JP2842795B2 - カラー画像形成装置 - Google Patents
カラー画像形成装置Info
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- JP2842795B2 JP2842795B2 JP6294389A JP29438994A JP2842795B2 JP 2842795 B2 JP2842795 B2 JP 2842795B2 JP 6294389 A JP6294389 A JP 6294389A JP 29438994 A JP29438994 A JP 29438994A JP 2842795 B2 JP2842795 B2 JP 2842795B2
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- colors
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- image forming
- writing means
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- Color Image Communication Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラー画像形成装置に関
し、特に電子写真方式によるデジタルカラー複写機、カ
ラープリンタおよびカラーファクシミリ装置等を含むカ
ラー画像形成装置に関する。
し、特に電子写真方式によるデジタルカラー複写機、カ
ラープリンタおよびカラーファクシミリ装置等を含むカ
ラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、この種の電子写真方式によるカ
ラー画像形成装置においては、光信号により感光体上に
書き込まれた静電潜像をトナーにより現像し、その画像
を転写紙上にイェロー、シアン、マゼンタ、必要に応じ
てブラックの、3色あるいは4色分を順次転写してカラ
ー画像を得ている。従って、現像に必要な色数分の光書
き込みと、現像および転写が行われている。従来、光書
き込み手段としては、半導体レーザを光源とし、ポリゴ
ンミラーによりビームを紙送り方向とは垂直の方向に走
査する方法が一般的に用いられている。この方法によれ
ば、紙送り方向に感光体を移動させて、それに対して垂
直方向にビーム走査が行われるために、2次元の画像形
成が可能である。
ラー画像形成装置においては、光信号により感光体上に
書き込まれた静電潜像をトナーにより現像し、その画像
を転写紙上にイェロー、シアン、マゼンタ、必要に応じ
てブラックの、3色あるいは4色分を順次転写してカラ
ー画像を得ている。従って、現像に必要な色数分の光書
き込みと、現像および転写が行われている。従来、光書
き込み手段としては、半導体レーザを光源とし、ポリゴ
ンミラーによりビームを紙送り方向とは垂直の方向に走
査する方法が一般的に用いられている。この方法によれ
ば、紙送り方向に感光体を移動させて、それに対して垂
直方向にビーム走査が行われるために、2次元の画像形
成が可能である。
【0003】図5は、従来のカラー画像形成装置の一例
の構成を示す概念図である。図4に示されるように、本
従来例は、主要構成要素として、帯電手段401と、感
光体回転支持体402(a)および402(b)と、感
光体403と、除電手段404と、トナー除去手段40
5と、転写体(転写体搬送経路)406と、転写ローラ
ー407と、それぞれイェロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)およびブラック(K)の4色に対
応する現像器408(Y)、408(M)、408
(C)および408(K)と、光書き込み手段409
と、それぞれイェロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)およびブラック(K)の4色に対応するミラー4
10(Y)、410(M)、410(C)および410
(K)とを備えて構成される。
の構成を示す概念図である。図4に示されるように、本
従来例は、主要構成要素として、帯電手段401と、感
光体回転支持体402(a)および402(b)と、感
光体403と、除電手段404と、トナー除去手段40
5と、転写体(転写体搬送経路)406と、転写ローラ
ー407と、それぞれイェロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)およびブラック(K)の4色に対
応する現像器408(Y)、408(M)、408
(C)および408(K)と、光書き込み手段409
と、それぞれイェロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)およびブラック(K)の4色に対応するミラー4
