JP2837306B2 - ロックストランド用の緊締兼ロック装置 - Google Patents
ロックストランド用の緊締兼ロック装置Info
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Description
締及びロックする装置であって、ロックストランドに固
定可能なベースブラケットと、該ブラケットに回転可能
に支承されていてロックベルト自由端部を受容しかつ巻
き上げるために働く回転駆動可能な緊締軸と、ブラケッ
トと緊締軸との間において有効で緊締軸の逆回転を防止
するための爪車装置とが設けられており、該爪車装置
が、緊締軸と運動結合されていて歯列を備えたロック部
材としての爪車と、ブラケットに支承されている少なく
とも2つのロック体としての爪スライダとから成ってお
り、該爪スライダが、爪車に向かって圧力負荷されてシ
フト可能で、かつシフトされた位置において爪車の歯列
と係合状態にもたらされ得る形式のものに関する。
のような装置は、ロックストランドをそのロックストラ
ンド自由端部から巻き上げるための緊締軸を有してい
る。そして、ロックストランドの巻上げによってロック
ストランドが短縮することに基づいて、ロックストラン
ドにおける緊張状態が得られる。
めに、緊締軸はその緊締方向とは逆向きに爪車装置を用
いてロック可能である。この爪車装置は、巻上げ軸をそ
の終端位置において、ロックストランドの完全に緊締さ
れた又はロックされた状態で、ロックする。
er−v.Voss,Bauelemente der
Feinmechanik,第9版、1964年、第
262頁に基づいて公知である。この公知の爪車装置
は、主として爪車と爪とから構成されている。さらに、
ロック間隔を小さくするために、複数の爪又はラチェッ
トを使用することが公知である(Lueger,Lex
ikon der Technik,第1巻、1960
年、第530頁参照)。
記載されている爪車装置(Richtgesperr
e)は、緊締方向における緊締軸の回転によって、ロッ
クストランドへのロック力の段階的な導入と緊締軸の逆
回転とを同時に可能にしている。このような形式の緊締
兼ロック装置、特に緊締ラチェットでは、爪をラチェッ
トではなく、爪スライダとして構成することが一般的で
ある。つまりラチェットは、回転ジョイントを中心にし
て旋回可能に支承されていて、ばねエレメントによって
圧力負荷されている。大きな力を伝達するために、ラチ
ェット及びばねエレメントは極めて大きく構成されねば
ならない。これに対して爪スライダを用いると、基本的
に、スペースを節減した装置の構造が可能である。しか
も、このような爪スライダを介して大きな力を伝達する
ことができる。
列に係合する。この場合爪車の歯列は次のように、すな
わち、ロックのためには爪スライダが爪車の歯の急勾配
の前面に形状接続的に後ろから係合するのに対して、爪
車の回動時には爪スライダの端面が、丸く成形された歯
の背面に沿って滑動するように、方向付けられている。
イダは、爪車の歯を克服するために、並進的な運動方向
において、係合位置から係合外の位置へと移動する。こ
のために爪スライダは、装置のベースブラケット、有利
にはブラケット側壁に、並進的に移動可能に支承されて
いる。従ってブラケット側壁は、並進運動のために必要
な運動路が存在しているように、構成されねばならな
い。爪スライダは、ロックステップの終了時に、並進運
動による爪車の克服後に、係合外の位置から再び係合位
置に再度半径方向で歯列内に進入する。
プにおいてロックを可能にするために、又は、1つの爪
スライダ又は1つのラチェットだけでは受け止めること
ができないようなロック力を受け止めるために、従来技
術によれば、複数の爪スライダが半径方向で爪車全周に
わたって分配配置されている。爪車に対して爪スライダ
を半径方向に配置することによって、半径方向で爪車全
周に分配されている爪スライダの数に相応して、ベース
ブラケットの構造高さが増大する。つまりブラケット側
壁は、各爪スライダの並進運動のための十分な運動スペ
ースを得るために、極めて大きな構造高さを有していな
くてはならない。
の構造高さを減じるためには、従って、両爪スライダが
少なくとも、鋭角を成す脚の形式で、有利には互いに可
能な限り平行に延びていることが、必要である。このよ
うに互いに平行に位置している爪スライダを備えた装置
は、ドイツ連邦共和国特許第3344487号明細書に
基づいて公知である。この公知の装置における欠点とし
ては、平行な2つの爪スライダを得るために、爪エレメ
ントが2分割されていることである。このように構成さ
