JP2002128363A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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Landscapes
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 排紙用スペースが本体内に区画形成された画
像形成装置であっても、該排出用スペースに排出された
転写材を取りだしやすくする。 【解決手段】 ファン70は正逆回転可能なモータに駆
動連結されており、該モータの正回転によって、排紙用
スペース45の内部の空気を第2の排気口66及び排気
ダクト68を介して複写機本体11の背面側の外部空間
に排出するようになっている。また、該モータの逆回転
によって、外部の空気を排気ダクト68及び第2の排気
口66を介して排紙用スペース45に送り込むようにな
っている。
像形成装置であっても、該排出用スペースに排出された
転写材を取りだしやすくする。 【解決手段】 ファン70は正逆回転可能なモータに駆
動連結されており、該モータの正回転によって、排紙用
スペース45の内部の空気を第2の排気口66及び排気
ダクト68を介して複写機本体11の背面側の外部空間
に排出するようになっている。また、該モータの逆回転
によって、外部の空気を排気ダクト68及び第2の排気
口66を介して排紙用スペース45に送り込むようにな
っている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものであ
り、特に、画像形成装置本体内に排紙用スペースを形成
することにより設置スペースを小さくした画像形成装置
に関するものである。
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものであ
り、特に、画像形成装置本体内に排紙用スペースを形成
することにより設置スペースを小さくした画像形成装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置は、狭い設置スペ
ースに配置するために開発されたものであり、トナー像
が定着された紙等の転写材(例えばシート紙)を収容す
る排紙用スペースが画像形成装置本体内に区画形成され
ている。そのため、この種の画像形成装置は、排紙トレ
イが画像形成装置本体の側面側に出っ張る他の画像形成
装置に比較して設置スペースを小さくすることができる
のである。
ースに配置するために開発されたものであり、トナー像
が定着された紙等の転写材(例えばシート紙)を収容す
る排紙用スペースが画像形成装置本体内に区画形成され
ている。そのため、この種の画像形成装置は、排紙トレ
イが画像形成装置本体の側面側に出っ張る他の画像形成
装置に比較して設置スペースを小さくすることができる
のである。
【0003】図5は排紙用スペースが本体内に区画形成
された画像形成装置を示す概略斜視図である。図5を参
照して従来の構成について説明する。画像形成装置とし
ての複写機100は、全体の枠組みを構成する複写機本
体(画像形成装置本体)101を備えており、該複写機
本体101の上部には原稿を読み取るリーダ部102が
配設されており、該複写機本体101の下部には該リー
ダ部102で読み取った画像情報に応じて紙等の転写材
(例えばシート紙P)にトナー像を形成するプリント部
103が配設されている。これらリーダ部102とプリ
ント部103との間に排紙用スペース104が区画形成
されており、プリント部103にてプリントされた転写
材Pは用紙排出部105を通って排紙用スペース104
に排出されるようになっている。
された画像形成装置を示す概略斜視図である。図5を参
照して従来の構成について説明する。画像形成装置とし
ての複写機100は、全体の枠組みを構成する複写機本
体(画像形成装置本体)101を備えており、該複写機
本体101の上部には原稿を読み取るリーダ部102が
配設されており、該複写機本体101の下部には該リー
ダ部102で読み取った画像情報に応じて紙等の転写材
(例えばシート紙P)にトナー像を形成するプリント部
103が配設されている。これらリーダ部102とプリ
ント部103との間に排紙用スペース104が区画形成
されており、プリント部103にてプリントされた転写
材Pは用紙排出部105を通って排紙用スペース104
に排出されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像形成装置は、設置スペースを小さくする
ことができるというメリットを有する反面、排紙用スペ
ース104に排出された転写材Pが操作者から非常に見
えづらいという問題があった。即ち、操作者の目はリー
ダ部102の遥か上にあるため、操作者は排紙用スペー
ス104の正面側の僅かしか目線に入らず、よって直立
した操作姿勢では排紙用スペース104に堆積されてい
る転写材Pを見ることができない。よって、転写材Pが
非常に取りづらい。このため、操作者は該転写材Pを取
り出すときには、前かがみになって排紙用スペース10
4内を覗き込むというようなことを行ったりしていた。
このように、上述した従来の画像形成装置では転写材の
取りだしという点で問題点を有していた。
うな従来の画像形成装置は、設置スペースを小さくする
ことができるというメリットを有する反面、排紙用スペ
ース104に排出された転写材Pが操作者から非常に見
えづらいという問題があった。即ち、操作者の目はリー
ダ部102の遥か上にあるため、操作者は排紙用スペー
ス104の正面側の僅かしか目線に入らず、よって直立
した操作姿勢では排紙用スペース104に堆積されてい
る転写材Pを見ることができない。よって、転写材Pが
非常に取りづらい。このため、操作者は該転写材Pを取
り出すときには、前かがみになって排紙用スペース10
