JP2937097B2 - パリティチェック回路方式 - Google Patents
パリティチェック回路方式Info
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- JP2937097B2 JP2937097B2 JP7303639A JP30363995A JP2937097B2 JP 2937097 B2 JP2937097 B2 JP 2937097B2 JP 7303639 A JP7303639 A JP 7303639A JP 30363995 A JP30363995 A JP 30363995A JP 2937097 B2 JP2937097 B2 JP 2937097B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタル通信等に
好適なパリティチェック方式に関し、特にパリティ演算
結果を次フレームの所定のタイムスロットに挿入するパ
リティ監視方式に関する。
好適なパリティチェック方式に関し、特にパリティ演算
結果を次フレームの所定のタイムスロットに挿入するパ
リティ監視方式に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の技術を図4を参照して以
下に説明する。なお、図4は、伝送路上に伝送される1
フレームに亘り演算したパリティ演算結果を、次フレー
ムの所定のタイムスロットに挿入する、従来のパリティ
監視方式の構成をブロック線図にて示したものである。
下に説明する。なお、図4は、伝送路上に伝送される1
フレームに亘り演算したパリティ演算結果を、次フレー
ムの所定のタイムスロットに挿入する、従来のパリティ
監視方式の構成をブロック線図にて示したものである。
【0003】図4に示すように、従来のパリティチェッ
ク回路においては、伝送信号路上に伝送されたディジタ
ルデータはパリティ演算部21に入力されてパリティが
計算され、その演算結果は演算結果保持部22により1
フレーム分の演算が終了されるまで保持される。
ク回路においては、伝送信号路上に伝送されたディジタ
ルデータはパリティ演算部21に入力されてパリティが
計算され、その演算結果は演算結果保持部22により1
フレーム分の演算が終了されるまで保持される。
【0004】演算結果保持部21の出力はパリティビッ
ト比較部23の一の入力端に入力され、またパリティビ
ット比較部23の他の入力端には伝送信号路上所定のタ
イミングで伝送されるパリティビットが入力される。
ト比較部23の一の入力端に入力され、またパリティビ
ット比較部23の他の入力端には伝送信号路上所定のタ
イミングで伝送されるパリティビットが入力される。
【0005】パリティビット比較部23はこの二つの入
力を比較しパリティチェックの比較結果を出力してい
る。
力を比較しパリティチェックの比較結果を出力してい
る。
【0006】図5は、図4に示した従来のパリティチェ
ック回路について1ビット伝送信号路の回路構成の一例
を示した図である。
ック回路について1ビット伝送信号路の回路構成の一例
を示した図である。
【0007】図5を参照して、パリティ演算部は、一の
入力端に伝送信号DATAを入力し、他の入力端に論理
積ゲート51の出力を入力する排他的論理和ゲート52
と、排他的論理和ゲート52の出力を入力し、出力を論
理積ゲート51に帰還入力する第1のフリップフロップ
53からなり、論理積ゲート51にはフレーム同期信号
FPが入力されている。
入力端に伝送信号DATAを入力し、他の入力端に論理
積ゲート51の出力を入力する排他的論理和ゲート52
と、排他的論理和ゲート52の出力を入力し、出力を論
理積ゲート51に帰還入力する第1のフリップフロップ
53からなり、論理積ゲート51にはフレーム同期信号
FPが入力されている。
【0008】第2のフリップフロップ54は、演算結果
保持部として機能し、フレーム同期信号FPをラッチタ
イミング信号として1フレーム分のパリティ演算結果
(第1のフリップフロップ53の出力Q)をラッチす
る。
保持部として機能し、フレーム同期信号FPをラッチタ
イミング信号として1フレーム分のパリティ演算結果
(第1のフリップフロップ53の出力Q)をラッチす
る。
【0009】パリティビット比較部は、伝送信号DAT