10(Y)、410(M)、410(C)および410
(K)とを備えて構成される。
【0004】この従来のカラー画像形成装置において
は、上述のように、イェロー(Y)、シアン(C)およ
びマゼンタ(M)の3色、または、これにブラック
(K)を加えた4色の現像プロセスが必要である、従っ
て、目的とする現像部付近のそれぞれに対して光書き込
みを行うためには、現像器409およびミラー410等
に対応する導光空間および光学用品を含めた、複数色分
の大きな空間をそれぞれ必要としている。このように大
きな空間を必要とすることは、カラー画像生成装置の小
型化を図る上で問題となっており、このような問題を解
決する方法としては、特開平5−323757号公報に
おいて提案されているように、光書き込み手段を、感光
体の現像面に対して裏面側に配置することにより小型化
を図る試みも為されてはいるが、それでも、なお、ポリ
ゴンミラーを用いる露光を行うための空間は決して小さ
な空間ではない。
は、上述のように、イェロー(Y)、シアン(C)およ
びマゼンタ(M)の3色、または、これにブラック
(K)を加えた4色の現像プロセスが必要である、従っ
て、目的とする現像部付近のそれぞれに対して光書き込
みを行うためには、現像器409およびミラー410等
に対応する導光空間および光学用品を含めた、複数色分
の大きな空間をそれぞれ必要としている。このように大
きな空間を必要とすることは、カラー画像生成装置の小
型化を図る上で問題となっており、このような問題を解
決する方法としては、特開平5−323757号公報に
おいて提案されているように、光書き込み手段を、感光
体の現像面に対して裏面側に配置することにより小型化
を図る試みも為されてはいるが、それでも、なお、ポリ
ゴンミラーを用いる露光を行うための空間は決して小さ
な空間ではない。
【0005】また、従来のカラー画像形成装置いおいて
は、複数色の画像を重ね合わせる手段としては、転写紙
を一旦転写ドラムに固定して色数分転写を繰返して行う
方法、または中間転写体に一旦重ね合わせた後に一括し
て転写紙に転写する方法等が用いられている。しかしな
がら、最近においては、カラー画像形成装置の小型化な
らびに転写紙の汎用性に対する市場の要求を受けて、今
までのように、転写ドラムまたは中間転写体を用いるこ
となく、直接転写紙上または感光体上において複数色を
重ね合わせる方法の登場が期待されている。
は、複数色の画像を重ね合わせる手段としては、転写紙
を一旦転写ドラムに固定して色数分転写を繰返して行う
方法、または中間転写体に一旦重ね合わせた後に一括し
て転写紙に転写する方法等が用いられている。しかしな
がら、最近においては、カラー画像形成装置の小型化な
らびに転写紙の汎用性に対する市場の要求を受けて、今
までのように、転写ドラムまたは中間転写体を用いるこ
となく、直接転写紙上または感光体上において複数色を
重ね合わせる方法の登場が期待されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のカラー
画像形成装置においては、上述のような光書き込み手段
を用いる場合には、イェロー(Y)、シアン(C)およ
びマゼンタ(M)の3色、またはブラック(K)を加え
た4色の現像プロセスを必要とし、現像部に対応して光
書き込みを行うためには、現像器およびミラー等の配置
に対応する導光空間および光学用品を含めた、複数色分
に対応する大きな空間を必要としているために、カラー
画像生成装置の小型化を図ることができないという欠点
がある。
画像形成装置においては、上述のような光書き込み手段
を用いる場合には、イェロー(Y)、シアン(C)およ
びマゼンタ(M)の3色、またはブラック(K)を加え
た4色の現像プロセスを必要とし、現像部に対応して光
書き込みを行うためには、現像器およびミラー等の配置
に対応する導光空間および光学用品を含めた、複数色分
に対応する大きな空間を必要としているために、カラー
画像生成装置の小型化を図ることができないという欠点
がある。
【0007】また、特開平5−323757号公報によ
る改善提案によっても、なお、ポリゴンミラーを用いて
露光を行うために可成の空間を必要とし、カラー画像形
成装置の小型化を効果的に図ることは困難であるという
欠点がある。
る改善提案によっても、なお、ポリゴンミラーを用いて
露光を行うために可成の空間を必要とし、カラー画像形
成装置の小型化を効果的に図ることは困難であるという
欠点がある。
【0008】本発明の目的は、線状に形成された発光素
子アレイを用いた光書き込み手段としてポリシリコン薄
膜トランジスタにより構成される駆動回路によって駆動
される蛍光表示管を用いることにより上述の欠点を除去
し、より小型、軽量化されたカラー画像形成装置を提供
することにある。
子アレイを用いた光書き込み手段としてポリシリコン薄
膜トランジスタにより構成される駆動回路によって駆動