4内を覗き込むというようなことを行ったりしていた。
このように、上述した従来の画像形成装置では転写材の
取りだしという点で問題点を有していた。
【0005】そこで本発明は、従来の問題を解決し、排
紙用スペースが本体内に区画形成された画像形成装置で
あっても、該排出用スペースに排出された転写材を取り
だしやすくする画像形成装置を提供することを目的とす
る。
紙用スペースが本体内に区画形成された画像形成装置で
あっても、該排出用スペースに排出された転写材を取り
だしやすくする画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る画
像形成装置は、画像形成装置本体内に排紙用スペースが
区画形成された画像形成装置において、排紙用スペース
を区画形成するパネルの背面側に設けられた開口と、該
開口に設けられたファンと、該ファンを、排紙用スペー
スから開口を介して外部へ強制排気する方向と、外部か
ら開口を介して排紙用スペースへ風を送る方向とに回転
させるための駆動源と、転写材が排紙用スペースへ排出
されたことを検出する排出スイッチとを有し、該排出ス
イッチの検出結果に基づいて、上記駆動源によって外部
から開口を介して排紙用スペースへ風を送る方向にファ
ンを回転させて風を送り、この風によって排出された用
紙を正面側に移動させることを特徴としている。
像形成装置は、画像形成装置本体内に排紙用スペースが
区画形成された画像形成装置において、排紙用スペース
を区画形成するパネルの背面側に設けられた開口と、該
開口に設けられたファンと、該ファンを、排紙用スペー
スから開口を介して外部へ強制排気する方向と、外部か
ら開口を介して排紙用スペースへ風を送る方向とに回転
させるための駆動源と、転写材が排紙用スペースへ排出
されたことを検出する排出スイッチとを有し、該排出ス
イッチの検出結果に基づいて、上記駆動源によって外部
から開口を介して排紙用スペースへ風を送る方向にファ
ンを回転させて風を送り、この風によって排出された用
紙を正面側に移動させることを特徴としている。
【0007】請求項2の発明は、上述の請求項1の画像
形成装置において、前記画像形成装置は、転写材搬送方
向と垂直方向の転写材の幅を検出する幅検出手段を有
し、該幅検出手段によって小サイズを検出した場合にの
み、前記ファンを外部から開口を介して排紙用スペース
へ風を送る方向に回転させることを特徴としている。
形成装置において、前記画像形成装置は、転写材搬送方
向と垂直方向の転写材の幅を検出する幅検出手段を有
し、該幅検出手段によって小サイズを検出した場合にの
み、前記ファンを外部から開口を介して排紙用スペース
へ風を送る方向に回転させることを特徴としている。
【0008】請求項3の発明は、上述の請求項1または
2の画像形成装置において、前記画像形成装置は、転写
材のサイズを検出するサイズ検出手段を有し、該サイズ
検出手段によって検出されたサイズに応じて、前記ファ
ンを外部から開口を介して排紙用スペースへ風を送る方
向に回転させるときのファンから送られる風量を可変に
することを特徴としている。
2の画像形成装置において、前記画像形成装置は、転写
材のサイズを検出するサイズ検出手段を有し、該サイズ
検出手段によって検出されたサイズに応じて、前記ファ
ンを外部から開口を介して排紙用スペースへ風を送る方
向に回転させるときのファンから送られる風量を可変に
することを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳述する。
に基づき詳述する。
【0010】図1に、本発明に係る画像形成装置の一例
を示す。図1に基づいて複写機の全体構成について説明
する。同図に示す画像形成装置は、リーダ部(画像読み
取りユニット)とプリント部(画像形成ユニット)とを
備えた複写機であり、同図はその概略構成を示す縦断面
図である。
を示す。図1に基づいて複写機の全体構成について説明
する。同図に示す画像形成装置は、リーダ部(画像読み
取りユニット)とプリント部(画像形成ユニット)とを
備えた複写機であり、同図はその概略構成を示す縦断面
図である。
【0011】まず、図1に基づいて、複写機10の全体
構成を説明する。
構成を説明する。
【0012】同図に示す複写機10は、全体の枠組みを
構成する複写機本体(画像形成装置本体)11を備えて
おり、複写機本体11の上部には原稿D1,D2の画像
面(画像情報)Gを読み取るリーダ部12が配設され、
また複写機本体11の下部にはリーダ部12で読み取っ
た画像情報に応じて紙等の転写材(シート材)P上にト
ナー像を形成するプリント部13が配設されている。
構成する複写機本体(画像形成装置本体)11を備えて
おり、複写機本体11の上部には原稿D1,D2の画像
面(画像情報)Gを読み取るリーダ部12が配設され、
また複写機本体11の下部にはリーダ部12で読み取っ
た画像情報に応じて紙等の転写材(シート材)P上にト
ナー像を形成するプリント部13が配設されている。
【0013】このうち前者のリーダ部12は、原稿D1
がその画像面Gを下向きにして載置される透明な原稿台
14と、原稿D1の画像面Gを原稿台13の上面に密着
させる開閉自在な原稿押圧板15と、原稿台14上の原
稿D1の画像面Gに下方から光を照射する光源16及び
第1の反射ミラー17を有する走査ユニット18と、第
1の反射ミラー17からの反射光をさらに反射させる第
2、第3の反射ミラー20,21と、第3の反射ミラー
21からの光を結像するレンズ22と、レンズ22から
の光が入射されるCCD23と、を備えている。上述の
走査ユニット18は、図1に示すホームポジションHP
から右方に移動しながら、光源16によって原稿D1の
画像面Gを走査し、走査終了後にはホームポジションH
Pに復帰するように構成されている。以上は、原稿D1
を固定し、かつ走査ユニット18を移動させて画像面G