Aとして伝送された当該フレームのパリティビットを一
の入力端に入力し、演算結果保持部を構成する第2のフ
リップフロップ54の出力Qを他の入力端に入力する第
2の排他的論理和ゲート55と、第2の排他的論理和ゲ
ート55から出力されたパリティビット比較結果を保持
する第3のフリップフロップ56とから構成されてい
る。
Aとして伝送された当該フレームのパリティビットを一
の入力端に入力し、演算結果保持部を構成する第2のフ
リップフロップ54の出力Qを他の入力端に入力する第
2の排他的論理和ゲート55と、第2の排他的論理和ゲ
ート55から出力されたパリティビット比較結果を保持
する第3のフリップフロップ56とから構成されてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図4及び図5に示した
上記従来の方式においては、パリティ演算結果を保持す
る部分(演算結果保持部22)と、パリティビットを比
較するパリティビット比較部23の二カ所において、演
算結果を保持することが必要とされる。より詳細には、
図5を参照して、演算結果保持部を構成する第2のフリ
ップフロップ54と、パリティビット比較結果を保持す
る第3のフリップフロップ56とが必要とされている。
このため、複数ビットの伝送信号路構成(例えば16ビ
ット構成等)の場合、回路規模が増大し、回路素子数及
び回路規模の削減を阻害していた。
上記従来の方式においては、パリティ演算結果を保持す
る部分(演算結果保持部22)と、パリティビットを比
較するパリティビット比較部23の二カ所において、演
算結果を保持することが必要とされる。より詳細には、
図5を参照して、演算結果保持部を構成する第2のフリ
ップフロップ54と、パリティビット比較結果を保持す
る第3のフリップフロップ56とが必要とされている。
このため、複数ビットの伝送信号路構成(例えば16ビ
ット構成等)の場合、回路規模が増大し、回路素子数及
び回路規模の削減を阻害していた。
【0011】従って、本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたものであって、演算結果を保持する部分を演算と比
較とに利用することにより、タイミングを合わせるため
にのみ機能する保持回路を減少させることによって回路
規模の縮減を達成するパリティチェック回路方式を提供
することを目的とする。
れたものであって、演算結果を保持する部分を演算と比
較とに利用することにより、タイミングを合わせるため
にのみ機能する保持回路を減少させることによって回路
規模の縮減を達成するパリティチェック回路方式を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、伝送信号の1フレームがn個のタイムス
ロットからなりn−1個のタイムスロットに亘り演算し
たパリティ演算結果を、次に続くn番目のタイムスロッ
トに挿入されて伝送されるパリティビットと比較しパリ
ティチェック結果として出力するパリティチェック回路
方式において、前記伝送信号を並列に入力しパリティ演
算及びパリティビット比較を行なう手段を二系統備える
と共に、前記二系統のパリティ演算及びパリティビット
比較を行なう手段の出力を入力し、いずれか一方を選択
してパリティチェック結果として出力する選択手段を備
え、前記二系統のパリティ演算及びパリティビット比較
を行なう手段が、フレームパルス信号と、前回のタイム
スロットまでのパリティ演算結果を保持する保持回路の
出力とを入力し、前記フレーム同期信号がアクティブ時
前記保持回路の出力を出力端に伝達出力する論理積回路
と、前記論理積回路の出力と前記伝送路信号と入力しこ
れらを比較する排他的論理和回路と、を備え、前記保持
回路の入力端には前記排他的論理和回路の出力端が接続
され、一のフレーム期間で一の系統がパリティ演算を行
う時は、前記一の系統の保持回路にはタイムスロット毎
にビットクロックが供給されて前記排他的論理和回路の
出力をラッチしこれを前記論理積回路に帰還させ、前記
一のフレーム期間において他の系統では、前記伝送路信
号のパリティビットのタイムロットに同期して前記保持
回路に保持されている前回のタイムスロットまでのパリ
ティ演算結果と前記伝送路信号のパリティビットとの比
