整し、インク(E,F)を得た。
織布をあらかじめ処理液(尿素10%、カルボキシメチ
ルセルロース2%、水88%)に浸したあと、絞り率3
0%で脱水後乾燥した。この織布に上記の様にして得ら
れたインク(E,F)を実施例1と同様の方法で同様の
パターンを印字した。ついで160℃で6分〜8分間蒸
熱処理を行なった。その後、これを中性洗剤で洗浄し
て、プリント物の発色濃度、及び、発色安定性について
評価した。その結果、表1に示したようにK/S値の相
対評価によって判定した混色部の発色安定性が格段に良
好で、しかも印字密度100%部でも濃色が得られた。
部をそれぞれ加え、30分間プレミキシングを行った
後、下記の条件で分散処理を行った。 分散染料 C.I.ディスパーズ オレンジ 61(染料分散液VII用) C.I.ディスパーズ レッド 113(染料分散液VIII用) 分散機 サンドグラインダー(五十嵐機械製) 粉砕メディア ジルコニウムビーズ1mm径 粉砕メディアの充填率 50%(体積) 粉砕時間 3時間 さらに遠心分離処理(12000RPM、20分間)を
行った後、フロロポアフィルターFP−250(住友電
工社製)にてろ過し粗大粒子を除去して分散染料液(V
II、VIII)を得た。
整し、インク(G,H)を得た。
得られたインク(G,H)を実施例1と同様の方法で同
様のパターンを印字した。ついで160℃で6〜8分間
の蒸熱処理による定着を行った。その後、これを中性洗
剤で洗浄して、プリント物の発色性及び濃度について評
価した。その結果、表1に示したように実施例1と比較
してK/S値の相対評価によって判定した混色部の発色
安定性が悪く、しかも印字密度100%部で濃色が得ら
れなかった。
部をそれぞれ加え、30分間プレミキシングを行った
後、下記の条件で分散処理を行った。 分散染料 C.I.ディスパーズ オレンジ30(染料分散液IX用) 分散機 サンドグラインダー(五十嵐機械製) 粉砕メディア ジルコニウムビーズ1mm径 粉砕メディアの充填率 50%(体積) 粉砕時間 3時間 さらに遠心分離処理(12000RPM、20分間)を
行った後、フロロポアフィルターFP−250(住友電
工社製)にてろ過し粗大粒子を除去して分散染料液(I
X)を得た。
整し、インク(I)を得た。
得られたインク(I)及び実施例1で使用したインク
(B)を実施例1と同様の方法で同様のパターンを印字
した。ついで160℃で6〜8分間の蒸熱処理による定
着を行った。その後、これを中性洗剤で洗浄して、プリ
ント物の発色性及び濃度について評価した。その結果、
表1に示したように実施例1と比較してK/S値の相対
評価によって判定した混色部の発色安定性が悪く、しか
も印字密度100%部で濃色が得られなかった。
部をそれぞれ加え、30分間プレミキシングを行った
後、下記の条件で分散処理を行った。 分散染料 C.I.ディスパーズ イエロー 56(染料分散液X用) 分散機 パールミル(アシザワ製) 粉砕メディア ガラスビーズ1mm径 粉砕メディアの充填率 50%(体積) 吐出速度 100ml/min さらに遠心分離処理(12000RPM、20分間)を
行った後、フロロポアフィルターFP−250(住友電
工社製)にてろ過し粗大粒子を除去して分散染料液
(X)を得た。
整し、インク(J)を得た。
得られたインク(J)及び実施例3で使用したインク
(F)を実施例1と同様の方法で同様のパターンを印字
した。ついで160℃で6〜8分間の蒸熱処理による定
着を行った。その後、これを中性洗剤で洗浄して、プリ
ント物の発色性及び濃度について評価した。
比較してK/S値の相対評価によって判定した混色部の
発色安定性が悪く、しかも印字密度100%部で濃色が
得られなかった。
度が高く、鮮明で、色再現範囲が広く、かつ生産安定性
にすぐれたプリント物を得ることができる。
面図
面図
観斜視図
図
Claims (18)
- 【請求項1】 少なくとも2種類のインクを、インクジ
ェット方式によって、布帛上に付与してプリントを行う
方法であって、(a)前記2種類のインクを少なくとも
一部が重なるように布帛上に付与する工程、(b)前記
インクを付与した布帛を熱処理する工程、(c)前記熱
処理した布帛を洗浄する工程、の3工程を少なくとも有
し、 前記布帛が分散染料で染色可能な繊維を含有する布帛で
あり、 前記少なくとも2種類のインクが色素、色素を分散する
化合物、及び、水性液媒体を少なくとも含有し、 前記インクは色素としてC. I.ディスパーズイエロー8
2、100、124、184:1、186、199、C.
