JP2809934B2 - マグネットロールの処理方法 - Google Patents
マグネットロールの処理方法Info
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- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/08—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G15/09—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush
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- G03G15/0928—Details concerning the magnetic brush roller structure, e.g. magnet configuration relating to the shell, e.g. structure, composition
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Description
像剤の搬送用として使用されるマグネットロールの処理
方法に関するものである。
ロール用若しくはクリーニングロール用として使用する
マグネットロールは、図1に示すような構造のものが多
い。図1において、1は永久磁石部材であり、例えばハ
ードフェライトのような焼結粉末磁石材料により円柱状
に一体成形し、若しくは強磁性材料とバインダーとの混
合物により円柱状に一体成形し、中心部に軸2を同軸的
に固着する。
る複数個の磁極(図示せず)を設ける。次に軸2の両端
部にはフランジ3、4を軸受5、5を介して回転自在に
装着し、フランジ3、4には中空円筒状に形成したスリ
ーブ6を嵌着する。なおフランジ3、4およびスリーブ
6は、例えばアルミニウム合金若しくはステンレス鋼等
の非磁性材料によって形成する。7はシール部材であ
り、フランジ3と軸2との間に嵌着する。なお永久磁石
部材1の直径は15〜60mm、長さは200〜350
mmとする場合が多い。
ーブ6との間の相対回転 (例えば永久磁石部材1を固定
し、フランジ4を回転させる)によって、スリーブ6の
外周面に磁性現像剤を吸着して磁気ブラシを形成し、所
定の現像作業等を行ない得るのである。
剤を現像剤槽から現像領域まで搬送する搬送性を向上さ
せるために、スリーブ6の表面を粗面化することが有効
であることが知られている。このようにスリーブ6の表
面を粗面化する方法としては、例えば特開昭57−66
155号公報に開示されているように、スリーブ6の表
面を不定形サンドブラスト処理する方法がある。この方
法によれば、粗面化されたスリーブ6の表面によって現
像剤を撹拌することができ、適度な帯電状態を保持し得
ると共に、現像剤のスリーブ6上への吸着層厚も安定す
るという優れた長所がある。
面状態を良好に形成するために、ブラスト用粒子として
定形若しくは球形のガラスビーズを使用するもの(例え
ば特開昭57−116372号、特開平1−21748
4号、同2−144583号公報参照)、不定形ブラス
ト粒子および定形ブラスト粒子を併用するもの(例えば
特公平2−45189号、特開平3−36565号公報
参照)および球状粒子と不定形粒子との混合粒子を使用
するもの(例えば特開平2−204764号公報参照)
等の提案がされている。
2 O3 ,Si O2 等の不定形粒子を使用したものでは、
粗面化されたスリーブ6上に吸着保持される現像剤層の
厚さが不均一となるのみならず、粗面の凹凸形状が尖鋭
化されているため摩耗し易く、スリーブ6の寿命が短い
という欠点があったのを改良するために創作されたもの
であるが、下記のような問題点がある。
使用するものでは、ブラスト粒子が脆いものであるた
め、スリーブ6の表面に衝突した際の衝撃によって割れ
易く、所定の粒度を保持する期間が短くなり、寿命が短
いという問題点がある。従って使用後の分級、新粒子の
補給を頻繁に行なわなければならないという欠点があ
る。
ものでは、前記FGBより耐久性があるため、寿命を比
較的長くする長所があるが、これらを構成する材料の密
度が大であるため、スリーブ6への吹付強度をコントロ
ールしにくく、ブラスト条件が狭いという問題点があ
る。
粒子等を使用するものでは、これらを構成する材料が磁
性材料であるため、永久磁石部材1をスリーブ6内に組
込んだ状態でブラスト処理する場合(通常の方法)に
は、ブラスト粒子がスリーブ6の表面に吸着してしま
い、スリーブ6の表面に形成される粗面が不均一になり
易いという問題点がある。
解決し、均一な粗面を形成しかつ搬送性の良好なスリー
ブを備えたマグネットロールを得るための好適な処理方
法を提供することを目的とするものである。
に、本発明においては、外周面に軸方向に延びる複数個
の磁極を設けてなる永久磁石部材と、アルミニウム合金
またはステンレス鋼からなる非磁性材料により中空円筒
状に形成したスリーブとを、これらの両端部に設けたフ
ランジを介して相対回転自在に構成してなるマグネット
ロールを準備し、前記スリーブの表面を非磁性材料から