される蛍光表示管を用いることにより上述の欠点を除去
し、より小型、軽量化されたカラー画像形成装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のカラー画像形成
装置は、光学的書き込み手段により、感光体上に形成さ
れる静電潜像をトナーにより現像し、当該画像を転写体
上に複数色分順次転写して画像を得るカラー画像生成装
置において、前記光学的書き込み手段を、現像に必要な
色数に対応して当該色数分独立して備え、かつ、前記光
学的書き込み手段は、ポリシリコン薄膜トランジスタに
より構成される駆動回路によって駆動される蛍光表示管
であることを特徴としている。
装置は、光学的書き込み手段により、感光体上に形成さ
れる静電潜像をトナーにより現像し、当該画像を転写体
上に複数色分順次転写して画像を得るカラー画像生成装
置において、前記光学的書き込み手段を、現像に必要な
色数に対応して当該色数分独立して備え、かつ、前記光
学的書き込み手段は、ポリシリコン薄膜トランジスタに
より構成される駆動回路によって駆動される蛍光表示管
であることを特徴としている。
【0010】また、当該蛍光表示管としては、所定の感
光体のトナーによる現像面とは逆の面側に配置され、当
該蛍光表示管の発光面を形成する透明な平面の一部が、
現像領域下部に位置して前記感光体を支持するように機
能するようにしてもよい。
光体のトナーによる現像面とは逆の面側に配置され、当
該蛍光表示管の発光面を形成する透明な平面の一部が、
現像領域下部に位置して前記感光体を支持するように機
能するようにしてもよい。
【0011】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0012】図1は本発明の第1の実施例の構成を示す
概念図である。図1に示されるように、本実施例は、帯
電手段101と、感光体回転支持体102と、感光体1
03と、除電手段104と、トナー除去手段105と、
転写体106と、転写ローター107と、イェロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック
(K)の4色分の現像器108(Y)、108(M)、
108(C)および108(K)と、同じくイェロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック
(K)の4色分の光書き込み手段109(Y)、109
(M)、109(C)および109(K)とを備えて構
成されており、非接触現像が可能なカラー画像形成装置
を形成している。
概念図である。図1に示されるように、本実施例は、帯
電手段101と、感光体回転支持体102と、感光体1
03と、除電手段104と、トナー除去手段105と、
転写体106と、転写ローター107と、イェロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック
(K)の4色分の現像器108(Y)、108(M)、
108(C)および108(K)と、同じくイェロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック
(K)の4色分の光書き込み手段109(Y)、109
(M)、109(C)および109(K)とを備えて構
成されており、非接触現像が可能なカラー画像形成装置
を形成している。
【0013】図1において、帯電手段101により帯電
された感光体103上において、画像信号が、それぞれ
対応するカラーの光書き込み手段109(Y)、109
(M)、109(C)および109(K)により静電潜
像に変換された後に、各カラーに対応する現像器108
(Y)、108(M)、108(C)および108
(K)によりトナーによる現像が行われる。このプロセ
スが、イェロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)
およびブラック(K)の4色分について順次行われるこ
とにより、感光体103上にトナー像が形成される。こ
のトナー像を転写ローラー107により転写体106上
に転写することによって、感光体103上に転写するこ
とにより、所望の画像が形成される。なお、光書き込み
手段109(Y)、109(M)、109(C)および
109(K)としては、ポリシリコンTFT駆動蛍光表
示管を用いる。
された感光体103上において、画像信号が、それぞれ
対応するカラーの光書き込み手段109(Y)、109
(M)、109(C)および109(K)により静電潜
像に変換された後に、各カラーに対応する現像器108
(Y)、108(M)、108(C)および108
(K)によりトナーによる現像が行われる。このプロセ
スが、イェロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)