れた平行な2つの爪スライダによっては、小さな歯ピッ
チしか段階付けられ得ない。そして歯ピッチが極めて大
きい場合には、スライダは不都合に高く構成されねばな
らない。
常に爪車の同じ歯に後ろから係合するという欠点があ
る。すなわち特に良好なロック作用は、半径方向に配置
された爪スライダによって、次の場合つまり、後ろから
係合される爪車の歯の急勾配の前面が面圧の形成下で完
全にかつ全面的に爪スライダの側壁と接触している場合
に、得られる。爪スライダが爪車に向かって正確に半径
方向に延びていない場合には、急勾配の歯前面が爪スラ
イダの端面に接触しており、これによって爪スライダ
は、急勾配の歯面を点状に負荷することになる。この点
状の負荷によって、急勾配の歯面は徐々に平らになり、
最悪の場合には歯面が破損してしまう。
荷における上述のような危険を回避したい場合、平行に
延びる2つの爪スライダによっては、急勾配の歯前面と
丸く成形された歯背面との間において小さな歯切込み角
度しか実現することができない(前記Richter−
v.Voss参照)。
受け止めるために設けることが望まれている場合には、
これらの爪スライダを、爪車全周にわたって分配された
複数の箇所にわたって爪車の歯列に係合させることが特
に有利である。このように構成されていると、ロック力
は良好な形式で、個々の爪スライダに分配される。しか
しながら、共通の案内において支承された爪スライダに
よっては、歯列の1箇所における爪スライダの係合しか
可能でない。
は、冒頭に述べた形式の装置において上述の欠点を排除
すると共に、装置の構造高さを減じることである。
に本発明の構成では、ブラケットの構造高さを減じるた
めに爪スライダが湾曲されて構成されており、かつ湾曲
した爪スライダが、その曲率に合わせられて湾曲した爪
案内スロットにおいて、その曲率方向でシフト可能にか
つ旋回可能に支承されている。
格の爪車を使用することができ、ロック体として少なく
とも2つの爪スライダが用いられる。この場合両爪スラ
イダのうちの第1の爪スライダは、従来技術におけるよ
うに、爪車に対して半径方向にかつ爪車に対して並進運
動可能に配置されている。そして第2の爪スライダは、
本発明のように湾曲されて構成されている。この湾曲さ
れた爪スライダは、その凹面を、湾曲されていない爪ス
ライダに向けている。湾曲した爪スライダがその係合位
置から係合外の位置に移動する場合、この動作は、回転
的な運動成分と並進的な運動成分とから成る運動によっ
て行われる。
は、爪車の歯列におけるその係合位置から、係合外の位
置へと外方旋回する。回転運動成分に基づいて、湾曲し
た爪スライダの爪車側の端面、つまりばねエレメントと
の爪スライダの支持面をも同時に形成する端面は、湾曲
していない第2の爪スライダに向かって旋回する。言い
換えれば、半径方向で全周にわたって分配配置された爪
スライダが並進的に種々異なった方向に運動するのに対
して、本発明による湾曲した爪スライダは、湾曲してい
ない第2の爪スライダに向かって旋回するということで
ある。また、先行技術による平行でない2つの爪スライ
ダが常に、程度の差こそあれ、装置の長手方向に対して
対角線方向に並進的に運動するのに対して、本発明によ
る湾曲した爪スライダは、ほぼ装置の長手方向における
旋回運動を実施する。これによって、装置の構造高さを
有利に減じることができる。
は、一方では、装置が荷物の搬送及びストック時に小さ
な搬送スペース又は貯蔵スペースしか必要としない利点
がある。また他方では本発明による装置は、ロックスト
ランドから極めて僅かしか突出していないので、装置に
衝突する危険及び装置において怪我をするおそれが、少
なくなる。さらに、扁平に構成された装置は、繊維製の
ロックストランドにおいて用いるのに適している。
て触れると、ロックストランドは例えば、繊維製のリフ
ティング手段、繊維製のロックベルト、チェーン、スチ
ールケーブル、ワイヤ等として構成されている。そして
本発明による装置は、いかなる種類の緊締兼ロック手段
のためにも適している。
び爪スライダ案内の構成は、装置の自重を減じるのに有
利である。さらに、爪スライダと爪案内スロットとは、
スロット内における爪スライダの引っ掛かりを有効に回
避することができるプリズム案内を形成する。これによ
って爪スライダは、スロット内において持続的にかつ確
実に案内されることになる。さらにまた、形状接続的に
協働する構成グループが僅かしか必要でないということ
は、製作技術的に有利なことである。しかも構造が単純
であるということは、装置の組立て時における作業を容