較を前記排他的論理和回路で行ったパリティビット比較
結果を前記保持回路が保持出力し前記選択手段を介して
出力され、1フレーム毎に前記二系統間でパリティ演算
処理とパリティビット比較処理を交互に行なうことを特
徴とする。
め、本発明は、伝送信号の1フレームがn個のタイムス
ロットからなりn−1個のタイムスロットに亘り演算し
たパリティ演算結果を、次に続くn番目のタイムスロッ
トに挿入されて伝送されるパリティビットと比較しパリ
ティチェック結果として出力するパリティチェック回路
方式において、前記伝送信号を並列に入力しパリティ演
算及びパリティビット比較を行なう手段を二系統備える
と共に、前記二系統のパリティ演算及びパリティビット
比較を行なう手段の出力を入力し、いずれか一方を選択
してパリティチェック結果として出力する選択手段を備
え、前記二系統のパリティ演算及びパリティビット比較
を行なう手段が、フレームパルス信号と、前回のタイム
スロットまでのパリティ演算結果を保持する保持回路の
出力とを入力し、前記フレーム同期信号がアクティブ時
前記保持回路の出力を出力端に伝達出力する論理積回路
と、前記論理積回路の出力と前記伝送路信号と入力しこ
れらを比較する排他的論理和回路と、を備え、前記保持
回路の入力端には前記排他的論理和回路の出力端が接続
され、一のフレーム期間で一の系統がパリティ演算を行
う時は、前記一の系統の保持回路にはタイムスロット毎
にビットクロックが供給されて前記排他的論理和回路の
出力をラッチしこれを前記論理積回路に帰還させ、前記
一のフレーム期間において他の系統では、前記伝送路信
号のパリティビットのタイムロットに同期して前記保持
回路に保持されている前回のタイムスロットまでのパリ
ティ演算結果と前記伝送路信号のパリティビットとの比
較を前記排他的論理和回路で行ったパリティビット比較
結果を前記保持回路が保持出力し前記選択手段を介して
出力され、1フレーム毎に前記二系統間でパリティ演算
処理とパリティビット比較処理を交互に行なうことを特
徴とする。
【0013】本発明においては、好ましくは、前記パリ
ティ演算及びパリティビット比較を行なう手段が、前記
伝送信号のパリティを演算する演算回路がパリティ演算
に用いる前回のタイムスロットまでのパリティ演算結果
を保持する保持回路と、前記パリティ演算結果と前記伝
送信号に伝送されたパリティビットとの比較を行なう回
路から出力される比較結果を保持する保持回路とを同一
の保持回路で共用してなることを特徴とする。
ティ演算及びパリティビット比較を行なう手段が、前記
伝送信号のパリティを演算する演算回路がパリティ演算
に用いる前回のタイムスロットまでのパリティ演算結果
を保持する保持回路と、前記パリティ演算結果と前記伝
送信号に伝送されたパリティビットとの比較を行なう回
路から出力される比較結果を保持する保持回路とを同一
の保持回路で共用してなることを特徴とする。
【0014】また、本発明においては、好ましくは、前
記パリティ演算及びパリティビット比較を行なう手段
が、前記伝送信号のパリティを演算する演算回路と、該
演算回路によるパリティ演算結果と前記伝送信号に伝送
されたパリティビットとの比較を行なう比較回路とを同
一の演算回路で共用してなることを特徴とする。
記パリティ演算及びパリティビット比較を行なう手段
が、前記伝送信号のパリティを演算する演算回路と、該
演算回路によるパリティ演算結果と前記伝送信号に伝送
されたパリティビットとの比較を行なう比較回路とを同
一の演算回路で共用してなることを特徴とする。
【0015】本発明によれば、パリティ演算とパリティ
ビット比較を同一回路で行うようにしたことにより、演
算結果を保持しパリティビットと比較するためのフリッ
プフロップを削減し、回路規模を縮減し、複数ビット構
成の伝送線路のパリティチェック回路に適用した場合、
回路規模の縮減効果は特段に顕著なものとなる。
ビット比較を同一回路で行うようにしたことにより、演
算結果を保持しパリティビットと比較するためのフリッ
プフロップを削減し、回路規模を縮減し、複数ビット構
成の伝送線路のパリティチェック回路に適用した場合、
回路規模の縮減効果は特段に顕著なものとなる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して以下に説明する。
