JP2931199B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/65—Apparatus which relate to the handling of copy material
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Description
ビームプリンタ(LBP)、ファクシミリ等の電子写真
方式あるいは静電記録方式の画像形成装置に関する。
たとえば図6に示すようなフルカラー画像形成装置が知
られている。
よる現像画像が形成される像担持体101を備えた画像
形成部100と、像担持体101に形成された現像画像
を紙等の記録材Pに転写するための転写部105と、転
写部105の下流側に設けられ記録材に転写される現像
画像を定着する定着部109と、を備えている。
に一様に帯電させるコロナ放電器等の帯電器102と、
画像信号に対応して帯電した像担持体101上に色分解
された光像Eを走査露光して静電潜像を形成する走査光
学系103と、この静電潜像を現像する4色の現像器1
04y,104m,104c,104bkを備えた現像
ユニット104と、とから構成されている。
帯電された像担持体101に、各分解色ごとに光像Eを
照射し静電潜像を形成する。現像ユニット104中の所
定の現像器104y,・・・を像担持体101に対向し
た現像位置に移動させ、像担持体101上に形成された
静電潜像を現像し、樹脂を基体としたトナー等の現像剤
によって現像画像を形成する。
り搬送系および転写部105を介して像担持体101と
対向した位置、すなわち図中点線で示した経路に従って
供給された記録材P上に転写される。
記録材担持体105a、転写帯電器105b、記録材P
を静電吸着させるための吸着帯電器105cと対向する
吸着ローラ105g、内側帯電器105dおよび外側帯
電器105eを有し、転写ドラム105aの周面開口域
には誘電体からなる記録材担持シート105fが円筒状
に一体的に張設されている。
て、像担持体101上の現像画像は転写帯電器105b
により順次記録材担持シート105fに担持された記録
材P上に転写される。
る記録材Pには所望数の色画像が重ねて転写され、フル
カラー画像が形成される。
終了すると、記録材Pは記録材担持体105aから分離
手段108によって分離され、転写部105と定着部1
09の間に設けられる搬送ベルト等の搬送手段150に
よって定着部109に送り込まれ、定着部において未定
着画像が加熱定着され、トレイ110に排紙される。
担持シート105fは、それらの表面の残留現像剤をそ
れぞれのクリーニング器106および転写クリーナ11
4で清掃した後、次の画像形成工程に供せられる。
ば記録材Pに両面コピーを行う場合で1面目の画像が特
に高濃度であるとき、その定着後の記録材Pは画像面の
方向に大きなカールがついてしまう。これは記録材の温
度が低下した時に、現像剤の載った面が収縮する割合が
現像剤が載っていない面が収縮する割合より大きいから
である。
が冷めていくにつれ、カールは大きくなっていく。その
ため、1面目の画像が高濃度である記録材は、2面目の
画像形成時に記録材担持体105aから分離して定着部
109へと搬送される際、その大きなカールのために以
下のような問題が生じていた。
部109に至る記録材搬送手段150上で下向きのカー
ルとなるため、記録材搬送手段150から記録材Pが浮
いてしまい、十分な搬送力が得られず記録材Pが詰まる
等の搬送不良の原因となる。
録材P先端が定着部109の一対の定着ローラ間の定着
ニップ部109aへ当接した際の抵抗で、記録材Pが搬
送手段150の搬送面上で瞬間的にスリップして定着ニ
ップ部109aに入りこんでいかないという侵入不良が
生じた場合、転写部105において像担持体101と接
する記録材後端部と像担持体101の同期がずれて、画
像乱れの原因となる。
は、定着部109と転写部105間の記録材搬送手段1
50上方の部材に画像面が接触して画像を乱す場合があ
り、さらに記録材Pの搬送不良が生じて、やはり転写部
での同期ずれによる画像乱れも生じるという種々の問題
があった。