易かつ安価なものにすることができる。
ダをリングセグメント状に湾曲させることは、本発明の
特に有利な構成の1つである。このように構成された爪
スライダは、円形軌道に沿って、係合位置から係合外の
位置に運動する。この場合湾曲の程度は、一方では引っ
掛かりのおそれを回避するために極端に鋭角的ではな
く、かつ他方では、十分に大きな回転運動成分によって
装置の特に有利な低い構造高さを保証できるほどに、鋭
角的である。さらに、爪スライダのリングセグメント形
の湾曲によって、可能な力伝達が改善される。爪案内ス
ロットの、爪スライダに合わせられたリングセグメント
形状の構成に基づいて、プリズム案内の形式による爪ス
ライダとスロットとの有利な協働が促進される。
スライダの有利な配置形式に関するものである。この配
置形式は、ロック間隔を小さくするために複数の爪スラ
イダを備えた装置の構成に関するものである。特に、こ
の配置形式によって、歯列の歯ピッチとは無関係なロッ
ク間隔寸法が実現可能である。
な構成が記載されている。この構成では爪車装置は、戻
り回転ロック装置の機能だけではなく、緊締軸のための
駆動部分の機能をも有している。旋回アームに設けられ
ている駆動スライダ及び爪車は、旋回アームと緊締軸と
の間において有効な駆動伝動装置を形成している。この
伝動装置の構成は、構造上単純である。さらに爪車は、
緊締軸のための駆動歯車として2つの機能を果たしてい
る。
されている爪車装置の有利な構成が記載されている。
するばねエレメントの有利な構成が記載されている。ば
ねエレメントにおける爪スライダの受けによって、装置
の作業のし易さと作業の確実性とが高められる。また、
2つの爪スライダのために1つの共通のばねエレメント
を使用することによって、部材を節約することができ
る。さらに、少ない部材を首尾一貫して使用することに
よって、装置全体の構造を簡単化することができる。ひ
いてはこれによって、装置の製造が容易になり、製造コ
ストも低下する。横方向に位置するように配置されてい
る脚付ばねの使用によって、ばねエレメントのために必
要なスペースをさらに減じることができる。これによっ
てさらに、装置全体の構造高さをも減じることができ
る。
れていると、脚付ばねを、ベース体から突出していて両
爪スライダの間の空間に突入している保持ヨークに取り
付けることができ、爪スライダの間における利用可能な
取付けスペースに応じて、可変に固定することができ
る。このようにして、所要スペースをさらに節減するこ
とができる。このような脚付ばねの使用は、爪スライダ
の脚付ばねにおける支持面が係合外の位置への移動時に
互いに接近運動することによって、さらに良好なものに
なる。また、このような脚付ばねが、凹面で互いに向か
い合っている湾曲した2つの爪スライダと協働するよう
になっていると(請求項15)、特に有利である。爪ス
ライダ相互の接近運動は、この場合特に強力である。そ
してこの場合には、ただ1つの湾曲した爪スライダが用
いられている場合に比べて、スペース節約の効果は倍加
されている。請求項16記載のように、爪スライダの凹
面の間に脚付ばねを取り付けることによって、さらに付
加的に、ばねエレメントのために必要な取付けスペース
を減じることができ、かつこれによって、装置の構造高
さにも有利な影響を与えることができる。
も同様に湾曲した形状を与えることによって、装置の構
造高さはさらに減じられる。しかもこの場合、駆動スラ
イダと爪スライダのうちの1つ爪スライダとのために、
まったく同じ構成部材を使用することが可能になる。こ
のような形状の駆動スライダを使用することによって、
製作技術的な簡単化が得られるのみならず、湾曲した歯
背面に沿った駆動スライダの滑動が容易になる。そして
緊締方向とは逆向きの回転時には、歯背面と接触する緊
締スライダの面範囲が、同一形状で背面に接触すること
になる。このことは同様に、湾曲した爪スライダに対し
ても言える。駆動スライダがベースブラケットにおける
係止溝又は休止溝に位置する場合には、これらの溝は、
これらの溝内に駆動スライダが形状接続的に位置するよ
うに、成形されていると有利である。
て、ロックブラケット1と、緊締レバーとして働く旋回
アーム2と、爪車3,3′を貫通する緊締軸4と、爪車
装置とから成っている。爪車装置は、ロック部材として
働く2つの爪車3,3′と、ロック体として働く2つの
爪スライダ5,5′とから成っており、緊締軸4の逆回
転を阻止するために働く。
のブラケット側壁7,7′を有している。ブラケット1
はその中央に、横方向8においてU字形の横断面を有し
ている。
側壁7,7′を形成し、U字形の脚を結合しているU字
