JP2935628B2 - 光学ディスク装置 - Google Patents
光学ディスク装置Info
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- JP2935628B2 JP2935628B2 JP24457593A JP24457593A JP2935628B2 JP 2935628 B2 JP2935628 B2 JP 2935628B2 JP 24457593 A JP24457593 A JP 24457593A JP 24457593 A JP24457593 A JP 24457593A JP 2935628 B2 JP2935628 B2 JP 2935628B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンパクトディスク等
(以下、ディスクと称する)の光学ディスク装置に関す
る。。
(以下、ディスクと称する)の光学ディスク装置に関す
る。。
【0002】
【従来の技術】ディスクに記録された情報を、トラック
に沿って読取ビームを走査して読み取る場合、記録情報
中に含まれる同期信号と基準同期信号とを位相比較し
て、この位相差を0にするようにディスクを回転させ
る。ディスクに記録された情報は線速度一定で記録され
ており、この線速度はディスク内周、外周にかかわら
ず、1.2m/s〜1.4m/sの範囲で定められてい
る。さらに記録情報はディスク中心から半径23mm〜
58mmまでのリードイン領域およびプログラムエリア
に記録されるから、ディスク回転数は最内周で約500
rpm、最外周で約200rpmとなる。
に沿って読取ビームを走査して読み取る場合、記録情報
中に含まれる同期信号と基準同期信号とを位相比較し
て、この位相差を0にするようにディスクを回転させ
る。ディスクに記録された情報は線速度一定で記録され
ており、この線速度はディスク内周、外周にかかわら
ず、1.2m/s〜1.4m/sの範囲で定められてい
る。さらに記録情報はディスク中心から半径23mm〜
58mmまでのリードイン領域およびプログラムエリア
に記録されるから、ディスク回転数は最内周で約500
rpm、最外周で約200rpmとなる。
【0003】このような所定線速度で所定の方向に回転
するディスクを速やかに停止状態にするためには、次の
2種類が一般的である。一つは、ディスクの回転数を数
種類に分けて、停止に必要な電圧の印加時間を予め設定
し、ディスクの停止命令を受けた時点におけるディスク
の回転数に応じて当該設定された印加時間を選択して、
その間負電圧を与える。
するディスクを速やかに停止状態にするためには、次の
2種類が一般的である。一つは、ディスクの回転数を数
種類に分けて、停止に必要な電圧の印加時間を予め設定
し、ディスクの停止命令を受けた時点におけるディスク
の回転数に応じて当該設定された印加時間を選択して、
その間負電圧を与える。
【0004】もう一つは、ディスクが回転している時
に、ディスク停止命令を受けるとスピンドルモータに負
の電圧を与えてディスクの回転を停止させるもので、ス
ピンドルモータに負の電圧を与えてからの経過時間を計
測し、スピンドルモータの回転が一定周期のチャネルク
ロックを基準にしてEFM信号がある一定以上長くなっ
た状態まで低下したことを検出すると、この時までの負
電圧の印加時間に基づいてディスクが正常に停止される
ために必要なさらなる負電圧の供給時間を計算し、この
時間の間さらにスピンドルモータに負電圧を供給する。
に、ディスク停止命令を受けるとスピンドルモータに負
の電圧を与えてディスクの回転を停止させるもので、ス
ピンドルモータに負の電圧を与えてからの経過時間を計
測し、スピンドルモータの回転が一定周期のチャネルク
ロックを基準にしてEFM信号がある一定以上長くなっ
た状態まで低下したことを検出すると、この時までの負
電圧の印加時間に基づいてディスクが正常に停止される
ために必要なさらなる負電圧の供給時間を計算し、この
時間の間さらにスピンドルモータに負電圧を供給する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のディスク装置では、ディスクの回転開始からディスク
に記録された情報を読み出すまでにディスクの停止命令
があった場合、前者の方法ではスピンドルモータの回転