である像担持体を用いた電子写真方式あるいは静電記録
方式の画像形成手段を有する場合だけでなく、たとえば
記録材自体に、インクジェット等によってインク液滴を
直接付着させて画像を形成するプリンタの場合でも同様
である。すなわち、このようなプリンタの場合でも、イ
ンクが付着した面と付着していない面との間の伸び量の
相違から記録材がカールする問題があり、搬送不良が生
じると当然画像形成部において画像乱れが生じるし、カ
ール部が搬送手段上方部位に当接して画像乱れが生じる
おそれがある。
するためになされたもので、その目的とするところは、
記録材搬送手段としての搬送ベルトへの記録材の密着性
を高めることにより十分な搬送力を確保し、定着装置へ
の侵入不良による画像乱れ、搬送ベルト上方にある部材
との接触による画像乱れといった問題を解消し得る画像
形成装置を提供することにある。
に、本発明は、記録材に現像剤によって未定着画像を形
成する画像形成手段と、前記記録材上に形成された画像
を定着する定着手段と、前記画像形成手段と定着手段と
の間に設けられて記録材を搬送する搬送ベルトと、を備
えた画像形成装置において、前記記録材が搬送ベルトか
ら搬送力を得られるように該記録材を搬送ベルトに対し
て押圧する方向に風圧をかける送風手段を設けたことを
特徴とする。
れた静電潜像にトナー等の現像剤によって現像画像を形
成し、この現像画像を転写手段によって記録材に転写す
る電子写真方式あるいは静電記録方式の構成でもよい
し、記録材自体にインク液滴を直接付着させてインク画
像を形成する方式でもよい。
る方向に少なくとも2つ以上の複数設けたことを特徴と
する。
る時に、複数の送風手段の一部が、搬送可能な複数種類
の記録材の中で、記録材搬送方向に対して直交する方向
の寸法が最短の記録材が通過する領域の上方にあること
を特徴とする。
る方向に2つ設けられていることを特徴とする。
において、2面目の画像形成時にのみ行われることを特
徴とする。
材分離動作と同期して行われることを特徴とする。
よって気流を生成する手段が好適である。
上方に送風ファン等の送風手段を設け、記録材を搬送ベ
ルトに押圧する方向に風圧を加えることにより、搬送ベ
ルトに記録材を密着させて十分な搬送力を確保する。
カールの部分は送風手段の風圧によって搬送ベルトの搬
送面に押し付けられて、記録材が搬送面から浮き上がる
ことはなく、定着手段への侵入不良による画像乱れ、ま
た搬送ベルト上方にある部材との接触による画像乱れが
生じることはない。
風手段の風力を強くして未定着画像を乱すことなく、記
録材を搬送ベルトに対して強く押さえることができる。
したがって、剛度の高い記録材から、一つの送風手段で
は対応できないカールの強い記録材に対しても、良好な
搬送性能を得ることができる。
送可能な複数種類の記録材の中で記録材搬送方向に対し
て直交する方向の寸法が最短の記録材が通過する領域の
垂直上方に位置させておけば、短いサイズの時に記録材
に横から巻き込むような風が作用せず、また、短いサイ
ズの時に風圧が過大になるおそれもない。
領域が増大して適切に押さえることが可能となる。
する手段とすれば、回転数の制御によって風圧を容易に
制御できる。特に、送風ファンによって構成すれば、構
成が簡単になる。
する。
に係るカラー画像形成装置を示すもので、上部に画像リ
ーダー部、下部に画像形成手段としての画像プリンタ部
を備えている。
ガラス31上に載置し、露光ランプ32により露光走査
することにより、原稿30からの反射光像をレンズ33
によりフルカラーセンサ34に集光し、色分解画像信号
を得る。色分解画像信号は、増幅回路(図示せず)を経
てビデオ処理ユニット(図示せず)にて処理され、画像
プリンタ部に送出される。
感光ドラム1は有機導電体等の感光体を周面に有するド
ラムであり、図中矢印方向に回転自在に支持されてい
る。この感光ドラム1の周りには、前露光ランプ11,
コロナ放電器等の帯電器2、レーザ露光走査光学系3、
電位センサ12、色の異なる4個の現像器4y、4c,
4m、4bk、ドラム上光量検知手段13、転写部とし
ての転写装置5、クリーニング器6が配置されている。
ーダ部からの画像信号は、レーザ出力部(図示せず)に