形の横方向ヨークは、ブラケット底部9を形成してい
る。ブラケット底部9を長手方向6において越えて延び
ているブラケット側壁7,7′は、その自由端部におい
てそれぞれフォーク状に構成されている。緊締軸4によ
って貫通されている作用自由端部とは反対側の、ブラケ
ット1の固定自由端部は、横方向8において横方向ピン
10によって貫通されている。この固定自由端部は、図
示されていないロックストランドの固定端部を解離可能
に固定するために働く。
を貫通している2つの半割ピン11,11′から成って
いる。両半割ピンはそれぞれ、長手方向6に延びる半円
形の横断面を有している。半割ピン11,11′の互い
に向かい合っている平面側12,12′は、長手方向6
に延びる僅かな間隔をおいて配置されている。この間隔
は、ロックストランドのための、横方向8に延びる導入
スロット13を形成するために働く。半割ピンの、互い
に離れている円形側14,14′は、緊締すべきロック
ストランドの巻上げ面を形成している。
3′と、旋回アーム2の、ブラケット1側の自由端部と
を貫通している。爪車3,3′はそのコアに切欠き1
5,15′を有しており、両切欠きの間隔、配置形式及
び寸法は、半割ピン11,11′の、長手方向6に延び
る横断面の間隔、配置形式及び寸法にほぼ相当してお
り、この結果半割ピン11,11′は爪車3,3′を弛
緩嵌めの形式で貫通している。爪車3,3′の側壁は両
側において、ブラケット側壁7,7′の外壁と旋回アー
ム側壁7,7′の内側とによって挟まれている。ブラケ
ット1、旋回アーム2及び爪車3,3′の、緊締軸4に
よって貫通される自由端部の横方向における滑りを回避
するために、両半割ピン14,14′はその端部におい
て横方向8にそれぞれ固定ピン17によって貫通されて
いる。
とは反対の側において、横方向でハンドル18によって
結合されている。ハンドル18の下には、グリップ方向
19に、駆動スライダ20に一体成形されたロック解除
ヨーク21が設けられている。このロック解除ヨーク2
1の操作によって、駆動スライダ20はグリップ方向1
9に運動可能である。両旋回アーム側壁16,16′の
間には、横方向に、横方向結合ヨーク22が設けられて
おり、この横方向結合ヨークは、グリップヨーク21を
案内するための横方向8に延びる案内スロットを有して
いる。駆動スライダ20の、緊締軸4とは反対側の端面
には、横方向結合ヨーク22をグリップ方向19におい
て貫通するセンタリング心棒23が、一体成形されてい
る。センタリング心棒23はグリップ方向19におい
て、巻条形状のばねエレメント、つまりコイルばね24
によって取り囲まれている。グリップ方向19における
センタリング心棒23の取り囲まれている範囲は、この
場合、受けとして働く横方向結合ヨーク22と、緊締軸
4とは反対側の駆動スライダ20の端面とによって制限
されている。コイルばね24の押圧力は、駆動スライダ
20を爪車3,3′の歯列の歯25に向かって運動させ
る。歯列から駆動スライダ20を解除するために、グリ
ップヨーク21はグリップ方向19において移動可能で
ある。この運動中に駆動スライダ20の側壁は、旋回ア
ーム側壁16,16′に位置していて平らに構成されて
いる緊締案内スロット26,26′内を案内される。
に、案内部分27が一体成形されており、この案内部分
は、ほぼグリップ方向19においてブラケット底部9か
ら隆起している。案内部分27には案内心棒29,2
9′を案内するための支承開口28,28′が設けられ
ており、案内心棒29,29′は、爪スライダ5,5′
の、緊締軸とは反対側の端面に一体成形されている。案
内心棒29,29′は、その長手方向における部分範囲
にわたって、コイルばねエレメント30,30′によっ
て取り囲まれている。この部分範囲は、案内部分27
の、緊締軸4に向いた側の側面と、爪スライダ5,5′
の、案内心棒29,29′に接続している端面との間に
位置している。爪スライダ5,5′の、コイルばねエレ
メント30,30′に接触している端面は、支持面3
1,31′を形成している。
の回転軸線によって形成されている互いに鋭角を成す脚
の形式で位置しており、この場合爪スライダ5′は湾曲
されて構成されている。つまりスライダ側面の延長され
た平面は、緊締軸4の回転軸線において交差している。
コイルばねエレメント30,30′の押圧力は、爪スラ
イダ5,5′を爪車3,3′の歯列の歯25に向かって
運動させる。爪スライダ5,5′は爪案内スロット3
2,32′,33,33′において平面案内の形式で案
内されている。爪案内スロット32,32′,33,3