開始からディスクに記録された情報を読み出すまではデ
ィスクの回転が一定でないため対応できない。また、後
者の方法では、ディスクに記録された情報を読み出すま
での段階ではEFM信号もチャネルクロックも検出でき
ないので停止命令に対応できないという問題があった。
のディスク装置では、ディスクの回転開始からディスク
に記録された情報を読み出すまでにディスクの停止命令
があった場合、前者の方法ではスピンドルモータの回転
開始からディスクに記録された情報を読み出すまではデ
ィスクの回転が一定でないため対応できない。また、後
者の方法では、ディスクに記録された情報を読み出すま
での段階ではEFM信号もチャネルクロックも検出でき
ないので停止命令に対応できないという問題があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであり、ディスクの回転開始からディス
クに記録された情報を読み出すまでにディスクの停止指
令があった場合にでも、速やかにディスクの停止を行う
ことを目的とする。
てなされたものであり、ディスクの回転開始からディス
クに記録された情報を読み出すまでにディスクの停止指
令があった場合にでも、速やかにディスクの停止を行う
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、ディスクをモータによって所定方向に回転
させて情報を読み取る光学ディスク装置において、該デ
ィスクの回転開始からの経過時間を計時する計時手段
と、該ディスクを停止させる場合、前記モータに前記所
定方向とは逆方向に駆動電圧を供給する時間である供給
時間を前記経過時間に基づいて求め、該供給時間の間前
記モータに逆方向の駆動電圧を供給する制御手段とを備
えたことを特徴とする。
に本発明は、ディスクをモータによって所定方向に回転
させて情報を読み取る光学ディスク装置において、該デ
ィスクの回転開始からの経過時間を計時する計時手段
と、該ディスクを停止させる場合、前記モータに前記所
定方向とは逆方向に駆動電圧を供給する時間である供給
時間を前記経過時間に基づいて求め、該供給時間の間前
記モータに逆方向の駆動電圧を供給する制御手段とを備
えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、ディスクの回転開始からの経
過時間を計時し、ディスクに記録された情報を読み出す
までにディスクの停止命令があった場合、該計時した時
間をもとに、スピンドルモータに所定方向とは逆方向の
駆動電圧を印可する時間を算出し、該算出した時間の
間、スピンドルモータに逆方向の駆動電圧を印可し、デ
ィスクの停止を行う。 従って、ディスクの回転開始か
らディスクに記録された情報を読み出すまでにディスク
の停止命令があった場合にでも、速やかにディスクの停
止を行うことができる。
過時間を計時し、ディスクに記録された情報を読み出す
までにディスクの停止命令があった場合、該計時した時
間をもとに、スピンドルモータに所定方向とは逆方向の
駆動電圧を印可する時間を算出し、該算出した時間の
間、スピンドルモータに逆方向の駆動電圧を印可し、デ
ィスクの停止を行う。 従って、ディスクの回転開始か
らディスクに記録された情報を読み出すまでにディスク
の停止命令があった場合にでも、速やかにディスクの停
止を行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の実施例を示すブロック図である。制
御部13はキー操作部14からの操作に応じ、サブ制御
部131を介して各部を制御するものである。このサブ
制御部131は制御部13で発生する指令コードに応じ
て各サーボ回路を動作させるようになっており、指令コ
ードに対する処理が完了すると、処理完了コードを発生
する。制御部13はその処理完了コードを検出すること
で、次の指令コードを出力するタイミングを得ている。
る。図1は本発明の実施例を示すブロック図である。制
御部13はキー操作部14からの操作に応じ、サブ制御
部131を介して各部を制御するものである。このサブ
制御部131は制御部13で発生する指令コードに応じ
て各サーボ回路を動作させるようになっており、指令コ
ードに対する処理が完了すると、処理完了コードを発生
する。制御部13はその処理完了コードを検出すること
で、次の指令コードを出力するタイミングを得ている。