して以下に説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施形態の構成を示す
図である。
図である。
【0018】図1を参照して、本実施形態においては、
伝送信号より並列に信号が入力される二つのパリティ演
算/パリティビット比較回路11、12と、パリティ演
算/パリティビット比較回路11、12の出力を入力し
いずれか一方の出力を選択してパリティチェック結果と
して出力する選択部13と、を備えている。
伝送信号より並列に信号が入力される二つのパリティ演
算/パリティビット比較回路11、12と、パリティ演
算/パリティビット比較回路11、12の出力を入力し
いずれか一方の出力を選択してパリティチェック結果と
して出力する選択部13と、を備えている。
【0019】二つのパリティ演算/パリティビット比較
回路11、12は、一方がパリティ演算処理を行ってい
るときには、他方はパリティビット比較処理を行い、ま
た1フレーム毎に二つの系統間で、パリティ演算とパリ
ティビット比較処理を交互に入れ換える。
回路11、12は、一方がパリティ演算処理を行ってい
るときには、他方はパリティビット比較処理を行い、ま
た1フレーム毎に二つの系統間で、パリティ演算とパリ
ティビット比較処理を交互に入れ換える。
【0020】すなわち、本実施形態は、図4に示した上
記従来例において、タイミングを合わせるためのパリテ
ィ演算結果の保持手段としてのみ機能している演算結果
保持部22を有効利用するために、パリティ演算部21
と併せてパリティ演算及びパリティビット比較の機能を
持つ回路構成とし、図1に示すように、パリティ演算と
パリティビット比較の二つの機能を持つパリティ演算/
パリティビット比較回路11、12を二系統備えてい
る。
記従来例において、タイミングを合わせるためのパリテ
ィ演算結果の保持手段としてのみ機能している演算結果
保持部22を有効利用するために、パリティ演算部21
と併せてパリティ演算及びパリティビット比較の機能を
持つ回路構成とし、図1に示すように、パリティ演算と
パリティビット比較の二つの機能を持つパリティ演算/
パリティビット比較回路11、12を二系統備えてい
る。
【0021】そして、この二系統のパリティ演算/パリ
ティビット比較回路11、12が交互にパリティ演算と
パリティビット比較を行うことにより、パリティ演算結
果のみを保持する回路部分を削減している。
ティビット比較回路11、12が交互にパリティ演算と
パリティビット比較を行うことにより、パリティ演算結
果のみを保持する回路部分を削減している。
【0022】さらに、パリティビットの比較結果を出力
し続けるために、いずれか一方のパリティ演算/パリテ
ィビット比較回路から、パリティビットと演算結果との
比較を出力する選択部13を備えている。
し続けるために、いずれか一方のパリティ演算/パリテ
ィビット比較回路から、パリティビットと演算結果との
比較を出力する選択部13を備えている。
【0023】図2は、本実施形態に係るパリティチェッ
ク回路方式の好適な回路構成の一例を1ビット伝送信号
路の構成について示したものである。図2を参照して、
本実施形態をより具体的な回路構成に基づき以下に説明
する。
ク回路方式の好適な回路構成の一例を1ビット伝送信号
路の構成について示したものである。図2を参照して、
本実施形態をより具体的な回路構成に基づき以下に説明
する。
【0024】図2を参照して、伝送信号は、第1及び第
2の排他的論理和ゲート32、35の一の入力端に入力
され、第1及び第2の排他的論理和ゲート32、35の
他の入力端には、フレーム同期信号FPで制御されてい
る第1及び第2の論理積ゲート31、34の出力が入力
される。
2の排他的論理和ゲート32、35の一の入力端に入力
され、第1及び第2の排他的論理和ゲート32、35の
他の入力端には、フレーム同期信号FPで制御されてい
る第1及び第2の論理積ゲート31、34の出力が入力
される。
【0025】第1及び第2の論理積ゲート31、34
は、フレーム同期信号FPをゲート信号として、第1及
び第2のフリップフロップ33、36(例えばD型フリ
ップフロップで構成される)の出力を、それぞれ排他的
論理和ゲート32、35に出力する。