3′自体は、ブラケット側壁7,7′に成形されてい
る。この場合両爪スライダ5,5′の間隔は、歯ピッチ
tの1.5倍である(図3参照)。
延びる横断面形状においてリングセグメント形状に構成
されており、この場合爪スライダ5′の凹面は、平らな
爪スライダ5に向けられている。湾曲した爪スライダ
5′のこのリングセグメント状の形状には、ブラケット
側壁7,7′に設けられている爪案内スロット33,3
3′の形状が合わせられている。湾曲した爪スライダ
5′は爪案内スロット33,33′と共に面案内を形成
している。
で示されている。この場合装置は休止位置を占めてい
る。ブラケット1と旋回アーム2とは、互いに0゜の角
度を成して位置している。休止位置において駆動スライ
ダ20の、緊締軸4に向いた側の端面と該端面に続く側
面とは、休止溝34において同一平面で接触している。
休止溝34を片側において制限している案内突起35の
側面と、休止溝34を反対側において制限しているブラ
ケット側壁7,7′の狭幅側とは、互いに向かい合って
いて、駆動スライダ20の側面を挟んでいる。
るために、駆動スライダは緊締範囲s内における位置に
もたらされねばならない。グリッパ方向19におけるグ
リップヨーク21の操作によって、駆動スライダ20は
休止溝から外に運動可能である。緊締方向rにおいて緊
締範囲sに旋回アーム2を移動させるために、駆動スラ
イダ20は案内突起35を越えて運動させられねばなら
ない。グリップヨーク21の解除時に、駆動スライダ2
0は緊締範囲sに位置しており、この場合緊締範囲はほ
ぼ30゜〜130゜の開放角度を有している。緊締範囲
sにおいてブラケット側壁7,7′はその長手方向6に
おいて、円形セグメント状の横断面を有しており、この
横断面の円直径は、爪車3,3′における歯列の歯元円
直径に相当している。緊締方向rにおける旋回アーム2
の運転時には、駆動スライダ20は従って常に爪車3,
3′側の端面で、歯25の丸く面取りされた背面36に
接触しており、緊締方向rに向いた側面で、緊締方向r
において隣接した歯25の急勾配の前面37に後ろから
形状接続的に係合している。
5,5′は、歯ピッチtの1.5倍の値に相当する間隔
によって、爪車3,3′の歯列に交互に係合する。爪ス
ライダ5,5′の係止範囲の形状は、爪車3,3′の歯
列の表面形状に合わせられている。係止範囲は、爪車
3,3′側のスライダ端面と、該スライダ端面に続くス
ライダ側面とから成っている。コイルばねエレメント3
0,30′の押圧力によって運動させられる爪スライダ
5,5′は、歯列に形状接続的に係合する。歯列への係
合時に、隣接した2つの歯25の丸く面取りされた背面
36と急勾配の前面37とは、各爪スライダ5,5′の
係止範囲の作用面に接している。
ント状に構成された横断面形状が使用される。それとい
うのはこのような横断面形状は、装置全体の構造高さを
低くすることができるからである。これに加えて、湾曲
した爪スライダ5′の作用面による歯列への後ろからの
係合時における緊締方向rにおける力の伝達が、改善さ
れる。爪案内スロット32,32′,33,33′は、
プリズム案内としてブラケット側壁7,7′に構成され
て成形されていて、その平面形状においては、爪スライ
ダ5,5′の側面のみならず、爪スライダ5,5′の運
動方向にも合わせられている。つまり湾曲した爪スライ
ダ5′の回転運動成分は、爪スライダ5′のリングセグ
メント状の形状と、それに続く爪案内スロット33,3
3′の形状とによって生ぜしめられる。
転時には、爪スライダ5,5′のうちの1つがその作用
面で、爪車3,3′の歯列に後ろから係合し、この結果
ロックストランドは緊締状態に保たれる。
はその一方の側面で、緊締ストッパ38に接触してい
る。装置を解除位置にもたらすためには、駆動スライダ
20が滑り範囲gを克服して、係止溝39に係合しなく
てはならない。滑り範囲gは、ほぼ130゜〜ほぼ17
5゜の開放角度範囲を有している。この範囲においてブ
ラケット側壁7,7′はその長手方向6において、円形
形状の横断面を有しており、この横断面の直径は、爪車
3,3′の歯列の歯先円直径に対して高められて構成さ
れている(図3参照)。グリップ方向19におけるロッ
ク解除ヨーク21の操作時及びこの操作に続く回転方向
rにおける旋回アーム2の回転時に、駆動スライダ20
の、緊締軸4側の端面は、ブラケット側壁7,7′の、
緊締軸側の端面に接触している。これによって駆動スラ
イダ20は、爪車3,3′の歯列との係合位置外に移動
させられ、さらに回転方向でその解除位置へと滑動す
る。
アーム2とブラケット1とは、ほぼ180゜の角度を成
