JP2808869B2 - 電動送風機 - Google Patents
電動送風機Info
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- JP2808869B2 JP2808869B2 JP2240778A JP24077890A JP2808869B2 JP 2808869 B2 JP2808869 B2 JP 2808869B2 JP 2240778 A JP2240778 A JP 2240778A JP 24077890 A JP24077890 A JP 24077890A JP 2808869 B2 JP2808869 B2 JP 2808869B2
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- Japan
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- inducer
- impeller
- blade
- front shroud
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は真空掃除機等に使用する電動送風機に関す
る。
る。
従来の技術 以下に従来の電動送風機について説明する。
第4図に示すように、複数のインペラブレード14を傘
状の前シュラウド3と、平板状の後シュラウド4の間に
配列したインペラ5の吸込口2内に、インデューサブレ
ード15を持つインデューサ16を設けている。9はインペ
ラ5の外周に配置したエアーガイドであり、インペラ5
はケーシング10で覆われおり、整流子電動機11により高
速回転し、風量と真空圧を得るようになっている。12は
排気口で、13はケーシング10の吸込口である。
状の前シュラウド3と、平板状の後シュラウド4の間に
配列したインペラ5の吸込口2内に、インデューサブレ
ード15を持つインデューサ16を設けている。9はインペ
ラ5の外周に配置したエアーガイドであり、インペラ5
はケーシング10で覆われおり、整流子電動機11により高
速回転し、風量と真空圧を得るようになっている。12は
排気口で、13はケーシング10の吸込口である。
第5図に示すように、インペラブレード14の内周端14
aとインデューサブレード15の外周端15aが当接しあって
いる。
aとインデューサブレード15の外周端15aが当接しあって
いる。
以上のように構成された電動送風機について、以下そ
の動作について説明する。
の動作について説明する。
インデューサ16付インペラが、高速回転をすることに
より矢印イとロで示した気流がケーシング10の吸込口13
を経て前シュラウド3の吸込口2から高速で流れ込み、
エアーガイド9へと導かれ整流子電動機11の内部を流れ
排気口12より排出される。
より矢印イとロで示した気流がケーシング10の吸込口13
を経て前シュラウド3の吸込口2から高速で流れ込み、
エアーガイド9へと導かれ整流子電動機11の内部を流れ
排気口12より排出される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の従来の構成では、インデューサブ
レードの外周端がインペラブレードの内周端と当接しあ
っていて、インデューサブレードの外径寸法が前シュラ
ウドの内径寸法と同じであるので、インペラおよびイン
デューサ内を流れる高速の気流は、その当接部で乱流を
起こしやすくなり、送風効率が低下するという問題点を
有していた。
レードの外周端がインペラブレードの内周端と当接しあ
っていて、インデューサブレードの外径寸法が前シュラ
ウドの内径寸法と同じであるので、インペラおよびイン
デューサ内を流れる高速の気流は、その当接部で乱流を
起こしやすくなり、送風効率が低下するという問題点を
有していた。
本発明は上記の問題点を解決するもので、気流の乱れ
が少くて送風効率の良い電動送風機を提供することを目
的とする。
が少くて送風効率の良い電動送風機を提供することを目
的とする。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明は、複数のインペ
ラブレードを前シュラウドと後シュラウドとの間に配列
したインペラを備え、前記前シュラウドの吸込口の内径
より外径寸法の一部を大きくした複数のインデューサブ
レードを有するインデューサを前記インペラの吸込口側
に設け、外径寸法を大きくしたインデューサブレードの
一部を前記各シュラウド間に配置したものである。
ラブレードを前シュラウドと後シュラウドとの間に配列
したインペラを備え、前記前シュラウドの吸込口の内径
より外径寸法の一部を大きくした複数のインデューサブ
レードを有するインデューサを前記インペラの吸込口側
に設け、外径寸法を大きくしたインデューサブレードの
一部を前記各シュラウド間に配置したものである。
作用 この構成によって、インデューサブレードの外周端と
インペラブレードの内周端の当接部が前シュラウドと後
シュラウドの間に位置することとなりインデューサブレ
ードからインペラブレードへ高速の気流がスムーズに導
かれることとなる。また、前シュラウドの吸込口の内径
より外径寸法を大きくしたインデューサブレードの一部
を各シュラウド間に配置しているので、インデューサブ
レードの一部、特に遠心力等が大きく加わる外周部分に
おけるインデューサブレードの強度を向上させることが
でき、インペラの高速回転に耐え得るインデューサ構成
を得ることができる。また、インペラブレードとインデ
ューサブレードとが分離構成されているので、インデュ