は、フレーム同期信号FPをゲート信号として、第1及
び第2のフリップフロップ33、36(例えばD型フリ
ップフロップで構成される)の出力を、それぞれ排他的
論理和ゲート32、35に出力する。
【0026】そして、第1及び第2のフリップフロップ
33、36の出力を入力とする選択部37は、第2のフ
リップフロップ36側の第2の系統のパリティ演算及び
パリティビット比較部を選択している場合、第2のフリ
ップフロップ36の出力は伝送信号として流れている一
つ前のフレームのパリティビット比較結果を、制御端子
に入力されるクロック信号CLK2により保持出力して
いる。
33、36の出力を入力とする選択部37は、第2のフ
リップフロップ36側の第2の系統のパリティ演算及び
パリティビット比較部を選択している場合、第2のフリ
ップフロップ36の出力は伝送信号として流れている一
つ前のフレームのパリティビット比較結果を、制御端子
に入力されるクロック信号CLK2により保持出力して
いる。
【0027】この時、第1のフリップフロップ33側の
第1の系統のパリティ演算及びパリティビット比較部は
現在伝送路を流れているフレームのパリティ演算を行っ
ている。
第1の系統のパリティ演算及びパリティビット比較部は
現在伝送路を流れているフレームのパリティ演算を行っ
ている。
【0028】第1の系統がパリティ演算を行なう際に
は、第1のフリップフロップ33の出力は、パリティ演
算結果を示し、この演算結果と次タイムスロットのビッ
トデータとを第1の排他的論理和ゲート32にて加算演
算するために、第1のフリップフロップ33の出力が第
1の論理積ゲート31に帰還入力されている。
は、第1のフリップフロップ33の出力は、パリティ演
算結果を示し、この演算結果と次タイムスロットのビッ
トデータとを第1の排他的論理和ゲート32にて加算演
算するために、第1のフリップフロップ33の出力が第
1の論理積ゲート31に帰還入力されている。
【0029】加算が1フレーム分終了すると、加算部を
構成する第1の論理積ゲート31から第1の排他的論理
和ゲート32はフレーム同期信号FPによりクリアさ
れ、第1のフリップフロップ33の出力がクロック信号
CLK1により出力保持され、選択部37はパリティビ
ット比較結果を出力している第1のフリップフロップ3
3側を選択する。また、逆にそれまでパリティビット比
較結果を出力していた第2のフリップフロップ36側
(第2の系統)のパリティ演算及びパリティビット比較
部はパリティ演算を開始する。
構成する第1の論理積ゲート31から第1の排他的論理
和ゲート32はフレーム同期信号FPによりクリアさ
れ、第1のフリップフロップ33の出力がクロック信号
CLK1により出力保持され、選択部37はパリティビ
ット比較結果を出力している第1のフリップフロップ3
3側を選択する。また、逆にそれまでパリティビット比
較結果を出力していた第2のフリップフロップ36側
(第2の系統)のパリティ演算及びパリティビット比較
部はパリティ演算を開始する。
【0030】図3のタイミング模式図を参照して、本実
施形態の動作を詳細に説明する。図3に示すタイミング
図において、便宜上、1フレームは6つのタイムスロッ
トから構成されるものとし、5ビットデータ(例えばt
2〜t6)に続くタイムスロットに該1フレームのパリ
ティビットP1が挿入されて伝送されるものとする。
施形態の動作を詳細に説明する。図3に示すタイミング
図において、便宜上、1フレームは6つのタイムスロッ
トから構成されるものとし、5ビットデータ(例えばt
2〜t6)に続くタイムスロットに該1フレームのパリ
ティビットP1が挿入されて伝送されるものとする。
【0031】図3を参照して、最初のフレームにおい
て、選択部37は第2の系統(図2の第2の排他的論理
和ゲート35、及び第2のフリップフロップ36の信号
パス)を選択し、第2のフリップフロップ36(FF3
6)の出力QBからのパリティビット比較結果(Q7)
が出力され、パリティ演算処理は、第1の系統(図2の
第1の第1の排他的論理和ゲート32、及び第1のフリ
ップフロップ33のパス)で行なわれている。
て、選択部37は第2の系統(図2の第2の排他的論理
和ゲート35、及び第2のフリップフロップ36の信号
パス)を選択し、第2のフリップフロップ36(FF3