している。駆動スライダ20はこの場合、緊締軸4側の
端面と該端面に続く側面とで、係止溝39に形状接続的
に係合している。この解除位置は、グリップ方向19に
おけるロック解除ヨーク21の新たな操作によってしか
変化させることができないので、この結果緊締兼ロック
装置による怪我及び安全性に関する危険は、著しく減じ
られている。装置のこの解除位置において、緊締軸4に
よって貫通されている旋回アーム2の自由端部に一体成
形されている制御カム40は、爪スライダ5,5′を爪
車3,3′の歯列との係合外の位置にもたらし、この結
果、爪車装置が解除位置を占め、かつロックストランド
の自由端部は繰り出されて緊締軸4から引き出され得る
ようになる。
た、本発明による緊締兼ロック装置の別の実施例が示さ
れている。この実施例では両爪スライダ5,5′は、長
手方向6においてリングセグメント状の湾曲した横断面
を有している。これに対応して両対の爪案内スロット3
2,32′,33,33′の形状は、湾曲した爪スライ
ダ5,5′の側面及び湾曲した爪スライダ5,5′の運
動方向に合わせられている。湾曲した両爪スライダ5,
5′を使用することによって、装置の構造高さをさらに
減じることができる。これに加えて、回転方向における
有効な力伝達の利点は、爪スライダ5,5′の容易な回
転運動によって、さらに高められる。
通のばねエレメントによって支持されていることによ
り、スペースの節減のみならず、構成部材をも節約する
ことができる。この際に使用されるばねエレメントは脚
付ばね41である。脚付ばねは、互いに向かい合って配
置されている2つのばね脚42,42′を有している。
脚42,42′は、爪スライダ5,5′をその支持面3
1,31′において、爪車3,3′に向かって脚付ばね
41のばね圧で負荷する。
8に対して垂直に突出している保持ヨークは、脚付ばね
41を横方向8において固定している。この場合L字形
に曲げられた保持ヨークはその自由端部で、爪スライダ
5,5′の互いに向かい合っている凹面の間における中
間室内に突入している。この場合脚付ばね41は、爪車
スライダ5,5′の間におけるスペースの要求に応じ
て、保持ヨーク43の自由端部に可変に固定可能であ
る。湾曲形状に基づく爪スライダ5,5′の支持面3
1,31′相互の接近運動は、ただ1つのばねエレメン
トの使用を容易にする。湾曲形状に基づく爪スライダ
5,5′の係止範囲相互の接近運動は、小さな歯ピッチ
角度の使用を可能にする。さらに、爪スライダ5,5′
の湾曲形状は、スペースを節減する回転運動を生ぜしめ
る。
施例が示されている。この装置は付加的に、同様に湾曲
された駆動スライダ20を有している。この湾曲した駆
動スライダ20によって、装置全体の構造高さはさらに
減じられる。同じスライダを爪スライダ5,5′として
も駆動スライダ20としても使用できるという事実は、
構成部材を節約できるので、製作技術的に有利である。
の構造高さに対する本発明による湾曲した爪スライダ
5′の作用をもう一度説明する。図5に示された寸法軸
線45における単位は、急勾配の前面37において測定
された歯丈Zに相当している。歯丈Zは、歯先円直径d
kと歯元円直径dfとの間の差によって規定されてい
る。爪車の歯25との形状接続を解除するためには、真
っすぐな爪スライダ5も湾曲した爪スライダ5′も、少
なくともこの歯丈Zの値だけは、その係合位置から係合
外の位置に移動しなくてはならない。爪スライダ5,
5′のこの最小限必要な移動距離が、図5においてΔz
で示されている。
動させられると、この際の運動は、並進的な方向Btに
おける運動成分しか有していない。これに対して湾曲し
た爪スライダ5′の運動は、並進方向における運動成分
Btと回転方向における運動成分Brとを有している。
爪車3,3′に対して爪スライダ5,5′が半径方向に
配置されていることに基づいて、複数の爪スライダを備
えた装置では、少なくとも1つの爪スライダが、図5に
示されているように、装置の長手方向6に対して対角線
方向に延びなくてはならない。従って所属の爪案内スロ
ット32,32′,33,33′は次のような最小長さ
を有する必要がある:すなわち、爪スライダ5,5′の
長さ+Δz。
における運動成分Btも長手方向6には延びていないの
で、爪案内スロット32,32′,33,33′を受容
するためにブラケット側壁7,7′は、長手方向6から
偏位した最小構造高さhminを有しなくてはならな
い。
ライダ5は、係合位置から係合外の位置への移動時に、
ある程度常により多く長手方向6から離れて行き、つま