【0010】1は被再生情報とその再生に必要なインデ
ックス情報を、同期信号を含んだディジタル信号として
記録したディスクである。このディスク1は図示せぬロ
ーディング機構によって、キー操作部の操作に応じて再
生位置(図示せぬターンテーブル上)に装填および排出
が行われる。モータMは装填されたディスク1を所定の
回転数で駆動する。ディスク1の記録トラック上に記録
された被再生情報及びインデックス情報はピックアップ
2により光学的に読み取られる。ピックアップ2で読み
取った信号はプリアンプ3を介して信号変換回路12に
送られるとともに、トラッキングサーボ回路9及びディ
スク信号レベル検知部11へ入力される。
ックス情報を、同期信号を含んだディジタル信号として
記録したディスクである。このディスク1は図示せぬロ
ーディング機構によって、キー操作部の操作に応じて再
生位置(図示せぬターンテーブル上)に装填および排出
が行われる。モータMは装填されたディスク1を所定の
回転数で駆動する。ディスク1の記録トラック上に記録
された被再生情報及びインデックス情報はピックアップ
2により光学的に読み取られる。ピックアップ2で読み
取った信号はプリアンプ3を介して信号変換回路12に
送られるとともに、トラッキングサーボ回路9及びディ
スク信号レベル検知部11へ入力される。
【0011】トラッキングエラー検知部4はピックアッ
プ2から照射される読み取りビームの焦点位置がディス
ク1の情報記録面上のトラックより内側又は外側にずれ
たことをピックアップ2の出力信号より検出し、それぞ
れに対応した正負のアナログ信号をトラッキングサーボ
回路5に出力する。トラッキングサーボ回路5はサブ制
御部131からの出力信号により動作、非動作が制御さ
れ、動作状態ではトラッキングエラー検出部4からの信
号に応答して、読み取りビームがディスク1上のトラッ
クを追従するように図示せぬ、トラッキング用アクチュ
エータを駆動する。また、トラッキング用アクチュエー
タで追従出来ない大きな移動はトラッキングエラー検出
部4からの信号に応じてピックアップ送りサーボ回路1
5が働き、ピックアップ移送機構(図示せず)によりモ
ータでピックアップ2を所定の位置へ移動させる。
プ2から照射される読み取りビームの焦点位置がディス
ク1の情報記録面上のトラックより内側又は外側にずれ
たことをピックアップ2の出力信号より検出し、それぞ
れに対応した正負のアナログ信号をトラッキングサーボ
回路5に出力する。トラッキングサーボ回路5はサブ制
御部131からの出力信号により動作、非動作が制御さ
れ、動作状態ではトラッキングエラー検出部4からの信
号に応答して、読み取りビームがディスク1上のトラッ
クを追従するように図示せぬ、トラッキング用アクチュ
エータを駆動する。また、トラッキング用アクチュエー
タで追従出来ない大きな移動はトラッキングエラー検出
部4からの信号に応じてピックアップ送りサーボ回路1
5が働き、ピックアップ移送機構(図示せず)によりモ
ータでピックアップ2を所定の位置へ移動させる。
【0012】フォーカスエラー検出部6は読み取りビー
ムの焦点位置がディスク1の情報記録面よりも上方であ
るか下方であるかを、ピックアップ2の出力信号より検
出し、それぞれに対応した正負のアナログ信号をゼロク
ロス検出部10とスイッチSW3の端子Xに出力する。
尚、読み取りビームの焦点位置がディスクの記録面上に
あっていれば、フォーカスエラー検出部6の出力信号は
0である。ゼロクロス検出部10はフォーカスエラー検
出部6の出力信号が0であれば“H”の信号をサブ制御
部131へ出力する。このゼロクロス検出部10の出力
によりサブ制御部131はピックアップ2の読み取りビ
ームの焦点位置がディスクの記録面上にあったか否かが
判断できる。
ムの焦点位置がディスク1の情報記録面よりも上方であ
るか下方であるかを、ピックアップ2の出力信号より検
出し、それぞれに対応した正負のアナログ信号をゼロク
ロス検出部10とスイッチSW3の端子Xに出力する。
尚、読み取りビームの焦点位置がディスクの記録面上に
あっていれば、フォーカスエラー検出部6の出力信号は
0である。ゼロクロス検出部10はフォーカスエラー検
出部6の出力信号が0であれば“H”の信号をサブ制御
部131へ出力する。このゼロクロス検出部10の出力
によりサブ制御部131はピックアップ2の読み取りビ
ームの焦点位置がディスクの記録面上にあったか否かが