を読み取る、いわゆる固定読みを行うための構成であ
る。
がその画像面Gを下向きにして載置される透明な原稿台
14と、原稿D1の画像面Gを原稿台13の上面に密着
させる開閉自在な原稿押圧板15と、原稿台14上の原
稿D1の画像面Gに下方から光を照射する光源16及び
第1の反射ミラー17を有する走査ユニット18と、第
1の反射ミラー17からの反射光をさらに反射させる第
2、第3の反射ミラー20,21と、第3の反射ミラー
21からの光を結像するレンズ22と、レンズ22から
の光が入射されるCCD23と、を備えている。上述の
走査ユニット18は、図1に示すホームポジションHP
から右方に移動しながら、光源16によって原稿D1の
画像面Gを走査し、走査終了後にはホームポジションH
Pに復帰するように構成されている。以上は、原稿D1
を固定し、かつ走査ユニット18を移動させて画像面G
を読み取る、いわゆる固定読みを行うための構成であ
る。
【0014】リーダ部12は、その外に、原稿D2を移
動させ、走査ユニット18を固定して原稿面Gを読み取
る、いわゆる流し読みを行うための原稿自動送り機構2
4も備えている。原稿自動送り機構24は、原稿D2の
先端側を下方から支持する給紙台25と、給紙台25上
の原稿D2をホームポジションHPに配置されている走
査ユニット18に向けて左方に搬送する給紙ローラ対2
6と、走査ユニット18で読み取った原稿D2を走査ユ
ニット18から左方に搬出する排紙ローラ対27とを備
えている。原稿自動送り機構24は、上述の給紙ローラ
対26及び排紙ローラ対27によって原稿D2を図1中
の左方に向けて搬送し、原稿D2の読み取り後、原稿D
2の後端を排紙ローラ対27で挟持して、第2の装置本
体の左側面側に垂れ下がるように排紙する。ここで、原
稿D2は、人が引っ張ることにより、排紙ローラ対27
から容易に引き抜かれる。
動させ、走査ユニット18を固定して原稿面Gを読み取
る、いわゆる流し読みを行うための原稿自動送り機構2
4も備えている。原稿自動送り機構24は、原稿D2の
先端側を下方から支持する給紙台25と、給紙台25上
の原稿D2をホームポジションHPに配置されている走
査ユニット18に向けて左方に搬送する給紙ローラ対2
6と、走査ユニット18で読み取った原稿D2を走査ユ
ニット18から左方に搬出する排紙ローラ対27とを備
えている。原稿自動送り機構24は、上述の給紙ローラ
対26及び排紙ローラ対27によって原稿D2を図1中
の左方に向けて搬送し、原稿D2の読み取り後、原稿D
2の後端を排紙ローラ対27で挟持して、第2の装置本
体の左側面側に垂れ下がるように排紙する。ここで、原
稿D2は、人が引っ張ることにより、排紙ローラ対27
から容易に引き抜かれる。
【0015】なお、上述の固定読みと流し読みとの使い
わけは、例えば、製本されている書籍等の原稿D1は原
稿台14上に載置して固定読みを行う一方、カットシー
ト状の原稿D2は、給紙台25上に載せて流し読みを行
う。
わけは、例えば、製本されている書籍等の原稿D1は原
稿台14上に載置して固定読みを行う一方、カットシー
ト状の原稿D2は、給紙台25上に載せて流し読みを行
う。
【0016】プリント部13は、図1中の左側の上下方
向ほぼ中央に配置された、静電潜像担持体(被帯電体)
としての円筒状の感光体(以下「感光体ドラム」とい
う。)30を備えている。感光体ドラム30は、複写機
本体11によって矢印方向(同図中の時計回り)に回転
可能に支持されており、その周囲には回転方向に沿って
ほぼ順に、一次帯電器31、露光器32、現像器33、
転写帯電器34、クリーニング器35が配設されてい
る。また、画像形成対象となる紙等の転写材Pの搬送経
路36(図1中では2点鎖線で図示)に沿って、その上
流側から下流側にかけて(図1ではほぼ下方から上方に
かけて)、給紙カセット37、給紙ローラ38、搬送ロ
ーラ対40、レジストローラ対41、搬送ガイド42、
定着器43、排紙ローラ対44、排出スイッチ90、排
紙用スペース45が配設されている。
向ほぼ中央に配置された、静電潜像担持体(被帯電体)
としての円筒状の感光体(以下「感光体ドラム」とい
う。)30を備えている。感光体ドラム30は、複写機
本体11によって矢印方向(同図中の時計回り)に回転
可能に支持されており、その周囲には回転方向に沿って
ほぼ順に、一次帯電器31、露光器32、現像器33、
転写帯電器34、クリーニング器35が配設されてい
る。また、画像形成対象となる紙等の転写材Pの搬送経
路36(図1中では2点鎖線で図示)に沿って、その上
流側から下流側にかけて(図1ではほぼ下方から上方に
かけて)、給紙カセット37、給紙ローラ38、搬送ロ
ーラ対40、レジストローラ対41、搬送ガイド42、
定着器43、排紙ローラ対44、排出スイッチ90、排
紙用スペース45が配設されている。
【0017】このうち感光体ドラム30は、例えば、ア
ルミニウム等の導電性のドラム基体の外周面に、OPC
(有機光半導体)やアモルファスシリコン等の感光層を
設けて構成される。感光体ドラム30は、駆動手段(図
示せず)によって矢印方向に所定のプロセススピード
(周速度)で回転駆動される。
ルミニウム等の導電性のドラム基体の外周面に、OPC
(有機光半導体)やアモルファスシリコン等の感光層を
設けて構成される。感光体ドラム30は、駆動手段(図
示せず)によって矢印方向に所定のプロセススピード
(周速度)で回転駆動される。
【0018】一次帯電器31としては、本実施の形態に
おいては、スコロトロン方式のコロナ帯電器が使用され
ている。一次帯電器31は、帯電バイアス印加電源(図
示せず)によって帯電バイアスが印加されることによ
り、感光体ドラム30表面を所定の極性・電位に均一に
帯電するようになっている。
おいては、スコロトロン方式のコロナ帯電器が使用され
ている。一次帯電器31は、帯電バイアス印加電源(図
示せず)によって帯電バイアスが印加されることによ