てイメージスキャン露光の光信号に変換され、変換され
たレーザ光がポリゴンミラー3aで反射され、レンズ3
bおよびミラー3cを介して、感光ドラム1の面に投影
される。
感光ドラム1を矢印方向に回転させ、前露光ランプ11
で除電した後、感光ドラム1表面に帯電器2により一様
にマイナスに帯電させて、各分解色ごとに光像Eを照射
して静電潜像を形成する。
て感光ドラム1上の潜像を反転現像し、感光ドラム1上
に現像剤としての樹脂を基体としたネガトナーによるト
ナー画像を形成する。現像器は、偏心カム24y,24
c,24m,24bkの動作により、各分解色に応じて
択一的に感光ドラム1に接近して現像を行う。
記録材カセット7a,7b,7cより搬送系および転写
装置5を介して感光ドラム1と対向した転写位置に供給
された記録材に転写する。
の少なくとも2倍以上の周長を有する記録材担持体5
a、転写帯電器5b、記録材を静電吸着するための吸着
帯電器5cと対向する吸着ローラ5g,内側帯電器5
d、外側帯電器5eを有する。また、回転駆動されるよ
うに軸支されるように軸支された転写ドラム5aは、そ
の周面開口域に記録材を担持する記録材担持シート5f
が円筒上に一体的に張設されている。記録材担持シート
5fはポリカーボネートフィルム等が使用される。
像担持体1上のトナー像は転写帯電器5bにより記録材
担持シート5fに担持された記録材上に転写される。こ
のようにして記録材担持シート5fに吸着搬送される記
録材には所望数の色画像が転写されてフルカラー画像が
形成される。
て4色のトナー像の転写を終了すると、記録材を記録材
担持体5aから分離手段としての分離爪8a、分離押し
上げコロ8bおよび分離帯電器5hの作用によって分離
する。そして、搬送ベルト50を介して定着手段として
の熱ローラ定着器9まで搬送され、トナー像が加熱定着
されてトレイ10に排出される。
留トナーをクリーニング器6で清掃した後再度画像形成
工程に供する。
記録材が定着器9から排出された後、すぐに搬送パス切
換ガイド19を駆動し、搬送縦パス20を経て、反転バ
ス21aにいったん導いた後、反転ローラ21bを逆転
させる。
の後端を先頭にし、送り込まれた方向と反対向きに退出
させ、中間トレイ22に一時収納する。次に再度上述の
画像形成工程を繰り返し、記録材の他方の面に画像を形
成する。
動作して、記録材担持体5aと一体化しているカムフォ
ロワ5iを作動させることにより記録材担持シート5f
と感光ドラム1とのギャップを任意に設定可能な構成と
している。例えば、スタンバイ中、または電源オフ時に
は記録材担持体5aと感光ドラム1の間隔を離すことが
できる。
に示すように、画像プリンタ部の転写装置5と定着器9
との間に設けられる記録材搬送手段としての定着搬送ベ
ルト50の上方に、記録材70を定着搬送ベルト50上
に押圧するための風圧を加える送風手段としての送風フ
ァン60が設けられている。この実施例では、送風ファ
ン60は一つであり、搬送ベルト50の中央上方に設け
られ記録材70に上方から均等に風圧を加える構成とな
っている。図1は、この定着前搬送ベルト50を上から
みた概略図である。
制御回路60bによって制御されるもので、このモータ
制御回路60bは画像形成装置自体を制御する画像形成
制御回路60cからの信号に基づいて作動する。
m]上方に60[mm]角の送風ファン60を設け、コ
ピー動作中は常に上方から下方に向けて風を送ってい
る。
れた場所での風圧は2.5[mmHg]である。これ
は、大きくカールした記録材70を押さえるのに十分な
効果を得る風圧と、風によって未定着のトナー像を乱す
ことの無い風圧を考慮した結果である。
(12V,24V,36V)選択し、各々について搬送
ベルト50から送風ファン60までの距離Hと風圧の関
係を示すものであり、図中斜線領域が適正な風圧の範囲
(この例では1.8〜3.3[mmHg]の範囲)であ
る。送風ファン60に加える電圧は、回転数を変化させ
るものである。
押え効果は距離を変えても不足していることがわかる。
また、36Vの高回転域ではカール押え効果は十分であ
るが、距離によって風圧が適正範囲を越えて風によって
未定着のトナーが飛散する等の風による画像乱れが生じ