6)の出力QBからのパリティビット比較結果(Q7)
が出力され、パリティ演算処理は、第1の系統(図2の
第1の第1の排他的論理和ゲート32、及び第1のフリ
ップフロップ33のパス)で行なわれている。
【0032】第1の系統では、伝送信号(t2〜t6)
を第1の排他的論理和ゲート32で受け、第1のフリッ
プフロップ33において保持されたそれまでの演算結果
に順次加算していく。すなわち、第2の排他的論理和ゲ
ート35は、伝送信号を、それまでの演算結果を保持す
る第1のフリップフロップ33の出力QAが帰還入力さ
れる第1の論理積ゲート31の出力に加算し、該加算結
果がクロック信号CLK1により第1のフリップフロッ
プ33にラッチされる(第1のフリップフロップ33の
出力QAはクロックCLK1に同期してタイムスロット
毎Q1、…、Q6と変化する)。なお、第1のフリップ
フロップ33は、フレームのパリティ演算開始前にフレ
ーム同期信号FPに基づきクロック信号CLK1のタイ
ミングでゼロクリアされる。
を第1の排他的論理和ゲート32で受け、第1のフリッ
プフロップ33において保持されたそれまでの演算結果
に順次加算していく。すなわち、第2の排他的論理和ゲ
ート35は、伝送信号を、それまでの演算結果を保持す
る第1のフリップフロップ33の出力QAが帰還入力さ
れる第1の論理積ゲート31の出力に加算し、該加算結
果がクロック信号CLK1により第1のフリップフロッ
プ33にラッチされる(第1のフリップフロップ33の
出力QAはクロックCLK1に同期してタイムスロット
毎Q1、…、Q6と変化する)。なお、第1のフリップ
フロップ33は、フレームのパリティ演算開始前にフレ
ーム同期信号FPに基づきクロック信号CLK1のタイ
ミングでゼロクリアされる。
【0033】パリティ演算時に第nクロックの第1のフ
リップフロップ33の出力QAは伝送信号t2〜tn
(但し、nは2〜6)の累積加算値(次式(1)参照)と
され、加算が1フレーム分行なわれる。
リップフロップ33の出力QAは伝送信号t2〜tn
(但し、nは2〜6)の累積加算値(次式(1)参照)と
され、加算が1フレーム分行なわれる。
【0034】Qn=t2+…+tn …(1)
【0035】第1の系統において、1フレーム分のパリ
ティ演算が終了した段階で、第1の排他的論理和ゲート
32は、伝送されたフレームに挿入されるパリティビッ
トP1と第1のフリップフロップ33に保持されるパリ
ティ演算結果Q6との比較を行なって(次式(2)参
照)、パリティビット比較結果Q7を出力し、第1のフ
リップフロップ33はクロック信号CLK1に同期して
このパリティビット比較結果Q7を保持出力し、選択部
37から選択出力される。
ティ演算が終了した段階で、第1の排他的論理和ゲート
32は、伝送されたフレームに挿入されるパリティビッ
トP1と第1のフリップフロップ33に保持されるパリ
ティ演算結果Q6との比較を行なって(次式(2)参
照)、パリティビット比較結果Q7を出力し、第1のフ
リップフロップ33はクロック信号CLK1に同期して
このパリティビット比較結果Q7を保持出力し、選択部
37から選択出力される。
【0036】Q7=Q6+P1 …(2)
【0037】また、次のフレームでは、第2の系統(第
2の排他的論理和ゲート35及び第2のフリップフロッ
プ36)において、上記第1の系統と同様にしてパリテ
ィ演算処理が行われると共に、選択部37からは第1の
フリップフロップ33の出力であるパリティビット比較
結果Q7が選択出力されることになる。
2の排他的論理和ゲート35及び第2のフリップフロッ
プ36)において、上記第1の系統と同様にしてパリテ
ィ演算処理が行われると共に、選択部37からは第1の
フリップフロップ33の出力であるパリティビット比較
結果Q7が選択出力されることになる。
【0038】パリティ演算をしているフレームについて
は1ビットのデータを示すクロック(ビットクロック信
号)を、パリティビットの比較を行なうフレームではパ
リティビットの位置を示すタイミング信号を、第1、第
2のフリップフロップ33、36にクロック入力する。
は1ビットのデータを示すクロック(ビットクロック信
号)を、パリティビットの比較を行なうフレームではパ
リティビットの位置を示すタイミング信号を、第1、第
2のフリップフロップ33、36にクロック入力する。