り、感光体ドラム30表面を所定の極性・電位に均一に
帯電するようになっている。
【0019】露光器32は、レーザ発振器、ポリゴンミ
ラー等(いずれも図示せず)を有しており、感光体ドラ
ム30表面に静電潜像を形成するものである。前述のリ
ーダ部12によって読み込まれた原稿D1(又はD2)
の画像情報は、プリント部13に設けられた画像処理部
(図示せず)によってA/D変換、濃度補正、シェーデ
ィング補正等の適宜な処理が施された後、画像信号とし
てレーザ発振器に入力される。レーザ発振器は、この画
像信号に基づいてON/OFF制御されるレーザ光によ
り、ポリゴンミラー等を介して帯電後の感光体ドラム3
0表面を露光し、露光部分の電荷を除去して静電潜像を
形成するようになっている。
ラー等(いずれも図示せず)を有しており、感光体ドラ
ム30表面に静電潜像を形成するものである。前述のリ
ーダ部12によって読み込まれた原稿D1(又はD2)
の画像情報は、プリント部13に設けられた画像処理部
(図示せず)によってA/D変換、濃度補正、シェーデ
ィング補正等の適宜な処理が施された後、画像信号とし
てレーザ発振器に入力される。レーザ発振器は、この画
像信号に基づいてON/OFF制御されるレーザ光によ
り、ポリゴンミラー等を介して帯電後の感光体ドラム3
0表面を露光し、露光部分の電荷を除去して静電潜像を
形成するようになっている。
【0020】現像器33は、現像剤を収納する現像容器
46と、表面に担持した現像剤を矢印方向(反時計回
り)に回転することで感光体ドラム30表面に対向する
現像位置に搬送する現像ローラ47とを有している。現
像ローラ47には、現像バイアス印加電源(図示せず)
によって現像バイアスが印加され、これにより現像剤中
のトナーが感光体ドラム30表面の静電潜像に付着さ
れ、この静電潜像をトナー像として現像するようになっ
ている。
46と、表面に担持した現像剤を矢印方向(反時計回
り)に回転することで感光体ドラム30表面に対向する
現像位置に搬送する現像ローラ47とを有している。現
像ローラ47には、現像バイアス印加電源(図示せず)
によって現像バイアスが印加され、これにより現像剤中
のトナーが感光体ドラム30表面の静電潜像に付着さ
れ、この静電潜像をトナー像として現像するようになっ
ている。
【0021】転写帯電器34は、感光体ドラム30表面
に対向するように配設されたローラ条の部材によって形
成されている。転写帯電器34は、転写バイアス印加電
源(図示せず)によって、感光体ドラム30上のトナー
像と逆極性の転写バイアスが印加され、これにより、転
写材P表面に感光体ドラム30上のトナー像を転写する
ものである。ここで、トナー像が転写される転写材P
は、給紙カセット37に収納されていたものが、給紙ロ
ーラ38によって給紙され、搬送ローラ対40によって
搬送されて、レジストローラ対41により一旦停止さ
れ、その後、感光体ドラム30上のトナー像とタイミン
グを合わせるようにしてレジストローラ対41から送り
出されるようになっている。
に対向するように配設されたローラ条の部材によって形
成されている。転写帯電器34は、転写バイアス印加電
源(図示せず)によって、感光体ドラム30上のトナー
像と逆極性の転写バイアスが印加され、これにより、転
写材P表面に感光体ドラム30上のトナー像を転写する
ものである。ここで、トナー像が転写される転写材P
は、給紙カセット37に収納されていたものが、給紙ロ
ーラ38によって給紙され、搬送ローラ対40によって
搬送されて、レジストローラ対41により一旦停止さ
れ、その後、感光体ドラム30上のトナー像とタイミン
グを合わせるようにしてレジストローラ対41から送り
出されるようになっている。
【0022】クリーニング器35は、上述の転写時に、
転写材Pに転写されないで感光体ドラム30表面に残っ
た残留トナーを除去すべく感光体ドラム30表面に当接
されたクリーニングブレード48を有している。
転写材Pに転写されないで感光体ドラム30表面に残っ
た残留トナーを除去すべく感光体ドラム30表面に当接
されたクリーニングブレード48を有している。
【0023】上述の転写帯電器34の下流側には、トナ
ー像転写後の転写材Pを定着器43に導く搬送ガイド4
2が配設されている。
ー像転写後の転写材Pを定着器43に導く搬送ガイド4
2が配設されている。
【0024】定着器43は、内側に配設されたヒータ5
0によって加熱される定着ローラ51と、この定着ロー
ラ51に転写材Pを押し付ける加圧ローラ52とを有し
ており、表面に未定着トナー像を担持して搬送されてき
た転写材Pを加熱・加圧して転写材P表面にトナー像を
定着するようになっている。
0によって加熱される定着ローラ51と、この定着ロー
ラ51に転写材Pを押し付ける加圧ローラ52とを有し
ており、表面に未定着トナー像を担持して搬送されてき
た転写材Pを加熱・加圧して転写材P表面にトナー像を
定着するようになっている。
【0025】排紙ローラ対44は、トナー像定着後の転
写材Pを、完成品として、排紙用スペース45に排出す
るものである。
写材Pを、完成品として、排紙用スペース45に排出す
るものである。
【0026】排出スイッチ90は、排出ローラ対44の
近傍で搬送方向下流側に設けられ、例えばフォトセンサ
ーのようなものからなっており、排出ローラ対44によ
って排出される転写材Pを検知するものである。この排
出スイッチ90検知信号は制御手段(図示せず)に送ら
れるようになっている。なお、排紙用スペース45は、
複写機本体11の内部に区画形成されている(図2参
照)。
近傍で搬送方向下流側に設けられ、例えばフォトセンサ
ーのようなものからなっており、排出ローラ対44によ
って排出される転写材Pを検知するものである。この排
出スイッチ90検知信号は制御手段(図示せず)に送ら
れるようになっている。なお、排紙用スペース45は、