ーサブレードとインペラブレードとの枚数を送風効率に
合わせて任意に設定することができ、送風効率を高めた
電動送風機を提供することができる。
インペラブレードの内周端の当接部が前シュラウドと後
シュラウドの間に位置することとなりインデューサブレ
ードからインペラブレードへ高速の気流がスムーズに導
かれることとなる。また、前シュラウドの吸込口の内径
より外径寸法を大きくしたインデューサブレードの一部
を各シュラウド間に配置しているので、インデューサブ
レードの一部、特に遠心力等が大きく加わる外周部分に
おけるインデューサブレードの強度を向上させることが
でき、インペラの高速回転に耐え得るインデューサ構成
を得ることができる。また、インペラブレードとインデ
ューサブレードとが分離構成されているので、インデュ
ーサブレードとインペラブレードとの枚数を送風効率に
合わせて任意に設定することができ、送風効率を高めた
電動送風機を提供することができる。
実 施 例 以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。
明する。
本発明の一実施例を示す第1図〜第3図では、従来例
と同一部品に同一番号を付して説明は省略する。
と同一部品に同一番号を付して説明は省略する。
第2図に示すようにインデューサブレード6の外周端
6aは、その一部の外径寸法D2を前シュラウド3の内周端
3aの内径寸法D1より大きく、かつ前シュラウド3と後シ
ュラウド4の間に挟まれて位置するように形成され、イ
ンペラブレード1の内周端1aと当接部8で当接してい
る。
6aは、その一部の外径寸法D2を前シュラウド3の内周端
3aの内径寸法D1より大きく、かつ前シュラウド3と後シ
ュラウド4の間に挟まれて位置するように形成され、イ
ンペラブレード1の内周端1aと当接部8で当接してい
る。
以上のように構成された本発明の一実施例の電動送風
機についても従来例の電動送風機と同様に気流が前シュ
ラウド3の吸込口から高速で流れ込み、排気口12より排
出される。
機についても従来例の電動送風機と同様に気流が前シュ
ラウド3の吸込口から高速で流れ込み、排気口12より排
出される。
インペラ5およびインデューサ7に流れる矢印ハとニ
で示した気流は、非常に高速であるので、当接部8で乱
流を発生しやすいが、その当接部8が前シュラウド3の
内周端3aより大きく、つまり、前シュラウド3と後シュ
ラウド4の間に位置するために、インデューサ7のイン
デューサブレード6からインペラブレード1へ気流がよ
りスムーズに導かれる。
で示した気流は、非常に高速であるので、当接部8で乱
流を発生しやすいが、その当接部8が前シュラウド3の
内周端3aより大きく、つまり、前シュラウド3と後シュ
ラウド4の間に位置するために、インデューサ7のイン
デューサブレード6からインペラブレード1へ気流がよ
りスムーズに導かれる。
以上のように本実施例によれば、前シュラウドの吸込
口の内径寸法により外径寸法の一部を大きくした複数の
インデューサブレードを有するインデューサをインペラ
の吸込口に設けることにより、前シュラウドの吸込口か
ら流れ込みエアーガイドへ導かれる気流の乱れが少なく
なり、送風効率を良くすることができる。
口の内径寸法により外径寸法の一部を大きくした複数の
インデューサブレードを有するインデューサをインペラ
の吸込口に設けることにより、前シュラウドの吸込口か
ら流れ込みエアーガイドへ導かれる気流の乱れが少なく
なり、送風効率を良くすることができる。
また、インデューサブレードの外周端の一部が前シュ
ラウドの中に入っているのでインデューサがインペラよ
り抜け出ることがなくなるので整流子電動機の軸等にナ
ット等で取り付けるまで、インデューサ付きインペラ単
品部品としてばらけることが無くなり、組立時の作業性
を向上させることができる。
ラウドの中に入っているのでインデューサがインペラよ
り抜け出ることがなくなるので整流子電動機の軸等にナ
ット等で取り付けるまで、インデューサ付きインペラ単
品部品としてばらけることが無くなり、組立時の作業性
を向上させることができる。
発明の効果 以上の実施例の説明からも明らかなように本発明は、
前シュラウドの吸込口の内径寸法より外径寸法の一部を
大きくした複数のインデューサブレードをインペラの吸
込口側に設けているので、前シュラウドの吸込口からイ
ンデューサブレード、インペラブレードに導かれる気流
の乱れを少なくして送風効率を高めることができる。ま
た、前シュラウドの吸込口の内径より外径寸法を大きく
したインデューサブレードの一部を前記各シュラウド間
に配置しているので、インデューサブレードの一部、特
に遠心力等が大きく加わる外周部分におけるインデュー
サブレードの強度を向上させることができ、インペラの
高速回転に耐え得るインデューサ構成を得ることができ
る。
前シュラウドの吸込口の内径寸法より外径寸法の一部を
大きくした複数のインデューサブレードをインペラの吸
込口側に設けているので、前シュラウドの吸込口からイ
ンデューサブレード、インペラブレードに導かれる気流
の乱れを少なくして送風効率を高めることができる。ま
た、前シュラウドの吸込口の内径より外径寸法を大きく
したインデューサブレードの一部を前記各シュラウド間
に配置しているので、インデューサブレードの一部、特
に遠心力等が大きく加わる外周部分におけるインデュー
サブレードの強度を向上させることができ、インペラの
高速回転に耐え得るインデューサ構成を得ることができ
る。
第1図は本発明の一実施例を示す電動送風機の半載断面
図、第2図は同インデューサ付きインペラの要部断面