ている。一方、24Vの中回転域では、概ね適正な風圧
の範囲に入っている。
9に至る定着前搬送ベルト50の上方に送風ファン6を
設け、記録材7を定着前搬送ベルト50に押圧する方向
に送風することにより、定着前搬送ベルト50から記録
材70が浮いてしまい十分な搬送力が得られなかった
り、定着器9の定着ニップ部への侵入不良による画像乱
れ、また、定着前搬送ベルト50上方にある部材に接触
しての画像乱れ、といった従来の問題を解消することが
できた。
施例について説明する。
と異なる部分についてのみ説明するものとし、同一の構
成部分については同一の符号を付して説明を省略するも
のとする。
動作中においては、両面コピーの場合でも、1面目,2
面目の違いによらず、常に送風ファン60を作動させて
いたが、第2実施例では、2面目の画像形成時のみ作動
するようにしたものである。
50上から記録材70が浮いて十分な搬送力が得られな
かったり、定着器9の定着ニップ部への侵入不良による
画像乱れ、また、前記搬送ベルト50の上方にある部材
との接触による画像乱れといった問題は、1面目ではそ
れ程発生せず、特に1面目の画像が特に高濃度あるとき
の2面目の画像形成時に発生しやすい。
像形成であるかどうかを判断する手段を有し、2面目で
あると判断した場合にのみ前記送風ファン60を作動さ
せるものである。たとえば、図1に示すように、通常両
面コピーを選択するモード選択スイッチ60dが設けら
れているので、このモード選択スイッチ60dによって
両面コピーを選択した場合で、記録材70が2面目の画
像形成位置にある場合の信号を条件にすることができ
る。記録材の位置としては、たとえば中間トレイ位置に
達した段階等が種々の位置が考えられる。
を得ることができ、特に送風ファン60を必要最小限作
動させるだけなので効率がよく、消費電力を低減するこ
とができる。
実施例よりもさらに送風ファン60の作動を効率よくす
るものである。
効果は、2面目の画像形成時の記録材70が定着前搬送
ベルト50上にあるときのみ発揮されること考慮したも
のである。
感光ドラム1上のトナー像を転写した後に記録材70を
分離する分離爪8aが設けられていて、所望のタイミン
グで紙を分離することができるが、本実施例では、分離
爪8aの動作と送風ファン50の動作と同期させること
により、記録材70が定着前搬送ベルト50上にある時
にのみ送風ファン60を作動させるようにしたものであ
る。たとえば、画像形成制御回路の分離爪動作信号を条
件にしてファンモータ制御回路60bを作動させればよ
い。
例が示されている。
の上方に、複数この実施例では2つの送風ファン60,
61を搬送方向に対して交差する方向、図示例では記録
材搬送方向に対して直交する方向に並べて設けた例であ
る。
面目の定着前搬送ベルト50で生じるカールを押さえる
という問題は、上記した実施例で示す通り、送風ファン
60を1つ設けることで解消されている。
うに剛度の高いものを用いた場合には1つのファン60
では弊害なくカールを押さえる効果を得ることが困難で
ある。すなわち、送風ファン60が記録材70に与える
風力を強くすればカールを押さえることができるが、同
時に2面目の未定着トナー像も乱してしまうおそれがあ
る。
0[mm]に、60[mm]角の送風ファン60,61
を紙搬送方向に対して垂直に並べ、各コピー動作中は常
に上方から下方に向けて風を送るように構成した場合、
この各送風ファン60,61による70[mm]離れた
場所での風の当たる領域は、大体送風ファン60,61
の真下に当たる60[mm]四方の領域であり、その風
圧は2.5[mmHg]である。
さえるに十分な効果を得る風圧と、風によって未定着ト
ナー像を乱すことのない風圧を考慮した結果である(図
3参照)。
は、2つの送風ファン60,61の中心間距離L1が2
12[mm]、送風ファン60とファン61との間の距
離L2は152[mm]である。これは本実施例におけ
る画像形成装置にて通紙可能な複数種類のサイズのう
ち、記録材搬送方向に対して垂直な方向の長さが最も小
さい小さいB5横送り(B5R)の幅方向の長さL3の
182[mm]よりも短く設定している。