複写機本体11の内部に区画形成されている(図2参
照)。
【0027】以上説明したような構成の複写機10にお
いて、画像形成に際し、まず、感光体ドラム30は、駆
動手段によって矢印方向に回転駆動され、その表面が、
一次帯電器31によって、所定の極性・電位に均一に帯
電される。帯電後の感光体ドラム30表面は、リーダ部
12が読み取った原稿D1(又はD2)の画像情報に応
じて動作する露光器32からのレーザ光の照射により画
像情報に応じた静電潜像が形成される。この静電潜像
は、現像器33によってトナーが付着され、トナー像と
して現像される。こうして感光体ドラム30表面に形成
されたトナー像は、レジストローラ対41等により所定
のタイミングで搬送されてきた転写材Pに対し、転写帯
電器34に転写バイアスを印加することで、転写材P表
面に転写される。トナー像転写後の感光体ドラム30
は、表面に残った残留トナーがクリーニング器35によ
って除去され、次の画像形成に供される。一方、トナー
像転写後の転写材Pは、搬送ガイド42に沿って定着器
43に搬送され、ここで加熱・加圧を受けて表面にトナ
ー像が定着される。トナー像定着後の転写材Pは、排紙
ローラ対44によって、画像面(トナー像が定着された
面)を下方に向けた姿勢、いわゆるフェースダウンで排
紙用スペース45に排出される。このとき、転写材Pの
先端によって排出スイッチ90はON状態となり、転写
材Pの後端が該排出スイッチ90を外れることによって
OFF状態となる。この排出スイッチ90の検知信号
は、制御手段(図示せず)へ送られる。以上で、複写機
10による画像形成(プリント)が終了する。
いて、画像形成に際し、まず、感光体ドラム30は、駆
動手段によって矢印方向に回転駆動され、その表面が、
一次帯電器31によって、所定の極性・電位に均一に帯
電される。帯電後の感光体ドラム30表面は、リーダ部
12が読み取った原稿D1(又はD2)の画像情報に応
じて動作する露光器32からのレーザ光の照射により画
像情報に応じた静電潜像が形成される。この静電潜像
は、現像器33によってトナーが付着され、トナー像と
して現像される。こうして感光体ドラム30表面に形成
されたトナー像は、レジストローラ対41等により所定
のタイミングで搬送されてきた転写材Pに対し、転写帯
電器34に転写バイアスを印加することで、転写材P表
面に転写される。トナー像転写後の感光体ドラム30
は、表面に残った残留トナーがクリーニング器35によ
って除去され、次の画像形成に供される。一方、トナー
像転写後の転写材Pは、搬送ガイド42に沿って定着器
43に搬送され、ここで加熱・加圧を受けて表面にトナ
ー像が定着される。トナー像定着後の転写材Pは、排紙
ローラ対44によって、画像面(トナー像が定着された
面)を下方に向けた姿勢、いわゆるフェースダウンで排
紙用スペース45に排出される。このとき、転写材Pの
先端によって排出スイッチ90はON状態となり、転写
材Pの後端が該排出スイッチ90を外れることによって
OFF状態となる。この排出スイッチ90の検知信号
は、制御手段(図示せず)へ送られる。以上で、複写機
10による画像形成(プリント)が終了する。
【0028】つぎに、複写機の排気構造について説明す
る。図1及び図3に示すように、複写機本体11の外部
側面パネル71であって、定着器43の近傍の位置に通
気口72が形成されている。この通気口72は、複写機
本体11の側面側の外部空間と複写機本体11の内部空
間63とを連通するようになっている。そして、この通
気口72には、多数の通気窓に分割されたルーバー73
が取り付けられている。ここで、通気口72は、複写機
本体11の内部空間63を介してプリント部13の各構
成要素(たとえば、一次帯電器31、露光器32、現像
器33、転写帯電器34、クリーニング器35、定着器
43)の周辺空間に連通されており、さらに複写機本体
11内の吸気路74に設置されたファン60を介して吸
気用ルーバー75に連通している。また、通気口72
は、複写機本体11の内部空間63である定着器43の
周辺の空間及び上述の第1の排気口62を介して排紙用
スペース45に連通されている。
る。図1及び図3に示すように、複写機本体11の外部
側面パネル71であって、定着器43の近傍の位置に通
気口72が形成されている。この通気口72は、複写機
本体11の側面側の外部空間と複写機本体11の内部空
間63とを連通するようになっている。そして、この通
気口72には、多数の通気窓に分割されたルーバー73
が取り付けられている。ここで、通気口72は、複写機
本体11の内部空間63を介してプリント部13の各構
成要素(たとえば、一次帯電器31、露光器32、現像
器33、転写帯電器34、クリーニング器35、定着器
43)の周辺空間に連通されており、さらに複写機本体
11内の吸気路74に設置されたファン60を介して吸
気用ルーバー75に連通している。また、通気口72
は、複写機本体11の内部空間63である定着器43の
周辺の空間及び上述の第1の排気口62を介して排紙用
スペース45に連通されている。
【0029】また、複写機本体11の排紙用スペース4
5を区画形成するパネルであって、排紙ローラ対44の
下部のパネル61に第1の排気口62が形成されてい
る。この第1の排気口62は、複写機本体11内の内部
空間63のうちの定着器43近傍の空間と排紙用スペー
ス45とを連通するようになっている。そして、この第
1の排気口62には、多数の通気窓に分割されたルーバ
ー64が取り付けられている。このルーバー64は、図
2で示すように、転写材搬送方向と平行に各羽根が形成
されている。
5を区画形成するパネルであって、排紙ローラ対44の
下部のパネル61に第1の排気口62が形成されてい
る。この第1の排気口62は、複写機本体11内の内部
空間63のうちの定着器43近傍の空間と排紙用スペー
ス45とを連通するようになっている。そして、この第