およびブラック(K)の4色分について順次行われるこ
とにより、感光体103上にトナー像が形成される。こ
のトナー像を転写ローラー107により転写体106上
に転写することによって、感光体103上に転写するこ
とにより、所望の画像が形成される。なお、光書き込み
手段109(Y)、109(M)、109(C)および
109(K)としては、ポリシリコンTFT駆動蛍光表
示管を用いる。
【0014】図2は、本発明の第2の実施例の構成を示
す概念図である。図2に示されるように、本実施例は、
4色分の帯電手段201(Y)、201(M)、201
(C)および201(K)と、4色分に対応する感光体
回転支持体202(Y)、202(M)、202(C)
および202(K)と、感光体203と、4色分の除電
手段204(Y)、204(M)、204(C)および
204(K)と、4色分のトナー除去手段205
(Y)、205(M)、205(C)および205
(K)と、転写体206と、4色分の転写ローラー20
7(Y)、207(M)、207(C)および207
(K)と、4色分の現像器208(Y)、208
(M)、208(C)および208(K)と、4色分の
光書き込み手段209(Y)、209(M)、209
(C)および209(K)とを備えて構成されており、
第1の実施例の場合と同様に、非接触現像が可能なカラ
ー画像形成装置を形成している。
す概念図である。図2に示されるように、本実施例は、
4色分の帯電手段201(Y)、201(M)、201
(C)および201(K)と、4色分に対応する感光体
回転支持体202(Y)、202(M)、202(C)
および202(K)と、感光体203と、4色分の除電
手段204(Y)、204(M)、204(C)および
204(K)と、4色分のトナー除去手段205
(Y)、205(M)、205(C)および205
(K)と、転写体206と、4色分の転写ローラー20
7(Y)、207(M)、207(C)および207
(K)と、4色分の現像器208(Y)、208
(M)、208(C)および208(K)と、4色分の
光書き込み手段209(Y)、209(M)、209
(C)および209(K)とを備えて構成されており、
第1の実施例の場合と同様に、非接触現像が可能なカラ
ー画像形成装置を形成している。
【0015】図2において、4色分の帯電手段201
(Y)、201(M)、201(C)および201
(K)により、それぞれ各カラーに対応して帯電された
感光体203上において、画像信号が、それぞれ対応す
るカラーの光書き込み手段209(Y)、209
(M)、209(C)および209(K)により静電潜
像に変換された後に、各カラーに対応する現像器208
(Y)、208(M)、208(C)および208
(K)によってトナーによる現像が行われる。更に、4
色分の転写ローラー207(Y)、207(M)、20
7(C)および207(K)による転写紙への転写、4
色分の除電手段204(Y)、204(M)、204
(C)および204(K)による除電、および4色分の
トナー除去手段205(Y)、205(M)、205
(C)および205(K)によるトナー除去が順次行わ
れる。このプロセスが、イェロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)およびブラック(K)の4色分に
ついて順次行われることにより、転写紙上に所望の画像
が形成される。なお、4色分の光書き込み手段209
(Y)、209(M)、209(C)および209
(K)としては、ポリシリコンTFT駆動蛍光表示管を
用いる。また、蛍光表示管を用いることにより、可視光
における光書き込みが可能となるため、赤外線用感光体
に限らず、アナログ複写機等に普及している安価な感光
体を用いることができるという特徴がある。
(Y)、201(M)、201(C)および201
(K)により、それぞれ各カラーに対応して帯電された
感光体203上において、画像信号が、それぞれ対応す
るカラーの光書き込み手段209(Y)、209
(M)、209(C)および209(K)により静電潜
像に変換された後に、各カラーに対応する現像器208
(Y)、208(M)、208(C)および208
(K)によってトナーによる現像が行われる。更に、4
色分の転写ローラー207(Y)、207(M)、20
7(C)および207(K)による転写紙への転写、4
色分の除電手段204(Y)、204(M)、204
(C)および204(K)による除電、および4色分の
トナー除去手段205(Y)、205(M)、205
(C)および205(K)によるトナー除去が順次行わ
れる。このプロセスが、イェロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)およびブラック(K)の4色分に
ついて順次行われることにより、転写紙上に所望の画像
が形成される。なお、4色分の光書き込み手段209