送風ファン60,61が無いときには、風によるカール
押え効果がないだけでなく、カールした記録材70の横
から巻き込まれる風により記録材の挙動をさらに乱して
しまうこともある。
以下のような問題も生じる。
ズの記録材の場合にはカール押え効果があるが、風が集
中していしまい現像剤飛散の原因になったり、A3、A
4、レジャーのように幅はぼ大きいサイズの記録材の場
合には、記録材中央付近ではカールを押さえることがで
きるが、記録材の端部では押さえられないといったこと
があった。そのため、L2の長さは発明者らの実験によ
れは、本実施例の画像形成装置において使用可能な複数
種類のサイズのうちで、最も幅の大きいA3(A4)の
297[mm]の1/3程度以上、すなわち、100
[mm]程度以上が好ましいことがわかった。
61aは、モータ制御回路60bによって制御されるも
ので、このモータ制御回路60bは画像形成装置自体を
制御する画像形成制御回路60cからの信号に基づいて
作動する。
定着器9に至る定着前搬送ベルト50の上方に送風ファ
ン60,61を2つ設け、その送風ファン60,61の
双方の一部が、使用可能な複数種類のサイズの記録材の
中で記録材搬送方向に対して直交する方向の長さが最も
小さい記録材の通過する領域の垂直上方にあり、記録材
70を定着搬送ベルト50に押さえる方向に送風するこ
とにより、定着搬送ベルト50から記録材70が浮いて
しまい、十分は搬送力が得られなかったり、定着器9の
定着ニップ部への侵入による画像乱れ、また、前記搬送
ベルト50上方にある部材に接触することによる画像乱
れといった問題を解消することができる。
ば、個々の送風ファン60,61の風力を過度に強くす
ることなく、記録材70を搬送ベルト50に対して強く
押さえることができる。したがって、剛度の高い記録材
から、一つの送風ファンでは対応できないカールの強い
記録材に対しても、未定着の現像画像に影響を及ぼすこ
となく良好な搬送性能を得ることができる。
施例において、コピー動作中においては、両面コピーの
際に、1面目,2面目の違いによらず常に送風ファン6
0,61を作動させていたものを、第2実施例と同様に
2面目の画像形成時にのみ作動するようにしたものであ
り、基本的には第2実施例と同様である。
例よりもさらに送風ファン60,61の作動を効率よく
するための改良を行ったものである。
60,61の動作を同期させることにより、記録材70
が定着前搬送ベルト50上にある時にのみ送風ファン6
0を作動させるようにしたものであり、基本的に第3実
施例と同じである。
例を示している。
した送風ファン60,61間の距離L2を、通紙するに
記録材サイズに応じて可変とした点にある。
方向に対して垂直方向に動くことができる送り機構62
を設けたものである。図示例はねじ送り機構とした例
で、各送風ファン60,61に固定された互いに逆向き
のねじ溝を有するナット62a,62bと、各ナット6
2a,62bにそれぞれ螺合する互いに逆向きのねじ溝
を有する1本のねじ軸62cと、このねじ軸62cを駆
動するモータ62dと、このモータ62dを制御する送
り制御回路62eと、から構成される。モータ62dを
回転させることにより、ナット62a,62bを介して
送風ファン60,61がそれぞれ逆方向に移動し、送風
ファン60,61間の間隔を調整することができる。
1を移動可能とすることができるものであればよく、図
示例の他、ベルト駆動機構、ラック・ピニオン機構、リ
ンク機構等種々の構成を採用することができる。また、
手動で移動させて位置調整するようにしてもよい。
A4(A3)と、それぞれに対応する送風手段のポジシ
ョンを持っていて、それぞれの記録材サイズにおいて最
適な効果を得る送風ファン60,61間の距離L2にす
ることができる。
セット検知スイッチ62fがあるので、このカセット検
知スイッチ62fからの信号を利用して行えばよい。
風ファン60,61間の距離L2は、B5Rの時152
[mm]、A4Rの時180[mm]、B5の時227
[mm]、A4(A3)の時267[mm]となってい
る。
L2を調整可能としておけば、種々のサイズの記録材に
も対応することができ、適用範囲が広がる。