【0039】そして、選択部37は、フレーム毎にパリ
ティ演算と比較をフレーム毎に交互に行なっている第1
及び第2のフリップフロップ33と36のうち、パリテ
ィビット比較結果を保持している側(パリティ演算を行
なっていない側)を選択して出力する。
ティ演算と比較をフレーム毎に交互に行なっている第1
及び第2のフリップフロップ33と36のうち、パリテ
ィビット比較結果を保持している側(パリティ演算を行
なっていない側)を選択して出力する。
【0040】以上、本発明を上記実施形態に即して説明
したが、上記回路構成は実施形態を説明するためのもの
であり、本発明は上記形態にのみ限定されず、本発明の
原理に準ずる各種形態を含むことは勿論である。
したが、上記回路構成は実施形態を説明するためのもの
であり、本発明は上記形態にのみ限定されず、本発明の
原理に準ずる各種形態を含むことは勿論である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、パリテ
ィ演算とパリティビット比較を同一回路で行うようにし
たことにより、演算結果を保持しパリティビットと比較
するためのフリップフロップを削減し、特に複数の伝送
信号路のパリティ監視方式において、回路規模を特段に
縮減するという顕著な効果を有する。
ィ演算とパリティビット比較を同一回路で行うようにし
たことにより、演算結果を保持しパリティビットと比較
するためのフリップフロップを削減し、特に複数の伝送
信号路のパリティ監視方式において、回路規模を特段に
縮減するという顕著な効果を有する。
【図1】本発明の一実施形態に係るパリティチェック回
路方式の構成を示すブロック図である。
路方式の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るパリティチェック回
路方式の回路構成の一例を示す図である。
路方式の回路構成の一例を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るパリティチェック回
路方式の動作を模式的に説明するためのタイミング模式
図である。
路方式の動作を模式的に説明するためのタイミング模式
図である。
【図4】従来のパリティチェック回路方式の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図5】従来のパリティチェック回路についての回路構
成の一例を示した図である。
成の一例を示した図である。
11、12 パリティ演算回路/パリティビット比較回
路 13 選択部 21 パリティ演算回路 22 演算結果保持部 23 パリティビット比較回路 31、34 論理積ゲート 32、35 排他的論理和ゲート 33、36 フリップフロップ 37 選択部 51 論理積ゲート 52、55 排他的論理和ゲート 53、54、56 フリップフロップ CLK クロック信号 CLK1 フリップフロップ33のクロック信号 CLK2 フリップフロップ36のクロック信号 D 入力データ(伝送信号) DATA 伝送信号 FP フレームパルス P1 前フレームのパリティビット QA フリップフロップ33の出力 QB フリップフロップ36の出力 t1〜t6、T1〜T6 伝送信号(ビットデータ)
路 13 選択部 21 パリティ演算回路 22 演算結果保持部 23 パリティビット比較回路 31、34 論理積ゲート 32、35 排他的論理和ゲート 33、36 フリップフロップ 37 選択部 51 論理積ゲート 52、55 排他的論理和ゲート 53、54、56 フリップフロップ CLK クロック信号 CLK1 フリップフロップ33のクロック信号 CLK2 フリップフロップ36のクロック信号 D 入力データ(伝送信号) DATA 伝送信号 FP フレームパルス P1 前フレームのパリティビット QA フリップフロップ33の出力 QB フリップフロップ36の出力 t1〜t6、T1〜T6 伝送信号(ビットデータ)
Claims (1)
- 【請求項1】伝送信号の1フレームがn個のタイムスロ
ットからなりn−1個のタイムスロットに亘り演算した
パリティ演算結果を、次に続くn番目のタイムスロット
に挿入されて伝送されるパリティビットと比較しパリテ
ィチェック結果として出力するパリティチェック回路方