り最小構造高さhminは常にΔzで上昇する。これに
対して回転運動成分Brは、上昇する最小構造高さh
minのこの傾向を和らげる働きがある。並進運動成分
Btと回転運動成分Brとが存在することに基づいて、
湾曲した爪スライダ5′の運動方向はほぼ長手方向6に
合わせられる。つまり湾曲した爪スライダ5′における
最小構造高さhminは、湾曲していない爪スライダ5
におけるよりも明らかに小さいということが言える。す
なわち湾曲した爪スライダ5′における運動方向は、回
転運動成分Brによって長手方向6に方向転換されてい
る。
爪スライダ5′を備えた装置では、グリップ方向19に
延びている臨界的な構造高さから、長手方向6に延びて
いる問題にならない構造長さへとずらされている。そし
て最小構造高さhminの値が小さくなればなるほど、
グリップ方向19における装置全体の構造高さの値は減
じられることになる。つまりグリップ方向19における
構造高さの減少可能性は、次のこと、すなわち爪スライ
ダ5がもはや並進運動方向Btにおいてのみ移動するの
ではなく、湾曲されていて、長手方向6に合わされた運
動方向で外方旋回及び内方旋回できることによって、達
成される。この場合、結果として生じる運動方向は、並
進運動成分Btと回転運動成分Brとによって形成され
ている。
視図である。
面図である。
ントとを備えた装置を示す図である。
た、図3に示された装置の変化実施例を示す図である。
スライダの運動とを比較して示す図である。
車、 4 緊締軸、 5,5′ 爪スライダ、 6 長
手方向、 7,7′ ブラケット側壁、 8 横方向、
9 ブラケット底部、 10 横方向ピン、 11,
11′ 半割ピン、 12,12′ 平面側、 13
導入スロット、 14,14′ 円形側、15,15′
切欠き、 16,16′ 旋回アーム側壁、 17
固定ピン、 18 ハンドル、 19 グリップ方向、
20 駆動スライダ、 21グリップヨーク、 22
横方向結合ヨーク、 23 センタリング心棒、 2
4 コイルばね、 25 歯、 26,26′ 緊締案
内スロット、 27 案内部分、 28,28′ 支承
開口、 29,29′ 案内心棒、 30,30′ コ
イルばねエレメント、 31,31′ 支持面、 3
2,32′,33,33′ 爪案内スロット、 34
休止溝、 35 案内突起、 36 背面、37 前
面、 38 緊締ストッパ、 39 係止溝、 40
制御カム、41 脚付ばね、 42,42′ 脚、 4
3 保持ヨーク、 45 寸法軸線、 r 緊締方向、
s 緊締範囲、 g 滑り範囲、 t 歯ピッチ、
df歯元円直径、 dk 歯先円直径、 Z 歯丈、
Br 回転方向における運動成分、 Bt 並進方向に
おける運動成分、 hmin 最小構造高さ、 Δz
移動距離
Claims (17)
- 【請求項1】 ロックストランドを緊締及びロックする
装置であって、ロックストランドに固定可能なベースブ
ラケット(1)と、該ブラケット(1)に回転可能に支
承されていてロックベルト自由端部を受容しかつ巻き上
げるために働く回転駆動可能な緊締軸(4)と、ブラケ
ット(1)と緊締軸(4)との間において有効で緊締軸
(4)の逆回転を防止するための爪車装置とが設けられ
ており、該爪車装置が、緊締軸(4)と運動結合されて
いて歯列を備えたロック部材としての爪車(3,3′)
と、ブラケット(1)に支承されている少なくとも2つ
のロック体としての爪スライダ(5,5′)とから成っ
ており、該爪スライダが、爪車(3,3′)に向かって
圧力負荷されてシフト可能で、かつシフトされた位置に
おいて爪車(3,3′)の歯列と係合状態にもたらされ
得る形式のものにおいて、ブラケット(1)の構造高さ
を減じるために爪スライダ(5′)が湾曲されて構成さ
れており、かつ湾曲した爪スライダ(5′)が、その曲
率に合わせられて湾曲した爪案内スロット(33 3
3′)において、その曲率方向でシフト可能にかつ旋回
可能に支承されていることを特徴とする、ロックストラ
ンド用の緊締兼ロック装置。 - 【請求項2】 ブラケット(1)が、横方向に延びてい
るほぼU字形の横断面を有しており、該横断面のU字形
の脚が、長手方向(6)に延びている互いに平行な2つ
のブラケット側壁(7,7′)を形成しており、ブラケ
ット側壁(7,7′)が、横方向(8)において爪案内
スロット(32,32′/33,33′)によって貫通
されている、請求項1記載の緊締兼ロック装置。 - 【請求項3】 爪スライダ(5,5′)が、横方向
(8)においてシフトを防止されてかつほぼ長手方向シ
フト可能に爪案内スロット(32,32′/33,3