判断できる。
【0013】スキャン信号発生器8は、サブ制御部13
1からの信号に応答して正負のアナログ信号をスイッチ
SW3の端子Yへ出力する。スイッチSW3はフォーカ
スサーボ回路7をサブ制御部131からの信号に応答し
て、端子X、又は端子Yの一方に接続する。フォーカス
サーボ回路7はスイッチSW3を介して接続されたフォ
ーカスエラー検出部6又はスキャン信号発生器の出力信
号に応じてピックアップ2の図示せぬ対物レンズをピッ
クアップ2内に設けたフォーカス用アクチュエータ(図
示せぬ)により上下させる。
1からの信号に応答して正負のアナログ信号をスイッチ
SW3の端子Yへ出力する。スイッチSW3はフォーカ
スサーボ回路7をサブ制御部131からの信号に応答し
て、端子X、又は端子Yの一方に接続する。フォーカス
サーボ回路7はスイッチSW3を介して接続されたフォ
ーカスエラー検出部6又はスキャン信号発生器の出力信
号に応じてピックアップ2の図示せぬ対物レンズをピッ
クアップ2内に設けたフォーカス用アクチュエータ(図
示せぬ)により上下させる。
【0014】ここで、スイッチSW3がX側に接続され
ていれば、フォーカスサーボ回路7はフォーカス検出部
6に応答して読み取りビームの焦点がディスク1の記録
面上にあうように負帰還制御を行うことになる。ディス
ク信号レベル検知部11はピックアップ2からの信号を
波形成形して制御部13に入力する。ディスク回転サー
ボ回路9は、その内部の基準信号の周波数とピックアッ
プ2の出力信号に含まれた同期信号の周波数が一致する
ように、モータMの回転速度を制御するサーボ動作と、
再生開始時に所定の回転数でモータMを駆動するキック
アップ動作と、回転を強制的に停止させるために再生時
とは逆方向に駆動するブレーキ動作と、不動作との4つ
の動作状態があり、サブ制御部131によってその動作
状態が切り換えられる。
ていれば、フォーカスサーボ回路7はフォーカス検出部
6に応答して読み取りビームの焦点がディスク1の記録
面上にあうように負帰還制御を行うことになる。ディス
ク信号レベル検知部11はピックアップ2からの信号を
波形成形して制御部13に入力する。ディスク回転サー
ボ回路9は、その内部の基準信号の周波数とピックアッ
プ2の出力信号に含まれた同期信号の周波数が一致する
ように、モータMの回転速度を制御するサーボ動作と、
再生開始時に所定の回転数でモータMを駆動するキック
アップ動作と、回転を強制的に停止させるために再生時
とは逆方向に駆動するブレーキ動作と、不動作との4つ
の動作状態があり、サブ制御部131によってその動作
状態が切り換えられる。
【0015】信号変換回路12はピックアップ2からの
信号に誤り訂正やEFM復調などの処理を施してディジ
タルオーディオ信号に変換して、図示せぬディジタルア
ナログ変換器を介してアナログ系回路に出力するととも
に、ディジタルオーディオ信号に混ぜて記録された制御
用のデータであるサブコードを抽出して制御部13に出
力する。このサブコードには、ディジタルオーディオ信
号のアドレス等が含まれている。
信号に誤り訂正やEFM復調などの処理を施してディジ
タルオーディオ信号に変換して、図示せぬディジタルア
ナログ変換器を介してアナログ系回路に出力するととも
に、ディジタルオーディオ信号に混ぜて記録された制御
用のデータであるサブコードを抽出して制御部13に出
力する。このサブコードには、ディジタルオーディオ信
号のアドレス等が含まれている。
【0016】信号変換回路12はディスク1の傷などに
よって抽出したサブコードに異常があるときは、エラー
信号を制御部13へ出力する。ディスク再生装置は10
0は以上の構成からなっている。尚、本実施例において
は、制御部13はさらにディスク1の回転開始時からの
経過時間を計時すると共に、ディスクを逆回転する時間
の算出、ディスク逆回転時間の制御などの処理も行って
いる。
よって抽出したサブコードに異常があるときは、エラー
信号を制御部13へ出力する。ディスク再生装置は10
0は以上の構成からなっている。尚、本実施例において
は、制御部13はさらにディスク1の回転開始時からの
経過時間を計時すると共に、ディスクを逆回転する時間
の算出、ディスク逆回転時間の制御などの処理も行って
いる。
【0017】次に、本実施例の動作を説明する。図2は
本発明に係る制御部13の処理を示すフローチャートで