(Y)、209(M)、209(C)および209
(K)としては、ポリシリコンTFT駆動蛍光表示管を
用いる。また、蛍光表示管を用いることにより、可視光
における光書き込みが可能となるため、赤外線用感光体
に限らず、アナログ複写機等に普及している安価な感光
体を用いることができるという特徴がある。
【0016】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。図3は、当該第3の実施例の構成を示す概念図で
ある。図3に示されるように、本実施例は、帯電手段3
01と、感光体回転支持体302(a)および302
(b)と、感光体303と、除電手段304と、トナー
除去手段305と、転写体306と、転写ローラー30
7と、イェロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)
およびブラック(K)の4色分の現像器308(Y)、
308(M)、308(C)および308(B)と、同
じく、イェロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)
およびブラック(K)の4色分の光書き込み手段309
(Y)、309(M)、309(C)および309
(K)とを備えて構成されており、第1および第2の実
施例の場合と同様に、非接触現像が可能なカラー画像形
成装置である。
する。図3は、当該第3の実施例の構成を示す概念図で
ある。図3に示されるように、本実施例は、帯電手段3
01と、感光体回転支持体302(a)および302
(b)と、感光体303と、除電手段304と、トナー
除去手段305と、転写体306と、転写ローラー30
7と、イェロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)
およびブラック(K)の4色分の現像器308(Y)、
308(M)、308(C)および308(B)と、同
じく、イェロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)
およびブラック(K)の4色分の光書き込み手段309
(Y)、309(M)、309(C)および309
(K)とを備えて構成されており、第1および第2の実
施例の場合と同様に、非接触現像が可能なカラー画像形
成装置である。
【0017】図3において、帯電手段301により帯電
された感光体303上において、当該感光体303の背
面からは、4色分の光書き込み手段309(Y)、30
9(M)、309(C)および309(K)により、そ
れぞれ光信号が書き込まれて形成される静電潜像が、4
色分の現像器308(Y)、308(M)、308
(C)および308(K)により現像される。図に示さ
れるように、非接触現像を行う場合には、感光体303
の表面と現像器308(Y)、308(M)、308
(C)および308(K)とのギャップが一定となるこ
とが望ましい。従って、レーザによる書き込みを行う場
合には、感光体303の表面と現像器308(Y)、3
08(M)、308(C)および308(K)との間の
ギャップを一定にするために、支持部材が必要となる。
本発明においては、光書き込み手段である蛍光表示管自
体が、感光体の支持ならびに位置決めの機能を兼ねてい
るために、光書き込み部と現像部との距離を最小にする
ことが可能であり、且つ加えて支持部材の削減により装
置の小型軽量化を図ることができる。なお、ポリシリコ
ン薄膜トランジスタ駆動蛍光表示管は、図4に示される
ように、ガラス基板401上に配置される蛍光体407
と、駆動回路404とが同一基板上に存在するために、
厚さを大きくすることなく平面的に大面積の蛍光表示管
を形成することが容易となり、前述のように、感光体3
03の支持部材を兼ねることができる。以上にようなプ
ロセスが、イェロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)およびブラック(K)の4色分について順次行わ
れることにより、感光体303上にはトナー像が形成さ
れる。このトナー像を転写ローラー307により転写体
306に転写することにより、所望の画像が形成され
る。
された感光体303上において、当該感光体303の背
面からは、4色分の光書き込み手段309(Y)、30
9(M)、309(C)および309(K)により、そ
れぞれ光信号が書き込まれて形成される静電潜像が、4
色分の現像器308(Y)、308(M)、308
(C)および308(K)により現像される。図に示さ
れるように、非接触現像を行う場合には、感光体303
の表面と現像器308(Y)、308(M)、308
(C)および308(K)とのギャップが一定となるこ
とが望ましい。従って、レーザによる書き込みを行う場
合には、感光体303の表面と現像器308(Y)、3
08(M)、308(C)および308(K)との間の