図、第3図は同斜視図、第4図は従来の電動送風機の半
載断面図、第5図は同インデューサ付きインペラの要部
断面図である。 1……インペラブレード、1a……インペラブレードの内
周端、3……前シュラウド、3a……前シュラウドの内周
端、4……後シュラウド、5……インペラ、6……イン
デューサブレード、6a……インデューサブレードの外周
端、7……インデューサ、8……当接部。
図、第2図は同インデューサ付きインペラの要部断面
図、第3図は同斜視図、第4図は従来の電動送風機の半
載断面図、第5図は同インデューサ付きインペラの要部
断面図である。 1……インペラブレード、1a……インペラブレードの内
周端、3……前シュラウド、3a……前シュラウドの内周
端、4……後シュラウド、5……インペラ、6……イン
デューサブレード、6a……インデューサブレードの外周
端、7……インデューサ、8……当接部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山浦 泉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−35198(JP,A) 特開 昭60−47897(JP,A) 特開 平1−300097(JP,A) 特公 昭49−1481(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04D 29/18 - 29/38
Claims (1)
- 【請求項1】複数のインペラブレードを前シュラウドと
後シュラウドとの間に配列したインペラを備え、前記前
シュラウドの吸込口の内径より外径寸法の一部を大きく
した複数のインデューサブレードを有するインデューサ
を前記インペラの吸込口側に設け、外径寸法を大きくし
たインデューサブレードの一部を前記各シュラウド間に
配置した電動送風機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2240778A JP2808869B2 (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | 電動送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2240778A JP2808869B2 (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | 電動送風機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04121494A JPH04121494A (ja) | 1992-04-22 |
JP2808869B2 true JP2808869B2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=17064568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2240778A Expired - Fee Related JP2808869B2 (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | 電動送風機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2808869B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999058857A1 (en) * | 1998-05-13 | 1999-11-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electric blower and vacuum cleaner using it |
KR100484058B1 (ko) * | 2002-09-16 | 2005-04-20 | 맹재석 | 자흡식 펌프용 복수단 임펠러 및 그 조립 구조체와 이를 포함하는 자흡식 펌프 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5136718B2 (ja) * | 1972-04-22 | 1976-10-09 | ||
JPS6035198A (ja) * | 1983-08-04 | 1985-02-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電動送風機 |
JPS6047897A (ja) * | 1983-08-25 | 1985-03-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電動送風機のインペラ |
JPH01300097A (ja) * | 1988-05-27 | 1989-12-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電動送風機 |
-
1990
- 1990-09-10 JP JP2240778A patent/JP2808869B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04121494A (ja) | 1992-04-22 |
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Legal Events
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