ある。ディスク再生装置100内にディスク1が装填さ
れ、ディスク1の再生を行うためにスピンドルモータM
が回転すると(ステップ20)、制御部13がディスク
1の回転開始時から経過時間Tsのカウントを開始する
(ステップ21)。次に、ピックアップ2がディスク1
に記録された情報を読み出しているか否かを判断し(ス
テップ22)、続いてディスク1の回転停止命令があっ
たか否かを判断する(ステップ23)。そして、ディス
ク1の回転数がディスク1の情報ピックアップにより読
み出し得る状態になる前に、例えばエジェクトボタンの
操作などによりディスク1の回転を停止する命令があっ
た場合、制御部13は時間Tsのカウントを停止し(ス
テップ24)、ここまでの経過時間Tsを記憶する。さ
らに、この経過時間Tsをもとに、制御部13は該経過
時間Tsに定数kを掛けてスピンドルモータMを停止さ
せるために必要な時間Tbを算出する(ステップ2
5)。尚、定数kにはスピンドルモータMの特性、駆動
電圧値などによりことなるが、スピンドルモータMの正
回転も逆回転も同一の電圧値で行う場合には理想的には
k=1が望ましい。そして、ステップ25で算出された
時間Tbの間スピンドルモータMに逆方向の一定電圧を
供給する(ステップ26)。
本発明に係る制御部13の処理を示すフローチャートで
ある。ディスク再生装置100内にディスク1が装填さ
れ、ディスク1の再生を行うためにスピンドルモータM
が回転すると(ステップ20)、制御部13がディスク
1の回転開始時から経過時間Tsのカウントを開始する
(ステップ21)。次に、ピックアップ2がディスク1
に記録された情報を読み出しているか否かを判断し(ス
テップ22)、続いてディスク1の回転停止命令があっ
たか否かを判断する(ステップ23)。そして、ディス
ク1の回転数がディスク1の情報ピックアップにより読
み出し得る状態になる前に、例えばエジェクトボタンの
操作などによりディスク1の回転を停止する命令があっ
た場合、制御部13は時間Tsのカウントを停止し(ス
テップ24)、ここまでの経過時間Tsを記憶する。さ
らに、この経過時間Tsをもとに、制御部13は該経過
時間Tsに定数kを掛けてスピンドルモータMを停止さ
せるために必要な時間Tbを算出する(ステップ2
5)。尚、定数kにはスピンドルモータMの特性、駆動
電圧値などによりことなるが、スピンドルモータMの正
回転も逆回転も同一の電圧値で行う場合には理想的には
k=1が望ましい。そして、ステップ25で算出された
時間Tbの間スピンドルモータMに逆方向の一定電圧を
供給する(ステップ26)。
【0018】また、ステップ23で停止命令がない場合
はステップ21へ戻り経過時間Tsの計時を続ける。一
方、ステップ22でディスク1の回転数がディスク1に
記録された情報をピックアップ2により読み出し得る状
態になったと判断されたならば、従来の再生処理(ステ
ップ40)を行う。
はステップ21へ戻り経過時間Tsの計時を続ける。一
方、ステップ22でディスク1の回転数がディスク1に
記録された情報をピックアップ2により読み出し得る状
態になったと判断されたならば、従来の再生処理(ステ
ップ40)を行う。
【0019】尚、ステップ22でディスク1の回転がデ
ィスク1の情報を読み出し得る回転数になった後にディ
スク1の停止命令があった場合は、従来と同様、スピン
ドルモータMに負の電圧を与えてディスク1の回転を停
止させ、再生されたEFM信号のパルス長が所定値以上
の長さとなるまでスピンドルモータMの回転が低下した
ことを検出すると、この時までの負電圧の印加時間に基
づいてディスク1を正常に停止させるために必要なさら
なる負電圧の供給時間を計算し、この間さらにスピンド
ルモータMに負電圧を供給する。
ィスク1の情報を読み出し得る回転数になった後にディ
スク1の停止命令があった場合は、従来と同様、スピン
ドルモータMに負の電圧を与えてディスク1の回転を停
止させ、再生されたEFM信号のパルス長が所定値以上
の長さとなるまでスピンドルモータMの回転が低下した
ことを検出すると、この時までの負電圧の印加時間に基
づいてディスク1を正常に停止させるために必要なさら
なる負電圧の供給時間を計算し、この間さらにスピンド
ルモータMに負電圧を供給する。
【0020】以上説明したように上記実施例では、ディ
スク1の回転開始からディスク1に記録された情報を読