なり密度3〜4g/cm3 、モース硬度11〜14である
球状粒子によるブラスト処理により表面粗さ(RZ )を
0. 5〜8μmに形成する、という技術的手段を採用し
た。
は、アルミナ、炭化ケイ素、炭化ホウ素、その他の高硬
度炭化物、窒化物、炭窒化物を使用できる。
5μm未満であると、現像剤の搬送性が低下すると共に
寿命が短くなるため好ましくない。一方スリーブの表面
粗さが8μmを超えると、トナーがスリーブ表面の凹部
に入り込み、スリーブ上に融着し易くなるため不都合て
ある。
面を形成することができ、現像剤の搬送性を向上させ得
ると共に、粗面の耐久性を向上させることができる。
ールのブラスト処理装置の例を示す説明図である。図2
において10はマグネットロールであり、例えば前記図
1に示すような構成のものである。11はマスキング部
材であり、マグネットロール10を構成するスリーブ6
以外の構成部材の粗面化を防止するために、スリーブ6
の端部に同軸的に嵌着され、ブラスト処理装置の支持部
材(図示せず)によって回転可能に支持される。12は
ノズルであり、スリーブ6と所定の間隔を介して設けら
れ、圧縮空気と共にブラスト粒子を投射可能に形成され
ると共に、スリーブ6の軸方向に移動可能に形成され
る。
1に示す構成のマグネットロールのスリーブ6の表面を
ブラスト処理した。この場合の永久磁石部材1は8極着
磁とし、スリーブ6の表面磁束密度は750Gとした。
またスリーブ6はSUS304により外径18mmとし
た。次にブラスト条件は、図2におけるノズル12の内
径を7mmに形成し、ノズル12とスリーブ6との距離
を150mmとし、マグネットロール10を30rp
m、ノズル12の往復速度を1往復/秒とし、17秒間
ブラスト処理した。なおブラスト粒子としては球形アラ
ンダム粒子(AX−50,#300相当)と、比較例と
してFGB(#600)とを使用し、圧縮空気圧を各々
3.0kg/cm2 および5.5kg/cm2 とした。
ットロールを現像装置に組み込み、スリーブ6の回転数
150rpmで連続現像を行なった。使用した現像剤は
フェライトキャリア(Cu−Zn系 平均粒径50μ
m)とトナー(平均粒径10μm)との混合粉体であ
り、トナー濃度3重量%、磁気ブラシの山の高さ0.5
mmとした。
す。表1における数値は10個の平均値を示し、搬送量
はスリーブ表面に吸着された現像剤を接着テープで抽出
して測定し、No.1における初期状態のものを100
とし、これに対する相対値で示してある。
3,4においては、従来のNo.1,2よりもスリーブ
の表面粗さが増大し、現像剤の搬送量が増大することが
わかる。また連続現像後の表面粗さおよび現像剤の搬送
量の変化も従来のものと同程度であり、信頼性の点にお
いても充分であると認められる。なお本発明のNo.
3,4におけるブラスト粒子は、従来のNo.1,2に
おけるFGBよりも割れにくく、すなわち微粉の発生量
が少ないため、消費量を少なくできることを確認した。
図であり、(a)は従来のもの、(b)は本発明の実施
例のものを示す。図3(a)に示すように従来のFGB
によるものは、比較的滑らかな凹凸状粗面に形成される
のに対して、図3(b)に示す本発明の実施例のものに
おいては、凹凸状粗面に加えて更に細かな粗さの粗面が
形成されている。これは両者の表面を顕微鏡によって観
察した結果からも確認されている。このようなスリーブ
表面の相違により、前記のように現像剤の搬送性および
粗面の耐久性が向上するものと推定される。
用であるから、スリーブの表面に均一な粗面を形成する
ことができ、現像剤の搬送性および粗面の耐久性を向上
させ得るという効果を奏し得る。
す一部省略縦断面図である。
ラスト処理装置の例を示す説明図である。
(a)は従来のもの、(b)は本発明の実施例のものを
示す。
Claims (1)
- 【請求項1】 外周面に軸方向に延びる複数個の磁極を
設けてなる永久磁石部材と、アルミニウム合金またはス
テンレス鋼からなる非磁性材料により中空円筒状に形成
したスリーブとを、これらの両端部に設けたフランジを
介して相対回転自在に構成してなるマグネットロールを
準備し、前記スリーブの表面を非磁性材料からなり密度
3〜4g/cm3 、モース硬度11〜14である球状粒子
によるブラスト処理により表面粗さ(RZ )を0. 5〜
8μmに形成することを特徴とするマグネットロールの
処理方法。
Priority Applications (2)
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JP4157137A JP2809934B2 (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | マグネットロールの処理方法 |
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Family Applications (1)
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Also Published As
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