静電潜像を形成する電子写真方式あるいは静電記録方式
の画像形成手段を有する場合について説明したが、たと
えば記録材自体に、インクジェット等によってインク液
滴を直接付着させて画像を形成するプリンタの場合にも
適用できることはもちろんである。すなわち、このよう
なプリンタの場合でも、インクが付着した面と付着して
いない面との間の伸び量の相違から記録材がカールする
問題があり、本実施例の送風ファンを適用することによ
って、画像形成部における画像乱れ、カール部が搬送手
段上方部位に当接しての画像乱れを防止することができ
る。
定着手段に至る搬送ベルト上方に送風ファン等の送風手
段を設けて、搬送力を有する搬送ベルトに記録材を押し
付けるように構成したので、記録材を搬送ベルトに密着
させて十分な搬送力を確保することができ、搬送性向上
を図ることができる。
カールの部分は送風手段の風圧によって搬送ベルトの搬
送面に押し付けられて、従来のように記録材が搬送面か
ら浮き上がることはなく、定着手段への侵入不良による
画像乱れ、また搬送ベルト上方にある部材との接触によ
る画像乱れを防止することができる。
像の現像剤飛散を生じるような過大な風圧をかけること
なく、記録材を搬送ベルトに対して強く押さえることが
できる。したがって、剛度の高い記録材から、一つの送
風手段では対応できないカールの強い記録材に対して
も、良好な搬送性能を得ることができる。
送可能な複数種類の記録材の中で記録材搬送方向に対し
て直交する方向の寸法が最短の記録材が通過する領域の
垂直上方に位置させておけば、短いサイズの時に記録材
に横から巻き込むような風が作用せず、また、短いサイ
ズの時に風圧が過大になるおそれもない。さらに、大き
いサイズの場合には風が当たる領域が増大して適切に押
さえることが可能となる。
生成する手段によって構成すれば、回転数の制御によっ
て風力の調整が容易にできる。
単になる。
の定着前搬送部を上から見た概略図である。
成図である。
圧とカール押え効果、画像乱れの関係を示すグラフであ
る。
着前搬送部を上から見た概略図である。
から見た作動説明図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 記録材に現像剤によって未定着画像を形
成する画像形成手段と、前記記録材上に形成された画像
を定着する定着手段と、前記画像形成手段と定着手段と
の間に設けられて記録材を搬送する搬送ベルトと、を備
えた画像形成装置において、前記記録材が搬送ベルトから搬送力を得られるように該
記録材を搬送ベルトに対して押圧する方向に風圧をかけ
る送風手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】送風手段を記録材搬送方向に対して交差す
る方向に複数設けたことを特徴とする請求項1に記載の
画像形成装置。 - 【請求項3】記録材を搬送ベルトに押圧する風圧をかけ
る時に、複数の送風手段の一部が、搬送可能な複数種類
の記録材の中で、記録材搬送方向に対して直交する方向
の寸法が最短の記録材が通過する領域の上方にあること
を特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 【請求項4】送風手段の動作が記録材両面への画像形成
において、2面目の画像形成時にのみ行われることを特
徴とする請求項項1,2または3に記載の画像形成装
置。 - 【請求項5】 送風手段の動作が画像形成手段からの記
録材分離動作と同期して行われることを特徴とする請求
項1,2,3または4に記載の画像形成装置。 - 【請求項6】送風手段は回転によって気流を生成する手
段である請求項1,2,3,4または5に記載の画像形
成装置。 - 【請求項7】送風手段は送風ファンである請求項6に記
載の画像形成装置。 - 【請求項8】画像形成手段は像担持体に形成された現像
剤による現像画像を記録材に転写する転写手段を備えて
いることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6ま
たは7に記載の画像形成装置。
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