3′)に支承されており、該爪案内スロット(32,3
2′/33,33′)が、爪スライダ(5,5′)のた
めのほぼ長手方向(6)に延びているプリズム案内を形
成している、請求項1又は2記載の緊締兼ロック装置。 - 【請求項4】 リングセグメント状に湾曲した爪スライ
ダ(5′)が、該爪 スライダの湾曲に相応してリングセ
グメント状に湾曲した爪案内スロット(33,33′)
において支承されている、請求項1から3までのいずれ
か1項記載の緊締兼ロック装置。 - 【請求項5】 2つの爪スライダ(5,5′)が互いに
ずらされて配置されていて、第1の爪スライダ(5,
5′)が、爪車(3,3′)の歯(25)と係合してい
るのに対して、第2の爪スライダ(5,5′)が爪車
(3,3′)の歯(25)との係合外に位置している、
請求項1から4までのいずれか1項記載の緊締兼ロック
装置。 - 【請求項6】 第1の爪スライダ(5,5′)の係合位
置と第2の爪スライダ(5,5′)の係合位置との間の
間隔が、爪車(25)によって形成されている歯列の歯
ピッチ(t)の1.5倍の値に相当している、請求項5
記載の緊締兼ロック装置。 - 【請求項7】 緊締軸(4)を回転駆動するために働く
旋回アーム(2)が、ブラケット(1)に旋回可能に支
承されており、この場合緊締軸(4)が、旋回アーム
(2)のための旋回軸受のジャーナルを形成している、
請求項1から6までのいずれか1項記載の緊締兼ロック
装置。 - 【請求項8】 緊締軸(4)の回転駆動を目的として力
を導入するために働きかつ爪車と係合可能な駆動スライ
ダ(20)が、旋回アームにシフト可能に支承されてい
る、請求項1から7までのいずれか1項記載の緊締兼ロ
ック装置。 - 【請求項9】 爪車装置が一方向クラッチであり、駆動
スライダ(20)と爪スライダ(5,5′)とが、ラチ
ェットの形式で、爪車(3,3′)の歯列と形状接続的
に係止可能である、請求項1から8までのいずれか1項
記載の緊締兼ロック装置。 - 【請求項10】 爪スライダ(5,5′)が、爪車
(3,3′)に向かってばねエレメント(30,3
0′)によって圧力負荷されて、爪案内スロット(3
2,32′/33,33′)内に位置している、請求項
1から9までのいずれか1項記載の緊締兼ロック装置。 - 【請求項11】 両爪スライダ(5,5′)が、支持面
(31,31′)を形成していて爪車とは反対側に位置
する端部で、1つの共通のばねエレメント(41)に接
触している、請求項1から10までのいずれか1項記載
の緊締兼ロック装置。 - 【請求項12】 ばねエレメント(41)が、横方向
(8)に位置している脚付ばねであり、該脚付ばねの対
向して位置している2つの脚(42,42′)にそれぞ
れ、各爪スライダ(5,5′)の支持面(31,3
1′)が接触している、請求項11記載の緊締兼ロック
装置。 - 【請求項13】 ばねエレメント(41)が、旋回アー
ム(2)に向かって突出している保持ヨーク(43)に
おいて、ブラケット(1)に固定可能である、請求項1
から12までのいずれか1項記載の緊締兼ロック装置。 - 【請求項14】 湾曲した2つの爪スライダ(5,
5′)が設けられていて、この場合両爪スライダは凹面
が互いに向かい合うように位置しており、両爪スライダ
がその互いに向かい合っている凹面において、該爪スラ
イダの湾曲に相応して湾曲した爪案内スロット(32,
32′/33,33′)に支承されていて、両爪スライ
ダの凸面が、互いに反対方向に向けられている、請求項
1から13までのいずれか1項記載の緊締兼ロック装
置。 - 【請求項15】 爪スライダ(5,5′)がリングセグ
メント状の形状を有していて、爪スライダの、爪車
(3,3′)に係合する範囲と支持面(31,31′)
とが、リングセグメント形の爪案内スロット(32,3
2′/33,33′)における爪スライダ(5,5′)
のラチェット状のシフト時に、互いに接近運動可能であ
る、請求項14記載の緊締兼ロック装置。 - 【請求項16】 脚付ばね(41)の横方向に位置して
いるばね螺条が、爪スライダ(5,5′)の互いに向か
い合う凹面の間に埋め込まれて固定可能である、請求項
14又は15記載の緊締兼ロック装置。 - 【請求項17】 駆動スライダ(20)がリングセグメ
ント形に湾曲されていて、この場合駆動スライダは凹面
がブラケット(1)の方を向くように配置されており、
駆動スライダがその凹面で、旋回アーム(2)に支承さ
れている、請求項1から16までのいずれか1項記載の
緊締兼ロック装置。
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