み出し得る状態になるまでに、ディスクの停止命令があ
った場合でも、速やかにディスク1の回転を停止させる
ことが可能となる。
スク1の回転開始からディスク1に記録された情報を読
み出し得る状態になるまでに、ディスクの停止命令があ
った場合でも、速やかにディスク1の回転を停止させる
ことが可能となる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ディスク
の回転開始からの経過時間を計時し、該計時した時間を
もとに、スピンドルモータに所定方向とは逆方向の駆動
電圧を供給する時間を算出し、該算出した時間の間スピ
ンドルモータに逆方向の駆動電圧を与えるようにしたの
で、ディスクに記録された情報を読み出すまでにディス
クの停止命令があった場合でも、速やかにディスクの停
止を行うことが可能となる。
の回転開始からの経過時間を計時し、該計時した時間を
もとに、スピンドルモータに所定方向とは逆方向の駆動
電圧を供給する時間を算出し、該算出した時間の間スピ
ンドルモータに逆方向の駆動電圧を与えるようにしたの
で、ディスクに記録された情報を読み出すまでにディス
クの停止命令があった場合でも、速やかにディスクの停
止を行うことが可能となる。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本実施例に係る制御部13の処理を示すフロー
チャートである。
チャートである。
1・・・ディスク 2・・・ピックアップ 12・・・信号変換回路 13・・・制御部 131・・・サブ制御部 M・・・スピンドルモータ 100・・・ディスク再生装置
Claims (1)
- 【請求項1】 ディスクをモータによって所定方向に回
転させて情報を読み取る光学ディスク装置において、 該ディスクの回転開始からの経過時間を計時する計時手
段と、 該ディスクを停止させる場合、前記モータに前記所定方
向とは逆方向に駆動電圧を供給する時間である供給時間
を前記経過時間に基づいて求め、該供給時間の間前記モ
ータに逆方向の駆動電圧を供給する制御手段とを備えた
ことを特徴とする光学ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24457593A JP2935628B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 光学ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24457593A JP2935628B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 光学ディスク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0798930A JPH0798930A (ja) | 1995-04-11 |
JP2935628B2 true JP2935628B2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=17120764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24457593A Expired - Fee Related JP2935628B2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 光学ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2935628B2 (ja) |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP24457593A patent/JP2935628B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0798930A (ja) | 1995-04-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990518 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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