I.ディスパーズレッド239、240、277、36
2、C. I.ディスパーズオレンジ118、C. I.ディスパ
ーズブルー354、365よりなる群の中から選ばれる
少なくとも1種類を各々含有し、 前記少なくとも2種類のインクの混色部における色素の
付着量が、0.01mg〜1mg/cm 2 の範囲にある ことを特徴と
するインクジェットプリント方法。 - 【請求項2】 前記布帛がポリエステル繊維を含むもの
である請求項1に記載のインクジェットプリント方法。 - 【請求項3】 前記熱処理が、高湿蒸熱(HTスチーミン
グ)法またはサーモゾル法である請求項1に記載のイン
クジェットプリント方法。 - 【請求項4】 前記インクジェット方式が熱エネルギー
を利用してインクを吐出させるインクジェット方式であ
る請求項1に記載のインクジェットプリント方法。 - 【請求項5】 前記インクの吐出速度が5〜20m / se
cである請求項1又は4に記載のインクジェットプリン
ト方法。 - 【請求項6】 前記(a)工程の前に前記布帛を前処理
する請求項1に記載のインクジェットプリント方法。 - 【請求項7】 前処理として、尿素、水溶性高分子、水
溶性金属塩の少なくとも1種を布帛に含有させる請求項
1に記載のインクジェットプリント方法。 - 【請求項8】 インクが色素としてC. I.ディスパーズ
イエロー82、184:1、186、C. I.ディスパー
ズレッド239、277、362、C. I.ディスパーズ
オレンジ118、C. I.ディスパーズブルー354、3
65から選択される少なくとも一種を含有する請求項1
に記載のインクジェットプリント方法。 - 【請求項9】 混色部における色素の付着量が0.015〜
0.6mg/ cm 2 の範囲にある請求項1に記載のインクジェッ
トプリント方法。 - 【請求項10】 混色部における色素の付着量が0.02〜
0.4mg/ cm 2 の範囲にある請求項9に記載のインクジェッ
トプリント方法。 - 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれかに記載の
インクジェットプリント方法によりプリントされたプリ
ント物。 - 【請求項12】 少なくとも2種類の色素が少なくとも
一部重複した状態で、分散染料で染色可能な繊維を含有
する布帛を染色しているプリント物であって、前記色素
がC. I.ディスパーズイエロー82、100、124、
184:1、186、199、C. I.ディスパーズレッ
ド239、240、277、362、C. I.ディスパー
ズオレンジ118、C. I.ディスパーズブルー354、
及び365よるなる群の中から選ばれ、且つ少なくとも
2種類の色素の混色部における量が0.01mg〜1mg/ cm 2 の
範囲にあることを特徴とするプリント物。 - 【請求項13】 前記プリント物がポリエステル繊維を
含む布帛にプリントされたものである請求項12に記載
のプリント物。 - 【請求項14】 色素がC. I.ディスパーズイエロー8
2、184:1、186、C. I.ディスパーズレッド2
39、277、362、C. I.ディスパーズオレンジ1
18、C. I.ディスパーズブルー354、365から選
択される少なくとも一種である請求項12に記載のプリ
ント物。 - 【請求項15】 混色部における色素の量が0.015〜0.6
mg/ cm 2 の範囲にある請求項12に記載のプリント物。 - 【請求項16】 混色部における色素の量が0.02〜0.4m
g/ cm 2 の範囲にある請求項15に記載のプリント物。 - 【請求項17】 請求項11又は12に記載のプリント
物を更に加工して得られた加工品。 - 【請求項18】 前記加工品が前記プリント物を所望の
大きさに切り離し、切り離された片に対して最終的な加
工品を得るための工程を施して得られたものである請求
項17に記載の加工品。
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