式において、 前記伝送信号を並列に入力しパリティ演算及びパリティ
ビット比較を行なう手段を二系統備えると共に、 前記二系統のパリティ演算及びパリティビット比較を行
なう手段の出力を入力し、いずれか一方を選択してパリ
ティチェック結果として出力する選択手段を備え、 前記二系統のパリティ演算及びパリティビット比較を行
なう手段が、フレームパルス信号と、前回のタイムスロットまでのパ
リティ演算結果を保持する保持回路の出力とを入力し、
前記フレーム同期信号がアクティブ時前記保持回路の出
力を出力端に伝達出力する論理積回路と、 前記論理積回路の出力と前記伝送路信号と入力しこれら
を比較する排他的論理和回路と 、を備え、 前記保持回路の入力端には前記排他的論理和回路の出力
端が接続され、 一のフレーム期間で 一の系統がパリティ演算を行う時
は、前記一の系統の保持回路にはタイムスロット毎にビ
ットクロックが供給されて前記排他的論理和回路の出力
をラッチしこれを前記論理積回路に帰還させ、前記一のフレーム期間において他の系統では、前記伝送
路信号のパリティビットのタイムロットに同期して前記
保持回路に保持されている前回のタイムスロットまでの
パリティ演算結果と前記伝送路信号のパリティビットと
の比較を前記排他的論理和回路で行ったパリティビット
比較結果を前記保持回路が保持出力し前記選択手段を介
して出力され 、 1フレーム毎に前記二系統間でパリティ演算処理とパリ
ティビット比較処理を交互に行なうことを特徴とするパ
リティチェック回路方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7303639A JP2937097B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | パリティチェック回路方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7303639A JP2937097B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | パリティチェック回路方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09130270A JPH09130270A (ja) | 1997-05-16 |
JP2937097B2 true JP2937097B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=17923424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7303639A Expired - Lifetime JP2937097B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | パリティチェック回路方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2937097B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6223231A (ja) * | 1985-07-23 | 1987-01-31 | Fujitsu Ltd | パリテイ計数回路 |
JPS6234243A (ja) * | 1985-08-07 | 1987-02-14 | Pioneer Electronic Corp | 誤り訂正方式 |
JP3027890B2 (ja) * | 1993-01-20 | 2000-04-04 | 日本電気株式会社 | パリティエラーモニタ回路 |
JP2697552B2 (ja) * | 1993-04-23 | 1998-01-14 | 日本電気株式会社 | 符号誤り検出回路 |
-
1995
- 1995-10-27 JP JP7303639A patent/JP2937097B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09130270A (ja) | 1997-05-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990511 |