1の排気口62には、多数の通気窓に分割されたルーバ
ー64が取り付けられている。このルーバー64は、図
2で示すように、転写材搬送方向と平行に各羽根が形成
されている。
【0030】また、排紙用スペース45を区画形成する
パネルであって、複写機本体11の背面側のパネル65
に第2の排気口66が形成されている。この第2の排気
口66は、排紙用スペース45の内部空間と複写機10
の外部空間とを連通するようになっており、上述の第1
の排気口62に近い位置に配置されている。そして、こ
の第2の排気口66には、多数の通気窓に分割されたル
ーバー67が取り付けられている。また、この第2の排
気口66には、排気ダクト68が取り付けられ、この排
気ダクト68内にファン70が取り付けられている。
パネルであって、複写機本体11の背面側のパネル65
に第2の排気口66が形成されている。この第2の排気
口66は、排紙用スペース45の内部空間と複写機10
の外部空間とを連通するようになっており、上述の第1
の排気口62に近い位置に配置されている。そして、こ
の第2の排気口66には、多数の通気窓に分割されたル
ーバー67が取り付けられている。また、この第2の排
気口66には、排気ダクト68が取り付けられ、この排
気ダクト68内にファン70が取り付けられている。
【0031】このファン70は正逆回転可能なモータ
(図示せず)に駆動連結されており、該モータの正回転
によって、排紙用スペース45の内部の空気を第2の排
気口66及び排気ダクト68を介して複写機本体11の
背面側の外部空間に排出するようになっている。また、
該モータの逆回転によって、外部の空気を排気ダクト6
8及び第2の排気口66を介して排紙用スペース45に
送り込むようになっている。また、該ファン70を駆動
するモータは、前述した制御手段(図示せず)からの信
号によって回転制御されるようになっている。即ち、排
出スイッチ90による検出信号(具体的には、転写材P
の先端によってONされた後、後端が排出スイッチ90
から外れ、これによってONからOFFに切り替わるこ
とによって生じる検出信号)に基づき、該制御手段を介
してモータを逆回転させることにより、外部の空気を排
出用スペース45内に送り込むことによって、排出され
た転写材Pを正面側に移動させることができる構成とな
っている。
(図示せず)に駆動連結されており、該モータの正回転
によって、排紙用スペース45の内部の空気を第2の排
気口66及び排気ダクト68を介して複写機本体11の
背面側の外部空間に排出するようになっている。また、
該モータの逆回転によって、外部の空気を排気ダクト6
8及び第2の排気口66を介して排紙用スペース45に
送り込むようになっている。また、該ファン70を駆動
するモータは、前述した制御手段(図示せず)からの信
号によって回転制御されるようになっている。即ち、排
出スイッチ90による検出信号(具体的には、転写材P
の先端によってONされた後、後端が排出スイッチ90
から外れ、これによってONからOFFに切り替わるこ
とによって生じる検出信号)に基づき、該制御手段を介
してモータを逆回転させることにより、外部の空気を排
出用スペース45内に送り込むことによって、排出され
た転写材Pを正面側に移動させることができる構成とな
っている。
【0032】このような構造の複写機10によれば、通
常の複写状態あるいは待機状態では、複写機本体11内
の吸気用のファン60の作動により吸気用ルーバー75
から流入した空気が複写機本体11の内部空間63を流
れ、露光器32やその他の機器が流入した空気で冷却さ
れると共に、一次帯電器31の周辺のオゾン等が流入し
た空気で定着器43の周辺の空間まで運ばれる。ここ
で、上述した第2の排気口66に取り付けられたファン
70の作用により、定着器43の周辺の空間の空気が第
1の排気口62を介して排紙用スペース45内に吸い出
され、さらに排紙用スペース45を介して第2の排気口
66内に吸引される(図3参照)。
常の複写状態あるいは待機状態では、複写機本体11内
の吸気用のファン60の作動により吸気用ルーバー75
から流入した空気が複写機本体11の内部空間63を流
れ、露光器32やその他の機器が流入した空気で冷却さ
れると共に、一次帯電器31の周辺のオゾン等が流入し
た空気で定着器43の周辺の空間まで運ばれる。ここ
で、上述した第2の排気口66に取り付けられたファン
70の作用により、定着器43の周辺の空間の空気が第
1の排気口62を介して排紙用スペース45内に吸い出
され、さらに排紙用スペース45を介して第2の排気口
66内に吸引される(図3参照)。
【0033】一方、複写機10が作動し、転写材Pが搬
送経路36に沿って搬送され、転写材Pの先端によって
排出用スイッチ90がONされた後、後端が排出スイッ
チ90から外れ、これによって該排出用スイッチ90が
ONからOFFに切り替わると、この検出信号が制御手
段に送られ、該制御手段からファン70を回転駆動する
モータへ逆回転させる信号が送られる。これによって、
モータは逆回転を始め、ファン70の回転によって外部
の空気が排気ダクト68及び第2の排気口66を介して
排紙用スペース45に送り込まれる(図4参照)。この
とき、転写材Pは排出用スペース45に排出されてお
り、上記送り込まれた空気によって複写機10の正面側
に移動することとなる。特に、図4に示すように本実施
例では、ルーバー64の羽根が転写材搬送方向と平行に
なっているため、ファン70からの風は複写機本体11
内の内部空間63に入りにくいようになっている。この
ため、ファン70からの風を排紙用スペース45に効率
よく送ることができるので、転写材Pを確実に正面側に
移動させることが可能である。したがって、操作者は前
かがみになることなく、直立の姿勢で排出された転写材
Pを見ることができるので、排出された転写材Pを非常
に取り出しやすくなる。