ギャップを一定にするために、支持部材が必要となる。
本発明においては、光書き込み手段である蛍光表示管自
体が、感光体の支持ならびに位置決めの機能を兼ねてい
るために、光書き込み部と現像部との距離を最小にする
ことが可能であり、且つ加えて支持部材の削減により装
置の小型軽量化を図ることができる。なお、ポリシリコ
ン薄膜トランジスタ駆動蛍光表示管は、図4に示される
ように、ガラス基板401上に配置される蛍光体407
と、駆動回路404とが同一基板上に存在するために、
厚さを大きくすることなく平面的に大面積の蛍光表示管
を形成することが容易となり、前述のように、感光体3
03の支持部材を兼ねることができる。以上にようなプ
ロセスが、イェロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)およびブラック(K)の4色分について順次行わ
れることにより、感光体303上にはトナー像が形成さ
れる。このトナー像を転写ローラー307により転写体
306に転写することにより、所望の画像が形成され
る。
【0018】以上、本発明の第1、第2および第3の実
施例について説明したが、本発明は、光書き込み手段と
してポリシリコン薄膜トランジスタにより構成される駆
動回路によって駆動される蛍光表示管を用いることによ
り、光走査を行う空間を抑制することができるため、書
き込みに必要とされる空間を著しく縮小することがで
き、装置の小型、軽量化を図ることが容易となる。
施例について説明したが、本発明は、光書き込み手段と
してポリシリコン薄膜トランジスタにより構成される駆
動回路によって駆動される蛍光表示管を用いることによ
り、光走査を行う空間を抑制することができるため、書
き込みに必要とされる空間を著しく縮小することがで
き、装置の小型、軽量化を図ることが容易となる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、光学的
書き込み手段により感光体上に形成される静電潜像をト
ナーにより現像し、当該画像を転写体上に複数色分順次
転写して画像を得るカラー画像形成装置に適用されて、
前記光学的書き込み手段を、現像に必要な色数分に対応
して、それぞれ独立して備え、かつ、光学的書き込み手
段がポリシリコン薄膜トランジスタにより構成される駆
動回路により駆動される蛍光表示管であることにより、
約10%の程度装置容積を削減することができるととも
に、3%程度の軽量化を実現することができるという効
果がある。
書き込み手段により感光体上に形成される静電潜像をト
ナーにより現像し、当該画像を転写体上に複数色分順次
転写して画像を得るカラー画像形成装置に適用されて、
前記光学的書き込み手段を、現像に必要な色数分に対応
して、それぞれ独立して備え、かつ、光学的書き込み手
段がポリシリコン薄膜トランジスタにより構成される駆
動回路により駆動される蛍光表示管であることにより、
約10%の程度装置容積を削減することができるととも
に、3%程度の軽量化を実現することができるという効
果がある。
【0020】また、光学的書き込み手段を50%程度軽
量化することができるという効果があり、更に、感光体
のトナーによる現像面とは逆の面側に複数の光学的書き
込み手段を有することにより、部材削減による製造工程
の簡略化、装置の小型化・軽量化が可能になるという効
果がある。
量化することができるという効果があり、更に、感光体
のトナーによる現像面とは逆の面側に複数の光学的書き
込み手段を有することにより、部材削減による製造工程
の簡略化、装置の小型化・軽量化が可能になるという効
果がある。
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示す概念図であ
る。
る。
【図2】本発明の第2の実施例の構成を示す概念図であ
る。
る。
【図3】本発明の第3の実施例の構成を示す概念図であ
る。
る。
【図4】蛍光表示管の断面を示す概念図である。
【図5】従来例の構成を示す概念図である。
101、201(Y)〜201(K)、301、501
帯電手段 102(a)、102(b)、202(Y)〜202
(K)、302(a)、302(b)、502(a)、
502(b) 感光体回転支持体 103、203、303、503 感光体 104、204(Y)〜204(K)、304、504
除電手段 105、205(Y)〜205(K)3305、505
トナー除去手段 106、206、306、506 転写体 107、207(Y)〜207(K)、307、507
転写ローラー 108(Y)〜108(K)、208(Y)〜208
(K)、308(Y)〜308(K)、508(Y)〜
508(K) 現像器 109(Y)〜109(K)、209(Y)〜209
(K)、309(Y)〜308(K)、509 光書