送経路36に沿って搬送され、転写材Pの先端によって
排出用スイッチ90がONされた後、後端が排出スイッ
チ90から外れ、これによって該排出用スイッチ90が
ONからOFFに切り替わると、この検出信号が制御手
段に送られ、該制御手段からファン70を回転駆動する
モータへ逆回転させる信号が送られる。これによって、
モータは逆回転を始め、ファン70の回転によって外部
の空気が排気ダクト68及び第2の排気口66を介して
排紙用スペース45に送り込まれる(図4参照)。この
とき、転写材Pは排出用スペース45に排出されてお
り、上記送り込まれた空気によって複写機10の正面側
に移動することとなる。特に、図4に示すように本実施
例では、ルーバー64の羽根が転写材搬送方向と平行に
なっているため、ファン70からの風は複写機本体11
内の内部空間63に入りにくいようになっている。この
ため、ファン70からの風を排紙用スペース45に効率
よく送ることができるので、転写材Pを確実に正面側に
移動させることが可能である。したがって、操作者は前
かがみになることなく、直立の姿勢で排出された転写材
Pを見ることができるので、排出された転写材Pを非常
に取り出しやすくなる。
【0034】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は上記実施形態に限定されるものではな
く、例えば以下のような様々な変更が可能である。
たが、本発明は上記実施形態に限定されるものではな
く、例えば以下のような様々な変更が可能である。
【0035】即ち、上記実施形態では、転写材のサイズ
に関係なく、排出された転写材を複写機の正面側へ移動
させるようにしたが、これに代えて、例えば小サイズ
(転写材搬送方向と垂直の方向の幅が小サイズ)の転写
材の場合のみ複写機の正面側へ移動させるようにしても
かまわない。具体的には、転写材のサイズ情報を制御手
段へ送り、該制御手段によって転写材サイズに応じて、
モータを逆回転させるか否かを決定すればよい。
に関係なく、排出された転写材を複写機の正面側へ移動
させるようにしたが、これに代えて、例えば小サイズ
(転写材搬送方向と垂直の方向の幅が小サイズ)の転写
材の場合のみ複写機の正面側へ移動させるようにしても
かまわない。具体的には、転写材のサイズ情報を制御手
段へ送り、該制御手段によって転写材サイズに応じて、
モータを逆回転させるか否かを決定すればよい。
【0036】また、用紙のサイズに応じて、ファンから
排出用スペースに送られる風量を調整するようにしても
よい。具体的には、転写材のサイズ情報を制御手段へ送
り、該制御手段によって転写材サイズに応じて、モータ
の回転量を制御すればよい。この場合、転写材のサイズ
に関係なくモータを一様に回転させる実施形態に比べ
て、適正に転写材を複写機正面側に移動させることが可
能となる。
排出用スペースに送られる風量を調整するようにしても
よい。具体的には、転写材のサイズ情報を制御手段へ送
り、該制御手段によって転写材サイズに応じて、モータ
の回転量を制御すればよい。この場合、転写材のサイズ
に関係なくモータを一様に回転させる実施形態に比べ
て、適正に転写材を複写機正面側に移動させることが可
能となる。
【0037】また、上記実施形態に代えて、ファン70
の羽根の向きを変えるとともに、モータの正回転の際に
外部の空気を排紙用スペース45に送り込み、モータの
逆回転の際に排紙用スペース45の空気を複写機本体1
1の背面側の外部空間に排出するようにしてもよい。こ
のように、モータの回転方向やファンの羽根の向き等は
適宜選択が可能である。
の羽根の向きを変えるとともに、モータの正回転の際に
外部の空気を排紙用スペース45に送り込み、モータの
逆回転の際に排紙用スペース45の空気を複写機本体1
1の背面側の外部空間に排出するようにしてもよい。こ
のように、モータの回転方向やファンの羽根の向き等は
適宜選択が可能である。
【0038】また、必要に応じて、転写材Pを正面側の
適正な位置で止めるためにストッパ91(図2参照)を
設けてもかまわない。
適正な位置で止めるためにストッパ91(図2参照)を
設けてもかまわない。
【0039】また、第2の排気口66の大きさや個数、
さらにファン70の大きさや羽根の数、またモータの回
転速度については、流動させる単位時間当たりの空気量
等の各種設計条件から適宜決定される。
さらにファン70の大きさや羽根の数、またモータの回
転速度については、流動させる単位時間当たりの空気量
等の各種設計条件から適宜決定される。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明は、ファンの回転
によって外部の空気を排紙用スペースに送り込むことに
よって、排紙用スペースに排出された転写材を複写機の
正面側に移動させるので、操作者は前かがみになること
なく、直立の姿勢で排出された転写材Pを見ることがで
きる。このため、、排出された転写材は非常に取り出し
やすくなる。
によって外部の空気を排紙用スペースに送り込むことに
よって、排紙用スペースに排出された転写材を複写機の
正面側に移動させるので、操作者は前かがみになること
なく、直立の姿勢で排出された転写材Pを見ることがで
きる。このため、、排出された転写材は非常に取り出し
やすくなる。
【図1】本発明の画像形成装置の概略構成を示す縦断面
図である。
図である。
【図2】本発明の外観斜視図である。
【図3】本発明の画像形成装置の模式的断面図であり、
排紙用スペースから外部への風の流れを示す図である。
排紙用スペースから外部への風の流れを示す図である。
【図4】本発明の画像形成装置の模式的断面図であり、
外部から排紙用スペースへの風の流れを示す図である。
外部から排紙用スペースへの風の流れを示す図である。
【図5】従来技術を示す外観斜視図である。
10……複写機(画像形成装置)、11……複写機本体