き込み手段 401 ガラス基板 402(a)、402(b) 封止ガラス 403 ガラス 404 駆動回路 405 配線 406 絶縁体 407 蛍光体 408 グリッド 409 フィラメント 410 集光光学手段 510(Y)〜510(K) ミラー
帯電手段 102(a)、102(b)、202(Y)〜202
(K)、302(a)、302(b)、502(a)、
502(b) 感光体回転支持体 103、203、303、503 感光体 104、204(Y)〜204(K)、304、504
除電手段 105、205(Y)〜205(K)3305、505
トナー除去手段 106、206、306、506 転写体 107、207(Y)〜207(K)、307、507
転写ローラー 108(Y)〜108(K)、208(Y)〜208
(K)、308(Y)〜308(K)、508(Y)〜
508(K) 現像器 109(Y)〜109(K)、209(Y)〜209
(K)、309(Y)〜308(K)、509 光書
き込み手段 401 ガラス基板 402(a)、402(b) 封止ガラス 403 ガラス 404 駆動回路 405 配線 406 絶縁体 407 蛍光体 408 グリッド 409 フィラメント 410 集光光学手段 510(Y)〜510(K) ミラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−143686(JP,A) 特開 平3−171171(JP,A) 特開 平6−262803(JP,A) 特開 平4−281476(JP,A) 特開 昭62−296170(JP,A) 特開 昭61−51354(JP,A) 実開 平3−77941(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/00 H04N 1/46
Claims (1)
- 【請求項1】光学的書き込み手段により、感光体上に形
成される静電潜像をトナーにより現像し、当該画像を転
写体上に複数色分転写して画像を得るカラー画像形成装
置において、前記光学的書き込み手段を、現像に必要な
色数に対応して当該色数分独立して備え、かつ、前記光
学的書き込み手段が、ポリシリコン薄膜トランジスタに
より構成される駆動回路によって駆動される蛍光表示管
であって、前記蛍光表示管が、所定の感光体のトナーに
よる現像面とは逆の面側に配置され、当該蛍光表示管の
発光面を形成する透明な平面の一部が、現像領域下部に
位置して前記感光体を支持するように機能することを特
徴とするカラー画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6294389A JP2842795B2 (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | カラー画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6294389A JP2842795B2 (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | カラー画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08152757A JPH08152757A (ja) | 1996-06-11 |
JP2842795B2 true JP2842795B2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=17807104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6294389A Expired - Lifetime JP2842795B2 (ja) | 1994-11-29 | 1994-11-29 | カラー画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2842795B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5337136A (en) * | 1992-10-23 | 1994-08-09 | Xerox Corporation | Tandem trilevel process color printer |
JP3077941U (ja) * | 2000-11-27 | 2001-06-12 | 株式会社大廣 | 炭化物を利用した液体可燃物のガス化装置 |
-
1994
- 1994-11-29 JP JP6294389A patent/JP2842795B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08152757A (ja) | 1996-06-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19961112 |