(画像形成装置本体)、12……リーダ部(画像読み取
りユニット)、13……プリント部(画像形成ユニッ
ト)、43……定着器、45……排紙用スペース、60
……吸気用のファン、62……第1の排気口、63……
内部空間、66……第2の排気口、70……ファン、7
4……吸気路、90……排出スイッチ、91……ストッ
パ
(画像形成装置本体)、12……リーダ部(画像読み取
りユニット)、13……プリント部(画像形成ユニッ
ト)、43……定着器、45……排紙用スペース、60
……吸気用のファン、62……第1の排気口、63……
内部空間、66……第2の排気口、70……ファン、7
4……吸気路、90……排出スイッチ、91……ストッ
パ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 穂園 智英 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラ ミタ株式会社内 (72)発明者 金松 良治 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラ ミタ株式会社内 (72)発明者 川北 浩隆 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラ ミタ株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DC10 DC12 ED19 EE03 EE04 EF09 JB18 JB23 JB24 JC11 3F049 AA02 AA10 DA12 FA01 FA08 LA02 LA05 LA07 LB03 3F054 AA01 AC02 AC03 AC05 BA01 BB16
Claims (3)
- 【請求項1】 画像形成装置本体内に排紙用スペースが
区画形成された画像形成装置において、 排紙用スペースを区画形成するパネルの背面側に設けら
れた開口と、 該開口に設けられたファンと、 該ファンを、排紙用スペースから開口を介して外部へ強
制排気する方向と、外部から開口を介して排紙用スペー
スへ風を送る方向とに回転させるための駆動源と、 転写材が排紙用スペースへ排出されたことを検出する排
出スイッチとを有し、 該排出スイッチの検出結果に基づいて、上記駆動源によ
って外部から開口を介して排紙用スペースへ風を送る方
向にファンを回転させて風を送ることを特徴とする画像
形成装置。 - 【請求項2】前記画像形成装置は、転写材搬送方向と垂
直方向の転写材の幅を検出する幅検出手段を有し、該幅
検出手段によって小サイズを検出した場合にのみ、前記
ファンを外部から開口を介して排紙用スペースへ風を送
る方向に回転させることを特徴とする請求項1に記載の
画像形成装置。 - 【請求項3】前記画像形成装置は、転写材のサイズを検
出するサイズ検出手段を有し、該サイズ検出手段によっ
て検出されたサイズに応じて、前記ファンを外部から開
口を介して排紙用スペースへ風を送る方向に回転させる
ときのファンから送られる風量を可変にすることを特徴
とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000324428A JP2002128363A (ja) | 2000-10-24 | 2000-10-24 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000324428A JP2002128363A (ja) | 2000-10-24 | 2000-10-24 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002128363A true JP2002128363A (ja) | 2002-05-09 |
Family
ID=18801963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000324428A Pending JP2002128363A (ja) | 2000-10-24 | 2000-10-24 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002128363A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007219399A (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Ricoh Co Ltd | シート搬送装置および画像形成装置 |
US20160357145A1 (en) * | 2015-06-08 | 2016-12-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
JP2017003770A (ja) * | 2015-06-10 | 2017-01-05 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP2017027027A (ja) * | 2015-07-17 | 2017-02-02 | キヤノンファインテック株式会社 | シート排出装置及び画像形成装置 |
US9746828B2 (en) | 2015-07-17 | 2017-08-29 | Canon Finetech, Inc. | Sheet discharging apparatus and image forming apparatus including the same |
-
2000
- 2000-10-24 JP JP2000324428A patent/JP2002128363A/ja active Pending
Cited By (7)
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